JP2005165376A - 防犯シール - Google Patents
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Abstract
【課題】 外から窓鍵部分のガラスを割って侵入する窃盗事件の発生を防止できる防犯シールの提供。
【解決手段】 ガラス1を挟んで室内側に設けられ、侵入者がガラスを破壊するのを阻止するダミーカメラ12と、鍵2を覆うと共にダミーカメラ12を室外から見えないように隠蔽する隠蔽シート11と、透光性フィルムからなりガラス11の表面を被覆保護する透明保護シート14とからなる防犯シールである。
【選択図】 図4
【解決手段】 ガラス1を挟んで室内側に設けられ、侵入者がガラスを破壊するのを阻止するダミーカメラ12と、鍵2を覆うと共にダミーカメラ12を室外から見えないように隠蔽する隠蔽シート11と、透光性フィルムからなりガラス11の表面を被覆保護する透明保護シート14とからなる防犯シールである。
【選択図】 図4
Description
本発明は、例えば窓などの外側から鍵部分のガラスの一部を割ってドライバー等で鍵のフックを回転させて侵入する窃盗事件の発生を防止できる防犯シールである。
近年、図8および図9に示すような窓ガラス1の鍵2の部分だけに外部から穴3を開け、ドライバーなどの道具で鍵2のフック4を回転させて侵入する窃盗事件が多発している。ここで、穴3を開けるには、窓ガラス1の表面にガラス切り等で穴の形の傷をつけ、この傷の部分を強く叩くか、加熱することによりひび割れが伸張してガラスが破られるようである。
そして、特許文献1には「防犯警戒中」と記したシールを貼付して空き巣を防ぐ防犯装置が開示されている。
実開昭63−93375号公報
本発明は、ガラスに貼るだけで外部から賊の進入を思いとどまらせ、ガラスが破壊されるのを防止できる防犯シールに関する。
本発明に係る防犯シールは、ガラスを挟んで室内側に設けられ、音や視覚により侵入者がガラスを破壊するのを阻止する破壊阻止要素と、施錠部を覆うのと共に前記破壊阻止要素を室外から見えないように隠蔽する隠蔽シートと、透光性フィルムからなりガラス表面を被覆保護する透明保護シートとから構成した。
上記構成によると、侵入者はまず、施錠部周囲のガラスを破壊するために隠蔽シートを剥がしにかかる。すると、破壊阻止要素が作動して音や視覚により侵入者がガラスを破壊するのを躊躇させる。また、一方で、透明保護シートはガラス表面を被覆保護すると同時に、破壊阻止要素の存在を侵入者に知らしめ、退散を促す。
本発明の防犯シールによると、空き巣の侵入を防止できるだけでなく、ガラスが破壊されるのも未然に防止でき、設置の工事も不要で極めて安価に利用できる。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1ないし図4は発明を実施する形態の一例であって、図中、前述の構成要素と同一要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図1ないし図4は発明を実施する形態の一例であって、図中、前述の構成要素と同一要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図中、10は本実施の形態に係る防犯シールを示している。
11は室外側から室内側が見えないように隠蔽する隠蔽シートであり、該隠蔽シート11は金属蒸着フィルム、金属箔ラミネートフィルムまたは金属板など、遮光性のあるシート基材からなり、表面には「防犯装置作動中」の印刷が施され、裏面には粘着剤層が設けられている。該隠蔽シート11は着色した紙や厚紙、布などでもよいが、屋外に使用されることと容易に破れないことが要求されるため、ポリエチレンテレフタレート(PET)、塩化ビニールなどのプラスチックフィルムを主体とするシート基材が好ましく、更に耐熱性のあるアルミ、銅、鉄など金属の薄板などが好適に用いられる。
11は室外側から室内側が見えないように隠蔽する隠蔽シートであり、該隠蔽シート11は金属蒸着フィルム、金属箔ラミネートフィルムまたは金属板など、遮光性のあるシート基材からなり、表面には「防犯装置作動中」の印刷が施され、裏面には粘着剤層が設けられている。該隠蔽シート11は着色した紙や厚紙、布などでもよいが、屋外に使用されることと容易に破れないことが要求されるため、ポリエチレンテレフタレート(PET)、塩化ビニールなどのプラスチックフィルムを主体とするシート基材が好ましく、更に耐熱性のあるアルミ、銅、鉄など金属の薄板などが好適に用いられる。
前記隠蔽シート11は施錠部としての鍵2とその周囲のガラス1を覆い隠すように、一辺100mm前後の四角形状に形成するのが好ましい。これ以上大きいことは作用上は好ましいが、窓を覆い隠してしまい景観や採光を損ねるので、最低限上記数値範囲が好ましい。そして、隠蔽シート11は鍵2の外側面のガラス1に鍵2を隠すように貼付されている。
12は破壊阻止要素としてのダミーカメラを示し、該ダミーカメラ12は小型防犯カメラの外観を呈する箱状体で、内部に電池、振動センサ、電子回路を備えている。そして、侵入者(賊)が窓の鍵を壊して侵入しようと前記隠蔽シート11を剥がしにかかると、そのときの振動を検知して、カメラ作動中を示すパイロットランプ(または照明灯)13を点灯させる。該ダミーカメラ12は窓ガラス1の内側に、後述する透明保護シート14越しに貼付されている。
なお、破壊阻止要素としてはダミーカメラに限るものでなく、本物のカメラ、振動を検知して作動するフラッシュライトや電子アラームでもよいし、隠蔽シート11を剥がした際に外光を関知して作動する電子ブザーなどでもよい。また、電池で作動する電子機器に限らず、外部から電源を供給するものでのよいし、後述する透明保護シート14上に印刷された単なる防犯カメラの写真などでもよい。
図2に示すのは、侵入者が鍵2の上部のガラス1を壊そうと隠蔽シート11を剥がしたときに、ダミーカメラ12が隠蔽シート11の下から現れ、カメラ作動中を表すパイロットランプ13が点灯した状態である。
14は窓ガラス1の内側面に貼付された透明保護シートであり、該透明保護シート14はポリエチレン、ポリエステル(PET)、ポリビニルブチラールなどの引っ張り強度の大きな透明フィルムからなり、片面に粘着剤層が設けられたものである。当該透明保護シート14は万一窓ガラス1の鍵部分に外側から傷がつけられ強打や加熱などのショックが加えられた場合でも、ひび割れが伸張拡大して窓ガラス1が割れないように保護し、たとえガラス1が割れてもそのガラスが落下して穴が開かないように支持するものである。透明保護シート14は窓ガラス1の室内側に貼付されるので、前記隠蔽シート11に比べ、耐熱性はさほど要求されないが、引っ張り強度の大きいことが要求される。
特に、ポリビニルブチラール製の膜は合わせ強化ガラスとして、自動車のフロントガラスや防弾ガラスにも用いられる実績があり好適である。
なお、透明保護シート14は強力な粘着剤を用いれば、図5の如く、窓ガラス1の外側に貼付してもよいが、この場合にはフィルムと粘着剤共に耐候性、耐薬品性などが要求される。
この透明保護シート14の存在により、当該シート14よりも大きく窓ガラス1に傷を付けない限り、鍵2の周囲に穴を開けることはできなくなるため、窓ガラス1を破壊するには相当な時間および大きな力を要し、大きな音を発する危険も生じる結果、侵入者(賊)は窓ガラス1の破壊を諦め、犯罪は未然に防止される。
この透明保護シート14の存在により、当該シート14よりも大きく窓ガラス1に傷を付けない限り、鍵2の周囲に穴を開けることはできなくなるため、窓ガラス1を破壊するには相当な時間および大きな力を要し、大きな音を発する危険も生じる結果、侵入者(賊)は窓ガラス1の破壊を諦め、犯罪は未然に防止される。
本実施の形態は以上の構成を有するもので、透明保護シート14(または隠蔽シート11)だけでも相当の防犯効果は期待できる。
而して、隠蔽シート11と振動を検知してパイロットランプ13が光るダミーカメラ12を設けたので、侵入者がまず、施錠部(鍵)周囲のガラス1を破壊するために隠蔽シート11を剥がしにかかると、ダミーカメラ12がその振動を検出してカメラ作動中を表すパイロットランプ13を発光させ、侵入者は窓ガラス1越しにその姿を撮影されたものと思い込み、ガラス1の破壊を諦めて退散する。そればかりでなく、二度とこの現場に近寄らないことが期待できるので、窓ガラスや家屋が傷を付けられるのも未然防止できる。
而して、隠蔽シート11と振動を検知してパイロットランプ13が光るダミーカメラ12を設けたので、侵入者がまず、施錠部(鍵)周囲のガラス1を破壊するために隠蔽シート11を剥がしにかかると、ダミーカメラ12がその振動を検出してカメラ作動中を表すパイロットランプ13を発光させ、侵入者は窓ガラス1越しにその姿を撮影されたものと思い込み、ガラス1の破壊を諦めて退散する。そればかりでなく、二度とこの現場に近寄らないことが期待できるので、窓ガラスや家屋が傷を付けられるのも未然防止できる。
また、本実施の形態によるとアパート、マンション、一般住宅の別なく、サッシなどに穴を開けたり工事を要することなく適用でき、極めて安価に防犯効果を発揮できる。
次に図6、図7はそれぞれ他の実施の形態を示す防犯シールの説明図である。図6の防犯シール15は隠蔽シート16をスクラッチシールにより構成した例であり、隠蔽シート16は連続的に捲ることができず、引っ掻いて剥離するタイプのシールである。この場合も、スクラッチシールを掻き落としてダミーカメラ12などの破壊阻止要素がカラス1の下から現れると、このときの振動を検知したり、外光を検知して電子音やカメラ作動中を表す光で賊を驚かせて退散させることができる。
また、図7の防犯シール17は隠蔽シート18として、貼付後に剥離すると隠蔽シート18を構成する層と粘着剤とが部分的に層間剥離して「通報中!」なる文字を浮き上がらせるいわゆる改ざん防止シール(またはセキュリティシール)と呼ばれるものを利用した例である。
以上の実施形態によると、侵入者が隠蔽シートを剥がした形跡が明瞭に残るので、改めて本格的な防犯手段を講じることができる。
10,15,17…防犯シール、11,16,18…隠蔽シート、12…ダミーカメラ(破壊阻止要素)13…パイロットランプ(または照明灯)、14…透明保護シート
Claims (1)
- ガラスを挟んで室内側に設けられ、音や視覚により侵入者がガラスを破壊するのを阻止する破壊阻止要素と、ガラスを挟んで室外側から施錠部を覆うのと共に、前記破壊阻止要素を室外から見えないように隠蔽する隠蔽シートと、透光性フィルムからなりガラス表面を被覆保護する透明保護シートとからなる防犯シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003399413A JP2005165376A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 防犯シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003399413A JP2005165376A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 防犯シール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005165376A true JP2005165376A (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=34723972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003399413A Pending JP2005165376A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 防犯シール |
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JP (1) | JP2005165376A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8810397B2 (en) | 2010-01-18 | 2014-08-19 | Stefan Wieser | Apparatus and method for monitoring a building opening |
-
2003
- 2003-11-28 JP JP2003399413A patent/JP2005165376A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8810397B2 (en) | 2010-01-18 | 2014-08-19 | Stefan Wieser | Apparatus and method for monitoring a building opening |
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