JP2005163666A - 風力発電用増速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用される遊星歯車等のギヤに対して潤滑油の供給を十分行うことができ、しかも、簡単な構成である風力発電用増速機を提供する。
【解決手段】入力側歯車機構1と出力側歯車機構2とを備えた風力発電用増速機である。入力側歯車機構1は、入力軸19とキャリア9と遊星歯車7と太陽歯車6とを有する。出力側歯車機構2は、太陽歯車6の回転によって回転する第1歯車25と、第1歯車25の回転によって回転する第2歯車26と、第2歯車26の回転によって回転する出力軸4とを有する。太陽歯車6に潤滑油を供給する第1潤滑油供給手段41と、遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を供給する第2潤滑油供給手段42と、第2歯車26とギヤ部30との噛合開始部40に潤滑油を供給する第3潤滑油供給手段43とを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、風力発電用増速機に関するものである。
一般に風力発電には風力発電用風車が使用される。風力発電用風車は、羽根部(翼)が風を受けて回転し、この回転が入力軸(ブレード軸)を介して増速機に伝達され、さらにこの増速機から出力軸を介して発電機に伝わるものである。すなわち、風力発電には増速機が使用される。そして、増速機としては、遊星歯車機構を使用したものがある。
ところで、耐用年数の長い風力発電用増速機の場合、回転軸部のシールにオイルシールを使用することなく、すきまシールを使用するのが一般的である。しかしながら、この場合、増速機ボックス(ケース)のオイルレベルがすきまシール部より上部に配置できない。そのため、上部側のギヤ噛合部の潤滑が十分行われない不都合があった。そこで、従来では、サンギヤ等に貫孔を設け、この貫孔を介して、潤滑が十分行われないギヤ噛合部に潤滑油を供給するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−14597号公報(第2−3頁、図2)
しかしながら、サンギヤに貫孔を設けた場合、この貫孔によってサンギヤの強度が低下して、耐久性に劣ることになる。しかも、サンギヤに複雑な貫孔を設けるための加工を必要として、製造工程の増加を招き、生産性に劣ると共に、コスト高となっていた。
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、使用される遊星歯車等のギヤ類に対して潤滑油の供給を十分行うことができ、しかも、簡単な構成である風力発電用増速機を提供することにある。
そこで請求項1の風力発電用増速機は、入力側歯車機構1と出力側歯車機構2とを備え、上記入力側歯車機構1は、入力軸19の回転によって回転するキャリア9と、このキャリア9に付設されると共にこのキャリア9の回転によってリングギヤ8に噛合しつつ回転する遊星歯車7と、この遊星歯車7に噛合して遊星歯車7の回転によって回転する太陽歯車6とを有し、上記出力側歯車機構2は、上記太陽歯車6の回転によって回転する出力軸4とを有する風力発電用増速機であって、上記太陽歯車6に潤滑油を供給する第1潤滑油供給手段41を備え、この第1潤滑油供給手段41は、増速機ケース10内に配置される潤滑油供給配管45に開設した第1噴射口47から潤滑油を噴射させて、キャリア9内に配置された上記太陽歯車6にキャリア孔52よりこの潤滑油を供給することを特徴としている。
上記請求項1の風力発電用増速機では、第1潤滑油供給手段41にて、太陽歯車6に潤滑油を供給することができ、これによって、太陽歯車6の潤滑を行うことができる。また、第1噴射口47から潤滑油を噴射させて、キャリア9内に配置された太陽歯車6にキャリア孔52よりこの潤滑油を供給するものであるので、太陽歯車6に確実に潤滑油を供給することができる。しかも、太陽歯車6に新たに貫孔を設けることなく、キャリア9の成形時に形成されるキャリア孔52を使用するので、貫孔加工作業を省略することができる。
請求項2の風力発電用増速機は、入力側歯車機構1と出力側歯車機構2とを備え、上記入力側歯車機構1は、入力軸19の回転によって回転するキャリア9と、このキャリア9に付設されると共にこのキャリア9の回転によってリングギヤ8に噛合しつつ回転する遊星歯車7と、この遊星歯車7に噛合して遊星歯車7の回転によって回転する太陽歯車6とを有し、上記出力側歯車機構2は、上記太陽歯車6の回転によって回転する出力軸4とを有する風力発電用増速機であって、上記遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を供給する第2潤滑油供給手段42を備え、この第2潤滑油供給手段42は、増速機ケース10内に配置される潤滑油供給配管46に開設した第2噴射口48から、増速機ケース10内の上部において上記遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を噴射させることを特徴としている。
上記請求項2の風力発電用増速機では、第2潤滑油供給手段42にて、遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を供給することができ、これによって、遊星歯車7とリングギヤ8との潤滑を行うことができる。また、増速機ケース10内に配置される潤滑油供給配管46に開設した第2噴射口48から、増速機ケース10内の上部において遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を噴射させるので、遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を増速機ケース10内の上部において確実に供給することができる。
請求項3の風力発電用増速機は、上記出力軸4は一端部を軸受34に枢支され、上記潤滑油供給配管46に開設した第4噴射口58から、増速機ケース10内の上部において上記軸受34に潤滑油を噴射させることを特徴としている。
上記請求項3の風力発電用増速機では、潤滑油供給配管46に開設した第4噴射口58から、出力軸4の一端部を枢支している軸受34に潤滑油を噴射させるので、この軸受34の潤滑を行うことができる。しかも、上記第2噴射口48(遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を噴射させる噴射口)が開設される潤滑油供給配管46に、この第4噴射口58を開設するものであって、潤滑油供給配管46の共用化を図ることができる。
請求項4の風力発電用増速機は、入力側歯車機構1と出力側歯車機構2とを備え、上記入力側歯車機構1は、入力軸19の回転によって回転するキャリア9と、このキャリア9に付設されると共にこのキャリア9の回転によってリングギヤ8に噛合しつつ回転する遊星歯車7と、この遊星歯車7に噛合して遊星歯車7の回転によって回転する太陽歯車6とを有し、上記出力側歯車機構2は、上記太陽歯車6の回転によって回転する第1歯車25と、この第1歯車25の回転によって回転する第2歯車26と、この第2歯車26の回転によって回転する出力軸4とを有する風力発電用増速機であって、潤滑油を供給する第3潤滑油供給手段43を備え、この第3潤滑油供給手段43は、増速機ケース10内に配置される潤滑油供給配管46に開設した第3噴射口49から、増速機ケース10内の上部側に配置された出力側歯車機構2の噛合開始部40に潤滑油を噴射させることを特徴としている。
請求項4の風力発電用増速機では、第3潤滑油供給手段43にて、増速機ケース10内の上部側に配置された出力側歯車機構2の噛合開始部40(例えば、出力軸4のギヤ部30とこれに噛合する第2歯車26との噛合開始部)に潤滑油を供給することができ、これによって、第2歯車26と出力軸4のギヤ部30との潤滑を行うことができる。また、増速機ケース10内に配置される潤滑油供給配管46に開設した第3噴射口49から、上記噛合開始部40に潤滑油を噴射させるので、この噛合開始部40に潤滑油を確実に供給することができる。
請求項1の風力発電用増速機によれば、第1潤滑油供給手段にて太陽歯車の潤滑を行うことができる。このため、太陽歯車が潤滑不良とならず、太陽歯車と、この太陽歯車に噛合する遊星歯車とが長期にわたって滑らかに噛合し、耐用性に優れる増速機となる。また、太陽歯車に確実に潤滑油を供給することができるので、太陽歯車の潤滑の信頼性が向上して、一層滑らに噛合し、潤滑油のオイルレベルが低い大型風力発電用増速機に最適となる。しかも、太陽歯車に貫孔を設けることなく、キャリア孔を使用するので、太陽歯車の強度の低下を防止することができる。
請求項2の風力発電用増速機によれば、第2潤滑油供給手段にて遊星歯車とリングギヤとの潤滑を行うことができる。このため、遊星歯車とリングギヤとが潤滑不良とならず、長期にわたって滑らかに噛合し、耐用性に優れる増速機となる。また、遊星歯車とリングギヤとの間に潤滑油を増速機ケース内の上部において確実に供給することができるので、遊星歯車とリングギヤとの潤滑の信頼性が向上して、一層滑らに噛合し、潤滑油のオイルレベルが低い大型風力発電用増速機に最適となる。
請求項3の風力発電用増速機によれば、潤滑油供給配管に開設した第4噴射口から、出力軸の一端部を枢支している軸受に潤滑油を噴射させるので、この軸受の潤滑を行うことができる。このため、出力軸が長期にわたって滑らかに回転して安定した出力を得ることができる。しかも、第2噴射口(遊星歯車とリングギヤとの間に潤滑油を供給するための噴射口)が開設される潤滑油供給配管に、第4噴射口を開設するものであるので、潤滑油供給配管の共用化を図ることができる。このため、構成の簡略化及びコスト低減化を図ることができる。
請求項4の風力発電用増速機によれば、第3潤滑油供給手段にて、出力軸のギヤ部とこれに噛合する歯車部(例えば、出力側歯車機構の第2歯車)との噛合開始部に潤滑油を供給することができる。このため、出力軸のギヤ部とこれに噛合する歯車部とが潤滑不良とならず、長期にわたって滑らかに噛合し、耐用性に優れる増速機となる。また、増速器ケース内の上部側の噛合開始部に潤滑油を確実に供給することができるので、これらの噛合部の潤滑の信頼性が向上して、一層滑らに噛合し、潤滑油のオイルレベルが低い大型風力発電用増速機に最適となる。
次に、この発明の風力発電用増速機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1と図2とは風力発電用増速機の断面図を示す。この風力発電用増速機は、入力側歯車機構(低速側歯車機構)1と出力側歯車機構(高速側歯車機構)2とを備え、図示省略の羽根部の軸部が接続され、この羽根部が風を受けて回転してその回転力が出力軸4に伝達されるものである。
入力側歯車機構1は、シャフト5に外嵌される太陽歯車6と、この太陽歯車6に噛合する複数(この場合、図3に示すように3個)の遊星歯車7・・と、この遊星歯車7が噛合するリングギヤ8と、遊星歯車7・・を回転自在に支持するキャリア9等を備える。この場合、シャフト5は、増速機ケース10に回転自在に支持され、この一端側に上記太陽歯車6が回転自在に外嵌されている。なお、太陽歯車6は、筒状本体部6aと、この筒状本体部6aの外周面に設けられる歯部6bとからなる。
また、キャリア9は、一対の円盤状の基板部11、12を有し、基板部11、12が図3に示すように周方向にそって所定ピッチ(この場合、約120度ピッチ)で配設される連結部14・・にて連結されている。そして、周方向に沿って隣合う連結部14、14間に上記遊星歯車7が配置される。すなわち、基板部11、12間に図1と図2に示すように、軸部材15・・を固定し、この軸部材15・・に軸受16、16を介して回転自在に遊星歯車7を外嵌する。ところで、増速機ケース10は、キャリア9側の第1部17と、出力軸4側の第2部18とを有し、このキャリア9はこの第1部17に軸受20、21を介して回転自在に支持されている。また、上記シャフト5は、その一端部が一方の基板部11に固着され、他端部が第2部18の外端壁22側に軸受を介して回転自在に支持されている。そして、一方の基板部11からは外方へ突出する円筒部13が設けられ、この円筒部13に図示省略の羽根部の軸部が連結される。このため、円筒部13と、キャリア9の基板12の一部と、シャフト5とをもって入力軸19と呼ぶことができる。また、第1部17の内周面に上記リングギヤ8が設けられている。なお、円筒部13の外周側及びシャフト5の他端部の外周側にはそれぞれシール部材S、Sが配置されている。
上記のように構成された入力側歯車機構1では、図示省略の羽根部が風に当たって回転すれば、上記入力軸13が図1と図2の矢印A1方向に回転する。この入力軸13の回転に伴ってキャリア9が回転して、遊星歯車7・・がリングギヤ8に噛合しながら太陽歯車6廻りに公転しつつ自転する。これによって、太陽歯車6が回転する。
次に、出力側歯車機構(高速側歯車機構)2は、上記シャフト5の他端側にスペーサ23を介して外嵌される第1歯車25と、この第1歯車25の回転によって回転する第2歯車26と、この第2歯車26に噛合してこの第2歯車26の回転によって回転する上記出力軸4等を有する。スペーサ23は、上記太陽歯車6の筒状本体部6aに連続する筒状体であって、筒状本体部6aと一体に回転する。そして、増速機ケース10の第2部18に収納状となる上記第1歯車25がこのスペーサ23に外嵌固定されている。この場合、上記太陽歯車6の筒状本体部6aと上記スペーサ23とは、シャフト5に軸受31、32を介して回転自在に回転する筒状の回転体33を構成し、この回転体33がその軸心廻りに回転することによって、第1歯車25が回転する。
また、第2歯車26は、増速機ケース10の第2部18に軸受27、27を介して回転自在に支持された軸部材28の一端部に外嵌固定されている。この軸部材28は、図4に示すように、出力軸4に近傍に配置され、上記第1歯車25に噛合する歯部29が設けられている。そして、出力軸4の一端部には、上記第2歯車26に噛合するピニオン(ギヤ部)30が設けられている。
上記出力側歯車機構2では、第1歯車25が回転すれば、歯部29が第1歯車25と噛合している軸部材28が回転する。さらに軸部材28が回転すれば、第2歯車26が回転してこの第2歯車26にギヤ部30が噛合している出力軸4が回転する。なお、出力軸4は、図1に示すように、その一端部が軸受34を介して、増速機ケース10の第1部17と第2部18とを仕切る仕切壁35に枢支され、その他端部が軸受36を介して第2部18の外端壁22に枢支されている。なお、上記各歯車機構1、2の各軸受16、20、21、27、31、32、34、36等は潤滑油が供給され、各回転体が滑らかに回転するように構成される。
したがって、この増速機では、図示省略の羽根部が風に当たることによって入力軸19が図1の矢印A1のように回転すれば、キャリア9が回転することになって、太陽歯車6が回転する。そして、この太陽歯車6が回転すれば、この太陽歯車6の本体部6aにてその一部が構成される回転体33が回転することになる。この回転体33が回転すれば、上記したように出力軸4が矢印A2のように回転する。また、この出力軸4は図示省略の発電機等に接続され、この出力軸の回転によって、発電機が駆動して発電されることになる。
ところで、この増速機は、図1と図4等に示すように、太陽歯車6に潤滑油を供給する第1潤滑油供給手段41と、上記遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を供給する第2潤滑油供給手段42と、上記第2歯車26とこれに噛合する出力軸4のギヤ部(ピニオン)30との噛合開始部40に潤滑油を供給する第3潤滑油供給手段43とを備える。
すなわち、増速機ケース10に潤滑油供給用の外側配管44を配置すると共に、この増速機ケース10の内部に外側配管44に連結される潤滑油供給配管45、46を配置し、一方の潤滑油供給配管45に、図6に示すように、太陽歯車6に潤滑油を供給するための第1噴射口47を開設し、他方の潤滑油供給配管46に、図5に示すように、遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を供給するための第2噴射口48と、上記噛合開始部40に潤滑油を供給するための第3噴射口49と、出力軸4の一端部を枢支する軸受34に潤滑油を供給するための第4噴射口58を開設している。
すなわち、潤滑油供給配管45は、図6に示すように、上端部が増速機ケース10の上壁38に挿通されると共に、下端部が増速機ケース10の仕切壁35に挿通される本体部50と、この本体部50の下端に連設されてキャリア9の基板12側に開口するノズル51とを有する。ところで、キャリア9の基板12には、図1と図3に示すように、周方向に沿って複数個(この場合3個)の貫孔(キャリア孔)52・・が設けられている。このため、ノズル51の開口部でもって構成される上記第1噴射口47から噴射された潤滑油は、キャリア孔52を介して図1の矢印Bのように、太陽歯車6に供給される。
また、潤滑油供給配管46は、図5に示すように、上端部が増速機ケース10の上壁38に挿通されると共に、下端部が増速機ケース10の仕切壁35に挿通される鉛直状本体部53と、この本体部53の下端から連設されて第2部18側に突出する水平部54とを有する。そして、鉛直状本体部53に上記第2噴射口48及び第4噴射口58が開設され、水平部54の一方の端部(増速機ケース10の第2部18側の端部)に上記第3噴射口49が開設されている。この場合、第2噴射口48は増速機ケース10の第1部17の上部側に開口して、図1の矢印Cのように、第1部17に向かって潤滑油が噴射(吐出)する。このため、増速機ケース10の上部において、遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を供給することができる。また、第2噴射口48と第4噴射口58とは、鉛直状本体部53の径方向に沿って開口し、第2噴射口48の開口位置を一側(増速機ケース10の第1部17側)とし、第4噴射口58の開口位置を他側(増速機ケース10の第2部18側)としている。このため、第4噴射口58からの潤滑油を出力軸4の軸受34に供給することができる。また、第3噴射口49は、第2歯車26とこれに噛合する出力軸4のギヤ部(ピニオン)30との噛合開始部40に向かって開口し、図4の矢印Dのように、この噛合開始部40に向かって潤滑油が噴射(吐出)する。なお、増速機ケース10の第1部17には、図2に示すように、潤滑油を外部へ排出するための排出管55が接続されている。すなわち、第2部の底壁56は第1部17に向かって順次下傾しており、しかも、仕切壁35の下部には貫通孔57(図1参照)が設けられている。このため、第2部18に供給された潤滑油はこの貫通孔57を介して第1部17へ流入し、この第1部17からは排出管55を介して外部へ排出される。なお、第3噴射口48を図6に示すように、潤滑油供給配管45に開設してもよく、さらには、図示省略するが、第4噴射口58を潤滑油供給配管45に開設してもよい。
上記風力発電用増速機では、第1潤滑油供給手段41にて、太陽歯車6に潤滑油を供給することができ、これによって、太陽歯車6が潤滑不良とならず、太陽歯車6と遊星歯車7とが長期にわたって滑らかに噛合する。また、第2潤滑油供給手段42にて、遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を供給することができ、これによって、遊星歯車7とリングギヤ8とが潤滑不良とならず、これらが長期にわたって滑らかに噛合する。さらに、第3潤滑油供給手段43にて、第2歯車26とこれに噛合する出力軸4のギヤ部30との噛合開始部40に潤滑油を供給することができ、これによって、第2歯車26と出力軸4のギヤ部30とが潤滑不良とならず、これらが長期にわたって滑らかに噛合する。したがって、潤滑油のオイルレベルが低い風力発電用増速機であっても、各歯車の潤滑を行うことができ、耐用性に優れる増速機となる。
また、第1噴射口47から潤滑油を噴射させて、キャリア9内に配置された太陽歯車6にキャリア孔52よりこの潤滑油を供給するものであるので、太陽歯車6に確実に潤滑油を供給することができる。このため、太陽歯車6の潤滑の信頼性が向上して、一層滑らに噛合する。さらに、太陽歯車6に貫孔を設けることなく、キャリア孔52を使用するので、太陽歯車6の強度の低下を防止することができる。
増速機ケース10内に配置される潤滑油供給配管46に開設した第2噴射口48から、増速機ケース10内の上部において遊星歯車6とリングギヤ8との間に潤滑油を噴射させるので、遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を増速機ケース10内の上部において確実に供給することができる。このため、遊星歯車7とリングギヤ8との潤滑の信頼性が向上して、一層滑らに噛合し、潤滑油のオイルレベルが低い大型風力発電用増速機に最適となる。
増速機ケース10内に配置される潤滑油供給配管46に開設した第3噴射口49から、増速機ケース10内の上部側に配置された第2歯車26とこれに噛合する出力軸4のギヤ部30との噛合開始部40に潤滑油を噴射させるので、この噛合開始部40に潤滑油を確実に供給することができる。このため、第2歯車26と出力軸4のギヤ部30との潤滑の信頼性が向上して、一層滑らに噛合し、潤滑油のオイルレベルが低い大型風力発電用増速機に最適となる。
また、潤滑油供給配管46に開設した第4噴射口58から、出力軸4の一端部を枢支している軸受34に潤滑油を噴射させるので、この軸受34の潤滑を行うことができる。このため、出力軸4が長期にわたって滑らかに回転して安定した出力を得ることができる。しかも、第2噴射口48(遊星歯車7とリングギヤ8との間に潤滑油を供給するための噴射口)が開設される潤滑油供給配管46に、第4噴射口58を開設するものであるので、潤滑油供給配管46の共用化を図ることができる。このため、構成の簡略化及びコスト低減化を図ることができる。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、入力側歯車機構1及び出力側歯車機構2の各歯車の歯数は、図示省略の羽根部の回転力を出力側歯車機構2の出力軸に所定の増速でもって伝達できる範囲において任意に変更することができ、入力側歯車機構1の遊星歯車7の数等としても任意に増減できる。また、第1潤滑油供給手段41と第2潤滑油供給手段42と第3潤滑油供給手段43のすべてを具備するのが好ましいが、これらの供給手段41、42、43のうち、2つの潤滑油供給手段を選んで具備させ、またはどれか1つの潤滑油供給手段を具備させるものであってもよい。さらに、第1潤滑油供給手段41と第2潤滑油供給手段42と第3潤滑油供給手段43を構成する場合、2本の潤滑油供給配管45、46を使用したが、1本の潤滑油供給配管でもって構成しても、3本の潤滑油供給配管でもって構成してもよい。また、出力側歯車機構2として、第2歯車26を有さないものであってもよい。すなわち、第1歯車25が出力軸4のギア部30に直接的に噛合するものであってもよい。このため、第3潤滑油供給手段43にて潤滑油が供給される噛合開始部40として、第1歯車25と出力軸4のギア部30との噛合開始部であってもよい。
この発明の風力発電用増速機の実施形態を示す断面図である。 上記風力発電用増速機の第2歯車が現れる位置での断面図である。 上記風力発電用増速機の太陽歯車と遊星歯車とリングギヤとの噛合状態説明図である。 上記図1のY方向矢視拡大図である。 上記図4のE−E線拡大断面図である。 上記図4のF−F線拡大断面図である。
符号の説明
1・・入力側歯車機構、2・・出力側歯車機構、4・・出力軸、6・・太陽歯車、8・・リングギヤ、9・・キャリア、10・・増速機ケース、19・・入力軸、25・・第1歯車、26・・第2歯車、40・・噛合開始部、41・・第1潤滑油供給手段、42・・第2潤滑油供給手段、43・・第3潤滑油供給手段、45・・潤滑油供給配管、46・・潤滑油供給配管、47・・第1噴射口、48・・第2噴射口、49・・第3噴射口、52・・キャリア孔、58・・第4噴射口

Claims (4)

  1. 入力側歯車機構(1)と出力側歯車機構(2)とを備え、上記入力側歯車機構(1)は、入力軸(19)の回転によって回転するキャリア(9)と、このキャリア(9)に付設されると共にこのキャリア(9)の回転によってリングギヤ(8)に噛合しつつ回転する遊星歯車(7)と、この遊星歯車(7)に噛合して遊星歯車(7)の回転によって回転する太陽歯車(6)とを有し、上記出力側歯車機構(2)は、上記太陽歯車(6)の回転によって回転する出力軸(4)とを有する風力発電用増速機であって、上記太陽歯車(6)に潤滑油を供給する第1潤滑油供給手段(41)を備え、この第1潤滑油供給手段(41)は、増速機ケース(10)内に配置される潤滑油供給配管(45)に開設した第1噴射口(47)から潤滑油を噴射させて、キャリア(9)内に配置された上記太陽歯車(6)にキャリア孔(52)よりこの潤滑油を供給することを特徴とする風力発電用増速機。
  2. 入力側歯車機構(1)と出力側歯車機構(2)とを備え、上記入力側歯車機構(1)は、入力軸(19)の回転によって回転するキャリア(9)と、このキャリア(9)に付設されると共にこのキャリア(9)の回転によってリングギヤ(8)に噛合しつつ回転する遊星歯車(7)と、この遊星歯車(7)に噛合して遊星歯車(7)の回転によって回転する太陽歯車(6)とを有し、上記出力側歯車機構(2)は、上記太陽歯車(6)の回転によって回転する出力軸(4)とを有する風力発電用増速機であって、上記遊星歯車(7)とリングギヤ(8)との間に潤滑油を供給する第2潤滑油供給手段(42)を備え、この第2潤滑油供給手段(42)は、増速機ケース(10)内に配置される潤滑油供給配管(46)に開設した第2噴射口(48)から、増速機ケース(10)内の上部において上記遊星歯車(7)とリングギヤ(8)との間に潤滑油を噴射させることを特徴とする風力発電用増速機。
  3. 上記出力軸(4)は一端部を軸受(34)に枢支され、上記潤滑油供給配管(46)に開設した第4噴射口(58)から、増速機ケース(10)内の上部において上記軸受(34)に潤滑油を噴射させることを特徴とする請求項2の風力発電用増速機。
  4. 入力側歯車機構(1)と出力側歯車機構(2)とを備え、上記入力側歯車機構(1)は、入力軸(19)の回転によって回転するキャリア(9)と、このキャリア(9)に付設されると共にこのキャリア(9)の回転によってリングギヤ(8)に噛合しつつ回転する遊星歯車(7)と、この遊星歯車(7)に噛合して遊星歯車(7)の回転によって回転する太陽歯車(6)とを有し、上記出力側歯車機構(2)は、上記太陽歯車(6)の回転によって回転する第1歯車(25)と、この第1歯車(25)の回転によって回転する第2歯車(26)と、この第2歯車(26)の回転によって回転する出力軸(4)とを有する風力発電用増速機であって、潤滑油を供給する第3潤滑油供給手段(43)を備え、この第3潤滑油供給手段(43)は、増速機ケース(10)内に配置される潤滑油供給配管(46)に開設した第3噴射口(49)から、増速機ケース(10)内の上部側に配置された出力側歯車機構(2)の噛合開始部(40)に潤滑油を噴射させることを特徴とする風力発電用増速機。
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