JP2005159991A - 記録再生装置、通信装置、記録再生方法、通信方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

記録再生装置、通信装置、記録再生方法、通信方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 操作者を混乱させることのない記録再生装置、あるいは通信装置を提供できるようにする。
【解決手段】 複数の圧縮比を持つディジタル画像データを記録再生可能な記録再生装置に、同期転送と非同期転送とが可能な通信手段をシリアルバスに接続して設けて、上記画像データの圧縮比情報と該圧縮比の画像データの再生予定時刻とを含む属性情報を発生させとともに、上記発生させた属性情報に従い上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させるようにすることにより、SDフォーマットの画像データとSDLフォーマットの画像データとが混在している記録媒体を再生する場合に、データフォーマットが変わっても帯域リソースを確実に確保できるようにする。
【選択図】 図7

Description

本発明は記録再生装置、通信装置、記録再生方法、通信方法、コンピュータプログラム及び記録媒体に関し、特に、MPEG、HD、SDフォーマット、SDLフォーマット等画像データを記録再生装置、及び上記画像データを送受信するIEEE1394等の通信装置に関するものである。
従来、通信装置においてはIEEE1394のアイソクロナス(isochronous)通信を使って映像や音声を伝送している。図8は、画像データを通信している時のバス上における波形の様子を示している。
図8において、波形201はSDフォーマットの画像データをS100で伝送したときのパケット列、波形202はSDLフォーマットの画像データをS100で伝送したときのパケット列である。それぞれサイクルスタートパケット203に続いて、アイソクロナスパケット204が送出される。図8で示されるように、SDLフォーマットの画像データパケットは、SDフォーマットにおける画像データパケットの約半分の帯域リソースとなる。
図9(a)にSDフォーマットのパケット列301を示し、図9(b)にSDLフォーマットのパケット列302の概要を示す。各パケットはヘッダ303、ヘッダCRC(cyclic redundancy check)304,CIP305、データ306、データCRC307からなる。
この内、データ306の部分がSDLフォーマットはSDフォーマットに対して半分のデータ量になっている。ヘッダCRC304は4バイト、CIP305は8バイトである。データ306はSDフォーマットが480バイト、SDLフォーマットが240バイト、データCRC307は4バイトとすると、SDフォーマットのパケットデータは合計500バイト、SDLフォーマットのパケットデータは合計260バイトとなる。
これらのパケットを伝送するのに必要な帯域リソースは、例えばS100(SはSpeedの略)で伝送すると、SDフォーマットでは最低2000ユニットとなり、SDLフォーマットだと最低1520ユニットとなる。なお、これら帯域リソースの確保は送信ノードが行なってもよく、受信ノードが行なってもよい。また、第3者ノードが行なってもよい。
図10に、上記アイソクロナス通信を使ってデータを伝送するVTRの送信時の処理フローを、送信ノードが帯域リソースを確保する場合を例に説明する。なお、アイソクロナスデータを送出するには、帯域リソースの他にチャンネルリソースが必要であるが、チャンネルリソース確保のフローの説明はここでは省略する。
まず、再生を始めたらテープから再生されたデータがSDフォーマットかSDLフォーマットかをステップS401で判断する。この判断の結果、上記再生データがSDフォーマットだったらステップS402に進み、確保する帯域リソースにSDフォーマット分のユニットをセットする。また、上記ステップS401の判断の結果、再生データがSDLフォーマットだったらステップS403に進み、SDLフォーマット分のユニットをセットする。
次に、ステップS404において帯域リソースの確保を試みる。その後、ステップS405において、帯域が確保できたかどうか判断し、確保できた場合にはステップS406に進んでデータをバス上に送出する。また、ステップS405の判断の結果、確保に失敗した場合はステップS404に戻って再び確保を試みて、確保でき次第データをバス上に送出する。
上記バス上に流すパケットのデータペイロードサイズを、適切なサイズに設定することが可能な通信装置及び通信方法は、例えば特許文献1に記載されている。また、上記したアイソクロナス通信の帯域リソースに関しては、「IEEE Std 1394−1995・IEEE Standard for a High Performance Serial Bus」規格に記述されている。
特開2003―037596号公報
しかしながら、上記従来例においては、SDフォーマットの画像データとSDLフォーマットの画像データとが混在しているテープを再生する場合がある。このようなテープを再生したときに、SDLフォーマットを再生中にテープの記録内容がSDフォーマットに変わった場合を説明する。
この場合、SDLフォーマットの再生中に再生データがSDフォーマットに変わったかどうかを監視し、変わってなかったらそのまま再生を続ける。もし、再生データがSDフォーマットに変わっていたら足りない分の帯域リソース、つまりSDフォーマットの帯域リソースからSDLフォーマットの帯域リソースを差し引いた分の帯域リソース確保を試みる。そして、帯域リソースを確保できたらデータの送出を行なう。
このような場合において、新たに追加するリソースが確保できる場合はよいが、確保できなかった場合はテープを再生中に受信側で画像を見ていると、SDLフォーマットの画像は送られてくるがSDフォーマットの画像の剖分だけが送られてこないことになり、一般ユーザーにとってははなはだ理解し難い動作となってしまうことになる。
特に、再生し始めた時はSDフォーマット分のリソースの確保ができてSDフォーマットデータが伝送し得たにもかかわらず、テープの再生内容がSDLフォーマットになってしまったことにより、SDフォーマットの帯域リソースからSDLフォーマットの帯域リソースを引いた分を返し、再生内容が再びSDフォーマットになったときに、足りない分の帯域リソースを確保しようとしたら、すでにさっき返した帯域リソースが使われていて確保できなかったという不都合が発生してしまい、ユーザーを混乱させるばかりである。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、操作者を混乱させることのない記録再生装置、あるいは通信装置を提供できるようにすることを目的とする。
本発明の記録再生装置は、複数の圧縮比を持つディジタル画像データを記録再生可能な記録再生装置であって、シリアルデータを送信するための通信手段を具備し、上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記画像データの圧縮比情報と該圧縮比の画像データの再生予定時刻とを含む属性情報を発生させ、上記発生させた属性情報に従い上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、複数の圧縮比を持つディジタル画像データを記録再生可能な記録再生装置であって、シリアルデータを送受信するための通信手段を具備し、上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記画像データの圧縮比情報と上記圧縮比の画像データを再生する予定再生時間とを含む属性情報を発生させ、上記発生させた属性情報に従い上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、記録媒体上にデータを記録する記録手段と、上記記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段と、上記記録媒体を識別するための識別手段と、上記記録媒体毎に該記録媒体の記録データに関連づけられた複数の属性情報を記憶するための記憶手段と、上記記憶手段に記憶された各属性情報を再生時に並べ換えるための並べ換え手段と、上記記録データを再生する再生時間情報を発生する再生時間情報発生手段と、シリアルデータを送受信するための通信手段とを具備し、上記記録手段は上記記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、
上記並べ換え手段の出力と上記再生時間情報発生手段が発生した再生時間情報とに基づいて上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、記録媒体上に1からn(nは1以上の整数)の複数のデータを記録する記録手段と、上記記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段と、上記記録媒体を識別するための識別手段と、上記1からnの複数の記録データに関連づけられた1からnの複数の属性情報を記憶するための記憶手段と、上記記憶手段に記憶された各属性情報を再生時に並べ換えるための並べ換え手段と、上記記録データを再生する際に上記属性情報と関連づけられた再生時間情報を発生する再生時間情報発生手段と、シリアルデータを送受信するための通信手段とを具備し、上記記録手段は記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記並べ換え手段の出力と上記再生時間情報発生手段が発生した再生時間情報とに基づいて上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、記録媒体上にデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを記録する記録手段と、上記記録媒体に記録されたデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを再生する再生手段と、再生時に上記記録媒体に記録された上記属性情報を並べ換えるための並べ換え手段と、シリアルデータを送受信するための通信手段を具備し、上記記録手段は記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
上記通信手段は、上記並べ変え手段の出力と上記圧縮比情報とに基づき送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
本発明の通信装置は、シリアルデータを送受信するための通信装置であって、
同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、上記シリアルバスを介して複数の圧縮比の画像データを送信するための通信手段を具備し、
上記通信手段は、上記画像データの圧縮比情報と該圧縮比の画像データの再生予定時刻とを含む属性情報を発生させ、上記発生させた属性情報に従い上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、シリアルデータを送受信するための通信装置であって、
同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、シリアルデータを送受信するための通信手段を具備し、
上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記画像データの圧縮比情報と上記圧縮比の画像データを再生する予定再生時間とを含む属性情報を発生させ、上記発生させた属性情報に従い上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、シリアルデータを送受信するための通信装置であって、
同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、記録媒体からデータを読み出して再生する再生手段と、上記記録媒体上に記録されている記録データに関連づけられた複数の属性情報を記憶する記憶手段と、上記再生手段が再生するデータの順番と該データに関連づけられた上記属性情報の順番とが同じ順番になるように上記属性情報を並べ換える並べ換え手段と、上記再生手段によって再生されたデータを上記同期転送により上記シリアルバス上に送信するための通信手段とを具備し、
上記ソースノードが送出するデータは画像データであるとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報と該画像データの再生時間情報を含み、
上記通信手段は、上記属性情報に基づき送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、シリアルデータを送受信するための通信装置であって、同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、記録媒体にデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを記録する記録手段と、上記記録媒体からデータと該データに関連づけられた上記属性情報とを再生する再生手段と、上記再生手段が再生するデータの順番と該データに関連づけられた上記属性情報の順番とが同じ順番になるように上記属性情報を並べ換えて出力する並べ換え手段と、上記再生手段によって再生されたデータを上記同期転送により上記シリアルバス上に送信するための通信手段と、上記再生データの再生時間情報を発生する再生時間情報発生手段とを具備し、
上記ソースノードが送出するデータは画像データであるとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
上記通信手段は、上記並べ変え手段の出力と上記再生時間発生手段の出力とに基づき送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
本発明の記録再生方法は、記録媒体上にデータを記録する記録工程と、上記記録媒体に記録されたデータを再生する再生工程と、上記記録媒体を識別するための識別工程と、上記記録媒体毎に該記録媒体の記録データに関連づけられた複数の属性情報を記憶するための記憶工程と、上記記憶工程に記憶された各属性情報を再生時に並べ換えるための並べ換え工程と、上記記録データを再生する再生時間情報を発生する再生時間情報発生工程と、シリアルデータを送受信するための通信工程とを有し、上記記録工程は、上記記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、
上記並べ換え工程の出力と上記再生時間情報発生工程が発生した再生時間情報とに基づいて上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
本発明の通信方法は、シリアルデータを送受信するための通信方法であって、同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、記録媒体にデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを記録する記録工程と、上記記録媒体からデータと該データに関連づけられた上記属性情報とを再生する再生工程と、上記再生工程が再生するデータの順番と該データに関連づけられた上記属性情報の順番とが同じ順番になるように上記属性情報を並べ換えて出力する並べ換え工程と、上記再生工程によって再生されたデータを上記同期転送により上記シリアルバス上に送信するための通信工程と、上記再生データの再生時間情報を発生する再生時間情報発生工程とを有し、
上記ソースノードが送出するデータは画像データであるとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
上記通信手段は、上記並べ変え工程の出力と上記再生時間発生工程の出力とに基づき送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
本発明のコンピュータプログラムは、記録媒体上にデータを記録する記録工程と、上記記録媒体に記録されたデータを再生する再生工程と、上記記録媒体を識別するための識別工程と、上記記録媒体毎に該記録媒体の記録データに関連づけられた複数の属性情報を記憶するための記憶工程と、上記記憶工程に記憶された各属性情報を再生時に並べ換えるための並べ換え工程と、上記記録データを再生する再生時間情報を発生する再生時間情報発生工程と、シリアルデータを送受信するための通信工程とを有する記録再生方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、上記記録工程は、上記記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、
上記並べ換え工程の出力と上記再生時間情報発生工程が発生した再生時間情報とに基づいて上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、シリアルデータを送受信するための通信方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、記録媒体にデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを記録する記録工程と、上記記録媒体からデータと該データに関連づけられた上記属性情報とを再生する再生工程と、上記再生工程が再生するデータの順番と該データに関連づけられた上記属性情報の順番とが同じ順番になるように上記属性情報を並べ換えて出力する並べ換え工程と、上記再生工程によって再生されたデータを上記同期転送により上記シリアルバス上に送信するための通信工程と、上記再生データの再生時間情報を発生する再生時間情報発生工程とを有し、上記ソースノードが送出するデータは画像データであるとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
上記通信手段は、上記並べ変え工程の出力と上記再生時間発生工程の出力とに基づき送信帯域幅を変化させることを特徴としている。
本発明の記録媒体は、上記に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴としている。
本発明によれば、操作者を混乱させることのない記録再生装置、あるいは通信装置を提供することができる。
以下、本発明の記録再生装置、通信装置、記録再生方法、通信方法、コンピュータプログラム及び記録媒体の実施の形態を説明する。
図1は、ビデオ信号を記録するディジタルVCRに本発明を適用した実施の形態を示す図である。本実施の形態に関するディジタルVCRにおいては、例えば、IEC61883規格に規定されている信号形式によって磁気テープ上に画像データを記録する。本実施の形態のディジタルVCRにおいては、例えば、上記IEC61883に規定されている複数のビデオ信号形式を記録再生することが可能である。
図1において、10は撮像光学系、12はアナログーデジタル(A/D)変換器、14はビデオ処理部、16は圧縮伸長回路、18は第1のメモリ、20は第2のメモリ、22はデータセレクタ、24は1394インターフェイス、26は第1のメモリ制御回路、28は第2のメモリ制御回路、30はシステムコントローラ、32は操作部、34は電子ビューファインダ、36はD/A変換器、38は記録部、40はフラッシュメモリやEEPROMなどの不揮発性メモリである。
撮像光学系10から入力された映像の輝度信号(Y)と色差信号(C)は、A/D変換器12にてディジタルデータに各々変換される。上記ディジタルデータは、ビデオ処理部14にて多重化される。その後、圧縮伸長回路16にて該画像情報のデータ量が圧縮される。一般に、YC独立に該圧縮処理回路を備えているが、ここでは説明の簡略化の為にYG時間分割での圧縮処理の例を示す。
次に、上記画像データを伝送路誤りに強くする目的でシャフリング処理を施す。この処理の目的は、連続的な符号誤りであるところのバーストエラーを修整や補間の行ないやすい離散的な誤りであるところのランダムエラーに変換する事である。
加えて、画像の画面内の粗密による情報量の発生の偏りを均一化する目的を重視する場合には上記圧縮処理の前に本処理工程を持ってくると、ランレングス符号化等の可変長符号を用いた方が都合がよい。
これを受けて、データ・シャフリングの復元の為のデータ識別(ID)情報を付加する。このID付加動作にて付加されたIDは、同時に記録しておいた上記システムのモード情報等と共に再生時の逆圧縮処理(情報量伸張処理)の際に補助情報として利用する。これらのデータ再生時の誤りを低減する為にエラー訂正(ECC)情報を付加する。
この様な冗長信号の付加までを、映像と音声等の情報毎に対応する独立の記録エリア毎に処理する。上記のように、ID情報やECC情報が付加された画像信号は、記録部38により、磁気テープ等の記録媒体に記録されるとともに、後述する第1のメモリ18に一時的に記憶される。
一方、ビデオ処理部14にて多重化された画像データは、D/A変換器36によって、ディジタルーアナログ変換され、電子ビューファインダ34で操作者により観察される。また、操作者は第2の操作部32を介して、様々な操作情報をシステムコントローラ30に送信し、システムコントローラ30は、該操作情報によって、VCR全体を制御するようになっている。
また、ビデオ処理部14にて多重化された画像データは、第2のメモリ20に出力され、一時的に記憶される。上述した第1のメモリ18と、第2のメモリ20とは、それぞれ、第1のメモリ制御回路26と、第2のメモリ制御回路28とを介し、システムコントローラ30により動作制御されている。
データセレクタ22は、上述した第1のメモリ18と、第2のメモリ20からのデータを選択して、第2の1394インターフェイス24に受け渡す。あるいは、第2の1394インターフェイス24からのデータを選択して、第1のメモリ18と、第2のメモリ20とのどちらかに受け渡す。上記動作により、本実施の形態のVCRにおける1394インターフェイス24からは、圧縮された画像データと非圧縮の画像データとが、操作者により選択されて出力できるようになっている。
1394インターフェイス24は、1394シリアルバスを通じて、VCRを制御するためのコマンドデータを受信する。受信されたコマンドデータは、データセレクタ22を通じて、システムコントローラ30に入力される。ステムコントローラ30は、上記のコマンドデータに対するレスポンスデータを作成して、データセレクタ22、及び1394インターフェイス24を通じ、1394シリアルバスに該データを送出する。
本実施の形態のVCRでは、複数の圧縮率による記録モードが選択することができるように構成されていて、撮像光学系10に内蔵されたCCDによって被写体像が光電変換されて、高精細度な情報量の多いHD信号として出力される。
例えば、スタジオ規格のHD信号は、撮像有効画素数1920H×1035V画素でサンプリング周波数は75,3MHzである。ビデオ処理部14では、例えば「昭和60.9,NHK技研月報pp.359〜364」に記載されているように、HD信号を標準放送方式(以下、SDフォーマットと称す)であるNTSC,PAL,SECAMに変換するために、情報量を減少させるものである。下表に代表的な変換のモードを3種類示す。
Figure 2005159991
走査線数の変換処理は垂直内挿フィルタにおいて行われ、7サイクルを1周期とするライン順位に応じて切り替わる加重平均回路を構成している。フィールド周波数の変換処理は走査線数変換の後、バッファメモリを用いて行われ、フレームシンクロナイザと同様の機能を持つ時間軸補正器にて実時間処理が可能である。
一般に使用されているフレームシンクロナイザでは、1フレームメモリの容量で約33秒にフレームスキップを1回引き起こすが、動画で起こると不自然な飛びになる。これに対し、動き適応型フィールド数変換では、フレーム差信号を用いて動き検出、シーンチェンジ検出を行い、次の4条件のいずれかが満たされた時フレームスキップを行なう。
(1)静止画像であるとき、(2)シーンチェンジが発生したとき、(3)動画領域が比較的小さいとき、(4)フレームバッファメモリの残余がなくなったとき等である。なお、フィールド周波数はハイビジョンが60Hzであり、NTSC方式が59.9Hzであるので、「1000/1001」の相違がある。
HD信号は、ビデオ処理部14にて、「16:9」から「4:3」に変換され、走査線は「1125本」から「525本」に変換され、周波数は「60Hz」から「59.94Hz」に変換され、NTSC信号として出力される。操作部32では、HD、SDフォーマット及びSDLフォーマットが選択できるようになっており、HDモードを選択すれば、システムコントローラ30により、適切な圧縮モードにてHD信号が記録される。
一方、SDフォーマットを選択した場合には、ダウンコンバート変換されたNTSG信号が選択され、記録される。また、SDLフォーマットを選択した場合には、上記NTSC信号がさらに高圧縮モードにて、記録されるようになっている。
本実施の形態のVCRにおいては、HDモードの場合には1フレームあたり20トラック構成、SDフォーマットモードの場合には1フレームあたり10トラック構成、SDLフォーマットモードの場合には1フレームあたり5トラック構成にて、磁気テープにそれぞれ記録されるようになっている。
また、本実施の形態のVCRでは、磁気テープを識別するためのテープIDデータを該磁気テープ上に書き込むようにしている。また、本実施の形態のVCRでは、上記テープIDデータと、該テープIDデータに関連づけられた磁気テープ上に記録された画像データのビデオ信号形式、記録日時等の属性情報を、例えば、VCR内部の不揮発性メモリ40に書き込むようにしている。
図2は、上記テープIDデータと上記属性情報との書き込みフォーマットの一例を示す概念図である。該属性情報は、上記したように、VCR内部の不揮発性メモリ40に書き込まれている。図2(a)は、上記テープIDデータに関連づけられた属性情報の書き込み位置を示すアドレスを格納するデータ領域を示す図であり、図2(b)は、上記属性情報を書き込むデータ領域を示す図である。
本実施の形態では、例えば、テープIDの値がゼロの属性情報を示すアドレスデータは、図2(a)のアドレスゼロ番地に格納される。また、テープIDの値が1の属性情報を示すアドレスデータは、図2(a)のアドレス1番地に格納される。
一方、書き込まれる属性情報のフォーマットは、例えば、図2(b)のようになっている。図2(b)に示すように、ID値がゼロの磁気テープの属性情報は、図2(a)のアドレスゼロ番地に書き込まれているアドレス位置から開始される。図2(b)に示すように、単一の属性データは、該属性データの長さ情報で開始される。次に続くフィールドは該属性情報の個数を示す。さらに、上記個数フィールドに示される個数の属性データが続く。
本実施の形態のVCRに磁気テープが入れられると、該VCRはテープのローディングを開始するとともに、該磁気テープ上に書き込まれた上記ID情報を読み出す。例えば、磁気テープのID値が2であった場合、VCRは上記不揮発性メモリ40上のアドレス000216に格納されているデータを読み出す。
図2(b)に示す例では、アドレス000216には、101016という値が書き込まれているので、本実施の形態のVCRは、上記不揮発性メモリ40上のアドレス101016を読み出すようにする。
上記不揮発性メモリ40のアドレス101016には、ID2の属性情報の全データ長が書かれている。該データ長は、例えば、ワード長を単位として書き込まれている。本実施の形態のVCRは、該データ長情報に基づき、上記アドレス101016を開始点として、該ワード長のデータを連続して読み出す。上記動作によって、本実施の形態のVCRにおいては、テープ毎の記録データの属性情報が管理できるようになっている。
図3に、上記属性情報のフォーマットの一例を示す。第1のフィールドは、signal-modeフィールドであり、本実施の形態のVCRが磁気テープに記録するデータのフォーマット情報を書き込む。なお、第1フィールドの、下位8bitは、例えば、ダミーデータとしてFF16の値が書き込まれる。第2から第3フィールドは、上記第1フィールドで示されるフォーマットのデータが書き込まれる磁気テープ上の位置を示すようになっている。
これら、第2から第3フィールドのデータは、1byte毎に異なる意味付を持ったフィールドであり、それぞれ、binary coded decimal(BCD)符号化されている。第2フィールドの上位8bitはframeフィールドであり、上記フォーマットの開始位置のフレーム番号が書き込まれる。第2フィールドの下位8bitはsecondフィールドであり、上記フォーマットの開始タイムコードの秒データが書き込まれる。
第3フィールドの上位8bitはminutesフィールドであり、上記フォーマットの開始タイムコードの分データが書き込まれる。第3フィールドの下位8bitはhourフィールドであり、上記フォーマットの開始タイムコードの時間数データが書き込まれる。
図4に、上記signal modeフィールドの符号化の一例を示す。該符号化は、例えば、AV/C Digital Interface Command Specification規格(1394 Trade Association)に記載されている符号化と同等の符号化となっている。不図示の編集機器などから、再生プログラムがなされると、本実施の形態のVCRは、上記画像の圧縮情報と関連付けられた再生予定リストを作成する。
以下に、図5を参照して、上記再生予定リストの作成手順について説明する。
図5(a)は、編集以前の、いわゆる生データを記録したテープ上のデータイメージを示し、図5(b)は、編集後のデータイメージを示している。
不図示の編集機器などからは、編集におけるカットイン点、カットアウト点が指示される。図5(a)における、「記号▼」及び「記号▽」は、それぞれ、編集におけるカットイン点、カットアウト点を示している。これらの記号は、不図示の編集機器などから、例えば、1394インターフェイス24を介して、CTSやSBP−2等のコントロールコマンドセットを用いて指示される。
図5においては、第1のシーンとしてHDデータが15分再生され、第2のシーンとしてSDフォーマットデータが13分再生され、第3のシーンとしてSDLフォーマットデータが25分再生され、第4のシーンとしてSDフォーマットデータが30分再生される。本実施の形態のVCRにおいては、上記圧縮比情報と上記時間情報とが関連付けられたリストを生成する。
上記再生リストの一例を、図6に示す。図6(a)は、該再生リストのフォーマット側を示す図であり、図6(b)は、図5に示した例の再生リストを示す図である。
図6(a)において、単一の再生リストは2ワード/32ビット構成になっており、第1ワードの上位8ビットは上記圧縮比を示す信号形式が格納される。該信号形式は、例えば、図4にて示される符号化がなされる。
第1ワードの下位8ビットから第2ワードまでは、時間情報が格納される。該時間情報は、例えば、秒を単位とした値が格納される。なお、該時間情報は、他に、フィールドを単位とした時間情報、フレームを単位とした時間情報、タイムコードを用いた時間情報、BCD符号化された時間情報など、時間情報を格納すれば、どのような形式でも適用できることはいうまでもない。また、本実施の形態では、単一の再生リストは2ワード/32ビット構成としているが、他の形式でもよい。
図6(b)においては、第1のシーンとしてHD(1125−60)の信号が00038416秒間再生され、第2のシーンとしてSDフォーマット(525−60)の信号が00030C16秒間再生され、第3のシーンとしてSDLフォーマット(525−60)の信号が0005DC16秒間再生され、第4のシーンとしてSDフォーマット(525−60)の信号が00070816秒間再生されることを示す。
上記圧縮比を示す信号形式は、第1シーンとして第1ワード(アドレス000016)の上位8ビットに0816、第2シーンとして第3ワード(アドレス000216)の上位8ビットに0016、第3シーンとして第5ワード(アドレス000416)の上位8ビットに0416、第4シーンとして第7ワード(アドレス000616)の上位8ビットに0016の値が、それぞれ格納される。
上記のごとく動作することにより、本実施の形態のVCRにおいては、再生時の属性情報と時間情報とを関連付けた再生リストを発生することができる。なお、本実施の形態では、再生リストを発生するのに先立ち、編集機器等からの指示をするように構成しているが、本実施の形態のVCR上にGUI等の操作手段を設け、操作者がVCR本体に直接操作をするよう構成してもよい。また、本実施の形態では、磁気テープを記録メディアとしたVCRによって本実施の形態を構成しているが、ハードディスク装置やフレキシブルディスク等の磁気ディスク、固体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク等を記録メディアとして構成してもよい。
次に、図5及び図6を用いて、本実施の形態の帯域確保について説明する。上述のように、本実施の形態のVCRでは、図5のように再生を行なう場合、図6のような再生リストを予め発生する。このため、画像データの送信に必要な帯域の取得及び開放を動的に行なうことができる。
図5(b)の開始において、システムコントローラ30は、まず、HD送信に必要な帯域を確保するように1394インターフェイス24に指示する。また、システムコントローラ30は、図6(b)における、アドレス000016、及び000116のデータから、HD再生時間である00038416の値をシステムコントローラ内のカウンタレジスタにセットする。HD再生が開始されると、システムコントローラ内のカウンタは、ダウンカウントを開始する。
HD再生中において、システムコントローラ30は、カウンタレジスタと予め定められている閾値との比較を行なう。該閾値は、例えば5秒に定められている。該閾値は、上記再生時間より小さければ、どのような値であってもよいことはいうまでもない。カウンタレジスタ値と予め定められている閾値とが一致すると、システムコントローラ30は、次の再生リストを読み出す。すなわち、図6(b)のアドレス000216及び000316の値を読み出す。
この場合のように、現在再生中の帯域(HD)が次回の再生予定の帯域(SDフォーマット)より大きい場合には、システムコントローラ30は、再生の切り替わりを待機する。再生の切り替わりになったとき、システムコントローラ30は、SDフォーマットの帯域を確保し、余剰の帯域を開放するよう1394インターフェイス24に指示する。
また、システムコントローラ30は、図6(b)におけるアドレス000216、及び000316のデータから、SDフォーマットの再生時間である00030C16の値をシステムコントローラ内のカウンタレジスタにセットする。SDフォーマット再生が開始されるとシステムコントローラ内のカウンタは、ダウンカウントを開始する。
SDフォーマット再生中において、システムコントローラ30は、カウンタレジスタと予め定められている閾値との比較を行なう。上記と同様に、該閾値は、例えば5秒に定められている。カウンタレジスタ値と予め定められている閾値とが一致すると、システムコントローラ30は、次の再生リストを読み出す。すなわち、図6(b)のアドレス000416、及び000516の値を読み出す。
この場合のように、現在再生中の帯域(SDフォーマット)が次回の再生予定の帯域(SDLフォーマット)より小さい場合には、システムコントローラ30は、次回再生の帯域を確保するよう1394インターフェイス24に指示する。確保できない場合には、SDフォーマット再生の間、帯域確保できるまでリトライを継続する。再生の切り替わりになったとき、システムコントローラ30は、図6(b)における、アドレス000416、及び000516のデータから、SDフォーマット再生時間である0005DC16の値をシステムコントローラ内のカウンタレジスタにセットする。
SDLフォーマット再生が開始されると、システムコントローラ内のカウンタは、ダウンカウントを開始する。以下、同様に、動作することにより、本実施の形態のVCRでは、動的な帯域確保を行なうことができる。
上述した帯域確保の手順の一例を、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS101で処理が開始されると、ステップS102で、初期値の帯域を確保するように指示される。
次のステップS103では、上記した初期値の帯域が確保されたかが検査される。この検査の結果、該帯域が確保できなかった場合には、上記ステップS102に戻って、帯域確保をリトライする。
また、ステップS103の検査の結果、帯域が確保できたと判断された場合にはステップS104に進み、現在再生しようとしているデータの再生時間がタイマ値に設定される。
次に、ステップS105に進んでデータの再生が開始される。次に、ステップS106では、タイマがダウンカウントされる。
次に、ステップS107に進み、タイマ値と上述した閾値との比較が行なわれる。この比較の結果、タイマ値が閾値よりも大きい場合には、上記ステップS106に戻ってデータイマのダウンカウントが継続されるとともに、現データの再生が継続される。
また、ステップS107の比較の結果、タイマ値が閾値以下になった場合には、ステップS108に進み、次回のデータの再生リストが読み出される。
次のステップS109では、上記ステップS108で読み出された再生リスト内の帯域情報と現在の帯域情報とが比較される。
この比較の結果、現在の帯域が次回の帯域よりも大きい(BW[n]>BW[n+1])場合には、ステップS110で余分の帯域が開放され、その後、次のステップS112に進む。
また、ステップS109の比較の結果、現在の帯域が次回の帯域よりも小さい(BW[n]<BW[n+1])場合には、ステップS111で現帯域に不足分の帯域を加えた帯域幅が再取得され、次のステップS112に進む。
さらに、ステップS109の比較の結果、現在の帯域と次回の帯域とが同じ(BW[n]=BW[n+1])場合には、次のステップS112に直接進む。
ステップS112では、タイマのダウンカウントが継続されるとともに、現データの再生が継続される。
次のステップS113では、タイマ値が零と比較される。タイマ値が零に達していない場合には、step112では、タイマのダウンカウントが継続されるとともに、現データの再生が継続される。
タイマ値が零に達した場合には、次のステップS114で次回の再生データ、及び次回の再生リストを現再生データ、及び現再生リストとして、ステップS104に戻り、処理を継続するようになっている。
上述したように、発生した再生リストにより、本実施の形態のVCRでは、予め、再生する圧縮比情報と該圧縮比の画像の再生時刻が判断できるので、圧縮比の切り替わりを判断してアイソクロナス伝送に必要なチャンネルと帯域リソースが確保できるようになる。
次に、図11を参照して、本発明をハードディスクドライブ装置に適用した場合の実施の形態を説明する。
本実施の形態のハードディスクドライブ装置では、例えば、音声と映像が多重されたディジタル放送や、アナログ放送されるデータを記録する。また、本実施の形態のハードディスクドライブ装置では、例えば、ディジタルインターフェイス等の入力端子からデータを入力して、該データを記録するようになっている。
図11は、ハードディスクドライブ装置(以下、HDDと称する)であり、501はチューナ、502は液晶ディスプレイ等のディスプレイデバイス、503はディジタルインターフェイス(以下、ディジタルI/Fと称する)、504は中央演算処理回路(以下、CPUと称する)、505はメモリ、506はハードディスク、507は内部バス、508は1394シリアルバスケーブルである。
チューナ501には、不図示のアンテナ等より、例えば、ディジタル放送信号等の放送信号が入力される。該チューナ501では、操作者により不図示の選択手段を介して所望の放送局チャネルが選局され、上記選局された放送信号が内部バス507に送出される。内部バス507に送出されたデータは、メモリ505に一旦記憶された後、内部バス507を介して、ハードディスク506に再び書き込まれる。
液晶ディスプレイ502では、上記の選局チャネル表示や、時刻表示等、様々な表示動作が行なわれる。ディジタルインターフェイス503に入力される信号は、内部バス507を介して、メモリ505に一旦記憶される。該メモリ505は、1394バス508を流れるデータのバッファメモリとして機能する。メモリ505に一旦記憶されたデータは、内部バス507を介して、ハードディスク506に再び書き込まれる。
また、データの読み出し時においては、ハードディスク506に書き込まれデータが、一旦、メモリ505に記憶される。その後、メモリ505に記憶されたデータは、ディジタルインターフェイス503から外部に送信されるようになっている。また、CPU504は、上記データの読み出し、及び、書き込み動作時の各種調停動作、内部バス507の調停動作、上記液晶ディスプレイ502の表示制御などを総合的に行なうようになっている。
ハードディスク506は磁気記録方式の記録装置である。ドライブの内部には記録媒体である磁気メディアが数枚入っており、モータによって高速回転している。メディアにはニッケルリンなどのメッキを施した磁性体が塗られ、磁気ヘッドがメディアを磁化することでデータの読み書きを行なう仕組みになっている。
メディアには、例えば、アルミニウム合金、ガラスなど硬質の素材を使われる。磁気メディアは中心にあるスピンドル・モータによって回転している。この回転するメディアに磁気ヘッドを通してデータを書き込んでいく。磁気ヘッドはアームの先端に取り付けられた装置である。データの読み書きをするために、該磁気ヘッドの付いたアームがメディアの目的の位置まで移動するようになっている。
通常、ハードディスク506には、数枚のメディアを搭載されている。磁気ヘッドは、例えば、メデイア両面に配置されており、データはメデイアの両面に記録される。また、ハードディスク506のケース上には、回路基板等が取り付けられる。該基板上には信号を読み取る電子回路や磁気ヘッドのコントローラ、データの信号を増幅するためのアンプ、スピンドル・モータを制御するコントローラなどが搭載される。
図12に、ハードディスク506の物理フォーマットの一例を示す。図12に示すように、通常、ハードディスク506では、データを記録するための区画として同心円状にトラックを作成する。トラックの本数は、例えば、インチ当たり約1万〜2万本である。トラックは、例えば、メディアの最外周から内周に向かって順に0,1、…と番号が振られる。また、通常、図12に示すように、上記トラックはセクタに分割される。通常、1トラック当たりのセクタ数は300−500程度である。セクタの長さは、例えば、512バイトに定められており、メディアの外周に近いほどセクタ数が多くなるようになっている。
ハードディスク506内部の、上記した複数の記録メディアのそれぞれを、例えば、シリンダと称する。本実施の形態では、データの書き込み、読み出しの際には、例えば、該シリンダに通し番号をつけ、該シリンダ番号、上記トラック番号、及び上記セクタ番号を指定して、書き込み、読み出しを行なう。また、上記のシリンダ番号、トラック番号、及び、セクタ番号の組に、論理的な通し番号を割り振り、談論理番号を指定して書き込み、読み出しを行なう方法でもよい。
本実施の形態では、上記したハードディスク506の内部にデータシステムを構築する。本実施の形態のデータシステムでは、例えば、論理セクタとクラスタという2つの記録単位を使ってハードディスクを管理する。例えば、論理セクタはドライブの先頭を0セクタとする連番で表す。本実施の形態では、論理セクタのサイズとディスクの上記した物理セクタのサイズとは必ずしも同じでなくてもよい。一方のクラスタは複数の論理セクタから成り、データ位置を指定する単位である。
上記クラスタは、例えば、nを正の整数とした時、上記論理セクタの2n個によって構成されるようになっている。例えば、本実施の形態では、上記クラスタはデータ領域の先頭を2とする連番で表す。データは上記クラスタ単位で配置する。本実施の形態では、例えば、論理セクタの指定には16ビット、クラスタの指定に12ビットを使用する。上記クラスタを16ビット、あるいは、32ビットで表すようにしてもよい。また、上記論理セクタの指定に32ビットを用いるようにしてもよい。
本実施の形態では、データ割当表と称する特別なデータ領域に記録されたデータ群を使用する。データ割当表は上記の各クラスタに対して、データの続きが何番のクラスタに入っているかを書いたテーブルである。
データに続きがない場合はEOF(End of File、本実施の形態では、例えば、FFF816〜FFFF16の値が使用される)が書かれる。本実施の形態では、使用していないクラスタの場合は、例えば、000016の値が入る。上記データ割当表の構成の一例を、図13に示す。図13において、(Xで示された)最初の2つのエントリには、予約された値が入る。その後、区切りを示す上述のEOFが書かれる。
図13では、例えば、データの開始が後述するデータ開始エントリによって指定される。図13の例では、データの開始エントリは、クラスタ番号2,5、及び7となっている。最初のデータは、クラスタ番号2から開始され、該クラスタのエントリが3であるので、クラスタ番号3へ続く。また、クラスタ番号3のエントリは4であるのでクラスタ番号4へ続き、以下同様にして、EOFコードが書かれているクラスタ番号6で終了する。同様に、次のデータは、クラスタ番号5から開始され、クラスタ番号8にて終了する。
上記説明したように、本実施の形態では、データをアクセスするとき、最初のクラスタを調べ、該クラスタに対応するデータ割当表の内容を参照すると、次のクラスタがわかり、さらにそのクラスタに対するデータ割当表を参照するとその次がわかるようになっている。このように、本実施の形態のデータ割当表システムではデータ割当表のリンクをたどってデータにアクセスするようになっている。
上記した、データの開始エントリは、例えば、図14のようになっている。該データ開始エントリは、例えば、本実施の形態のハードディスク装置へのデータ書き込みの際に、ハードディスク装置へ書き込まれるようになっている。アドレス000016〜000416である最初の5ワードは、データ名フィールドであり、本実施の形態のハードディスク装置が決定する、例えば、ascii文字列が入力される。
アドレス000516の上位8ビットは、signal modeフィールドであり、上述した図4にて示される符号化がなされるアドレス000516の下位8ビットから、アドレス000616のフィールドは、time.Dataフィールドであり、該データ開始エントリの書き込みの際には、例えば、ダミーデータが書き込まれる。
アドレス000716−000916である3ワードは、reservedフィールドであり、将来のために予約されたフィールドである。アドレス000A16のフィールドはrecording.timeフィールド、アドレス000B16のフィールドはrecording.dateフィールドであり、上記recording.timeフィールドと、recording.dateフィールドとで、該データ開始エントリが示す書き込みデータの記録日時を示す。
アドレス000C16のフィールドは、start blockフィールドであり、該データ開始エントリが示す書き込みデータの、上述した開始クラスタ番号が格納される。アドレス000D16〜000E16である2ワードは、data lengthフィールドであり、例えば、バイト単位の書き込みデータ長が格納される。
不図示の編集機器など、あるいは、ハードディスク装置本体に搭載された不図示の操作手段により再生プログラムがなされると、本実施の形態のハードディスク装置は、図5と同様な画像の圧縮情報と関連付けられた再生予定リストを作成する。該再生リストは、例えば、図6(a)と同様のフォーマットを有する。
該再生リストは上述したデータ開始エントリを、ハードディスク装置内のメモリ505に展開して作成される。再生プログラムがなされると、該再生プログラムにて決定された再生データのデータ開始エントリが上記メモリ505に読み込まれる。該データ開始エントリのデータ名フィールド、recording timeフィールド、recording dateフィールド等は液晶ディスプレイ502に表示されるデータのソースとして使用されるとともに、signal modeフィールド、及びtime−dataフィールドが再生予定リストを作成する他のアドレス領域にコピーされる。
この際、time dataフィールドには、上記再生プログラムによって決定された再生時間が詰められる。上記のsignal modeフィールド、及びtime-dataフィールドのコピー動作を複数の再生データ毎に行なうことにより、再生リストが作成されるようになっている。この場合、本実施の形態では、図14で示されるように、データ開始エントリのsignal modeフィールド、及びtime-dataフィールドは、図6(a)と同様のフォーマットを有しているので都合がよい。また、本実施の形態でのハードディスク装置においても、図7と同様のフローにしたがって帯域確保が行なわれるようになっている。
上記のごとく動作することにより、本実施の形態のハードディスクにおいては、再生時の属性情報と時間情報とを関連付けた再生リストを発生することができる。また、本実施の形態では、ハードディスクを記録メデイアとしたハードディスク装置によって本実施の形態を構成しているが、フレキシブルディスク等の他の磁気ディスク、固体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク等を記録メディアとして構成してもよい。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、上記各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記録する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれる。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
本発明の実施の形態のVCRを示すブロック図である。 実施の形態に用いられる不揮発性メモリ上のデータ配置を示す図である。 実施の形態の属性データの一例を示す図である。 実施の形態の信号形式の符号化を示す図である。 実施の形態の再生予定リストの作成手順を示す概念図である。 実施の形態の再生予定リストの構成を示す図である。 実施の形態の帯域確保の手順を示すフローチャートである。 1394バス上におけるパケットの概要を示す図である。 1394バスの同期モードにおけるデータフォーマットを示す図である。 1394バスの同期モードにおける帯域確保の手順を示すフローチャートである。 実施の形態のハードディスク装置を示すブロック図である。 実施の形態のハードディスクの物理フォーマットを示す図である。 実施の形態のハードディスクのデータ割当表を示す図である。 実施の形態のハードディスクのデータ開始エントリを示す図である。
符号の説明
符号の簡単な説明
10 撮像光学系
12 A/D変換器
14 ビデオ処理部
16 圧縮伸長回路
18 第1のメモリ
20 第2のメモリ
22 データセレクタ
24 1394インターフェイス
26 第1のメモリ制御回路
28 第2のメモリ制御回路
30 システムコントローラ
32 操作部
34 電子ビューファインダ
36 D/A変換器
38 記録部
40 不揮発性メモリ
201 SDフォーマットのS100時におけるパケット列
202 SDLフォーマットのS100時におけるパケット列
203 サイクルスタートパケット
204 アイソクロナスパケット
301 SDフォーマットのデータパケット
302 SDLフォーマットのデータパケット
303 ヘッダ
304 ヘッダCRC
305 CIP
306 データ
307 データCRC
501 チューナ
502 ディスプレイデバイス
503 ディジタルインターフェイス
504 中央演算処理回路
505 メモリ
506 ハードディスク
507 内部バス
508 1394シリアルバスケーブル

Claims (31)

  1. 複数の圧縮比を持つディジタル画像データを記録再生可能な記録再生装置であって、シリアルデータを送信するための通信手段を具備し、
    上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記画像データの圧縮比情報と該圧縮比の画像データの再生予定時刻とを含む属性情報を発生させ、上記発生させた属性情報に従い上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴とする記録再生装置。
  2. 複数の圧縮比を持つディジタル画像データを記録再生可能な記録再生装置であって、シリアルデータを送受信するための通信手段を具備し、
    上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記画像データの圧縮比情報と上記圧縮比の画像データを再生する予定再生時間とを含む属性情報を発生させ、上記発生させた属性情報に従い上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴とする記録再生装置。
  3. 記録媒体上にデータを記録する記録手段と、上記記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段と、上記記録媒体を識別するための識別手段と、上記記録媒体毎に該記録媒体の記録データに関連づけられた複数の属性情報を記憶するための記憶手段と、上記記憶手段に記憶された各属性情報を再生時に並べ換えるための並べ換え手段と、上記記録データを再生する再生時間情報を発生する再生時間情報発生手段と、シリアルデータを送受信するための通信手段とを具備し、上記記録手段は上記記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
    上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、
    上記並べ換え手段の出力と上記再生時間情報発生手段が発生した再生時間情報とに基づいて上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴とする記録再生装置。
  4. 記録媒体上に1からn(nは1以上の整数)の複数のデータを記録する記録手段と、上記記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段と、上記記録媒体を識別するための識別手段と、上記1からnの複数の記録データに関連づけられた1からnの複数の属性情報を記憶するための記憶手段と、上記記憶手段に記憶された各属性情報を再生時に並べ換えるための並べ換え手段と、上記記録データを再生する際に上記属性情報と関連づけられた再生時間情報を発生する再生時間情報発生手段と、シリアルデータを送受信するための通信手段とを具備し、上記記録手段は記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
    上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記並べ換え手段の出力と上記再生時間情報発生手段が発生した再生時間情報とに基づいて上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴とする記録再生装置。
  5. 記録媒体上にデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを記録する記録手段と、上記記録媒体に記録されたデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを再生する再生手段と、再生時に上記記録媒体に記録された上記属性情報を並べ換えるための並べ換え手段と、シリアルデータを送受信するための通信手段を具備し、上記記録手段は記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
    上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記並べ変え手段の出力と上記圧縮比情報とに基づき送信帯域幅を変化させることを特徴とする記録再生装置。
  6. 上記通信手段は、上記画像の圧縮比が高い時には上記シリアルバス上の送信帯域幅を減少するように変化させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。
  7. 上記通信手段は、上記画像の圧縮比が低い時には上記シリアルバス上の送信帯域幅を増加させるように変化させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。
  8. 上記通信手段が送信帯域幅を変化させる転送モードは同期転送であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。
  9. 上記再生時間情報には、上記再生される記録データの予定再生時間が含まれることを特徴とする請求項3または4に記載の記録再生装置。
  10. 上記並べ換え手段は、上記再生手段が上記記録媒体上のデータを再生する順番と、該再生データに関連づけられた上記属性情報の順番とを同じにするように、上記属性情報を並べ換えることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。
  11. 上記並べ換え手段は、上記再生手段が上記記録媒体上の第m番目の記録データ(mは1以上n以下の整数)を再生する順番と、該再生データに関連づけられた第m番目の上記属性情報の順番とを同じにするように、上記属性情報を並べ換えることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。
  12. シリアルデータを送受信するための通信装置であって、
    同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、上記シリアルバスを介して複数の圧縮比の画像データを送信するための通信手段を具備し、
    上記通信手段は、上記画像データの圧縮比情報と該圧縮比の画像データの再生予定時刻とを含む属性情報を発生させ、上記発生させた属性情報に従い上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴とする通信装置。
  13. シリアルデータを送受信するための通信装置であって、同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、シリアルデータを送受信するための通信手段を具備し、
    上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記画像データの圧縮比情報と上記圧縮比の画像データを再生する予定再生時間とを含む属性情報を発生させ、上記発生させた属性情報に従い上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴とする通信装置。
  14. シリアルデータを送受信するための通信装置であって、
    同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、記録媒体からデータを読み出して再生する再生手段と、上記記録媒体上に記録されている記録データに関連づけられた複数の属性情報を記憶する記憶手段と、上記再生手段が再生するデータの順番と該データに関連づけられた上記属性情報の順番とが同じ順番になるように上記属性情報を並べ換える並べ換え手段と、上記再生手段によって再生されたデータを上記同期転送により上記シリアルバス上に送信するための通信手段とを具備し、上記ソースノードが送出するデータは画像データであるとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報と該画像データの再生時間情報を含み、
    上記通信手段は、上記属性情報に基づき送信帯域幅を変化させることを特徴とする通信装置。
  15. シリアルデータを送受信するための通信装置であって、同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、記録媒体にデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを記録する記録手段と、上記記録媒体からデータと該データに関連づけられた上記属性情報とを再生する再生手段と、上記再生手段が再生するデータの順番と該データに関連づけられた上記属性情報の順番とが同じ順番になるように上記属性情報を並べ換えて出力する並べ換え手段と、上記再生手段によって再生されたデータを上記同期転送により上記シリアルバス上に送信するための通信手段と、上記再生データの再生時間情報を発生する再生時間情報発生手段とを具備し、上記ソースノードが送出するデータは画像データであるとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
    上記通信手段は、上記並べ変え手段の出力と上記再生時間発生手段の出力とに基づき送信帯域幅を変化させることを特徴とする通信装置。
  16. 上記通信手段は、上記画像の圧縮比が高い時には上記シリアルバス上の送信帯域幅を減少するように変化させることを特徴とする請求項12〜15の何れか1項に記載の通信装置。
  17. 上記通信手段は、上記画像の圧縮比が低い時には上記シリアルバス上の送信帯域幅を増加させるように変化させることを特徴とする請求項12〜15の何れか1項に記載の通信装置。
  18. 上記通信手段が送信帯域幅を変化させる転送モードは同期転送であることを特徴とする請求項12〜15の何れか1項に記載の通信装置。
  19. 上記再生時間情報は、上記画像データの予定再生時刻情報であることを特徴とする請求項14または15に記載の通信装置。
  20. 上記再生時間情報は、上記画像データの再生予定時間情報であることを特徴とする請求項14または15に記載の通信装置。
  21. 上記再生時間情報発生手段は、上記再生データの再生予定時刻を発生させることを特徴とする請求項15〜18の何れか1項に記載の通信装置。
  22. 上記再生時間情報発生手段は、上記再生データの予定再生時間を発生させることを特徴とする請求項15〜18の何れか1項に記載の通信装置。
  23. 記録媒体上にデータを記録する記録工程と、上記記録媒体に記録されたデータを再生する再生工程と、上記記録媒体を識別するための識別工程と、上記記録媒体毎に該記録媒体の記録データに関連づけられた複数の属性情報を記憶するための記憶工程と、上記記憶工程に記憶された各属性情報を再生時に並べ換えるための並べ換え工程と、上記記録データを再生する再生時間情報を発生する再生時間情報発生工程と、シリアルデータを通信手段により送受信するための通信工程とを有し、上記記録工程は、上記記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
    上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、
    上記並べ換え工程の出力と上記再生時間情報発生工程が発生した再生時間情報とに基づいて上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴とする記録再生方法。
  24. シリアルデータを送受信するための通信方法であって、同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、記録媒体にデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを記録する記録工程と、上記記録媒体からデータと該データに関連づけられた上記属性情報とを再生する再生工程と、上記再生工程が再生するデータの順番と該データに関連づけられた上記属性情報の順番とが同じ順番になるように上記属性情報を並べ換えて出力する並べ換え工程と、上記再生工程によって再生されたデータを上記同期転送により上記シリアルバス上に通信手段で送信するための通信工程と、上記再生データの再生時間情報を発生する再生時間情報発生工程とを有し、上記ソースノードが送出するデータは画像データであるとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
    上記通信手段は、上記並べ変え工程の出力と上記再生時間発生工程の出力とに基づき送信帯域幅を変化させることを特徴とする通信方法。
  25. 記録媒体上にデータを記録する記録工程と、上記記録媒体に記録されたデータを再生する再生工程と、上記記録媒体を識別するための識別工程と、上記記録媒体毎に該記録媒体の記録データに関連づけられた複数の属性情報を記憶するための記憶工程と、上記記憶工程に記憶された各属性情報を再生時に並べ換えるための並べ換え工程と、上記記録データを再生する再生時間情報を発生する再生時間情報発生工程と、シリアルデータを通信手段により送受信するための通信工程とを有する記録再生方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、上記記録工程は、上記記録媒体上に画像データを記録するとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
    上記通信手段は、同期転送と非同期転送とが可能なシリアルバスに接続されていて、上記並べ換え工程の出力と上記再生時間情報発生工程が発生した再生時間情報とに基づいて上記シリアルバス上の送信帯域幅を変化させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  26. シリアルデータを送受信するための通信方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    同期転送と非同期転送が可能なシリアルバス上にデータを送出するソースノードが接続され、上記ソースノードは、記録媒体にデータと該データに関連づけられた複数の属性情報とを記録する記録工程と、上記記録媒体からデータと該データに関連づけられた上記属性情報とを再生する再生工程と、上記再生工程が再生するデータの順番と該データに関連づけられた上記属性情報の順番とが同じ順番になるように上記属性情報を並べ換えて出力する並べ換え工程と、上記再生工程によって再生されたデータを上記同期転送により上記シリアルバス上に通信手段で送信するための通信工程と、上記再生データの再生時間情報を発生する再生時間情報発生工程とを有し、上記ソースノードが送出するデータは画像データであるとともに、上記属性情報は該画像データの圧縮比情報を含み、
    上記通信手段は、上記並べ変え工程の出力と上記再生時間発生工程の出力とに基づき送信帯域幅を変化させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  27. 上記請求項25または26に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  28. 上記通信手段は、上記画像データの再生に先立ち、上記属性情報を上記シリアルバス上に予め送信することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。
  29. 上記記録媒体は着脱可能な記録媒体であることを特徴とする請求項3〜11の何れか1項に記載の記録再生装置。
  30. 上記通信手段は、上記画像データの再生に先立ち、上記属性情報を上記シリアルバス上に予め送信することを特徴とする請求項12〜16の何れか1項に記載の通信装置。
  31. 上記記録媒体は着脱可能な記録媒体であることを特徴とする請求項14〜22の何れか1項に記載の通信装置。
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JPH10107804A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Toshiba Corp 情報送信装置およびトラヒック制御装置、並びこれらを利用した帯域運用方法および呼受け付け方法
JP2002152682A (ja) * 2000-11-14 2002-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像伝送装置

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