JP2005165450A - 作図処理装置および作図処理方法 - Google Patents

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伸一 仁科
Shinsuke Furusawa
伸介 古澤
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Abstract

【課題】 定型的な作図処理を手動で繰り返すのは無駄が多く煩雑である。
【解決手段】 ユーザが所定の領域に複数の文字列項目を箇条書きすると、それらの文字列項目に対応した図形オブジェクトとして、第1図形オブジェクト52、第2図形オブジェクト54、第3図形オブジェクト56、第4図形オブジェクト58が図面領域50に表示される。これら各図形オブジェクトの配置は、文字列項目の数とユーザが選択したパターンに基づいて決定され、その配置にて自動的に表示が処理される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、作図処理装置および作図処理方法に関する。この発明は特に、図面作成処理の操作性を高める技術に関する。
PC(パーソナルコンピュータ)を用いて作図を行うためのプログラムとしては、CAD(Computer Aided Design)プログラムやイラストレーションプログラムといったプロユースのソフトウェア、プレゼンテーション用書類の作成プログラムといったビジネス用ソフトウェア、ドローソフトのような家庭向けまたはビジネス向けのソフトウェア等が各社から提供されている。これらはPCの普及とともに一般的に身近な存在となって久しく、特殊な効果を施すような複雑な処理を実行する以外は、その操作方法には共通する部分が多い。例えば、描きたい図形を選び、線の種類や太さを選び、線の色や塗りつぶしの有無を設定し、図形の描画位置の座標を2点以上指定し、描画された図形を変形させ、編集を確定する、といった多工程にわたる一連の操作である。
特開平5−180911号公報
ここで、作図の目的によっては、同じような図形を同じような順序で同じような形式で描くような定型的な作業を日々繰り返す場面もある。そうした場合に、それらの操作手順を所定の文法や規則にしたがってマクロ等の形で定義付けをし、その定義を登録しておくことにより、次回以降に同様の定型操作を自動化する方法もある。しかしながら、比較的簡易な文法や規則に基づいて定義づけできるとは言っても、わざわざ定義付けをしなければならない事実自体がユーザに煩雑な印象を与えてしまうことは否めない。
本発明者は以上の認識に基づき本発明をなしたもので、その目的は、図面作成処理の操作に関してユーザの利便性を高める点にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の作図処理装置は、ユーザに文字列の入力をさせるための入力領域を画面に表示させ、その入力領域に箇条書きで入力された複数の文字列項目を認識する文字設定部と、認識された複数の文字列項目の文字内容とそれらの順序を記憶する項目記憶部と、編集対象となる図面を描画するための図面領域を画面に表示させ、その図面領域において複数の文字列項目の内容であるいずれかの文字列をそれぞれ内包した複数の図形オブジェクトを、記憶された順序に基づく配置で表示する表示処理部と、を備える。
「箇条書き」は、複数の文字列項目がそれぞれ独立した項目であることが明確となる限りその表示形態は問わない。「記憶された順序に基づく配置」は、あらかじめいくつかの配置パターンが設定され、それらのうちいずれかを選択する形で配置を決定してもよい。決定すべき配置としては、例えば図形オブジェクトの形、大きさ、表示位置の座標、表示順序等があり、これらの各パラメータは、入力された文字列の文字数や項目数等に応じて定まる可変の値であってもよいし、図形オブジェクトの大きさや座標は表示領域の大きさや座標空間に対する相対的な値であってもよい。
この態様によると、図形とともに表示すべき文字列の項目を単に箇条書きで入力するだけで、それらの文字列が内包される図形オブジェクトが画面上の適当な箇所に自動的に配置される。したがって、ユーザは図形オブジェクトの形や大きさ、表示位置の座標等の各パラメータを別途入力しなくとも、適切な配置で図形オブジェクトを生成および表示することができるので、文字列の入力に集中でき利便性が高い。
本発明の別の態様は、作図処理方法である。この方法は、ユーザに文字列の入力をさせるための入力領域を画面に表示させるステップと、表示された入力領域への文字の入力を検出するステップと、検出された文字を入力領域へ表示させるステップと、入力領域へ箇条書きで入力された複数の文字列項目を認識するステップと、認識された複数の文字列項目の文字内容とそれらの順序を所定の記憶領域へ格納するステップと、編集対象となる図面を描画するための図面領域を画面に表示させるステップと、表示された図面領域において複数の文字列項目の内容であるいずれかの文字列をそれぞれ内包した複数の図形オブジェクトを、格納された順序に基づく配置で描画するステップと、を備える。
この態様においても、文字列の項目を単に箇条書きで入力するだけで図形オブジェクトが画面上の適当な箇所に自動的に配置されるので、ユーザは図形オブジェクトの形や大きさ、表示位置の座標等の各パラメータを別途入力しなくとも、適切な配置で図形オブジェクトを生成および表示することができ、利便性が高い。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、図面作成処理の操作に関してユーザの利便性を高めることができる。
本実施例における作図処理装置は、それぞれが特定の文字列を図形で囲んで形成される複数の図形オブジェクトを配置した図面を、ユーザが箇条書きで入力した複数の文字列に基づいて自動的に生成する。従来は、表示する図形の種類や図形の中に表示する文字列を入力するだけでなく、図形の表示位置の座標、図形の大きさ、線の色、図形の表示順序等をすべて手動で設定する必要があった。本実施例においては、必要最小限の項目さえ入力されれば、図形の大きさや表示すべき図形の数、図形の表示位置等を作図処理装置側で判断して自動で表示させる。これにより、ユーザは文字列が含まれた複数の図形オブジェクトを配置させた図面を簡単な操作で迅速に生成できるだけでなく、文字列の入力に集中できる。例えば、プレゼンテーション用資料として利用するブロック図を作成するような場面で、ユーザは頭に浮かんだ言葉やプレゼンテーションの要点を思いつくまま箇条書きにしてボタンをクリックするだけでブロック図を作成できる。
図1は、本実施例に係る作図処理装置によって生成する複数の図形オブジェクトの表示例を示す。図面領域50において、第1図形オブジェクト52、第2図形オブジェクト54、第3図形オブジェクト56および第4図形オブジェクト58が表示される。ここでは各図形オブジェクトがツリー形式で表示される。例えば、第1図形オブジェクト52がツリー形式における上位のオブジェクトとして表示され、第2〜4図形オブジェクト54〜58は第1図形オブジェクト52に対する下位のオブジェクトとして表示される。
第2〜4図形オブジェクト54〜58は、第1図形オブジェクト52と、それぞれ第1接続線60、第2接続線62、第3接続線64で結ばれる。第1〜3接続線60〜64はそれぞれ矢印状の接続線であり、上位の第1図形オブジェクト52から下位の第2〜4図形オブジェクト54〜58の方向へ矢印が向けられている。
以上のような複数のオブジェクトが配置された図面を作成する場合、従来であれば各図形オブジェクトの図形種類を指定し、第1〜4図形オブジェクト52〜58を表示させる位置としてそれぞれ適当な座標を指定し、それぞれの図形オブジェクト内に文字列を入力する必要がある。また、各図形オブジェクト間の大きさの相違や位置ズレ等がないように調整し、必要に応じて各図形オブジェクト間をポインタで結ぶような操作をすることによって複数の接続線を描く。こういった操作は、ドローソフトを始めとするソフトウェアにおいてはごく普通の操作であると言えるものの、定型的な操作を何度も繰り返すのは煩雑でしかない。本実施例においては、図面領域50に表示される図形を直接操作することなく、しかも簡単な操作で同様の図面を作成することができる。
図2は、実施例に係る作図処理装置の構成を示す機能ブロック図である。作図処理装置10は、文字設定部12、項目記憶部14、配置決定部16、表示処理部18、配置入力部20、パターン記憶部22および編集処理部24を備える。これらの構成は、ハードウェアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
文字設定部12は、ユーザに文字列の入力をさせるための入力領域を画面に表示させ、ユーザによる入力領域への文字の入力を検出する。文字設定部12は、その検出された文字が文字列の箇条書きとなるよう入力領域へ表示するとともに、それらの箇条書きされた複数の文字列項目を認識する。例えば、各文字列項目の内容である文字列、それぞれの文字数、各文字列項目の箇条書きの順序、文字列の書式、文字列項目の項目数を認識する。認識したこれらのパラメータは項目記憶部14に格納される。
文字設定部12は、入力領域において文字列項目の先頭位置を示すための項目マークを各文字列項目の先頭位置近傍にそれぞれ表示する。例えば、ユーザから文字列項目の追加が指示されると、項目マークが最初に表示され、その後に入力された文字がその項目マークに続くように表示される。
パターン記憶部22は、複数の文字列項目の内容であるいずれかの文字列をそれぞれ内包した複数の図形オブジェクトの配置方法に関し、表示すべき図形オブジェクトの数とそれらの表示位置の関係を複数の配置パターンとして記憶する。パターン記憶部22は、文字列項目の数、すなわち表示すべき図形オブジェクトの数ごとに個別の配置パターンの対応テーブルを記憶する。各テーブルには、複数の配置パターンの各名称とそれぞれの配置パターンにおける図形オブジェクトの表示位置関係が定められている。例えば図形オブジェクトの数が3個の場合に参照されるテーブルには、図形オブジェクトを3個配置するための複数の配置パターンが格納される。
配置入力部20は、入力領域またはその近傍に、複数の配置パターンの各名称を選択肢として一覧表示し、ユーザからその選択指示を受け取る。また文字設定部12は、複数の図形オブジェクトの種類を選択肢として一覧表示し、ユーザからその選択指示を受け取る。なお、本実施例では図形オブジェクトの種類の選択肢を一覧表示するが、変形例としては項目マークを図形オブジェクトの形状に対応した形状で表示してもよい。その場合、文字設定部12はユーザによる項目マークへのクリックを選択指示として検出するたびに項目マークの形状を他の形状に変化させる。項目マークの形状の種類には、例えば「楕円」「丸め長方形」「長方形」「ひし形」等の形状があり、この順序で項目マークの形状を切り替える。配置決定部16は、複数の文字列項目の数に対応するテーブルを選択し、文字設定部12が受け取ったユーザの選択指示に基づいてそのテーブルからいずれかの配置パターンを選択する。
表示処理部18は、編集対象となる図面を描画するための図面領域を画面に表示させる。表示処理部18は、配置決定部16によって決定された配置パターンに基づく配置にて、ユーザが選択した種類の図形オブジェクトを図面領域に表示する。配置決定部16により決定された配置パターンには、複数の図形オブジェクトの各表示位置が定められている。例えば、3個の図形オブジェクトを縦方向に直列に表示する配置パターンの場合、図面領域全体に対して所定の割合の領域を実際の表示に用いる領域とし、その領域を3等分に分割したときの各分割領域の中央位置を各図形オブジェクトの表示位置とする旨がテーブルに定められている。このように各図形オブジェクトを表示すべき位置が相対的な位置としてテーブルに定義され、その定義にしたがって実際に表示すべき位置の座標を配置決定部16が決定することにより、各図形オブジェクトの表示位置が定まる。表示処理部18は、項目マークの形状を切り替えるためのユーザの指示を文字設定部12が受け取ったときは、その指示に基づいて図面領域における図形オブジェクトの形状を変更する。
接続線を表示すべき旨の指定を配置入力部20がユーザから受け取った場合、表示処理部18は各図形オブジェクトを接続線で結んだ形で表示する。また接続線を矢印線の形で表示すべき旨の指定を配置入力部20がユーザから受け取った場合、表示処理部18は各図形オブジェクトを矢印状の接続線で結んだ形で表示する。
配置決定部16は、文字設定部12により検出された文字数に応じて図形オブジェクトの大きさを決定する。例えば、図形オブジェクトの標準的な大きさが定められているとともに、文字数に応じて図形オブジェクトの大きさが拡張されるよう最大サイズが定められる。それらの図形オブジェクトのサイズに関する定義はパターン記憶部22に格納されている。最大サイズでの図形オブジェクトに収まる文字数の上限は、図形オブジェクトの大きさとフォントの大きさとの関係で定まる。そのような関係性もまたあらかじめパターン記憶部22に格納されている。配置決定部16は、文字設定部12により検出された文字数が上限値を超える場合にはその文字数が上限値に収まるよう、文字列の末尾を省略する等の方法により図形オブジェクト内に表示する内容を変更する。
ここで、図形オブジェクトの内容や配置を修正する場合、ユーザは入力領域の内容を操作することによってこれに連動する図面領域の内容を修正してもよいし、図面領域の内容を直接操作して修正してもよい。入力領域の内容を操作する方法として、ユーザは項目マークを操作して項目の入替を実行できる。項目マークがユーザによって選択された場合、文字設定部12はその項目マークが付された文字列項目全体を選択状態で表示する。項目マークを上方向または下方向に移動させる指示を文字設定部12がユーザから受け取ると、文字設定部12は選択状態にある文字列項目をユーザの移動指示にしたがって上方向または下方向に移動させ、その移動方向にすでに表示されていた他の文字列項目と順序を入れ替える。入替後の新たな各文字列項目の順序は項目記憶部14に格納される。文字列項目の入替がユーザの操作によって確定されると、入替後の内容が図面領域にも反映される。すなわち、配置決定部16は、各文字列項目の入替指示がユーザからなされたときに、入替後の順序に基づいて図面領域における複数の図形オブジェクトの配置を変更し、その変更された配置にて表示処理部18が各図形オブジェクトを表示する。
ユーザが図面領域の内容を直接操作して修正または編集する場合、編集処理部24は、図面領域における図形オブジェクトの形状および配置、内包する文字列の内容および文字書式のうち少なくともいずれかの編集に関するユーザの指示を受け付ける。文字設定部12は、その編集の結果に応じて入力領域において表示する項目マークの形状、複数の文字列項目の文字列、順序および文字書式のうち少なくともいずれかを変更する。これにより、ユーザは図面領域と入力領域のいずれを操作しても内容を変更できるとともに、好みの操作法にて直感的に修正することができる。
各図形オブジェクトの配置を各文字列項目の内容に応じて決定することもでき、そのような機能をユーザはオンオフ切り替えることができる。その機能が所定のユーザの操作によってオンされている場合、文字設定部12は入力領域に入力された各文字列項目の内容を解析する。辞書記憶部26は、文字列項目から抽出すべき複数のキーワードとそれらキーワード間の関係性を定義した辞書を記憶する。例えば、「第1」「第2」「第3」のように数字を含むキーワードは数字の大小に基づく関係性が定義され、「社長」「部長」「課長」のように役職を示すキーワードはそれらの序列に基づく関係性が定義され、その他、上位概念と下位概念の関係性や同義語や対義語か否かの関係性等が定義される。文字設定部12は、入力領域に入力された各文字列項目から辞書記憶部26の辞書に含まれるキーワードを抽出し、抽出したキーワードを項目記憶部14に格納する。
配置決定部16は、文字設定部12により抽出されて項目記憶部14に格納された各文字列項目に対応するキーワード同士の関係性を辞書に基づいて解析する。配置決定部16は、解析で得られたキーワード同士の関係性に基づいて複数の図形オブジェクトの配置を決定する。配置決定部16は、例えば数字の大小に基づく関係性であれば直列形式の配置パターンを選択したり、1つの上位概念と3つの下位概念の関係性であればツリー形式の配置パターンを選択してもよい。またそのようなキーワード同士の関係性と配置パターンの対応関係があらかじめ辞書に定義されていてもよい。
図3は、入力領域と図面領域を合わせて表示させた画面例を示す。表示画面70において、図面領域50の右上に入力領域40が表示される。図面領域50においては、図1と同様に第1〜4図形オブジェクト52〜58がツリー形式で配置され、それぞれが第1〜3接続線60〜64で結ばれている。入力領域40には、第1文字列項目42、第2文字列項目44、第3文字列項目46、第4文字列項目48の4項目が箇条書きの形で入力されている。第1文字列項目42は第1図形オブジェクト52と対応し、第2文字列項目44は第2図形オブジェクト54と対応する。第3文字列項目46は第3図形オブジェクト56と対応し、第4文字列項目48は第4図形オブジェクト58と対応する。
各項目の先頭文字の左側に、第1項目マーク76、第2項目マーク78、第3項目マーク80、第4項目マーク82がそれぞれ表示されている。ユーザが項目追加ボタン74をクリックすると、新たな項目マークが表示されて新たな文字列項目の入力が開始される。ユーザは第2項目マーク78や第4項目マーク82のように文字列項目中の任意の位置で改行することもでき、その改行は第2図形オブジェクト54や第4図形オブジェクト58のように図形オブジェクトに内包される文字列にもそのまま反映される。第4文字列項目48のように文字列が多い場合、第4図形オブジェクト58のようにその文字列の末尾が省略され、文字数の上限値以下に収められる。
配置パターンリスト72は、複数の配置パターンの名称を一覧表示する。例えば「直列」「並列」「分離」「ツリー」といった名称の一覧が表示され、その中からユーザが選択した配置パターンにて図形オブジェクトが表示される。図形リスト73は、複数の図形オブジェクトの種類を一覧表示する。例えば「楕円」「丸め長方形」「長方形」「ひし形」といった名称の一覧が表示され、その中からユーザが選択した図形オブジェクトが図面領域50に表示される。接続線切替ボタン86は接続線の表示と非表示を切り替えるトグル式のボタンであり、矢印切替ボタン88は接続線の矢印表示に関する表示と非表示を切り替えるトグル式のボタンである。ユーザが反映実行ボタン84をクリックすると、その時点で入力領域に入力または設定された内容が図面領域50に表示され、または更新される。
ユーザが第1〜4項目マーク76〜82のいずれかを選択すると、対応する文字列項目全体が選択状態で表示され、その項目マークが上方向または下方向にドラッグされると、選択状態の文字列項目も移動し、順序入替が実行される。例えば第2項目マーク78と第3項目マーク80の順序を入れ替えると、対応する第2図形オブジェクト54と第3図形オブジェクト56の位置も入れ替わる。逆に、ユーザが第2図形オブジェクト54と第3図形オブジェクト56のいずれかをドラッグしてそれらの位置を入れ替えると、入力領域40において第2文字列項目44と第3文字列項目46の位置も入れ替わる。なお、例えばユーザが第4図形オブジェクト58をドラッグして右方向へ移動させると、第3接続線64はその一端を第1図形オブジェクト52に接続したまま他端が延伸して第4図形オブジェクト58に追随する。また、第1〜4項目マーク76〜82は図3において正方形の形状で表示されているが、変形例として、ユーザがこれらをクリックするたびに楕円から長方形等の他の形状に切り替えられてもよい。すなわち、第1〜4項目マーク76〜82の形状が第1〜4図形オブジェクト52〜58の形状に対応してもよく、第1〜4項目マーク76〜82の形状が切り替えられるたびに第1〜4図形オブジェクト52〜58の形状が同じように切り替えられてもよい。
図4は、配置パターンの名称と配置定義が格納されたテーブルを示す。本図に示される配置パターンテーブル90には、図形オブジェクトが4個の場合における4種類の配置パターンが定義されている。直列表示パターン92としては、「直列」という名称と、その配置パターンの配置定義が格納されている。このパターンでは、4個の図形オブジェクトが縦1列にて直列に配置される旨とその場合の相対的な位置関係が定義されている。同様に、並列表示パターン94としては「並列」という名称と、その配置パターンとして横1列にて並列に表示される配置が定義されている。分離表示パターン96としては、「分離」という名称と、4個の図形オブジェクトがひし形の頂点位置に分散したパターンが定義されている。ツリー表示パターン98としては、「ツリー」の名称とともに、1個の図形オブジェクトを上位(根)に設定し、3個の図形オブジェクトを下位(葉)に設定した配置が定義されている。
図5は、接続線の表示および非表示の切替を示す。接続線表示状態100においては、各図形オブジェクトは接続線で結ばれた形で表示され、接続線非表示状態102においては、各図形オブジェクトは接続線が消された形で表示される。接続線の表示と非表示が切り替えられても各図形オブジェクトの位置自体は変更されない。ユーザは図3の接続線切替ボタン86をクリックするたびに、接続線の表示と非表示を切り替えることができる。
図6は、矢印の表示および非表示の切替を示す。矢印非表示状態104においては、各図形オブジェクトは矢印でない接続線で結ばれており、矢印表示状態106においては、各図形オブジェクトは矢印状の接続線で結ばれている。ユーザは図3の矢印切替ボタン88をクリックするたびに、矢印の表示と非表示を切り替えることができる。
図7は、文字列を入力して図形オブジェクトを表示させるまでの過程を示すフローチャートである。ユーザが文字列項目の入力開始を指示すると(S10)、文字設定部12は表示画面70に入力領域40を表示し(S12)、ユーザによる文字の入力が検出されると(S14のY)、文字設定部12はその文字を入力領域40に表示する(S16)。文字の入力が検出されないときは(S14のN)、S16をスキップする。ユーザによる反映実行ボタン84のクリックが検出されるまでの間(S18のN)、S14〜S18の処理を繰り返して文字列項目の入力がなされる。反映実行ボタン84のクリックが検出されると(S18のY)、文字設定部12は文字列項目の内容や順序等を認識して項目記憶部14へ格納する(S20)。配置決定部16は、文字列項目の数に応じて配置パターンのテーブルを選択し(S22)、選択したテーブルからユーザの指示に基づいて配置パターンを決定し(S24)、決定した配置パターンに基づき各図形オブジェクトの表示位置を決定する(S26)。表示処理部18は、決定された配置パターンに基づく配置にて各図形オブジェクトを図面領域50内に描画する(S28)。ここで、接続線の表示がオンに設定されている場合(S30のY)、矢印の表示がオンに設定されていれば(S32のY)、矢印ありの接続線が表示され(S34)、矢印の表示がオフに設定されていれば(S32のN)、矢印なしの接続線が表示される(S36)。接続線の表示がオフに設定されていれば(S30のN)、S32〜S36の処理はスキップされ、フローが終了する。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、変形例を挙げる。
実施例においては、一つの図形オブジェクトに文字列が収まらない場合に、その文字列を変更する方法を説明した。変形例として、一つの図形オブジェクトに文字列が収まらない場合に、フォントを小さくする処理を実行してもよい。
他の変形例として、配置パターンのカスタマイズが可能であってもよい。例えば、図形の種類、配置、文字書式、接続線の有無、矢印の有無等を標準形式として登録して、次回から読み出す構成としてもよい。
本実施例に係る作図処理装置によって生成する複数の図形オブジェクトの表示例を示す図である。 実施例に係る作図処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 入力領域と図面領域を合わせて表示させた画面例を示す図である。 配置パターンの名称と配置定義が格納されたテーブルを示す図である。 接続線の表示および非表示の切替を示す図である。 矢印の表示および非表示の切替を示す図である。 文字列を入力して図形オブジェクトを表示させるまでの過程を示すフローチャートである。
符号の説明
10 作図処理装置、 12 文字設定部、 14 項目記憶部、 16 配置決定部、 18 表示処理部、 20 配置入力部、 22 パターン記憶部、 24 編集処理部、 26 辞書記憶部、 40 入力領域、 50 図面領域。

Claims (11)

  1. ユーザに文字列の入力をさせるための入力領域を画面に表示させ、その入力領域に箇条書きで入力された複数の文字列項目を認識する文字設定部と、
    前記認識された複数の文字列項目の文字内容とそれらの順序を記憶する項目記憶部と、
    編集対象となる図面を描画するための図面領域を画面に表示させ、その図面領域において前記複数の文字列項目の内容であるいずれかの文字列をそれぞれ内包した複数の図形オブジェクトを、前記記憶された順序に基づく配置で表示する表示処理部と、
    を備えることを特徴とする作図処理装置。
  2. 複数の図形オブジェクトの配置方法に関し、表示すべき図形オブジェクトの数とそれらの表示位置の関係を複数の配置パターンとして記憶するパターン記憶部と、
    前記複数の文字列項目の数に応じて前記複数の配置パターンのいずれかを選択する配置決定部と、
    前記表示処理部は、前記選択された配置パターンに基づく配置にて前記複数の図形オブジェクトを表示させることを特徴とする請求項1に記載の作図処理装置。
  3. 前記配置パターンの選択肢をユーザに提示し、その選択肢からのユーザの選択を受け付ける配置入力部をさらに備え、
    前記配置決定部は、前記ユーザの選択と前記複数の文字列項目の数に応じて前記複数の配置パターンのいずれかを選択することを特徴とする請求項2に記載の作図処理装置。
  4. 前記文字設定部は、前記入力領域における複数の文字列項目の順序を入れ替えるためのユーザの指示を受け付け、
    前記表示処理部は、前記入れ替えるためのユーザの指示があったときに、入替後の順序に基づいて前記複数の図形オブジェクトの配置を変更することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の作図処理装置。
  5. 前記文字設定部は、前記入力領域において前記文字列項目の先頭位置を示す項目マークを各文字列項目の先頭位置近傍にそれぞれ表示するとともに、いずれかの項目マークを移動させる指示を前記複数の文字列項目の表示順序を入れ替えるための指示としてユーザから受け付けることを特徴とする請求項4に記載の作図処理装置。
  6. 前記文字設定部は、前記項目マークを前記図形オブジェクトの形状に対応した形状で表示するとともに、前記項目マークの形状を切り替えるためのユーザの指示を受け付け、
    前記表示処理部は、前記項目マークの形状を切り替えるためのユーザの指示があったときに、その指示に基づいて前記図面領域における前記図形オブジェクトの形状を変更することを特徴とする請求項5に記載の作図処理装置。
  7. 前記文字列項目から抽出すべき複数のキーワードとそれらキーワード間の関係性を定義した辞書を記憶する辞書記憶部をさらに備え、
    前記文字設定部は、前記入力領域に入力された各文字列項目から前記辞書に含まれるキーワードを抽出し、
    前記配置決定部は、前記抽出されたキーワード同士の関係性を前記辞書に基づいて解析し、その関係性に基づいて前記複数の図形オブジェクトの配置を決定することを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の作図処理装置。
  8. 前記文字設定部は、前記複数の文字列項目の各文字数を検出し、
    前記配置決定部は、前記検出された文字数に応じて前記図形オブジェクトの大きさを決定するとともに、前記文字数が所定値を超える場合にはその文字数が前記所定値に収まるようその文字列項目の内容を変更することを特徴とする請求項2から7のいずれかに記載の作図処理装置。
  9. 前記図面領域における図形オブジェクトの配置、内包する文字列および文字書式のうち少なくともいずれかの編集に関するユーザの指示を受け付ける編集処理部をさらに備え、
    前記文字設定部は、前記編集の結果に応じて前記入力領域において表示する前記複数の文字列項目の文字列、順序および文字書式のうち少なくともいずれかを変更することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の作図処理装置。
  10. ユーザに文字列の入力をさせるための入力領域を画面に表示させるステップと、
    前記表示された入力領域への文字の入力を検出するステップと、
    前記検出された文字を前記入力領域へ表示させるステップと、
    前記入力領域へ箇条書きで入力された複数の文字列項目を認識するステップと、
    前記認識された複数の文字列項目の文字内容とそれらの順序を所定の記憶領域へ格納するステップと、
    編集対象となる図面を描画するための図面領域を画面に表示させるステップと、
    前記表示された図面領域において前記複数の文字列項目の内容であるいずれかの文字列をそれぞれ内包した複数の図形オブジェクトを、前記格納された順序に基づく配置で描画するステップと、
    を備えることを特徴とする作図処理方法。
  11. ユーザに文字列の入力をさせるための入力領域を画面に表示させるステップと、
    前記表示された入力領域への文字の入力を検出するステップと、
    前記検出された文字を前記入力領域へ表示させるステップと、
    前記入力領域へ箇条書きで入力された複数の文字列項目を認識するステップと、
    前記認識された複数の文字列項目の文字内容とそれらの順序を所定の記憶領域へ格納するステップと、
    編集対象となる図面を描画するための図面領域を画面に表示させるステップと、
    前記表示された図面領域において前記複数の文字列項目の内容であるいずれかの文字列をそれぞれ内包した複数の図形オブジェクトを、前記格納された順序に基づく配置で描画するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2008123323A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Just Syst Corp 二画面表示装置およびその方法

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