JP2005158781A - 太陽電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで受光効率の良い太陽電池およびその製造方法を提供する。
【解決手段】シリコン基板101の一部をエッチングして底部が受光面となる受光領域130(凹領域)を形成することにより、その受光面よりも上部表面が200nm以上高い凸領域101aを形成する。上記凸領域101a上に、凸領域101aの幅(B)より小さい幅(A)の受光面電極110を形成する。また、上記凸領域101aに対して、コンタクト孔115および受光面電極110を自己整合的に形成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、太陽電池およびその製造方法に関する。
従来、太陽電池としては、図17に示すものがある(例えば、特開平6−310740号公報(特許文献1)参照)。この太陽電池は、図17に示すように、単結晶のp型シリコン基板301表面のほぼ全域にn型拡散層303を形成し、そのシリコン基板301表面側に受光領域330と受光面電極309を形成している。上記受光領域330上に、シリコン酸化膜304を介して反射防止膜としてシリコン窒化膜305を形成している。上記シリコン基板301の裏面に、シリコン酸化膜306をパターニングして、アルミニウムからなる裏面電極307を形成している。上記半導体基板301の受光領域330の表面に、受光効率を増加させるための凹凸を形成している。
次に、上記従来の太陽電池の形成手順を図12〜図17を用いて説明する。
まず、図12に示すように、周知のリソグラフィー技術と加工技術を用いて、単結晶のp型シリコン基板301にシリコン酸化膜302をパターニングした後、シリコン酸化膜302で覆われた領域以外の表面が凹凸になるように異方性エッチングを行う。このシリコン酸化膜302で覆われた領域は、将来、受光面電極とシリコン基板301を接続する領域である。
次に、図13に示すように、シリコン酸化膜302(図12に示す)を除去した後、オキシ塩化燐(POCl3)を用いた燐の気相拡散法によって、p型シリコン基板301表面にn型拡散層303を形成する。次に、n型拡散層303の形成時にp型シリコン基板301の裏面に形成されたn型拡散層を、硝酸とフッ酸の混合液を用いて除去し、熱酸化法により光入射面(表面)側にシリコン酸化膜304および裏面側にシリコン酸化膜306を同時に形成する。次に、光入射面(表面)側に反射防止膜としてシリコン窒化膜305をプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition:化学的気相成長)法により形成する。次に、裏面のシリコン酸化膜306をパターニングして裏面電極と接続するためのコンタクト孔を形成した後、真空蒸着法によりアルミニウムを裏面全体に蒸着して裏面電極307を形成する。
次に、図14に示すように、周知のリソグラフィー技術と加工技術を用いて、光入射側のシリコン窒化膜305とシリコン酸化膜304のパターニングを行い、コンタクト孔315を形成する。
次に、図15に示すように、周知のリソグラフィー技術を使って、受光面電極を形成するためのレジスト320のパターニングを行う。レジスト320で覆われていない領域に受光面電極が形成されるが、受光面電極がコンタクト孔315の全域に形成されるためには、図15中に示したように、レジスト320で覆われていない領域はコンタクト孔315の幅よりも、両者の位置決め合わせズレだけ両端を大きくレイアウトする必要がある。これは、コンタクト孔315に対してレジスト320のパターンが自己整合的には形成されていないため、両者の位置決め合わせズレを考慮する必要があるためである。
次に、図16に示すように、真空蒸着法により、チタン、パラジウム、銀の順に蒸着して金属膜308を形成する。
次に、図17に示すように、リフトオフ法により、受光面電極309を形成する。最後に、窒素ガス雰囲気中にて300℃程度で数分の熱処理を行って太陽電池が完成する。
しかしながら、上記従来の太陽電池によれば、PN接合の一部が受光面電極に覆われて受光面積を減少させるため、光の吸収効率が悪いという問題がある。
また、上記太陽電池を形成するためのマスクが4枚必要であった。それは、シリコン酸化膜302をパターニングするマスクと、裏面電極用のコンタクト孔を形成するマスクと、受光面電極用のコンタクト孔315を形成するマスクと、受光面電極309を形成するためのマスクである。したがって、製造コストが高くつくという問題がある。
また、図17に示すように、受光面電極309の幅がコンタクト孔315よりも大きく形成されるために、コンタクト孔315の領域以外の受光面電極309が光を吸収するPN接合面積を小さくして、光の吸収効率を低下させていた。この問題を詳しく説明する。コンタクト孔315を最小加工寸法Lで設計したとすると、フォトアライメントの位置決め合わせズレ(一般的に片側でL/3)を考慮して、受光面電極の幅は、コンタクト孔315の幅よりも2L/3ほど大きくなり、
L+2L/3 = 5L/3
となる。そうなると、太陽光を遮断してしまう受光面電極309が2L/3だけPN接合領域に対してオーバーラップするため、太陽光の吸収効率が悪くなってしまう。受光面電極309と接続するために設けたn型拡散層303の幅も同様に、コンタクト孔315に対するアライメントズレを考慮して受光面電極309と同じ幅が必要となる。したがって、表面を凹凸に加工した受光面の面積がその分小さくなってしまうという問題もある。
さらに、図15に示した工程時に、レジスト320が直接n型拡散層表面に塗布されるプロセスになっている。したがって、レジスト中に含まれている汚染物質が受光面電極とn型拡散層との界面に悪影響を及ぼし、太陽電池の性能を劣化させるという問題がある。
特開平6−310740号公報
この発明は、上記課題を解決するべくなされたものであり、その目的は、光を吸収するPN接合面積(受光面積)を大きくして光の吸収効率を向上できると共に、マスク数を減らして製造コストを削減できる太陽電池およびその製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の太陽電池は、半導体基板と、上記半導体基板の受光面側に形成された凸領域と、上記凸領域上に形成された受光面電極とを備え、上記受光面電極が形成された上記凸領域の上部表面が、上記半導体基板の受光面よりも200nm以上高い位置に形成されていることを特徴としている。
上記構成の太陽電池によれば、受光面電極が形成される凸領域の上部表面が、受光面の半導体表面よりも200nm以上高い位置に形成されているので、凸領域に対して受光面電極を自己整合的に形成できる。したがって、形成するためのマスク数を減少できるので、プロセスコストを削減することができる。また、上記凸領域の両側面でも光が吸収され、この凸領域の両側面にPN接合面を形成することにより、受光面の面積を大きくできるので、光の吸収効率を向上させることができる。なお、上記凸領域の上部表面と受光面との段差が200nm以上あれば、受光面電極を制御性良く形成することができ、段差が200nmより小さいと、プロセスマージンが小さくなり、コンタクト孔領域や受光面電極を凸領域に対して自己整合的に安定して形成することが難しくなる。
また、一実施形態の太陽電池は、上記受光面電極の幅が、上記凸領域の幅よりも小さいことを特徴とする。
上記構成の太陽電池によれば、従来受光面電極によって遮蔽されていた領域を受光面として使用できるので、受光面の面積が大きくなって光の吸収効率を向上させることができる。
また、一実施形態の太陽電池は、上記受光面電極の幅が、上記受光面電極と上記半導体基板とを接続するために設けられたコンタクト孔の幅と略同一であることを特徴とする。
上記構成の太陽電池によれば、受光面電極と半導体基板とのコンタクト抵抗を十分に低く保ちながら、受光面積を大きくでき、光の吸収効率を向上させることができる。
また、この発明の太陽電池の製造方法は、第1導電型の半導体基板の一部をエッチングして底部が受光面となる凹領域を形成することにより、その受光面よりも上部表面が200nm以上高い凸領域を形成する工程と、上記凸領域が形成された上記半導体基板の表面に第2導電型の拡散層を形成する工程と、上記第2導電型の拡散層上に第1の絶縁膜および反射防止膜を順次堆積する工程と、上記反射防止膜の表面に、上記凸領域上よりも他の領域の膜厚が厚くなるように第2の絶縁膜を堆積する工程と、上記第2の絶縁膜を堆積した後、上記凸領域以外の領域にレジストを形成する工程と、上記レジストをマスクとして、上記凸領域上の上記第2の絶縁膜と上記反射防止膜および上記第1の絶縁膜を順次エッチングして凹部を形成する工程と、上記第2の絶縁膜と上記反射防止膜および上記第1の絶縁膜に形成された上記凸領域上の凹部に、上記レジストを用いて受光面電極を形成する工程とを有することを特徴としている。
上記太陽電池の製造方法によれば、上記半導体基板の凹領域の受光面よりも上部表面が200nm以上高い上記凸領域に対して、受光面電極と半導体基板を接続するためのコンタクト孔領域や受光面電極を自己整合的に形成できるので、従来の太陽電池と比して、上記半導体基板の凸領域を形成するためのマスクと、裏面電極用のコンタクト孔を形成するためのマスクの2枚のマスクのみで太陽電池が形成できるため、コストを大幅に削減することができる。また、上記凸領域に対して受光面電極を自己整合的に形成することにより、受光面電極の面積を小さくでき、さらに凸領域の両側面でも光が吸収されるため、その分、光を吸収する面積が大きくなり、光の吸収効率を向上させることができる。
また、一実施形態の太陽電池の製造方法は、上記第2の絶縁膜を堆積する工程において、SOG(Spin On Glass)を塗布することにより上記第2の絶縁膜を形成することを特徴とする。
上記実施形態の太陽電池の製造方法によれば、SOG(Spin On Glass)を用いることにより、上記凸領域上よりその他の領域の膜厚が厚くなるように第2の絶縁膜を堆積することができる。また、塗布により堆積しているので、真空装置を使用する必要が無くコストが低い。
また、一実施形態の太陽電池の製造方法は、上記第2の絶縁膜を堆積する工程において、Si(CH3)4、Si(OC25)4、SiH(C25)3、Si(C25)4のいずれか1つと酸素またはオゾンを用いた化学的気相成長法により上記第2の絶縁膜を形成することを特徴とする。
上記実施形態の太陽電池の製造方法によれば、Si(CH3)4、Si(OC25)4、SiH(C25)3、Si(C25)4のいずれか1つと酸素またはオゾンを用いた化学的気相成長法を用いることにより、上記凸領域上よりその他の領域の膜厚が厚くなるように第2の絶縁膜を堆積することができる。また、SOGよりもウェットエッチング速度が小さいので、プロセスマージンを大きくすることができる。
また、この発明の太陽電池の製造方法は、第1導電型の半導体基板の一部をエッチングして底部が受光面となる凹領域を形成することにより、その受光面よりも上部表面が200nm以上高い凸領域を形成する工程と、上記凸領域が形成された上記半導体基板の表面に第2導電型の拡散層を形成する工程と、上記第2導電型の拡散層上に絶縁膜および反射防止膜を順次堆積する工程と、上記反射防止膜の表面かつ上記凸領域以外の領域にレジストを形成する工程と、上記レジストをマスクとして、上記凸領域上の上記反射防止膜と上記絶縁膜を順次エッチングして凹部を形成する工程と、上記反射防止膜と上記絶縁膜に形成された上記凸領域上の凹部に、上記レジストを用いて受光面電極を形成する工程とを有することを特徴としている。
上記太陽電池の製造方法によれば、上記半導体基板の凹領域の受光面よりも上部表面が200nm以上高い上記凸領域に対して、受光面電極と半導体基板を接続するためのコンタクト孔領域や受光面電極を自己整合的に形成できるので、従来の太陽電池と比して、上記半導体基板の凸領域を形成するためのマスクと、裏面電極用のコンタクト孔を形成するためのマスクの2枚のマスクのみで太陽電池が形成できるため、コストを大幅に削減することができる。また、上記凸領域に対して受光面電極を自己整合的に形成することにより、受光面電極の面積を小さくでき、さらに凸領域の両側面でも光が吸収されるため、その分、光を吸収する面積が大きくなり、光の吸収効率を向上させることができる。
以上より明らかなように、この発明の太陽電池およびその製造方法によれば、半導体基板に上部表面が受光面よりも高い凸領域を形成して、その上部表面に形成される受光面電極の幅を小さくすると共に、凸領域の両側面からも光を吸収することによって、光の吸収効率を向上させて、大きな電気を得ることができる。また、従来の太陽電池よりもマスク数を2枚少なくできるので、製造コストを大幅に削減することができる。
以下、この発明の太陽電池およびその製造方法を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
この発明の第1実施形態の太陽電池は、受光面積を大きくして光の吸収効率を向上させると共に、太陽電池を形成するために必要なマスク数を減らしてプロセスコストを削減する構造およびその製造方法を提供するものである。
図1はこの発明の第1実施形態の太陽電池の概略断面図である。図1により第1実施形態の太陽電池の構成を説明する。この第1実施形態では、第1導電型をp型とし、第2導電型をn型としている。
図1に示すように、半導体基板の一例としての単結晶のp型シリコン基板101表面は、光を吸収して電気に変換する凹領域としての受光領域130と、その電気を輸送する受光面電極110が上部表面に形成される凸領域101aから主に構成されている。上記シリコン基板101表面のほぼ全域にn型拡散層103を形成している。このn型拡散層103とp型シリコン基板101とで形成されるPN接合で光エネルギーを電気エネルギーに変換している。また、上記受光領域130上に、第1の絶縁膜の一例としてのシリコン酸化膜104を介して反射防止膜の一例としてシリコン窒化膜105を形成している。また、上記シリコン基板101の裏面に、シリコン酸化膜106をパターニングしてアルミニウムからなる裏面電極107を形成している。上記シリコン基板101の受光領域130表面に、受光効率を増加させるための小さな凹凸を形成して、受光面積を増大させている。
また、受光面電極110を形成する凸領域101aの上部表面は、受光領域130の平均表面位置よりも200nm以上高い位置に形成されている(凸領域101aの幅は図1中のBに相当する)。そのため、受光面電極110およびこの受光面電極110とn型拡散層103とを接続するためのコンタクト孔115を、凸領域101aに対して自己整合的に形成することができる構造になっている。したがって、形成マスク数を減らすことができるので、従来の太陽電池と比してプロセスコストを大幅に削減することができる(形成マスクを減らせる構造であることに関しては、形成手順の説明のときに詳しく説明する)。また、上記凸領域101aの斜面部が受光面となるため、従来の太陽電池と比して受光面積が大きくなるので、光の吸収効率が向上して大きな電気を発生させることができる。
また、受光面電極110の幅(A)は、受光面電極110が形成される凸領域101aの幅(B)以下になるように形成されている。したがって、従来、受光面電極によって覆われていた半導体表面も受光面として使用できるので、受光面積を大きくして受光効率を向上させて大きな電気を発生させることができる。
また、受光面電極110の幅(図中のA)は、コンタクト孔115の幅とほぼ同じである。このため、コンタクト孔115に対して受光面電極110の接触面積を最大にしつつ、コンタクト孔115以外の受光領域130に受光面電極110が形成されていない。したがって、受光面電極110とp型シリコン基板101(実際にはn型拡散層103が接触している)との接触抵抗を低減することと、受光領域130を最大にして光の受光効率を向上させて大きな電流を発生させることを同時に実現できる。
次に、この発明に係わる第1実施形態の太陽電池の形成手順を図2〜図11を用いて説明する。
まず、図2に示すように、周知のリソグラフィー技術と加工技術を用いて、単結晶のp型シリコン基板101に、シリコン酸化膜102でパターニングした後、シリコン酸化膜102で覆われた領域以外の表面が凹凸になるように異方性エッチングを行い、底部が受光面となる凹領域および受光面電極と接続するための凸領域101aを形成する。受光面電極と接続するための凸領域101aとは、シリコン酸化膜102で覆われた当初のシリコン基板表面が残っている領域のことである。このとき、図2中の凸領域101aとそれ以外の凹領域との段差の平均値Hが200nm以上かつ1000nm以下になるように異方性エッチングを行う。
その理由を以下に説明する。この段差を利用することにより、コンタクト孔領域および受光面電極を凸領域101aに対して自己整合的に形成するが、段差Hが200nm以上あれば、受光面電極を制御性良く形成することができる。段差Hが200nmより小さいと、プロセスマージンが小さくなり、コンタクト孔領域および受光面電極を凸領域に対して自己整合的に安定して形成することが難しくなる。一方、段差Hが1000nmより大きくなるように異方性エッチングを行うと、異方性エッチングの際に横方向に半導体基板がエッチングされて、凸領域表面(シリコン基板表面)の幅が小さくなりすぎて受光面電極が形成できなくなるという問題や、形成できてもコンタクト孔115(図1に示す)の面積が小さくなって受光面電極110(図1に示す)とシリコン基板101との接触抵抗が大きくなるという問題が発生する。また、エッチング時間が長くなるために製造時間が長くなりすぎるという問題もある。したがって、異方性エッチングは、段差の平均値Hが200nm以上かつ1000nm以下になるように条件が設定されることが望ましい。ただし、1000nmより大きな段差を設けた場合でも、十分な幅のコンタクト孔115領域を形成できるように、異方性エッチングの際に横方向にエッチングされる量を考慮して、予め上記シリコン基板101の凸領域101aの幅を広くパターニングしておけば上記問題はあるが形成可能である。
次に、図3に示すように、シリコン酸化膜102(図2に示す)を除去した後、オキシ塩化燐(POCl3)を用いた燐の気相拡散法によって、p型シリコン基板101表面にn型拡散層103を形成する。このとき、p型シリコン基板101表面にn型拡散層103を形成する方法はこれに限らず、イオン注入法などのn型拡散層が形成できる方法であればよい。次に、n型拡散層103の形成時にp型シリコン基板101の裏面に形成されたn型拡散層を、硝酸とフッ酸の混合液を用いて除去し、熱酸化法により光入射面(表面)側にシリコン酸化膜104および裏面側にシリコン酸化膜106を形成する。次に、光入射面(表面)側に反射防止膜の一例としてのシリコン窒化膜105をプラズマCVD法により形成する。次に、裏面のシリコン酸化膜106をパターニングして、裏面電極と接続するためのコンタクト孔を形成した後、真空蒸着法によりアルミニウムを裏面全体に蒸着して裏面電極107を形成する。ここで、シリコン基板101の裏面に電極を設ける工程はこれに限る訳ではなく、シリコン基板101の裏面にコンタクト可能な電極であれば、どのような方法を用いてもよい。
次に、図4に示すように、第2の絶縁膜の一例としてのHSQ(Hydrogen Silisequioxane)タイプのSOG(Spin On Glass)膜108を塗布法により堆積する。SOG膜108は、パターンが存在しないシリコン基板101上に200〜800nm程堆積する条件で塗布した。そうすると、凸領域101a上には膜厚50〜200nmのSOG膜が堆積し、それ以外の領域(凹領域)には、パターン無しと同様の膜厚200〜800nmのSOG膜が堆積する。この凸領域101aと凹領域との膜厚差が、後の工程において、凸領域101aに対して受光面電極とコンタクト孔を自己整合的に形成するために大きな役割を果たすことになる。段差Hが200nmの場合、SOG膜の塗布膜厚を200nmに設定すると、凸領域101a上には50nmのSOG膜108が形成され、凹領域上には200nmのSOG膜108が形成されるため、SOG膜のトータル段差は50nmになる。一方、段差Hが1000nmの場合、SOG膜の塗布膜厚を800nmに設定すると、凸領域101a上には200nm、凹領域上には800nmのSOG膜108が形成されるため、SOG膜のトータル段差は400nmになる。したがって、SOG膜表面の段差は、プロセス条件により50〜400nmの間で変化する。この第1実施形態では、誘電率が低く容量を低減できるという理由から水素を多く含有しているHSQタイプのSOG膜を用いたが、これに限るものではなく、一般的に広く用いられている無機SOGや有機SOGでも構わない。また、SOG膜は、真空装置を使用しないので、コストが低いという効果がある。
また、SOG膜に代わり、凸領域よりも凹領域に厚く堆積される絶縁膜として、以下に示すような反応ガス系および温度の条件を用いてCVD法により形成されたシリコン酸化膜を用いても良い。それは、Si(CH3)4と酸素プラズマまたはオゾンにより成長温度25℃〜0℃、Si(OC25)4とオゾンにより成長温度300℃〜450℃、SiH(C25)3と酸素プラズマまたはオゾンにより成長温度は常温〜250℃、Si(C25)4と酸素プラズマまたはオゾンにより成長温度は常温〜250℃の、それぞれの系で形成されたシリコン酸化膜である。SiH(C25) 3と酸素プラズマまたはオゾンの系においては、水素プラズマを加えても良い。これらのシリコン酸化膜は、SOG膜と比して、フッ酸などに対する耐エッチング特性が高い(エッチングレートが小さい)ので、プロセスマージンを大きくすることができるという効果がある。
次に、表面全体にレジストを塗布した後にSOG膜108の凸領域101aの一部が露出するまで現像処理を行う。SOG膜表面は、上述したように50〜400nmの段差を有しているため、レジストの現像処理条件(時間が重要なパラメータ)を適切な条件に設定することにより、SOG膜108の凹領域のみにレジストが残るようにレジスト120をパターニングすることができる。このとき、レジストの現像処理は、SOG膜108の凸領域の除去されたレジストのスペース幅を、シリコン基板101(n型拡散層103を含む)の凸領域101aの幅よりも小さくする条件に設定して行う。
ここで、レジスト120のパターニングに関して詳しく説明する。レジストには、下地段差の影響を受けにくく平坦に塗布するために、低粘度(4.5cp)の化学増幅系ネガレジストTDUR−N908(東京応化工業株式会社製)を用いて、1000〜3000rpmの低回転で塗布した後、プリベーク(塗布後ベーク)を80〜130℃、90秒の条件で行った。そうすると、図示しないが、レジストが平坦に塗布される。レジストの粘度は5cp以下であれば、下地段差の影響を受けずに平坦に塗布できるが、できるだけ低粘度のレジストを用いる方が平坦化の観点からは好ましい。次に、通常の現像工程で使用される濃度よりも低い濃度の現像液である、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAH、住友化学工業株式会社製)の0.1N水溶液によりレジストをエッチングする。通常より低い濃度にしたのは、エッチングレートを落とすことにより制御性良くレジストのパターニングを行うためである。この現像液のレジストに対するエッチングレートは一分間に9nmなので、エッチング時間を制御することにより、SOG膜108の凸領域の一部が露出するまでエッチングすると、図4のようなSOG膜108の凹領域のみにレジストが残るようにパターニングされる。この第1実施形態では、レジストのエッチングに現像処理を用いたが、これに限るものではなく、ドライエッチング法を用いても良い。しかしながら、現像処理は、塗布装置と同一の装置を用いることができることや、真空装置を使わないことなどの理由から、ドライエッチングより低コストなので有効な方法である。
次に、図5に示すように、レジスト120をマスクにして、SOG膜108,シリコン窒化膜105およびシリコン酸化膜104を順次エッチングしてn型拡散層103を露出させて、コンタクト孔115を形成する。このエッチングには異方性に加工可能なRIE(Reactive Ion Etching:反応性イオンエッチング)法を用いた。図5に示すように、レジストパターンが転写されることにより、シリコン基板101の凸領域101aの幅よりも小さなコンタクト孔115を形成することができる。また、レジストのパターニングには、シリコン基板101の段差を利用しているため、コンタクト孔115はこの段差に対して自己整合的に形成される。したがって、この第1実施形態では、従来の太陽電池のようにコンタクト孔のシリコン基板の凸領域に対するフォトアライメントズレを考慮して、その分の幅をシリコン基板の凸領域の幅を大きくしておく必要が無い。このため、上述したように、シリコン基板の凸領域の幅を最小加工寸法Lに設定できる。
次に、図6に示すように、チタン、パラジウム、銀の順に蒸着により堆積して金属膜109を形成する。このとき、金属膜109としては、無電解めっきによりニッケル、銅や金を形成しても良い。また、ニッケルと銅、または、ニッケルと金の積層膜としても良い。
次に、図7に示すように、リフトオフ法により不要な部分の金属膜を除去して受光面電極110が形成される。このとき、受光面電極110はコンタクト孔115内のみに形成されている。最後に、窒素ガス雰囲気において300℃程度で数分程度の熱処理を行って太陽電池が完成する。なお、この熱処理条件はこれに限るものではなく、窒素ガス、アルゴンガス、或いはこれらの混合ガスを用いて、熱処理時間も数分から一時間程度に設定しても良い。
以上のように、この第1実施形態の太陽電池の形成手順によると、シリコン基板101の段差を利用することにより、受光面電極110のためのコンタクト孔115を形成するためのマスク、および、受光面電極110をリフトオフさせるレジストをパターニングするためのマスクの2枚を減らすことができる。したがって、従来の太陽電池の4枚に比べて2枚のマスクで太陽電池が形成可能であるため、大幅にコストを削減することができる。また、受光面電極110の面積が小さい、すなわち、入射する太陽光線が遮断される面積が小さく、さらに凸領域の両側面(PN接合面)に光が吸収されるので、受光効率を向上させることができる。また、受光面電極110が従来の太陽電池のようにPN接合の受光面にオーバーラップしていないため、両者の間に纏わる容量を低減することができ、電力の損失を防止できる。さらに、この第1実施形態では、受光面電極110を形成するためのレジスト120が直接n型拡散層103表面に塗布されないので、レジスト中に含まれる汚染物質により太陽電池の特性が劣化するのを防止することができる。さらに、コンタクト孔115と受光面電極110の幅をほぼ同じに形成することができるので、受光面電極110とシリコン基板101(実際はn型拡散層が接している)との接触抵抗を最大限に小さく保ちつつ、受光面積を最大にすることができる。
(第2実施形態)
この第2実施形態の太陽電池の製造方法は、第1実施形態の太陽電池の製造方法と同様に、凸領域を形成することにより形成に必要なマスク数を少なくしてコストを削減させる製造方法を提供するものである。また、これに加えて、工程数を減らしてさらにコストを削減する製造方法を提供するものである。
図8〜図11はこの第2実施形態の太陽電池を形成する手順を説明する概略断面図を示している。図8〜図11において、第2実施形態の太陽電池と同一の構成部は、同一参照番号を付している。
この第2実施形態の太陽電池の形成手順は、上記第1実施形態の形成手順とシリコン窒化膜105を形成するまで(図3まで)は同じなので、それ以降について説明する。凸領域の段差も第1実施形態と同様に、200nm〜1000nmに形成される。
上記第1実施形態において説明したように、シリコン酸化膜102をマスクとしてシリコン基板101をエッチングして、受光面電極と接続するための凸領域101aを形成する。次に、シリコン酸化膜102を除去した後、オキシ塩化燐(POCl3)を用いた燐の気相拡散法によってp型シリコン基板101表面にn型拡散層103を形成する。次に、n型拡散層103の形成時にp型シリコン基板101の裏面に形成されたn型拡散層を、硝酸とフッ酸の混合液を用いて除去し、熱酸化法により光入射面(表面)側に絶縁膜の一例としてのシリコン酸化膜104および裏面側にシリコン酸化膜106を同時に形成する。次に、光入射面(表面)側に反射防止膜の一例としてのシリコン窒化膜105をプラズマCVD法により形成する。次に、裏面のシリコン酸化膜106をパターニングして裏面電極と接続するためのコンタクト孔を形成した後、真空蒸着法によりアルミニウムを裏面全体に蒸着して裏面電極107を形成する。
次に、図8に示すように、第1実施形態と同様に、表面全体にレジストを塗布した後に凸領域のシリコン窒化膜105の一部が露出するまで現像処理を行う。そうすると凹領域のみにレジストが残るようにレジスト121をパターニングすることができる。
次に、図9に示すように、レジスト121をマスクとして、シリコン窒化膜105およびシリコン酸化膜104をエッチングして凸領域101a上のn型拡散層103を露出させる。
次に、上記第1実施形態と同様に、図10に示すように、チタン、パラジウム、銀の順に蒸着により堆積して金属膜109を形成する。このとき、金属膜109としては、無電解めっきによりニッケル、銅や金を形成しても良い。また、ニッケルと銅、または、ニッケルと金の積層膜としても良い。
次に、上記第1実施形態と同様に、図11に示すように、リフトオフ法により不要な部分の金属膜を除去して受光面電極110を形成する。最後に、窒素ガス雰囲気において300℃程度で数分程度の熱処理を行って太陽電池が完成する。なお、この熱処理条件はこれに限るものではなく、窒素ガス、アルゴンガス、或いはこれらの混合ガスを用いて、熱処理時間も数分から一時間程度に設定しても良い。
この第1実施形態の太陽電池の製造方法では、SOG膜108を使用していないため、第1実施形態と比べて、受光面電極110の幅が大きくなり、受光面積は小さくなる。しかしながら、SOG膜108を使用していない分、工程数を減少させることができるので、コストを削減することができる。また、凸領域101aに対して受光面電極110を形成することができ、凸領域101aの両側面でも光吸収されるので、従来の太陽電池と比べて受光面積を大きくすることができる。
上記第1,第2実施形態では、第1導電型をp型とし、第2導電型をn型としたが、第1導電型をn型とし、第2導電型をp型としてもよい。
図1はこの発明の第1実施形態の太陽電池を説明するための概略断面図である。 図2は上記太陽電池を作成する手順を説明する概略断面図である。 図3は図2に続く手順を説明する概略断面図である。 図4は図3に続く手順を説明する概略断面図である。 図5は図4に続く手順を説明する概略断面図である。 図6は図5に続く手順を説明する概略断面図である。 図7は図6に続く手順を説明する概略断面図である。 図8はこの発明の第2実施形態の太陽電池を作成する手順を説明するための概略断面図である。 図9は図8に続く手順を説明する概略断面図である。 図10は図9に続く手順を説明する概略断面図である。 図11は図10に続く手順を説明する概略断面図である。 図12は従来の太陽電池を作成する手順を説明するための概略断面図である。 図13は図12に続く手順を説明する概略断面図である。 図14は図13に続く手順を説明する概略断面図である。 図15は図14に続く手順を説明する概略断面図である。 図16は図15に続く手順を説明する概略断面図である。 図17は図16に続く手順を説明する概略断面図である。
符号の説明
101…シリコン基板
101a…凸領域
102,104,106…シリコン酸化膜
103…n型拡散層
105…シリコン窒化膜
107…裏面電極
108…SOG膜
109…金属膜
110…受光面電極
115…コンタクト孔
120,121…レジスト
130…受光領域

Claims (7)

  1. 半導体基板と、
    上記半導体基板の受光面側に形成された凸領域と、
    上記凸領域上に形成された受光面電極とを備え、
    上記受光面電極が形成された上記凸領域の上部表面が、上記半導体基板の受光面よりも200nm以上高い位置に形成されていることを特徴とする太陽電池。
  2. 請求項1に記載の太陽電池において、
    上記受光面電極の幅が、上記凸領域の幅よりも小さいことを特徴とする太陽電池。
  3. 請求項1または2に記載の太陽電池において、
    上記受光面電極の幅が、上記受光面電極と上記半導体基板とを接続するために設けられたコンタクト孔の幅と略同一であることを特徴とする太陽電池。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の太陽電池を製造する太陽電池の製造方法であって、
    第1導電型の半導体基板の一部をエッチングして底部が受光面となる凹領域を形成することにより、その受光面よりも上部表面が200nm以上高い凸領域を形成する工程と、
    上記凹領域および凸領域が形成された上記半導体基板の表面に第2導電型の拡散層を形成する工程と、
    上記第2導電型の拡散層上に第1の絶縁膜および反射防止膜を順次堆積する工程と、
    上記反射防止膜の表面に、上記凸領域上よりも他の領域の膜厚が厚くなるように第2の絶縁膜を堆積する工程と、
    上記第2の絶縁膜を堆積した後、上記凸領域以外の領域にレジストを形成する工程と、
    上記レジストをマスクとして、上記凸領域上の上記第2の絶縁膜と上記反射防止膜および上記第1の絶縁膜を順次エッチングして凹部を形成する工程と、
    上記第2の絶縁膜と上記反射防止膜および上記第1の絶縁膜に形成された上記凸領域上の凹部に、上記レジストを用いて受光面電極を形成する工程とを有することを特徴とする太陽電池の製造方法。
  5. 請求項4に記載の太陽電池の製造方法において、
    上記第2の絶縁膜を堆積する工程において、SOGを塗布することにより上記第2の絶縁膜を形成することを特徴とする太陽電池の製造方法。
  6. 請求項4に記載の太陽電池の製造方法において、
    上記第2の絶縁膜を堆積する工程において、Si(CH3)4、Si(OC25)4、SiH(C25)3、Si(C25)4のいずれか1つと酸素またはオゾンを用いた化学的気相成長法により上記第2の絶縁膜を形成することを特徴とする太陽電池の製造方法。
  7. 請求項1に記載の太陽電池を製造する太陽電池の製造方法であって、
    第1導電型の半導体基板の一部をエッチングして底部が受光面となる凹領域を形成することにより、その受光面よりも上部表面が200nm以上高い凸領域を形成する工程と、
    上記凹領域および凸領域が形成された上記半導体基板の表面に第2導電型の拡散層を形成する工程と、
    上記第2導電型の拡散層上に絶縁膜および反射防止膜を順次堆積する工程と、
    上記反射防止膜の表面かつ上記凸領域以外の領域にレジストを形成する工程と、
    上記レジストをマスクとして、上記凸領域上の上記反射防止膜と上記絶縁膜を順次エッチングして凹部を形成する工程と、
    上記反射防止膜と上記絶縁膜に形成された上記凸領域上の凹部に、上記レジストを用いて受光面電極を形成する工程とを有することを特徴とする太陽電池の製造方法。
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