JP2005160236A - ステッピングモータ制御装置 - Google Patents

ステッピングモータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005160236A
JP2005160236A JP2003396523A JP2003396523A JP2005160236A JP 2005160236 A JP2005160236 A JP 2005160236A JP 2003396523 A JP2003396523 A JP 2003396523A JP 2003396523 A JP2003396523 A JP 2003396523A JP 2005160236 A JP2005160236 A JP 2005160236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
value
excitation current
impact
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003396523A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kudo
健二 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2003396523A priority Critical patent/JP2005160236A/ja
Publication of JP2005160236A publication Critical patent/JP2005160236A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 突発的に大きな振動が加わる状況下でも発熱抑制および消費電力低減を図りつつ待機時における回転停止状態を維持することができる「ステッピングモータ制御装置」を提供すること。
【解決手段】 ディスク再生装置100は、回転停止時にステッピングモータにより構成される送りモータ14に間欠的な励磁電流を供給するサーボLSI20およびサーボドライバ22と、送りモータ14が直接的あるいは間接的に取り付けられた部位に固定されてこの部位に作用する衝撃を検出する加速度センサ26と、衝撃が検出されたときに供給される励磁電流を第1の値に、それ以外のときにこの第1の値よりも小さな第2の値に設定する励磁電流設定処理部52を有するシステムコントローラ30とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスク再生装置等に用いられるステッピングモータの駆動制御を行うステッピングモータ制御装置に関する。
従来から、ディスク再生装置等には、回転位置を高い精度で制御可能なステッピングモータが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。このディスク再生装置では、光ピックアップを光ディスクの径方向に沿って移動させるためにステッピングモータが用いられている。光ピックアップ内には2軸アクチュエータが備わっており、次第にレーザ光の照射位置を径方向に移動させる場合には、所定範囲については2軸アクチュエータで対物レンズを径方向に移動させ、所定範囲を超えたときに光ピックアップの全体をステッピングモータによって径方向に移動させるようになっている。このように、2軸アクチュエータを用いてレーザ光の照射位置を移動させている間はステッピングモータは待機状態にある。
ところで、ステッピングモータは、待機中に停止回転位置を維持するために所定の励磁電流を流し続ける必要がある。しかし、この励磁電流の継続的な通電によって発熱が発生するとともに消費電力が増大するため、励磁電流の通電を間欠的に行うことにより励磁電流を低減して発熱の抑制と消費電力の減少を図るステップモータ制御回路が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−168268号公報(第4−9頁、図1−26) 特開平11−341891号公報(第2−4頁、図1−2)
ところで、上述した特許文献2に開示されたステップモータ制御回路では、待機状態にあるステッピングモータに対して間欠的な励磁電流の通電を行っているが、車載用のディスク再生装置に用いた場合には、ブレーキの急操作や路面状態の急変化等に応じて大きな振動が加わる場合があり、少ない励磁電流では停止回転位置を維持することができないおそれがあるという問題があった。この問題は、間欠的な励磁電流の値を大きく設定すれば解決可能であるが、そのような設定を行うと、大きな振動が加わっていない待機状態においても常に大きな励磁電流を流すことになり、間欠的な励磁電流の通電を採用した本来の目的である発熱の抑制や消費電力の減少の効果が少なくなってしまう。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、突発的に大きな振動が加わる状況下でも発熱抑制および消費電力低減を図りつつ待機時における回転停止状態を維持することができるステッピングモータ制御装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明のステッピングモータ制御装置は、回転停止時にステッピングモータに間欠的な励磁電流を供給する励磁電流供給手段と、ステッピングモータが直接的あるいは間接的に取り付けられた部位に固定され、この部位に作用する衝撃を検出する衝撃検出手段と、衝撃検出手段によって衝撃を検出したときに、励磁電流供給手段によって供給される励磁電流を第1の値に、それ以外のときに、励磁電流を第1の値よりも小さな第2の値に設定する励磁電流設定手段とを備えている。突発的に大きな衝撃が加わった場合にはステッピングモータに供給される間欠的な励磁電流を大きな第1の値に設定して待機時における回転停止状態を維持することができ、大きな衝撃が加わらないそれ以外の場合にはステッピングモータに供給される間欠的な励磁電流を小さな第2の値に設定して発熱を抑制するとともに消費電力を低減することができる。
また、上述した衝撃検出手段は、部位に作用する加速度を検出する加速度センサであることが望ましい。これにより、特定の部位に作用する衝撃を確実に検出することができる。また、汎用的に用いられている加速度センサを用いることにより、部品コストの上昇を抑えることが可能になる。
また、上述したステッピングモータは、ディスク再生装置に装填された光ディスクの径方向に沿った光ピックアップを移動させる送りモータとして用いられ、衝撃検出手段は、光ディスクの径方向に沿って作用する衝撃を検出することが望ましい。ステッピングモータは、高い回転精度が要求される光ピックアップの送りモータとして適しており、しかも、衝撃作用時に待機時のステッピングモータに大きな励磁電流を供給することにより、光ピックアップの送り方向(トラッキング方向)のずれを防止することが可能になる。
また、上述した励磁電流供給手段は、所定のデューティ比および所定の波高値を有する励磁電流をステッピングモータに供給し、励磁電流設定手段は、デューティ比および波高値の少なくとも一方を可変することにより励磁電流を第1の値あるいは第2の値に設定することが望ましい。これにより、間欠的な励磁電流の値を確実に変更することができる。
また、上述した励磁電流設定手段は、励磁電流の設定を行うとともに、第1の値および第2の値の少なくとも一方を変更可能に設定するプログラムを実行するプロセッサにより構成されていることが望ましい。これにより、プログラムの内容を変更するだけで、間欠的な励磁電流の値を容易に変更することができる。
また、上述したステッピングモータが直接的あるいは間接的に取り付けられた部位は、ステッピングモータが搭載された筐体であることが望ましい。これにより、衝撃検出手段の取り付け位置の制約がほとんどなくなるため、取り付け作業および設計が容易となる。
また、上述したステッピングモータを用いて構成される装置は車両に搭載されていることが望ましい。これにより、車両の走行状態等に応じて大きな衝撃が作用した場合であってもステッピングモータの待機時における回転停止状態を維持しつつ、全体の発熱抑制および消費電力低減を図ることができる。
以下、本発明のステッピングモータ制御装置を適用した一実施形態のディスク再生装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、一実施形態のディスク再生装置の構成を示す図である。図1に示すディスク再生装置100は、光ディスク10に記録された信号を読み出して、各種情報(例えば、音声や映像等)の再生を行うものであり、スピンドルモータ12、送りモータ14、光ピックアップ16、RFアンプ18、サーボLSI20、サーボドライバ22、デジタル信号処理部24、加速度センサ26、システムコントローラ30、操作部32、表示部34を含んで構成されている。例えば、このディスク再生装置100は、車両に搭載されている。
スピンドルモータ12は、光ディスク10を所定速度で回転させる。送りモータ14は、光ピックアップ16を光ディスク10の径方向(トラッキング方向)に移動させる。本実施形態では、送りモータ14としてステッピングモータが用いられている。光ピックアップ16は、光ディスク10に記録された信号の読み取りを行うものであり、半導体レーザ、ホトダイオードおよびフォーカスレンズを含んで構成される。また光ピックアップ16には、フォーカスレンズを光ディスク10の記録面に対してほぼ垂直方向に移動させるフォーカスアクチュエータと、フォーカスレンズを光ディスク10の径方向に移動させるトラッキングアクチュエータも含まれている。
RFアンプ18は、光ピックアップ16から出力される信号を増幅して所定のイコライザ処理を行うことによりRF信号を生成し、デジタル信号処理部24に出力する。また、RFアンプ18は、フォーカスサーボに必要なフォーカスエラー信号(FE)と、トラッキングサーボに必要なトラッキングエラー信号(TE)を生成し、サーボLSI20に出力する。
サーボLSI20は、各種のサーボ制御を行う。具体的には、サーボLSI20は、RFアンプ18から出力されるフォーカスエラー信号に対して位相補償や増幅を行い、光ピックアップ16内のフォーカスアクチュエータの駆動状態を制御するために必要なフォーカスアクチュエータ制御信号を生成する。また、サーボLSI20は、RFアンプ18から出力されるトラッキングエラー信号に対して位相補償や増幅を行い、光ピックアップ16内のトラッキングアクチュエータの駆動状態を制御するために必要なトラッキングアクチュエータ制御信号を生成するとともに、トラッキングエラー信号の低域成分(主に直流成分)に基づいて送りモータ14の回転状態を制御するために必要な送りモータ制御信号を生成する。また、サーボLSI20は、送りモータ14が待機状態(回転停止状態)にあるときに、送りモータ14に対して所定のデューティ比および波高値(振幅値)を有する間欠的な励磁を行うために必要な送りモータ制御信号を生成する。本実施形態では、待機時におけるこの間欠的な励磁のデューティ比と波高値の少なくとも一方はシステムコントローラ30によって変更することができる。さらに、サーボLSI20は、RFアンプ18から出力される制御信号に基づいて、スピンドルモータ12の駆動状態を制御するために必要なスピンドルモータ制御信号を生成する。サーボLSI20によって生成されるこれらの信号は、サーボドライバ22に出力される。
サーボドライバ22は、サーボLSI20から出力されるフォーカスアクチュエータ制御信号に基づいて、光ピックアップ16のフォーカスアクチュエータの駆動電圧を発生する。また、サーボドライバ22は、サーボLSI20から出力されるトラッキングアクチュエータ制御信号に基づいて、光ピックアップ16のトラッキングアクチュエータの駆動電圧を発生する。また、サーボドライバ22は、サーボLSI20から出力される送りモータ制御信号に基づいて、送りモータ14に対して駆動用の励磁電流を発生して供給する。さらに、サーボドライバ22は、サーボLSI20から出力されるスピンドルモータ制御信号に基づいて、スピンドルモータ12の駆動電圧を発生する。
デジタル信号処理部24は、RFアンプ18から出力されるRF信号に対して、同期検出および復調処理を行った後に所定のデコード処理を行う。
加速度センサ26は、ディスク再生装置100の筐体90に取り付け固定されており、送りモータ14に作用する衝撃を検出する。例えば、光ピックアップ16の移動方向に沿って作用する加速度を検出可能な位置に取り付け固定されている。なお、本実施形態では、筐体90に加速度センサ26を取り付けたが、送りモータ14が直接的あるいは間接的に取り付けられた部位であって、送りモータ14に加わる衝撃の発生を検出可能な部位であれば、筐体90以外に固定するようにしてもよい。
システムコントローラ30は、サーボLSI20に対して送りモータ14の待機時の励磁電流のデューティ比および波高値の設定指示を含む各種のサーボ指令を出力するなど、ディスク再生装置100の全体動作を制御するものであり、衝撃検出処理部50と励磁電流設定処理部52を含んで構成されている。システムコントローラ30は、CPU等のプロセッサやROM、RAMを用いて構成されており、ROM等に格納されたプログラムを実行することにより、衝撃検出処理部50と励磁電流設定処理部52の各処理動作を含む所定の制御動作を行っている。
衝撃検出処理部50は、加速度センサ26の出力信号に基づいて衝撃発生の有無を判定する処理を行う。例えば、この出力信号が基準値を超えたか否かを監視することによりこの判定が行われる。励磁電流設定処理部52は、送りモータ14の待機時に供給する励磁電流のデューティ比および波高値を設定する処理を行う。衝撃発生が検出された場合には、サーボドライバ22から送りモータ14に供給される励磁電流の平均値が第1の値となるように、励磁電流のデューティ比および波高値を設定するモータ制御信号を生成する処理が励磁電流設定処理部52によって行われる。一方、衝撃発生が検出されない場合には、サーボドライバ22から送りモータ14に供給される励磁電流の平均値が第2の値(第1の値よりも小さい)となるように、励磁電流のデューティ比および波高値を設定するモータ制御信号を生成する処理が励磁電流設定処理部52によって行われる。なお、励磁電流の第1の値および第2の値のそれぞれ、すなわち、これらの値を設定するために必要な励磁電流のデューティ比と波高値の少なくとも一方の値は、システムコントローラ30を構成するプロセッサによって実行するプログラムの内容を変更することにより、容易に変更することができるようになっている。
操作部32は、複数の操作キーが備わっており、所定の操作キーを押下することにより、利用者が各種の動作指示(例えば、再生や停止など)を入力するために用いられる。表示部34は、ディスク再生装置100の動作状態に関する表示を行う。
上述したサーボLSI20、サーボドライバ22が励磁電流供給手段に、加速度センサ26が衝撃検出手段に、システムコントローラ30が励磁電流設定手段にそれぞれ対応する。
本実施形態のディスク再生装置100はこのような構成を有しており、次にその動作内容について説明する。
図2は、ディスク再生装置100の動作手順を示す流れ図であり、送りモータ14が待機状態(回転停止状態)にある場合の励磁電流設定の動作手順が示されている。ディスク再生装置100が動作を開始した後、システムコントローラ30は送りモータ14が待機状態にあるか否かを判定する(ステップ100)。この判定は、サーボLSI20を監視することにより行われる。待機状態にない場合(送りモータ14が回転駆動されているとき)には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、送りモータ14が待機状態にある場合にはステップ100の判定において肯定判断が行われる。
次に、励磁電流設定処理部52は、待機状態においてサーボドライバ22から送りモータ14に対して供給される励磁電流の値を第2の値に設定し、この設定内容に応じて送りモータ制御信号をサーボLSI20に向けて出力する(ステップ101)。サーボLSI20は、この送りモータ制御信号に応じてサーボドライバ22を制御し、サーボドライバ22から平均値が第2の値となる間欠的な励磁電流が送りモータ14に供給される(ステップ102)。
次に、励磁電流設定処理部52は、待機状態を維持するか否かを判定する(ステップ103)。光ピックアップ16の径方向の移動量が多くなって送りモータ14を回転駆動する必要がある場合には否定判断が行われ、送りモータ14の回転制御が行われた後(ステップ104)、再びステップ100に戻って待機状態か否かの判定が繰り返される。
また、送りモータ14の回転制御が開始されず待機状態を維持する場合にはステップ103の判定において肯定判断が行われ、次に、衝撃検出処理部50は、衝撃の発生を検出したか否かを判定する(ステップ105)。衝撃が発生していない場合には否定判断が行われ、次に、励磁電流設定処理部52は、励磁電流が第2の値に設定されているか否かを判定する(ステップ106)。ステップ101において励磁電流が第2の値に設定された後に衝撃が発生していない場合にはこの第2の値が維持されているためステップ106の判定において肯定判断が行われ、ステップ102に戻って第2の値による励磁電流の供給動作が維持される。
また、衝撃が発生するとステップ105の判定において肯定判断が行われ、次に、励磁電流設定処理部52は、待機状態においてサーボドライバ22から送りモータ14に対して供給される励磁電流の値を第2の値よりも大きな第1の値に設定し、この設定内容に応じて送りモータ制御信号をサーボLSI20に向けて出力する(ステップ107)。その後、ステップ102に戻って第1の値による励磁電流の供給動作が行われる。
また、第1の値による励磁電流の供給が開始された後に衝撃の発生が停止した場合にはステップ105の判定において否定判断が行われる。その時点では励磁電流が第1の値に設定されているため、次のステップ106において否定判断が行われ、ステップ101に戻って再び励磁電流を第2の値に設定する動作移行が繰り返される。
このように、ディスク再生装置100に突発的に大きな衝撃が加わった場合には送りモータ14に供給される間欠的な励磁電流を大きな第1の値に設定して待機時における回転停止状態を維持することができ、回転を維持できない場合に発生するトラッキングエラーを防止することができる。また、大きな衝撃が加わらないそれ以外の場合には送りモータ14に供給される間欠的な励磁電流を小さな第2の値に設定して発熱を抑制するとともに消費電力を低減することができる。
また、衝撃検出用に加速度センサ26を用いることにより、特定の部位に作用する衝撃を確実に検出することができる。また、汎用的に用いられている加速度センサ26を用いることにより、部品コストの上昇を抑えることが可能になる。また、高い回転精度が要求される光ピックアップ16の送りモータ14としてステッピングモータは適しており、しかも、衝撃作用時に待機時のステッピングモータに大きな励磁電流を供給することにより、光ピックアップ16の送り方向(トラッキング方向)のずれを防止することが可能になる。
また、送りモータ14に所定のデューティ比および波高値を有する間欠的な(パルス状の)励磁電流を供給するとともに、これらデューティ比および波高値の少なくとも一方を可変して励磁電流の値を設定することにより、間欠的な励磁電流の値を確実に変更することができる。
また、衝撃検出処理部50と励磁電流設定処理部52の動作を所定のプログラムを実行することにより行っているため、プログラムの内容を変更するだけで、間欠的な励磁電流の値を容易に変更することができる。
また、加速度センサ26をディスク再生装置100の筐体90に取り付けた場合には、加速度センサ26の取り付け位置の制約がほとんどなくなるため、取り付け作業および設計が容易となる。
また、ディスク再生装置100が車両に搭載されている場合には、車両の走行状態等に応じて大きな衝撃が作用するおそれがあるが、この場合でも送りモータ14の待機時における回転停止状態を維持しつつ、全体の発熱抑制および消費電力低減を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、車載のディスク再生装置100に対応するステッピングモータ制御装置について説明したが、車載以外のディスク再生装置について本発明を適用したり、ディスク再生装置100以外の装置に搭載されたステッピングモータに励磁電流を制御するために本発明のステッピングモータ制御装置を用いるようにしてもよい。
また、上述した実施形態で説明したディスク再生100には、CDやDVDを再生する再生専用の装置の他、追記あるいは書き込みが可能なCDやDVDに対する書き込み機能を有する記録再生装置も含まれている。また、光ディスク10に対する再生や記録を主目的として構成される場合の他に、ナビゲーション装置等のディスクドライブ装置のように各種装置の一部に組み込まれている場合も含まれる。
一実施形態のディスク再生装置の構成を示す図である。 ディスク再生装置の動作手順を示す流れ図である。
符号の説明
10 光ディスク
12 スピンドルモータ
14 送りモータ
16 光ピックアップ
18 RFアンプ
20 サーボLSI
22 サーボドライバ
24 デジタル信号処理部
26 加速度センサ
30 システムコントローラ
32 操作部
34 表示部
50 衝撃検出処理部
52 励磁電流設定処理部
100 ディスク再生装置

Claims (7)

  1. 回転停止時にステッピングモータに間欠的な励磁電流を供給する励磁電流供給手段と、
    前記ステッピングモータが直接的あるいは間接的に取り付けられた部位に固定され、この部位に作用する衝撃を検出する衝撃検出手段と、
    前記衝撃検出手段によって衝撃を検出したときに、前記励磁電流供給手段によって供給される励磁電流を第1の値に、それ以外のときに、前記励磁電流を前記第1の値よりも小さな第2の値に設定する励磁電流設定手段と、
    を備えることを特徴とするステッピングモータ制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記衝撃検出手段は、前記部位に作用する加速度を検出する加速度センサであることを特徴とするステッピングモータ制御装置。
  3. 請求項2において、
    前記ステッピングモータは、ディスク再生装置に装填された光ディスクの径方向に沿った光ピックアップを移動させる送りモータとして用いられ、
    前記衝撃検出手段は、前記光ディスクの径方向に沿って作用する衝撃を検出することを特徴とするステッピングモータ制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記励磁電流供給手段は、所定のデューティ比および所定の波高値を有する前記励磁電流を前記ステッピングモータに供給し、
    前記励磁電流設定手段は、前記デューティ比および前記波高値の少なくとも一方を可変することにより前記励磁電流を前記第1の値あるいは前記第2の値に設定することを特徴とするステッピングモータ制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記励磁電流設定手段は、前記励磁電流の設定を行うとともに、前記第1の値および前記第2の値の少なくとも一方を変更可能に設定するプログラムを実行するプロセッサにより構成されていることを特徴とするステッピングモータ制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記ステッピングモータが直接的あるいは間接的に取り付けられた部位は、前記ステッピングモータが搭載された筐体であることを特徴とするステッピングモータ制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記ステッピングモータを用いて構成される装置は車両に搭載されていることを特徴とするステッピングモータ制御装置。
JP2003396523A 2003-11-27 2003-11-27 ステッピングモータ制御装置 Pending JP2005160236A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003396523A JP2005160236A (ja) 2003-11-27 2003-11-27 ステッピングモータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003396523A JP2005160236A (ja) 2003-11-27 2003-11-27 ステッピングモータ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005160236A true JP2005160236A (ja) 2005-06-16

Family

ID=34721940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003396523A Pending JP2005160236A (ja) 2003-11-27 2003-11-27 ステッピングモータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005160236A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147558A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Nidec Servo Corp ステッピングモータの駆動回路、ステッピングモータの駆動方法、チューブポンプ、及びチューブポンプの駆動方法
CN111432738A (zh) * 2017-10-30 2020-07-17 爱惜康有限责任公司 包括自适应击发控件的外科施夹器
JP2021148439A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 セイコーインスツル株式会社 ステッピングモータ制御装置、ムーブメント、時計及びステッピングモータ制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147558A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Nidec Servo Corp ステッピングモータの駆動回路、ステッピングモータの駆動方法、チューブポンプ、及びチューブポンプの駆動方法
CN111432738A (zh) * 2017-10-30 2020-07-17 爱惜康有限责任公司 包括自适应击发控件的外科施夹器
JP2021148439A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 セイコーインスツル株式会社 ステッピングモータ制御装置、ムーブメント、時計及びステッピングモータ制御方法
JP7421380B2 (ja) 2020-03-16 2024-01-24 セイコーインスツル株式会社 ステッピングモータ制御装置、ムーブメント、時計及びステッピングモータ制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006277777A (ja) 再生装置、レイヤジャンプ方法
JP2005160236A (ja) ステッピングモータ制御装置
KR20030073729A (ko) 디스크 회전 검출센서 없이 디스크 크기를 판별하고정지시키는 방법
JP2005276307A (ja) ステッピングモータ駆動システム、情報記録再生装置及びステッピングモータ駆動方法
JPH1011768A (ja) 光ディスク装置とその制御方法
US6801485B2 (en) Method of layer jump braking control for an optical drive
US20040246831A1 (en) Optical disk device capable of preventing collision between disk and objective lens, and control method thereof
JP2005243141A (ja) ステッピングモータ駆動装置、脱調検出装置および脱調検出方法
JP2629650B2 (ja) トラックアクセス装置
JP2003281746A (ja) 光ピックアップ送り制御方法および装置
JP2003116297A (ja) モータ制御装置およびdcモータの駆動方法
JP4531403B2 (ja) 車載用ディスクプレーヤのアクセス待機方法
JP2005276350A (ja) 光記録媒体再生装置およびセットアップ方法
JP2004310936A (ja) 光ディスク装置、対物レンズ位置制御方法
JP4197967B2 (ja) 光ディスクドライブにおけるトラッキングアクチュエータ制御装置
JP2003281840A (ja) 光ピックアップ送り制御方法および装置
JP4675568B2 (ja) 光ディスク装置のシーク位置調整方法および光ディスク装置
JP2001067778A (ja) 光ディスク装置
JP2004303334A (ja) フォーカス制御装置及び制御方法並びにフォーカス制御用プログラム
JP2007026532A (ja) 光ディスク装置
JP2003317270A (ja) 光ディスク装置
JP2009259300A (ja) 光ディスク駆動装置及びその制御方法
JP2005018877A (ja) フォーカス制御装置
JP2006147089A (ja) 光ディスク装置
JP2013134791A (ja) 車載用オーディオ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060808

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090702

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091208