JP2005158036A - プロセッサ制御回路および情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 DMA処理が実行されているときに、プロセッサ2がDMAコントローラ4の動作状態を問い合わせると、プロセッサ2へのクロック信号の供給をクロック制御部5に停止させて、プロセッサ2によるDMAコントローラ4の動作状態の問い合わせに関する動作を禁止するようにした。このような構成によれば、DMAコントローラ4でDMA処理が実行されたとしても、プロセッサ2がDMAコントローラ4の動作状態を問い合わせるまで、つまり状態通知レジスタ読み出し要求信号を出力するまでは、プロセッサ2でそれまでの処理を継続することができ、またプロセッサ2から状態通知レジスタ読み出し要求信号が出力されると、プロセッサ2へのクロック信号の供給が停止される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、上記従来の技術の未解決の課題を解決することを目的とするものであって、プロセッサによる処理効率の低下を防止しつつ、プロセッサによる消費電力を低減することができるプロセッサ制御回路および情報処理装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、第1の発明であるプロセッサ制御回路は、プロセッサを介さずに所定処理を実行可能な機能部と、その所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサによる前記機能部の動作状態の問い合わせに関する動作を抑制する抑制部とを備えたことを特徴とする。
また、第2の発明であるプロセッサ制御回路は、前記抑制部は、前記所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサによる前記機能部の動作状態の問い合わせに関する動作を遅延させることを特徴とする。
この第1〜第3の発明によれば、機能部で所定処理が実行されたとしても、プロセッサが機能部の動作状態を問い合わせるまでは、プロセッサでそれまでの処理を継続することができ、またプロセッサによって機能部の動作状態の問い合わせがされると、プロセッサによる機能部の動作状態の問い合わせが抑制されるようにしたため、プロセッサによる処理効率の低下を防止しつつ、プロセッサによる消費電力を低減することができる。
この第4の発明によれば、プロセッサの内部を構成するトランジスタのスイッチング動作が停止され、プロセッサによる消費電力をより低減することができる。
さらに、第6の発明であるプロセッサ制御回路は、前記機能部は、DMA処理を実行可能であり、前記抑制部は、前記クロック信号の供給が停止されているときには、所定長のデータがDMA転送されるたびに前記クロック信号の供給を一時的に再開することを特徴とする。
また、第7の発明であるプロセッサ制御回路は、前記機能部は、該機能部の動作状態を示す実行状態情報を記憶する状態記憶部を備え、前記プロセッサによって該実行状態情報を読み出すことによる前記動作状態の問い合わせが行われると、前記実行状態情報の読み出しが完了したことを示す読み出し完了信号を前記プロセッサに出力することによって、前記機能部における所定処理が終了したことを通知することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、第8の発明である情報処理装置は、所定の演算処理を実行するプロセッサと、該プロセッサを介さずに所定処理を実行可能な機能部と、その所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサによる前記機能部の動作状態の問い合わせに関する動作を抑制する抑制部とを備えたことを特徴とする。
また、第9の発明である情報処理装置は、前記抑制部は、前記所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサによる前記機能部の動作状態の問い合わせに関する動作を遅延させることを特徴とする。
この第8〜第10の発明によれば、機能部で所定処理が実行されたとしても、プロセッサが機能部の動作状態を問い合わせるまでは、プロセッサでそれまでの処理を継続することができ、またプロセッサによって機能部の動作状態の問い合わせがされると、プロセッサによる機能部の動作状態の問い合わせが抑制されるようにしたため、プロセッサによる処理効率の低下を防止しつつ、プロセッサによる消費電力を低減することができる。
この第11の発明によれば、プロセッサの内部を構成するトランジスタのスイッチング動作が停止され、プロセッサによる消費電力をより低減することができる。
また、第13の発明である情報処理装置は、前記機能部は、DMA処理を実行可能であり、前記抑制部は、前記クロック信号の供給が停止されているときには、所定長のデータがDMA転送されるたびに前記クロック信号の供給を一時的に再開することを特徴とする。
また、第14の発明である情報処理装置は、前記機能部は、該機能部の動作状態に関する検出条件を示す検出条件情報を記憶する検出条件記憶部を備え、前記プロセッサは、動作状態の検出における所定条件が設定された前記検出条件情報を前記検出条件記憶部に書き込むことにより、前記動作状態の問い合わせを行い、前記機能部は、前記動作状態が前記検出条件情報の示す条件を充足した場合に、前記検出条件情報の書き込みが完了したことを示す書き込み完了信号を前記プロセッサに出力することによって、前記機能部における所定処理が終了したことを通知することを特徴とする。
(第1の実施の形態)
初めに、本発明のプロセッサ制御回路の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるプロセッサ制御回路を備えた情報処理装置1の概略構成を示すブロック図である。この図1に示すように、情報処理装置1は、プロセッサ2、RAM(Random Access Memory)3、状態通知レジスタ7を有するDMA(D irect Memory Access)コントローラ4、及びクロック制御部5で構成され、クロック制御部5を除く各部は、データバス6で互いにデータ授受可能に接続されている。
さらに、プロセッサ2は、図2のフローチャートに示すように、DMA処理のためのパラメータ(DMAパラメータ)を設定し(ステップS101)、DMAコントローラ4にDMA処理を開始させるDMAスタートコマンドを出力する(ステップS102)。そして、DMAの動作状態を取得するために、状態通知レジスタ読み出し要求信号をDMAコントローラ4に出力する。その後、DMAコントローラ4からDMA処理中でないことを示すDMA実行状態フラグが読み出されると、状態通知レジスタ読み出し要求信号の出力を停止し、状態通知レジスタの読み出しが完了する(ステップS103)。なお、プロセッサ2は、状態通知レジスタ読み出し要求信号の出力中にクロック信号の供給が停止されても、状態通知レジスタ読み出し要求信号の出力を継続するようになっている。
さらに、DMAコントローラ4は、プロセッサ2からDMAスタートコマンドが出力されるとDMA処理を開始する。
次に、本実施形態の情報処理装置1の動作を詳細に説明する。
まず、図3に示すように、サイクル「2」で、DMAコントローラ4にDMAの開始を要求するDMA要求信号が出力されたとする。すると、サイクル「3」で、DMAコントローラ4からDMA転送処理中であることを通知する信号を出力する。プロセッサ2で所定の処理が実行され、図2に示すように、まずそのステップS101で、DMAパラメータが設定され、ステップS102で、図3(b)に示すように、DMAスタートコマンドがDMAコントローラ4に出力される。そして、サイクル「3」で、図3(c)に示すように、DMAコントローラの動作状態が「動作中」とされ、DMAコントローラ4によってDMA処理が開始される。
すると、サイクル「15」で、DMAコントローラ4によって、DMA処理中でないことを示すDMA実行状態フラグがプロセッサ2に読み出され、WAIT信号が停止状態とされ、クロック制御部5からプロセッサ2にクロック信号の供給が再開され、前記DMA実行状態フラグが読み出されると状態通知レジスタ読み出し要求信号が停止され、サイクル「16」で、プロセッサ2の処理が再開される。
ちなみに、図15に示すように、DMA処理が実行されているときにプロセッサ2に自身の動作を停止させる従来の方法では、DMA処理の実行中に、DMAコントローラ4の動作状態の問い合わせをプロセッサ2自身に何度も実行させなければならず、プロセッサ2による消費電力が大きくなってしまう。
次に、本発明のプロセッサ制御回路の第2の実施の形態について説明する。
この実施形態は、プロセッサ2へのクロック信号の供給が停止されているときには、所定長のデータがDMA転送されるたびにクロック信号の供給を一時的に再開するようにした点が前記第1の実施の形態とは異なる。具体的には、図4に示すように、DMA転送するデータ長を設定する転送データ長設定部8がDMAコントローラ4に設けられ、DMAコントローラ4に、そのデータ長がデータ転送されるたびに、DMA実行状態フラグをプロセッサ2に読み出させるようにした。また、前記第1実施形態のプロセッサ2で行われる図2の処理に代えて、図5のステップS201〜S207の制御処理が行われる。なお、この実施形態は、前記第1実施形態と同等の構成を多く含んでおり、同等の構成には同等の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
次にステップS202に移行して、連続してDMA転送するデータ長、つまりプロセッサ2へのクロック信号の供給を一時的に再開するためのデータ長を転送データ長設定部8に設定させる。
次にステップS203に移行して、DMAコントローラ4にDMAスタートコマンドを出力する。
次にステップS205に移行して、転送データ長設定部8で設定されたデータ長がDMA転送されたのちに、状態通知レジスタ7からDMAの転送状態を読み出し、DMA転送処理が終了している場合には図5の制御フローを終了し、DMA転送が終了していない場合には、プロセッサ2において所定処理を実行する必要があるか否かを判定する(ステップS206)。所定処理実行が必要ない場合には、ステップS204に制御が戻り、所定処理実行が必要な場合にはステップS207において処理を行う。そして、ステップS207の所定処理の実行が完了した時点でステップS204に移行する。
まず、図6に示すように、サイクル「1」で、DMAコントローラ4にDMAの開始を要求するDMA要求信号が出力されたとする。すると、サイクル「2」で、DMAコントローラ4からDMA転送処理中であることを通知する信号を出力する。プロセッサ2で所定の処理が実行され、図5に示すように、まずそのステップS201で、DMAパラメータが設定され、ステップS202で、連続してDMA転送するデータ長が転送データ長設定部8で設定され、ステップS203で、図6(b)に示すように、ハイレベルのDMAスタートコマンドがDMAコントローラ4に出力され、DMAコントローラ4によってDMA処理が開始される。
なお、上記実施形態では、DMAコントローラ4が機能部を構成し、クロック制御部5が抑制部を構成し、状態通知レジスタ7が状態記憶部を構成する。
例えば、上記実施形態では、プロセッサ2から状態通知レジスタ読み出し要求信号が出力されると、プロセッサ2へのクロック信号の供給を停止する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、プロセッサ2に供給するクロック信号の周波数を低くし、状態通知レジスタ7の読み出しの頻度が低くなるようにしてもよい。
さらに、クロック制御部5によって、プロセッサ2へのクロック信号の供給状態を制御する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、DMA処理が終了するまで、単に、プロセッサ2によるDMAコントローラ4の動作状態の問い合わせに関する動作を遅延させるようにしてもよい。そのようにすれば、プロセッサ2によってDMA処理中にポーリングを行う方法に比べ、プロセッサ2によって実行するプログラムを簡潔なものとすることができ、プロセッサ2による処理効率を向上させることができる。
次に、本発明の情報処理装置の実施形態を説明する。
この実施形態は、第1の実施形態においてプロセッサ2がDMAコントローラ4の動作状態を問い合わせる際に、状態通知レジスタ7を読み出すのに対し、後述するプロセッサ102がDMAコントローラ104の動作状態を問い合わせる際に、条件設定レジスタ107に所定情報(後述する検出条件情報)を書き込む点が前記第1の実施の形態とは異なる。
本実施の形態において、DMAコントローラ104には複数のチャネルが用意され複数のハードウェアモジュールにおけるDMAを実行可能である。そのため、同時に複数のDMA転送が行われる場合等には、図9に示すように、DMAの動作状態を示すステートマシンが複数動作している状態となる。検出条件情報は、これら複数のステートマシンSM0〜SMnにおける動作状態を検出する際の検出条件を示している。
図10において、検出条件情報は、8ビットのデータによって構成されており、下位4ビットは、4つのステートマシンSM0〜SM3それぞれの指定状態(DMA転送状態の確認対象であることを示す“1”およびDMA転送の確認対象でないことを示す“0”)を示すビットデータ(以下、「確認対象設定データ」と言う。)、上位4ビットは、下位4ビットのビットデータについて設定された検出条件(ビットデータに対してAND条件が設定されていることを示す“1000”およびビットデータに対してOR条件が設定されていることを示す“1100”)を示すビットデータ(以下、「条件設定データ」と言う。)である。
DMAコントローラ104は、プロセッサ102からDMAスタートコマンドが出力されるとDMA処理を開始する。
図11において、状態通知部104aは、上述の条件設定レジスタ107と、AND回路104bと、OR回路104cと、選択回路104dとを備えている。
AND回路104bには、DMA転送を行っているハードウェアモジュールにおけるステートマシンそれぞれから、DMA転送中であるか否かを示す信号(busy_ready信号)が入力される。なお、このbusy_ready信号は、DMA転送中である場合には“1”とされ、DMA転送中でない場合には“0”とされる。また、AND回路104bには、条件設定レジスタ107が記憶しているビットデータ(確認対象設定データ)が入力される。
そして、OR回路104cは、各ハードウェアモジュールのbusy_ready信号を基に、確認対象設定データにおいて“1”が設定されているハードウェアモジュール(ステートマシン)の動作状態を確認し、確認対象設定データにおいて“1”が設定されているハードウェアモジュールから入力されるbusy_ready信号のいずれかが“0”である場合(いずれかがDMA転送中でないことを示す場合)には、OR回路104cにおける検出条件が充足されたことを示すOR条件結果(ここでは“1”とする)を選択回路104dに出力する。一方、確認対象設定データにおいて“1”が設定されているハードウェアモジュールから入力されるbusy_ready信号の全てが“1”である場合(いずれもDMA転送中であることを示す場合)には、OR回路104cにおける検出条件が充足されていないことを示すOR条件結果(ここでは“0”とする)を選択回路104dに出力する。
また、選択回路104dには、AND回路104bからAND条件結果が入力されると共に、OR回路104cからOR条件結果が入力される。
そして、選択回路104dは、条件設定データによって示される検出条件(即ち、AND条件あるいはOR条件)に応じて、AND条件結果とOR条件結果とのいずれかを選択し、選択結果をプロセッサ102に出力する。この選択結果は、条件が充足されたことを示すAND条件結果あるいはOR条件結果である場合には書き込み完了信号となり、条件が充足されていないことを示すAND条件結果あるいはOR条件結果である場合にはプロセッサ102に対するWAIT信号となる。
次に、本実施形態の情報処理装置100の動作を詳細に説明する。
すると、サイクル「3」で、DMAコントローラ104からDMA転送処理中であることを通知する信号が出力される。プロセッサ102で所定の処理が実行され、図8に示すように、まずそのステップS301で、DMAパラメータが設定され、ステップS302で、図12(b)に示すように、DMAスタートコマンドがDMAコントローラ104に出力される。そして、サイクル「3」で、図12(c)に示すように、DMAコントローラの動作状態が「動作中」とされ、DMAコントローラ104によってDMA処理が開始される。
すると、サイクル「8」で、図12(f)に示すように、DMAコントローラ104からクロック制御部105にハイレベルのWAIT信号が出力され、サイクル「9」で、図12(h)に示すように、クロック制御部105によってプロセッサ102に供給していた動作クロック信号が停止される。
すると、サイクル「15」で、DMAコントローラ104によって、DMA処理中でないことを示す書き込み完了信号がプロセッサ102に出力され、WAIT信号が停止状態とされる。また、クロック制御部105からプロセッサ102にクロック信号の供給が再開され、前記書き込み完了信号が出力されると条件設定レジスタ書き込み要求信号が停止され、サイクル「16」で、プロセッサ102の処理が再開される。
さらに、プロセッサ102が条件設定レジスタ書き込み要求信号を出力する際に、DMAコントローラ104の動作状態に対する検出条件を示す検出条件情報が書き込みデータとして出力される。そのため、DMAのチャネルが複数ある場合に、それらのチャネルにおける複雑な条件を設定してDMAコントローラ104の動作状態を問い合わせることができるため、上記の効果に加え、ソフトウェアの効率的な実行制御を行うことが可能となる。具体的には、プログラムにおける条件判断の回数を軽減することができるため、実行速度の向上を図ることが可能となる。また、DMAコントローラに対するポーリングのために条件判断を繰り返す従来の方法に比し、無用な消費電力を削減することが可能となる。さらに、DMAコントローラ104における種々の条件を検出する処理が、書き込み要求信号および検出条件情報(書き込みデータ)の出力のみで実行できるため、このような処理を実現するためのプログラムの作成が容易なものとなる。
Claims (15)
- プロセッサを介さずに所定処理を実行可能な機能部と、その所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサによる前記機能部の動作状態の問い合わせに関する動作を抑制する抑制部とを備えたことを特徴とするプロセッサ制御回路。
- 前記抑制部は、前記所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサによる前記機能部の動作状態の問い合わせに関する動作を遅延させることを特徴とする請求項1に記載のプロセッサ制御回路。
- 前記抑制部は、前記所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサに供給するクロック信号の周波数を低くすることを特徴とする請求項1に記載のプロセッサ制御回路。
- 前記抑制部は、前記所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサへのクロック信号の供給を停止することを特徴とする請求項1に記載のプロセッサ制御回路。
- 前記抑制部は、前記クロック信号の供給が停止されているときに、前記クロック信号の供給を一時的に再開可能としたことを特徴とする請求項4に記載のプロセッサ制御回路。
- 前記機能部は、DMA処理を実行可能であり、前記抑制部は、前記クロック信号の供給が停止されているときには、所定長のデータがDMA転送されるたびに前記クロック信号の供給を一時的に再開することを特徴とする請求項5に記載のプロセッサ制御回路。
- 前記機能部は、該機能部の動作状態を示す実行状態情報を記憶する状態記憶部を備え、前記プロセッサによって該実行状態情報を読み出すことによる前記動作状態の問い合わせが行われると、前記実行状態情報の読み出しが完了したことを示す読み出し完了信号を前記プロセッサに出力することによって、前記機能部における所定処理が終了したことを通知することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のプロセッサ制御回路。
- 所定の演算処理を実行するプロセッサと、該プロセッサを介さずに所定処理を実行可能な機能部と、その所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサによる前記機能部の動作状態の問い合わせに関する動作を抑制する抑制部とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
- 前記抑制部は、前記所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサによる前記機能部の動作状態の問い合わせに関する動作を遅延させることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
- 前記抑制部は、前記所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサに供給するクロック信号の周波数を低くすることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
- 前記抑制部は、前記所定処理の実行中に前記プロセッサが前記機能部の動作状態を問い合わせると前記所定処理が終了するまで前記プロセッサへのクロック信号の供給を停止することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
- 前記抑制部は、前記クロック信号の供給が停止されているときに、前記クロック信号の供給を一時的に再開可能としたことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
- 前記機能部は、DMA処理を実行可能であり、前記抑制部は、前記クロック信号の供給が停止されているときには、所定長のデータがDMA転送されるたびに前記クロック信号の供給を一時的に再開することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
- 前記機能部は、該機能部の動作状態に関する検出条件を示す検出条件情報を記憶する検出条件記憶部を備え、
前記プロセッサは、動作状態の検出における所定条件が設定された前記検出条件情報を前記検出条件記憶部に書き込むことにより、前記動作状態の問い合わせを行い、
前記機能部は、前記動作状態が前記検出条件情報の示す条件を充足した場合に、前記検出条件情報の書き込みが完了したことを示す書き込み完了信号を前記プロセッサに出力することによって、前記機能部における所定処理が終了したことを通知することを特徴とする請求項8から13のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記機能部は、前記所定処理を複数実行可能であり、
前記プロセッサは、前記所定処理それぞれを特定する情報と、複数の前記所定処理の間に設定された動作状態の検出条件とを含む前記検出条件情報を前記検出条件記憶部に書き込み、
前記機能部は、前記検出条件情報に示される所定処理間において動作状態が検出条件と一致した場合に、前記書き込み完了信号を前記プロセッサに出力することを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
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