JP2005157334A - 用紙処理装置、用紙処理システム及び施錠開錠制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 筐体30に対して挿脱可能な給紙カセット20と、これら筐体30と給紙カセット20との間を施錠する施錠手段(ソレノイド13とブラケット22)を備えてなる用紙処理装置(画像形成装置)10において、給紙カセット20に用紙が無くなったことを検知する用紙検知手段47と、用紙が無くなったときに給紙カセット20の施錠手段を施錠可能にする施錠開錠制御手段56と、施錠回数又は開錠回数をカウントする施錠開錠カウント手段91と、それら施錠回数又は開錠回数にもとづいて使用情報を生成する使用情報生成手段92とを備えた。
【選択図】 図11
Description
従来、給紙カセット内には、普通の印刷用紙(安価なプリント紙)が入っているだけであり、鍵を掛けてまで、その給紙カセットから用紙が勝手に抜き出されないようにする必要性は乏しかった。
例えば、図19及び図20に示すように、画像形成装置100の本体100aに給紙カセット101を固定して引き出せないようにするための施錠手段(シリンダ本体102,係止部材104)を設けた技術がある(例えば、特許文献1〜2参照。)。
この技術によれば、施錠手段により給紙カセット101が画像形成装置100の本体100aに固定されるため、給紙カセット101を引き出すことができず、開錠されるまではセットされている用紙を勝手に取り出すことができなくなる。
ところが、その保管による盗難・悪用の防止策を徹底するためには、人的あるいは設備的に監視・管理する環境や体制を講じておかなければならなかった。このため、人的負担や費用負担がかかり、管理上煩雑にならざるを得なかった。
このため、給紙カセット内の用紙が無くなっても、その補充ができないため、その画像形成装置が使用不可能となるという不具合が生じていた。
さらに、従来の画像形成装置における課金管理は、実際の用紙の使用枚数(印刷枚数)により行なわれており、印刷するたびにカウンタ処理が発生することになるため、課金管理の処理が煩雑になってしまう。
なお、用紙処理装置には、例えば、画像形成装置,キャッシュディスペンサ,チケット等の自動販売機などが含まれる。
用紙処理装置をこのような構成とすると、給紙カセットの施錠回数や開錠回数にもとづく使用情報の管理を行うことができる。これにより、ユーザは、用紙処理装置の効果的、経済的な使用を可能とする。
用紙処理装置をこのような構成とすると、給紙カセットの施錠回数や開錠回数にもとづく課金情報、使用量情報、使用枚数情報、使用回数情報などの管理を行うことができる。
特に、それら施錠回数等にもとづいて生成された課金情報を利用することで、使用された用紙の課金管理の煩雑さを解消して簡便に行なうことができる。例えば、給紙カセット内の用紙が無くなったために当該給紙カセットを開錠して用紙を補充し再び施錠したとする。開錠は用紙が無いときにしか行えないため、開錠時から次の開錠時までに使用された用紙枚数は、給紙カセット内に収容可能な用紙枚数に相当するものと捉えることができる。このため、施錠・開錠回数をカウントすることが、すなわち用紙の使用枚数をカウントすることと同等となり、しかも、施錠・開錠回数のカウントは、用紙の使用枚数を一枚一枚カウントすることに比べてはるかに少ない回数で済む。したがって、本発明の用紙処理装置を用いることにより、印刷等の度に使用管理を行なう必要がなく、使用した用紙の課金管理を簡便に行なうことができる。
しかも、給紙カセット毎に個別管理すべき部門を関連付けておくことにより、部門毎の使用管理を行なうことも可能となる。
具体的には、例えば、給紙カセットが四つある場合に、二つの給紙カセットに施錠手段を設け、これらについては用紙が無くなったときにのみ開錠できるようにし、他の二つの給紙カセットには施錠手段を設けず、自由に挿脱可能とすることができる。
なお、例えば、一つの給紙カセットには施錠開錠データ(後述)にもとづいて施錠開錠可能な施錠手段を設け、他の一つの給紙カセットには物理的な鍵金具によって施錠開錠可能な施錠手段を設け、残り二つの給紙カセットには施錠手段を設けないようにすることもできる。
例えば、貴重な用紙については、施錠開錠データにもとづいて施錠・開錠される施錠手段が設けられた給紙カセット、特定の部署のみが使用する用紙については、物理的な鍵金具によって施錠開錠可能な施錠手段が設けられた給紙カセット(この場合、物理的な鍵金具は、その特定の部署で管理するのが望ましい)、一般的な安価の用紙については、施錠手段の設けられていない給紙カセットにそれぞれセットするようにすることができる。
これにより、その物理的な鍵金具を用いて施錠手段を開錠し、給紙カセットを引き出して、セットされている用紙を取り出すという行為が行えなくなる。このため、物理的な鍵金具を用いた用紙の盗難、特に貴重な用紙の盗難を防止できる。
さらに、鍵金具を紛失したときのリスクも回避できる。すなわち、鍵金具は紛失する可能性があり、この紛失した鍵金具が他人に拾われると、貴重な用紙が盗難に遭ってしまうという危険性がある。これに対し、施錠開錠データは物(物体)ではないため、紛失して他人に拾われるという心配がない。このことから、紛失によるリスクを回避できる。
このため、特に、給紙カセットにセットされている用紙が貴重なものである場合には、その用紙の管理者のみが施錠開錠データを知っているという状態にしておくことで、その貴重な用紙の盗難を防止できるなど、セキュリティ面を強化できる。
施錠開錠データをこのようにすれば、電子計算機を内蔵した装置(情報処理装置や画像形成装置等を含む)による処理が可能となる。このため、施錠開錠データを、用紙処理装置本体で入力したり、情報処理装置から用紙処理装置へ送信したりすることができる。そして、用紙処理装置においては、入力又は受信した施錠開錠データについて所定の処理を実行して、施錠手段を施錠・開錠できる。
そして、照合の結果、被照合用パスワードと照合用パスワードとが一致(又は対応等)した場合は、施錠手段が開錠又は施錠される。一方、被照合用パスワードと照合用パスワードとが一致(又は対応等)しなかった場合は、施錠手段は開錠又は施錠されない。
従って、パスワードを特定人(例えば、用紙処理装置の管理者)のみに知らせておけば、この特定人以外は、給紙カセットを用紙処理装置本体から引き出すことが不可能となる。
命令とは、プログラムにおける一つの単位で、演算装置に演算させたり、記憶装置からデータを取り出したり、格納したりするようにコンピュータに指令することをいい、ビット列で表現されることが多い。
メッセージとは、一連の通信情報をいい、記号や文字の列からなっている。コンピュータからオペレータへ出される種々の情報や、オペレータの入力データなども含まれる。
コードとは、情報を表現するための記号,数字(数列),文字(文字列),これらの組合せをいう。
例えば、給紙カセットごとに使用する部署(部門)を決めておき、各部署ごとにその使用する給紙カセットの施錠開錠データを管理する。ここで、部署Aは第一の給紙カセットの施錠開錠データを管理しており、部署Bは第二の給紙カセットの施錠開錠データを管理する。このようにすれば、部署Aは、第一の給紙カセットについては使用できるものの、第二の給紙カセットについては施錠開錠データを管理していないため使用できないことになる。
これとは逆に、一の給紙カセットに対しても、一の部署のみを割り振ることに限るものではなく、二つ以上の部署を割り振ることもできる。
このため、パスワードを知らない者は、その施錠手段が設けられた給紙カセットを挿脱することができず、中から用紙を取り出すことができない。したがって、パスワードを知らない第三者による用紙(特に、貴重な用紙)の盗難を防止できる。
用紙処理装置をこのような構成とすると、画像形成装置に備えられた給紙カセットについて、用紙が無くなった場合にのみ開錠可能とすることができる。このため、盗難発生による金銭的な被害の防止や、不正使用による危険性を防止可能とするとともに、課金管理の処理の煩雑さを解消することができる。
さらに、使用管理装置が施錠回数や開錠回数にもとづく使用情報を生成することで、施錠や開錠に関する情報の管理が可能となる。特に、使用情報として課金情報を生成することにより、課金管理の処理の煩雑さを解消できる。
用紙処理システムをこのような構成とすると、使用管理装置において、給紙カセットの施錠回数や開錠回数にもとづく課金情報、使用量情報、使用枚数情報、使用回数情報などの管理を行うことができる。特に、施錠回数等にもとづいて生成された課金情報を利用することで、使用された用紙の課金管理の煩雑さを解消して簡便に行なうことができる。
しかも、情報処理装置でアプリケーションソフトウエアあるいはユーティリティプログラムを起動させ、施錠開錠データの入力等を行うことで、その施錠開錠データを送信して用紙処理装置の給紙カセットを施錠・開錠できる。
画像形成システムをこのような構成とすれば、画像形成装置に設けられた給紙カセットについて、用紙が無くなった場合にのみ開錠を行うようにすることができる。このため、その給紙カセットに補給された用紙(特に、高額用紙)が盗難に遭うことで金銭的な被害を被ることを防止でき、しかも、不正使用による危険性を防ぐことができる。
しかも、画像形成装置の給紙カセットが施錠・開錠されたことにもとづく課金管理を可能とすることで、課金管理の処理の煩雑さを解消できる。
このような構成を有する施錠・開錠管理プログラムを用紙処理装置に実行させることにより、給紙カセットに用紙が収容されている間はその給紙カセットの開錠ができず、開錠できるときには既に用紙が無い状態であるため、その収容される用紙の盗難を防止できる。特に、小切手や有価証券などが盗まれると金銭的な損害が大きくなり、また、不正に使用される危険性もあるが、本発明の施錠・開錠管理プログラムを用紙処理装置に実行させることでそれらを防止できる。
このような構成を有する施錠・開錠管理プログラムを用紙処理装置に実行させることにより、用紙処理装置において施錠・開錠に関する使用情報を管理できる。
このような構成を有する施錠・開錠管理プログラムを用紙処理装置に実行させることにより、用紙処理装置の給紙カセットの施錠や開錠に関する情報を、使用管理装置で生成・管理することができる。
このような構成を有する施錠・開錠管理プログラムを用紙処理装置に実行させることにより、用紙処理装置や使用管理装置において、使用情報として課金情報や使用量情報などを生成・管理することができる。特に、課金情報を生成・管理することで、用紙の使用量についての管理の煩雑さを解消できる。
このような構成を有する施錠・開錠管理プログラムを用紙処理装置に実行させることにより、画像形成装置に設けられた給紙カセットについて、用紙が無くなった場合にのみ開錠可能とすることができる。これにより、用紙の盗難発生による金銭的な被害の防止や、不正使用による危険性を防止できる。さらに、画像形成装置の給紙カセットの施錠回数や開錠回数を管理することで、課金管理の処理の煩雑さを解消できる。
また、施錠開錠データを特定人のみに知らせておくことで、この特定人以外は、給紙カセットを画像形成装置の筐体から引き出すことができないようにすることが可能となる。従って、貴重なプリント用紙の管理を厳重に行うことができる。
また、画像形成装置の施錠手段(施錠機能)を使用するか、使用しないかを、特定人が自由に選択することができる。
しかも、給紙カセット(施錠手段)ごとに異なった施錠開錠データを設定可能とすることで、部署(部門)ごとに異なる給紙カセットの使用が可能となる。
さらに、画像形成装置の管理者が、画像形成装置から離れた位置に居る場合でも、管理者は移動すること無く、給紙カセットを開錠・施錠できる。
[第一実施形態]
プリンタ本体10(画像形成装置本体)は、本体筐体(第一の筐体)30Aと、この本体筐体30Aに挿脱可能に設けられた第一の給紙カセット20Aとを有している。
そして、第二〜第四の筐体30B〜30Dと、各第二〜第四の筐体30B〜30Dに挿脱可能に設けられた各第二〜第四の給紙カセット20B〜20Dとは、それぞれオプションとして追加可能な、独立した装置である。
各給紙カセット20A〜20Dには、小切手等の重要かつ貴重なプリント用紙を収納できる。
操作部11は、人間−装置間のインタフェイス(マン・マシン・インタフェイス、MMI)であり、液晶表示部11aと、各種機能ボタン等からなるボタン部11bが備えられる(図4参照)。
液晶表示部11aには、各給紙カセット20A〜20Dに収納された小切手等の重要な用紙の種類が表示され、また、異常発生時にその異常内容を示す表示が、イラストや文字を交えて行われる。さらに、プリント用紙の使用枚数や所定期間(例えば、一週間)の使用枚数限度が表示される。
テンキーは、パスワード(施錠開錠データ),プリントに使用するプリント用紙の種類(給紙カセットの指定),プリント枚数,プリント部数,一週間の使用枚数限度等の設定などに使用される。オールクリアボタンは、操作部11を通じて行った各種設定を初期の設定に戻すときに使用される。
スタートボタンは、設定終了後に、その設定でプリント機能を開始させるボタンである。ストップボタンは、開始されたプリント機能を途中で中止させるボタンである。
挿脱口12の手前左側には、施錠手段を構成するソレノイド13が取り付けられている。
また、第一の給紙カセット20Aの前面板21の裏面側であって、ソレノイド13に対向した位置には、図3に示すような施錠手段を構成するL字状のブラケット22が取り付けられている。
なお、第二〜第四の筐体30B〜30Dと第二〜第四の給紙カセット20B〜20Dとの間の施錠手段(ソレノイド13とブラケット22)は、第一の給紙カセット20Aにおける施錠手段の構成と同一であるので、説明を省略する。
図4に示すように、制御系40は、操作部11と、メイン制御部41と、バス42と、ソレノイド駆動部43と、インタフェイス(I/F、受信部、受信手段)44と、機械駆動部45と、警報部46と、情報処理装置70とを備えてなる。80は、通信手段である。
また、メイン制御部41には、後述の本発明の要旨に係わるロック制御手段50(図5参照)が内蔵されている。
図5に示すように、ロック制御手段50は、カセット指定制御手段51と、パスワード登録制御手段52と、パスワード変更制御手段53と、パスワード照合制御手段54と、パスワード判定制御手段55と、施錠・開錠制御手段56と、通信制御手段57と、パスワード登録手段58とを備えてなる。
なお、本実施形態においては、施錠開錠データがパスワードからなるものとする。
なお、特定の管理者が開錠のみのパスワード、または施錠のみのパスワードを設定することも、可能である。
図6に示すように、各給紙カセットに対して、管理者のみが設定可能な管理者用パスワードを設定し、管理者用パスワードには開錠パスワードと施錠パスワードとがある。
パスワード判定制御手段55は、パスワード照合制御手段54が照合した結果から、新たに入力されたパスワードが登録済みであり、給紙カセットの施錠・開錠を許すか否かを判定する制御を行う。
また、施錠・開錠制御手段56は、複数の給紙カセット20A〜20Dのうち一又は二以上の給紙カセットに施錠手段が備えられている場合に、それら一又は二以上の施錠手段のうち全部又は一部の施錠手段に対して、施錠開錠データにもとづく施錠及び/又は開錠を行わせるようにすることができる。
このようにすれば、一部の給紙カセットに対して、施錠・開錠を行わせることができる。
このようにすれば、各給紙カセットごとに使用者を限定でき、他者の使用を制限できる。このため、第三者による用紙の抜き取り(特に、貴重な用紙の盗難等)を防止できる。
なお、本実施形態においては、パスワード(施錠開錠データ)がユーザにより入力される操作部11,施錠開錠データが受信されるインタフェイス44,施錠開錠データが装置内部で受け取られる通信制御手段57を総称して「データ受取手段」という。
特に、情報処理装置70は、施錠開錠データを入力するためのソフトウエアが備えられている。このソフトウエアには、給紙カセット20A〜20Dの施錠開錠機能を実行するためのアプリケーションソフトウエアやユーティリティプログラム(ツールを含む)などが含まれる。
それらアプリケーションソフトウエアあるいはユーティリティプログラムは、入力された施錠開錠データをプリンタ10へデータ転送する。このデータ転送を実行するため、情報処理装置70には、送信手段(図示せず)が備えられている。
ただし、コマンドや命令は通常プログラムそのものあるいはプログラムの一部であることが多いため、施錠開錠データをメッセージやコードとして情報処理装置70からプリンタ10へ送信し、この施錠開錠データをプリンタ10内のプログラム(コマンドあるいは命令)によって処理し、施錠手段を施錠・開錠することができる。
なお、画像形成システムにおいて、画像形成装置又は情報処理装置は、それぞれ一又は二以上設けることができる。
図7は、管理者用パスワードを登録,変更した場合の各給紙カセットの施錠のフローチャート図、図8は、各給紙カセットの開錠のフローチャート図、図9は、管理者用パスワードが登録済みである場合の各給紙カセットの施錠のフローチャート図である。
プリンタ管理者は、例えば、情報処理装置70のキーボード72から、「管理者用パスワードを入力する」という所定の操作を行う(ステップS1)。すると、カセット管理ツール(カセット指定制御手段51,パスワード登録制御手段52,パスワード変更制御手段53,パスワード照合制御手段54,パスワード判定制御手段55,施錠・開錠制御手段56,通信制御手段57,パスワード登録手段58)が起動する(ステップS2)。
図7のステップS3において、給紙カセットの開錠・施錠パスワードの登録,変更を行わない場合であって(ステップS3:NO)、給紙カセットの施錠状態を解除(開錠)するには(ステップS21:YES)、施錠状態を解除したい給紙カセットを特定し、その管理番号を情報処理装置70に入力する(ステップS22)。
[第二実施形態]
なお、本実施形態及び第三実施形態において、用紙処理装置とは、筐体と、この筐体に挿脱可能な給紙カセット(用紙を収納可能なカセット)と、これら筐体と給紙カセットとの間を施錠・開錠する施錠手段とを少なくとも備えた装置や機器類をいう。具体的には、例えば、画像形成装置、キャッシュディスペンサ、紙票やカード等(例えば、チケットや切符等)の自動販売機などが含まれる。ただし、本実施形態においては、用紙処理装置の一例として、画像形成装置について説明する。
また、本実施形態及び第三実施形態において、用紙処理システムとは、用紙処理装置と他の装置等が通信回線を介して接続されたネットワークシステムをいう。本実施形態においては、用紙処理システムの一例として、用紙処理装置の一例である画像形成装置が設けられた画像形成システムについて説明する。
画像形成システムAは、図1〜図5に示した画像形成装置としてのマイカトナープリンタMPと同様に本体筐体内に挿脱可能に設けられた給紙カセットを有するプリンタ本体(画像形成装置本体)10aと、このプリンタ本体10aに対し通信手段(通信回線)80を介して接続された一又は二以上の管理端末(情報処理装置:PC)70−1〜70−nとを備えている。
なお、通信手段80は、例えばLAN等のネットワークであって、有線式,無線式を問わない。
なお、本実施形態の画像形成装置は、図1に示す画像形成装置(マイカトナープリンタMP)と同様、プリンタ本体10aとともに、複数の筐体30(例えば、第一の筐体30A〜第四の筐体30D)や複数の給紙カセット20(例えば、第一の給紙カセット20A〜第四の給紙カセット20D)を備えることができる。そして、これら複数の筐体30と複数の給紙カセット20との間には、それぞれ施錠手段を設けることができる。ただし、施錠手段は、それら複数の筐体と給紙カセットとのすべてに設ける必要はなく、一又は二以上の筐体と給紙カセットとに設けることができる。
制御系40aは、メイン制御部41aと、ソレノイド駆動部43aと、I/F44aと、機械駆動部45aと、警報部46aと、用紙検知手段47aと、操作部11aとを有している。そして、これらはバス42aで接続することができる。
なお、制御系40aのうち、ソレノイド駆動部43a,I/F44a,機械駆動部45a,警報部46a,操作部11aは、第一実施形態におけるプリンタ本体10(画像形成装置)の制御系40に設けられたソレノイド駆動部43,I/F44,機械駆動部45,警報部46,操作部11とそれぞれ同様な機能を有しているため、ここではそれらの説明を省略する。
ロック制御手段50aは、図12に示すように、カセット指定制御手段51aと、パスワード登録制御手段52aと、パスワード変更制御手段53aと、パスワード照合制御手段54aと、パスワード判定制御手段55aと、施錠・開錠制御手段56aと、通信制御手段57aと、パスワード登録手段60aとを有している。
なお、これらのうち、カセット指定制御手段51a,パスワード登録制御手段52a,パスワード変更制御手段53a,パスワード照合制御手段54a,パスワード判定制御手段55a,通信制御手段57aは、第一実施形態におけるプリンタ本体10(画像形成装置)に設けられたロック制御手段50のカセット指定制御手段51,パスワード登録制御手段52,パスワード変更制御手段53,パスワード照合制御手段54,パスワード判定制御手段55,通信制御手段57とそれぞれ同様な機能を有しているため、ここではそれらの説明を省略する。
このようにすれば、給紙カセットに用紙が補給されているときにはその給紙カセットの施錠手段を開錠できないため、その中の用紙を取り出すことができない。しかも、漸く開錠が可能になったときには既に用紙が無い状態となっている。このため、重要な用紙や高価な用紙が給紙カセットの開錠により大量に持ち去られることを防止できる。このため、盗難や不正使用による損害の発生を防ぐことができる。
また、施錠手段の開錠を可能とする場合とは、用紙検知手段47aから施錠・開錠制御手段56aへ用紙切れ信号が送られてきている場合である。ただし、他の条件として、例えば、情報処理装置(管理端末)70から印刷データが送信されてきたときにおいて用紙切れ信号が送られてきているとき、用紙切れ信号が送られてきているときであって情報処理装置70又は操作部11から正しい施錠開錠データ(登録済みの施錠開錠データ)が送られてきたときなどを含めることができる。
このようにすれば、ユーザが必要とする一部の給紙カセットに対してのみ、用紙切れ時の施錠・開錠を行わせることができる。
このようにすれば、各給紙カセットごとに使用者を限定でき、他者の使用を制限できる。このため、第三者による用紙の抜き取り(特に、貴重な用紙の盗難等)を防止できる。
施錠開錠データは、文字,数字,記号などの任意の組合せであって、例えば、パスワード,コマンド,命令,メッセージ,コードなどを用いることができる。
施錠開錠データ対応テーブルは、図6に示すように、例えば、給紙カセットと管理者用パスワードとを対応付けることができる。また、施錠開錠データは、同一の給紙カセットに対して開錠時と施錠時とで同一のものとすることができ、あるいは異なったものとすることができる。
なお、本実施形態においては、パスワード(施錠開錠データ)がユーザにより入力される操作部11a,施錠開錠データが受信されるインタフェイス44a,施錠開錠データが装置内部で受け取られる通信制御手段57aを総称して「データ受取手段」という。
施錠開錠カウント手段91aは、用紙検知手段47aから送られてきた検知信号にもとづいて、施錠回数や開錠回数をカウントする。これら施錠回数や開錠回数のカウントは、給紙カセットごと、部門ごと、ユーザごとに行うことができ、また、一定期間ごとにカウントすることもできる。
課金情報生成部92a−1は、施錠開錠カウント手段91aでカウントされた施錠回数や開錠回数にもとづいて課金情報を生成する。
例えば、開錠回数が5回であって、一つの給紙カセット20に最大500枚の用紙を補給できるものとし、1枚あたりの課金額を5円とすると、合計課金額を5×500×5=12,500円と算出し、この12,500円を示す課金情報を生成する。
使用枚数情報生成部92a−3は、施錠開錠カウント手段91aでカウントされた施錠回数や開錠回数にもとづいて使用枚数情報を生成する。
使用回数情報生成部92a−4は、施錠開錠カウント手段91aでカウントされた施錠回数や開錠回数にもとづいて使用回数情報を生成する。
なお、これら課金情報生成部92a−1、使用量情報生成部92a−2、使用枚数情報生成部92a−3、使用回数情報生成部92a−4で生成される課金情報、使用量情報、使用枚数情報、使用回数情報は、それぞれ給紙カセットごと、部門ごと、ユーザごとに、各情報を算出して生成することができる。
使用情報管理手段94aは、情報処理装置(管理端末)70からの使用情報送信要求、あるいは操作部11aからの使用情報表示要求が送られてくると、それら使用情報送信要求あるいは使用情報表示要求に示された情報(課金情報、使用量情報、使用枚数情報、使用回数情報)を使用情報記憶手段93aから取り出して、情報処理装置70あるいは操作部11aへ送る。
なお、本実施形態においては、使用管理手段90aの有する機能部のうち、特に課金情報に関する機能部を「課金管理手段」という。
画像形成システムAを使用して例えば情報処理装置(管理端末)70−1から印刷を行なう場合、まず、情報処理装置70−1から通信手段80を介してプリンタ本体10aへ印刷データが送信される。
プリンタ本体10aのI/F44aで印刷データが受信されると(ステップ41)、施錠開錠制御手段56aにおいて、指定された給紙カセット内に用紙があるか否かが判定される(ステップ42)。この判定は、給紙カセット20に設けられた用紙検知手段47aから用紙が無いことを示す検知信号が送られてきているか否かにより判定される。
一方、用紙が無い場合には、施錠開錠制御手段54aにおいて、当該給紙カセットに設けられた施錠手段の開錠を可能にする(ステップ44)。ここで、施錠手段が鍵金具により開閉可能な場合は、ユーザが鍵金具を使用することにより開錠される。また、施錠手段が施錠開錠データにより開閉可能な場合は、情報処理装置70での施錠開錠データの入力・送信、あるいは操作部11aでの施錠開錠データの入力・送出により開錠される。
当該給紙カセットが開けられたことが確認されると、次いで、当該給紙カセットに用紙が補充されたか否かが判断される(ステップ46)。ここで、当該給紙カセットへの用紙の補充は、ユーザにより、給紙カセットの収容可能枚数あるいは所定の枚数だけ行なわれる。
用紙が補充されたことが確認されると、さらに、当該給紙カセットが閉じられたか否かが判断される(ステップ47)。
その際、施錠開錠カウント手段94aにおいて、ステップS44における開錠またはステップS48における施錠がカウントされ(ステップ49)、そのカウント値が使用管理手段90aへ出力される。
これにより、使用管理手段90aでは、そのカウント値(開錠回数または施錠回数)にもとづいて、使用情報が生成される(ステップ50)。
[第三実施形態]
同図は、本実施形態の用紙処理システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態は、第二実施形態と比較して、使用管理手段を情報処理装置に設けた点が相違する。すなわち、第二実施形態では、使用管理手段をプリンタ本体(画像形成装置)に設けたのに対し、本実施形態では、情報処理装置に設けた構成としてある。他の構成要素は第二実施形態と同様である。
したがって、図15等において、図10等と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
画像形成システムBは、図1〜図5に示した画像形成装置としてのマイカトナープリンタMPと同様に本体筐体内に挿脱可能に設けられた給紙カセットを有するプリンタ本体(画像形成装置本体)10bと、このプリンタ本体10bに対し通信手段(通信回線)80を介して接続された一又は二以上の管理端末(情報処理装置:PC)70−1〜70−nと、その通信手段80を介して接続された使用管理装置200とを備えている。
制御系40bは、メイン制御部41bと、ソレノイド駆動部43bと、I/F44bと、機械駆動部45bと、警報部46bと、用紙検知手段47bと、操作部11bとを有している。そして、これらはバス42bで接続することができる(これらのうちソレノイド駆動部43bと、機械駆動部45bと、警報部46bと、用紙検知手段47bと、操作部11bと、バス42bとは図示せず)。
なお、制御系40bのうち、ソレノイド駆動部43b,機械駆動部45b,警報部46b,用紙検知手段47b,操作部11bは、第二実施形態におけるプリンタ本体10(画像形成装置)の制御系40aに設けられたソレノイド駆動部43a,機械駆動部45a,警報部46a,用紙検知手段47a,操作部11aとそれぞれ同様な機能を有しているため、ここではそれらの説明を省略する。
ロック制御手段50bは、カセット指定制御手段51bと、パスワード登録制御手段52bと、パスワード変更制御手段53bと、パスワード照合制御手段54bと、パスワード判定制御手段55bと、施錠・開錠制御手段56bと、通信制御手段57bと、パスワード登録手段60bとを有している(これらロック制御手段50bの構成は図示せず)。
なお、これらのうち、カセット指定制御手段51b,パスワード登録制御手段52b,パスワード変更制御手段53b,パスワード照合制御手段54b,パスワード判定制御手段55b,通信制御手段57b,パスワード登録手段60bは、第二実施形態におけるプリンタ本体10(画像形成装置)に設けられたロック制御手段50aのカセット指定制御手段51a,パスワード登録制御手段52a,パスワード変更制御手段53a,パスワード照合制御手段54a,パスワード判定制御手段55a,通信制御手段57a,パスワード登録手段60aとそれぞれ同様な機能を有しているため、ここではそれらの説明を省略する。
なお、「施錠手段の開錠を可能とするタイミング」や、「施錠手段の開錠を可能とする」ことについては、第二実施形態における「施錠手段の開錠を可能とするタイミング」や、「施錠手段の開錠を可能とする」ことと同様である。
なお、施錠開錠実行信号は、給紙カセット20の施錠時に送信することもでき、また、開錠時に送信することもできる。さらに、施錠開錠実行信号には、給紙カセット20を特定する給紙カセット特定情報(どの給紙カセット20を施錠又は開錠したかを示す情報)、施錠又は開錠を行った部門を示す部門特定情報、施錠又は開錠を行ったユーザを示すユーザ特定情報などを付加することができる。
なお、本実施形態においては、施錠開錠実行信号の送信に寄与する通信制御手段57bやインタフェイス44bを「送信手段」という。
通信手段210は、プリンタ本体10bから送信されてきた施錠開錠実行信号を受信する。そして、この受信した施錠開錠実行信号を、使用管理手段220の施錠開錠カウント手段221(後述)へ送る。
なお、通信手段210は、施錠開錠実行信号を受信することから「受信手段」としての機能を有している。
さらに、通信手段210は、使用情報管理手段224からの使用情報を、情報処理装置(管理端末)70あるいはプリンタ本体10bへ送信する。
なお、これらのうち、使用情報生成手段222,使用情報記憶手段223は、第二実施形態のプリンタ本体10aに設けられた使用管理手段90の使用情報生成手段92,使用情報記憶手段93とそれぞれ同様の機能を有しているため、ここではそれらの説明を省略する。
なお、本実施形態においては、使用管理手段200の有する機能部のうち、特に課金情報に関する機能部を「課金管理手段」という。
使用管理装置200の通信手段210で施錠開錠実行信号が受信され(ステップ62)、使用管理手段220の施錠開錠カウント手段221へ送られる。
施錠開錠カウント手段221で、施錠開錠実行信号にもとづき、施錠回数又は開錠回数がカウントされる(ステップ63)。このカウントの結果が使用情報記憶手段223へ送られて記憶される。また、カウントの結果が、使用情報生成手段222へ送られる。
この入力された使用情報の詳細を示す使用情報送信要求が、I/F44b,通信回線80を介して使用管理装置200へ送信される(ステップ71)。
使用管理装置200の通信手段210で使用情報送信要求が受信されると(ステップ72)、この使用情報送信要求が、使用管理手段220の使用情報管理手段224へ送られる。
プリンタ本体10bのI/F44bで使用情報が受信され(ステップ75)、操作部11bの液晶表示部11b−1へ送られて表示される(ステップ76)。
[施錠開錠制御プログラム]
上記の各実施形態におけるコンピュータ(画像形成装置、使用管理装置、情報処理装置)の施錠開錠制御機能(給紙カセットの施錠・開錠に関する処理やそれら施錠・開錠にもとづく課金管理処理を実行するための機能)は、記憶手段(例えば、ROMやHDDなど)に記憶された施錠開錠制御プログラムを実行することにより実現させる。
これによって、施錠開錠制御機能は、ソフトウエアである施錠開錠制御プログラムとハードウエア資源であるコンピュータ(画像形成装置、使用管理装置、情報処理装置)の各構成手段とが協働することにより実現される。
外部記憶装置とは、CD−ROM等の記憶媒体を内蔵し、画像形成装置に外部接続されるメモリ増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、フレキシブルディスク,メモリカード,光磁気ディスク等をいう。
さらに、コンピュータで施錠開錠制御プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された施錠開錠制御プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされた施錠開錠制御プログラムも、CPUにより実行され、本発明の用紙処理装置(画像形成装置),使用管理装置,情報処理装置の施錠開錠制御機能を実現する。
10,10a,10b プリンタ本体
11 操作部
11a 液晶表示部
11b ボタン部
12 挿脱口
13 ソレノイド
13a 挿脱棒
20A 第一の給紙カセット
20B 第二の給紙カセット
20C 第三の給紙カセット
20D 第四の給紙カセット
21 前面板
22 ブラケット
22a 係止孔
30A 本体筐体(第一の筐体)
30B 第二の筐体
30C 第三の筐体
30D 第四の筐体
40 制御系
41 メイン制御部
42 バス
43 ソレノイド駆動部
44 インタフェイス(I/F)
45 機械駆動部
46 警報部
50 ロック制御手段
51 カセット指定制御手段
52 パスワード登録制御手段
53 パスワード変更制御手段
54 パスワード照合制御手段
55 パスワード判定制御手段
56 施錠・開錠制御手段
57 通信制御手段
60 パスワード登録手段
70 情報処理装置
71 表示部
72 キーボード
80 通信手段
90a 使用管理手段
91a 施錠開錠カウント手段
92a 使用情報生成手段
92a−1 課金情報生成手段
92a−2 使用量情報生成手段
92a−3 使用枚数情報生成手段
92a−4 使用回数情報生成手段
93a 使用情報記憶手段
94a 使用情報管理手段
100 画像形成装置
100a 画像形成装置の本体
101 給紙カセット
102 シリンダ本体
103 鍵金具
104 係止部材
104c,104d 孔
104e 突起
105 工具
106 穴部
200 使用管理装置
210 通信手段
220 使用管理手段
221 施錠開錠カウント手段
222 使用情報生成手段
222−1 課金情報生成手段
222−2 使用量情報生成手段
222−3 使用枚数情報生成手段
222−4 使用回数情報生成手段
223 使用情報記憶手段
224 使用情報管理手段
Claims (17)
- 筐体と、該筐体に対して挿脱可能な給紙カセットと、前記筐体と前記給紙カセットとの間を施錠及び/又は開錠する施錠手段とを備えた用紙処理装置であって、
前記給紙カセットに用紙が無いことを検知する用紙検知手段と、
この用紙検知手段で前記用紙が無いことが検知されると、当該給紙カセットを施錠していた施錠手段の開錠を可能にする施錠・開錠制御手段とを備えた
ことを特徴とする用紙処理装置。 - 前記給紙カセットの施錠回数及び/又は開錠回数をカウントする施錠開錠カウント手段と、
前記施錠回数及び/又は前記開錠回数にもとづいて使用情報を生成する使用情報生成手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。 - 前記使用情報が、前記施錠回数及び/又は前記開錠回数にもとづく課金情報、使用量情報、使用枚数情報、使用回数情報のうちの一又は二以上を含む
ことを特徴とする請求項2記載の用紙処理装置。 - 前記給紙カセットが、複数備えられており、
これら複数の給紙カセットのうち一又は二以上の給紙カセットに前記施錠手段が備えられ、
前記施錠・開錠制御手段は、前記施錠手段が備えられた給紙カセットの一つに用紙が無いことが前記用紙検知手段で検知されると、当該給紙カセットを施錠していた前記施錠手段の開錠を可能にする
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の用紙処理装置。 - 前記施錠及び/又は開錠に関する施錠開錠データを受け取るデータ受取手段を備え、
前記施錠・開錠制御手段は、
前記給紙カセットに用紙が無いことが前記用紙検知手段で検知されると、当該給紙カセットを施錠していた施錠手段の開錠を可能にし、
前記データ受取手段からの前記施錠開錠データにもとづいて、前記施錠手段に当該給紙カセットの開錠を行わせる
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の用紙処理装置。 - 一又は二以上の給紙カセットが、前記施錠手段を備え、
該用紙処理装置が、各前記給紙カセット又は各前記施錠手段のそれぞれと一又は二以上の前記施錠開錠データとを対応付けた施錠開錠データ対応テーブルを記憶するテーブル記憶手段を備え、
前記施錠・開錠制御手段は、
前記給紙カセットに用紙が無いことが前記用紙検知手段で検知されると、当該給紙カセットを施錠していた施錠手段の開錠を可能にし、
前記データ受取手段からの前記施錠開錠データに対応する施錠手段を前記施錠開錠データ対応テーブルを参照して抽出し、この抽出した施錠手段が前記開錠を可能にした施錠手段であるときに、当該施錠手段に対して当該給紙カセットの開錠を行わせる
ことを特徴とする請求項5記載の用紙処理装置。 - 前記施錠開錠データが、パスワードからなり、
該用紙処理装置が、前記パスワードの照合を行うパスワード照合手段を備え、
前記施錠・開錠制御手段は、
前記給紙カセットに用紙が無いことが前記用紙検知手段で検知されると、当該給紙カセットを施錠していた施錠手段の開錠を可能にし、
前記照合において正しいとされたパスワードにもとづいて、前記施錠手段に当該給紙カセットの開錠を行わせる
ことを特徴とする請求項5又は6記載の用紙処理装置。 - 該用紙処理装置が、画像形成装置を含む
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の用紙処理装置。 - 筐体と、該筐体に対して挿脱可能な給紙カセットと、前記筐体と前記給紙カセットとの間を施錠及び/又は開錠する施錠手段とを有した用紙処理装置と、
通信回線を介して前記用紙処理装置との通信が可能な使用管理装置とを備えた用紙処理システムであって、
前記用紙処理装置は、
前記給紙カセットに用紙が無いことを検知する用紙検知手段と、
この用紙検知手段で前記用紙が無いことが検知されると、当該給紙カセットを施錠していた施錠手段の開錠を可能にする施錠・開錠制御手段と、
前記給紙カセットが施錠及び/又は開錠されたことを示す施錠開錠実行信号を前記使用管理装置へ送信する送信手段とを有し、
前記使用管理装置は、
前記施錠開錠実行信号を受信する受信手段と、
前記施錠開錠実行信号にもとづいて前記給紙カセットの施錠回数及び/又は開錠回数をカウントする施錠開錠カウント手段と、
前記施錠回数及び/又は前記開錠回数にもとづいて使用情報を生成する使用情報生成手段とを備えた
ことを特徴とする用紙処理システム。 - 前記使用情報が、前記施錠回数及び/又は前記開錠回数にもとづく課金情報、使用量情報、使用枚数情報、使用回数情報のうち一又は二以上を含む
ことを特徴とする請求項9記載の用紙処理システム。 - 前記通信回線に接続された情報処理装置を備え、
この情報処理装置は、
前記施錠及び/又は開錠に関する施錠開錠データを入力するためのソフトウエアが記憶された記憶手段と、
前記施錠開錠データを前記用紙処理装置へ送信する送信手段とを備え、
前記ソフトウエアが、アプリケーションソフトウエア及び/又はユーティリティプログラムを含み、
前記用紙処理装置は、
前記施錠開錠データを受信する受信手段を有し、
前記施錠・開錠制御手段は、
前記給紙カセットに用紙が無いことが前記用紙検知手段で検知されると、当該給紙カセットを施錠していた施錠手段の開錠を可能にし、
前記データ受取手段からの前記施錠開錠データにもとづいて、前記施錠手段に当該給紙カセットの開錠を行わせる
ことを特徴とする請求項9又は10記載の用紙処理システム。 - 前記用紙処理装置が、画像形成装置を含む
ことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の用紙処理システム。 - 筐体と給紙カセットとの間を施錠及び/又は開錠する施錠開錠制御機能を用紙処理装置に実現させるための施錠開錠制御プログラムであって、
前記給紙カセットに用紙が無いことを検知する用紙検知機能と、
前記給紙カセットに前記用紙が無いことが検知されると、施錠されていた当該給紙カセットの開錠を可能にする施錠開錠機能とを前記用紙処理装置に実現させる
ことを特徴とする施錠開錠制御プログラム。 - 前記給紙カセットの施錠回数及び/又は開錠回数をカウントする施錠開錠カウント機能と、
前記施錠回数及び/又は前記開錠回数にもとづいて使用情報を生成する使用管理機能とを前記用紙処理装置に実現させる
ことを特徴とする請求項13記載の施錠開錠制御プログラム。 - 筐体と給紙カセットとの間を施錠及び/又は開錠する施錠開錠制御機能を用紙処理装置に実現させるとともに、前記用紙処理装置との間で通信を行う通信機能を使用管理装置に実現させるための施錠開錠制御プログラムであって、
前記給紙カセットに用紙が無いことを検知する用紙検知機能と、
前記給紙カセットに前記用紙が無いことが検知されると、当該給紙カセットを施錠していた施錠手段の開錠を可能にする施錠開錠機能と、
前記給紙カセットが施錠及び/又は開錠されたことを示す施錠開錠実行信号を前記使用管理装置へ送信する送信機能とを前記用紙処理装置に実現させ、
前記施錠開錠実行信号を受信する受信機能と、
前記施錠開錠実行信号にもとづいて前記給紙カセットの施錠回数及び/又は開錠回数をカウントする施錠開錠カウント機能と、
前記施錠回数及び/又は前記開錠回数にもとづいて使用情報を生成する使用管理機能とを前記使用管理装置に実現させる
ことを特徴とする施錠開錠制御プログラム。 - 前記使用情報が、前記施錠回数及び/又は前記開錠回数にもとづく課金情報、使用量情報、使用枚数情報、使用回数情報のうち一又は二以上を含む
ことを特徴とする請求項14又は15記載の施錠開錠制御プログラム。 - 前記用紙処理装置が、画像形成装置を含む
ことを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の施錠開錠制御プログラム。
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