JP2008065512A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データをDMA転送するに際し、DMA転送後におけるマイクロプロセッサに係る処理を軽減させる。
【解決手段】内部メモリ20にデータをDMA転送している間、DMA部10からwait信号発生回路部30にDMA転送継続信号を入力することで、wait信号発生回路部30からマイクロプロセッサ40にアクティブ状態のwait信号を入力してマイクロプロセッサ40の処理をウェイトさせる。また、DMA転送完了後にDMA部10からwait信号発生回路部30にDMA転送継続信号を入力しないようにすることで、wait信号発生回路部30からマイクロプロセッサ40に非アクティブ状態のwait信号を入力し、マイクロプロセッサ40のウェイトを解除して処理を再開させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データをDMA転送する機能を備えたデータ処理装置に関する。
従来より、データをDMA転送する方法が、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、マイクロプロセッサと、主メモリと、入出力機器と、入出力機器を制御する入出力制御機構と、デ−タ転送を制御するDMAコントロ−ラと、を備えて構成されるシステムにおいて、DMAコントロ−ラによって入出力機器と主メモリとの間でDMA転送を行う場合、DMAコントロ−ラが入出力制御機構からのデ−タ転送要求に従って入出力機器と主メモリとの間でデ−タ転送を行う方法が提案されている。
このようにしてデータ転送を制御するDMAコントローラは、入出力機器と主メモリとの間のデータ転送が終了すると、マイクロプロセッサに終了割り込み信号を入力し、データ転送の終了を報告する。これを受け取ったマイクロプロセッサは、DMA転送が完了したデータを用いて処理を行うことができるようになっている。
特開平5−181786号公報
しかしながら、上記従来の技術では、マイクロプロセッサがパイプライン処理を実行している際にDMAコントローラから終了割り込み信号を受け取ると、マイクロプロセッサは実行中のパイプライン処理を中断して終了割り込み信号を処理する必要があった。したがって、マイクロプロセッサにパイプライン処理の中断および再開のための処理をさせなければならず、マイクロプロセッサに係る処理が煩雑になってしまう。
本発明は、上記点に鑑み、データをDMA転送するに際し、データのDMA転送後におけるマイクロプロセッサに係る処理を軽減させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴では、データ処理装置は、内部メモリ(20〜22)と、当該内部メモリ(20〜22)に外部メモリ(50)に格納されたデータを直接転送すると共に、データのDMA転送中の間、当該データのDMA転送中であることを示すDMA転送継続信号を生成するDMA部(10)を備えている。
また、データ処理装置は、内部メモリ(20〜22)に格納されたデータを処理するマイクロプロセッサ(40)と、DMA部(10)からDMA転送継続信号が入力されている間、マイクロプロセッサ(40)をウェイトさせるアクティブ状態のウェイト信号をマイクロプロセッサ(40)に入力し、データのDAM転送が完了してDMA部(10)からDMA転送継続信号が入力されなくなると、マイクロプロセッサ(40)のウェイトを解除する非アクティブ状態のウェイト信号をマイクロプロセッサ(40)に入力するウェイト信号発生回路部(30〜32)と、を備えている。
そして、マイクロプロセッサ(40)は、ウェイト信号発生回路部(30〜32)からアクティブ状態のウェイト信号を入力している間、内部メモリ(20〜22)に対する処理を停止し、ウェイト信号発生回路部(30〜32)から非アクティブ状態のウェイト信号を入力している間、内部メモリ(20〜22)に対する処理のウェイトを解除して内部メモリ(20〜22)に格納されたデータの処理を行う。
このように、内部メモリ(20〜22)にデータをDMA転送している間、マイクロプロセッサ(40)にアクティブ状態のウェイト信号を入力してマイクロプロセッサ(40)の処理をウェイトさせる。また、DMA転送完了後にマイクロプロセッサ(40)に非アクティブ状態のウェイト信号を入力することで、マイクロプロセッサ(40)のウェイトを解除して処理を再開させる。これにより、DMA転送中には、マイクロプロセッサ(40)をウェイトさせているだけであるので、パイプライン処理の中断や再開等の煩雑な処理を不要とすることができる。したがって、マイクロプロセッサ(40)の処理を軽減させることができる。
すなわち、割り込み信号によってDMA転送完了を知らせるのではなく、マイクロプロセッサ(40)をウェイトさせるだけであるので、マイクロプロセッサ(40)において割り込み信号を入力するための端子および割り込み信号を処理する回路を不要とすることができる。これにより、マイクロプロセッサ(40)をなすチップのサイズを小さくすることができ、マイクロプロセッサ(40)を小型化することができる。
また、マイクロプロセッサ(40)は、DMA部(10)にDMA転送の開始を指示するDMA転送開始信号をDMA部(10)に入力する機能を有する。これにより、DMA部(10)は、マイクロプロセッサ(40)からDMA転送を指示するDMA転送開始信号が入力されると、外部メモリ(50)から内部メモリ(20〜22)へデータの転送を開始する。
このように、マイクロプロセッサ(40)がDMA転送開始信号をDMA部(10)に入力することでDMA部(10)にDMA転送を開始させることができる。
データ処理装置が内部メモリ(21、22)を複数備えている場合、複数の内部メモリ(21、22)それぞれに対応したウェイト信号発生回路部(31、32)を設け、複数の内部メモリ(21、22)のうちいずれかに対してDMA転送の開始を指示するDMA転送開始信号をマイクロプロセッサ(40)からDMA部(10)に入力する。
また、DMA部(10)は、マイクロプロセッサ(40)から入力されたDMA転送開始信号に従って複数の内部メモリ(21、22)のうちいずれかに外部メモリ(50)からデータをDMA転送し、各内部メモリ(21、22)を識別するDMA転送継続信号を生成する。
さらに、各ウェイト信号発生回路部(31、32)それぞれは、DMA部(10)から入力される各内部メモリ(21、22)を識別するDMA転送継続信号に応じてDMA転送が行われる内部メモリ(21、22)に対応する場合、内部メモリを識別するアクティブ状態のウェイト信号を生成する。そして、マイクロプロセッサ(40)は、各ウェイト信号発生回路部(30〜32)のうちいずれかから入力された内部メモリ(21、22)を識別するアクティブ状態のウェイト信号に応じて、該当する内部メモリ(21、22)に対する処理を停止する。
このように、メモリアクセス制御装置(S2)に複数の内部メモリ(21、22)を備えている場合であっても、マイクロプロセッサ(40)にDMA転送が行われる内部メモリに対する処理を停止させるようにすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示されるデータ処理装置は、例えば画像処理に用いられるものである。本実施形態では、データ処理装置に備えられ、当該データ処理装置内に外部からデータをDMA転送する際に用いられるメモリアクセス制御装置について説明する。なお、メモリアクセス制御装置は例えばマイクロコンピュータに相当するものである。
図1は、本発明の第1実施形態に係るメモリアクセス制御装置のブロック構成図である。この図に示されるように、メモリアクセス制御装置S1は、DMA部10と、内部メモリ20と、wait信号発生回路部30(本発明のウェイト信号発生回路部に相当)と、マイクロプロセッサ40とを備えて構成されている。
DMA部10は、メモリアクセス制御装置S1が備えられたデータ処理装置の外部に位置する外部メモリ50から内部メモリ20へ、あるいはその逆方向へデータを直接転送するものである。なお、外部メモリ50として、例えばDDR SRAMが採用される。
このようなDMA部10は、マイクロプロセッサ40からDMA転送を指示するDMA転送開始信号が入力されると、外部メモリ50から内部メモリ20へデータの転送を開始する。また、DMA部10は、データのDMA転送中、当該DMA転送中であることを示すDMA転送継続信号をwait信号発生回路部30に入力する。
内部メモリ20は、DMA部10を介して外部メモリ50からデータが入力される記憶媒体であり、例えばRAMが採用される。この内部メモリ20に格納されたデータは、マイクロプロセッサ40によってリードされる。
wait信号発生回路部30は、DMA部10がデータをDMA転送している間、マイクロプロセッサ40にアクティブ状態のwait信号(マイクロプロセッサ40をwaitさせる信号、本発明のウェイト信号に相当)を入力するものである。このようなwait信号発生回路部30は、例えば1つのNANDゲートにより構成され、DMA部10からDMA転送継続信号が入力される間、アクティブ状態のwait信号をマイクロプロセッサ40に入力するようになっている。
また、wait信号発生回路部30は、データのDAM転送が完了してDMA部10からDMA転送継続信号が入力されなくなると、非アクティブ状態のwait信号(マイクロプロセッサ40のwaitを解除する信号)をマイクロプロセッサ40に入力する。
さらに、wait信号発生回路部30は、データを読み出す内部メモリ20を選択するためのCS信号(チップセレクト信号)と内部メモリ20からデータをリードするためのRD信号(リード信号)とをマイクロプロセッサ40から入力するようになっている。wait信号発生回路部30は、これらの各信号が入力されている間、アクティブ状態のwait信号を出力しないようになっている。
マイクロプロセッサ40は、メモリアクセス制御装置S1に内蔵されたプログラムを読み出すと共に、読み出した命令を解釈し、解釈した命令に従ってデータの移動や演算、加工等を行うパイプライン処理を実行する機能を有するものであり、いわゆるCPUである。
このようなマイクロプロセッサ40は、DMA部10にDMA転送を行わせるためのDMA転送開始信号をDMA部10に入力する機能、wait信号発生回路部30からアクティブ状態のwait信号を入力した場合、パイプライン処理をwaitする機能、wait信号発生回路部30から非アクティブ状態のwait信号を入力した場合、内部メモリ20に格納されたデータをリードし、リードデータを処理する機能を有している。
また、上述のように、マイクロプロセッサ40はアクティブ状態のwait信号が入力されていない限り、内部メモリ20からデータをリードして移動させる機能を有する。これに伴い、マイクロプロセッサ40は、データをリードするためのCS信号およびRD信号をwait信号発生回路部30に入力する機能も有している。なお、本実施形態では、内部メモリ20は1つという構成であるので、CS信号およびRD信号は常に内部メモリ20を選択した信号となる。
以上が、図1に示されるメモリアクセス制御装置S1の全体構成である。なお、このようなメモリアクセス制御装置S1は、半導体プロセスにより1つのチップとして構成される。また、メモリアクセス制御装置S1には、マイクロプロセッサ40に上記各機能を実現させるためのプログラム等のデータが格納されたメモリが備えられている。
次に、上記メモリアクセス制御装置S1の作動について、図2を参照して説明する。図2は、DMA部10とマイクロプロセッサ40の処理の流れを示した図である。
まず、外部メモリ50から内部メモリ20にデータのDMA転送を行うため、マイクロプロセッサ40からDMA部10にDMA転送開始信号が入力される。これにより、DMA部10では、外部メモリ50に格納されたデータの転送が開始される。
そして、DMA部10からwait信号発生回路部30にデータのDMA転送が実行中であることを示すDMA転送継続信号が入力される。これに伴い、wait信号発生回路部30からマイクロプロセッサ40にアクティブ状態のwait信号が入力される。これにより、図2に示されるように、DMA部10がDMA転送を実行している間、マイクロプロセッサ40はwait状態を維持している。
この後、DMA部10によるDMA転送が完了すると、DMA部10からwait信号発生回路部30へのDMA転送継続信号の入力も終了する。これにより、wait信号発生回路部30からマイクロプロセッサ40に非アクティブ状態のwait信号が入力され、マイクロプロセッサ40のwait状態が解除される。
また、wait信号発生回路部30にはマイクロプロセッサ40からCS信号およびRD信号が入力され、マイクロプロセッサ40にアクティブ状態のwait信号が入力されないようになる。これにより、図2に示されるように、マイクロプロセッサ40では、データの処理、すなわち内部メモリ20のデータをデータ処理装置に備えられた図示しないメモリに移動する処理が実行される。
こうしてマイクロプロセッサ40の処理が完了すると、再びマイクロプロセッサ40からDMA部10にDMA転送開始信号が入力されると共に、wait信号発生回路部30に対するCS信号およびRD信号が解除され、DMA部10のDMA転送が開始される。以上のようにして、メモリアクセス制御装置S1においてDMA転送およびデータの移動が繰り返し実行される。
以上説明したように、本実施形態では、データのDMA転送中にマイクロプロセッサ40をwaitさせることが特徴となっている。これを実現するに際し、メモリアクセス制御装置S1にwait信号を生成するwait信号発生回路部30を設けている。すなわち、DMA部10にてデータをDMA転送させるに際し、マイクロプロセッサ40をwait状態としておくことで、マイクロプロセッサ40の処理を中断させる必要はなく、waitを解除するだけで中断させた処理を再開させることができる。
このように、割り込み信号を用いずにマイクロプロセッサ40をwaitさせることで、割り込み信号によってマイクロプロセッサ40の処理を中断させずに済むと共に、割り込み信号による処理の中断や中断させた処理の再開を行わずに済む。このため、マイクロプロセッサ40に係る処理の煩雑さを低減することができる。したがって、マイクロプロセッサ40の処理を軽減させることができる。
また、マイクロプロセッサ40において、割り込み信号を用いない構成とするため、割り込み信号を入力するための端子および当該端子のための回路が必要なくなり、メモリアクセス制御装置S1をなすチップのサイズを小さくすることができる。さらに、割り込み信号を処理するプログラムも必要なくなるため、マイクロプロセッサ40を機能させるためのプログラムの構成も簡略化することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、メモリアクセス制御装置に2つの内部メモリを設け、それぞれにデータを交互にDMA転送することが特徴となっている。
図3は、本実施形態に係るメモリアクセス制御装置のブロック構成図である。この図に示されるように、本実施形態に係るメモリアクセス制御装置S2は、DMA部10と、第1内部メモリ21と、第2内部メモリ22と、第1wait信号発生回路部31と、第2wait信号発生回路部32と、wait信号出力回路60と、マイクロプロセッサ40と、を備えた構成となっている。
DMA部10は、第1実施形態と同様に、外部メモリ50からデータを第1、第2内部メモリ21、22のいずれかにDMA転送する機能を有している。本実施形態では、DMA部10は、マイクロプロセッサ40からDMA転送を指示する第1、第2DMA転送開始信号のいずれか入力されると、外部メモリ50から第1、第2内部メモリ21、22のいずれかへデータの転送を行う。
また、データのDMA転送に際し、外部メモリ50から第1内部メモリ21へのDMA転送の場合、当該転送中であることを示す第1DMA転送継続信号を第1wait信号発生回路部31に入力する。同様に、外部メモリ50から第2内部メモリ22へのDMA転送の場合、当該転送中であることを示す第2DMA転送継続信号を第2wait信号発生回路部32に入力する。
第1、第2内部メモリ21、22は、DMA部10を介して外部メモリ50からデータが入力される記憶媒体であり、例えばRAMが採用される。各内部メモリ20に格納されたデータは、マイクロプロセッサ40によってそれぞれリードされる。
第1、第2wait信号発生回路部31、32は、第1、第2DMA転送継続信号がそれぞれ入力されている間、DMA転送が行われている内部メモリ21、22を識別するアクティブ状態のwait信号をそれぞれ出力する。
wait信号出力回路60は、第1、第2wait信号発生回路部31、32のうちいずれかから入力されるアクティブ状態のwait信号をマイクロプロセッサ40に入力する機能を有するものであり、例えば1つのNORゲートにより構成される。
また、マイクロプロセッサ40は、第1内部メモリ21にデータをDMA転送するための第1DMA転送開始信号をDMA部10に入力する機能、第2内部メモリ22にデータをDMA転送するための第2DMA転送開始信号をDMA部10にそれぞれ入力する機能、第1内部メモリ21にデータをDMA転送している間、第2内部メモリ22のデータを処理する機能、第2内部メモリ22にデータをDMA転送している間、第1内部メモリ21のデータを処理する機能を有している。
なお、マイクロプロセッサ40は、第1、第2内部メモリ21、22のいずれかを選択してデータの処理を行うため、各内部メモリ21、22を識別するCS信号を各wait信号発生回路部31、32に入力する機能も有している。以上が、本実施形態に係るメモリアクセス制御装置S2の全体構成である。
次に、上記メモリアクセス制御装置S2の作動について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るDMA部10とマイクロプロセッサ40の処理の流れを示した図である。
まず、外部メモリ50から第1内部メモリ21へのデータのDMA転送に際し、マイクロプロセッサ40からDMA部10に第1DMA転送開始信号が入力される。これにより、DMA部10では、外部メモリ50から第1内部メモリ21へのデータのDMA転送が開始される。これに伴い、第1内部メモリ21へのデータのDMA転送中であることを示す第1DMA転送継続信号が、DMA部10から第1wait信号発生回路部31に入力される。
当該第1DMA転送継続信号が入力された第1wait信号発生回路部31では、アクティブ状態のwait信号が生成され、wait信号出力回路60を介してマイクロプロセッサ40に入力される。これにより、マイクロプロセッサ40の第1内部メモリ21に対する処理がwaitされる。
このように、第1内部メモリ21へのデータのDMA転送が行われている間、マイクロプロセッサ40によって第2内部メモリ22に対する処理が実行される。すなわち、マイクロプロセッサ40から第2内部メモリ22のデータをリードするためのCS信号およびRD信号が各wait信号発生回路部31、32に設定されることで、マイクロプロセッサ40のアクセスが第2内部メモリ22に指定される。
そして、第2内部メモリ22に対する処理が完了すると共に、マイクロプロセッサ40からDMA部10に第2DMA転送開始信号が入力され、各wait信号発生回路部31、32に第1内部メモリ21のデータを選択してリードするCS信号およびRD信号が入力される。これは、第1内部メモリ21へのデータのDMA転送後に第2内部メモリ22へのDMA転送を開始させるためであり、第1内部メモリ21に対する処理をマイクロプロセッサ40に実行させるためである。
第2内部メモリ22に対する処理を終えたマイクロプロセッサ40は、第1内部メモリ21に対するDMA転送が完了するまでwait状態となる。ここで、マイクロプロセッサ40のwait状態はwait信号によるものではなく、マイクロプロセッサ40が何も処理を行わないNOP命令によるものである。
この後、第1内部メモリ21に対するDMA転送が完了すると、第1wait信号発生回路部31から非アクティブ状態のwait信号がマイクロプロセッサ40に入力され、マイクロプロセッサ40の第1内部メモリ21に対するwaitが解除される。
また、DMA部10に入力される第2DMA転送開始信号よって外部メモリ50から第2内部メモリ22へのDMA転送が開始される。これに伴い、DMA部10から第2wait信号発生回路部32に第2DMA転送継続信号が入力され、第2wait信号発生回路部32からwait信号出力回路60とマイクロプロセッサ40にアクティブ状態のwait信号が入力される。これにより、マイクロプロセッサ40の第2内部メモリ22に対する処理がwaitされる。
そして、上記と同様に、第2内部メモリ22へのデータのDMA転送が行われている間、マイクロプロセッサ40から第1内部メモリ21のデータをリードするためのCS信号およびRD信号が各wait信号発生回路部31、32に設定されることで、マイクロプロセッサ40のアクセスが第1内部メモリ21に指定される。
当該第1内部メモリ21に対する処理が完了すると、上記と同様に、マイクロプロセッサ40からDMA部10に第1DMA転送開始信号が入力され、各wait信号発生回路部31、32に第2内部メモリ22のデータを選択してリードするCS信号およびRD信号が入力される。また、マイクロプロセッサ40はNOP状態となる。
この後、第2内部メモリ22に対するDMA転送が完了すると、第2wait信号発生回路部32から非アクティブ状態のwait信号がマイクロプロセッサ40に入力され、マイクロプロセッサ40の第2内部メモリ22に対するwaitが解除される。以後、メモリアクセス制御装置S2にて上記処理が繰り返される。
以上説明したように、本実施形態では、メモリアクセス制御装置S2に複数の内部メモリ21、22を設け、各内部メモリ21、22のうち一方にデータをDMA転送している間、他方のデータを処理するようにすることが特徴となっている。このように、複数の内部メモリ21、22を設けたとしても、上述のように、DMA転送中のメモリに対する処理をwaitさせ、他のメモリに対する処理を実行することで、マイクロプロセッサ40の処理能力を低下させず、また、多くのデータを取り扱うことができる。
(他の実施形態)
上記第2実施形態では、内部メモリ21、22を2つ設けた構成について示されているが、内部メモリの数は2つに限定されるものではなく、3つ以上の構成としても構わない。これにより、マイクロプロセッサ40のwait状態をなるべくすくなくして大量のデータを取り扱うようにすることができる。
本発明の第1実施形態に係るメモリアクセス制御装置のブロック構成図である。 第1実施形態において、DMAコントローラとマイクロプロセッサの処理の流れを示した図である。 第2実施形態に係るメモリアクセス制御装置のブロック構成図である。 第2実施形態において、DMAコントローラとマイクロプロセッサの処理の流れを示した図である。
符号の説明
S1、S2…メモリアクセス制御装置、10…DMA部、20〜22…内部メモリ、30〜32…ウェイト信号発生回路部、40…マイクロプロセッサ、50…外部メモリ。

Claims (3)

  1. 外部メモリ(50)に格納されたデータを内部にDMA転送するデータ処理装置であって、
    データが格納される内部メモリ(20〜22)と、
    前記外部メモリ(50)に格納されたデータを前記内部メモリ(20〜22)に直接転送すると共に、データのDMA転送中の間、当該データのDMA転送中であることを示すDMA転送継続信号を生成するDMA部(10)と、
    前記内部メモリ(20〜22)に格納されたデータを処理するマイクロプロセッサ(40)と、
    前記DMA部(10)から前記DMA転送継続信号が入力されている間、前記マイクロプロセッサ(40)をウェイトさせるアクティブ状態のウェイト信号を前記マイクロプロセッサ(40)に入力し、前記データのDAM転送が完了して前記DMA部(10)から前記DMA転送継続信号が入力されなくなると、前記マイクロプロセッサ(40)のウェイトを解除する非アクティブ状態のウェイト信号を前記マイクロプロセッサ(40)に入力するウェイト信号発生回路部(30〜32)と、を備え、
    前記マイクロプロセッサ(40)は、前記ウェイト信号発生回路部(30〜32)から前記アクティブ状態のウェイト信号を入力している間、前記内部メモリ(20〜22)に対する処理を停止し、前記ウェイト信号発生回路部(30〜32)から前記非アクティブ状態のウェイト信号を入力している間、前記内部メモリ(20〜22)に対する処理のウェイトを解除すると共に、前記内部メモリ(20〜22)に格納されたデータの処理を行うようになっていることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記マイクロプロセッサ(40)は、 前記DMA部(10)にDMA転送の開始を指示するDMA転送開始信号を前記DMA部(10)に入力する機能を有しており、
    前記DMA部(10)は、前記マイクロプロセッサ(40)からDMA転送を指示するDMA転送開始信号が入力されると、前記外部メモリ(50)から前記内部メモリ(20〜22)へデータの転送を開始するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記内部メモリ(21、22)を複数備えている場合、前記複数の内部メモリ(21、22)それぞれに対応したウェイト信号発生回路部(31、32)を備え、前記複数の内部メモリ(21、22)のうちいずれかに対してDMA転送の開始を指示するDMA転送開始信号が前記マイクロプロセッサ(40)から前記DMA部(10)に入力されるようになっており、
    前記DMA部(10)は、前記マイクロプロセッサ(40)から入力された前記DMA転送開始信号に従って前記複数の内部メモリ(21、22)のうちいずれかに前記外部メモリ(50)からデータをDMA転送すると共に、前記各内部メモリ(21、22)を識別するDMA転送継続信号を生成するようになっており、また、前記各ウェイト信号発生回路部(31、32)それぞれは、前記DMA部(10)から入力される前記各内部メモリ(21、22)を識別するDMA転送継続信号に応じてDMA転送が行われる内部メモリに対応する場合、当該対応する内部メモリ(21、22)を識別するアクティブ状態のウェイト信号を生成するようになっており、
    前記マイクロプロセッサ(40)は、前記各ウェイト信号発生回路部(30〜32)のうちいずれかから入力された前記内部メモリ(21、22)を識別するアクティブ状態のウェイト信号に応じて、該当する内部メモリに対する処理を停止するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。

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