JP2006082348A - 補強フィルム付き装飾ガラス体 - Google Patents
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Abstract
【課題】窓ガラスの適所に接着剤を用いて容易に貼り付けることが出来て装飾上役立つと共に、ハンマー等で叩いても簡単には突き破ることが出来無いようにして、高い防犯効果が得られるようにする。
【解決手段】適宜形状に成形した透明または半透明のガラス板2の裏面全体に、所定厚さの透明な合成樹脂製フィルム3を、耐候性、耐変色性を有する透明接着剤4により貼着し一体化してなる補強フィルム付き装飾ガラス体。前記ガラス板2の表面を、その中心部から端部に向かって緩やかに傾斜させておく場合もある。該装飾ガラス体を窓ガラスの外側表面の適所、例えばロック錠を取付ける位置の周辺外側等に、耐候性を有する接着剤を用いて貼着しておく。
【選択図】図2
【解決手段】適宜形状に成形した透明または半透明のガラス板2の裏面全体に、所定厚さの透明な合成樹脂製フィルム3を、耐候性、耐変色性を有する透明接着剤4により貼着し一体化してなる補強フィルム付き装飾ガラス体。前記ガラス板2の表面を、その中心部から端部に向かって緩やかに傾斜させておく場合もある。該装飾ガラス体を窓ガラスの外側表面の適所、例えばロック錠を取付ける位置の周辺外側等に、耐候性を有する接着剤を用いて貼着しておく。
【選択図】図2
Description
本発明は、窓ガラスに貼り付けて装飾用、防犯用等に使用する装飾ガラス体に関する。
従来、主として欧州において、窓ガラスの外側表面に、装飾目的で、或いは窓ガラスの強度を増す目的で、ビベルという多角形状に成形したガラス装飾体を貼り付ける事が行われている。このガラス体を貼り付けることにより通常のガラスに比べて厚みが増すので、窓ガラスの強度は確かに増すが、ねじ回し、ハンマー等を使って強打すれば容易に割れてしまうので、防犯上は余り役立なかった。
また、窓ガラスを補強するための種々の防犯シートが存在するが、どれも性能は余り変わらず、違いがあるとすればその厚みによるところが多い。これらの防犯シートは、窓ガラスの内側全体に貼り付けるか、ロック錠の位置するガラス面に部分的に貼り付けて使用されているが、何れの場合も、ねじ回し、ハンマーなどで短時間に容易に突き破る事が出来るため、犯人の侵入を簡単に許してしまう難点がある。
特開2003−20826号
本発明は、上記従来の難点に鑑み、窓ガラスの適所に接着剤を用いて容易に貼り付けることが出来て装飾上役立つと共に、ハンマー等で叩いても簡単には突き破ることが出来ないようにして、高い防犯効果が得られるようにした、補強フィルム付き装飾ガラス体を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明においては、適宜形状に成形した透明または半透明のガラス板の裏面全体に、所定厚さの透明な合成樹脂製フィルムを、耐候性、耐変色性を有する透明接着剤により貼着し一体化してある。
また、前記ガラス板の表面を、その中心部から周縁部に向かって緩やかに傾斜させておく場合もある。
また、前記ガラス板の表面を、その中心部から周縁部に向かって緩やかに傾斜させておく場合もある。
本発明に係る装飾ガラス体を窓ガラスの外側表面の適所に所要数貼り付けておくと、優れた装飾的効果が得られる。又、貼り付けた部分のガラスの強度が著しく高くなるので、ねじ回し、ハンマーなどでは容易に突き破ることができない。従って、破壊するには相当の力と時間を要するため、周囲の人々に気づかれる危険性が増し、充分な防犯効果が得られる。
叉、請求項2のように、ガラス表面をその中心部から周縁部に向かって傾斜させておけば、表面に加わる力が一個所に集中し難く分散されるため、一層割れにくくなる利点がある。
叉、取り扱い時に誤って落として壊したような場合でも、補強フィルムを一体に張ってあるため、割れたガラスが飛び散ることが無く安全である。
叉、請求項2のように、ガラス表面をその中心部から周縁部に向かって傾斜させておけば、表面に加わる力が一個所に集中し難く分散されるため、一層割れにくくなる利点がある。
叉、取り扱い時に誤って落として壊したような場合でも、補強フィルムを一体に張ってあるため、割れたガラスが飛び散ることが無く安全である。
以下、添付図面に従って本発明の一実施例を説明する。
図1及び図2において、1は補強フィルム付き装飾ガラス体を示しており、四辺形状に成形した透明ガラス板2の裏面全体には、厚さ約200ミクロン程度の透明な合成樹脂製の補強フィルム3を、約1ミクロンの厚さの透明接着剤層4を介して貼着し一体化してある。
図1及び図2において、1は補強フィルム付き装飾ガラス体を示しており、四辺形状に成形した透明ガラス板2の裏面全体には、厚さ約200ミクロン程度の透明な合成樹脂製の補強フィルム3を、約1ミクロンの厚さの透明接着剤層4を介して貼着し一体化してある。
上記透明ガラス板2は、その中央部を5mm、端部を3mm程度の厚さに形成すると共に、中央部から周縁部に向かって徐々に薄くなるようにして、表面を緩やかに傾斜させてある。なお、上記透明ガラス板2は、窓ガラス等の貼る個所に応じて色々な大きさや形状に形成することができる。
また、前記合成樹脂製の補強フィルム3には、強靭性、透明性、及び耐候性等の特性が要求されるが、ポリエステル製のフィルムが最適である。厚さは強度の点で100〜500ミクロン程度が最適である。
また、上記接着剤層4に使用する接着剤としては、耐候性及び耐変色性を備えたパーマネントタイプの接着剤が適用される。なお、接着剤層4は、接着時に形成する事も出来るが、予め補強フィルム3の片面に直接塗着し、剥離紙を被着しておいてもよい。
而して、図3及び図4に示すように、本発明に係る装飾ガラス体1を、窓ガラス10の外側表面の適所、例えばロック錠11を取付ける位置の周辺部外側等に、耐候性を有する接着剤12を用いて貼着しておく。
このようにしておけば、窓ガラス10の貼着部の破壊圧力に対する強度を、約5〜10倍程度高める事が出来るため、かなりの力で強打しても破壊されない。
なお、窓ガラス10の装飾ガラス体1の貼着部の内側面に、必要に応じて市販されている防犯フィルム13を貼りつけておくことも可能であって、このようにしておけば、ガラスの強度を更に高めることができる。
このようにしておけば、窓ガラス10の貼着部の破壊圧力に対する強度を、約5〜10倍程度高める事が出来るため、かなりの力で強打しても破壊されない。
なお、窓ガラス10の装飾ガラス体1の貼着部の内側面に、必要に応じて市販されている防犯フィルム13を貼りつけておくことも可能であって、このようにしておけば、ガラスの強度を更に高めることができる。
1 装飾ガラス体
2 ガラス板
3 補強フィルム
4 接着剤層
2 ガラス板
3 補強フィルム
4 接着剤層
Claims (2)
- 適宜形状に成形した透明または半透明のガラス板の裏面全体に、所定厚さの透明な合成樹脂製フィルムを、耐候性、耐変色性を有する透明接着剤により貼着して一体化してあることを特徴とする補強フィルム付き装飾ガラス体。
- 前記ガラス板の表面を、その中心部から周縁部に向かって緩やかに傾斜させてある事を特徴とする請求項1記載の補強フィルム付き装飾ガラス体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004268676A JP2006082348A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 補強フィルム付き装飾ガラス体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004268676A JP2006082348A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 補強フィルム付き装飾ガラス体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006082348A true JP2006082348A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36161239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004268676A Pending JP2006082348A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 補強フィルム付き装飾ガラス体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006082348A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008106112A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | ガラス窓外貼り用装飾性フィルム |
KR100914907B1 (ko) * | 2008-12-18 | 2009-08-31 | (주)삼진창호글라스텍 | 인테리어용 장식유리의 제조방법과 이를 이용한 인테리어용장식유리 및 인테리어용 장식 구조물 |
JP2016037731A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 隆如 白井 | 透光性ボード体、照明付き透光性建材 |
-
2004
- 2004-09-15 JP JP2004268676A patent/JP2006082348A/ja active Pending
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