JP5885795B1 - 冠水警報表示システム - Google Patents

冠水警報表示システム Download PDF

Info

Publication number
JP5885795B1
JP5885795B1 JP2014176617A JP2014176617A JP5885795B1 JP 5885795 B1 JP5885795 B1 JP 5885795B1 JP 2014176617 A JP2014176617 A JP 2014176617A JP 2014176617 A JP2014176617 A JP 2014176617A JP 5885795 B1 JP5885795 B1 JP 5885795B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
water level
pump
drainage
road
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014176617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016051352A (ja
Inventor
孝敏 河合
孝敏 河合
徹 榎本
徹 榎本
岡田 光正
光正 岡田
雅一 倉持
雅一 倉持
Original Assignee
町田市
株式会社オージ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 町田市, 株式会社オージ filed Critical 町田市
Priority to JP2014176617A priority Critical patent/JP5885795B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5885795B1 publication Critical patent/JP5885795B1/ja
Publication of JP2016051352A publication Critical patent/JP2016051352A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】集中豪雨等によって道路が冠水した場合に、運転手等にその状態を知らせる表示装置において、水位等の測定装置、制御装置および警報表示装置等のそれぞれを配線連結しなければならないために、それらの設置工事は、電線設置工事や道路工事を含み長い工事時間と交通規制が必要となると共に多大な工事費用がかかることになり、そのために設置が進まず、道路冠水時の交通の障害発生を防ぐことができないという問題がある。【解決手段】本発明は、側溝等に接続して設けられている排水用の貯水タンク内に水位計を設置し、さらにその貯水タンクに設けてあるポンプを利用し、その水位計の計測水位に基づいてポンプを駆動し、その駆動状態をポンプ制御盤の制御器で検出し、検知結果を制御器を介して無線によって道路両側に設置した表示器に伝え、その表示器に冠水警報、大雨冠水、通行止め等の警報を電光表示するようにしたことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、集中豪雨等によって生じる道路等における冠水状況を通行する車に警報として表示するシステムに関する。
ゲリラ豪雨等によって電車のガード下や道路のアンダーパス等で発生する冠水に対して、冠水を検出するためのセンサーによって検知してその状態を走行する車両に警報として知らせる表示装置が開発されている(例えば、特許文献1〜2)。
特開2012−141840号公報 特開2011−113185号公報
しかしながら、これら従来の装置によると、水位等の測定装置、制御装置および警報表示装置等を配線連結しなければならず、その電線設置工事には道路工事を含むことになり長い工事時間と交通規制が必要となると共に多大な工事費用がかかるために設置が進まず、道路冠水時の交通の障害発生を防ぐことができないという問題がある。
そこで、本発明は、道路の冠水状況を逐次監視かつ表示して走行不能な冠水状態を走行する車両に事前に知らせることができる容易に設置可能な装置を提供することを目的とする。
そこで本発明は、側溝等に接続して設けられている排水用の貯水タンクを利用し、その貯水タンク内に水位計を設置し、さらにその貯水タンクに設けてあるポンプを利用し、その水位計の計測水位に基づいてポンプを駆動し、そのポンプの駆動状態を制御器で検知し、検知結果を制御器を介して無線によって道路両側に設置した表示器に伝え、その表示器に冠水警報、大雨冠水、通行止め等の警報を光電表示するようにしたことを特徴とする。
すなわち、本発明は、道路の出水状態を検知する制御器と走行する車に警報を伝える表示器とを無線によって連結し、制御器から表示器に水位情報を逐次発信してそれを逐次表示することができるようにした装置である。
本発明の実施例を説明する。
一般に、側溝等には所定個所に排水用の貯水タンクが接続して設けてある。
この貯水タンクに、水位計1を設け、排水用のポンプ2が接続設置されている。このポンプ2は通常2個設置されており、タンク内に溜まった水が許容量を超えるとポンプが作動して近くの川に放水するようになっている。放水は、まず1番目のポンプが駆動し、さらにタンク内への流入が増すと2番目のポンプが駆動するようになる。
なお、側溝の近くに貯水タンクの設置がない場合は、冠水警報表示装置を設置したい場所(例えば、冠水し易いアンダーパス等)の近くに側溝等に接続する貯水槽を設け、その貯水槽内に水位計を設け、ポンプを接続したものでもよい。
ポンプ2は制御器3を内蔵するポンプ制御盤4に接続しており、ポンプ2の駆動状態を制御器3に信号発信し、制御器3はそれら信号をアンテナ5を介して外部発信できるようにしてある。
この制御器3は、ポンプ制御盤4内のセンサーからの信号に従い、「冠水警報」、「大雨冠水」「通行止め」等の表示を後述する表示器6に送信して表示指示する。なお、制御器には「冠水警報」、「大雨冠水」「通行止め」等の表示を手動で指示するスイッチを設けておくこともできる。
6は表示器であり、道路の左右にそれぞれ配置されており、左右を通行する双方向の車両にそれぞれの表示器6が見えるようになっている。
2個の表示器6にはそれぞれ制御器7を介して文字による表示を行う電光表示部8があり、さらに電光表示部8以外に赤色回転灯等による注意喚起灯9も組み込まれている。
10アンテナであり、ポンプ制御盤4のアンテナ5と信号を送受信する。この表示器6は、従来から設置されているプリンカーライトの上部等に取り付けてもよい。
上記ポンプ制御盤4および表示器6はそれぞれ独立した電源に接続されている。電源は交流電源が一般的であるが、太陽光発電源等の再生可能エネルギー電源でもよい。
以上の構成による表示装置の動作を説明する。
集中豪雨等によって側溝からの水が貯水タンク内に水が流入して水位が上昇した場合、水位計1が水の上昇を検出し、タンク内に溜まった水が一定値に達すると、水位計1からの信号によって、まず第1のポンプ2が駆動されて排水が行われる。
そこで、水位計1からの排水量が一定量、本実施例ではポンプ2が作動を始めると、ポンプ2の駆動をポンプ制御盤4のセンサーから制御器3に伝え、制御器3による制御信号をアンテナ5から発信し、その信号を表示器6がアンテナ10を介して受信する。
なお、通常時は、制御器3は電波状態を確認するために、60秒ごとに消灯指示を各表示器6に送信し続け、表示器6は、その消灯指示を制御器7を介して消灯し、肯定応答を返信する(図3)。
この制御器3からの信号は、ポンプ2の駆動状態をポンプ制御盤4のセンサーから制御器3によって検知される。本実施例では、水位が高まって2個目のポンプが1個目のポンプと同時に駆動を始めると、同時運転接点信号または貯水タンクの満水を示す異常高水位接点信号が制御器3によって発せられ、アンテナ5、10を介して表示器6に送信され、表示器6の制御器7を介して電光表示部8に「冠水警報」の表示を行う(図4)。同時に注意喚起灯9も点灯する。
なお、同時運転接点信号または貯水タンクの満水を示す異常高水位接点信号がOFF後5分間は冠水警報の表示を続ける。
上記のごとく制御器3はポンプ制御盤4のセンサーから同時運転接点信号または貯水タンクの満水を示す異常高水位接点信号を受信するかもしくは制御器の冠水警報ボタン11が押下されると、表示器6に冠水警報の表示指示と消灯指示とを0.5秒毎に交互に送信し続ける。
2つの表示器6は、それぞれ冠水警報表示指示を受信すると制御器7を介して電光表示部8に冠水警報を表示、また消灯指示を受信すると消灯を、それぞれ行い、肯定応答を返信する(図4)。
つぎに、制御器3はポンプ制御盤4のセンサーからさらに異常高水位接点信号を受信し続けるか制御器の通行止めボタン12が押下されると、2つの表示器6に大雨冠水の表示指示と通行止めの表示指示を1秒毎に交互に送信し続ける。
表示器6は、大雨冠水表示指示を受信すると制御器7を介して電光表示部8に大雨冠水および通行止めを交互表示し、肯定応答を返信する。表示器6は大雨冠水と通行止めを1秒毎に交互に表示する(図5)。
以上説明した本発明の冠水警報システムによると、集中豪雨等による、アンダーパス等における冠水に際して、道路わき左右に設置した表示器に冠水警報、大雨冠水、通行止め等の表示を電光表示することにより、ドライバーへの注意喚起および交通規制を行うことができる。
さらに、測定部であるポンプ制御盤と道路わきの表示部とを無線によって接続するようにしたことにより、測定部と表示部とを結ぶ配線工事を不要として工事期間の短縮および工事費の大幅な削減を図ることができる。
また、使用する無線は、微弱無線でよいために通信費が不要となり、しかも制御器は双方向通信としたことにより、表示部の故障検知を行うことができる。
さらに、ポンプ制御盤と表示部との無線接続を双方向通信としたことにより、故障の発見も容易であり、安全で確実な冠水表示装置を構築することができる。
また、電光表示部にLEDを使用することにより低消費電力でしかも耐久性を有する表示装置となる。
電光表示部と共に注意喚起等を点灯することにより、昼夜を問わず運転手に的確に表示することが可能となる。
ポンプ制御盤の回路ブロック図 表示器の回路ブロック図 動作説明図 動作説明図 動作説明図
1 水位計
2 ポンプ
3 制御器
4 ポンプ制御盤
5 アンテナ
6 表示器
7 制御器
8 電光表示部
9 注意喚起灯
10 アンテナ
11 冠水警報ボタン
12 通行止めボタン

Claims (1)

  1. 道路の側溝に接続して設けた貯水タンク内に2台の排水用ポンプおよび水位計を設け、水位計の水量に基づいてそれぞれの排水ポンプは駆動し、駆動した排水ポンプの駆動状態をポンプ制御盤の制御器で検出し、その検知結果を制御器を介して無線によって道路両側に設置した表示器に信号を伝え、その表示器に冠水警報、大雨冠水、通行止め等を警報として電光表示するようにし、一定量の排水量になると1台目の排水用ポンプが作動をはじめ、その駆動をポンプ制御盤のセンサーから制御器に伝え、制御器による制御信号を表示器に伝え、水位がさらに高まって2台目の排水用ポンプが1台目の排水用ポンプと共に駆動を始めたあとに、排水ポンプ2台の同時運転接点信号および異常高水位接点信号が制御器によって発信され、表示器に送信して冠水警報等の電光表示を行うようにしたことを特徴とする冠水警報表示システム。
JP2014176617A 2014-08-29 2014-08-29 冠水警報表示システム Active JP5885795B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014176617A JP5885795B1 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 冠水警報表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014176617A JP5885795B1 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 冠水警報表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5885795B1 true JP5885795B1 (ja) 2016-03-15
JP2016051352A JP2016051352A (ja) 2016-04-11

Family

ID=55457051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014176617A Active JP5885795B1 (ja) 2014-08-29 2014-08-29 冠水警報表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5885795B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108803510A (zh) * 2018-05-31 2018-11-13 武汉理工大学 泵站自动化监控系统
CN112593613A (zh) * 2019-12-30 2021-04-02 西安金路交通工程科技发展有限责任公司 城市内涝灾害下交通网络韧性承载力评估方法
CN114419901A (zh) * 2022-01-27 2022-04-29 中国第一汽车股份有限公司 一种积水预警方法、装置、电子设备和存储介质

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018152664A1 (zh) * 2017-02-21 2018-08-30 深圳双创科技发展有限公司 一种应用于户外显示屏的水位示警系统及方法
CN109448382B (zh) * 2018-12-20 2021-10-26 天地伟业技术有限公司 一种道路积水深度监测预警方法
CN113710029B (zh) * 2021-08-27 2023-04-11 河北鹏博通信设备有限公司 一种具有防汛警示功能的通信用户外机柜

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005156460A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Mitsubishi Electric Corp 冠水検知システム
JP2008033394A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Seiko Epson Corp 道路標識システム
JP2008181458A (ja) * 2007-01-26 2008-08-07 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視システム
JP2013032999A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Fujitsu Ltd 冠水監視装置及び冠水監視システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005156460A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Mitsubishi Electric Corp 冠水検知システム
JP2008033394A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Seiko Epson Corp 道路標識システム
JP2008181458A (ja) * 2007-01-26 2008-08-07 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視システム
JP2013032999A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Fujitsu Ltd 冠水監視装置及び冠水監視システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108803510A (zh) * 2018-05-31 2018-11-13 武汉理工大学 泵站自动化监控系统
CN112593613A (zh) * 2019-12-30 2021-04-02 西安金路交通工程科技发展有限责任公司 城市内涝灾害下交通网络韧性承载力评估方法
CN114419901A (zh) * 2022-01-27 2022-04-29 中国第一汽车股份有限公司 一种积水预警方法、装置、电子设备和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016051352A (ja) 2016-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5885795B1 (ja) 冠水警報表示システム
US3891979A (en) Road condition monitoring devices
US20170352266A1 (en) Advanced flood gauge
US20210302268A1 (en) System and method for monitoring hydrogeological risk
CN202766986U (zh) 道路积水光电一体化警告装置
CN202614324U (zh) 涵洞水位检测报警装置
KR100913353B1 (ko) 해양 시설물의 상태 모니터링 시스템
US20130271284A1 (en) High Water Warning Device
KR101101257B1 (ko) 적외선 센서를 이용한 역주행 방지 시스템의 전원공급장치
JP2012141840A (ja) 突発浸水リスク回避システムおよび方法
KR101223093B1 (ko) 도로 안전운전 표시장치
CN102817331B (zh) 积水路段自动感应预警标志
TWI531781B (zh) 水位偵測警示裝置
CN202814487U (zh) 一种路面积水自动报警装置
KR20110120087A (ko) 차량의 접근 경고장치
CN203443629U (zh) 一种道路桥梁水位监控系统
CN207425128U (zh) 一种路口预警系统
CN215006928U (zh) 一种物联网太阳能预警灯
JP3243810U (ja) 冠水検知・警告システム
KR20170081857A (ko) 차도에서 안전확보를 위한 경고장치
CN112304368A (zh) 一种具有倒伏预警和漏电检测功能的智慧路灯杆
KR101027684B1 (ko) 차량 높이 단속용 전광판
CN108099605A (zh) 一种电动三轮车超速报警装置
KR100978212B1 (ko) 수평유지 바를 이용한 수위계측기
KR20100005870U (ko) 궤도 회로 및 전원장치를 이용한 노반 자동감시 및 경보시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5885795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250