JP2005164157A - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヒートポンプ給湯装置は、圧縮機31、放熱器32、絞り装置33、蒸発器34を順次冷媒配管により接続して構成された冷媒回路と、放熱器32と熱交換を行う水流路73と、その熱交換によって生成される温水を蓄える第一の貯湯タンク36及び第二の貯湯タンク37とから構成され、これら構成要素を収容する箱体を、冷媒回路と第一の貯湯タンク36とを収納する第一の箱体71と、第二の貯湯タンク37を収納する第二の箱体72とに分離し、タンク給湯量を確保しながら個々の箱体を小型軽量化して、搬送性と設置性の向上を図ったものである。
【選択図】 図2
Description
図5は、従来の瞬間式ヒートポンプ給湯機の構成図である。この瞬間式ヒートポンプ給湯機(非特許文献1)は、圧縮機1、放熱器2、絞り装置3、蒸発器4を環状に接続した冷媒回路に冷媒を充填して第1冷凍サイクルを構成し、同様にして圧縮機21、放熱器22、絞り装置23、蒸発器24を環状に接続した冷媒回路に冷媒を充填して第2冷凍サイクルを構成している。また、貯湯タンク6、混合弁7、電磁弁8、給湯用循環ポンプ9、風呂追焚き用循環ポンプ10などを配管で接続してタンク回路を構成し、第1及び第2冷凍サイクルとタンク回路を1個のユニットに収納している。
そして、2個の冷凍サイクルで湯を生成して蛇口11や浴槽12に直接給湯し、または湯を蓄えた貯湯タンク6から給湯するものである。
週刊エアコン流通人2003年5月15日号(VOL.24−No.896)
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置において、前記箱体を、前記冷媒回路と前記第一の貯湯タンクとを収納する第一の箱体と、前記第二の貯湯タンクを収納する第二の箱体とに分離したことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載のヒートポンプ給湯装置において、前記第一の箱体に、副放熱器と当該副放熱器と熱交換を行う副水流路とを収納したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置において、前記第一の貯湯タンクまたは前記第二の貯湯タンクの少なくとも一方に加熱ヒータを設けたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置において、前記冷媒回路の冷媒として炭酸ガスを用いたことを特徴とする。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、箱体を、冷媒回路と第一の貯湯タンクを収納する第一の箱体と、第二の貯湯タンクを収納する第二の箱体とに分離したものである。本実施の形態によれば、箱体を分離したことにより、給湯量を確保しながら一つ一つの箱体を小型軽量化できるので、搬送性が向上すると共に、設置の自由度を向上させることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、第一の箱体に、副放熱器とこの副放熱器と熱交換を行う副水流路とを収納したものである。本実施の形態によれば、副放熱器と副水流路で生成した温水を、たとえば床暖房や風呂追い焚きに利用することによって、ヒートポンプ給湯装置の高付加価値化ができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、第一の貯湯タンクまたは第二の貯湯タンクの少なくとも一方に加熱ヒータを設けたものである。本実施の形態によれば、低外気温時などヒートポンプ能力が低下した場合、あるいは給湯負荷が急激に増加した場合に、加熱ヒータに通電することにより給湯能力を高めて、温水が不足すること防止することができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、冷媒回路の冷媒として炭酸ガスを用いたものである。本実施の形態によれば、万一、冷媒が外部に漏れた場合にも、地球温暖化に及ぼす影響が低くなる。
図1に示すヒートポンプ給湯装置の構成は、圧縮機31,放熱器32,絞り装置33,蒸発器34を順次配管で接続して冷媒を充填し、冷凍サイクルを形成している冷媒回路と、蒸発器34に外気を送風するファン35と、放熱器32に市水を供給してその市水を放熱器32で加熱し、温水を得る水流路73と、水流路73に配設して給水する循環ポンプ39と、放熱器32での熱交換によって生成した温水を蓄える第一の貯湯タンク36及び第二の貯湯タンク37と、第一の貯湯タンク36及び第二の貯湯タンク37に蓄えた温水と分岐した水流路73から供給された市水とを混合する混合弁38とを備え、これらの構成要素を1個の箱体70内に収納した構成である。
圧縮機31で高圧まで圧縮されて吐出された冷媒は、放熱器32に導入され、水流路73を通って流れてきた市水と、ここで熱交換して放熱する。そして、放熱器32で第一の水流路73の水は、高温まで加熱されて温水となる。
放熱器32から流出する冷媒は、絞り装置33において減圧膨張され、蒸発器34に送られ、ファン35によって空気と間接的に熱交換し、蒸発器34を流れる間に蒸発してガス冷媒となり、さらにガス冷媒は圧縮機21に吸入され、再度圧縮される過程を繰り返す。
一方、放熱器32で冷媒と間接的に熱交換し、高温となった温水は、第一の貯湯タンク36及び第二の貯湯タンク37に蓄えられる。そして、蛇口74の開栓により、混合弁38により、第一の貯湯タンク36及び第二の貯湯タンク37に蓄えられた温水と、水流路73からの分岐水とが混合され、設定された温度の湯が出湯する。
また、本実施例では、貯湯量が2倍となるため、急激な給湯負荷の増加に対する対応力が向上する。そのため湯切れの不安がなくなる。
なお、本実施例では、2個の貯湯タンクを持つ構成の場合を説明したが、2個以上の貯湯タンクを持つ構成にしても良く、これらも本発明に含まれるものである。
本実施例のヒートポンプ給湯装置は、冷媒回路、第一の貯湯タンク36、循環ポンプ39、水流路73の一部などを第一の箱体71に収納し、第二の貯湯タンク37、混合弁38、水流路73の残部などを第二の箱体72に収納している構成である。すなわち、第一の貯湯タンク36と第二の貯湯タンク37とを分離し、それぞれを第一の箱体71と第二の箱体72とに分納した構成としている。換言すれば、第一の貯湯タンク36を第二の箱体72に、第二の貯湯タンク37を第一の箱体71に収納する構成でも良く、本体の寸法と重量を左右する貯湯タンクを分けて箱体に収納することによって、一つ一つの箱体を小型軽量化するものである。
即ち、第2の実施例のヒートポンプ給湯装置では、冷媒回路及び第一の貯湯タンク36を収納した第一の箱体71と、第二の貯湯タンク37を収納した第二の箱体72の2個に分離することによって、個々の箱体を小型軽量化できるので、搬送性を向上させると共に設置の自由度を向上させることができる。
本実施例のヒートポンプ給湯装置は、放熱器32と絞り装置33の間に配設した副放熱器81と、副放熱器81と熱交換を行う副水流路82とを備え、第一の箱体71の内部にそれらを収納した構成である。この副水流路82は、たとえば風呂追い焚き端末や床暖房端末(図示せず)への給湯に利用される。
このような第3の実施例のヒートポンプ給湯装置では、副放熱器82を設けることにより、給湯に加えて、風呂の追い焚き機能、さらには床暖房機能などを付加することができ、製品の高付加価値化が可能となる。
なお、本実施例では、副放熱器82を放熱器42と絞り装置43の間に設けたが、圧縮機41と放熱器42の間に設けた構成でも良い。
本実施例のヒートポンプ給湯装置は、第二の貯湯タンク37の内部に、加熱ヒータ84を備えた構成である。
このような第4の実施例のヒートポンプ給湯装置では、外気温等の負荷変化に応じて制御装置(図示せず)から送られた通電指令により、加熱ヒータ84が、第二の貯湯タンク内37の温水を加熱し、給湯能力を高めることが可能となる。
なお、第1及び第2の実施例の第二の貯湯タンク37に、加熱ヒータ84を設ける構成でも良く、同様の効果が得られる。
本実施例によれば、冷媒として炭酸ガスを用いたので、万一、冷媒が洩れた場合にも、地球温暖化に及ぼす影響が極めて小さくなる効果がある。
32 放熱器
33 絞り装置
34 蒸発器
35 ファン
36 第一の貯湯タンク
37 第二の貯湯タンク
38 混合弁
39 循環ポンプ
70 箱体
71 第一の箱体
72 第二の箱体
73 水流路
74 蛇口
81 副放熱器
82 副水流路
84 加熱ヒータ
Claims (5)
- 圧縮機、放熱器、絞り装置、および蒸発器を順次冷媒配管で接続して構成した冷媒回路と、前記放熱器と熱交換を行う水流路と、前記放熱器によって生成される温水を蓄える貯湯タンクとを備えたヒートポンプ給湯装置であって、前記貯湯タンクを、第一の貯湯タンクと第二の貯湯タンクで構成し、前記冷媒回路、前記水流路、前記第一の貯湯タンク、および前記第二の貯湯タンクを箱体に収納したことを特徴とするヒートポンプ給湯装置。
- 前記箱体を、前記冷媒回路と前記第一の貯湯タンクとを収納する第一の箱体と、前記第二の貯湯タンクを収納する第二の箱体とに分離したことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置。
- 前記第一の箱体に、副放熱器と当該副放熱器と熱交換を行う副水流路とを収納したことを特徴とする請求項2に記載のヒートポンプ給湯装置。
- 前記第一の貯湯タンクまたは前記第二の貯湯タンクの少なくとも一方に加熱ヒータを設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置。
- 前記冷媒回路の冷媒として炭酸ガスを用いたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置。
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2003
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