JP2005159649A - メール送信方法及び移動通信端末装置 - Google Patents

メール送信方法及び移動通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005159649A
JP2005159649A JP2003394257A JP2003394257A JP2005159649A JP 2005159649 A JP2005159649 A JP 2005159649A JP 2003394257 A JP2003394257 A JP 2003394257A JP 2003394257 A JP2003394257 A JP 2003394257A JP 2005159649 A JP2005159649 A JP 2005159649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
mobile communication
congestion
communication terminal
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003394257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3920259B2 (ja
Inventor
Akira Muto
晃 武藤
Akiko Iketani
亜希子 池谷
Yuuriyo Mizoguchi
裕了 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SoftBank Corp
Original Assignee
Vodafone KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Vodafone KK filed Critical Vodafone KK
Priority to JP2003394257A priority Critical patent/JP3920259B2/ja
Publication of JP2005159649A publication Critical patent/JP2005159649A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3920259B2 publication Critical patent/JP3920259B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 メールの自動送信により通信環境における輻輳状態の助長を防止する。
【解決手段】 電源がオンされたり、圏外から圏内に移動したり、移動の結果として現在位置をカバーする移動通信網のセルが変化した場合に、移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定されるか否かが判定される(ステップ141〜145)。この判定が否定的な場合には、メモリに保存された自動送信すべきメールが自動送信される(ステップ147)。一方、移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定される判定された場合には、輻輳状態でなくなったと推定されるようになったかが観測される。そして、輻輳状態が解消されたと推定されると、メモリに保存された自動送信すべきメールが自動送信される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、メール送信方法及び移動通信端末装置に係り、より詳しくは移動通信端末装置のメモリに保存された自動送信すべきメールを送信するメール送信方法、及び、当該メール通信方法を使用する移動通信端末装置に関するものである。
従来から、携帯電話等の移動体端末装置が広く普及している。こうした移動体端末装置は、音声通話機能に加えて、メール処理機能(メールの作成、メールの送受信、受信メール内容の表示等)を有しており、移動体端末装置を利用したメールの送受信が盛んに行われている。
このような移動体端末装置によるメールの送受信においては、個々のメールの送信に加えて、自動的な複数のメールの連続的な送信(以下、「メールの自動連続送信」ともいう)も行われている。こうした、複数のメールの連続的な送信に際しては、移動通信端末装置の利用者が移動通信端末装置の操作部を操作して、連続自動送信すべき複数のメールを選択した後、送信指令を行うと、選択された複数のメールが順次送信されるようになっている。
また、例えば圏外で作成されたメールを、圏内に移動したときに自動的に送信する等といった、あらかじめ作成されたメールを自動送信する「送信予約メール機能」の技術も実用化されている(非特許文献1参照)。
ZDNet,"ボーダフォン、高輝度液晶「V301D」とメガピクセル「V401SH」発表"、[on line],2003.10.6,[2003年10月28日検索]、インターネット<URL:http://www.zdnet.co.jp/mobile/0310/06/n_vodafone.html>
上述した従来の移動通信端末装置における複数メールの自動連続送信や送信予約メール機能によるメールの自動送信は、利用者の利便性を向上させるという観点からは、非常に優れたものである。しかしながら、自動的にメールの送信を行うことから、手動によるメールの送信と比べると、飛躍的にトラフィック量が多くなる可能性がある。
このため、トラフィックの輻輳状態が発生している地域で、上述した複数メールの自動連続送信や送信予約メール機能によるメールの自動送信が行われると、トラフィックの輻輳を助長することになる。ましてや、これらの自動送信を行う移動通信端末装置がメールの再送機能を有している場合には、トラフィックの輻輳の助長が深刻なものとなりかねない。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、メールの自動送信により通信環境における輻輳状態の助長を防止することができるメール送信方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、メールの自動送信により通信環境における輻輳状態の助長を防止することができる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
本発明のメール送信方法は、移動通信端末装置のメモリに保存された自動送信すべきメールを送信するメール送信方法であって、前記移動通信端末装置が、前記移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定されるか否かを判定する輻輳判定工程と;前記輻輳判定工程における判定が否定的な場合に、前記移動通信端末装置が前記自動送信すべきメールを送信する第1メール送信工程と;前記輻輳判定工程における判定が肯定的な場合に、前記移動通信端末装置が、前記移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態でなくなったと推定されるか否かを判定する輻輳解消判定工程と;前記輻輳解消判定工程における判定が肯定的な場合に、前記移動通信端末装置が前記自動送信すべきメールを送信する第2メール送信工程と;を備えるメール送信方法である。
このメール送信方法では、電源がオンされたり、圏外から圏内に移動したり、移動の結果として現在位置をカバーする移動通信網のセルが変化した場合に、輻輳判定工程において、移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定されるか否かが判定される。この輻輳判定工程において否定的な判定がされたとき、すなわち移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にはないときは、第1メール送信工程において、移動通信端末装置のメモリに保存された自動送信すべきメールが送信される。
一方、輻輳判定工程において肯定的な判定がされたとき、すなわち移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあるときは、その後、輻輳解消判定工程が実行されて、移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態でなくなったと推定されるか否かが判定される。この輻輳解消判定工程において否定的な判定がなされている間、すなわち移動通信端末装置にとっての通信環境において輻輳状態が継続していると推定されている間は、移動通信端末装置のメモリに保存された自動送信すべきメールの送信を見合わせる。そして、輻輳解消判定工程において否定的な判定がなされる、すなわち移動通信端末装置にとっての通信環境において輻輳状態が解消されたと推定されると、第2メール送信工程において、移動通信端末装置のメモリに保存された自動送信すべきメールが送信される。
すなわち、本発明のメール送信方法では、移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあるときには、メールの自動送信が見合わされる。そして、輻輳状態が解消したと推定できたときにメールの自動送信が実行される。したがって、本発明のメール送信方法によれば、メールの自動送信により、移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態を助長することを防止することができる。
本発明のメール送信方法では、前記輻輳判定工程において、前記移動通信端末装置が、同一の基地局との間の通信による新たな位置登録が連続的に少なくとも1回失敗した場合に、前記移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定することとすることができる。この場合には、電源がオンされたり、圏外から圏内に移動したり、移動の結果として現在位置をカバーする位置移動通信網のセルが変化したりしたときに最初の段階で行われるとともに、通信環境が輻輳状態にあるときには失敗する可能性が高い位置登録の結果により、移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあるか否かを判定する。このため、通信環境が輻輳状態にあるか否かを適切なタイミングかつ手法により判定することができる。
また、本発明のメール送信方法では、前記輻輳解消判定工程において、前記移動通信端末装置は、輻輳状態にあると判定した時に通信していた基地局とは異なる基地局との間の通信による新たな位置登録が所定回数連続して失敗しなかった場合に、前記移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態が解消したと推定することとすることができる。この場合には、移動の結果として現在位置をカバーする位置移動通信網のセルが変化したときに最初の段階で行われるとともに、通信環境が輻輳状態にあるときには失敗する可能性が高い位置登録の結果により、移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態が解消したか否かを判定する。このため、通信環境の輻輳状態が解消したか否かを適切なタイミングかつ手法により判定することができる。
また、本発明のメール送信方法では、前記輻輳解消判定工程において、前記移動通信端末装置が、自動送信すべきメールの送信以外の通信動作が正常終了した場合に、前記移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態が解消したと推定することとすることができる。この場合には、輻輳状態が継続しているときには、移動通信端末装置において異常終了する可能性が高い通信動作のうちでペンディング中のメールの自動送信以外の通信動作が正常終了した場合に、移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態が解消したと推定する。このため、通信環境の輻輳状態が解消したか否かを適切な手法により判定することができる。
また、本発明のメール送信方法では、前記移動通信端末装置において、電源の再投入時には、前記輻輳状態にあるとの判定結果がリセットされていることとすることができる。この場合には、移動通信端末装置における不揮発性の書込/読出可能な記憶領域を、輻輳状態にあるとの判定結果の記憶に割り当てずに済む。
本発明の移動通信端末装置は、自動送信すべきメールを保存するメモリと;前記自動送信すべきメールを送信するための通信環境が輻輳状態にあるか否かを判定する輻輳状態判定手段と;前記輻輳判定手段によって肯定的な判定がなされた後に、前記自動送信すべきメールを送信するための通信環境が輻輳状態ではなくなったか否かを判定する輻輳解消判定手段と;前記輻輳判定手段によって否定的な判定がなされた場合、及び、輻輳解消判定手段により肯定的な判定がなされた場合に、前記自動送信すべきメールを送信する自動メール送信手段と;を備える移動通信端末装置である。
この移動通信端末装置では、電源がオンされたり、圏外から圏内に移動したり、移動の結果として現在位置をカバーする移動通信網のセルが変化した場合に、輻輳判定手段により、移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定されるか否かが判定される。この判定結果が否定的な場合には、メール送信手段によりメモリに保存されたメールが送信される。
一方、輻輳判定手段による判定結果が肯定的な場合には、輻輳解消判定手段により、移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態でなくなったと推定されるか否かが判定される。この判定の結果が否定的な間には、メモリに保存された自動送信すべきメールの自動送信を見合わせる。そして、輻輳解消判定手段による判定結果が肯定的となった時点において、メール送信手段によりメモリに保存された自動送信すべきメールが自動的に送信される。
すなわち、本発明の移動通信端末装置では、上述した本発明のメール送信方法を使用してメール送信を行うことができる。したがって、本発明の移動通信端末装置によれば、メール送信により移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態を助長することを防止することができる。
以上説明したように、本発明のメール送信方法によれば、移動通信端末装置からのメールの自動送信により通信環境における輻輳状態の助長を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明の移動通信端末装置によれば、メールの自動送信により通信環境における輻輳状態の助長を防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図7を参照して説明する。
図1及び図2には、一実施形態に係る移動通信端末装置である形態電話10の構成が概略的に示されている。ここで、図1(A)には、携帯電話10の外観の正面図が示され、図1(B)には、携帯電話10の外観の裏面図が示されている。また、図2には、携帯電話10の機能ブロック構成が示されている。
図1及び図2において総合的に示されるように、携帯電話10は、(a)制御部21、送受信部22及び記憶部23を備える携帯電話本体11と、(b)電話番号を制御部21へ入力するためのテンキー、及び、動作モードの切替等の各種指令を制御部21へ入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(c)制御部21による指令に応じて、操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示部13とを備えている。また、携帯電話10は、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、通話時に音声を入力するためのマイクロフォン15と、(e)制御部21による指令に応じて、着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16とを備えている。更に、携帯電話10は、(f)送受信部22と接続され、基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17とを備えている。
制御部21は、図2に示されるように、その内部に、携帯電話10の位置登録の処理を行う位置登録処理部26と、自動送信が予約されたメール(以下、「予約メール」という)の送信処理を行う予約メール送信処理部27と、予約メール送信処理以外の通信処理を行う各種通信処理部28とを備えている。ここで、位置登録処理部26は、位置登録処理の成功又は失敗を予約メール送信処理部27へ通知するようになっている。また、各種通信処理部28は、通話処理やメールの受信処理等といった予約メール送信処理以外の通信処理が正常終了した場合には、その旨を予約メール送信処理部27へ通知するようになっている。
なお、本実施形態においては、制御部21は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号処理装置(DSP)等を備えており、メール送受信処理を含む携帯電話機能を実現するために、様々なデータ処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。ここで、上記の位置登録処理部26、メール送信処理部27及び各種通信処理部28は、制御部21で実行されるプログラムにより構成されるようになっている。
次に、以上のように構成された携帯電話10による、記憶部23に記憶された送信予約メールの送信の動作を、主に図3〜図7を参照しつつ説明する。
前提として、記憶部23には予約メールが既に記憶されているものとする。また、電源がオンされたり、圏外から圏内に移動したり、移動の結果として現在位置をカバーする移動通信網のセルが変化したりして、新たな位置登録を行うことになったものとする。
まず、位置登録処理部26による処理を説明する。
新たな位置登録を行うことになると、図3のステップ111において、その旨を位置登録処理部26が予約メール発信処理部27へ通知する。引き続き、ステップ112において、位置登録処理部26が位置登録処理を行う。この位置登録処理は、位置登録処理部26が、位置登録呼を無線リンクが確立している基地局に対して発信することにより行われる。
次に、ステップ113において、位置登録処理部26が、位置登録処理が成功したか否かにかかわらず、位置登録処理の成功又は失敗という位置登録処理の結果を予約メール送信処理部27へ通知する。引き続き、ステップ114において、位置登録処理部26が、位置登録処理に成功したか否かを判定する。この判定が否定的であった場合には、処理はステップ112へ移行し、上述した位置登録の試行処理を繰り返す。そして、ステップ114において、肯定的な判定がなされると、位置登録処理が終了する。
次に、各種通信処理部28による処理について説明する。この各種通信処理部28による予約メール送信を除く各種通信処理は、利用者によって行われる操作による指令や、通話又はメールの着信等といった各種通信処理の指令を受けて開始する。
すなわち、図4のステップ121において、各種通信処理部28が、各種通信処理の指令を受けたか否かを判定する。この判定が否定的であった場合には、処理はステップ121へ移行し、再度各種通信処理の指令を受けたか否かを判定する。
一方、ステップ121における判定が肯定的であった場合には、処理がステップ122へ移行する。このステップ122では、各種通信処理部28が、開始通知がなされた通信処理を行う。この通信処理が終了すると、ステップ123において、各種通信処理部28が、当該通信処理が正常終了したか否かを判定する。
ステップ123における判定が否定的であった場合には、処理はステップ124へ移行する。このステップ124においては、エラー表示等の異常終了処理が行われる。この後、処理はステップ121へ移行し、各種通信通信処理の開始通知を受けるのを待つ。なお、位置登録処理部26による位置登録処理が成功するまでは、各種通信処理部28による通信処理は、異常終了することになる。
一方、ステップ123における判定が肯定的であった場合には、処理はステップ125へ移行する。このステップ125においては、正常終了表示等の正常終了処理が行われる。そして、ステップ126において、各種通信処理部28が、正常処理した旨が予約メール送信処理部27へ通知する。この後、処理はステップ121へ移行し、各種通信通信処理の開始通知を受けるのを待つ。
次に、予約メール送信処理部27による処理について説明する。
予約メール送信処理部27は、上述したステップ111における新たな位置登録をする旨の通知を位置登録処理部から受けると、図5のステップ131において、輻輳フラグをOFFとする。なお、この輻輳フラグは、記憶部23における特定位置に割り当てられている。
引き続き、ステップ132において、メール送信処理部27は、位置登録カウント値(PRC)を0にリセットする。この位置登録カウント値は、記憶部23における、輻輳フラグ位置とは異なる位置に割り当てられている。
こうして、新たな位置登録開始が通知されたことに伴う予約メール送信処理部27による処理が終了する。
また、予約メール送信処理部27は、上述したステップ113における位置登録処理の結果の通知を位置登録処理部26から受けると、図6のステップ141において、輻輳フラグがONか否かを判定する。この判定が肯定的であった場合には、位置登録結果が通知されたことに伴う予約メール送信処理部27による処理が終了する。
一方、ステップ141における判定が否定的であった場合には、処理はステップ142へ移行する。このステップ142においては、予約メール送信処理部27が、通知された位置登録結果に基づいて、位置登録が成功したか否かを判定する。
ステップ142における判定が否定的であった場合には、処理はステップ143へ移行する。このステップ143においては、予約メール送信処理部27が、位置登録カウント値をインクリメントする。引き続き、ステップ144において、予約メール送信処理部27が、インクリメントされた位置登録カウント値が所定数Nよりも大きくなったか否を判定する。なお、本実施形態では、所定数Nを2としている。
ステップ144における判定が否定的であった場合には、位置登録結果が通知されたことに伴う予約メール送信処理部27による処理が終了する。一方、ステップ144における判定が肯定的であった場合には、処理はステップ145へ移行する。
ステップ145においては、予約メール送信処理部27が、輻輳フラグをONとする。そして、位置登録結果が通知されたことに伴う予約メール送信処理部27による処理が終了する。
一方、ステップ142における判定が肯定的であった場合には、処理はステップ146へ移行する。このステップ146においては、予約メール送信処理部27が、記憶部23内に予約メールが保存されているか否かを判定する。この判定が否定的であった場合には、位置登録結果が通知されたことに伴う予約メール送信処理部27による処理が終了する。
ステップ146における判定が肯定的であった場合、すなわち、通信環境が輻輳状態ではなく、かつ、予約メールが記憶部23内に保存されている場合には、処理はステップ147へ移行する。このステップ147においては、予約メール送信処理部27が、予約メールを自動送信する。そして、位置登録結果が通知されたことに伴う予約メール送信処理部27による処理が終了する。
また、予約メール送信処理部27は、上述したステップ126における正常終了の通知を各種通信処理部28から受けると、図7のステップ151において、輻輳フラグがONか否かを判定する。この判定が否定的であった場合には、予約メール送信以外の各種通信処理の正常終了が通知されたことに伴う予約メール送信処理部27による処理が終了する。
一方、ステップ151における判定が肯定的であった場合には、処理はステップ152へ移行する。このステップ152においては、予約メール送信処理部27が、輻輳フラグをOFFとする。
引き続き、ステップ153において、予約メール送信処理部27が、記憶部23内に予約メールが保存されているか否かを判定する。この判定が否定的であった場合には、予約メール送信以外の各種通信処理の正常終了が通知されたことに伴う予約メール送信処理部27による処理が終了する。
ステップ153における判定が肯定的であった場合、すなわち、通信環境における輻輳状態が解消し、かつ、予約メールが記憶部23内に保存されている場合には、処理はステップ154へ移行する。このステップ154においては、予約メール送信処理部27が、予約メールを自動送信する。そして、予約メール送信以外の各種通信処理の正常終了が通知されたことに伴う予約メール送信処理部27による処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、電源がオンされたり、圏外から圏内に移動したり、移動の結果として現在位置をカバーする移動通信網のセルが変化した場合に、携帯電話10にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定されるか否かが判定される。この判定が否定的な場合には、記憶部23に保存された予約メールが自動送信される。一方、携帯電話10にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定されると判定された場合には、輻輳状態でなくなったと推定されるようになったかが観測される。携帯電話10にとっての通信環境において輻輳状態が継続していると推定されている間は、予約メールの自動送信が見合わせられる。そして、輻輳状態が解消されたと推定されると、予約メールが自動送信される。したがって、本実施形態によれば、予約メールの自動送信により、携帯電話10にとっての通信環境の輻輳状態を助長することを防止することができる。
また、電源がオンされたり、圏外から圏内に移動したり、移動の結果として現在位置をカバーする位置移動通信網のセルが変化したりしたときに最初の段階で行われるとともに、通信環境が輻輳状態にあるときには失敗する可能性が高い位置登録の結果により、携帯電話10にとっての通信環境が輻輳状態にあるか否かを判定する。このため、通信環境が輻輳状態にあるか否かを適切なタイミングかつ手法により判定することができる。
また、移動の結果として現在位置をカバーする位置移動通信網のセルが変化したときに最初の段階で行われるとともに、通信環境が輻輳状態にあるときには失敗する可能性が高い位置登録の結果により、携帯電話10にとっての通信環境の輻輳状態が解消したか否かを判定する。このため、通信環境の輻輳状態が解消したか否かを適切なタイミングかつ手法により判定することができる。
また、輻輳状態が継続しているときには、携帯電話10において異常終了する可能性が高い通信動作のうちでペンディング中の予約メールの自動送信以外の通信動作が正常終了した場合に、携帯電話10にとっての通信環境の輻輳状態が解消したと推定する。このため、通信環境の輻輳状態が解消したか否かを適切な手法により判定することができる。
なお、上記の実施形態では、位置登録に2回続けて失敗したら輻輳状態にあると推定することとした。これに対して、位置登録に1回失敗した場合に輻輳状態にあると推定することとしてもよいし、位置登録に3回以上の所定回数続けて失敗した場合に輻輳状態にあると推定することとしてもよい。
また、上記の実施形態では、予約メールの数を特に説明しなかったが、予約メールの数は1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。さらに、予約メールの自動送信が失敗した場合には、リトライすることとしてもよい。
また、上記の実施形態では、電源がONとなると必ず輻輳フラグをOFFとすることとした。これに対して、当該電源ONとする前の電源OFFの時点における輻輳フラグのON/OFFの状態をそのまま保持し、当該電源ON後の位置登録の結果等により輻輳フラグのON/OFFを変化させるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、移動通信端末装置を携帯電話としたが、他の種類の移動通信端末装置についても本発明を適用できることは勿論である。
以上説明したように、本発明のメール送信方法は、移動通信端末装置のメモリに保存された自動送信すべきメールの送信に適用することができる。また、本発明の移動通信端末装置は、メモリに保存された自動送信すべきメールの送信機能を有する移動通信端末装置に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯電話の外観構成を概略的に示す図である。 図1の携帯電話の内部構成を説明するための機能ブロック図である。 図2の位置登録部の動作を説明するためのフローチャートである。 図2の各種通信処理部の動作を説明するためのフローチャートである。 図2の予約メール通信処理部の動作を説明するためのフローチャート(その1)である。 図2の予約メール通信処理部の動作を説明するためのフローチャート(その2)である。 図2の予約メール通信処理部の動作を説明するためのフローチャート(その3)である。
符号の説明
10…携帯電話(移動体端末装置)、11…携帯電話本体、12…操作部、13…表示部、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ、21…制御部、22…送受信部、23…記憶装置、26…位置登録部、27…予約メール送信処理部、28…各種通信処理部。

Claims (6)

  1. 移動通信端末装置のメモリに保存された自動送信すべきメールを送信するメール送信方法であって、
    前記移動通信端末装置が、前記移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定されるか否かを判定する輻輳判定工程と;
    前記輻輳判定工程における判定が否定的な場合に、前記移動通信端末装置が前記自動送信すべきメールを送信する第1メール送信工程と;
    前記輻輳判定工程における判定が肯定的な場合に、前記移動通信端末装置が、前記移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態でなくなったと推定されるか否かを判定する輻輳解消判定工程と;
    前記輻輳解消判定工程における判定が肯定的な場合に、前記移動通信端末装置が前記自動送信すべきメールを送信する第2メール送信工程と;を備えるメール送信方法。
  2. 前記輻輳判定工程では、前記移動通信端末装置は、同一の基地局との間の通信による新たな位置登録が連続的に少なくとも1回失敗した場合に、前記移動通信端末装置にとっての通信環境が輻輳状態にあると推定する、ことを特徴とする請求項1に記載のメール送信方法。
  3. 前記輻輳解消判定工程では、前記移動通信端末装置は、輻輳状態にあると判定した時に通信していた基地局とは異なる基地局との間の通信による新たな位置登録が所定回数連続して失敗しなかった場合に、前記移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態が解消したと推定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメール送信方法。
  4. 前記輻輳解消判定工程では、前記移動通信端末装置は、自動送信すべきメールの送信以外の通信動作が正常終了した場合に、前記移動通信端末装置にとっての通信環境の輻輳状態が解消したと推定する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のメール送信方法。
  5. 前記移動通信端末装置において、電源の再投入時には、前記輻輳状態にあるとの判定結果がリセットされている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のメール送信方法。
  6. 自動送信すべきメールを保存するメモリと;
    前記自動送信すべきメールを送信するための通信環境が輻輳状態にあるか否かを判定する輻輳状態判定手段と;
    前記輻輳判定手段によって肯定的な判定がなされた後に、前記自動送信すべきメールを送信するための通信環境が輻輳状態ではなくなったか否かを判定する輻輳解消判定手段と;
    前記輻輳判定手段によって否定的な判定がなされた場合、及び、輻輳解消判定手段により肯定的な判定がなされた場合に、前記自動送信すべきメールを送信する自動メール送信手段と;を備える移動通信端末装置。

JP2003394257A 2003-11-25 2003-11-25 メール送信方法及び移動通信端末装置 Expired - Lifetime JP3920259B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003394257A JP3920259B2 (ja) 2003-11-25 2003-11-25 メール送信方法及び移動通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003394257A JP3920259B2 (ja) 2003-11-25 2003-11-25 メール送信方法及び移動通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005159649A true JP2005159649A (ja) 2005-06-16
JP3920259B2 JP3920259B2 (ja) 2007-05-30

Family

ID=34720382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003394257A Expired - Lifetime JP3920259B2 (ja) 2003-11-25 2003-11-25 メール送信方法及び移動通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3920259B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296062A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Softbank Mobile Corp メール送信処理方法、メール受信処理方法及び通信端末装置
WO2013014842A1 (ja) * 2011-07-27 2013-01-31 日本電気株式会社 コアネットワーク装置、無線基地局、移動端末、移動通信システム及び動作制御方法
WO2013027625A1 (ja) * 2011-08-25 2013-02-28 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信端末、加入者認証モジュール、通信システムおよび通信方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296062A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Softbank Mobile Corp メール送信処理方法、メール受信処理方法及び通信端末装置
WO2013014842A1 (ja) * 2011-07-27 2013-01-31 日本電気株式会社 コアネットワーク装置、無線基地局、移動端末、移動通信システム及び動作制御方法
CN103718537A (zh) * 2011-07-27 2014-04-09 日本电气株式会社 核心网设备、无线基站、移动终端、移动通信系统和操作控制方法
US9451621B2 (en) 2011-07-27 2016-09-20 Nec Corporation Core network apparatus, radio base station, mobile terminal, mobile communication system, and operation control method
WO2013027625A1 (ja) * 2011-08-25 2013-02-28 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信端末、加入者認証モジュール、通信システムおよび通信方法
JPWO2013027625A1 (ja) * 2011-08-25 2015-03-19 株式会社Nttドコモ 移動通信端末、加入者認証モジュール、通信システムおよび通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3920259B2 (ja) 2007-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3792492B2 (ja) 移動パケット・データ・ネットワーク環境における音声通信のハンドオフのための装置、方法およびシステム
US10397341B2 (en) Method and apparatus for migrating active communication session between terminals
JP5779285B2 (ja) 移動通信ネットワークにおけるパケットサービスコール管理
WO2017113581A1 (zh) 一种通话控制方法以及装置、系统
JP2008109595A (ja) 通話方法自動切替システム、サーバ、方法およびプログラム
TWI500296B (zh) 在行動通訊使用者設備中管理於電路服務通話建立期間內之一封包服務通話
JP2005101930A (ja) 携帯通信端末
JP5185735B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法
US7684824B2 (en) Method for transmitting message of mobile terminal
JP2006186686A (ja) 携帯端末
JP4256377B2 (ja) Ip電話端末
JP3920259B2 (ja) メール送信方法及び移動通信端末装置
CN107682310B (zh) 分组域语音业务注册方法、装置、存储介质和移动终端
JP2005135255A (ja) メール送信方法及び移動通信端末装置
JP2006174076A (ja) 電話通信システム及びメール送受信システム
JP4769686B2 (ja) 移動無線端末装置
KR101423840B1 (ko) 모바일 보이스 오버 인터넷 프로토콜(mVoIP) 서비스에서의 푸시 알림을 이용한 통화 요청 알림 방법
JP2010511330A (ja) 無線装置間のアドレスブックエントリのシステム及び方法
KR100850573B1 (ko) Ptt용 이동통신 단말기 및 그의 부재중 수신정보의 처리방법
JP2007019999A (ja) 着信処理選択システム、ユーザ端末、交換機、及び、着信処理選択方法
JP5000355B2 (ja) 無線通信端末、制御方法
JP2008109191A (ja) 携帯電話端末および電話制御方法
KR20060072899A (ko) 이동 통신 단말기에서의 자동 응답 기능 설정에 따른메신저 제어 방법
JP2005184600A (ja) 移動通信端末及びメール応答方法
JP4188184B2 (ja) ショートメッセージサービスを用いたパケット着信制御システム及びパケット着信制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3920259

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150223

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term