JP2005156460A - 冠水検知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】水位計を道路の冠水監視位置の上方で、車両等の走行に影響を及ぼさず、かつ、水没しない位置に設置して、冠水状態を非接触式に検知できるようにし、水位計の水没による劣化や悪戯による損傷の発生を抑えてメンテナンス間隔を長期化できるとともに、道路の冠水状態を水位の変化として検知できる冠水検知システムを得る。
【解決手段】超音波水位計1が道路2の冠水監視位置の上方に車両3の走行の障害とならないように設置されている。そして、処理装置4が、超音波水位計1による計測動作を制御すると共に、超音波水位計1からの水位データに基づいて冠水状態を判断する。さらに、サーバ5が監視事務所6に設置され、処理装置4からの冠水信号を受信し、監視事務所6内の監視員が道路2の冠水発生を時間的なずれなく確認できるようになっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、道路が降雨により冠水し、車両の走行が困難になる場所に設置され、路面上の水位を計測して冠水を検知する冠水検知システムに関するものである。
従来の冠水検知システムは、超音波の伝播速度が空気中より水中の方が速いという性質を利用するもので、超音波送波器と超音波受波器とが路側に、かつ、水をかぶると水没する位置に設置されて構成されている。そして、超音波が送波器から発せられて受波器に受信されるまでの時間を計測し、この計測時間を基準時間と比較し、計測時間が基準時間より小さい場合を道路の冠水状態として検知している(例えば、特許文献1参照)。
特開昭58−45585号公報(第1図)
しかし、従来の冠水検知システムでは、道路の冠水時に、超音波送波器および超音波受波器が水没するように路側に設置されているので、超音波送波器および超音波受波器が水没し、劣化を促進してしまう。そこで、冠水の検知精度を確保するために、超音波送波器および超音波受波器のメンテナンスを短期間に行う必要があるという不具合があった。
また、従来の冠水検知システムでは、超音波送波器および超音波受波器が水没しているか否か、即ち降雨による道路の冠水が一定の水位に達したか否かは検知できるものの、道路の冠水の水位の変化を検知できないという不具合があった。
さらに、超音波送波器および超音波受波器が路面に近接して設置されているので、悪戯などにより損傷される恐れがあるという不具合もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するために、超音波送波器および超音波受波器を有する水位計を道路の冠水監視位置の上方で、車両等の走行に影響を及ぼさず、かつ、水没しない位置に設置して、冠水状態を非接触式に検知できるようにし、水位計の水没による劣化や悪戯による損傷の発生を抑えてメンテナンス間隔を長期化できるとともに、道路の冠水状態を水位の変化として検知できる冠水検知システムを得ることを目的とする。
この発明による冠水検知システムは、道路の冠水監視位置の上方で車両の走行の障害とならない、かつ、水没しない位置に設置され、超音波発信器から発せられた超音波が該冠水監視位置で反射されて超音波受信器に受信されるまでの時間から該冠水監視位置の水位を計測する水位計と、上記水位計で計測された計測水位を取り込み、該計測水位が基準水位より大きいか否かにより冠水発生を検知し、冠水発生を検知したときに冠水発生データを監視センターに送信する処理装置とを備えている。
この発明によれば、水位計の水没による劣化や悪戯による損傷の発生が抑えられ、メンテナンス間隔を長期化できる。また、道路の冠水の水位を計測するので、冠水状態を水位の変化として検知できる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る冠水検知システムの構成を示す模式図、図2は発明の実施の形態1に係る冠水検知システムにおける超音波水位計の構成を示すブロック図、図3はこの発明の実施の形態1に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。
図1および図2において、超音波水位計1は、超音波発信器1a、超音波受信器1b、制御部1cを備えている。この超音波水位計1は、道路2の冠水監視位置の上方に車両3の走行の障害とならない高さに位置するように、道路脇に立てられた支柱10に設置されている。また、超音波発信器1aおよび超音波受信器1bは、超音波発信器1aから発せられた超音波が路面あるいは路上の水面で反射されて超音波受信器1bで受けられるように位置調整されている。処理装置4は、超音波水位計1による計測動作を制御すると共に、超音波水位計1からの水位データに基づいて冠水状態を判断する。サーバ5は監視センターとしての監視事務所6に設置され、処理装置4からの冠水信号を有線若しくは無線を介して受信し、監視事務所6内の監視員が道路2の冠水発生を確認できるようになっている。
つぎに、このように構成された冠水検知システムの動作を図3のフロー図に基づいて説明する。なお、超音波水位計1の設置時に、超音波水位計1と道路2の路面との距離が計測され、その計測値が基準距離(h)として超音波水位計1の制御部1cのメモリに格納される。また、処理装置4のメモリには、冠水判定の基準となる基準水位Hが予め設定・格納されている。ここでは、基準水位Hは、例えば30cmに設定されている。
まず、処理装置4が、超音波水位計1を作動させ、水位の計測が開始される。
そして、超音波水位計1においては、超音波が超音波発信器1aからパルス状に発振され、路面(又は、水面)で反射されて、超音波受信器1bに受信される。そこで、制御部1cが、超音波が発信されてから受信されるまでの時間に基づいて超音波水位計1と道路2の路面(又は水面)との距離hを算出し、ついで水位H(=h−h)を算出し、メモリに格納する(ステップ101)。そして、ステップ102において、計測回数n=設定回数nか否かを判定する。そして、計測回数n≠設定回数nであると、ステップ101に戻り、水位Hの計測を行う。
そして、ステップ102において、計測回数n=設定回数nとなると、ステップ103に移り平均水位Haveを算出する。このステップ103では、制御部1cが、メモリに格納されている水位Hを読み出し、平均水位Haveを算出する。この時、平均水位Haveの算出に際しては、最大水位Hmaxおよび最小水位Hminが水位データから排除する。
ついで、ステップ104に移り、処理装置4が冠水判定処理を行う。つまり、処理装置4が、超音波水位計1の制御部1cから送信された平均水位Haveとメモリに格納されている基準水位Hとを比較する。そして、Have≧Hであると、冠水発生と判定し、サーバ5に冠水発生データを送信し(ステップ105)、ステップ101に戻り、計測回数nをリセットし、超音波水位計1に水位の計測を再開させる。
また、ステップ105において、Have<Hであると、ステップ101に戻り、計測回数nをリセットし、超音波水位計1に水位の計測を再開させる。
このように、この実施の形態1では、超音波水位計1が、道路2の冠水監視位置の上方に、車両3の走行の障害とならない高さに設置されている。そこで、超音波水位計1は、通行者が触れず、車両3と衝突せず、さらに水没しない。これにより、悪戯による超音波水位計1の損傷の発生が抑制され、超音波水位計1の水没が回避されるので、超音波水位計1のメンテナンス間隔を長期化できるとともに、超音波水位計1の劣化や損傷に起因する冠水の誤検出の発生が抑制され、信頼性の高い冠水情報が得られる。
また、ステップ103において、平均水位Haveを算出しているので、計測された水位が平均化され、冠水情報の信頼性を高めることができる。
また、ステップ103における平均水位Haveの算出の際に、最大水位Hmaxおよび最小水位Hminが排除されているので、冠水判定に駐車している車両3等の障害物の影響を排除でき、冠水情報の信頼性を高めることができる。
また、処理装置4が、冠水発生データをサーバ5に送信するようにしているので、監視者が監視事務所6にて道路2の冠水発生と時間的にずれることなく冠水発生を把握でき、適切な交通対策をとることができる。
なお、上記実施の形態1では、基準水位Hを30cmに設定するものとしているが、基準水位Hは30cmに限定されるものではなく、現地の実状、交通事情等を考慮して適宜設定すればよい。
また、上記実施の形態1では、水位Hの計測間隔および設定回数nについて特に述べていないが、降雨による道路2の冠水発生を想定すれば、短時間での水位変化は予想されず、例えば計測間隔を0.2秒とし、20回の計測水位Hから平均水位Haveを算出すればよい。
また、上記実施の形態1では、超音波水位計1が支柱に設置されるものとしているが、超音波水位計1の設置場所はこれに限定されるものではなく、例えば冠水監視位置が歩道橋の真下にあるような場合には、超音波水位計1は歩道橋に設置すればよい。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。
つぎに、この実施の形態2による冠水検知システムの動作を図4のフロー図に基づいて説明する。なお、ステップ101〜104の動作は上記実施の形態1と同様であるので、ここでは、その説明を省略する。
ステップ106において、Have≧Hであると、処理装置4は、冠水発生と判定し、サーバ5に冠水発生データを送信するとともに、平均水位Haveデータをサーバ5に送信する。その後、ステップ101に戻り、計測回数nをリセットし、超音波水位計1に水位の計測を再開させる。
このように、この実施の形態2では、冠水発生データと平均水位Haveデータとがサーバ5に送信されるようになっているので、監視者は、冠水発生の把握に加え、サーバ5を介して平均水位Haveデータ、さらには平均水位Haveの推移を確認できる。そこで、この実施の形態2によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、監視者が監視事務所6に居ながら冠水の水位および水位の変化を確認でき、冠水の現状を把握して、より適切な交通対策をとることができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。
つぎに、この実施の形態3による冠水検知システムの動作を図5のフロー図に基づいて説明する。なお、ステップ101〜104の動作は上記実施の形態1と同様であるので、ここでは、その説明を省略する。また、処理装置4のメモリには、基準水位Hに加えて、最大水位変化量Vおよび最大水位Mが予め設定・格納されている。
ここで、例えば、停車した車両3を計測すると、計測された平均水位が前回の平均水位に対して急激に変化することになる。この最大水位変化量Vは、計測された平均水位が前回の平均水位に対して急激に変化する場合を除外するためのもので、例えば0.5cm/sに設定されている。また、例えば、駐車している車両3を計測していると、計測された平均水位は冠水の水位ではなく車両3の高さとなってしまう。この最大水位Mは、高水位が継続する場合を除外するためのもので、例えば60cmに設定されている。
ステップ103において、平均水位Haveを算出した後、ステップ107に移る。ステップ107では、処理装置4が、メモリに格納されている最大水位変化量Vおよび平均水位Haveを読み出し、今回の平均水位Have(n)と前回の平均水位Have(n−1)との差が最大水位変化量Vより小さいか否か(|Have(n)−Have(n−1)|≦V)を判定する。そして、|Have(n)−Have(n−1)|>Vと判定されると、ステップ101に戻り、計測回数nをリセットし、超音波水位計1に水位の計測を再開させる。また、|Have(n)−Have(n−1)|≦Vと判定されると、ステップ108に移る。
そして、ステップ108において、処理装置4が、メモリに格納されている最大水位Mを読み出し、今回の平均水位Have(n)が最大水位Mより小さいか否か(Have(n)≦M)を判定する。そして、Have(n)>Mと判定されると、メモリに格納されている平均水位Haveを更新せず、ステップ101に戻り、計測回数nをリセットし、超音波水位計1に水位の計測を再開させる。また、Have(n)≦Vと判定されると、メモリに格納されている平均水位Haveを更新し、ステップ104に移り、冠水の判定を行う。
このように、この実施の形態3では、ステップ107において、今回の平均水位Have(n)と前回の平均水位Have(n−1)との差が最大水位変化量Vより小さいか否か判定し、今回の平均水位Have(n)と前回の平均水位Have(n−1)との差が最大水位変化量Vより大きいと、ステップ101に戻り、水位Hnの再計測を行わせている。そこで、今回の平均水位の計測値が車両3の通過や停車により前回の平均水位の計測値に比べて急激に変化する場合は、ステップ107で除外され、後段のステップ105(冠水判定処理)に進むことができない。これにより、車両3の通過や停車等に起因する冠水の誤検出が回避され、冠水検知の信頼性が高められる。
また、ステップ108において、今回の平均水位Have(n)が最大水位Mより小さいか否かを判定し、今回の平均水位Have(n)が最大水位Mより大きいと、ステップ101に戻り、水位Hの再計測を行わせている。そこで、車両3が駐車し、大きな平均水位を継続して計測するような場合は、ステップ107では除外できないが、このステップ108で除外され、後段のステップ105(冠水判定処理)に進むことができない。これにより、車両3の駐車等に起因する冠水の誤検出が回避され、冠水検知の信頼性が高められる。
なお、上記実施の形態3では、最大水位変化量Vを0.5cm/sに、最大水位Mを60cmに設定するものとしているが、最大水位変化量Vおよび最大水位Mはこれらの値に限定されるものではなく、現地の過去の最大降水量、最大冠水水位等を考慮して適宜設定すればよい。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4に係る冠水検知システムの構成を示す模式図、図7はこの発明の実施の形態4に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。
図6において、気象データベース7がサーバ5に接続され、処理装置4がサーバ5を介して近隣の降雨状況等を取得できるようになっている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
つぎに、この実施の形態4による冠水検知システムの動作を図7のフロー図に基づいて説明する。なお、ステップ101〜104の動作は上記実施の形態1と同様であるので、ここでは、その説明を省略する。
ステップ103において、平均水位Haveを算出した後、ステップ109に移り、気象情報が気象データベース7からサーバ5を介して処理装置4に取り込まれ、ステップ110で降雨判定処理が行われる。このステップ110では、処理装置4が、気象情報に基づいて近隣地区の降雨の有無、降雨後の経過時間等から冠水監視位置での降雨の有無を推定・判定する。
そして、当該冠水監視位置にて降雨がないと判定されると、ステップ101に戻り、計測回数nをリセットし、超音波水位計1に水位の計測を再開させる。また、当該冠水監視位置にて降雨があると判定されると、ステップ104に移り、冠水発生の判定を行う。
このように、この実施の形態4では、ステップ109において、気象情報を気象データベース7から取り込み、ステップ110において、当該冠水監視位置での降雨の有無を推定・判定している。そして、降雨がないときには、ステップ101に戻り、水位Hの再計測を行わせている。そこで、降雨がないにも拘わらず、車両3の通過や停車により増大した平均水位の計測値はステップ110で除外され、後段のステップ104(冠水判定処理)に進むことができない。これにより、降雨時にのみ冠水発生が検知され、冠水検知の信頼性が高められる。
なお、上記実施の形態4では、水位Hを計測し、平均水位Haveを算出した後、気象情報を取り込んで当該冠水監視位置における降雨の有無を推定・判定する(ステップ109、110)ものとしているが、気象情報を取り込んで当該冠水監視位置における降雨の有無を推定・判定するステップ109、110を実行し、当該冠水監視位置が降雨であると判定された場合に、ステップ101〜105を実行するようにしてもよい。
実施の形態5.
図8はこの発明の実施の形態5に係る冠水検知システムの構成を示す模式図、図9はこの発明の実施の形態5に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。
図8において、表示板8が道路2に冠水監視位置から所定距離離れて設置され、監視カメラ9が冠水監視位置を撮影可能に設置されている。そして、表示板8は処理装置4により冠水発生時に「通行止め」の表示に切り換えられる。また、監視カメラ9は処理装置4により冠水発生時に作動され、冠水監視位置の映像がサーバ5に送信される。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
つぎに、この実施の形態5による冠水検知システムの動作を図9のフロー図に基づいて説明する。なお、ステップ101〜104の動作は上記実施の形態1と同様であるので、ここでは、その説明を省略する。
ステップ104において、冠水発生が判定されると、ステップ111に移り、処理装置4が表示板8の表示を例えば「通行止め」に切り換える。ついで、ステップ112に移り、処理装置4が監視カメラ9を作動させ、冠水監視位置の冠水状況の映像がサーバ5に送信される。その後、ステップ101に戻り、計測回数nをリセットし、超音波水位計1に水位の計測を再開させる。
また、ステップ104において、冠水発生がないと判定されると、ステップ113に移り、処理装置4が表示板8の表示を消灯し、ついで、ステップ114に移り、監視カメラ9の作動を停止する。その後、ステップ101に戻り、計測回数nをリセットし、超音波水位計1に水位の計測を再開させる。
このように、この実施の形態5では、ステップ111において、冠水発生時に表示板8に「通行止め」が表示されるので、車両3の運転者が、道路冠水場所の所定距離手前で冠水を認識できる。
また、ステップ112において、冠水発生時に監視カメラ9が作動されるので、監視者が監視事務所6にて道路2の冠水発生と時間的にずれることなくその冠水状況を目視確認でき、適切な交通対策をとることができる。
なお、上記実施の形態5では、実施の形態1の冠水監視システムに表示板8および監視カメラ9を設置するものとしているが、実施の形態2の冠水監視システムに表示板8および監視カメラ9を設置してもよい。この場合、冠水の水位を表示板8に直接表示したり、水位や水位変化の大きさに応じて、表示内容を「冠水有り走行注意」、「冠水有り速度おとせ」、「通行止め」等段階的に切り換えるようにすれば、冠水の状況に応じた警報を車両3の運転者に報知でき、注意を喚起することができる。
この発明の実施の形態1に係る冠水検知システムの構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る冠水検知システムにおける超音波水位計の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態2に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態3に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態4に係る冠水検知システムの構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態4に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態5に係る冠水検知システムの構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態5に係る冠水検知システムの動作を説明するフロー図である。
符号の説明
1 超音波水位計、1a 超音波発信器、1b 超音波受信器、1c 制御部、2 道路、3 車両、4 処理装置、5 サーバ、6 監視事務所(監視センター)、7 気象データベース、8 表示板、9 監視カメラ。

Claims (9)

  1. 道路の冠水監視位置の上方で車両の走行の障害とならない、かつ、水没しない位置に設置され、超音波発信器から発せられた超音波が該冠水監視位置で反射されて超音波受信器に受信されるまでの時間から該冠水監視位置の水位を計測する水位計と、
    上記水位計で計測された計測水位を取り込み、該計測水位が基準水位より大きいか否かにより冠水発生を検知し、冠水発生を検知したときに冠水発生データを監視センターに送信する処理装置とを備えていることを特徴とする冠水検知システム。
  2. 上記水位計は、所定の計測回数毎に計測水位の平均水位を上記処理装置に出力するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の冠水検知システム。
  3. 上記平均水位は、計測水位の最大値および最小値を除いて算出されることを特徴とする請求項2記載の冠水検知システム。
  4. 上記平均水位の前回値に対する変化量が最大水位変位量より大きい場合には、上記処理装置は冠水発生の検知動作を行わないように構成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の冠水検知システム。
  5. 上記平均水位が最大水位より大きい場合には、上記処理装置は冠水発生の検知動作を行わないように構成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に記載の冠水検知システム。
  6. 上記処理装置は、気象データベースに接続され、上記冠水監視位置の近傍の降雨情報から該冠水監視位置での降雨の有無を推定・判定し、降雨有りと判定したときに、冠水発生の検知動作を行うように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の冠水検知システム。
  7. 冠水警告表示板を備え、上記処理装置が冠水発生を検知したときに、該冠水警告表示板に冠水警告表示を行わせるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の冠水検知システム。
  8. 上記冠水監視位置を撮影する冠水監視カメラを備え、上記処理装置が冠水発生を検知したときに、該冠水監視カメラを動作させ、冠水状態の画像を上記監視センターに送信するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の冠水検知システム。
  9. 上記処理装置は、上記水位計から取り込んだ上記計測水位を上記監視センターに送信するように構成されていることを請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の冠水検知システム。
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