JP2005165177A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、簡単な機構でヒンジ部の機能を損なうことなく、画像読取装置に対する自動原稿送り装置の開閉状態に関わらず、画像読取装置と自動原稿送り装置との間に安定した電気的なアース接続を行い、放射ノイズの発生を低減させることにある。
【解決手段】 画像読取装置102に対してヒンジ部3によって回動可能に支持された自動原稿送り装置101において、ヒンジ部3は、画像読取装置側に固定される第1の板金5と、自動原稿送り装置側に固定される第2の板金6と、第1の板金5と第2の板金6を回動可能に支持する回転軸7とを有し、第1の板金5と第2の板金6の前記回転軸7と垂直な面5a,6aにそれぞれ同時に圧接されるコイルバネ9により電気的に接続したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は複写機、スキャナ、ファクシミリ等の画像読取装置に開閉可能に搭載された自動原稿送り装置に関するものである。
従来、複写機、スキャナ、ファクシミリ等の画像読取装置に搭載された自動原稿送り装置は、画像読取装置の上面に載置されているのが一般的である。そして、この自動原稿送り装置の上面に設けられた原稿トレイにセットされた原稿は、原稿分離部により自動原稿送り装置内に1枚ずつ搬送され、原稿読取装置に設けられた原稿台ガラス上の原稿読取位置まで搬送される。原稿読取位置に送られた原稿は、画像読取装置内部に設けられた原稿照明装置から発せられた光に照らされ、原稿面で反射した光が複数のミラーにより折り曲げられレンズにて収束される。そして、受光素子上に結像され、画像データとして再現される。画像読取りが終了した原稿は、自動原稿送り装置の原稿排出部に搬送される。同時に、次の原稿が原稿読取位置に搬送され、原稿の画像読取りを行う。これが、原稿送りから読取までの一連の流れである。
また、上記画像読取装置に対して自動原稿送り装置はヒンジ部により開閉可能に支持されている。このヒンジ部は、画像読取装置側に固定される第1の板金と、自動原稿送り装置側に固定される第2の板金とを有し、それぞれを回動可能に支持する回転軸により、該回転軸を回動中心として自動原稿送り装置の開閉が可能となっている。更に、自動原稿送り装置は、画像読取装置に対して閉じた時に該画像読取装置の天面上の金属部と磁力により当接保持されるためのマグネットキャッチを備えている。
特開平8−241024号公報
通常、前述したような構成の画像読取装置及び自動原稿送り装置において、電気的にアースが取れていないフロート状態の金属部材が有ると、装置内に設けられた電気部品内を流れる電流により発生する磁界により、その金属部材がアンテナとして作用して放射ノイズが発生する。なお、このような場合、特開平8−241024号公報で提案されているように、電気的にアースを取るために導通部材の接触面積を増やすと前述の放射ノイズの発生が低減することがわかっている。
ここで、前述した従来構成の画像読取装置及び自動原稿送り装置において、上記回動可能な構成のヒンジ部では、電気的なアース接続が不安定であり、その為、放射ノイズが発生する場合がある。
従来より画像読取装置及び自動原稿送り装置の放射ノイズを低減するため、自動原稿送り装置側のマグネットキャッチと画像読取装置側の金属部との接地強化などにより電気的なアース接続を強化する事で対策を行っている。
しかしながら、上記の対策では画像読取装置に対して自動原稿送り装置が閉じた時に対してのみの対策であり、開いた時に発生する放射ノイズに対しての効果は見込めない。
また、自動原稿送り装置が開いている状態の時、急に閉まらないように、又は閉じ力を保持する為に金属の弾性部材が用いられているヒンジ部もあるが、この場合、その弾性部材の接触面積を増やすことで放射ノイズの対策を行おうとすると、ヒンジ部の機能を損ないユーザーの開閉動作に影響する可能性がある。
そこで、本発明の目的は、簡単な機構でヒンジ部の機能を損なうことなく上述の問題点を解消し、画像読取装置に対する自動原稿送り装置の開閉状態に関わらず、画像読取装置と自動原稿送り装置との間に安定した電気的なアース接続を行い、放射ノイズの発生を低減させる自動原稿送り装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、画像読取装置に対して支持部材によって回動可能に支持された自動原稿送り装置において、前記支持部材は、画像読取装置側に固定される第1の固定部材と、自動原稿送り装置側に固定される第2の固定部材と、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材を回動可能に支持する回転軸とを有し、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材の前記回転軸と垂直な面にそれぞれ同時に圧接される導通部材により電気的に接続したことを特徴とする。
なお、前記導通部材は前記回転軸まわりに設けることが好ましい。更に、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材の間の回転軸まわりに摺動部材を設け、前記導通部材を前記摺動部材まわりに設けることが好ましい。また、前記導通部材は弾性部材であることが好ましい。また、前記導通部材を複数設けてあることが好ましい。
本発明によれば、簡単な機構で装置間を回動可能に支持する支持部材の機能を損なうことなく、画像読取装置に対する自動原稿送り装置の開閉状態に関わらず、画像読取装置と自動原稿送り装置の間の電気的なアース接続が常に安定して行え、放射ノイズの発生を低減させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図3は複写機、スキャナ、ファクシミリ等の画像読取装置に搭載された自動原稿送り装置の構成説明図である。図3に示すように、複写機等の画像読取装置102に搭載される自動原稿送り装置101は、画像読取装置102の上面に開閉可能に載置されている。この自動原稿送り装置101の上面に設けられた原稿トレイ103に1枚又は複数枚置かれた原稿Sは、原稿分離部104により自動原稿送り装置101内に1枚ずつ搬送され、原稿読取装置102に設けられた原稿台ガラス105上の原稿読取位置まで搬送される。
原稿読取位置まで搬送された原稿Sは、画像読取装置102内部に設けられた原稿照明装置106から発せられた光に照らされ、原稿面で反射した光が複数のミラー107a,107b,107cにより折り曲げられレンズ108にて収束される。そして、受光素子109上に結像され、画像データとして再現される。
画像読取りが終了した原稿は、自動原稿送り装置101の原稿排出部110に搬送される。同時に、次の原稿が原稿読取位置に搬送され、原稿の画像読取りを行う。これが、原稿送りから読取までの一連の流れである。
図4は自動原稿送り装置101が開いている状態を示す左視図である。図4に示すように、画像読取装置102に対して自動原稿送り装置101は支持部材としてのヒンジ部3により開閉可能に支持されている。なお、図4において、112はマグネットキャッチであり、自動原稿送り装置101が画像読取装置102に対して閉じた時に画像読取装置102の天面上の金属部113と磁力により当接保持される。
〔第1実施形態〕
以下、図1及び図2を用いて、複写機等の画像読取装置に対して自動原稿送り装置を回動可能に支持している支持部材としてのヒンジ部周辺の構成について詳しく説明する。図1は自動原稿送り装置101と画像読取装置102を支持しているヒンジ部3の詳細図、図2はヒンジ部3における回転軸7周辺の詳細図である。
図1に示すように、前記支持部材としてのヒンジ部3は、画像読取装置102側に導電性のあるビス4aで固定される第1の板金5(第1の固定部材)と、自動原稿送り装置101側に導電性のあるビス4bで固定される第2の板金6(第2の固定部材)と、前記第1の板金5と前記第2の板金6を回動可能に支持する回転軸7とを有し、該回転軸7を回動中心として、画像読取装置102に対して自動原稿送り装置101を開閉可能に支持している。
図2に示すように、回転軸7は第1の板金5と回転可能に取り付けられており、第2の板金6とは両端固定されている。なお、回転軸7は第2の板金6と回動可能に取り付けられ、第1の板金5と両端固定される構成であっても良い。
また、第1の板金5と第2の板金6の間を一定距離に保つために、及び、回転軸7がなめらかに回転するように、回転軸7回りに摺動部材8が挟まれている。この摺動部材8は第1の板金5と第2の板金6の距離が部品公差によりばらついても良いように若干の隙間を持って取り付けられている。
更に、第1の板金5と第2の板金6との間に安定した電気的なアース接続を持たせるために、摺動部材8の回りに導電性のあるコイルバネ9(導通部材)が設けられている。この導通部材としてのコイルバネ9は、第1の板金5と第2の板金6の前記回転軸7に垂直な面5a,6aにそれぞれ常に接触するよう付勢されており、部品公差により板金5,6間の距離が変わっても常に接触するようになっている。
このように、ヒンジ部3における第1の板金5と第2の板金6間は、自動原稿送り装置101の開閉に関わらず、前記コイルバネ9により常に電気的に導通が取れている状態となる。更に、前述したように、前記第1の板金5と画像読取装置2はビス4aにより導通が取れており、前記第2の板金6と自動原稿送り装置1もビス4bにより導通が取れているため、画像読取装置2と自動原稿栗装置1とは、自動原稿送り装置101の開閉に関わらず、常に安定した電気的なアース接続がなされていることになる。
上述したように、本実施形態によれば、簡単な機構でヒンジ部3の機能を損なうことなく、画像読取装置102に対する自動原稿送り装置101の開閉状態に関わらず、画像読取装置102と自動原稿送り装置101との間の電気的なアース接続が常に安定して行え、放射ノイズの発生を低減させることができる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、導通部材としてのコイルバネ9を回転軸上に1つ設けた場合を例示したが、これに限定されるものではなく、第1の板金5と第2の板金6との接触面積を増やし、導通性を増すために複数ヶ所(例えば回転軸両端)に設けてもよい。
また前述した実施形態では、第1の板金5と第2の板金6を導通させるための導通部材として、弾性部材であるコイルバネ9を使用しているが、これに限定されるものではなく、コイルバネ以外でも導通性のある弾性部材であれば、例えば、ばね座金や歯付き座金、導電性ゴム、ガスケットの様な他の導通性弾性部材であってもよい。
また前述した実施形態では、自動原稿送り装置が搭載される画像読取装置としてスキャナを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像読取装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像読取装置であっても良く、該画像読取装置に搭載される自動原稿送り装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、画像読取装置に対して自動原稿送り装置を回動可能に支持する支持部材としてのヒンジ部を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば電気部品を有する第1の装置に対して電気部品を有する第2の装置を回動可能に支持する支持部材に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
本発明は、電気部品を有する第1の装置に対して支持部材によって回動可能に支持された電気部品を有する第2の装置に利用することができ、特に複写機、スキャナ、ファクシミリ装置等の画像読取装置に開閉可能に搭載された自動原稿送り装置に利用することができる。
自動原稿送り装置と画像読取装置を支持しているヒンジ部の詳細図 ヒンジ部における回転軸周辺の詳細図 画像読取装置及び自動原稿送り装置の構成説明図 画像読取装置に対して自動原稿送り装置が開いている状態を示す左視図
符号の説明
S …原稿
3 …ヒンジ部
4a,4b …ビス
5 …第1の板金
5a,6a …面
6 …第2の板金
7 …回転軸
8 …摺動部材
9 …コイルバネ
101 …原稿送り装置
102 …画像読取装置
103 …原稿トレイ
105 …原稿台ガラス
106 …原稿照明装置
107a,107b,107c …ミラー
108 …レンズ
109 …受光素子
110 …原稿排出部
112 …マグネットキャッチ
113 …金属部

Claims (5)

  1. 画像読取装置に対して支持部材によって回動可能に支持された自動原稿送り装置において、
    前記支持部材は、画像読取装置側に固定される第1の固定部材と、自動原稿送り装置側に固定される第2の固定部材と、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材を回動可能に支持する回転軸とを有し、
    前記第1の固定部材と前記第2の固定部材の前記回転軸と垂直な面にそれぞれ同時に圧接される導通部材により電気的に接続したことを特徴とする自動原稿送り装置。
  2. 前記導通部材を前記回転軸まわりに設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。
  3. 前記第1の固定部材と前記第2の固定部材の間の回転軸まわりに摺動部材を設け、前記導通部材を前記摺動部材まわりに設けたことを特徴とする請求項2に記載の自動原稿送り装置。
  4. 前記導通部材は弾性部材であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の自動原稿送り装置。
  5. 前記導通部材を複数設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の自動原稿送り装置。
JP2003407025A 2003-12-05 2003-12-05 自動原稿送り装置 Pending JP2005165177A (ja)

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