JP2005160141A - 回転電機の回転子 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転回転数全域において2倍周波振動の発生を抑制することにある。
【解決手段】回転子鉄心1の磁極部5に磁極方向曲げ剛性を調整するためのクロススロット6を有する回転電機の2極回転子において、軸方向位置によって前記クロススロット6の分布、形状の少なくとも一方を調整して磁極方向の曲げ剛性を変化させる。
【選択図】 図1
【解決手段】回転子鉄心1の磁極部5に磁極方向曲げ剛性を調整するためのクロススロット6を有する回転電機の2極回転子において、軸方向位置によって前記クロススロット6の分布、形状の少なくとも一方を調整して磁極方向の曲げ剛性を変化させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、タービン発電機などの2極回転子において、特に運転回転数全域での2倍周波振動の発生を抑制し得る回転電機の回転子に関する。
タービン発電機などの回転電機の2極回転子においては、磁極方向とこれに直交するコイル挿入方向で、曲げ剛性が異なるような断面形状となっている。
タービン発電機は、通常横置きで使用されるため、重力による静たわみが生じるが、磁極方向とコイル挿入(極間)方向で曲げ剛性が異なるため、回転子が1回転する間に2周期分の静たわみの変動が発生する。この静たわみの変動が2倍周波振動、つまり回転数の2倍の周波数成分を持った振動を増大させることになる。
この2倍周波変動は、2極回転子特有の振動現象として知られているが、回転同期振動と異なりバランスウェイトによって低減することが不可能であるため、設計段階で何らかの対策が必要である。
そこで、従来のタービン発電機などの回転電機の2極回転子として、図13乃至図15に示すような構成のものがある。図13は2極回転子の構成を示す正面図、図14は図13をB−B線に沿って切断し、矢印方向から見た拡大断面図、図15は2極回転子全体を示す斜視図である。
図13乃至図15において、回転子鉄心1には複数のスロット2が軸方向にそれぞれ設けられ、これら各スロット2内に巻線3が収納されるとともに、スロット開口部に巻線3の飛出しを押えるためのくさび4が挿入されている。スロット2は極間を結ぶy軸を中心とする扇形の範囲に配置され、磁極5を結ぶx軸方向にはスロットは存在しない。
従って、磁極を結ぶx軸方向回りに比べて極間を結ぶy軸方向回りの断面2次モーメントが低くなっている。すなわち、磁極軸(x軸)と極間軸(y軸)とで回転子は曲げ剛性が異なるような断面形状を有している。
このような構成の2極回転子において、回転子鉄心1の磁極5の表面上に複数のクロススロットと呼ばれる周方向溝6を等間隔に軸方向に設けることによって磁極軸(x軸)方向の曲げ剛性を低くし、磁極軸(x軸)方向と極間軸(y軸)方向とで静たわみが同等となるように設計されている(例えば、特許文献1)。
特開平4−21338号公報
このように回転子鉄心1の磁極5の表面上に複数のクロススロット6を設けることによって、磁極方向(x軸方向)と極間方向(y軸方向)の曲げ剛性を同等にすることができるので、2倍周波振動の抑制には有効である。
しかし、回転子が回転すると、巻線3を押えているくさび4に遠心力が作用し、その遠心力によってスロット2のくさび4を保持している部分の動きが拘束されるため、磁極間方向の曲げ剛性が高くなる。これに対し、磁極方向曲げ剛性はほとんど変化しない。
図16(a),(b)は回転子回転数と磁極方向(x軸)、コイル挿入方向(y軸)の断面2次モーメント、すなわち剛性の関係を示したものである。
この関係から明らかなように、回転数の上昇に伴って巻線及びくさびに作用する遠心力が大きくなるため、極間方向の剛性は高くなっているが、磁極方向の剛性はほとんど変化していないため、全回転数において、曲げ剛性のバランスを保つことは不可能であることが分かる。
一般に、タービン発電機などの回転電機には、定格回転数よりも低い回転数域に2〜3の2倍危険速度が存在し、前述したように全回転数において、曲げ剛性のバランスを保つことは不可能であるため、全ての2倍危険速度領域においてその振動を抑制するのは困難である。
例えば、図16(a)に示すように3000rpm近傍で、曲げ剛性がバランスするように調整したとすると1000rpm近傍では磁極方向に曲げ剛性が高くなり、また、図16(b)に示すように逆に1000rpm近傍でバランスするように調整すると3000rpm近傍では、コイル挿入方向の剛性が高くなってしまうという問題がある。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、2極回転子の磁極方向曲げ剛性の軸方向分布を変化させてその分布を最適化することにより、運転回転数全域において2倍周波振動の発生を抑制することができる回転電機の回転子を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するため、次のような手段により回転電機の回転子を構成する。
請求項1に対応する発明は、回転子鉄心の磁極部に磁極方向曲げ剛性を調整するためのクロススロットを有する回転電機の2極回転子において、軸方向位置によって前記クロススロットの分布、形状の少なくとも一方を調整して磁極方向の曲げ剛性を変化させる。
請求項2に対応する発明は、請求項1に対応する発明の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、運転回転数全域で前記回転子鉄心の2倍周波振動の振幅が最小となるように最適化して分布させる。
請求項3に対応する発明は、請求項1に対応する発明の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、運転回転数域内の問題となる2倍周波危険速度に対し、各危険速度における振動モードの腹となる部分に発生する2倍周波加振力が最小となるように最適化して分布させる。
請求項4に対応する発明は、請求項1に対応する発明の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの間隔を調整したものである。
請求項5に対応する発明は、請求項1に対応する発明の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの幅を調整したものである。
請求項6に対応する発明は、請求項1に対応する発明の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの長さを調整したものである。
請求項7に対応する発明は、請求項1に対応する発明の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの深さを調整したものである。
請求項8に対応する発明は、請求項1に対応する発明の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの間隔、幅、長さ、深さを組合せて調整したものである。
請求項9に対応する発明は、請求項1乃至請求項8の何れかに対応する発明を適用した回転電機とする。
本発明によれば、2極回転子の磁極方向曲げ剛性の軸方向分布を変化させてその分布を最適化することにより、運転回転数全域において2倍周波振動の発生を抑制することができる。
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明の理論について説明する。
一般に軸の曲げ剛性は、使用している材料で決まる弾性係数及び軸の断面形状で決まる断面2次モーメント、軸の長さによって決定される。回転電機の回転子鉄心は、断面が円形ではなく、磁極方向(以後x軸と呼ぶ)の断面2次モーメントIxとコイル挿入方向(以後y軸と呼ぶ)断面2次モーメントIyが同一になるとは限らない。
また、くさびに作用する遠心力の影響で、Iyは軸回転数に依存して変化するのに対して、Ixはほとんど変化しないため、全回転数でIxとIyを同等の値とすることはできない。IxとIyの差異は、2倍周波振動発生の原因となるため、従来のようにIxを回転子鉄心全域にわたって一定とした場合、全回転数にわたって2倍周波振動を抑制することは困難である。
このようにIxとIyの差異が、2倍周波振動発生の原因となっているが、回転数によって軸振動の形態(振動モード)は異なるため、軸方向の位置によってIxとIyの差が振動に与える影響も異なる。
本発明は、かかる点に着目し、磁極方向曲げ剛性の軸方向分布を運転回転数全域で回転子鉄心の2倍周波振動の振幅が最小となるようにIxの軸方向分布を最適化するものである。
次に本発明の第1の実施形態を図1乃至図3により説明する。
図1は回転電機の2極回転子を示すもので、(a)は全体を模式的に表した構成図、(b)は断面図である。
図1(a),(b)に示すように、回転子鉄心1の磁極5間を結ぶ方向をx軸、極間を結ぶ方向(コイル挿入方向)をy軸とし、回転子鉄心1を軸方向にnブロックに区分し、各ブロックのx軸の断面2次モーメントをそれぞれIx1,Ix2,…,Ixnとする。
軸の回転数をN、回転数に依存して変化するy軸の断面2次モーメントをIy(N)とすると、軸受部の2倍周波振動の振幅x2は、N,Ix1,Ix2,…,Ixn,Iy(N)の関数となるので、
x2(N)=f(N,Ix1,Ix2,…,Ixn,Iy(N))
と表すことができる。
x2(N)=f(N,Ix1,Ix2,…,Ixn,Iy(N))
と表すことができる。
そこで、このx2をIx1,Ix2,…,Ixnで偏微分することにより、感度行列を求めることもできるので、汎用の最適化ツールを用いることで、この振幅x2を最小化するようなIx1,Ix2,…,Ixnの値を決定することができる。
図2は振幅x2を計算により求めた結果で、回転数の上昇に伴い、x2の値は変化し、この例では2箇所のピークが存在することが分かる。
図3は最適化後のIxの分布で、この例では回転子鉄心の両端のIxを小さく、中央部のIxを大きくすることで、図2に示すように、全回転数において2倍周波振動の振幅を小さくすることができる。
このように本発明の第1の実施形態では、磁極方向曲げ剛性の軸方向分布を運転回転数全域で回転子の2倍周波振動の振幅が最小となるように最適化することにより、運転回転数全域において2倍周波振動の発生を抑制することができる。
次に本発明の第2の実施形態を図4乃至図6により説明する。
本発明の第2の実施形態では、Ixの軸方向分布を運転回転数域内の問題となる2倍周波危険速度における振動モードの腹となる部分に発生する2倍周波加振力が最小となるように最適化するものである。
例えば、大型タービン発電機では、運転回転数域内に2〜3の2倍周波危険速度を持っている。この2倍周波危険速度とは、回転数の2倍の周波数成分を持った加振力が作用したときに振動の振幅が極大となる回転数のことで、その回転数では軸系の固有振動数が回転数の2倍と一致している。
固有振動数及びその危険速度における振動の様子を示す固有振動モードは、固有値解析によって求めることができる。固有振動モードには、振幅が周囲よりも大きい腹と振幅がゼロとなる節があり、加振力が腹の近傍に作用するとそのモードは強く励振され、節の近傍に作用した場合にはそのモードはほとんど励振されないことが分かっている。つまり、問題となる危険速度においてその振動モードの腹となる部分に作用する加振力を小さくすることで、軸系に発生する2倍周波振動を抑えることができる。2倍周波加振力は、回転子鉄心部に発生するIxとIyに差異があり、回転子鉄心が1回転する間に2回静たわみが変動するために発生する。
そこで、前述した第1の実施形態と同様に回転子鉄心をn(nは2以上)個のブロックに区分し、それぞれのブロックのIxを適切に調節して、振動モードの腹部近傍における静たわみの変動を最小限に抑えることにより、作用する加振力も最小限となり、2倍周波振動の発生を抑制することができる。
また、危険速度によって、その振動モードの複部の位置は異なるため、複数の危険速度に対して、2倍周波振動の発生を抑制することも可能である。
図4は回転電機の2極回転子に対して固有値解析を実施し、2倍危険速度及び振動モードを求めた例を示すもので、(a)は2極回転子全体を模式的に表した図、(b)は断面図である。
図4(a),(b)に示す例では、危険速度は1500rpm、振動モードは回転子に腹11が2箇所、節12が1箇所存在するモードである。つまり、振動モードの腹部となる回転子の両端部分において、静たわみが小さくなるようにIxの分布を調整できれば、腹部に作用する加振力が小さくなり、2倍周波振動を抑えることができる。
そこで、図5に示すように回転子鉄心1のx方向の断面2次モーメントIxを1500rpm時のy方向の断面2次モーメントIyと同等になるようにすることで、図6に示すように回転子鉄心1の両端部の静たわみ差を小さくでき、2倍周波振動を抑えることができる。
図6において、実線は磁極方向(x軸)が鉛直方向と一致したときのたわみ分布であり、破線はコイル挿入方向(y軸)が鉛直方向と一致したときのたわみ分布である。
この例では、回転子の中央部で静たわみ差が大きくなっているが、1500rpm時のモードでは中央部が節となっているので、このモードはほとんど励振されない。また、危険速度によってその振動モードの腹部の位置は異なるため、複数の危険速度に対して2倍周波振動の発生を抑制することが可能である。
次に本発明の第3の実施形態を説明する。
第3の実施形態では、磁極方向の曲げ剛性を変化させる手段として、クロススロットの分布や形状を変化させるものである。具体的には、クロススロットの間隔、幅(軸方向)、長さ(周方向)、深さ、断面形状を変化させることで、剛性の調整を行う。
曲げ剛性を高くしようとする場合、間隔は広く、幅は狭く、長さは短く、深さは浅くすればよい。また、曲げ剛性を高くしようとする場合、間隔は狭く、幅は広く、長さは長く、深さは深くすればよい。
クロススロットの断面形状は、通常は円(磁極部分)の重なり部分のような形状をしているが、このクロススロット部の断面形状を変えて、クロススロットの断面積を広くすることで、剛性を低く、また断面積を狭くすることで剛性を高くすることができる。
図7乃至図12は、上述した本発明の第3の実施形態における実施例をそれぞれ示すものである。
図7は、第1の実施例を示し、磁極方向の曲げ剛性を調整する手段として、クロススロット6の間隔を変化させたものである。前述した本発明の第1または第2の実施形態により各ブロックにおける磁極方向の断面2次モーメントの最適値が決まる。
そこで、各ブロックの等価断面2次モーメントが最適値となるように、ブロック毎にクロススロット6の間隔を調整することで、回転子の磁極方向曲げ剛性と極間方向の曲げ剛性との差を最小化することができる。
図8は、第2の実施例を示し、磁極方向の曲げ剛性を調整する手段として、クロススロット6の幅を変化させたものである。各ブロックの等価断面2次モーメントが最適値となるように、ブロック毎にクロススロット6の幅を調整することで、回転子の磁極方向曲げ剛性と極間方向の曲げ剛性との差を最小化することができる。
図9は、第3の実施例を示し、磁極方向の曲げ剛性を調整する手段として、クロススロット6の長さを変化させたものである。各ブロックの等価断面2次モーメントが最適値となるように、ブロック毎にクロススロット6の長さを調整することで、回転子の磁極方向曲げ剛性と極間方向の曲げ剛性との差を最小化することができる。
図10は、第4の実施例を示し、磁極方向の曲げ剛性を調整する手段として、クロススロット6の深さを変化させたものである。各ブロックの等価断面2次モーメントが最適値となるように、ブロック毎にクロススロット6の深さを調整することで、回転子の磁極方向曲げ剛性と極間方向の曲げ剛性との差を最小化することができる。
図11は、第5の実施例を示し、磁極方向の曲げ剛性を調整する手段として、クロススロット6の断面形状を変化させたものである。各ブロックの等価断面2次モーメントが最適値となるように、ブロック毎にクロススロット6の断面形状を調整することで、回転子の磁極方向曲げ剛性と極間方向の曲げ剛性との差を最小化することができる。
図12は、第6の実施例を示し、磁極方向の曲げ剛性を調整する手段として、クロススロット6の間隔・幅・長さ・深さ・断面形状を組合せたものである。各ブロックの等価断面2次モーメントが最適値となるように、ブロック毎にクロススロット6の間隔・幅・長さ・深さ・断面形状を組合せて調整することで、回転子の磁極方向曲げ剛性と極間方向の曲げ剛性との差を最小化することができる。
1…回転子鉄心、2…スリット、3…巻線、4…くさび、5…磁極、6…クロススリット。
Claims (9)
- 回転子鉄心の磁極部に磁極方向曲げ剛性を調整するためのクロススロットを有する回転電機の2極回転子において、軸方向位置について前記クロススロットの分布、形状の少なくとも一方を調整して磁極方向の曲げ剛性を変化させたことを特徴とする回転電機の回転子。
- 請求項1記載の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、運転回転数全域で回転子の2倍周波振動の振幅が最小となるように最適化して分布させたことを特徴とする回転電機の回転子。
- 請求項1記載の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、運転回転数域内の問題となる2倍周波危険速度に対し、各危険速度における振動モードの腹となる部分に発生する2倍周波加振力が最小となるように最適化して分布させたことを特徴とする回転電機の回転子。
- 請求項1記載の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの間隔を調整したものである回転電機の回転子。
- 請求項1記載の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの幅を調整したものである回転電機の回転子。
- 請求項1記載の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの長さを調整したものである回転電機の回転子。
- 請求項1記載の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの深さを調整したものである回転電機の回転子。
- 請求項1記載の回転電機の2極回転子において、前記クロススロットの調整による磁極方向の曲げ剛性の変化は、前記クロススロットの間隔、幅、長さ、深さを組合せて調整したものである回転電機の回転子。
- 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の回転子を適用した回転電機。
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022162930A1 (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-04 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の回転子及び回転電機 |
-
2003
- 2003-11-20 JP JP2003391051A patent/JP2005160141A/ja active Pending
Cited By (3)
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WO2022162930A1 (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-04 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の回転子及び回転電機 |
JP7387035B2 (ja) | 2021-02-01 | 2023-11-27 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の回転子及び回転電機 |
DE112021007001T5 (de) | 2021-02-01 | 2023-11-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotor einer drehenden elektrischen maschine und drehende elektrische maschine |
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