JP2005165929A - 画像処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 容易に編集することができるようにする。
【解決手段】 編集処理部は、ユーザにより指令された開始点から終了点までのフレーム#11からフレーム#15までを、ディスプレイに表示させた後、開始点のフレーム#11を静止画で表示させ、ユーザからの開始点の処理枠203−11の指令を受け付ける。編集処理部は処理枠203−11に基づいて、トラッキング処理を行ない、フレーム#12乃至フレーム#15の処理枠203を算出し、表示する。トラッキングの誤差が大きい場合、ユーザの指令に基づいて、補正が必要なフレーム#14が選択され、フレーム#14の処理枠203−14’の指令が受け付けられる。編集処理部は、開始点の処理枠203−11および補正された処理枠203−14’に基づき、再度トラッキング処理を実行する。本発明は、画像を編集する画像処理装置に適用することができる。
【選択図】図27
【解決手段】 編集処理部は、ユーザにより指令された開始点から終了点までのフレーム#11からフレーム#15までを、ディスプレイに表示させた後、開始点のフレーム#11を静止画で表示させ、ユーザからの開始点の処理枠203−11の指令を受け付ける。編集処理部は処理枠203−11に基づいて、トラッキング処理を行ない、フレーム#12乃至フレーム#15の処理枠203を算出し、表示する。トラッキングの誤差が大きい場合、ユーザの指令に基づいて、補正が必要なフレーム#14が選択され、フレーム#14の処理枠203−14’の指令が受け付けられる。編集処理部は、開始点の処理枠203−11および補正された処理枠203−14’に基づき、再度トラッキング処理を実行する。本発明は、画像を編集する画像処理装置に適用することができる。
【選択図】図27
Description
本発明は、画像処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、動画像の編集を容易に行うことができるようにした画像処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来、静止画を編集する場合、ユーザは、図1に示されるように、静止画が表示されている画面1の中から処理の対象となる対象物2を内部に含む処理枠3を設定し、その処理枠3内で画像を編集する。
しかしながら、動画像を編集する場合、例えば、図2に示されるように、フレーム#1、フレーム#2、およびフレーム#3と、時間の進行に伴って、処理の対象となる対象物12の位置が、対象物12−1乃至対象物12−3と、順次移動する。その結果、例えば、フレーム#1で処理枠13を画面11に対して固定した場合、フレーム#2およびフレーム#3では、対象物12−2および対象物12−3が、処理枠13からがずれてしまう。
そこで、図3に示されるように、対象物12が、対象物12−1、対象物12−2、対象物12−3と順次変化する場合の動きベクトル21−1,21−2に基づいて、処理枠13を処理枠13−1乃至処理枠13−3と、1フレームごとに自動的に追尾させることが考えられる。
また、処理範囲や位置がフレームごとに変化する動画像を編集する場合には、処理範囲の変化に応じてフレームごとに処理範囲の大きさや位置を指定する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、処理枠13を対象物12に自動的に追尾させるにしても、その位置を正確に自動的に演算することは困難である。
その結果、図3の処理枠13内の画像をズームするように編集した場合、画面11に表示される対象物12が処理枠13に対して正確に位置決めされているわけではないので、図4に示されるように、対象物12がフレームごとに微妙に異なる位置に表示され、視聴者には、対象物12がガタツクように見えてしまう。
また、特許文献1の方法は、処理に手間がかかり、迅速な編集が困難である課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、動画像の編集を迅速かつ容易に行うことができるようにするものである。
本発明の画像処理装置は、ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像を取得するフレーム画像取得手段と、ユーザからの指令に基づいて、フレーム画像取得手段により取得された複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像における編集の対象となる編集範囲の初期値を受け付ける受付手段と、受付手段により受け付けられた初期値に基づいて、複数の連続するフレーム画像上の編集範囲を、トラッキング処理を行うことで算出する算出手段と、算出手段により算出された複数の連続するフレーム画像上の編集範囲を表示する表示手段とを備え、受付手段は、表示手段により表示された編集範囲の補正値を受け付け、算出手段は、受付手段により受け付けられた初期値と補正値に基づいて、複数の連続するフレーム画像の範囲を、トラッキング処理を行うことで再度算出することを特徴とする。
受付手段は、編集範囲の初期値を、先頭のフレーム画像上で受け付けるようにすることができる。
受付手段は、トラッキング処理の対象をさらに受け付け、算出手段は、受付手段により受け付けられたトラッキング処理の対象をトラッキング処理することで算出を行うようにすることができる。
算出手段は、編集範囲の中心の対象をトラッキング処理することで算出を行うようにすることができる。
受付手段は、編集範囲のアスペクト比を固定として、編集範囲の大きさの変更を受け付けるようにすることができる。
本発明の画像処理方法は、ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像を取得するフレーム画像取得ステップと、ユーザからの指令に基づいて、フレーム画像取得ステップの処理により取得された複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像における編集の対象となる編集範囲の初期値を受け付ける第1の受付ステップと、第1の受付ステップの処理により受け付けられた初期値に基づいて、複数の連続するフレーム画像上の編集範囲を、トラッキング処理を行うことで算出する第1の算出ステップと、前第1の記算出ステップの処理により算出された複数の連続するフレーム画像の編集範囲を表示するよう制御する表示制御ステップと、表示ステップの処理により表示が制御された編集範囲の補正値を受け付ける第2の受け付けステップと、第1の受付ステップの処理により受け付けられた編集範囲と、第2の受け付けステップの処理により受け付けられた補正値とに基づいて、複数の連続するフレーム画像の範囲を、トラッキング処理を行うことで再度算出する第2の算出ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像を取得するフレーム画像取得ステップと、ユーザからの指令に基づいて、フレーム画像取得ステップの処理により取得された複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像における編集の対象となる編集範囲の初期値を受け付ける第1の受付ステップと、第1の受付ステップの処理により受け付けられた初期値に基づいて、複数の連続するフレーム画像上の編集範囲を、トラッキング処理を行うことで算出する第1の算出ステップと、前第1の記算出ステップの処理により算出された複数の連続するフレーム画像の編集範囲を表示するよう制御する表示制御ステップと、表示ステップの処理により表示が制御された編集範囲の補正値を受け付ける第2の受け付けステップと、第1の受付ステップの処理により受け付けられた編集範囲と、第2の受け付けステップの処理により受け付けられた補正値とに基づいて、複数の連続するフレーム画像の範囲を、トラッキング処理を行うことで再度算出する第2の算出ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明においては、ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像が取得され、複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像における編集の対象となる編集範囲の初期値が受け付けられ、初期値に基づいて、複数の連続するフレーム画像上の編集範囲が、トラッキング処理を行うことで算出され、算出された複数の連続するフレーム画像の編集範囲が表示されるとともに、編集範囲の補正値が受け付けられ、編集範囲と、補正値とに基づいて、複数の連続するフレーム画像の範囲が再度算出される。
本発明によれば、画像を編集することができる。特に、本発明によれば、動画像の編集を迅速かつ容易に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が、本明細書に記載されていることを確認するためのものである。したがって、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
更に、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものでもない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の画像処理装置(例えば、図5の画像処理装置53)は、ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像(例えば、図24のフレーム#11乃至フレーム#15)を取得するフレーム画像取得手段(例えば、図16のステップS96の処理を実行する図6の画像信号入力部81)と、ユーザからの指令に基づいて、フレーム画像取得手段により取得された複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像(例えば、フレーム#11)における編集の対象となる編集範囲(例えば、図21の処理枠203)の初期値(例えば、初期処理枠位置Ep(0)および枠の大きさEs(0))を受け付ける受付手段(例えば、図16のステップS100の処理を実行する図6の編集処理制御部93)と、受付手段により受け付けられた初期値に基づいて、複数の連続するフレーム画像上の編集範囲(例えば、処理枠203−12乃至処理枠203−15)を、トラッキング処理を行うことで算出する算出手段(例えば、図17のステップS104の処理を実行する図6のトラッキング処理部92)と、算出手段により算出された複数の連続するフレーム画像上の編集範囲を表示する(例えば、図24のような複数のフレームの表示を行う)表示手段(例えば、図5のディスプレイ54)とを備え、受付手段は、表示手段により表示された編集範囲の補正値(例えば、初期処理枠位置Ep(i)および枠の大きさEs(i))を受け付け(例えば、図17のステップS108の処理の後の図16の(例えば、2回目の)ステップS100)、算出手段は、受付手段により受け付けられた初期値と補正値に基づいて、複数の連続するフレーム画像の範囲(例えば、図27の処理枠203’)を、トラッキング処理を行うことで再度算出する(例えば、図17の2回目のステップS104)ことを特徴とする。
受付手段は、トラッキング処理の対象(例えば、図23の追尾対象枠211)をさらに受け付け、算出手段は、受付手段により受け付けられたトラッキング処理の対象をトラッキング処理することで算出を行うようにすることができる。
算出手段は、編集範囲の中心の対象(例えば、処理枠中心点204)をトラッキング処理することで算出を行うようにすることができる。
請求項6に記載の画像処理方法は、ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像(例えば、図24のフレーム#11乃至フレーム#15)を取得するフレーム画像取得ステップ(例えば、図16のステップS96)と、ユーザからの指令に基づいて、フレーム画像取得ステップの処理により取得された複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像(例えば、フレーム#11)における編集の対象となる編集範囲(例えば、図21の処理枠203)の初期値(例えば、初期処理枠位置Ep(0)および枠の大きさEs(0))を受け付ける第1の受付ステップ(例えば、図16のステップS100)と、第1の受付ステップの処理により受け付けられた初期値に基づいて、複数の連続するフレーム画像上の編集範囲(例えば、処理枠203−12乃至処理枠203−15)を、トラッキング処理を行うことで算出する第1の算出ステップ(例えば、図17のステップS104)と、前第1の記算出ステップの処理により算出された複数の連続するフレーム画像の編集範囲を表示するよう制御する表示制御ステップ(例えば、図17のステップS105)と、表示ステップの処理により表示が制御された編集範囲の補正値(例えば、初期処理枠位置Ep(i)および枠の大きさEs(i))を受け付ける第2の受け付けステップ(例えば、図17のステップS108の処理の後の図16の(例えば、2回目の)ステップS100)と、第1の受付ステップの処理により受け付けられた編集範囲と、第2の受け付けステップの処理により受け付けられた補正値とに基づいて、複数の連続するフレーム画像の範囲を、トラッキング処理を行うことで再度算出する第2の算出ステップ(例えば、図17の2回目のステップS104)とを含むことを特徴とする。
請求項7に記載のプログラムは、ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像(例えば、図24のフレーム#11乃至フレーム#15)を取得するフレーム画像取得ステップ(例えば、図16のステップS96)と、ユーザからの指令に基づいて、フレーム画像取得ステップの処理により取得された複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像(例えば、フレーム#11)における編集の対象となる編集範囲(例えば、図21の処理枠203)の初期値(例えば、初期処理枠位置Ep(0)および枠の大きさEs(0))を受け付ける第1の受付ステップ(例えば、図16のステップS100)と、第1の受付ステップの処理により受け付けられた初期値に基づいて、複数の連続するフレーム画像上の編集範囲(例えば、処理枠203−12乃至処理枠203−15)を、トラッキング処理を行うことで算出する第1の算出ステップ(例えば、図17のステップS104)と、前第1の記算出ステップの処理により算出された複数の連続するフレーム画像の編集範囲を表示するよう制御する表示制御ステップ(例えば、図17のステップS105)と、表示ステップの処理により表示が制御された編集範囲の補正値(例えば、初期処理枠位置Ep(i)および枠の大きさEs(i))を受け付ける第2の受け付けステップ(例えば、図17のステップS108の処理の後の図16の(例えば、2回目の)ステップS100)と、第1の受付ステップの処理により受け付けられた編集範囲と、第2の受け付けステップの処理により受け付けられた補正値とに基づいて、複数の連続するフレーム画像の範囲を、トラッキング処理を行うことで再度算出する第2の算出ステップ(例えば、図17の2回目のステップS104)とを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図5は、本発明を適用した画像処理システム50の構成例を示す図である。
この画像処理システム50は、動画再生装置51、記録メディア52、画像処理装置53、ディスプレイ54、およびリモートコントローラ55で構成される。画像処理装置53は、動画像データを編集する装置であり、編集部61、記憶部62、および制御部63により構成される。
動画再生装置51は、例えば、VTR(Video Tape Recorder)やDVD(Digital Versatile Disc)レコーダ等により構成される。動画再生装置51は、記録メディア52に記録されている動画像データを再生する。記録メディア52は、複数のコンテンツに対する動画像データの他に、後述する編集のパラメータ等を書き込むことが可能である。画像処理装置53の編集部61は、動画像データをディスプレイ54に出力し、表示させる。制御部63は、ユーザからの直接の指令の入力を受け付けるか、または、リモートコントローラ55からのユーザの指令の入力を受け付け、ユーザからの指令に対する制御信号を編集部61に出力する。編集部61は、制御部63からの制御信号に基づいて動画像を編集する。記憶部62には、動画像を編集する場合における各種の情報が記憶される。
図6は、図5の編集部61の機能的構成例を示すブロック図である。
編集部61には、画像信号入力部81、制御信号出力部82、編集処理部83、画像信号出力部84、および記憶制御部85が設けられている。
画像信号入力部81は、動画再生装置51からの画像信号の入力を受け付け、編集処理部83に出力する。制御信号出力部82は、編集処理部83からの信号に基づいて、動画再生装置51に制御信号を出力する。編集処理部83には、ズーム処理部91、トラッキング処理部92、および編集処理制御部93が設けられており、編集処理部83内部では、それぞれ各部が相互にデータの授受が可能である。ズーム処理部91は、画像をズーム(拡大または縮小)し、トラッキング処理部92は、動画像のトラッキング処理を実行する。編集処理制御部93は、編集処理を実行するための各種の処理を実行するとともに、制御信号出力部82、記憶制御部85、および画像信号出力部84等の各部を制御する。
編集処理部83は、制御部63からの制御信号に基づき各種の編集処理を実行する。記憶制御部85は、編集処理部83から供給される情報を、記憶部62に記憶させるよう制御したり、記憶部62に記憶されている情報を記憶部62から読み出す制御を行う。画像信号出力部84は、編集処理部83から供給される画像信号を、ディスプレイ54に出力する。
次に、図5のリモートコントローラ55の外観の詳細を、図7乃至図10を参照して説明する。図7はリモートコントローラ55の斜視図であり、図8はリモートコントローラ55の底面図であり、図9はリモートコントローラ55の正面図であり、図10は、リモートコントローラ55の右側面図である。
リモートコントローラ55の筐体110の正面上方(y軸の正方向)には、ボタン121およびボタン122が設けられており、その下方には、ボタン123が設けられている。また、筐体110の上面には、発光部124が設けられている。
ボタン121は、編集モード、その他のモードの開始と終了を指令するためのものであり、ボタン122は、メニュー画面の表示を指令するためのものである。ユーザは、ボタン121を押圧することで、編集モードの開始および終了を指令し、ボタン122を押圧することで、メニュー画面の表示を指令する。ボタン123は、上下方向(u方向)、および決定を指令するためのものである。ユーザは、ボタン123を上(y軸の正方向)に回動(傾斜)させることで、処理範囲の枠を大きくしたり、メニューが表示されている場合には、カーソルを上方向に移動させたりし、ボタン123を下(y軸の負方向)に回動させることで、処理範囲の枠を小さくしたり、メニューが表示されている場合には、カーソルを下方向に移動させたりする。また、ユーザは、ボタン123を筐体110に対して垂直な方向に押圧することで、各種の選択を決定する。また、ユーザは、リモートコントローラ55の筐体110の全体を、水平面内(机上)でx、y軸方向に移動させることで、画面上のカーソル(ポインタ)の位置を移動するよう指令する。
発光部124は、ユーザからの操作の入力(具体的には、ボタン121乃至ボタン123に入力される操作、またはリモートコントローラ55の移動)に基づいて、赤外線信号を発光する。この赤外線信号は制御部63に内蔵される受光部(図示せず)により受光され、制御部63は赤外線信号に対応する制御信号を編集部61に出力する。
図11は、リモートコントローラ55の機能的構成例を示すブロック図である。図中、図7乃至図10に対応する部分については同一の符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので省略する。
リモートコントローラ55には、ボタン121乃至123、および発光部124の他、リモートコントロール信号処理部131、および移動量検出部132が設けられている。
リモートコントロール信号処理部131は、ユーザによりボタン121乃至ボタン123が操作されたとき、その操作に基づくリモートコントロール信号(制御信号)を生成する。移動量検出部132は、ユーザによりリモートコントローラ55がxy面内で移動された場合、リモートコントローラ55の移動量を検出し、検出した移動量をリモートコントロール信号処理部131に供給する。リモートコントロール信号処理部131は、この移動量に基づくリモートコントロール信号を生成する。発光部124は、リモートコントロール信号処理部131により生成されたリモートコントロール信号を赤外線信号として出力する。
このように、ユーザは、リモートコントローラ55に対して各種の指令を入力し、リモートコントローラ55は、ユーザの指令に基づく赤外線信号を、画像処理装置53に対して出力する。
次に、図12および図13のフローチャートを参照して、図11のリモートコントローラ55における赤外線信号発光処理を説明する。
ステップS1において、リモートコントローラ55のリモートコントロール信号処理部131は、ボタン121が押下されたか否かを判定する。ボタン121が押下された場合、リモートコントロール信号処理部131には、ボタン121が押下されたことを示す信号が入力されるので、リモートコントロール信号処理部131は、この入力に基づいて判定を行う。
ステップS1において、ボタン121が押下されたと判定された場合、ステップS2において、リモートコントロール信号処理部131は、編集モードの開始または編集モードの終了を切り換えるリモートコントロール信号を生成する。
ステップS1において、ボタン121が押下されていないと判定された場合、ステップS3において、リモートコントロール信号処理部131は、ボタン122が押下されたか否かを判定する。ボタン121と同様に、ボタン122が押下された場合、リモートコントロール信号処理部131には、ボタン122が押下されたことを示す信号が入力されるので、リモートコントロール信号処理部131は、この入力に基づいて判定を行う。
ステップS3において、ボタン122が押下されたと判定された場合、ステップS4において、リモートコントロール信号処理部131は、メニューの表示を示すリモートコントロール信号を生成する。
ステップS3において、ボタン122が押下されていないと判定された場合、ステップS5において、リモートコントロール信号処理部131は、ボタン123が押下されたか否かを判定する。この処理は上述したステップS1およびステップS3と同様である。
ステップS5において、ボタン123が押下されたと判定された場合、ステップS6において、リモートコントロール信号処理部131は、決定を示すリモートコントロール信号を生成する。
ステップS5において、ボタン123が押下されていないと判定された場合、ステップS7において、リモートコントロール信号処理部131は、ボタン123が上下に動かされた(回動された)か否かを判定し、上下に動かされたと判定された場合、ステップS8において、動かされた(回動された)方向を示すリモートコントロール信号を生成する。具体的には、ボタン123が上(または下)に回動された場合、リモートコントロール信号処理部131には、上(または下)に回動されたことを示す信号が供給される。リモートコントロール信号処理部131は、これに基づいて、上(または下)に回動されたことを示すリモートコントロール信号を生成する。
ステップS7において、ボタン123が上下に動かされていないと判定された場合、ステップS9において、リモートコントロール信号処理部131は、リモートコントローラ55が移動されたか否かを判定する。リモートコントローラ55自体がxy面内で移動された場合、移動量検出部132は、ステップS10において、リモートコントローラ55の移動量を検出し、移動量を示す信号を、リモートコントロール信号処理部131に出力する。リモートコントロール信号処理部131は、この移動量検出部132からの信号に基づいてこれを判定する。
ステップS11において、リモートコントロール信号処理部131は、移動量検出部132から供給された移動量を示す信号に基づいて、移動量を示すリモートコントロール信号を生成する。
ステップS2、ステップS4、ステップS6、ステップS8、またはステップS11の処理の後、処理はステップS12に進み、発光部124は、リモートコントロール信号処理部131により生成されたリモートコントロール信号を、赤外線信号に変換する。このリモートコントロール信号は、ステップS12の前のステップでリモートコントロール信号処理部131によって生成された信号であり、どのボタンが操作された(またはリモートコントローラ55が移動された)かによって異なる。具体的には、例えば、直前の処理がステップS2の処理である場合、ステップS12で、発光部124は、編集モード開始または終了を切り換えるリモートコントロール信号を赤外線信号に変換する。また、例えば、直前の処理がステップS4の処理である場合、発光部124は、メニューの表示を示すリモートコントロール信号を赤外線信号に変換する。このように、発光部124は供給された各種のリモートコントロール信号を赤外線信号に変換する。
ステップS13において、発光部124は、赤外線信号を発光する。この赤外線信号は、本実施の形態の場合、画像処理装置53の制御部63に内蔵される受光部(図示せず)により受光され、制御部63は、赤外線信号に対応する制御信号を編集部61に出力する。編集部61は、この制御信号に基づく各種の処理を実行する。
ステップS9において、リモートコントローラ55が移動されていないと判定された場合、またはステップS13の処理の後、処理はステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、再び、ユーザからの指令に基づいて、リモートコントロール信号が生成され、赤外線信号が出力される。
図12および図13の処理により、ユーザからのリモートコントローラ55への操作に基づいて、それに対応する赤外線信号が出力される。これにより、ユーザは、画像処理装置53に対して指令をすることができる。ユーザは、制御部63を直接操作して、同様の指令を入力することもできる。
次に、図14のフローチャートを参照して、図5の動画再生装置51における、動画再生処理を説明する。なお、この処理は、動画再生装置51の電源がオンされたとき開始される。
ステップS41において、動画再生装置51は、動画像データを再生する指令が画像処理装置53から供給されたか否かを判定し、供給されるまで待機する。すなわち、図12と図13で上述したように、ユーザが、ボタン122を操作して、メニューの表示を指令すると、リモートコントロール信号処理部131は、対応するリモートコントロール信号を発光部124から出力させる(図12のステップS3、ステップS12、およびステップS13)。制御部63は、このリモートコントロール信号に対応する制御信号を編集部61に出力する。編集部61の編集処理制御部93は、制御信号出力部82を介して動画再生装置51を制御し、記録メディア52に記録されているコンテンツの情報を出力させる。画像信号入力部81は、動画再生装置51からの情報を編集処理制御部93に出力する。編集処理制御部93は、入力された情報に基づいて、メニューを生成し、画像信号出力部84を介してディスプレイ54に出力し、表示させる。
ユーザは、ボタン123を操作することで、所望のコンテンツを選択し、その再生を指令する。再生が指令されると、上述した経路で、その制御信号が動画再生装置51に入力される。
ステップS41において、動画像データを再生する指令が供給されたと判定された場合、ステップS42において、動画再生装置51は、指定された動画像データを記録メディア52から再生する。そして、動画再生装置51は、再生した動画像データを画像処理装置53の編集部61に出力する。
ステップS42の処理に対し、編集部61は、例えば、再生された動画像データ(再生データ)に基づく画像をディスプレイ54に表示させたり、動画像データに対して編集を施した後(図15乃至図18を参照して後述する)、その動画像データに基づく画像をディスプレイ54に表示させる。
ステップS43において、動画再生装置51は、早送りを指令する制御信号が供給されたか否かを判定する(図12のステップS7、図13のステップS12およびステップS13に対応する処理)。すなわち、ユーザが、ボタン123のy軸の正方向への回動を行って、早送りを指令すると(図12のステップS7においてYESと判定された場合)、上述した経路により、動画再生装置51に早送りを指令する制御信号が供給されるので、動画再生装置51は、この制御信号が供給されたか否かを判定する。
ステップS43において、早送りを指令する制御信号が供給されたと判定された場合、ステップS44において、動画再生装置51は、動画像データを記録メディア52から早送り再生する。
ステップS43において、早送り(早送り再生)を指令する制御信号が供給されていないと判定された場合、またはステップS44の処理の後、ステップS45において、動画再生装置51は、巻き戻し(巻き戻し再生)を指令する制御信号が供給されたか否かを判定する(図12のステップS7に対応する処理)。ステップS43の処理と同様に、ユーザによりリモートコントローラ55に巻き戻しを指令する操作(ボタン123の下方向への回動)が行なわれた場合、編集部61は、制御部63からの制御信号に基づいて、巻き戻し再生を指令する制御信号を動画再生装置51に対して送信してくるので、動画再生装置51は、これに基づき判定する。
ステップS45において、巻き戻しを指令する制御信号が供給されたと判定された場合、ステップS46において、動画再生装置51は、動画像データを記録メディア52から巻き戻し再生する。
ステップS45において、巻き戻しを指令する制御信号が供給されていないと判定された場合、またはステップS46の処理の後、ステップS47において、動画再生装置51は、再生を終了する制御信号が供給されたか否かを判定する。上述した処理と同様に、再生を終了する制御信号についても、リモートコントローラ55から上述した経路で動画再生装置51に供給されるので、動画再生装置51は、これに基づき判定する。
ステップS47において、再生を終了する制御信号が供給されていないと判定された場合、処理はステップS42に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、再生、早送り再生、巻き戻し再生等の処理が繰り返し行なわれる。
ステップS47において、再生を終了する制御信号が供給されたと判定された場合、ステップS48において、動画再生装置51は、再生を終了し、その後、処理を終了する。
図14の処理により、動画再生装置51は、画像処理装置53からの制御信号に基づいて、記録メディア52に記録されている動画像データを再生したり、早送り再生をしたり、巻き戻し再生を行う。
なお、実際には動画再生装置51において、リモートコントローラ55のボタン123の回動度合いにより、高速早送り、高速巻き戻し、1コマ送り再生、および1コマ戻し再生等の処理を実行することが可能であるが、その説明は省略する。
次に、図15乃至図18のフローチャートを参照して、図6の編集部61における編集処理を説明する。この処理は、ユーザからのリモートコントローラ55への操作に基づいて、制御部63から編集モードの開始を指令する制御信号が供給されたとき開始される。
ステップS81において、編集処理部83の編集処理制御部93は、編集モードの開始の指令を受け付ける。すなわちユーザが、ボタン121を操作して編集モードの開始を指令すると、リモートコントロール信号処理部131は、対応するリモートコントロール信号を発光部124から出力させる(図12のステップS2、ステップS12、およびステップS13)。制御部63は、このリモートコントロール信号に対応する制御信号を編集部61に出力してくるので、編集部61の編集処理制御部93は、これを受け付ける。ボタン121は、編集モードの開始または終了を切り換えるためのボタンであるが、ここでは、編集モードがまだ開始されていないので、編集部61の編集処理制御部93は、編集モードの開始を指令する制御信号としてこれを受け付ける。なお、図15乃至図18の処理において、ユーザによりリモートコントローラ55に入力される操作に対する、リモートコントローラ55による赤外線信号発光処理の詳細は、図12および図13を用いて上述したので省略する。
ステップS82において、編集処理部83の編集処理制御部93は、ステップS81で受け付けた制御信号に基づいて、編集するか否かの選択画面を示す画像データを生成し、画像信号出力部84に出力する。なお、この例では、編集処理制御部93が編集するか否かの選択画面を示す画像データを生成するようにしたが、あらかじめ記憶部62に編集するか否かの選択画面を示す画像データを記憶させておき、ステップS82の処理で記憶部62から読み出すようにしてもよい。画像信号出力部84は、編集処理制御部93からの画像データをディスプレイ54に出力し、表示させる。
ステップS83において、編集処理部83の編集処理制御部93は、ユーザにより編集が選択されたか否かを判定する。具体的には、ユーザは、ステップS82の処理によるディスプレイ54の表示(すなわち編集するか否かの選択画面)に基づいて、編集をするか否かをリモートコントローラ55を操作することで決定する。制御部63は、リモートコントローラ55からの赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号に基づく制御信号を編集処理部83に供給する。編集処理制御部93は、この制御信号に基づいて判定を行う。ステップS84において、編集が選択されていないと判定された場合、処理はステップS81に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS83において、編集が選択されたと判定された場合、ステップS84において、編集処理部83の編集処理制御部93は、動画像データの再生を動画再生装置51に指令する。すなわち、編集処理制御部93は、制御信号出力部82を介して動画再生装置51に動画像データの再生を指令する制御信号を出力する。これに対して、動画再生装置51は、上述した図14の処理により、動画像データを記録メディア52から再生し、編集部61の画像信号入力部81に出力してくる。なお、図15乃至図18の処理において、動画再生装置51における動画再生処理の詳細は、図14を用いて上述したので省略する。
そこで、ステップS85において、画像信号入力部81は、動画再生装置51により再生された動画像データを取得し、ステップS86において、取得した動画像データを、画像信号出力部84に出力する。画像信号出力部84は、この動画像データをディスプレイ54に出力し、表示させる。
いま、編集の内容が例えばズーム処理であるとすると、ステップS87において、編集処理制御部93は、ズーム処理の開始点(後述するパラメータとしては、編集開始フレームFs)を受け付ける。このときディスプレイ54には、所定のフレームレートで動画像データに基づくフレーム画像(なお、以下においては、フレーム画像をフレームと称する)が表示されている。ユーザは、ディスプレイ54に表示された動画像を見て、ズーム処理の開始点を指定する操作を行う。例えばユーザは、ズーム開始のフレーム画像が表示されたタイミングでボタン123を押下する。編集処理制御部93は、ボタン123が押下されたタイミングを受け付ける。なおこのとき、「ズーム処理を実行する開始点のフレームを、決定して下さい」というようなメッセージを、ディスプレイ54に表示させるようにしてもよい。
ステップS88において、編集処理部83の編集処理制御部93は、制御部63からの、開始点を指定する制御信号に基づいて(なお、実際には、制御部63から「決定」を示す制御信号が送信されてくるが、編集処理制御部93は、開始点を指定する制御信号として受け付ける)、制御信号を取得した時刻に再生していたフレーム画像の画像データを、画像信号出力部84に出力する。開始点に対応するフレームがフレーム#11である場合、画像信号出力部84は、フレーム#11に対応する画像データをディスプレイ54に出力し、静止画として表示させる。ディスプレイ54には、例えば、フレーム#11の画像として、図19に示されるような画像201が表示される。編集処理制御部93は、このフレーム#11の番号を、ズーム開始フレームとして記憶する。
図19には、星の図形202が表示されている。ユーザは、ディスプレイ54に表示された画像201を見て、編集を開始する開始点のフレームが正しく表示されている場合、すなわち、図19の画像201がズームを開始したいフレームの画像である場合(この例の場合、フレーム#11が、開始点である場合)には、リモートコントローラ55のボタン123を押下し、ズームを開始したいフレームが正しく表示されなかった場合には、リモートコントローラ55のボタン123を下方向や上方向に回動させることで、フレーム変更を指令する。具体的には、ボタン123を下方向に回動させて、巻き戻し(またはコマ戻し)再生を指令するか、ボタン123を上方向に回動させて、早送り(またはコマ送り)再生を指令する。リモートコントローラ55の発光部124は、ユーザからの操作に基づいて、赤外線信号を出力し、制御部63は、赤外線信号に基づく制御信号を編集部61に出力する。
ステップS89において、編集処理部83の編集処理制御部93は、制御部63からの制御信号に基づいて、フレームの変更が指示されたか否かを判定する。この制御信号は、上述したように、決定を指令する制御信号(リモートコントローラ55のボタン123の押下に対する制御信号)か、フレームの変更(コマ戻し再生またはコマ送り再生)を指令する制御信号(リモートコントローラ55のボタン123を上または下方向への回動に対する制御信号)であるので、編集処理部83の編集処理制御部93は、この制御信号に基づいて判定を行う。フレームの変更(コマ戻し再生またはコマ送り再生)が指示されたと判定された場合、処理はステップS90に進み、編集処理部83の編集処理制御部93はフレーム変更処理を実行する。すなわち、表示フレームがフレーム#11の前または後の他のフレームに1コマ(1フレーム)ずつ変更される。その後、処理はステップS87に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、再度、ズーム処理の開始点が受け付けられる。
ステップS89において、フレームの変更が指示されていない、すなわち、ステップS87で受け付けられた開始点の決定が指示されたと判定された場合、開始点以降の動画像データが再生され、ステップS91に進み、編集処理制御部93は、ズーム処理の終了点(編集終了フレームFe)を受け付ける。このときディスプレイ54には、所定のフレームレートで動画像データに基づくフレーム画像(開始点より後の時刻のフレーム画像)が表示されている。上述したステップS87の処理と同様に、ユーザは、ディスプレイ54に表示された動画像を見て、リモートコントローラ55に対して、ズーム処理の終了点(例えば、フレーム#15)を指定する操作を行う。制御部63は、リモートコントローラ55からの赤外線信号に基づく制御信号を編集処理制御部93に供給する。
ステップS92において、編集処理部83の編集処理制御部93は、制御部63からの、開始点を指定する制御信号に基づいて、終了点のフレーム#15の画像データを、画像信号出力部84に出力し、ディスプレイ54に静止画として表示させる。また、編集処理制御部93は、そのフレーム番号を終了点として記憶する。編集処理部83の編集処理制御部93は、ステップS93において、フレームの変更が指示されたか否かを判定し、フレームの変更が指示されたと判定された場合、ステップS94においてフレーム変更処理を実行し、処理はステップS91に戻る。
このように、ステップS87乃至ステップS90における開始点受付処理と同様の処理がステップS91乃至ステップS94で行なわれ、終了点が受け付けられる。
ステップS93において、フレームの変更が指示されなかった、すなわち、ステップS91で受け付けられた終了点の決定が指示されたと判定された場合、処理はステップS95に進み、編集処理部83は、制御部63を介して、ユーザからの開始点と終了点の指定終了の指令を受け付ける。ユーザは、リモートコントローラ55のボタン123を押下することで、開始点と終了点の指定終了の指令を行う。
ステップS96において、編集処理部83の編集処理制御部93は、開始点から終了点までの区間の動画像データを要求する制御信号を、制御信号出力部82を介して動画再生装置51に送信し、動画再生装置51から送信されてくる動画像データを、画像信号入力部81を介して取得する。この動画像データは、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像(例えば、フレーム#11乃至フレーム#15)のデータである。
ステップS97において、編集処理部83の編集処理制御部93は、ステップS96の処理で取得した開始点から終了点までの区間の動画像データを、記憶制御部85を介して記憶部62に記憶させる。勿論、ステップS85で取得された動画像データが記憶部62に既に記憶されているのであれば、ステップS96およびステップS97の処理は省略される。
ステップS98において、編集処理制御部93は、記憶部62に記憶させた開始点から終了点までの区間の動画像データを、記憶制御部85を介して再生する。再生された動画像データは、画像信号出力部84を介してディスプレイ54に表示される。この再生は、開始点から終了点までの区間の動画像を、ユーザに確認させるためのものであり、繰り返し再生されるようにしてもよい。再生回数は、ユーザの指令により適宜調整される。なお、このステップはスキップされてもよい(すなわち、開始点から終了点までの区間の動画像の再生は行なわれなくてもよい)。
ステップS99において、編集処理制御部93は、開始点のフレーム#11に、編集範囲を規定する処理枠と、その中心を表わす画像を重畳して静止画として画像信号出力部84を介してディスプレイ54に出力する。これにより、ディスプレイ54には、開始点のフレーム画像として、例えば、図20Aに示されるような画像201が表示される。図20Aの画像201は、上述した図19の開始点のフレーム画像に、処理枠203と処理枠の中心である処理枠中心点204が付加されたものである。処理枠中心点204の初期位置は、画面の中央とされ、処理枠203の初期の大きさは、最大に設定されている。
ステップS100において、編集処理部83の編集処理制御部93は、処理枠203の位置と大きさ(1回目のステップS100の処理では、初期処理枠位置はEp(0)、枠の大きさはEs(0)とされ、2回目以降のステップS100の処理では、処理枠位置はEp(i)、枠の大きさはEs(i)とされる(ただし、iはフレームを補正する回数に対応する))の指令を受け付ける。ディスプレイ54には、図20Aに示される画像201が表示されているので、ユーザは、リモートコントローラ55のボタン123を下方向に回動させることで、処理枠203の大きさを小さくするように指令し、上方向に回動させることで、処理枠203の大きさを大きくするように指令する。そして、ユーザは、リモートコントローラ55を移動することで、処理枠203の位置(処理枠中心点204の位置)を移動するよう指令する。例えば、ユーザにより、リモートコントローラ55のボタン123が下方向に回動された場合、図20Bに示されるように、処理枠中心点204を中心として処理枠203が縮小される(処理枠中心点204の位置をそのままとして処理枠203が縮小される)。そして、ユーザにより、リモートコントローラ55が相対的に左下に移動され、ボタン123が押下された場合、図21に示されるように、処理枠203が図20Bに示される状態から図中左下に移動され、決定される。ステップS100の処理により、フレーム画像上の処理枠203の位置と処理枠203の大きさ、すなわち、編集範囲(初期処理枠位置Ep(0)、および枠の大きさEs(0))がユーザによって指定されることになる。
処理枠203は、図20Aおよび図20Bに示されるように、アスペクト比を固定とし、大きさだけが変化する。例えば、アスペクト比が3:4(縦:横)である場合、その処理枠203の大きさは、3センチ:4センチ、6センチ:8センチ、・・・というように、アスペクト比が固定で大きさが変化する。これにより、ユーザは、直感的な操作を行うことができる。通常のマウスの場合、アスペクト比も変化してしまうため、ユーザは位置と大きさを別々に入力する必要があるが、このリモートコントローラ55では、アスペクト比が固定であるので、位置と大きさを別々に入力する必要がなくなり、迅速かつ、容易な入力が可能となる。
ステップS101において、編集処理部83の編集処理制御部93は、ステップS100の処理でユーザにより指定された処理枠203の中心を演算し、図21に示されるように、画像201に、処理枠203の中心である処理枠中心点204を付加したものを、画像信号出力部84を介してディスプレイ54に出力し、表示させる。このとき、編集処理部83の編集処理制御部93は、処理枠中心点204と追尾対象物の中心が等しいか否かを選択させるアイコン等を画像201の端に表示させる。
ユーザは、ディスプレイ54に表示された画像に基づいて、処理枠中心点204と、追尾対象物の中心が等しいか否かを判断する。例えばユーザが画像201の中の星の図形202を追尾対象として指定するものとする。このときユーザは、星の図形202の中心と、処理枠中心点204が一致するか否かを判断する。ユーザは、図21に示されるような画像201(処理枠中心点204と星の図形202の中心が等しい画像)が表示された場合には、中心が等しいと判断し、ディスプレイ54に表示されている「等しい」と記載されたアイコン(図示せず)を選択してボタン123を押下する。一方、ユーザは、図22に示されるように、処理枠中心点204(処理枠203の中心点)と星の図形202の中心が異なる画像201が表示された場合には、中心が等しくないと判断し、ディスプレイ54に表示されている「等しくない」と記載されたアイコン(図示せず)を選択してボタン123を押下する。なお、編集処理制御部93は、これらのアイコン(「等しい」および「等しくない」というアイコン)を表示させず、単に、リモートコントローラ55のボタン123が選択された場合、等しいと判定し、ボタン123が上下に回動されたり、ボタン122が押下された場合に、等しくないと判定するようにしてもよい。
これに対して、編集処理制御部93は、ステップS102において、ユーザからの指令に基づいて、処理枠中心点204と追尾対象物の中心点が等しいか否かを判定し、等しくないと判定された場合、すなわち、図22に示されるような画像201がディスプレイ54に表示された場合、処理はステップS103に進む。
ステップS103において、編集処理部83の編集処理制御部93は、図23に示されるような追尾対象枠211の大きさと位置(例えば、追尾枠の位置Tp(0)および追尾枠の大きさTs(0))の指令を受け付ける。この処理は、上述したステップS100の処理と同様である。すなわち、ユーザは、初期位置に、初期の大きさで表示された追尾対象枠211の位置と大きさを、処理枠203の場合と同様に設定する。追尾対象枠211の中心には追尾枠中心点212が表示されており、トラッキング処理部92は、この追尾中心点212上に位置する画像を追尾対象物として設定する。図23の例では、星の図形202が追尾対象物とされる。すなわち、追尾対象枠211(追尾対象範囲)がユーザによって指定されることになる。
なお、ステップS102において、処理枠中心点204と追尾対象物の中心点(追尾枠中心点212)が等しいと判定された場合、ステップS103の処理はスキップされる。この場合、処理枠203の中心点の画像が追尾対象物として設定される。
ステップS103の処理が行われるか、またはスキップされた後、ステップS104において、編集処理部83のトラッキング処理部92は、開始点のフレームから終了点のフレームまで(例えば、フレーム#11乃至フレーム#15まで)、追尾対象物(いまの場合、星の図形202)のトラッキング処理を実行することで、開始点の次のフレーム(フレーム#12)から終了点のフレーム(フレーム#15)までの各フレームにおける処理枠203の位置を算出する。そして、ステップS105において、トラッキング処理部92は、ステップS104のトラッキング処理の結果得られた結果としての開始点から終了点までの処理枠203の位置を表示する。
これにより、例えば、図24に示されるように、フレーム#11、フレーム#12、フレーム#13、フレーム#14、およびフレーム#15の順に処理枠203がディスプレイ54に表示される。
図24においては、開始フレームがフレーム#11とされ、フレーム#11の処理枠203−11の位置と大きさは、ステップS100の処理により、ユーザにより指定されている。
トラッキング処理部92は、例えば、ブロックマッチング法などにより、各フレームにおける追尾対象物の中心(追尾枠中心212)の位置を算出し、その位置の中心として設定された大きさの処理枠203を配置、表示させる。すなわち、トラッキング処理部92は、編集範囲の中心の対象をトラッキング処理することで、開始点のフレーム#11以降のフレーム#12乃至フレーム#15の編集範囲、すなわち、処理枠203−12乃至処理枠203−15を算出する。トラッキング処理は、新たなフレームが入力される毎に行うようにしてもよいし、開始点のフレーム#11から終了点のフレーム#15までのデータが得られてから、まとめて行うようにしてもよい。
なお、図24において、星の図形202、処理枠203、処理枠中心点204の後に付されている番号は、フレームの#の後に付される番号に対応しており、以下において、星の図形202−11乃至星の図形202−15、処理枠203−11乃至処理枠203−15、並びに、処理枠中心点204−11乃至処理枠中心点204−15をそれぞれ個々に区別する必要がない場合、それぞれ星の図形202、処理枠203、および処理枠中心点204と称する。
図24の例では、フレーム#11からフレーム#13までは、追尾の誤差は比較的小さいが、フレーム#14,フレーム#15においては、処理枠203−14,203−15の中心は、追尾対象物としての星の図形202−14,202−15の中心と大きくずれている。ユーザは、この誤差を目視し、必要に応じて補正を指示する。
このため編集処理部83の編集処理制御部93は、図24に示される各フレームの画像201の例えば右端に「補正が必要ありますか?」というメッセージとともに、「必要ある」および「必要ない」というアイコン(図示せず)を表示させる。
ユーザは、ディスプレイ54に表示された各フレームの処理枠203の位置を見て、補正が必要ない場合、すなわち、開始点のフレーム#11から終了点のフレーム#15までの各フレームにおける処理枠203と追尾対象物としての星の図形202との誤差が許容範囲内と判断する場合、「必要ない」というアイコンをリモートコントローラ55のボタン123で選択する。一方、ユーザは、補正が必要である場合、すなわち、開始点のフレーム#11から終了点のフレーム#15までの各フレームにおける処理枠203と追尾対象物としての星の図形202との誤差が許容範囲を超えていると判断した場合、「必要ある」というアイコンをリモートコントローラ55のボタン123で選択する。
トラッキング処理部92は、オクルージョンや、追尾枠203の内部が変形する等の外乱が生じた場合、図24のフレーム#14,フレーム#15に示されるように、追尾を失敗することがある。そのため、ユーザは、各フレームにおける処理枠203と追尾対象物としての星の図形202との誤差が許容範囲を超えていると判断した場合、「必要ある」というアイコンを選択するとともに、リモートコントローラ63のボタン123を上方向や下方向に回動させることで、上述したステップS90の処理と同様にフレーム変更を指令する。このフレーム変更は、補正するフレームを選択するためのものである。
そこで、ステップS106において、編集処理制御部93は、ユーザにより補正が指示されたか否かを判定し、補正が指示されたと判定された場合(例えば、補正が「必要ある」というアイコンが選択された場合)、ステップS107において、ユーザからのリモートコントローラ55を介するフレーム変更の指令に基づいて、フレームを変更し、これを補正するフレームの選択として受け付ける。このとき選択された補正するフレームのパラメータは、Fn(i)とされる。ただし、nはフレーム番号を表わし、iは補正する回数を表わす。ユーザにより、フレーム#14が補正するフレームとして選択された場合、編集フレームF14(1)とされる。
ステップS108において、編集処理部83の編集処理制御部93は、ユーザにより選択された補正するフレーム(いまの例の場合、F14(1))に、編集範囲を規定する処理枠203−14と、その中心を表わす画像を重畳して静止画として画像信号出力部84に出力し、ディスプレイ54に表示させる。このとき、1回目のトラッキング処理で算出されたフレーム#14の処理枠203−14が表示される。その後、処理はステップS100に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
すなわち、ユーザにより選択された補正するフレーム(いまの例の場合、フレーム#14)の処理枠203’(この場合のパラメータは、処理枠位置Ep(i)、および枠の大きさEs(i)(ただし、iは、上述した編集フレームFnの括弧の値と同じである))が再度設定される(ステップS100の処理)。そして、トラッキング処理部92によりトラッキング処理が再度行なわれる(ステップS104の処理)。すなわち、補正するフレーム画像(例えば、フレーム#14)の処理枠が、新たな処理枠203’(例えば、処理枠203−14’)として受け付けられ、この補正されたフレームの処理枠203’(例えば、処理枠203−14’)と、1回目のステップS100で設定された先頭のフレームの処理枠203(例えば、処理枠203−11)に基づいて、トラッキング処理が行なわれる。
ここで、補正されたフレームの処理枠に基づいて、再度行われるトラッキング処理の原理について説明する。いま図25に示されるように、フレーム#m−1、フレーム#m、およびフレーム#m+1において、それぞれ処理枠203−m−1、処理枠203−m、および処理枠203−m+1が、トラッキングしているものとする(ステップS104およびステップS105の処理)。また、フレーム#m−1は、開始点のフレーム、すなわち、1回目のステップS100の処理で処理枠203−m−1が設定されたものとする。ユーザにより、フレーム#mが補正するフレームとして選択され(ステップS107の処理)、図26のフレーム#mに示されるように、処理枠が、処理枠203−mから処理枠203−m’へと補正された場合(例えば、2回目のステップS100の処理)、2回目のステップS104で再度トラッキング処理が行われる。2回目のトラッキング処理では、1回目のステップS100の処理で指定された処理枠203−m−1と、2回目のステップS100の処理で指定された処理枠203−m’に基づいてトラッキング処理が行われる。その結果、フレーム#m+1の処理枠も、図25の処理枠203−m+1から図26の処理枠203−m+1’へと補正される。すなわち、補正したフレーム#mの処理枠だけでなく、他のフレーム#m+1の処理枠も補正したフレームの処理枠の補正に伴って補正される。図25および図26の例の場合、補正したフレームの後ろの処理枠だけが変更されたが、補正したフレームの前の処理枠も適宜変更される。例えば、図25において、フレーム#m+1を補正すれば、それより前のフレーム#mが補正される。フレーム#m+1より後のフレームがあれば、それも補正される。
このようなトラッキング処理により、図24のフレーム#11乃至フレーム#15は、図27に示されるように補正される。
具体的には、ステップS107において、フレーム#14が補正するフレームとして選択された場合、2回目のステップS100の処理では、ユーザの指令に基づいて、図24のフレーム#14の処理枠203−14が、図27のフレーム#14の処理枠203−14’に示されるように補正(設定)される。そして、2回目のステップS104のトラッキング処理では、フレーム#11の処理枠203−11と、フレーム#14の処理枠203−14’とに基づいて、トラッキング処理が行なわれ、処理枠203’の位置が算出される。ここでは、トラッキング処理部92は、補正されたフレーム#14の前後、例えば、フレーム#13およびフレーム#15についても追尾を行う。これにより、図27に示されるように、フレーム#14の処理枠203−14’の位置が図24に対して変更されるだけでなく、フレーム#13の処理枠203−13’、およびフレーム#15の処理枠203−15’まで変更されることになる。
すなわち、ステップS106でユーザにより補正が必要であると判定された場合に実行されるステップS100乃至ステップS105の処理は、1回目に実行されるトラッキング処理とは異なるものであり、単なる処理の繰り返しではない。2回目のトラッキング処理では、補正されたフレーム#14の処理枠203−14’に基づいて、そのフレームの前後の処理枠203が補正されるので、追尾結果を向上させることができる。なお、図27において、処理枠203−11’および処理枠203−12’は、それぞれ図24の処理枠203−11および処理枠203−12と一致している。そして、以下においては、補正された処理枠203−11’乃至処理枠203−15’を処理枠203’と称する。
このように、ユーザが、開始点のフレームから終了点のフレームまでの各フレームにおける処理枠203と追尾対象物との誤差が許容範囲を超えていると判断した場合、補正するフレームを指定してその処理枠203(編集範囲)を処理枠203’に補正することで、ユーザは、補正が必要なフレームを簡単に修正することができる。また、ユーザにより補正されたフレームの処理枠203’と、開始点のフレームの処理枠203に基づいて、再度トラッキング処理が行なわれるので、処理枠203の修正を、迅速、かつ容易に行うことができる。さらに、補正が必要なフレームのうち、1つのフレームの処理枠を補正するだけで、その前後のフレームの処理枠もトラッキング処理により自動的に補正されるので、迅速かつ確実な補正が可能となる。
ステップS106において、補正が指示されなかった、すなわち、開始点のフレームから終了点のフレームまでの各フレームにおける処理枠203と追尾対象物との誤差が許容範囲を超えていないと判定された場合、ステップS109において、編集処理部83のズーム処理部91は、開始点と終了点間のズーム処理を実行する。具体的には、ズーム処理部91は、図27のフレーム#11乃至フレーム#15のそれぞれの処理枠203−11’乃至処理枠203−15’の中の画像だけを、例えば、ディスプレイ54の表示枠の大きさに対応する大きさに拡大する。
ステップS110において、編集処理部83の編集処理制御部93は、ズーム処理部91によりズーム処理の結果得られた動画像データ、すなわち、開始点のフレームから終了点のフレーム間のズーム処理された動画像データを連続再生し、画像信号出力部84に出力する。画像信号出力部84は、これをディスプレイ54に表示させる。この処理により、ディスプレイ54には、図28に示されるように、図27の処理枠203−11’乃至処理枠203−15’の内部を拡大した画像251が順次表示される。図28において、フレーム#11A乃至フレーム15Aは、それぞれ、図27のフレーム#11乃至フレーム#15に対応している。補正の結果、トラッキング位置がより正確になっているので、このように、フレーム#11A乃至フレーム#15Aの星の位置や大きさの関係をなめらかに連続させることができる。
なお、ステップS109とステップS110の処理は、新たなフレームが入力される毎に行うようにしてもよいし、開始点のフレーム#11から終了点のフレーム#15までのデータが得られてから、まとめて行うようにしてもよい。以上の、上述したステップS84乃至ステップS110の処理により、編集処理が行なわれる。編集処理部83の編集処理制御部93は、ズーム処理の結果の動画像データとともに、画像201の右端に「編集を終了しますか?」というメッセージ(図示せず)をディスプレイ54に表示させる。
ステップS111において、編集処理部83の編集処理制御部93は、ユーザにより編集の終了が指令されたか否かを判定する。ユーザは、ステップS110の処理によるディスプレイ54の表示を見て、処理を終了してよいと判断した場合(編集結果に満足している場合)にはボタン121を選択することで、編集モードの終了を指令し、処理を続けると判断した場合(編集結果に満足していない場合)、ボタン122およびボタン123を操作することで、動画像データの再生を指令する。編集処理部83の編集処理制御部93は、ユーザによりどのような操作がなされたか否かを、制御部63を介して取得し、判定する。なお、実際には、ユーザにより編集モードを終了することが選択された場合、編集処理部83の編集処理制御部93に、編集モード開始または終了を指令する制御信号が供給されるが、編集処理制御部93は、既に現在編集モードを実行しているので、編集モード終了の指令であると判断する。
ステップS111において、編集の終了が指令されたと判定された場合、すなわち、ユーザによりリモートコントローラ55のボタン121が押下されたと判定された場合、ステップS112において、編集処理部83の編集処理制御部93は、編集モードを終了する。
ステップS113において、編集処理部83の編集処理制御部93は、結果を記憶するか否かを、ユーザの指令に基づいて判定する。具体的には、編集処理部83の編集処理制御部93は、結果を記憶するか否かを問い合わせるメッセージとともに、「記憶する」および「記憶しない」というアイコン(図示せず)を、ディスプレイ54に表示させる。ユーザは、ディスプレイ54に表示されたメッセージに基づいて、「記憶する」または「記憶しない」というアイコンをボタン123を操作することで選択する。編集処理部83の編集処理制御部93は、制御部63を介してリモートコントローラ55からの指令を受信し、この指令に基づいて判定を行う。
ステップS113において、結果を記憶すると判定された場合、ステップS114において、編集処理部83の編集処理制御部93は、処理のパラメータを、記憶制御部85を介して記憶部62に記憶させる。
この記憶させるパラメータには、上述した「編集開始フレームFs」、「編集終了フレームFe」、処理枠203に対応する「初期処理枠位置Ep(0)」、および「枠の大きさEs(0)」が少なくとも含まれる。処理枠203の中心(例えば、図23の処理枠中心点204)と追尾中心(例えば、図23の星の図形202の追尾枠中心点212)が異なる場合、すなわち、ステップS102においてNOと判定された場合には、パラメータに「追尾枠の位置Tp(0)」および「追尾枠の大きさTs(0)」がさらに含まれる。また、処理枠203を補正した場合、すなわち、ステップS106でYESと判定された場合には、補正された処理枠203’に対応する「編集フレームFn(i)」、「処理枠位置Ep(i)」、および「枠の大きさEs(i)」が含まれ、この場合においても、処理枠203の中心と追尾中心が異なる場合には、「追尾枠の位置Tp(i)」および「追尾枠の大きさTs(i)」がさらに含まれる。なお、iは、i=1乃至Nの数とされ、Nは、処理枠203を補正追加指定した数、すなわち、ステップS106でYESと判定された回数となる。
上述したパラメータをまとめると、以下のようになる。パラメータは、Fs、Fe、Fn(i)、Ep(i)、およびEs(i)であり、適宜Tp(i)および、Ts(i)が含まれる。なお、i=0乃至Nである。すなわち、処理枠203(編集範囲)の再現を可能とするパラメータが記憶部62に記憶される。
ステップS113において、結果を記憶しないと判定された場合、またはステップS114の処理の後、処理は終了される。
図15乃至図18の処理をまとめると、以下のようになる。
編集部61は、編集開始点のフレーム画像の処理枠(編集範囲)203をユーザの指令に基づき設定し、トラッキング処理を行ない、トラッキング処理の結果の連続するフレーム画像上の処理枠203を順次表示する。ユーザは、このトラッキングの処理結果に対して、補正が必要であると判断した場合、補正するフレーム画像を選択し、ディスプレイ54に表示させる。編集部61は、このフレーム画像の処理枠203(補正値)を、ユーザの指令に基づき設定し(補正し)、トラッキング処理を行う。そして、処理結果がディスプレイ54に表示される。2回目のトラッキング処理では、開始点のフレームの処理枠203に加え、補正された処理枠203’(本実施の形態の場合、フレーム#14の処理枠203−14’)を利用して再度トラッキング処理が行なわれるので、複数の連続するフレームの処理枠203の指定を容易に行うことができる。また、1フレームごとに処理枠203を指定しなくても、トラッキング処理により処理枠203が生成され、生成された処理枠203の補正が必要である場合には、補正が必要なフレームのみ処理枠203’を指定することができ、補正された処理枠203’に基づいて、さらに処理枠203が生成されるので、容易、かつ迅速に処理枠を設定することができる。
なお、図15乃至図18の例では、ステップS114においてパラメータを記憶させるようにしたが、編集が施された画像データそのもの(この場合、ズーム処理が実行された画像データ)を生成し、記憶させるようにしてもよい。
次に、図29のフローチャートを参照して、編集部61における再生処理を説明する。なお、この処理は、ユーザによりリモートコントローラ55のボタン122が押下されたとき、すなわち、ユーザによりメニューの表示が指令されたとき開始される。
ステップS151において、編集処理部83の編集処理制御部93は、制御部63を介して、ユーザからのメニュー画面の表示の指令を(リモートコントローラ55を介して)受信し、動画再生装置51を制御して、メニュー画面に基づく画像データを生成し、画像信号出力部86を介してディスプレイ54に出力する。具体的には、編集処理制御部93は、メニュー画面の表示の指令を受信し、制御信号出力部82を介して動画再生装置51を制御し、記録メディア52に記録されているコンテンツの情報を出力させる。画像信号入力部81は、動画再生装置51からの情報を編集処理制御部93に出力する。編集処理制御部93は、入力された情報に基づいて、メニュー画面に基づく画像データを生成し、画像信号出力部84を介してディスプレイ54に出力し、表示させる。ユーザは、ディスプレイ54に表示されたメニュー画面に基づいて、編集データの再生を、リモートコントローラ55のボタン123を上下方向に回動させ、ボタン123を押下することで選択する。
これに対して、編集処理部83の編集処理制御部93は、ステップS152において、編集データ再生の指令を、制御部63を介して受け付ける。
ステップS153において、記憶制御部85は、編集処理部83の編集処理制御部93からの制御に基づいて、記憶部62に編集データのパラメータが記憶されているか否かを検索し、パラメータが記憶されていると判定された場合、ステップS154において、編集処理部83の編集処理制御部93は、図30に示されるように、編集データがあることを示すアイコン261を、画像信号出力部86を介してディスプレイ54に表示させる。これに対して、ユーザは、リモートコントローラ55のボタン123を押下することで、編集データの表示を指令する。ステップS153のパラメータの検索で、複数のパラメータ(複数の編集データ)が記憶されていた場合、編集処理部83の編集処理制御部93は、ステップS154の処理では、これを選択させるために、複数のアイコンをディスプレイ54に表示させ、ユーザに選択を促す。ユーザは、ボタン123を上下に回動させるとともに、ボタン123を押下することでアイコンを選択する。
ステップS155において、編集処理部83の編集処理制御部93は、ユーザの指令に基づいて、編集データの表示が指令されたか否かを判定し、編集データの表示が指令されなかったと判定された場合、処理は終了される。ステップS155において、編集データの表示が指令されたと判定された場合、処理は、ステップS156に進み、記憶制御部85は、編集処理部83の編集処理制御部93からの制御に基づいて、記憶部62からパラメータを読み出す。記憶制御部85は、記憶部62に複数のパラメータ(編集データ)が記憶されていた場合には、対応するパラメータを選択して読み出す。
ステップS157において、編集処理部83のズーム処理部91は、記憶制御部85により読み出されたパラメータに基づいて、ズーム処理(編集処理)を実行する。この処理は上述した図17のステップS109の処理と同様であるので、その説明は省略する。読み出されたパラメータには、上述したように、Fs、Fe、Fn(i),Ep(i)、およびEs(i)が少なくとも含まれ、適宜Tp(i)および、Ts(i)が含まれる(なお、i=0乃至N)。
ステップS158において、編集処理部83の編集処理制御部93は、ズーム処理部91によりズーム処理がなされた動画像データを連続再生し、画像信号出力部84を介してディスプレイ54に出力する。ディスプレイ54は、ズーム処理がなされた動画像を表示する。この処理は、上述した図18のステップS110の処理と同様である。ステップS158の処理の後、処理は終了される。
ステップS153において、パラメータが記憶されていないと判定された場合、ステップS159において、編集処理部83の編集処理制御部93は、通常表示処理を行ない、ステップS160において、動画像データを、画像信号出力部84を介して出力し、ディスプレイ54に表示させる。具体的には、対応する動画像データを再生するような制御信号を、制御信号出力部82を介して動画再生装置51に出力し、画像信号入力部81を介して動画再生装置51から入力された、再生された動画像データを、画像信号出力部84を介してディスプレイ54に出力する。ステップS160の処理の後、処理は終了される。
図29の処理により、編集され、記憶された動画像データのパラメータに基づいて、動画像データが再生される。
以上の処理により、動画像を編集する場合、ユーザによる処理の開始点と終了点の指定に基づいて、その区間(複数の連続するフレーム)の編集範囲(処理枠203)をトラッキングすることで算出し、算出された開始点から終了点までのフレーム画像上の編集範囲(処理枠203)を表示し、ユーザによる必要に応じた操作(補正の指令)に基づいて、処理枠203を補正し、その処理枠203’(編集範囲の補正値)を利用して再度トラッキングして更新するように編集するようにしたので、ユーザは簡単な操作で、編集を容易、かつ迅速に行うことができる。
また、フレームごとに処理枠203の指定を必要としないため、フレームごとに処理範囲が変化するような動画像の編集においても、簡単に編集を行うことができる。さらに、補正が必要なフレームのみの処理枠203を補正して処理枠203’とすることができる。また、処理枠203(編集範囲の初期値)と、補正された補正処理枠203’(編集範囲の補正値)に基づいて、トラッキング処理が行なわれ、処理枠203が更新されるので、ユーザによる処理枠203の指定を最小限に抑えることができる。
さらに、トラッキング処理の結果をリアルタイムでディスプレイ54に表示させるようにしたので、ユーザは、直感的で分りやすい編集を行うことができる。
また、リモートコントローラ55のように、ユーザインターフェースを簡単な構成としたので、ユーザは、簡便な操作で変更や確認を行うことができる。
さらに、フレームごとに処理範囲が変化するような動画像の編集においても、処理をする範囲の指定を容易、かつ迅速に行うことができる。また、編集処理と処理結果の表示を容易に行うことができる。
なお、以上の例では、編集処理をズーム処理として説明したが、編集処理はこれに限らず、モザイク、ノイズ除去、ぼけ除去などの様々な処理としてもよい。
また、以上の例では、パラメータを記憶部62に記憶させるようにしたが、記録メディア52、動画再生装置51内、または画像処理装置53の内部に記録させるようにしてもよい。この場合、記録メディア52に記録されているコンテンツ(画像データ)に対応付けて記録させることができる。
さらに、リモートコントローラ55の操作ボタン等においても、これに限定されない。また、リモートコントローラ55は、赤外線を利用しないようにしてもよく、マウス等の入力装置としてもよい。
なお、以上の例では、処理枠203を指定する場合に、処理枠203のアスペクト比を固定にするようにしたが、アスペクト比を変更できるようにしてもよい。この場合、例えば、リモートコントローラ55のボタン123を左右に動かせるようにすることで、枠の大きさを狭くしたり、広くすればよい(例えば、左の場合水平方向に狭く、右の場合水平方向に広くする)。
また、図5の例では、動画再生装置51、記録メディア52、および画像処理装置53を別としたが、一体としてもよい。勿論、これに加えてディスプレイ54を含む画像処理システム50を一体としてもよい。
さらに、図15乃至図18の処理では、開始点のフレーム#11の処理枠203−11を初期処理枠位置Ep(0)、および枠の大きさEs(0)として受け付けたが、任意のフレーム画像の処理枠位置と枠の大きさを、初期値処理枠位置および枠の大きさとしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。この場合、上述した処理は、図31に示されるようなパーソナルコンピュータ300により実行される。
図31において、CPU(Central Processing Unit)301は、ROM(Read Only Memory)302に記憶されているプログラム、または、記憶部308からRAM(Random Access Memory)303にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM303にはまた、CPU301が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU301、ROM302、およびRAM303は、内部バス304を介して相互に接続されている。この内部バス304にはまた、入出力インターフェース305も接続されている。
入出力インターフェース305には、キーボード、マウスなどよりなる入力部306、CRT,LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部307、ハードディスクなどより構成される記憶部308、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部309、並びに、ICカードリーダライタ401が接続されている。通信部309は、電話回線やCATVを含む各種のネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インターフェース305にはまた、必要に応じてドライブ310が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどによりなるリムーバブルメディア321が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部308にインストールされる。
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図31に示されるように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されているリムーバブルメディア321よりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM302や記憶部308が含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、コンピュータプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである。
50 画像処理システム, 51 動画再生装置, 52 記録メディア, 53 画像処理装置, 54 ディスプレイ, 55 リモートコントローラ, 61 編集部, 62 記憶部, 63 制御部, 81 画像信号入力部, 82 制御信号出力部, 83 編集処理部, 84 画像信号出力部, 85 記憶制御部, 91 ズーム処理部, 92 トラッキング処理部, 93 編集処理制御部, 121乃至123 ボタン, 124 発光部, 131 リモートコントロール信号処理部, 132 移動量検出部, 202 星の図形, 203 処理枠, 204 処理枠中心点, 211 追尾対象枠, 212 追尾枠中心点
Claims (7)
- 動画像を編集する画像処理装置において、
ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像を取得するフレーム画像取得手段と、
前記ユーザからの指令に基づいて、前記フレーム画像取得手段により取得された前記複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像における編集の対象となる編集範囲の初期値を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた前記初期値に基づいて、前記複数の連続するフレーム画像上の前記編集範囲を、トラッキング処理を行うことで算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された前記複数の連続するフレーム画像上の前記編集範囲を表示する表示手段とを備え、
前記受付手段は、前記表示手段により表示された前記編集範囲の補正値を受け付け、
前記算出手段は、前記受付手段により受け付けられた前記初期値と前記補正値に基づいて、前記複数の連続するフレーム画像の範囲を、トラッキング処理を行うことで再度算出する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記受付手段は、前記編集範囲の初期値を、先頭のフレーム画像上で受け付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記受付手段は、前記トラッキング処理の対象をさらに受け付け、
前記算出手段は、前記受付手段により受け付けられたトラッキング処理の対象をトラッキング処理することで算出を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記算出手段は、前記編集範囲の中心の対象をトラッキング処理することで算出を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記受付手段は、前記編集範囲のアスペクト比を固定として、前記編集範囲の大きさの変更を受け付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 動画像を編集する画像処理装置の画像処理方法において、
ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像を取得するフレーム画像取得ステップと、
前記ユーザからの指令に基づいて、前記フレーム画像取得ステップの処理により取得された前記複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像における編集の対象となる編集範囲の初期値を受け付ける第1の受付ステップと、
前記第1の受付ステップの処理により受け付けられた前記初期値に基づいて、前記複数の連続するフレーム画像上の前記編集範囲を、トラッキング処理を行うことで算出する第1の算出ステップと、
前第1の記算出ステップの処理により算出された前記複数の連続するフレーム画像の前記編集範囲を表示するよう制御する表示制御ステップと、
前記表示ステップの処理により表示が制御された前記編集範囲の補正値を受け付ける第2の受け付けステップと、
前記第1の受付ステップの処理により受け付けられた前記編集範囲と、前記第2の受け付けステップの処理により受け付けられた前記補正値とに基づいて、前記複数の連続するフレーム画像の範囲を、トラッキング処理を行うことで再度算出する第2の算出ステップと
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 動画像を編集するプログラムであって、
ユーザからの指令に基づいて、編集の対象となる複数の連続するフレーム画像を取得するフレーム画像取得ステップと、
前記ユーザからの指令に基づいて、前記フレーム画像取得ステップの処理により取得された前記複数の連続するフレーム画像のうちの任意の順番のフレーム画像における編集の対象となる編集範囲の初期値を受け付ける第1の受付ステップと、
前記第1の受付ステップの処理により受け付けられた前記初期値に基づいて、前記複数の連続するフレーム画像上の前記編集範囲を、トラッキング処理を行うことで算出する第1の算出ステップと、
前第1の記算出ステップの処理により算出された前記複数の連続するフレーム画像の前記編集範囲を表示するよう制御する表示制御ステップと、
前記表示ステップの処理により表示が制御された前記編集範囲の補正値を受け付ける第2の受け付けステップと、
前記第1の受付ステップの処理により受け付けられた前記編集範囲と、前記第2の受け付けステップの処理により受け付けられた前記補正値とに基づいて、前記複数の連続するフレーム画像の範囲を、トラッキング処理を行うことで再度算出する第2の算出ステップと
を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009177430A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 情報生成装置、情報生成方法及び情報生成プログラム |
JP2009177431A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 動画像再生システム、サーバ装置、端末装置及び動画像生成方法等 |
JP2012191605A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-10-04 | Nikon Corp | 画像処理装置 |
CN113424515A (zh) * | 2019-02-21 | 2021-09-21 | 索尼集团公司 | 信息处理设备、信息处理方法和程序 |
-
2003
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