JP2005157913A - 圧力調整器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1次側圧力を中間セット圧力に減圧する第1段減圧弁Aと、前記中間セット圧力を0〜0.99MPaの2次側圧力に減じる第2段減圧弁Bとを有する圧力調整器において、供給ガスを三フッ化窒素(NF3)とする一方、前記中間セット圧力を2.5〜3.5MPaとし、前記第1段減圧弁Aの弁孔22aの口径を、第2段減圧弁Bの弁孔22bの口径より大きく構成するとともに、前記各減圧弁の弁構造は環状凸部23を有する弁座21に平面状の調整弁シート27が接離する構造とし、前記調整弁シート27をPTFE(四フッ化エチレン樹脂)で構成することにより、調整弁シート表面に荒れが生じるのを防ぐ。
【選択図】 図1
Description
各減圧弁は、調整弁41の先端部が1次圧力室32(35)と2次圧力室33(36)を繋ぐ弁孔42に挿入され、調整弁41を弁孔42側に押圧するコイルスプリング43と、2次圧力室33(36)のダイヤフラム44に連結されるとともに前記調整弁41の先端棒状部45に接触可能に配置した調整弁案内46に連結される調整スプリング47と、を具備している。
このような圧力調整器においては、ボンベ中になるべく残ガスを残さないようにするため、前記中間セット圧を、例えば1MPa程度のように低く設定することが行なわれていた。また、第1段減圧弁Aの1次側圧力は高く、第2段減圧弁Bの1次側圧力(中間セット圧力)は低いので、第2段減圧弁Bの弁孔42の口径を、第1減圧弁Aの弁孔42の口径よりを大きくし、流量の少ない場合の制御をしやすくすることが一般に行なわれていた。
前記第1段減圧弁Aの弁孔22aの口径を、第2段減圧弁Bの弁孔22bの口径より大きく構成するとともに、前記各減圧弁の弁構造は環状凸部23を有する弁座21に平面状の調整弁シート27が接離する構造とする。
前記調整弁シート27をPTFE(四フッ化エチレン樹脂)で構成する。
本例による圧力調整器は、供給ガスとして圧縮ガスである三フッ化窒素(NF3)を使用するのに適した構造となっている。
圧力調整器は、第1段減圧弁A及び第2段減圧弁Bを連結して構成されている。すなわち第1段減圧弁Aは、圧力調整器のハウジング1の略中央の側面部に、ガスボンベよりガスが供給される流入口2が形成され、この流入口2に繋がる1次圧力室3aが形成されている。
したがって、ダイヤフラム10が装着されることで、ダイヤフラム10とハウジング1との間に中間圧力室20aが形成される。また、ダイヤフラム受け13を介してダイヤフラム10に生じる押圧力を変化させたい場合には、カバー部5内に厚さの異なるワッシャー4aを配置装着することで調整できるように構成されている。
1次圧力室3a内には、コイルスプリング24により常時ダイヤフラム10側に付勢される調整弁25が配置されている。調整弁25のダイヤフラム10側の中心には、円柱状の凸部26が形成され、その周囲にドーナツ状の調整弁シート27が固定されている。この調整弁シート27が弁座21に形成された環状凸部23に接離するようになっている。
第2段減圧弁Bの調整器カバー11には、ダイヤフラム10の一方面側に配置されるダイヤフラム受け13との間に2次圧側圧力調整スプリング6を介在させるようにし、第2次圧側調整スプリング6の他端に端部材7を配置し、これらを被冠するようカバー部8が固定されている。
カバー部8の中央にはロッド9が螺着して貫通配置し、ロッド端9が端部材7に当接するとともに、その反対側に圧力調整ハンドル16が固定されている。
そして、第2段減圧弁Bの弁孔22bの口径は、第1段減圧弁Aの弁孔22aの口径より小さく(第1段減圧弁Aの弁孔22aの口径を、第2段減圧弁Bの弁孔22bの口径より大きく)構成している。
F=(P1−P2)s+P2×S+f
が成立する。
従って、ロッド9を螺進させて調整スプリング6によるダイヤフラム受け13への押圧力を変化させれば、その力に対応した2次圧力を得ることができる。
また、第1段減圧弁Aの弁孔22aの口径をφ4、第2段減圧弁Bの弁孔22bの口径をφ2.5とし、前記した面積sの比較において、4:1程度としている。
従って、第1段減圧弁Aの1次側圧力が中間セット圧力以下となって第1段減圧弁Aが減圧作用を行なわない場合において、圧力調整器を流れるガスに対して第1段減圧弁Aが抵抗とならないようにすることができる。
2 流入口
3a,3b 1次圧力室
4 1次圧側圧力調整スプリング
5 カバー部
6 2次圧側圧力調整スプリング
7 端部材
8 カバー部
9 ロッド
10 ダイヤフラム
11 調整器カバー
12 ユニオンナット
13 ダイヤフラム受け
14 棒状部
15 弁体
16 圧力調整ハンドル
17 連結孔
18 流出口
20a 中間圧力室、
20b 2次圧力室
21 弁座
22a,22b 弁孔
23 環状凸部
24 コイルスプリング
25 調整弁
26 凸部
27 調整弁シート
A 第1段減圧弁
B 第2段減圧弁
Claims (1)
- 1次側圧力を中間セット圧力に減圧する第1段減圧弁と、前記中間セット圧力を0〜0.99MPaの2次側圧力に減じる第2段減圧弁とを有する圧力調整器において、
供給ガスを三フッ化窒素(NF3)とする一方、
前記中間セット圧力を2.5〜3.5MPaとし、
前記第1段減圧弁の弁孔の口径を、第2段減圧弁の弁孔の口径より大きく構成するとともに、前記各減圧弁の弁構造は環状凸部を有する弁座に平面状の調整弁シートが接離する構造とし、
前記調整弁シートをPTFE(四フッ化エチレン樹脂)で構成した
ことを特徴とする圧力調整器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003398065A JP2005157913A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 圧力調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003398065A JP2005157913A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 圧力調整器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005157913A true JP2005157913A (ja) | 2005-06-16 |
JP2005157913A5 JP2005157913A5 (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=34723037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003398065A Pending JP2005157913A (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | 圧力調整器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005157913A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014103649A1 (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-03 | 日産自動車株式会社 | 調圧装置及び燃料電池システム |
CN114033880A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-02-11 | 重庆凯瑞动力科技有限公司 | 高压氢气减压阀 |
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2003
- 2003-11-27 JP JP2003398065A patent/JP2005157913A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014103649A1 (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-03 | 日産自動車株式会社 | 調圧装置及び燃料電池システム |
CN114033880A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-02-11 | 重庆凯瑞动力科技有限公司 | 高压氢气减压阀 |
CN114033880B (zh) * | 2021-11-04 | 2024-02-09 | 重庆凯瑞动力科技有限公司 | 高压氢气减压阀 |
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A621 | Written request for application examination |
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