JP2023005585A - ロック解除システム、筐体装置、及びロック解除方法 - Google Patents

ロック解除システム、筐体装置、及びロック解除方法 Download PDF

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通史 渡辺
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Abstract

【課題】制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除する通信端末を、筐体装置から遠隔に設置した場合であっても、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除してよいかの判断を可能とする。【解決手段】開閉可能な扉体を備えた筐体装置と、筐体装置と通信可能な通信端末とからなるシステムであって、筐体装置は、扉体を施錠する施錠手段と、扉体を施錠している施錠手段の解錠操作を制限する制限手段と、解錠操作を行う人物についての情報である解錠者情報を収集する解錠者情報収集手段と、解錠者情報収集手段により収集された解錠者情報を送信する解錠者情報送信手段とを備え、通信端末は、解錠者情報を受信する解錠者情報受信手段と、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除する解除指示を送信する解除指示送信手段とを備え、制限手段は、解除指示送信手段により解除指示が送信されたことに応じて、施錠手段の解錠操作の制限を解除するロック解除システム。【選択図】図1

Description

本発明は、ロック解除システム、筐体装置、及びロック解除方法に関する。
特許文献1には、書類を収納する鍵付保管庫の鍵を保管するための鍵収納装置において、(a)鍵付保管庫の外板に密着して締結するための取付爪、ブラケットと、鍵を収納した鍵収納部本体を閉鎖する外カバーと、外カバーの閉鎖状態をロックするロックソレノイドとを備える鍵収納箱と、(b)個人を識別し、識別した個人に対して鍵収納箱の開放を許可する開放許可指令を送信するパーソナルコンピュータと接続され、開放許可指令を受けて、鍵収納箱のロックソレノイドを駆動してロックレバーのロック解除する制御ユニットを有する鍵収納装置が記載されている。
特開2006-249889号公報
開閉可能な扉体を備えた筐体装置において、扉体を施錠する施錠手段とは別に、施錠手段の解錠操作を制限する制限手段を設けることがある。この場合に、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除する通信端末を、筐体装置から遠隔に設置したのでは、解錠操作を行う人物を特定できないので、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除してよいかの判断をすることができない。
本発明の目的は、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除する通信端末を、筐体装置から遠隔に設置した場合であっても、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除してよいかの判断を可能とすることにある。
かかる目的のもと、本発明は、開閉可能な扉体を備えた筐体装置と、筐体装置と通信可能な通信端末とからなるシステムであって、筐体装置は、扉体を施錠する施錠手段と、扉体を施錠している施錠手段の解錠操作を制限する制限手段と、解錠操作を行う人物についての情報である解錠者情報を収集する解錠者情報収集手段と、解錠者情報収集手段により収集された解錠者情報を送信する解錠者情報送信手段とを備え、通信端末は、解錠者情報を受信する解錠者情報受信手段と、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除する解除指示を送信する解除指示送信手段とを備え、制限手段は、解除指示送信手段により解除指示が送信されたことに応じて、施錠手段の解錠操作の制限を解除するロック解除システムを提供する。
施錠手段は、手動で解錠操作が可能な物理鍵であり、制限手段は、解除指示により解除可能な電磁ロックであってよい。
通信端末は、解錠者情報収集手段により収集された解錠者情報を表示する表示手段を更に備える、ものであってよい。その場合、解錠者情報収集手段は、解錠者情報として、解錠操作を行う人物を撮像した画像を収集し、表示手段は、解錠者情報として、画像を表示する、ものであってよい。また、その場合、筐体装置は、筐体装置の内部へ貨幣を投入する貨幣投入手段と、筐体装置内に設けられ、貨幣投入手段から投入された貨幣を処理する貨幣処理手段と、貨幣処理手段において貨幣を処理する際に発生するエラーを検知するエラー検知手段とを備える貨幣処理機であり、表示手段は、エラー検知手段によりエラーが検知された場合に、エラー検知手段により検知されたエラーに関する情報を更に表示する、ものであってよい。
ロック解除システムは、解錠操作を行う人物の権限に関する情報を解錠者情報と紐付けて記憶する記憶手段と、解錠者情報収集手段により収集された解錠者情報に紐付けて記憶された権限を記憶手段から読み出し、権限に基づいて施錠手段を解除可能か否かを判断する判断手段とを更に備える、ものであってよい。その場合、制限手段は、解除指示送信手段により解除指示が送信された場合であっても、判断手段により解除不可と判断された場合には、施錠手段の解錠操作の制限を解除しない、ものであってよい。
また、本発明は、開閉可能な扉体と、扉体を施錠する施錠手段と、扉体を施錠している施錠手段の解錠操作を制限する制限手段と、解錠操作を行う人物についての情報である解錠者情報を収集する解錠者情報収集手段と、解錠者情報収集手段により収集された解錠者情報を送信する解錠者情報送信手段とを備え、制限手段は、解錠者情報の送信に応答して制御信号を受信することにより、施錠手段の解錠操作の制限を解除する筐体装置も提供する。
更に、本発明は、開閉可能な扉体を備えた筐体装置と、筐体装置と通信可能な通信端末とからなるシステムにおいて、筐体装置は、扉体を施錠する施錠手段と、扉体を施錠している施錠手段の解錠操作を制限する制限手段とを備え、筐体装置が、解錠操作を行う人物についての情報である解錠者情報を収集するステップと、筐体装置が、収集された解錠者情報を送信するステップと、通信端末が、解錠者情報を受信するステップと、通信端末が、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除する解除指示を送信するステップと、制限手段が、通信端末により解除指示が送信されたことに応じて、施錠手段の解錠操作の制限を解除するステップとを含むロック解除方法も提供する。
本発明によれば、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除する通信端末を、筐体装置から遠隔に設置した場合であっても、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除してよいかの判断が可能となる。
本発明の実施の形態におけるロック解除システムの全体構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における券売装置の外観を示した斜視図である。 本発明の実施の形態における券売機の機能構成を示したブロック図である。 鍵カバーの第1の実施例の外観を示した斜視図である。 鍵カバーの第1の実施例の内部の機構を示した斜視図である。 鍵カバーの第2の実施例の外観及び内部の機構を示した斜視図である。 鍵カバーの第2の実施例の外観及び内部の機構を示した斜視図である。 本発明の実施の形態におけるサーバの機能構成を示したブロック図である。 ログ情報データベースにおけるログ情報の一例を示した図である。 本発明の実施の形態における管理者端末の機能構成を示したブロック図である。 管理者端末の表示部に表示されるログイン画面の一例を示した図である。 管理者端末の表示部に表示されるメニュー画面の一例を示した図である。 管理者端末の表示部に表示される一覧表示画面の一例を示した図である。 管理者端末の表示部に表示される制御画面の一例を示した図である。 管理者端末の表示部に表示されるログ表示画面の一例である。 管理者端末の表示部に表示されるログCSV出力画面の一例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるロック解除システムの動作例を示したシーケンス図である。 本発明の実施の形態におけるロック解除システムの動作例を示したシーケンス図である。 鍵カバー及びカメラの両方が内蔵された券売機の機能構成を示したブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[ロック解除システムの全体構成]
図1は、本実施の形態におけるロック解除システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、ロック解除システム1は、券売装置10と、ルータ50と、サーバ60と、管理者端末70とを含む。そして、ルータ50は、券売装置10に対してネットワーク81を介して接続され、サーバ60は、ルータ50に対してネットワーク82を介して接続され、管理者端末70は、サーバ60に対してネットワーク83を介して接続される。
券売装置10は、筐体装置及び貨幣処理機の一例であり、券売機20と、鍵カバー30と、カメラ40とを含む。鍵カバー30及びカメラ40は、券売機20に組み込まれていてもよいが、以下では、券売機20に外付けで接続されている場合を例にとって説明する。券売機20、鍵カバー30、及びカメラ40は、それぞれが、ルータ50に対してネットワーク81を介して接続される。
券売機20は、例えば飲食店等の店舗の入口に配置され、店舗の客による入金とメニューボタンの押下の操作により、例えばロール紙に印字をして発券する。特に、本実施の形態において、券売機20は、エラー発生時等に、券売機20の識別情報(券売機ID)と現在の日時情報とエラー情報とをルータ50へ送信するとともに、動画撮影開始の指示をカメラ40へ送信する。
鍵カバー30は、店舗の従業員が券売機20の扉の鍵を自由に解錠することを防止するためのカバーである。つまり、鍵カバー30は、施錠手段の解錠操作を制限する制限手段の一例である。鍵カバー30は、ロック機構によって電磁的にロック及びその解除が可能な電磁ロックである。ロック機構としては、例えば、ソレノイドが用いられる。また、鍵カバー30は、その開閉を検知する開閉検知機構を備える。開閉検知機構としては、例えば、開閉検知スイッチ又は開閉センサが用いられる。そして、鍵カバー30は、自身が接続された券売機20の券売機IDと、自身がロックされているかロックが解除されているかを示すロック状態と、自身が開けられているか閉じられているかを示す開閉状態とをルータ50へ送信する。
カメラ40は、券売機20の扉の鍵を解錠しようとしている人物を撮影する装置である。つまり、カメラ40は、解錠操作を行う人物についての情報である解錠者情報を収集する解錠者情報収集手段及び解錠操作を行う人物を撮像した画像を収集する解錠者情報収集手段の一例である。カメラ40は、静止画を撮影するものでもよいが、以下では、動画(映像データ)を撮影するものを例にとって説明する。特に、本実施の形態において、カメラ40は、自身が接続された券売機20から動画撮影開始の指示を受信すると、動画の撮影を開始し、その券売機20の券売機IDと映像データとをルータ50へ送信する。尚、カメラ40は、解錠操作を行う人物を撮像するだけでなく、客や周囲の状況を監視する機能を備えてもよい。
ルータ50は、ネットワーク81とネットワーク82との間でデータを中継する装置である。ネットワーク81としては、例えば店舗内のLAN(Local Area Network)を用いればよく、ネットワーク82としては、例えばVPN(Virtual Private Network)を用いるのが望ましい。特に、本実施の形態において、ルータ50には、鍵カバー30内のロック機構及び鍵カバー30内の開閉検知機構を制御する制御基板が搭載されている。また、本実施の形態において、ルータ50は、券売機20から受信した券売機ID、日時情報、及びエラー情報と、その券売機20に対応する鍵カバー30から受信したロック状態及び開閉状態と、その券売機20に対応するカメラ40から受信した映像とを、サーバ60へ送信する。つまり、ルータ50は、解錠者情報収集手段により収集された解錠者情報を送信する解錠者情報送信手段の一例である。
サーバ60は、券売装置10を設置する店舗の経営者等、券売装置10の管理者の各種管理業務を支援するサーバコンピュータである。特に、本実施の形態において、サーバ60は、管理者が店舗の従業員による券売機20の扉の鍵の解錠を管理する管理業務を支援する。
管理者端末70は、通信端末の一例であり、券売装置10を設置する店舗の経営者等、券売装置10の管理者が使用する端末装置である。特に、本実施の形態において、管理者端末70は、鍵カバー30のロックの解除を指示するロック解除指示をサーバ60経由でルータ50へ送信する。管理者端末70としては、例えば、パソコン、スマートフォン、タブレット等を用いるとよい。ネットワーク83としては、例えば、インターネットを用いるとよい。
[券売装置の構成]
図2は、券売装置10の外観を示した斜視図である。図示するように、券売装置10は、券売機20と、鍵カバー30と、カメラ40とを有し、券売機20は、操作表示部201と、紙幣投入返却口202と、硬貨投入口203と、硬貨返却口204と、券取出口205と、扉206と、鍵部207と、鍵穴208とを有する。
操作表示部201は、券売機20の前面上部に設けられ、情報を表示したり、情報を入力するために客によって操作されたりする部分である。操作表示部201は、例えば、タッチパネル付きの液晶表示器である。例えば、券売機20が設置される店舗が飲食店であれば、操作表示部201には、飲食店が提供する料理のメニューボタン等が表示される。
紙幣投入返却口202、硬貨投入口203、硬貨返却口204、及び券取出口205は、券売機20の前面の操作表示部201の下側に設けられる。紙幣投入返却口202は、客が紙幣を投入したり、客に紙幣を返却したりする部分である。硬貨投入口203は、客が硬貨を投入する部分であり、硬貨返却口204は、客に硬貨を返却する部分である。つまり、紙幣投入返却口202、硬貨投入口203、及び硬貨返却口204は、筐体装置の内部へ貨幣を投入する貨幣投入手段の一例である。券取出口205は、発券されたチケットを客が取り出すために用いられる部分である。
扉206は、扉体の一例であり、券売機20の前面全体を覆うように設けられる。扉206は、開閉可能になっており、例えば、エラー発生時等に開けられる。また、扉206は、扉体を施錠する施錠手段の一例としての鍵部207を有する。ここで、鍵部207は、例えば、手動で解錠操作が可能な物理鍵であり、鍵穴208を有する。扉206は、通常は鍵部207で施錠されているが、店舗の従業員が別途保管されている鍵を鍵穴208に挿入することにより鍵部207を解錠して扉206を開けることができるようになっている。
[券売機の構成]
図3は、券売機20の機能構成を示したブロック図である。図示するように、券売機20は、制御部21と、操作表示部201と、通信部24と、記憶部25とを備える。
制御部21は、装置全体を制御する。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等により、記憶装置に記憶されているプログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行することにより実現される。
操作表示部201は、図2を参照して既に説明したので、ここでの説明は省略する。通信部24は、ネットワーク81を介して他の装置との間で情報の通信を行う。ここで、他の装置とは、例えば、カメラ40やルータ50である。
記憶部25は、制御部21で用いるデータ等を記憶する。例えば、記憶部25は、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部25は、例えば、識別情報データベース251を有する。
識別情報データベース251は、自身の券売機IDを記憶する。券売機IDは、券売機20に付与された番号等であってよい。尚、記憶部25は、このデータベース以外に券売機20が通常有する営業時間情報データベース、売上情報データベース、電子ジャーナルデータベース、メニュー情報データベース等も有するが、これらについては省略する。
また、制御部21は、各種機能を実現する複数の機能部を備える。複数の機能部とは、例えば、紙幣処理部211、硬貨処理部212、発券部213、エラー検知部214、操作受付部215、表示制御部216、送信部217、受信部218、及び記憶制御部219である。
紙幣処理部211は、紙幣投入返却口202から投入された紙幣を搬送して紙幣収納庫に保管する処理を行う。また、紙幣処理部211は、紙幣の真贋判定等を行って受け入れられない紙幣を紙幣投入返却口202へ返却する処理や、釣り紙幣を紙幣投入返却口202へ払い出す処理を行う。つまり、紙幣処理部211は、筐体装置内に設けられ、貨幣投入手段から投入された貨幣を処理する貨幣処理手段の一例である。
硬貨処理部212は、硬貨投入口203から投入された硬貨を搬送して硬貨収納庫に保管する処理を行う。また、硬貨処理部212は、硬貨の真贋判定等を行って受け入れられない硬貨を硬貨返却口204へ返却する処理や、釣り硬貨を硬貨返却口204へ払い出す処理を行う。つまり、硬貨処理部212は、筐体装置内に設けられ、貨幣投入手段から投入された貨幣を処理する貨幣処理手段の一例である。
発券部213は、紙幣投入返却口202から投入された紙幣や硬貨投入口203から投入された硬貨によって購入されたチケットを発行する。
エラー検知部214は、券売機20内でのエラーの発生を検知する。例えば、エラー検知部214は、紙幣処理部211が紙幣を処理する際又は硬貨処理部212が硬貨を処理する際のエラーの発生を検知する。ここで、エラーには、例えば、紙幣のジャム、発券に用いるロール紙の紙切れ、ニアフル、ニアエンプティ等がある。ニアフルとは、紙幣収納庫に収納された紙幣の量が紙幣収納庫に収納される紙幣の最大量に近付いていたり、硬貨収納庫に収納された硬貨の量が硬貨収納庫に収納される硬貨の最大量に近付いていたりする状態をいう。ニアエンプティとは、紙幣収納庫に収納された紙幣の量がゼロに近付いていたり、硬貨収納庫に収納された硬貨の量がゼロに近付いていたりする状態をいう。つまり、エラー検知部214は、貨幣処理手段において貨幣を処理する際に発生するエラーを検知するエラー検知手段の一例である。
操作受付部215は、操作表示部201上での客や店舗の従業員による操作を受け付けて、その操作に関する情報を各機能部に受け渡す。
表示制御部216は、各機能部から渡された情報を操作表示部201に表示するように制御する。例えば、表示制御部216は、エラー検知部214がエラーを検知した場合に、その旨を操作表示部201に表示するように制御する。
送信部217は、各機能部から渡された情報を他の装置へ送信するよう通信部24に出力する。例えば、送信部217は、エラー検知部214がエラーを検知すると、記憶制御部219が記憶部25から読み出した券売機IDと、計時部(図示せず)が保持する現在の日時情報と、エラー検知部214から渡されたエラー情報とを、ルータ50を経由してサーバ60へ送信するよう通信部24に出力する。また、送信部217は、エラー検知部214がエラーを検知すると、動画撮影開始の指示を、カメラ40へ送信するよう通信部24に出力する。
受信部218は、通信部24が他の装置から受信した情報を受け取って、各機能部に受け渡す。
記憶制御部219は、記憶部25に対するデータの書き込み及び記憶部25からのデータの読み出しを制御する。例えば、記憶制御部219は、自身の券売機IDを記憶部25の識別情報データベース251から読み出す。
[鍵カバーの第1の実施例]
図4-1は、鍵カバー30の第1の実施例の外観を示した斜視図である。図4-1は、鍵カバー30を閉じた状態を示す。図示するように、鍵カバー30の第1の実施例は、カバー部材310と、カバー筐体320と、回転軸350とを有している。また、カバー部材310は、カバー部330と、カバー支持部340とを含む。そして、このような構成を有する鍵カバー30は、図4-1におけるカバー筐体320の右側の面が、図2における券売機20の鍵穴208近くの左側の面に接着されることにより、券売機20に固定される。
図4-2は、鍵カバー30の第1の実施例の内部の機構を示した斜視図である。図示するように、カバー支持部340の内側には受け金具341が設けられており、その先端には穴部343が形成されている。また、カバー筐体320内には、ソレノイド321と、ピン322とが配置されている。そして、カバー筐体320内には、開閉検知スイッチ325も設けられている。尚、図では、カバー部材310についてはカバー部330及びカバー支持部340を受け金具341を含む平面で切断したときのその平面よりも下の部分のみが示されており、カバー筐体320については示されていない。
図4-1及び図4-2では、カバー部材310が閉じられている。その際、ルータ50はソレノイド321に通電していないので、ピン322は、ソレノイド321側に吸い寄せられずに、受け金具341の穴部343に挿入されている。これにより、店舗の従業員が鍵穴208に鍵を挿入するためにカバー部材310を開くことはできなくなっている。
ここで、管理者端末70がロック解除指示を送信したことに応じて、ルータ50がソレノイド321に通電したとする。すると、ピン322がソレノイド321側に吸い寄せられて受け金具341の穴部343から外れる。これにより、店舗の従業員は、鍵穴208に鍵を挿入するために、カバー部材310を回転軸350を中心として回転させることにより開くことができるようになる。つまり、鍵カバー30は、解除指示送信手段により解除指示が送信されたことに応じて、施錠手段の解錠操作の制限を解除する制限手段の一例である。
この場合、開閉検知スイッチ325は、カバー部材310が開かれるとオフとなり、カバー部材310が閉じられるとオンになる。開閉検知スイッチ325は、このオンオフ信号を開閉状態としてルータ50に送信することにより、鍵カバー30が開いているか閉じているかをルータ50に伝える。
尚、ピン322の先端部はテーパ状になっている。そのため、店舗の従業員がカバー部330を閉める場合にはカバー部330の外側を押しながら閉めることによって自動的にピン322が下方に動く。これにより従業員は特別な操作をすることなくカバー部330をロックすることができる。
[鍵カバーの第2の実施例]
図5-1及び図5-2は、鍵カバー30の第2の実施例の外観を示した斜視図である。図5-1は、鍵カバー30を閉じた状態を示し、図5-2は、鍵カバー30を開いた状態を示す。図示するように、鍵カバー30の第2の実施例は、カバー部材360と、カバー筐体370と、回転軸380とを有している。そして、このような構成を有する鍵カバー30は、図5-1及び図5-2におけるカバー筐体370の右側の面が、図2における券売機20の鍵穴208近くの左側の面に接着されることにより、券売機20に固定される。
図5-1及び図5-2は、鍵カバー30の第2の実施例の内部の機構も示している。図示するように、カバー部材360には受け金具361が設けられ、その差込み部362には穴部363が形成されている。そして、カバー部材360にはマグネット365も設けられている。また、カバー筐体370内には、ソレノイド371と、ピン372と、挿入部373とが配置され、カバー筐体370の手前側の面には差込み口374が形成されている。そして、カバー筐体370内には、開閉センサであるマグネットセンサ375も設けられている。
図5-1では、カバー部材360が閉じられ、図示していないが、受け金具361の差込み部362が、カバー筐体370の差込み口374に差し込まれている。その際、ルータ50はソレノイド371に通電していないので、ピン372はソレノイド371側に吸い寄せられず、ピン372に接続された挿入部373は受け金具361の穴部363に挿入されている。これにより、店舗の従業員が鍵穴208に鍵を挿入するためにカバー部材360を開くことはできなくなっている。
ここで、管理者端末70がロック解除指示を送信したことに応じて、ルータ50がソレノイド371に通電したとする。すると、ピン372がソレノイド371側に吸い寄せられ、ピン372に接続された挿入部373が受け金具361の穴部363から外れる。これにより、図5-2に示すように、店舗の従業員は、鍵穴208に鍵を挿入するために、カバー部材360を回転軸380を中心として回転させることにより開くことができるようになる。つまり、鍵カバー30は、解除指示送信手段により解除指示が送信されたことに応じて、施錠手段の解錠操作の制限を解除する制限手段の一例である。
この場合、マグネットセンサ375は、カバー部材360が開かれるとオフとなり、カバー部材360が閉じられるとオンになる。マグネットセンサ375は、このオンオフ信号を開閉状態としてルータ50に送信することにより、鍵カバー30が開いているか閉じているかをルータ50に伝える。
尚、挿入部373の外側は、内側に向かってテーパ状になっている。そのため、店舗の従業員がカバー部材360を閉める場合にはカバー部材360の外側を押しながら閉めることによって自動的に挿入部373が上方に動く。これにより従業員は特別な操作をすることなくカバー部材360をロックすることができる。
[サーバの構成]
図6は、サーバ60の機能構成を示したブロック図である。図示するように、サーバ60は、制御部61と、操作部62と、表示部63と、通信部64と、記憶部65とを備える。
制御部61は、装置全体を制御する。制御部61は、CPUやMPU等により、記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行することにより実現される。
操作部62は、情報を入力するために操作者によって操作される。表示部63は、操作者に対して情報を表示する。通信部64は、ネットワーク82を介してルータ50と通信し、ネットワーク83を介して管理者端末70と通信する。
記憶部65は、制御部61で用いるデータ等を記憶する。例えば、記憶部65は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部65は、例えば、管理者情報データベース651と、ログ情報データベース652とを有する。
管理者情報データベース651は、券売機20の券売機IDと券売機20にエラーが発生した際の発報先情報との対応を記憶する。発報先情報とは、例えば、券売機20の管理者の連絡先の情報であり、連絡先の情報とは、例えば、メールアドレスや緊急電話番号である。管理者情報データベース651は、送信部613が券売機20でのエラーの発報を行う際に、その券売機20の券売機IDに基づいて検索されることで、発報先情報を送信部613に提供する。
ログ情報データベース652は、券売機IDと日時情報とエラー情報とロック状態と開閉状態と映像データとを対応付けたログ情報を記憶する。ログ情報データベース652の具体的な内容については後述する。尚、ログ情報データベース652は、券売機20でエラーが発生したかどうかに関係なく定期的にサーバ60へ送信されたログ情報を記憶することとしてもよい。この場合、ログ情報にエラー情報に代えてイベントという項目を設け、エラー発生時のログ情報では、イベントにエラー情報を設定し、定期的なログ情報では、イベントに「定期」を設定するとよい。また、この場合、ログ情報は、作業ログを含んでよい。但し、以下では、特に断らない限り、ログ情報データベース652は、券売機20でエラーが発生した際にサーバ60へ送信されたログ情報を記憶するものとする。
また、制御部61は、各種機能を実現する複数の機能部を備える。複数の機能部とは、例えば、操作受付部611、表示制御部612、送信部613、受信部614、及び記憶制御部615である。
操作受付部611は、操作部62上での操作者による操作を受け付けて、その操作に関する情報を各機能部に受け渡す。
表示制御部612は、各機能部から渡された情報を表示部63に表示するように制御する。
送信部613は、各機能部から渡された情報を他の装置へ送信するよう通信部64に出力する。例えば、送信部613は、受信部614が通信部64から券売機ID、日時情報、エラー情報、ロック状態、開閉状態、及び映像データを受け取ると、エラーの発報を、管理者端末70へ送信するよう通信部64に出力する。また、送信部613は、受信部614が通信部64から情報表示要求を受け取ると、記憶制御部615が記憶部65から読み出した券売機ID、日時情報、エラー情報、ロック状態、開閉状態、及び映像データを、管理者端末70へ送信するよう通信部64に出力する。更に、送信部613は、受信部614が通信部64からロック解除指示を受け取ると、ロック解除指示を、ルータ50へ送信するよう通信部64に出力する。
受信部614は、通信部64が他の装置から受信した情報を受け取って、各機能部に受け渡す。例えば、受信部614は、通信部64がルータ50から受信した券売機ID、日時情報、エラー情報、ロック状態、開閉状態、及び映像データを受け取って、記憶制御部615に受け渡す。また、受信部614は、通信部64が管理者端末70から受信した情報表示要求を受け取って、記憶制御部615に受け渡す。更に、受信部614は、通信部64が管理者端末70から受信したロック解除指示を受け取って、送信部613に受け渡す。
記憶制御部615は、記憶部65に対するデータの書き込み及び記憶部65からのデータの読み出しを制御する。例えば、記憶制御部615は、受信部614から券売機ID、日時情報、エラー情報、ロック状態、開閉状態、及び映像データを受け取ると、これらの情報を記憶部65のログ情報データベース652に書き込む。また、記憶制御部615は、受信部614が通信部64から情報表示要求を受け取ると、券売機ID、日時情報、エラー情報、ロック状態、開閉状態、及び映像データを記憶部65のログ情報データベース652から読み出す。
図7は、ログ情報データベース652におけるログ情報の一例を示した図である。図示するように、ログ情報は、券売機IDと、日時情報と、エラー情報と、ロック状態と、開閉状態と、映像データとを対応付けたものとなっている。券売機IDは、エラーが発生した券売機20の識別情報である。日時情報は、エラーが発生した日時の情報である。エラー情報は、発生したエラーの内容である。ロック状態は、エラーが発生した時の鍵カバー30のロック状態を示す情報である。開閉状態は、エラーが発生した時の鍵カバー30の開閉状態を示す情報である。映像データは、エラーが発生した時に券売機20の扉206の鍵を解錠しようとする人物をカメラ40が撮影した映像のデータである。ログ情報には、映像データそのものではなく、映像データを記憶した記憶領域のアドレス情報を含めてもよい。尚、図には示さなかったが、券売機20の券売機IDには、その券売機20が設置されている店舗に関する情報が紐付けられていてもよい。
[管理者端末の構成]
図8は、管理者端末70の機能構成を示したブロック図である。図示するように、管理者端末70は、制御部71と、操作部72と、表示部73と、通信部74と、記憶部75とを備える。
制御部71は、装置全体を制御する。制御部71は、CPUやMPU等により、記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行することにより実現される。
操作部72は、情報を入力するために管理者によって操作される。表示部73は、管理者に対して情報を表示する。通信部74は、ネットワーク83を介してサーバ60と通信する。
記憶部75は、制御部71で用いるデータ等を記憶する。例えば、記憶部75は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。
また、制御部71は、各種機能を実現する複数の機能部を備える。複数の機能部とは、例えば、操作受付部711、表示制御部712、送信部713、受信部714、及び記憶制御部715である。
操作受付部711は、操作部72上での管理者による操作を受け付けて、その操作に関する情報を各機能部に受け渡す。例えば、操作受付部711は、操作部72上での管理者の情報表示要求を行う操作やロック解除指示を行う操作を受け付けて、その操作に関する情報を送信部713に受け渡す。
表示制御部712は、各機能部から渡された情報を表示部73に表示するように制御する。例えば、表示制御部712は、受信部714が通信部74からエラーの発報を受け取ると、そのエラーの発報を表示部73に表示するように制御する。また、表示制御部712は、受信部714が通信部74から券売機ID、日時情報、エラー情報、ロック状態、開閉状態、及び映像データを受け取ると、これらの情報を表示部73に表示するように制御する。つまり、表示制御部712は、解錠者情報収集手段により収集された解錠者情報を表示する表示手段、解錠操作を行う人物を撮像した画像を表示する表示手段、及びエラー検知手段により検知されたエラーに関する情報を表示する表示手段の一例である。
送信部713は、各機能部から渡された情報を他の装置へ送信するよう通信部74に出力する。例えば、送信部713は、操作受付部711が情報表示要求を行う管理者の操作を受け付けると、情報表示要求を、サーバ60へ送信するよう通信部74に出力する。また、送信部713は、操作受付部711がロック解除指示を行う管理者の操作を受け付けると、ロック解除指示を、サーバ60へ送信するよう通信部74に出力する。つまり、送信部713は、制限手段による施錠手段の解錠操作の制限を解除する解除指示を送信する解除指示送信手段の一例である。
受信部714は、通信部74が他の装置から受信した情報を受け取って、各機能部に受け渡す。例えば、受信部714は、通信部74がサーバ60から受信したエラーの発報を受け取って、表示制御部712に受け渡す。また、受信部714は、通信部74がサーバ60から受信した券売機ID、日時情報、エラー情報、ロック状態、開閉状態、及び映像データを受け取って、表示制御部712に受け渡す。つまり、受信部714は、解錠者情報を受信する解錠者情報受信手段の一例である。
記憶制御部715は、記憶部75に対するデータの書き込み及び記憶部75からのデータの読み出しを制御する。
[管理者端末の画面遷移]
以下、管理者端末70の表示部73に表示される画面例について説明する。尚、ここでは、ログ情報データベース652が、券売機20でエラーが発生したかどうかに関係なく定期的にサーバ60へ送信されたログ情報を記憶しているものとする。
図9は、管理者端末70の表示部73に表示されるログイン画面720の一例を示した図である。ログイン画面720は、管理者が券売装置10の監視を開始する際に最初に表示する画面である。図示するように、ログイン画面720は、会社コード入力欄721と、ログインID入力欄722と、パスワード入力欄723と、ログインボタン724とを含む。管理者は、会社コード入力欄721に会社コードを入力し、ログインID入力欄722にログインIDを入力し、パスワード入力欄723にパスワードを入力し、ログインボタン724を押下することにより、ロック解除システム1にログインすることができる。
図10は、管理者端末70の表示部73に表示されるメニュー画面730の一例を示した図である。メニュー画面730は、図9のログイン画面720のログインボタン724が押下されることにより表示される画面である。図示するように、メニュー画面730は、グループ選択欄731と、一覧表示ボタン732と、機器選択欄733と、制御ボタン734と、アラームリスト選択欄735と、個別表示ボタン736と、一覧表示ボタン737とを含む。
管理者は、グループ選択欄731で券売機20のグループを選択することができる。ここで、券売機20のグループとは、例えば、同じ店舗に設置された複数の券売機20からなるグループである。その後、管理者は、一覧表示ボタン732を押下することができる。これにより、選択されたグループに含まれる全ての券売機20に関する情報を含む一覧表示画面が表示される。この場合、一覧表示画面には、例えば、選択されたグループに含まれる全ての券売機20に関する最新のログ情報における券売機ID、ロック状態、及び開閉状態が、ログ情報データベース652から取得され、表示されるようにするとよい。
また、管理者は、機器選択欄733で券売機20を選択することができる。ここで、管理者がグループ選択欄731でグループを選択していれば、機器選択欄733には、そのグループに含まれる券売機20が選択肢として表示されるので、管理者は、その選択肢の中から所望の券売機20を選択する。その後、管理者は、制御ボタン734を押下することができる。これにより、選択された券売機20を制御するための制御画面が表示される。この場合、制御画面には、例えば、選択された券売機20に関する最新のログ情報における券売機ID、ロック状態、開閉状態、及び映像データが、ログ情報データベース652から取得され、表示されるようにするとよい。
更に、管理者は、アラームリスト選択欄735で券売機20を選択することができる。ここで、管理者がグループ選択欄731でグループを選択していれば、アラームリスト選択欄735には、そのグループに含まれ、かつ、エラーが発生している券売機20が選択肢として表示されるので、管理者は、その選択肢の中からエラーが発生している所望の券売機20を選択する。その後、管理者は、個別表示ボタン736を押下することができる。これにより、アラームリスト選択欄735で選択された券売機20を制御するための制御画面が表示される。この場合、制御画面には、例えば、選択された券売機20に関する最新のログ情報における券売機ID、ロック状態、開閉状態が、及び映像データが、ログ情報データベース652から取得され、表示されるようにするとよい。
更にまた、管理者は、アラームリスト選択欄735で券売機20を選択せずに一覧表示ボタン737を押下することもできる。これにより、グループ選択欄731で選択されたグループに含まれ、かつ、エラーが発生している全ての券売機20に関する情報を含む一覧表示画面が表示される。この場合、一覧表示画面には、例えば、選択されたグループに含まれ、かつ、エラーが発生している券売機20に関する最新のログ情報における券売機ID、ロック状態、及び開閉状態が、ログ情報データベース652から取得され、表示されるようにするとよい。
図11は、管理者端末70の表示部73に表示される一覧表示画面740の一例を示した図である。一覧表示画面740は、図10のメニュー画面730の一覧表示ボタン737が押下されることにより表示される画面である。図示するように、一覧表示画面740は、一覧表示領域741を含む。一覧表示領域741は、機器名表示欄742と、制御ボタン743と、ロック状態表示欄744と、開閉状態表示欄745と、ログ表示ボタン746とを含む。
例えば、図10のメニュー画面730において、グループ選択欄731でグループ「G001」が選択され、アラームリスト選択欄735で券売機20が選択されずに一覧表示ボタン737が押下されたとする。そして、グループ「G001」内でエラーが発生している券売機20が券売機「M001」、「M002」であったとする。すると、一覧表示領域741には、図示するように、1行目に券売機「M001」に関する情報が表示され、2行目に券売機「M002」に関する情報が表示される。この場合、一覧表示画面740には、例えば、選択されたグループに含まれ、かつ、エラーが発生している券売機20に関する最新のログ情報における券売機ID、ロック状態、及び開閉状態が、ログ情報データベース652から取得され、表示されるようにするとよい。
この状態で、例えば、管理者が1行目の制御ボタン743を押下すると、券売機「M001」を制御するための制御画面が表示される。また、例えば、管理者が1行目のログ表示ボタン746を押下すると、券売機「M001」に関するログ情報を含むログ表示画面が表示される。
図12は、管理者端末70の表示部73に表示される制御画面750の一例を示した図である。制御画面750は、図10のメニュー画面730の個別表示ボタン736が押下されることにより表示される画面である。図示するように、制御画面750は、情報表示領域751と、ロック解除ボタン755と、ロックボタン756と、ログ表示ボタン757と、一覧表示ボタン758とを含む。
例えば、図10のメニュー画面730において、アラームリスト選択欄735で券売機「M001」が選択されて個別表示ボタン736が押下されたとする。すると、制御画面750では、図示するように、情報表示領域751に、券売機20の扉206の鍵を解錠しようとしている人物の映像752と、扉206の鍵のロック状態を示すテキスト753と、鍵カバー30の開閉状態を示すテキスト754とが表示される。図12は、鍵カバー30がロックされており、鍵カバー30が閉じられている状態を示している。この場合、情報表示領域751には、例えば、選択された券売機20に関する最新のログ情報における券売機ID、ロック状態、開閉状態、及び映像データが、ログ情報データベース652から取得され、表示されるようにするとよい。
ここで、管理者が、映像752を見て、券売機20の扉206の鍵を解錠しているのが正当な人物だと判断したとする。その場合、管理者は、ロック解除ボタン755を押下することにより、鍵カバー30のロックを遠隔で解除する。また、券売機20の扉206の鍵を解錠した人物が鍵カバー30を閉じると、管理者は、ロックボタン756を押下することにより、遠隔で鍵カバー30をロックする。
また、管理者がログ表示ボタン757を押下すると、選択された券売機20に関するログ情報を含むログ表示画面760が表示される。更に、管理者が一覧表示ボタン758を押下すると、図11の一覧表示画面740が表示される。
図13は、管理者端末70の表示部73に表示されるログ表示画面760の一例を示した図である。ログ表示画面760は、図12の制御画面750のログ表示ボタン757が押下されることにより表示される画面である。図示するように、ログ表示画面760は、日時選択欄761と、表示ボタン762と、CSV出力ボタン763と、ログ表示領域764とを含む。
管理者は、日時選択欄761でログ情報が取得された期間の開始日時と終了日時とを選択し、表示ボタン762を押下することができる。これにより、ログ表示領域764には、選択された開始日時から終了日時までの期間に取得したログ情報が表示される。この場合、ログ表示領域764には、選択された券売機20に関する指定された期間内のログ情報における券売機ID、イベント、ロック状態、及び開閉状態が取得され、表示されるようにするとよい。ここで、イベントとは、定期的に取得したログ情報であるかエラー発生時に取得したログ情報であるかを示す項目である。図13は、定期的に取得したログ情報のみを表示した例であるので、イベントとして「定期」しか示されていないが、エラー発生時に取得したログ情報を表示する場合は、イベントとして「アラーム発生」が示される。尚、他のイベントの表示例として、「遠隔開錠」、「遠隔施錠」、「開」、「閉」がある。
また、管理者がCSV出力ボタン763を押下すると、ログ情報をCSV形式で出力するためのログCSV出力画面が表示される。
図14は、管理者端末70の表示部73に表示されるログCSV出力画面770の一例を示した図である。ログCSV出力画面770は、図13のログ表示画面760のCSV出力ボタン763が押下されることにより表示される画面である。図示するように、ログCSV出力画面770は、日時選択欄771と、ダウンロードボタン772と、キャンセルボタン773とを含む。
管理者は、日時選択欄771でログ情報が取得された期間の開始日時と終了日時とを選択し、ダウンロードボタン772を押下することができる。これにより、管理者端末70は、選択された開始日時から終了日時までの期間に取得したログ情報をサーバ60からダウンロードしてCSV形式で出力する。また、管理者がキャンセルボタン773を押下すると、ログ情報のCSV形式での出力はキャンセルされる。
[ロック解除システムの動作]
図15-1及び図15-2は、本実施の形態におけるロック解除システム1の動作例を示したシーケンス図である。尚、ロック解除システム1における動作主体としては、券売機20、鍵カバー30、及びカメラ40もあるが、これらからの情報は最終的にはルータ50がサーバ60へ送信するので、動作主体としてはルータ50で代表させて説明する。
図15-1に示すように、ルータ50は、券売機20から券売機ID、日時情報、及びエラー情報を受信すると、これらの情報をサーバ60へ送信する(ステップ501)。これにより、サーバ60では、受信部614が、券売機ID、日時情報、及びエラー情報を受信する(ステップ601)。
また、ルータ50は、鍵カバー30から券売機ID、ロック状態、及び開閉状態を受信すると、これらの情報をサーバ60へ送信する(ステップ502)。これにより、サーバ60では、受信部614が、券売機ID、ロック状態、及び開閉状態を受信する(ステップ602)。
更に、ルータ50は、カメラ40から券売機ID及び映像データを受信すると、これらの情報をサーバ60へ送信する(ステップ503)。これにより、サーバ60では、受信部614が、券売機ID及び映像データを受信する(ステップ603)。
その後、サーバ60では、記憶制御部615が、ステップ601~603で受信された情報を対応付けて、ログ情報として記憶部65のログ情報データベース652に記憶する(ステップ604)。具体的には、記憶制御部615は、ステップ601で受信された券売機ID、日時情報、及びエラー情報と、ステップ602で受信された券売機ID、ロック状態、及び開閉状態と、ステップ603で受信された券売機ID及び映像データとを対応付けて、ログ情報とする。その際、記憶制御部615は、ステップ601で受信された情報とステップ602で受信された情報とステップ603で受信された情報との対応付けを、券売機IDに基づいて行う。
また、サーバ60では、送信部613が、エラーの発報を管理者端末70へ送信する(ステップ605)。送信部613は、ステップ601~ステップ603でエラー発生時の情報が受信されると、このエラーの発報を管理者端末70へ送信するとよい。また、送信部613は、エラーの発報先の情報を管理者情報データベース651から取得するとよい。これにより、管理者端末70では、受信部714が、エラーの発報を受信する(ステップ701)。
このようにエラーの発報があると、管理者は、管理者端末70の操作部72を用いて情報表示要求を行う。例えば、管理者は、図10のメニュー画面730の個別表示ボタン736又は一覧表示ボタン737を押下することにより、情報表示要求を行うとよい。すると、図15-2に示すように、管理者端末70では、送信部713が、情報表示要求をサーバ60へ送信する(ステップ702)。これにより、サーバ60では、受信部614が、情報表示要求を受信する(ステップ606)。
すると、サーバ60では、記憶制御部615が、記憶部65のログ情報データベース652から、券売機ID、日時情報、エラー情報、ロック状態、開閉状態、及び映像データを読み出す(ステップ607)。そして、送信部613が、これらの情報を管理者端末70へ送信する(ステップ608)。これにより、管理者端末70では、受信部714が、券売機ID、日時情報、エラー情報、ロック状態、開閉状態、及び映像データを受信する(ステップ703)。ここで、これらの情報が、図10のメニュー画面730の個別表示ボタン736を押下して情報表示要求を行うことで得られたものであったとする。この場合は、これらの情報のうち、券売機ID、ロック状態、開閉状態、及び映像データが、図12の制御画面750に表示される。或いは、これらの情報が、図10のメニュー画面730の一覧表示ボタン737を押下して情報表示要求を行うことで得られたものであったとする。この場合は、これらの情報のうち、券売機ID、ロック状態、及び開閉状態が、図11の一覧表示画面740に表示される。
このように情報が表示されると、管理者は、券売機20の扉206の鍵を解錠しようとしている人物が正当な人物であるかどうか判断する。例えば、管理者は、図12の制御画面750の情報表示領域751を見ながら、そのような判断を行えばよい。管理者は、券売機20の扉206の鍵を解錠しようとしている人物が正当な人物であると判断すると、ロック解除指示を行う。例えば、管理者は、図12の制御画面750のロック解除ボタン755を押下することにより、ロック解除指示を行うとよい。すると、管理者端末70では、送信部713が、ロック解除指示をサーバ60へ送信する(ステップ704)。これにより、サーバ60では、受信部614が、ロック解除指示を受信する(ステップ609)。
すると、サーバ60では、送信部613が、ロック解除指示をルータ50へ送信する(ステップ610)。これにより、ルータ50は、ロック解除指示を受信する(ステップ504)。そして、ルータ50は、鍵カバー30のロックを解除する(ステップ505)。具体的には、ルータ50は、ソレノイド321又はソレノイド371に通電するよう制御信号を送信することにより、鍵カバー30のロックを解除するとよい。
[変形例]
上記のロック解除システム1では、鍵カバー30及びカメラ40が券売機20に外付けで接続されているものとしたが、鍵カバー30及びカメラ40の両方又は一方が券売機20に内蔵されていてもよい。
図16は、鍵カバー30及びカメラ40の両方が内蔵された券売機20の機能構成を示したブロック図である。図示するように、券売機20は、制御部21と、操作表示部201と、通信部24と、記憶部25と、鍵カバー30と、カメラ40とを備える。このうち、鍵カバー30及びカメラ40については、図1を参照して説明したので、ここでの説明は省略する。また、それ以外の構成要素については、制御部21が鍵カバー制御部220及びカメラ制御部221を備える点を除き、図3の機能構成と同じなので、ここでは鍵カバー制御部220及びカメラ制御部221についてのみ説明し、他の構成要素については説明を省略する。
鍵カバー制御部220は、管理者端末70からロック解除指示を受け、鍵カバー30内に設けられたソレノイド321又はソレノイド371に通電させて鍵カバー30を開く。
カメラ制御部221は、エラー検知部214においてエラーの発生を検知した場合にカメラ40に対して動画撮影開始の指示を送出し、カメラ40で撮影した動画データを受け取るとともに送信部217を介して管理者端末70に送信する。
また、上記のロック解除システム1では、券売機20の扉206の鍵を解錠しようとしている人物の映像を管理者端末70に表示することにより、鍵カバー30のロックを解除してよいかを管理者に判断させるようにしたが、これには限らない。
例えば、券売機20が設置された店舗の従業員の顔画像とその従業員が遂行可能な業務内容とを予め対応付けてサーバ60の記憶部65に登録しておく。また、サーバ60の判断部が、カメラ40から送られた顔画像に対応付けて記憶された業務内容を記憶部65から読み出し、その業務内容が券売機20の扉206の鍵の解錠する業務を含むかどうかに基づいて、その従業員が鍵を解錠してよいかを判断する。
これにより、サーバ60が、この判断結果の情報を管理者端末70に表示することにより、鍵カバー30のロックを解除してよいかを管理者端末70に判断させるようにしてもよい。これに応答して、管理者がロック解除指示を行えば、鍵カバー30のロックは解除されるが、管理者がロック解除指示を行わなければ、鍵カバー30のロックは解除されない。
或いは、この判断結果がその従業員が鍵を解錠してよいというものであれば、サーバ60はその旨をルータ50に送信し、ルータ50が自動的に鍵カバー30のロックを解除してもよい。この場合、記憶部65は、解錠操作を行う人物の権限に関する情報を解錠者情報と紐付けて記憶する記憶手段の一例であり、判断部は、解錠者情報収集手段により収集された解錠者情報に紐付けて記憶された権限を記憶手段から読み出し、権限に基づいて施錠手段を解除可能か否かを判断する判断手段の一例である。また、この場合は、管理者がロック解除指示を行わなくても、サーバ60の判断部がロック解除可と判断すれば、鍵カバー30のロックは解除され、管理者がロック解除指示を行っても、サーバ60の判断部がロック解除不可と判断すれば、鍵カバー30のロックは解除されない。これは、制限手段が、解除指示送信手段により解除指示が送信された場合であっても、判断手段により解除不可と判断された場合には、施錠手段の解錠操作の制限を解除しないことの一例である。
また、上記のロック解除システム1では、券売機20の前にいる従業員に関する情報として、カメラ40が撮像した映像を用いたが、これには限らない。例えば、虹彩、指紋、静脈等の生体情報を用いてもよいし、IDカード等から取得される従業員のIDを用いてもよい。或いは、券売機20の前に人がいるかどうかを検知すればよい場合は、人感センサがそのような検知を行ってもよい。
また、上記のロック解除システム1では、券売機20の1つの扉を開けるための1つの鍵が使用可能となるように鍵カバー30のロックを解除することとしたが、これには限らない。例えば、券売機20の複数の扉をそれぞれ開けるための複数の鍵が使用可能となるように複数の鍵カバー30のロックを解除することとしてもよい。この場合、サーバ60は、鍵管理機(図示せず)と連動し、エラーの解消に必要な鍵のみが使用可能となるように対応する鍵カバー30のロックのみを解除することとしてよい。
更に、上記のロック解除システム1では、券売機20にエラーが発生した場合に、管理者端末70への発報が行われるようにしたが、これには限らない。例えば、鍵カバー30にエラーが発生した場合に、管理者端末70への発報が行われるようにしてもよい。
このようなエラーとしては、鍵カバー30を開けている時間が長い、というエラーがある。尚、この場合において、鍵カバー30がどの程度の時間開いていたら発報するかは、管理者が自由に設定可能としてよい。また、このようなエラーが発生したことも、ログ情報に記憶してよい。
また、このようなエラーとしては、管理者が指示していないのに鍵カバー30が開いている、というエラーもある。
更に、上記のロック解除システム1では、券売機20がエラー情報を、鍵カバー30がロック状態及び開閉状態を、カメラ40が映像データを、それぞれ別々にルータ50へ送信することとしたが、これには限らない。例えば、券売機20が、鍵カバー30からロック状態及び開閉状態を、カメラ40から映像データをそれぞれ取得し、エラー情報とこれらの取得した情報をまとめてルータ50へ送信することとしてもよい。
更にまた、上記のロック解除システム1は、券売機20に取り付けられた鍵カバー30のロックを解除するものとしたが、開閉可能な扉を有する如何なる製品に取り付けられた鍵カバーのロックを解除するものとしてもよい。
10…券売装置、20…券売機、30…鍵カバー、40…カメラ、50…ルータ、60…サーバ、70…管理者端末

Claims (9)

  1. 開閉可能な扉体を備えた筐体装置と、当該筐体装置と通信可能な通信端末とからなるシステムであって、
    前記筐体装置は、
    前記扉体を施錠する施錠手段と、
    前記扉体を施錠している前記施錠手段の解錠操作を制限する制限手段と、
    前記解錠操作を行う人物についての情報である解錠者情報を収集する解錠者情報収集手段と、
    前記解錠者情報収集手段により収集された前記解錠者情報を送信する解錠者情報送信手段と
    を備え、
    前記通信端末は、
    前記解錠者情報を受信する解錠者情報受信手段と、
    前記制限手段による前記施錠手段の前記解錠操作の制限を解除する解除指示を送信する解除指示送信手段と
    を備え、
    前記制限手段は、前記解除指示送信手段により前記解除指示が送信されたことに応じて、前記施錠手段の前記解錠操作の制限を解除することを特徴とするロック解除システム。
  2. 前記施錠手段は、手動で前記解錠操作が可能な物理鍵であり、
    前記制限手段は、前記解除指示により解除可能な電磁ロックであることを特徴とする請求項1に記載のロック解除システム。
  3. 前記通信端末は、前記解錠者情報収集手段により収集された前記解錠者情報を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロック解除システム。
  4. 前記解錠者情報収集手段は、前記解錠者情報として、前記解錠操作を行う人物を撮像した画像を収集し、
    前記表示手段は、前記解錠者情報として、前記画像を表示することを特徴とする請求項3に記載のロック解除システム。
  5. 前記筐体装置は、
    前記筐体装置の内部へ貨幣を投入する貨幣投入手段と、
    前記筐体装置内に設けられ、前記貨幣投入手段から投入された貨幣を処理する貨幣処理手段と、
    前記貨幣処理手段において貨幣を処理する際に発生するエラーを検知するエラー検知手段と
    を備える貨幣処理機であり、
    前記表示手段は、前記エラー検知手段によりエラーが検知された場合に、前記エラー検知手段により検知されたエラーに関する情報を更に表示することを特徴とする請求項3に記載のロック解除システム。
  6. 前記解錠操作を行う人物の権限に関する情報を前記解錠者情報と紐付けて記憶する記憶手段と、
    前記解錠者情報収集手段により収集された前記解錠者情報に紐付けて記憶された前記権限を前記記憶手段から読み出し、当該権限に基づいて前記施錠手段を解除可能か否かを判断する判断手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のロック解除システム。
  7. 前記制限手段は、前記解除指示送信手段により前記解除指示が送信された場合であっても、前記判断手段により解除不可と判断された場合には、前記施錠手段の前記解錠操作の制限を解除しないことを特徴とする請求項6に記載のロック解除システム。
  8. 開閉可能な扉体と、
    前記扉体を施錠する施錠手段と、
    前記扉体を施錠している前記施錠手段の解錠操作を制限する制限手段と、
    前記解錠操作を行う人物についての情報である解錠者情報を収集する解錠者情報収集手段と、
    前記解錠者情報収集手段により収集された前記解錠者情報を送信する解錠者情報送信手段と
    を備え、
    前記制限手段は、前記解錠者情報の送信に応答して制御信号を受信することにより、前記施錠手段の前記解錠操作の制限を解除することを特徴とする筐体装置。
  9. 開閉可能な扉体を備えた筐体装置と、当該筐体装置と通信可能な通信端末とからなるシステムにおいて、
    前記筐体装置は、
    前記扉体を施錠する施錠手段と、
    前記扉体を施錠している前記施錠手段の解錠操作を制限する制限手段と
    を備え、
    前記筐体装置が、前記解錠操作を行う人物についての情報である解錠者情報を収集するステップと、
    前記筐体装置が、収集された前記解錠者情報を送信するステップと、
    前記通信端末が、前記解錠者情報を受信するステップと、
    前記通信端末が、前記制限手段による前記施錠手段の前記解錠操作の制限を解除する解除指示を送信するステップと、
    前記制限手段が、前記通信端末により前記解除指示が送信されたことに応じて、前記施錠手段の前記解錠操作の制限を解除するステップと
    を含むことを特徴とするロック解除方法。
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