JP2005156632A - クリーニング容器、クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】清掃部材によって像担持体から除去され落下する現像剤を受ける可撓性シートの平面を維持して、該可撓性シートをすり抜けて現像剤がクリーニング装置から洩れることを防止することのできるクリーニング容器、クリーニング装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体4から除去された現像剤を収容するクリーニング容器2aであって、像担持体4との対向部における像担持体4の表面移動方向と交差する方向に沿って配設され、像担持体4の表面に接触して像担持体4から除去され落下する現像剤を受けて当該クリーニング容器2a内に回収する可撓性シート2bが前記軸線方向に沿って取り付けられたクリーニング容器2aは、当該クリーニング容器2aを、前記軸線方向と交差する方向に像担持体4側へと付勢し、可撓性シート2bを平面に保つ矯正手段1を有する構成とする。
【選択図】図2
【解決手段】像担持体4から除去された現像剤を収容するクリーニング容器2aであって、像担持体4との対向部における像担持体4の表面移動方向と交差する方向に沿って配設され、像担持体4の表面に接触して像担持体4から除去され落下する現像剤を受けて当該クリーニング容器2a内に回収する可撓性シート2bが前記軸線方向に沿って取り付けられたクリーニング容器2aは、当該クリーニング容器2aを、前記軸線方向と交差する方向に像担持体4側へと付勢し、可撓性シート2bを平面に保つ矯正手段1を有する構成とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子写真方式或いは静電記録方式を利用した、複写機、プリンタなどの画像形成装置にて使用されるクリーニング容器、クリーニング装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、例えば、電子写真方式を利用して画像を形成する画像形成装置では、像担持体としての電子写真感光体(感光体)を帯電した後画像情報信号に応じて露光して静電像を形成し、この静電像を現像剤を用いて現像剤像(トナー像)として現像する。そして、このトナー像を記録材、例えば、記録用紙、プラスチックシートなどに転写した後、加熱加圧するなどして定着して記録画像を得る。従来、静電像の現像には、乾式現像方式が広く用いられており、現像剤として粉末状のトナーを静電像に応じて像担持体に静電吸着させることで画像を形成する。
又、4色フルカラー画像を形成可能な画像形成装置などにおいて、中間転写体を用いた中間転写方式の画像形成装置がある。斯かる方式の画像形成装置としては、例えば、それぞれ色分解された画像情報信号に応じて第1の像担持体としての感光体にトナー像を形成する複数の画像形成部を有し、各感光体から、トナー像を第2の像担持体としての中間転写体(中間転写ベルトなど)に順次重ね合わせて一次転写した後、更にこのトナー像を、記録材に一括して二次転写する。これにより、最終的に記録材上に画像を形成する。
上述のような画像形成装置では、転写工程後に像担持体上に残存するトナー(転写残トナー)を清掃する機構が必要である。従来、そのためのクリーニング手段としては、清掃部材を感光体、中間転写体といった像担持体に当接させて転写残トナーを掻き取り、清掃するものが広く用いられている。
図6に従来のクリーニング装置近傍の一例の概略断面を示す。図示の例では、クリーニング装置2は、図中矢印B方向に周回移動する中間転写体4から転写残トナー12を除去するための中間転写体用のクリーニング手段である。つまり、中間転写体4は、画像形成部(図示せず)によりその上にトナー像が形成され、そのトナー像を記録材10へ転写する工程を順次繰り返しているため、記録材10へのトナー像の転写工程と、画像形成部(図示せず)からのトナー像の転写工程との間で、転写残トナー12を中間転写体4の表面から取り除いておく必要がある。
このクリーニング装置2は弾性部材、例えば、ウレタンゴムなどにて形成されたブレードとされる清掃部材(クリーニングブレード)6、中間転写体4から除去された転写残トナー12を収容するクリーニング容器2a、清掃部材6によって中間転写体4上から掻き取られた転写残トナー12をクリーニング容器2aの外部にもらさないためプラスチックシートなどの可撓性部材で形成された可撓性シート(すくいシート)2bを有する。清掃部材6は、中間転写体4に対向するクリーニング容器2aの開口部2a1において、中間転写体4の表面移動方向下流側に、クリーニング容器2aの軸線方向(クリーニング容器2aとの対向部における中間転写体4の表面移動方向と交差する、通常、略直交する方向。以下、「長手方向」という。)に沿って開口部2a1のほぼ全域にわたり延在する。一方、すくいシート2bは、クリーニング容器2aの開口部2a1において、中間転写体4の表面移動方向上流側に、クリーニング容器2aの長手方向に沿って開口部2a1のほぼ全域にわたり延在する。
清掃部材6は、中間転写体4に当接した状態で、中間転写体4の表面移動方向において転写装置(ここでは、図中矢印C方向に回転するローラ)5の下流側、且つ、画像形成部(図示せず)の上流側に配置され、中間転写体4と共にフレーム7に保持されている。そして、清掃部材6の直下に、長手方向両端をフレーム7に保持されたクリーニング容器2aが配置され、又、すくいシート2bは、中間転写体4に当接した状態でクリーニング容器2aに取り付けられている。
又、清掃部材6の長手方向の両端部には、弾性体で形成された端部シール2cが、中間転写体4と接触した状態で圧縮してクリーニング容器2aに取り付けられている。
そして、清掃部材6とクリーニング容器2aとの間、ここでは、清掃部材6の短手方向において中間転写体4に当接する自由端6aとは反対側の固定部6bと、中間転写体4の表面移動方向において下流側のクリーニング容器2aの端縁である下流側縁部2a6との間には、弾性体で形成されたシール部材2dが圧縮して設けられている。
上述のような構成のクリーニング装置2は、清掃部材6により中間転写体4の表面上の転写残トナー12を掻き取って、中間転写体4の清掃を行なう。掻き取られた転写残トナー12は自由落下し、クリーニング容器2aに回収される。このとき、端部シール2cが清掃部材6の長手方向両端部とクリーニング容器2aとの隙間、又、シール部材2dが清掃部材6の固定部6bとクリーニング容器2aとの隙間をそれぞれ密閉する。そして、すくいシート2bが、清掃部材6により掻き取られ、落下した転写残トナー12を受ける(すくい取る)ことにより、転写残トナー12がクリーニング容器2aの外部へ洩れることを防止している。
例えば、図示のように、清掃部材6が転写装置5と画像形成部(図示せず)との間に配置されると、記録材10が清掃部材6の直下を搬送される構成となることがある。清掃部材6により掻き取られた転写残トナー12がすくいシート2bですくい取られずに落下した場合、この転写残トナー12が転写装置5を通過した記録材10上に落下する。こうして不要なトナーが記録材10上に載る結果、画像不良となることがある。又、清掃部材6の直下を記録材10が搬送されない場合でも、転写残トナー12がすくいシート2bをすり抜けると、装置内の汚染がすすむこととなる。
そのため、クリーニング装置2において、転写残トナー12がすくいシート2bから洩れない構成とすることが重要である。
しかしながら、上述のようにシール部材2dは圧縮して清掃部材6とクリーニング容器2aとの間に取り付けられている。このため、シール部材2dの反発力がクリーニング容器2aに作用する。しかも、転写残トナー12の洩れを防ぐ目的で、清掃部材6とクリーニング容器2aとの間の密閉性を上げるためにシール部材2dの圧縮量を増やす、或いは、シール部材2dの素材密度を上げることがあり、こうした場合には、清掃部材6とクリーニング容器2aとの間に圧縮して配置されたシール部材2dの反発力が上がり、図7に示すようにクリーニング容器2aが変形し、すくいシート2bの平面が維持できず曲面となることがある。このため、すくいシート2bと中間転写体4との間に隙間Gが生じ、清掃部材6により掻き取られた転写残トナー12がクリーニング容器2aから洩れることがある。こうして転写残トナー12がクリーニング容器2aから洩れると、上述のようにこの転写残トナー12が記録材10上に落下し、画像不良が発生する場合がある。特に、クリーニング容器2aの長手方向両端部がフレーム7によって保持されている場合、クリーニング容器2aの長手方向中央部に、中間転写体4から離れる方向に最大たわみが生じる。
又、反りなどによって、すくいシート2bと中間転写体4との間に隙間Gが生じる方向にクリーニング容器2a自体が予め変形している場合など、他の任意の原因によりクリーニング容器2aが変形する場合にも、転写残トナー12が洩れてしまい、上記同様に画像不良が発生する場合がある。
尚、特許文献1には、すくいシートと像担持体との接触部において部分的な隙間が生じるのを防止するために、すくいシートを、ケースによって、すくいシートよりも柔らかい材料から成る支持部材を介して像担持体に押圧することが開示されている。
しかしながら、この方法では、支持部材が圧縮されることにより、上述のように、その反発力によりケースが変形した場合、或いは予めケースが変形していた場合などに、十分にすくいシートの平面を維持し得ないことが分かった。
以上では、一例としてクリーニング装置2が中間転写体用のクリーニング手段であるとして従来の課題を説明したが、感光体或いは静電記録方式の画像形成装置にて用いられる静電記録誘電体(誘電体シートなど)が被清掃体である場合であっても同様である。
特開2001−42723号公報
本発明の目的は、清掃部材によって像担持体から除去され落下する現像剤を受ける可撓性シートの平面を維持して、該可撓性シートをすり抜けて現像剤がクリーニング装置から洩れることを防止することのできるクリーニング容器、クリーニング装置及び画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、クリーニング容器がシール部材からの反発力により或いは予め変形した場合においても、クリーニング装置から現像剤の洩れを防止して、クリーニング装置から洩れた現像剤により画像不良となることを回避し、安定して高品位な画像を形成することを可能とするクリーニング容器、クリーニング装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係るクリーニング容器、クリーニング装置及び画像形成装置にて達成される。要約すれば、第1の本発明は、像担持体から除去された現像剤を収容するクリーニング容器であって、当該クリーニング容器との対向部における前記像担持体の表面移動方向と交差する方向に沿って配設され、前記像担持体の表面に接触して前記像担持体から除去され落下する現像剤を受けて当該クリーニング容器内に回収する可撓性シートが前記軸線方向に沿って取り付けられたクリーニング容器において、当該クリーニング容器を、前記軸線方向と交差する方向に前記像担持体側へと付勢し、前記可撓性シートを平面に保つ矯正手段を有することを特徴とするクリーニング容器である。本発明の一実施態様によると、クリーニング容器は更に、前記矯正手段と当該クリーニング容器との間に圧縮して配置された弾性体を有する。
第2の本発明によると、像担持体の表面移動に伴って前記像担持体の表面から現像剤を除去する清掃部材と、上記第1の本発明に係るクリーニング容器と、を有することを特徴とするクリーニング装置が提供される。本発明の一実施態様によると、前記清掃部材は、前記軸線方向に沿って設けられる。又、本発明の他の実施態様によると、クリーニング装置は更に、前記矯正手段と前記クリーニング容器との間に圧縮して配置されると共に、前記清掃部材と前記クリーニング容器との間を密閉する弾性体を有する。
第3の本発明によると、像担持体と、前記像担持体上に現像剤にて形成した現像剤像を記録材に転写する転写手段と、前記転写手段による記録材への現像剤像の転写後に前記像担持体上に残留する現像剤を除去するための上記第2の本発明に係るクリーニング装置と、を有することを特徴とする画像形成装置が提供される。本発明の一実施態様によると、画像形成装置は更に、前記クリーニング容器の前記軸線方向両端部を支持するフレームを有する。又、本発明において、前記像担持体は、静電像及び該静電像に対応する現像剤像を担持する電子写真感光体若しくは静電記録誘電体、又は、前記電子写真感光体若しくは前記静電記録誘電体上から転写される現像剤像を担持する中間転写体であってよい。
上記各本発明の一実施態様によると、前記付勢手段は、前記クリーニング容器の前記軸線方向略中央部を前記像担持体側へ付勢する。一実施態様では、前記クリーニング容器は、前記軸線方向両端部が固定される。
上記各本発明の一実施態様によると、前記矯正手段は、弾性部材である。又、好ましい一実施態様によると、前記矯正手段は、前記軸線方向に沿って前記クリーニング容器に取り付けられる、前記軸線方向略中央部が前記像担持体側に凸形状に曲げられた板金である。一実施態様では、前記板金は、前記凸形状を平坦形状に近づけるように変形されて前記クリーニング容器に取り付けられ、前記特形状への復元力によって前記クリーニング容器を前記像担持体側へ付勢する。
本発明によれば、クリーニング容器に矯正手段を設け、クリーニング容器を像担持体側へ付勢することによって、例えば、クリーニング容器がシール部材から反発力を受けても、清掃部材で像担持体から除去した現像剤を受ける可撓性シートの平面を維持し、該可撓性シートをすり抜けて現像剤がクリーニング装置から洩れるのを防止することができる。これにより、例えば、クリーニング装置から洩れた現像剤が記録材へ落下することを防ぐことが可能となり、安定して高品位の画像を形成することを可能とする。又、可撓性シートと像担持体との間に隙間が生じる方向にクリーニング容器が予め変形していた場合でも、可撓性シートが像担持体に対して隙間なく当接し、クリーニング装置から現像剤が洩れることを防止して、上記同様、安定して高品位の画像を形成することを可能とする。
以下、本発明に係るクリーニング容器、クリーニング装置及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1は、本発明を適用し得る画像形成装置の一例の概略断面構成を示す。本実施例では、画像形成装置100は、装置本体100aに対して通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器からの画像情報信号に従って、電子写真画像形成プロセスによって、記録材10、例えば、記録用紙、プラスチックシート(OHPシートなど)、布などに4色フルカラーの画像を形成するこのできるフルカラーレーザビームプリンタである。
図1は、本発明を適用し得る画像形成装置の一例の概略断面構成を示す。本実施例では、画像形成装置100は、装置本体100aに対して通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器からの画像情報信号に従って、電子写真画像形成プロセスによって、記録材10、例えば、記録用紙、プラスチックシート(OHPシートなど)、布などに4色フルカラーの画像を形成するこのできるフルカラーレーザビームプリンタである。
[画像形成装置の全体構成及び動作]
先ず、画像形成装置100の全体構成及び動作について説明する。
先ず、画像形成装置100の全体構成及び動作について説明する。
画像形成装置100は、像形成手段としてそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックといった異なる色のトナー像を形成する複数の画像形成部3Y、3M、3C、3Kを有する。各画像形成部3Y、3M、3C、3Kには、第1の像担持体としてドラム型の電子写真感光体(感光体)3aが図中矢印A方向に回転可能に設けられている。そして、各画像形成部3Y、3M、3C、3Kにおいて、電子写真画像形成プロセスによって、各感光体3a上に、それぞれの色に対応する画像情報信号に応じてトナー像が形成される。斯かる電子写真画像プロセス自体は、周知の技術に係るものであるので詳しい説明は省略するが、大略、回転する感光体3aを帯電手段によって一様に帯電させた後、その表面を各画像形成部3Y、3M、3C、3Kの対応する色の画像情報信号に応じて、露光手段(像書き込み手段)たるレーザスキャナが走査露光する。こうして感光体3aに形成された静電像に応じて、現像手段が現像剤のトナーを感光体3aに供給することによって、この静電像がトナー像として現像される。
画像形成装置100は、各画像形成部3Y、3M、3C、3Kの感光体3aと対向して図中矢印B方向に周回移動する、第2の像担持体としてのベルト状の中間転写体(中間転写ベルト)4を有する。本実施例では、中間転写体4は、駆動ローラ41と、二次転写対向ローラ(従動ローラ)42とに掛け回されている。中間転写体4は、駆動ローラ41、二次転写対向ローラ42がその両端部においてフレーム7によって回転可能に支持されることで、フレーム7に保持される。例えば、4色フルカラー画像の形成時には、各画像形成部3Y、3M、3C、3Kにおいて、所定のタイミングで感光体3aの表面にトナー像11が形成される。そして、このトナー像11は、感光体3aと中間転写体4との間に電位差を設け、静電吸着力に大小の差を設けることによって、各感光体3aが中間転写体4と対向する一次転写部T1にて中間転写体4に順次重ね合わせて一次転写される。この時、中間転写体4を介して各感光体3aと対向して配置される図示しない一次転写手段から所定の一次転写バイアス電圧が印加される。
その後、図中矢印B方向に中間転写体4が回転することで、中間転写体4上に形成されたトナー像11は、二次転写手段としての本実施例では図示矢印C方向に回転するローラとされる転写装置5と、中間転写体4との接触点(二次転写部)T2まで搬送される。二次転写部T2において、転写装置5は、中間転写体4を挟んで二次転写対向ローラ42と対向する。一方、記録材収納部たるカセット21に収納されている記録材10が、搬送ローラ22、レジストローラ23によって、中間転写体4上のトナー像と同期をとって二次転写部T2に搬送されてくる。
ここで、記録材10が中間転写体4と転写装置5とに挟持、搬送される際、中間転写体4と転写装置5との間に電位差を設け、静電吸着力に大小の差を設けることにより、中間転写体4上から記録材10の表面にトナー像11を一括して二次転写する。このとき転写装置5には、所定の二次転写バイアス電圧が印加される。こうして、記録材10上に複数種類(色)のトナーによる未定着のトナー像11が形成される。
次いで、未定着のトナー像11を担持した記録材10は、記録材搬送手段(記録材搬送ベルト)24によって定着手段たる定着器25へと搬送され、ここで熱及び圧力によって未定着のトナー像11が記録材10に定着される。その後、記録材10は、排出ローラ(図示せず)などによって、記録材排出部たるトレー26に排出される。
尚、例えばモノクロ画像など、単色の画像形成を行う場合は、所望の色に対応する画像形成部3からのみ中間転写体4にトナー像を一次転写し、これを上記同様にして記録材10に二次転写し、定着させればよい。
二次転写部T2において、中間転写体4の表面に画像を形成しているトナー像11が全て同じレベルの静電吸着力を持っているとは限らず、中間転写体4から記録材10へトナー像11が転写される際に、転写されずに中間転写体4に吸着されたまま転写残トナー12となる場合がある。
中間転写体4は、画像形成部3から中間転写体4へのトナー像の一次転写、記録材10へのトナー像の二次転写の工程を順次繰り返しているため、記録材10へのトナー像の二次転写工程と、画像形成部3から中間転写体4へのトナー像の一次転写工程との間で、転写残トナー12を中間転写体4の表面から取り除いておく必要がある。
このために、クリーニング装置2によって、中間転写体4から転写残トナー12を除去し、清掃を行うようになっている。以下、クリーニング装置2について詳しく説明する。
[クリーニング装置]
図2に本実施例のクリーニング装置2近傍の概略断面を示す。
図2に本実施例のクリーニング装置2近傍の概略断面を示す。
クリーニング装置2は弾性部材にて形成されたブレードとされる清掃部材(クリーニングブレード)6、中間転写体4から除去された転写残トナー12を収容するクリーニング容器2a、清掃部材6によって中間転写体4上から掻き取られた転写残トナー12をクリーニング容器6の外部に漏らさないため可撓性部材で形成された可撓性シート(すくいシート)2bを有する。
清掃部材6の直下に、その軸線方向(クリーニング容器2aとの対向部における中間転写体4の表面移動方向と交差する、本実施例では略直交する方向。以下、「長手方向」という。)両端をフレーム7に保持されたクリーニング容器2aが配置される。本実施例では、クリーニング容器2aは、中間転写体4から除去された転写残トナー12が積載される底壁2a3、中間転写体4とは反対側の後壁2a4、頂壁2a5、中間転写体4の表面移動方向において上流側の端縁である上流側縁部2a2、下流側の端縁である下流側縁部2a6を有する。そして、清掃部材6の自由端と、すくいシート2bの自由端との間に、容器2aの長手方向に沿って延在し、中間転写体4から除去される現像剤を受容する開口部2a1が画成される。本実施例では、後壁2a4は、この開口部2a1における中間転写体4の接線方向と略平行である。
清掃部材6は、中間転写体4に当接した状態で、中間転写体4の表面移動方向において転写装置5の下流側、且つ、画像形成部3の上流側に配置され、中間転写体4と共にフレーム7に保持されている。又、本実施例では、清掃部材6は、クリーニング容器2aの開口部2a1において、中間転写体4の表面移動方向下流側に、クリーニング容器2aの長手方向に沿って開口部2a1のほぼ全域にわたり延在する。清掃部材6は、中間転写体4に対して、カウンター方向、即ち、その先端(自由端)を中間転写体4の表面移動方向上流側に向けて当接される。本実施例では、清掃部材6として、弾性部材たるウレタンゴムにより作製した板状部材であるブレードを用いた。
一方、すくいシート2bは、クリーニング容器2aの開口部2a1において、中間転写体4の表面移動方向上流側に、クリーニング容器2aの長手方向に沿って開口部2a1のほぼ全域にわたり延在する。すくいシート2bは、中間転写体4に当接した状態でクリーニング容器2aの上流側縁部2a2に取り付けられている。すくいシート2bは、中間転写体4との間を中間転写体4の表面移動に伴って通過し、清掃部材6によって掻き落とされたトナーをすくい取る。すくいシート2bとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)のシートなどの可撓性シートが好適に使用される。
又、清掃部材6の長手方向の両端部には、端部シール2cが中間転写体4と接触した状態で圧縮してクリーニング容器2aに取り付けられている。
更に、清掃部材6とクリーニング容器2aとの間、ここでは、清掃部材6の短手方向において中間転写体4に当接する自由端6aとは反対側の固定部6bと、クリーニング容器2aの下流側縁部2a6との間には、弾性体で形成されたシール部材2dが圧縮して設けられている。シール部材2dは、クリーニング容器2aの長手方向に沿って、下流側縁部2a6及び清掃部材6の固定部6bのほぼ全域にわたり配置される。本実施例では、シール部材2dは、モルトプレンなどの発砲弾性体などの弾性体が好適に使用される。
上述のような構成のクリーニング装置2は、清掃部材6により中間転写体4の表面上の転写残トナー12を掻き取って、中間転写体4の清掃を行なう。掻き取られた転写残トナー12は自由落下し、クリーニング容器2aに回収される。このとき、端部シール2cが清掃部材6の長手方向両端部とクリーニング容器2aとの隙間、又、シール部材2dが清掃部材6の固定部6bとクリーニング容器2aとの隙間をそれぞれ密閉する。そして、すくいシート2bが、清掃部材6により掻き取られ、落下した転写残トナー12を受ける(すくい取る)ことにより、転写残トナー12がクリーニング容器2aの外部へ洩れることを防止している。
そして、本実施例では、クリーニング容器2aから見てすくいシート2bの対向側には矯正手段1が設けられている。詳しくは後述するが、本実施例では、矯正手段1は、クリーニング容器2aの長手方向に沿って配置され、クリーニング容器2aの両端近傍に設けられたフック部2eに挟み込まれてクリーニング容器2aに取り付けられている。そして、矯正手段1は、クリーニング容器2aの長手方向と交差する方向にクリーニング容器2aを中間転写体4側へ付勢し、すくいシート2bを平面に保つ作用を成す。
図3をも参照して更に説明すると、本実施例では、クリーニング装置2のクリーニング容器2aは、その背面、即ち、中間転写体4に対してクリーニング容器2aの開口部2a1とは反対側に位置する後壁2a4の外壁面である背面2fに、矯正手段1の取り付け部としてのフック部2eが突出して設けられている。フック部2eは、クリーニング容器2aの長手方向両端部近傍にそれぞれ1つずつ設けられて対を成している。フック部2eは、クリーニング容器2aの背面2fに対して略垂直に突出する基部2e1と、クリーニング容器2aの長手方向中央部方向に向かって、背面2fと略平行に延在する掛け止め部2e2とを有する。そして、矯正手段としての、例えば後述のように曲げ加工が施された板金1が、クリーニング容器2aの2つのフック部2e間に挟み込まれて装着される。
本実施例では、矯正手段1は、クリーニング容器2aの長手方向に沿って配置される弾性部材として、該長手方向の略中央部が凸形状となるように曲げられた板金1を用いる。そして、この板金1を、その長手方向略中央部の凸形状が中間転写体4側に向くようにフック部2e間に挟み込んで装着する。
これにより、長手方向両端がフレーム7に保持されたクリーニング容器2aが、シール部材2dから受ける反発力(等分布荷重)により、特にその長手方向中央部に最大たわみが生じるのを防止する、即ち、クリーニング容器2aに生じるたわみに反発して、クリーニング容器2aを中間転写体4側へ付勢することができる。これにより、クリーニング容器2aが、特にその中央部が中間転写体4から離れる方向に変形することですくいシート2bが曲がることを防止し、その平面を維持することができる。
斯かる構成とすることによって、清掃部材6とクリーニング容器2aとの間の密閉性を上げるため、シール部材2dの圧縮量を増やす、或いは、素材密度を上げることで、シール部材2dがクリーニング容器2aへ及ぼす反発力が上がった場合でも、矯正手段1がシール部材2dの反発力を打ち消し、すくいシート2bの平面を維持することができる。その結果、すくいシート2bが中間転写体4に対して隙間なく均一に当接し、転写残トナー12のクリーニング容器2aからの洩れを防ぐことができる。
又、反りなどからクリーニング容器2a自体が、すくいシート2bと中間転写体4との間に隙間が生じる方向に予め変形している場合でも、矯正手段1がクリーニング容器2aを中間転写体4側へ付勢しているため、すくいシート2bは中間転写体4に対して隙間なく当接し、転写残トナー12のクリーニング容器2aからの洩れを防ぐことができる。
ここで、クリーニング容器2aの背面2fの表面とフック部2eの掛け止め部2e2との間隙をX1とする。又、フック部2e間に装着する以前の状態における板金1の凸形状の突出量、即ち、板金1の長手方向両端部における凸形状の裾の最下点を結ぶ第1平面と、凸形状の頂部を通る前記第1平面と平行な面との垂直距離をX2とする。この場合、板金1は、好ましくは、図3に示すように、長手方向略中央部が中間転写体4側へ凸形状でX2>X1となるように曲げる。
つまり、板金1は、クリーニング容器2aに装着される以前の凸形状から平坦形状に近づけるように変形されてクリーニング容器2aのフック2e間に装着される。これにより、板金1は、凸形状への復元力によってクリーニング容器2aを、特にその長手方向中央部において中間転写体4側へと付勢する。
斯かる構成によって、その長手方向両端がフレーム7に保持されたクリーニング容器2aが、シール部材2dから受ける反発力(等分布荷重)により、特にその長手方向中央部に、中間転写体4から離れる方向に最大たわみが生じる場合に、このたわみに抗して、クリーニング容器2aの長手方向中央部を中間転写体4側へ付勢する付勢力をクリーニング容器2aに付与することができる。これによって、クリーニング容器4aの変形を防止して、すくいシート2bの平面を維持することができる。
又、反りなどによって、クリーニング容器2aの長手方向中央部が中間転写体4から離れる方向に予め変形している場合にも、上述のように凸形状に曲げた板金1によって、クリーニング容器2aの長手方向中央部を中間転写体4側へ付勢することによって、クリーニング容器2aの変形を矯正し、すくいシート2bの平面を維持することができる。
尚、板金1の曲げの態様は、図示のように、その長手中央部において背面2f、即ち、中間転写体4側に平面が形成されるようにしてもよいし、単純に背面2f、即ち、中間転写体4側に凸となるように湾曲させたものであってもよい。
以上、本実施例によれば、極めて簡易的な構成にて、すくいシート2bの平面を維持して、シール部材2dの反発力やクリーニング容器2aの反りなどによってすくいシート2bと中間転写体4との間に隙間が生じるのを防止し、すくいシート2bをすり抜けてトナーがクリーニング容器2aから洩れることを防止することができる。これにより、クリーニング装置2の下方を通過する記録材10に、クリーニング装置2から洩れ出したトナーが付着することなく、安定して高品位の画像を形成することができる。
実施例2
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例では、画像形成装置の基本構成及び動作は、実施例1の画像形成装置と同じでありクリーニング装置2の構成のみが異なる。従って、実施例1のものと同一若しくは相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例では、画像形成装置の基本構成及び動作は、実施例1の画像形成装置と同じでありクリーニング装置2の構成のみが異なる。従って、実施例1のものと同一若しくは相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
図5は、本実施例におけるクリーニング装置2近傍の概略断面を示す。
本実施例におけるクリーニング装置2は、基本的には実施例1のもの同じである。つまり、クリーニング装置2は弾性部材、本実施例ではウレタンゴムなどにて形成されたブレードとされる清掃部材6、中間転写体4から除去された転写残トナー12を収容するクリーニング容器2a、清掃部材6によって中間転写体4上から掻き取られた転写残トナー12をクリーニング容器6の外部に漏らさないためプラスチックシートなどの可撓性部材で形成された可撓性シート(すくいシート)2bを有する。
本実施例では、クリーニング容器2aは、底壁2a3、中間転写体4とは反対側の後壁2a4、中間転写体4の表面移動方向におけるクリーニング容器2aの上流側の端縁である上流側縁部2a2を有する。本実施例では、後壁の外側面である背面2fは、清掃部材6の下方に位置する。
清掃部材6、すくいシート2b、端部シール2cの構成及び作用は、実施例1と同様であるので、詳しい説明は省略する。
又、本実施例のクリーニング装置2も、実施例1と概略同様にして、クリーニング容器2aに矯正手段1を設けている。即ち、クリーニング容器2aから見てすくいシート2bの対向側に、矯正手段1が設けてあり、矯正手段1は、クリーニング容器2aの両端に設けられたフック部2eに挟み込まれてクリーニング容器2aに取り付けられている。矯正手段としては、実施例1にて用いたものと同様の板金1を用いることができる。又、板金1は、実施例1と同様にしてフック部2eによってクリーニング容器2aに取り付けることができる。
ところで、実施例1では、クリーニング容器2aの背面2fに直接板金1を取り付けたが、本実施例では、以下に説明するように、クリーニング容器2aの背面2fとの間には、シール部材2dが圧縮して配置される。
つまり、矯正手段1のクリーニング容器2a側には、弾性体で形成されたシール部材2dが取り付けられており、クリーニング容器2aと清掃部材6との隙間を埋めている。より詳細には、矯正手段1と、クリーニング容器2aの背面2f及び背面2fの上端より上部でクリーニング容器2aから露出した清掃部材6の固定部6bとの間に、クリーニング容器2aの長手方向ほぼ全域にわたりシール部材2dが圧縮して設けられており、クリーニング容器2a内からトナーが洩れないようになっている。
シール部材2dは、清掃部材6とクリーニング容器2aとの隙間からの転写残トナー12の洩れを防止すると共に、本実施例では、クリーニング容器2aの背面2fの外側において、矯正手段1と背面2fとの間に圧縮して取り付いているため、シール部材2dの反発力がクリーニング容器2aを中間転写体4側へ付勢する方向に作用する。つまり、本実施例では、シール部材2dは、このシール部材2dを圧縮して固定する手段としても機能する矯正手段1と協働して、クリーニング容器2aをその長手方向と交差する方向に中間転写体4側へ付勢する矯正手段として機能する。
これによって、シール部材2dの反発力は、クリーニング容器2aが中間転写体4から離れる方向に、特にクリーニング容器2aがその両端部をフレーム7によって保持されている場合にその長手方向中央部が中間転写体4から離れるように変形する方向に作用することなく、逆に、その反発力によってクリーニング容器2aを中間転写体4側に、特にその長手方向中央部を付勢するため、例えばクリーニング容器2aが反りなどによって予め変形しているなど、クリーニング容器2aが変形している場合でも、すくいシート2dが中間転写体4に対して隙間なく均一に当接し、転写残トナー12の洩れを防ぐことができる。
以上、本実施例の構成によっても、極めて簡易に、すくいシート2bの平面を維持して、クリーニング容器2aが反りなどで予め変形している場合でも、すくいシート2bと中間転写体4との間に隙間が生じるのを防止し、すくいシート2bをすり抜けてトナーがクリーニング容器2aから洩れることを防止することができる。これにより、クリーニング装置2の下方を通過する記録材10にクリーニング装置から洩れ出したトナーが付着することなく、安定して高品位の画像を形成することができる。
上記各実施例では、クリーニング装置2は、像担持体たる中間転写体4から転写残トナーを除去するための中間転写体用のクリーニング手段であるとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。当業者には周知の通り、像担持体としての感光体に対しても、通常、その上から転写残トナーを除去するためのクリーニング手段が設けられる。本発明は、このような感光体用のクリーニング手段に対しても等しく適用可能である。同様に、被清掃体が静電気録方式の画像形成装置における像担持体たる静電記録誘電体(誘電体シートなど)である場合にも適用可能である。周知の通り、静電記録方式では、像担持体としての静電記録誘電体に、電荷を直接付与するイオンヘッドによって静電像を形成し、これを現像剤にてトナー像として現像すればよい。そして、このトナー像を記録材、或いは中間転写体に転写した後記録材に転写して記録画像を得る。尚、被清掃体が感光体若しくは静電気録誘電体である場合も、上記各実施例の構成は、等しく適用可能であるので、被清掃体としての中間転写体4を感光体若しくは静電記録誘電体と読み替えることによって、上記各実施例の説明を援用し、繰り返しの説明は省略する。
1 矯正手段
2 クリーニング装置
2a クリーニング容器
2b すくいシート
2c 端部シール
2d シール部材
2e フック部
3 画像形成部
3a 感光体(第1の像担持体)
4 中間転写体(中間転写体)
5 転写装置
6 清掃部材
7 フレーム
2 クリーニング装置
2a クリーニング容器
2b すくいシート
2c 端部シール
2d シール部材
2e フック部
3 画像形成部
3a 感光体(第1の像担持体)
4 中間転写体(中間転写体)
5 転写装置
6 清掃部材
7 フレーム
Claims (13)
- 像担持体から除去された現像剤を収容するクリーニング容器であって、当該クリーニング容器との対向部における前記像担持体の表面移動方向と交差する軸線方向に沿って配設され、前記像担持体の表面に接触して前記像担持体から除去され落下する現像剤を受けて当該クリーニング容器内に回収する可撓性シートが前記軸線方向に沿って取り付けられたクリーニング容器において、
当該クリーニング容器を、前記軸線方向と交差する方向に前記像担持体側へと付勢し、前記可撓性シートを平面に保つ矯正手段を有することを特徴とするクリーニング容器。 - 前記付勢手段は、当該クリーニング容器の前記軸線方向略中央部を前記像担持体側へ付勢することを特徴とする請求項1のクリーニング容器。
- 当該クリーニング容器は、前記軸線方向両端部が固定されることを特徴とする請求項1又は2のクリーニング容器。
- 前記矯正手段は、弾性部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のクリーニング容器。
- 前記矯正手段は、前記軸線方向に沿って前記クリーニング容器に取り付けられる、前記軸線方向略中央部が前記像担持体側に凸形状に曲げられた板金であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載のクリーニング容器。
- 前記板金は、前記凸形状を平坦形状に近づけるように変形されて前記クリーニング容器に取り付けられ、前記凸形状への復元力によって前記クリーニング容器を前記像担持体側へ付勢することを特徴とする請求項5のクリーニング容器。
- 更に、前記矯正手段と当該クリーニング容器との間に圧縮して配置された弾性体を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載のクリーニング容器。
- 像担持体の表面移動に伴って前記像担持体の表面から現像剤を除去する清掃部材と、請求項1〜6のいずれかの項に記載のクリーニング容器と、を有することを特徴とするクリーニング装置。
- 前記清掃部材は、前記軸線方向沿って設けられることを特徴とする請求項8のクリーニング装置。
- 更に、前記矯正手段と前記クリーニング容器との間に圧縮して配置されると共に、前記清掃部材と前記クリーニング容器との間を密閉する弾性体を有することを特徴とする請求項8又は9のクリーニング装置。
- 像担持体と、前記像担持体上に現像剤にて形成した現像剤像を記録材に転写する転写手段と、前記転写手段による記録材への現像剤像の転写後に前記像担持体上に残留する現像剤を除去するための請求項8〜10のいずれかの項に記載のクリーニング装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
- 更に、前記クリーニング容器の前記軸線方向両端部を支持するフレームを有することを特徴とする請求項11の画像形成装置。
- 前記像担持体は、静電像及び該静電像に対応する現像剤像を担持する電子写真感光体若しくは静電記録誘電体、又は、前記電子写真感光体若しくは前記静電記録誘電体上から転写される現像剤を担持する中間転写体であることを特徴とする請求項11又は12の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003391202A JP2005156632A (ja) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | クリーニング容器、クリーニング装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005156632A true JP2005156632A (ja) | 2005-06-16 |
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ID=34718336
Family Applications (1)
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JP2003391202A Withdrawn JP2005156632A (ja) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | クリーニング容器、クリーニング装置及び画像形成装置 |
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JP (1) | JP2005156632A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014149358A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP2019215459A (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2003
- 2003-11-20 JP JP2003391202A patent/JP2005156632A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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