JP2005156364A - 可燃性ガス検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 接触燃焼式ガス検出部380及び熱伝導式ガス検出部390を採用して、水素ガス濃度が通常監視ガス濃度未満にあるとき、接触燃焼式ガス検出部380の発熱抵抗体330への通電を行うことなく、熱伝導式ガス検出部390がその発熱抵抗体330への通電のもと水素ガス濃度を監視する。そして、水素ガス濃度が上記通常監視ガス濃度以上になると、接触燃焼式ガス検出部380がその発熱抵抗体330への通電のもと水素ガス濃度を検出する。
【選択図】 図7
Description
通電されたとき熱を生じる発熱抵抗体(330、211)と、この発熱抵抗体(以下、接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体ともいう)の熱に基づき可燃性ガスを燃焼させる触媒(370)とを有し、可燃性ガスの燃焼熱に応じて変化する接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき可燃性ガスの濃度を検出する接触燃焼式ガス検出部(380)と、
通電されたとき熱を生じる他の発熱抵抗体(330、221)を有し、この発熱抵抗体(以下、熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体ともいう)の熱に対する可燃性ガスの熱伝導による吸収に応じて変化する熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき可燃性ガスの濃度を検出する熱伝導式ガス検出部(390)と、
この熱伝導式ガス検出部の検出でもって可燃性ガスの濃度を監視するように熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御し、熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度の所定の監視ガス濃度範囲内への増大に応じて接触燃焼式ガス検出部により可燃性ガスの濃度を検出するように接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御する制御手段(250、400、410、411、420、421)とを備える。
ガス検出素子は、
半導体基板(310)と、この半導体基板の表面に形成される絶縁層(320)と、この絶縁層の表面に互いに間隔をおいて形成される複数の発熱抵抗体(330、211、221)と、これら複数の発熱抵抗体を覆うように絶縁層の表面に形成される絶縁保護層(350)と、この絶縁保護層の表面のうち複数の発熱抵抗体のうち一つの発熱抵抗体(330、211)に対応する部位に形成される触媒(370)とを有し、半導体基板のうち複数の発熱抵抗体の各々に対応する部位にそれぞれ凹部(311)を形成して、
上記一つの発熱抵抗体(以下、接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体ともいう)がその通電により熱を生じたときこの熱に基づき触媒により可燃性ガスを燃焼させることで当該可燃性ガスの燃焼熱に応じて変化する接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき可燃性ガスの濃度を検出する接触燃焼式ガス検出部(380)と、
複数の発熱抵抗体のうち他の一つの発熱抵抗体(330、221)がその通電により熱を生じたときこの熱に対する可燃性ガスの熱伝導による吸収に応じて変化する上記他の一つの発熱抵抗体(以下、熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体ともいう)の抵抗値に基づき可燃性ガスの濃度を検出する熱伝導式ガス検出部(390)とを構成してなり、
制御手段は、熱伝導式ガス検出部の検出でもって可燃性ガスの濃度を監視するように熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御し、熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度の所定の監視ガス濃度範囲内への増大に応じて接触燃焼式ガス検出部により可燃性ガスの濃度を検出するように前記接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御する。
熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度が上記監視ガス濃度範囲内の通常監視ガス濃度(α)に増大したとき接触燃焼式ガス検出部により可燃性ガスの濃度を検出するように接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御する通電制御手段(410、411)と、
接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度が上記監視ガス濃度範囲内にて上記通常監視ガス濃度よりも高い危険監視ガス濃度(β)未満のとき接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の通電制御を停止する通電制御停止手段(420、400)と、
熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度或いは接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度を出力するガス濃度出力手段(420、421)とを備えて、
通電制御手段は、通電制御停止手段による通電制御停止に伴い、熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御することを特徴とする。
通電制御停止手段は、接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度が上記危険監視ガス濃度未満か否かを判定する危険監視ガス濃度判定手段(420)を備えて、この危険監視ガス濃度判定手段による上記危険監視ガス濃度未満との判定に伴い、接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の通電制御を停止するようにしたことを特徴とする。
熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度を経時的に繰り返しサンプリングデータとしてサンプリングする熱伝導式ガス検出用サンプリング手段と、
この熱伝導式ガス検出用サンプリング手段による各サンプリングデータの平均値を算出して熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度として設定する熱伝導式ガス検出用算出手段と、
接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度を経時的に繰り返しサンプリングデータとしてサンプリングする接触燃焼式ガス検出用サンプリング手段と、
この接触燃焼式ガス検出用サンプリング手段による各サンプリングデータの平均値を算出し接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度として設定する接触燃焼式ガス検出用算出手段とを備えることを特徴とする。
通常監視ガス濃度判定手段が熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度の上記通常監視ガス濃度への増大と判定したとき熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体及び接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の双方を同時に通電制御する同時通電制御手段(411)と、
この同時通電制御手段による同時通電制御下にて熱伝導式ガス検出部及び接触燃焼式ガス検出部の各検出濃度に基づき触媒の劣化度合いが劣化許容限界値(γ)を超えて高くなっているか否かを判定する劣化度合い判定手段(430)と、
劣化度合い判定手段により触媒の劣化度合いが上記劣化許容限界値を超えて高くなっていると判定されたとき、触媒の劣化として出力する劣化出力手段(431)とを備えることを特徴とする。
ガス複合検出部は、
ガス複合検出用発熱抵抗体(330、211)及び触媒(370)を有し、上記ガス複合検出用発熱抵抗体がその通電により熱を生じたときこの熱に基づき触媒により可燃性ガスを燃焼させることで当該可燃性ガスの燃焼熱に応じて変化するガス複合検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき可燃性ガスの濃度を検出するように構成した接触燃焼式ガス検出部(380)と、
補償用発熱抵抗体(330、221)を有し、周囲環境に応じて変化する上記補償用発熱抵抗体の抵抗値に基づき接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度を補償する補償部(390)とを備え、
ガス単独検出部は、ガス単独検出用発熱抵抗体(510、281)を有し、このガス単独検出用発熱抵抗体がその通電により熱を生じたときこの熱に対する可燃性ガスの熱伝導による吸収に応じて変化する上記ガス単独検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき可燃性ガスの濃度を検出するように構成した熱伝導式ガス検出部であって、
制御手段は、ガス単独検出部の検出でもって可燃性ガスの濃度を監視するように上記ガス単独検出用発熱抵抗体を通電制御し、ガス単独検出部の検出ガス濃度の所定の監視ガス濃度範囲内への増大に応じてガス複合検出部により可燃性ガスの濃度を検出するように上記ガス複合検出用発熱抵抗体を通電制御する。
ガス検出素子(500)と、制御手段(440、410、414、420、421)とを備え、
ガス検出素子は、
半導体基板(310)と、この半導体基板の表面に形成される絶縁層(320)と、この絶縁層の表面に互いに間隔をおいて形成される複数の発熱抵抗体(330、510)と、これら各発熱抵抗体を覆うように絶縁層の表面に形成される絶縁保護層(350)と、この絶縁保護層の表面のうち複数の発熱抵抗体のうちの一つの発熱抵抗体(330、211)に対応する部位に形成される触媒(370)とを有し、半導体基板のうち各発熱抵抗体に対応する部位にそれぞれ凹部(311)を形成して、
上記一つの発熱抵抗体(以下、ガス複合検出用発熱抵抗体ともいう)がその通電により熱を生じたときこの熱に基づき触媒により可燃性ガスを燃焼させることで当該可燃性ガスの燃焼熱に応じて変化するガス複合検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき可燃性ガスの濃度を検出する接触燃焼式ガス検出部(380)と、周囲環境に応じて変化する複数の発熱抵抗体のうちの他の一つの発熱抵抗体(330、221)(以下、補償用発熱抵抗体(330、221)ともいう)の抵抗値に基づき接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度を補償する補償部(390)との双方でもって構成されるガス複合検出部(560)と、
複数の発熱抵抗体のうちその他の一つの発熱抵抗体(510、281)(以下、ガス単独検出用発熱抵抗体(510、281)ともいう)がその通電により熱を生じたときこの熱に対する可燃性ガスの熱伝導による吸収に応じて変化するガス単独検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき可燃性ガスの濃度を検出する熱伝導式ガス検出部からなるガス単独検出部(570)とを構成してなり、
制御手段は、ガス単独検出部の検出でもって可燃性ガスの濃度を監視するようにガス単独検出用発熱抵抗体を通電制御し、ガス単独検出部の検出ガス濃度の所定の監視ガス濃度範囲内への増大に応じてガス複合検出部により可燃性ガスの濃度を検出するようにガス複合検出用発熱抵抗体を通電制御する。
制御手段は、ガス単独検出部の検出ガス濃度が上記監視ガス濃度範囲内の通常監視ガス濃度(α)に増大したときガス複合検出部により可燃性ガスの濃度を検出するようにガス複合検出用発熱抵抗体を通電制御する通電制御手段(410、414)と、
ガス複合検出部の検出ガス濃度が上記監視ガス濃度範囲内にて上記通常監視ガス濃度よりも高い危険監視ガス濃度(β)未満のときガス複合検出用発熱抵抗体の通電制御を停止する通電制御停止手段(420、440)と、
ガス単独検出部の検出ガス濃度或いはガス複合検出部の検出ガス濃度を出力するガス濃度出力手段(420、421)とを備えて、
通電制御手段は、通電制御停止手段による通電制御停止に伴い、ガス単独検出用発熱抵抗体を通電制御することを特徴とする。
通電制御手段は、ガス単独検出部の検出ガス濃度が上記通常監視ガス濃度に増大したか否かを判定する通常監視ガス濃度判定手段(410)を備えて、この通常監視ガス濃度判定手段による上記通常監視ガス濃度への増大との判定に伴い、ガス複合検出用発熱抵抗体を通電制御し、
通電制御停止手段は、ガス複合検出部の検出ガス濃度が上記危険監視ガス濃度未満か否かを判定する危険監視ガス濃度判定手段(420)を備えて、この危険監視ガス濃度判定手段による上記危険監視ガス濃度未満との判定に伴い、ガス複合検出用発熱抵抗体の通電制御を停止するようにしたことを特徴とする。
ガス単独検出部の検出ガス濃度を経時的に繰り返しサンプリングデータとしてサンプリングするガス単独検出用サンプリング手段(450)と、
このガス単独検出用サンプリング手段による各サンプリングデータの平均値を算出してガス単独検出部の検出ガス濃度として設定するガス単独検出用算出手段(460)と、
ガス複合検出部の検出ガス濃度を経時的に繰り返しサンプリングデータとしてサンプリングするガス複合検出用サンプリング手段(470)と、
このガス複合検出用サンプリング手段による各サンプリングデータの平均値を算出しガス複合検出部の検出ガス濃度として設定するガス複合検出用算出手段(480)とを備えることを特徴とする。
通常監視ガス濃度判定手段がガス単独検出部の検出ガス濃度が上記通常監視ガス濃度に増大したと判定したときガス複合検出用発熱抵抗体を同時に通電制御する同時通電制御手段(414)と、
この同時通電制御手段による同時通電制御下にてガス複合検出部及びガス単独検出部の各検出濃度に基づき触媒の劣化度合いが劣化許容限界(γ)を超えて高くなっているか否かを判定する劣化度合い判定手段(430)と、
前記劣化度合い判定手段が前記触媒の劣化度合いが上記劣化許容限界値を超えて高くなっていると判定したとき、前記触媒の劣化を出力する劣化出力手段(431)とを備えることを特徴とする。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明に係る可燃性ガス検出装置の第1実施形態を示しており、この可燃性ガス検出装置は、例えば、燃料電池から漏れる水素ガスの濃度を検出するのに用いられる。
(1)各絶縁層320の形成工程
珪素からなる半導体基板310を準備する(図8参照)。この半導体基板310を洗浄した上で当該半導体基板310に熱酸化処理を施す。これにより、半導体基板310の表裏面が上下両側の酸化珪素膜(SiO2膜)としてそれぞれ100(nm)の厚さにて形成される。ついで、半導体基板310の上下両側の各酸化珪素膜に減圧CVD法により上下両側の各窒化珪素膜(Si3N4膜)をそれぞれ積層して200(nm)の厚さにて形成する。
(2)各発熱抵抗体330及び各配線膜340の形成工程
上述のように各絶縁層320を形成した後、温度300(℃)の雰囲気内において、下側タンタル膜(Ta膜)を20(nm)の厚さにて上側絶縁層320の表面にスパッタリングにより形成し、ついで、白金膜(Pt膜)を300(nm)の厚さにて上記下側タンタル膜にスパッタリングにより積層状に形成し、さらに、上側タンタル膜を当該白金膜に20(nm)の厚さにてスパッタリングにより積層状に形成する。なお、上記下側タンタル膜は、上記白金膜の上側絶縁層320との密着強度を高める役割をもつ。
(3)絶縁保護層350の形成工程
上述のように各発熱抵抗体330及び各配線膜340を形成した後、酸化珪素層(SiO2層)を、プラズマCVD法により、各発熱抵抗体330及び各配線膜340を覆うようにして上側絶縁層320の表面上に100(nm)の厚さにて形成する。さらに、当該酸化珪素層上に、窒化珪素層(Si3N4層)を、減圧CVD法により、200(nm)の厚さにて積層状に形成する。これらの形成は、絶縁層320や配線膜340のプロセス温度に比べて、低温のプロセスでなされる。
(4)各電極膜360の形成工程
上述のように絶縁保護層350を形成した後、クロム膜(Cr膜)を20(nm)の厚さにて絶縁保護層350にスパッタリングにより層状に形成し、ついで、このクロム膜上に、金膜(Au膜)を600(nm)の厚さにてスパッタリングにより積層状に形成する。
(5)各凹部311の形成工程
上述のように各電極膜360を形成した後、下側絶縁層320のうち左右両側発熱抵抗体330に対応する各部位を、エッチングにより除去し、ついで、この除去部位に対応する半導体基板310の各部位を水酸化テトラメチルアンモニウムを用いてエッチングにより除去して、上側絶縁層320のうち各発熱抵抗体330に対応する部位を外方に露呈させる。これにより、左右両側凹部311が、図12にて示すごとく、半導体基板310及び下側絶縁層320のうち各発熱抵抗体330に対応する各部位に形成される。
(6)触媒膜370の形成工程
上述のように各凹部311を形成した後、アルミナ(Al2O3)にパラジウム(Pd)を担持させてなるペーストを、保護絶縁層350の表面のうち左側発熱抵抗体330に対応する表面部にスクリーン印刷し、所定の焼成条件にて焼成する。これにより、触媒膜370が、図13にて示すごとく、保護絶縁層350の表面のうち左側発熱抵抗体330に対応する表面部に形成される。以上のような工程を経て、ガス検出素子300が製造される。
(第2実施形態)
図16は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べたフローチャート(図14参照)の一部が図16にて示すフローチャートのごとく変更されている。その他の構成は上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図17〜図29は、本発明の第3実施形態の要部を示している。この第3実施形態では、ガス検出素子500が、上記第1実施形態にて述べたガス検出素子300に代えて、採用されている(図17及び図18参照)。
このようにして平均電位差SAが算出されると、次のステップ401において、検出水素ガス濃度Sが、S=SAとして設定されるとともに、当該可燃性ガス検出装置の検出ガス濃度出力としてマイクロコンピュータ260から上記外部回路に出力される。然る後、ステップ410において、検出水素ガス濃度S=SAが上記第1実施形態にて述べた閾値α以上か否かが判定される。
このようにして平均電位差SBが算出されると、ステップ420において、上記第1実施形態にて述べた閾値β以上か否かが判定される。現段階において、SB<βが成立すれば、ステップ420においてNOと判定される。
(第4実施形態)
図30は、本発明の第4実施形態の要部を示している。この第4実施形態では、上記第3実施形態にて述べたフローチャート(図29参照)の一部が図30にて示すフローチャートのごとく変更されている。その他の構成は上記第3実施形態と同様である。
(1)各ブリッジ回路210、220、280には、マイクロコンピュータ260からの制御電圧に代えて、直流電源の直流電圧を電源電圧として印加するようにしてもよい。
(2)発熱抵抗体330及び配線膜340の形成材料としては、高温において化学的耐久性が高く、かつ温度抵抗係数が大きいことが望ましい。このような条件を満たす金属としては、上述した白金に限らず、ニッケル(Ni)−クロム(Cr)が挙げられる。
(3)触媒膜370の形成材料としては、上記実施形態にて述べた触媒成分のパラジウム(Pd)を担体成分のアルミナ(Al2O3)に担持させたものに限ることなく、当該触媒成分を、例えば、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)やルテニウム(Ru)としてもよい。また、当該担体成分を、例えば、酸化珪素(SiO2)、酸化マグネシウム(MgO)やジルコニア(ZrO2)としてもよい。
(4)触媒膜370の形成は、コンタクトホールや電極膜の形成前に行ってもよい。
(5)水素ガスに限らず、都市ガス等の可燃性ガスの濃度検出や当該ガスの漏洩検出に本発明を適用してもよい。特に、湿度の変動が大きい場所や触媒膜を劣化させる可燃性ガス雰囲気において、可燃性ガスを検出するのに本発明を適用してもよい。
(6)上記第1実施形態において、ステップ400(図14参照)の処理後、上記第3実施形態にて述べたステップ450でのサンプリング処理及びステップ460での平均電位差SAの算出処理(図29参照)を行った上で、ステップ401において、S=平均電位差SAと設定するようにしてもよい。これにより、上記第1実施形態において、上記第3実施形態におけるステップ450〜ステップ401の処理による効果と実質的に同様の効果が達成され得る。
(7)通常監視ガス濃度は、水素ガスの下限爆発濃度の4分の1以下の濃度であり、また、上記危険監視ガス濃度は、上記下限爆発濃度の4分の1を超え当該下限爆発濃度の2分の1以下であってもよい。また、このようなことは、水素ガスに限らず、可燃性ガスにおいて、同様に適用してもよい。
(8)上記第1或いは第2の実施形態における熱伝導式ガス検出部390の数は複数であってもよく、これに合わせて、半導体基板310に上側絶縁層320を介し形成する発熱抵抗体の数を増大させればよい。また、前記第3或いは第4の実施形態におけるガス複合検出部560の熱伝導式ガス検出部或いはガス単独検出部350は複数であってもよく、これに合わせて、半導体基板310に上側絶縁層320を介し形成する発熱抵抗体の数を増大させればよい。
(9)上記第3実施形態にて述べたガス複合検出部560の右側発熱抵抗体330(図18にて図示左右中央の発熱抵抗体330)上に、保護絶縁層350を介し、触媒膜370と同様の熱容量を有する不活性膜を形成することで、ガス複合検出部560の補償部としてもよい。
260…マイクロコンピュータ、270…演算増幅回路、
300、500…ガス検出素子、310…半導体基板、311…凹部、
320…絶縁層、350…絶縁保護層、370…触媒膜、
380…接触燃焼式ガス検出部、390…熱伝導式ガス検出部、
560…ガス複合検出部、570…ガス単独検出部、α、β、γ…閾値。
Claims (15)
- 通電されたとき熱を生じる発熱抵抗体と、この発熱抵抗体(以下、接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体ともいう)の熱に基づき可燃性ガスを燃焼させる触媒とを有し、前記可燃性ガスの燃焼熱に応じて変化する前記接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき前記可燃性ガスの濃度を検出する接触燃焼式ガス検出部と、
通電されたとき熱を生じる他の発熱抵抗体を有し、この発熱抵抗体(以下、熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体ともいう)の熱に対する前記可燃性ガスの熱伝導による吸収に応じて変化する前記熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき前記可燃性ガスの濃度を検出する熱伝導式ガス検出部と、
この熱伝導式ガス検出部の検出でもって前記可燃性ガスの濃度を監視するように前記熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御し、前記熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度の所定の監視ガス濃度範囲内への増大に応じて前記接触燃焼式ガス検出部により前記可燃性ガスの濃度を検出するように前記接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御する制御手段とを備える可燃性ガス検出装置。 - ガス検出素子と、制御手段とを備え、
前記ガス検出素子は、
半導体基板と、この半導体基板の表面に形成される絶縁層と、この絶縁層の表面に互いに間隔をおいて形成される複数の発熱抵抗体と、これら複数の発熱抵抗体を覆うように前記絶縁層の表面に形成される絶縁保護層と、この絶縁保護層の表面のうち前記複数の発熱抵抗体のうち一つの発熱抵抗体に対応する部位に形成される触媒とを有し、前記半導体基板のうち前記複数の発熱抵抗体の各々に対応する部位にそれぞれ凹部を形成して、
前記一つの発熱抵抗体(以下、接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体ともいう)がその通電により熱を生じたときこの熱に基づき前記触媒により可燃性ガスを燃焼させることで当該可燃性ガスの燃焼熱に応じて変化する前記接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき前記可燃性ガスの濃度を検出する接触燃焼式ガス検出部と、
前記複数の発熱抵抗体のうち他の一つの発熱抵抗体がその通電により熱を生じたときこの熱に対する前記可燃性ガスの熱伝導による吸収に応じて変化する前記他の一つの発熱抵抗体(以下、熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体ともいう)の抵抗値に基づき前記可燃性ガスの濃度を検出する熱伝導式ガス検出部とを構成してなり、
前記制御手段は、前記熱伝導式ガス検出部の検出でもって前記可燃性ガスの濃度を監視するように前記熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御し、前記熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度の所定の監視ガス濃度範囲内への増大に応じて前記接触燃焼式ガス検出部により前記可燃性ガスの濃度を検出するように前記接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御するようにした可燃性ガス検出装置。 - 前記制御手段は、
前記熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度が前記監視ガス濃度範囲内の通常監視ガス濃度に増大したとき前記接触燃焼式ガス検出部により前記可燃性ガスの濃度を検出するように前記接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御する通電制御手段と、
前記接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度が前記監視ガス濃度範囲内にて前記通常監視ガス濃度よりも高い危険監視ガス濃度未満のとき前記接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の通電制御を停止する通電制御停止手段と、
前記熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度或いは前記接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度を出力するガス濃度出力手段とを備えて、
前記通電制御手段は、前記通電制御停止手段による通電制御停止に伴い、前記熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御することを特徴とする請求項1或いは2に記載の可燃性ガス検出装置。 - 前記通電制御手段は、前記熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度が前記通常監視ガス濃度に増大したか否かを判定する通常監視ガス濃度判定手段を備えて、この通常監視ガス濃度判定手段による前記通常監視ガス濃度への増大との判定に伴い、前記接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体を通電制御し、
前記通電制御停止手段は、前記接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度が前記危険監視ガス濃度未満か否かを判定する危険監視ガス濃度判定手段を備えて、この危険監視ガス濃度判定手段による前記危険監視ガス濃度未満との判定に伴い、前記接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の通電制御を停止するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の可燃性ガス検出装置。 - 前記制御手段は、
前記熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度を経時的に繰り返しサンプリングデータとしてサンプリングする熱伝導式ガス検出用サンプリング手段と、
この熱伝導式ガス検出用サンプリング手段による各サンプリングデータの平均値を算出して前記熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度として設定する熱伝導式ガス検出用算出手段と、
前記接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度を経時的に繰り返しサンプリングデータとしてサンプリングする接触燃焼式ガス検出用サンプリング手段と、
この接触燃焼式ガス検出用サンプリング手段による各サンプリングデータの平均値を算出し前記接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度として設定する接触燃焼式ガス検出用算出手段とを備えることを特徴とする請求項4に記載の可燃性ガス検出装置。 - 前記制御手段は、
前記通常監視ガス濃度判定手段が前記熱伝導式ガス検出部の検出ガス濃度の前記通常監視ガス濃度への増大と判定したとき前記熱伝導式ガス検出用発熱抵抗体及び接触燃焼式ガス検出用発熱抵抗体の双方を同時に通電制御する同時通電制御手段と、
この同時通電制御手段による同時通電制御下にて前記熱伝導式ガス検出部及び接触燃焼式ガス検出部の各検出濃度に基づき前記触媒の劣化度合いが劣化許容限界値を超えて高くなっているか否かを判定する劣化度合い判定手段と、
前記劣化度合い判定手段により前記触媒の劣化度合いが前記劣化許容限界値を超えて高くなっていると判定されたとき、前記触媒の劣化として出力する劣化出力手段とを備えることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の可燃性ガス検出装置。 - 前記劣化度合い判定手段は、前記接触燃焼式ガス検出部の検出濃度の前記熱伝導式ガス検出部の検出濃度に対する比を前記劣化許容限界値と比較することで、前記触媒の劣化度合いが前記劣化許容限界値に達しているか否かを判定するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の可燃性ガス検出装置。
- ガス複合検出部と、ガス単独検出部と、制御手段とを備え、
前記ガス複合検出部は、
ガス複合検出用発熱抵抗体及び触媒を有し、前記ガス複合検出用発熱抵抗体がその通電により熱を生じたときこの熱に基づき前記触媒により可燃性ガスを燃焼させることで当該可燃性ガスの燃焼熱に応じて変化する前記ガス複合検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき前記可燃性ガスの濃度を検出するように構成した接触燃焼式ガス検出部と、
補償用発熱抵抗体を有し、周囲環境に応じて変化する前記補償用発熱抵抗体の抵抗値に基づき前記接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度を補償する補償部とを備え、
前記ガス単独検出部は、ガス単独検出用発熱抵抗体を有し、このガス単独検出用発熱抵抗体がその通電により熱を生じたときこの熱に対する前記可燃性ガスの熱伝導による吸収に応じて変化する前記ガス単独検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき前記可燃性ガスの濃度を検出するように構成した熱伝導式ガス検出部であって、
前記制御手段は、前記ガス単独検出部の検出でもって前記可燃性ガスの濃度を監視するように前記ガス単独検出用発熱抵抗体を通電制御し、前記ガス単独検出部の検出ガス濃度の所定の監視ガス濃度範囲内への増大に応じて前記ガス複合検出部により前記可燃性ガスの濃度を検出するように前記ガス複合検出用発熱抵抗体を通電制御するようにした可燃性ガス検出装置。 - ガス検出素子と、制御手段とを備え、
前記ガス検出素子は、
半導体基板と、この半導体基板の表面に形成される絶縁層と、この絶縁層の表面に互いに間隔をおいて形成される複数の発熱抵抗体と、これら各発熱抵抗体を覆うように前記絶縁層の表面に形成される絶縁保護層と、この絶縁保護層の表面のうち前記複数の発熱抵抗体のうちの一つの発熱抵抗体に対応する部位に形成される触媒とを有し、前記半導体基板のうち前記各発熱抵抗体に対応する部位にそれぞれ凹部を形成して、
前記一つの発熱抵抗体(以下、ガス複合検出用発熱抵抗体ともいう)がその通電により熱を生じたときこの熱に基づき前記触媒により可燃性ガスを燃焼させることで当該可燃性ガスの燃焼熱に応じて変化する前記ガス複合検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき前記可燃性ガスの濃度を検出する接触燃焼式ガス検出部と、周囲環境に応じて変化する前記複数の発熱抵抗体のうちの他の一つの発熱抵抗体(以下、補償用発熱抵抗体ともいう)の抵抗値に基づき前記接触燃焼式ガス検出部の検出ガス濃度を補償する補償部との双方でもって構成されるガス複合検出部と、
前記複数の発熱抵抗体のうちその他の一つの発熱抵抗体(以下、ガス単独検出用発熱抵抗体ともいう)がその通電により熱を生じたときこの熱に対する前記可燃性ガスの熱伝導による吸収に応じて変化する前記ガス単独検出用発熱抵抗体の抵抗値に基づき前記可燃性ガスの濃度を検出する熱伝導式ガス検出部からなるガス単独検出部とを構成してなり、
前記制御手段は、前記ガス単独検出部の検出でもって前記可燃性ガスの濃度を監視するように前記ガス単独検出用発熱抵抗体を通電制御し、前記ガス単独検出部の検出ガス濃度の所定の監視ガス濃度範囲内への増大に応じて前記ガス複合検出部により前記可燃性ガスの濃度を検出するように前記ガス複合検出用発熱抵抗体を通電制御するようにした可燃性ガス検出装置。 - 前記制御手段は、前記ガス単独検出部の検出ガス濃度が前記監視ガス濃度範囲内の通常監視ガス濃度に増大したとき前記ガス複合検出部により前記可燃性ガスの濃度を検出するように前記ガス複合検出用発熱抵抗体を通電制御する通電制御手段と、
前記ガス複合検出部の検出ガス濃度が前記監視ガス濃度範囲内にて前記通常監視ガス濃度よりも高い危険監視ガス濃度未満のとき前記ガス複合検出用発熱抵抗体の通電制御を停止する通電制御停止手段と、
前記ガス単独検出部の検出ガス濃度或いは前記ガス複合検出部の検出ガス濃度を出力するガス濃度出力手段とを備えて、
前記通電制御手段は、前記通電制御停止手段による通電制御停止に伴い、前記ガス単独検出用発熱抵抗体を通電制御することを特徴とする請求項8或いは9に記載の可燃性ガス検出装置。 - 前記通電制御手段は、前記ガス単独検出部の検出ガス濃度が前記通常監視ガス濃度に増大したか否かを判定する通常監視ガス濃度判定手段を備えて、この通常監視ガス濃度判定手段による前記通常監視ガス濃度への増大との判定に伴い、前記ガス複合検出用発熱抵抗体を通電制御し、
前記通電制御停止手段は、前記ガス複合検出部の検出ガス濃度が前記危険監視ガス濃度未満か否かを判定する危険監視ガス濃度判定手段を備えて、この危険監視ガス濃度判定手段による前記危険監視ガス濃度未満との判定に伴い、前記ガス複合検出用発熱抵抗体の通電制御を停止するようにしたことを特徴とする請求項10に記載の可燃性ガス検出装置。 - 前記制御手段は、
前記ガス単独検出部の検出ガス濃度を経時的に繰り返しサンプリングデータとしてサンプリングするガス単独検出用サンプリング手段と、
このガス単独検出用サンプリング手段による各サンプリングデータの平均値を算出して前記ガス単独検出部の検出ガス濃度として設定するガス単独検出用算出手段と、
前記ガス複合検出部の検出ガス濃度を経時的に繰り返しサンプリングデータとしてサンプリングするガス複合検出用サンプリング手段と、
このガス複合検出用サンプリング手段による各サンプリングデータの平均値を算出し前記ガス複合検出部の検出ガス濃度として設定するガス複合検出用算出手段とを備えることを特徴とする請求項11に記載の可燃性ガス検出装置。 - 前記制御手段は、
前記通常監視ガス濃度判定手段が前記ガス単独検出部の検出ガス濃度が前記通常監視ガス濃度に増大したと判定したとき前記ガス複合検出用発熱抵抗体を同時に通電制御する同時通電制御手段と、
この同時通電制御手段による同時通電制御下にて前記ガス複合検出部及びガス単独検出部の各検出濃度に基づき前記触媒の劣化度合いが劣化許容限界値を超えて高くなっているか否かを判定する劣化度合い判定手段と、
前記劣化度合い判定手段が前記触媒の劣化度合いが前記劣化許容限界値を超えて高くなっていると判定したとき、前記触媒の劣化を出力する劣化出力手段とを備えることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載の可燃性ガス検出装置。 - 前記劣化度合い判定手段は、前記ガス複合検出部の検出濃度の前記ガス単独検出部の検出濃度に対する比を前記劣化許容限界値と比較することで、前記触媒の劣化度合いが前記劣化許容限界値を超えて高くなっているか否かを判定するようにしたことを特徴とする請求項13に記載の可燃性ガス検出装置。
- 前記通常監視ガス濃度は、前記可燃性ガスの下限爆発濃度の4分の1以下の濃度であり、また、前記危険監視ガス濃度は、前記下限爆発濃度の4分の1を超え当該下限爆発濃度の2分の1以下であることを特徴とする請求項3〜7及び10〜14のいずれか一つに記載の可燃性ガス検出装置。
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