JP2005156277A - 波形測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】CANバスデータのようなシリアルにデータが転送されているラインからデータをモニタし、複数のデータを複数のチャネルとして、1つの入力モジュールで観測できる波形測定器を提供する。
【解決手段】シリアルバスを流れる複数の観測データを読込んで波形表示する波形測定器であって、前記複数の観測データをバッファに格納した後、この複数の観測データと所定のマーカデータを順次波形測定器本体側へ転送する入力モジュールを備え、前記波形測定器本体側では、前記入力モジュールから転送されたデータから前記マーカデータを検出しそのマーカデータに基づいて前記複数の観測データを抽出して順次メモリに保存し、その後適宜にメモリから複数の観測データを読み出して画面に波形表示できるように構成する。

【選択図】 図1


Description

本発明は、入力チャネルが1チャネルずつであるようなモジュールを接続して波形観測を行う波形測定器に関し、特に1つの入力モジュールで多チャネルのデータを計測できるようにするための改善に関する。
なお、この入力モジュールは、波形測定器本体に着脱自在に接続され、入力信号に応じて必要な、信号の増幅や絶縁、フィルタリングなどの各種機能を適宜に備え、処理後の信号を波形測定器本体側へ与えることができるように構成されている。
コントローラ・エリア・ネットワーク(Controller Area Network(CAN))プロトコルは、ISO にて標準化されたシリアル通信プロトコルであり、ノード[電子制御機器(ECU:
Electronic Control Unit)や各部のセンサなど]間を通信するためのシリアル通信プロトコルである。従来、CANプロトコルは、自動車等の乗物に関連して使用されてきたが、現在は自動車分野に限らず医療やFAの業界などでも使用されている。
CANプロトコルはメッセージベースのプロトコルであり、CANフレームが共通のCANバス上に置かれる。このCANバスは、シングルワイヤであっても、あるいは別個に駆動される一対のワイヤであってもよい。共通CANバス上のノードは、バス上にある各フレームを受信し、そのノードのタスクの実行に必要のないフレームをフィルタリングして取り除く(例えば、特許文献1参照)。
このようなCANプロトコルを使ってCANバス上のデータを観測するシステムが知られている(例えば、非特許文献1参照)。図3は、非特許文献1に記載の、波形測定器によりCANバス上のデータを観測するシステムの構成図である。このシステムにおいては、ネットワーク1に接続された各センサ2からの信号、すなわちCANデータ信号(例えば、スロットル開度、回転数、速度、水温などのデータ)をCANバス3を介して波形測定器5で測定する場合、外付けのCANアダプタ4が必要である。
このCANアダプタ4は、CANバス3上に流れる各部のセンサデータや制御信号を適宜に選択し、観測データとして波形測定器5へ転送する。CANアダプタ4から波形測定器5への観測データの転送は、CANアダプタ4の1出力に対して波形測定器5は1入力という1対1の関係で行われる。
特開2001−069179号公報(第2頁) "CAN(Control Area Network)解析システム 8910 CANアダプタ"、[online]、[平成15年10月24日検索]、インターネット<URL:http://www.hioki.co.jp/jp/product/rec/8910.html>
しかし、非特許文献1に記載の従来のシステムでは、次のような課題があった。
(1)CANバス上に流れるセンサデータや制御信号の観測には、外付けのCANアダプタが必要であり、外部でCANバスデータをアナログ信号に変換しなければならない。また、観測データを測定器に表示させるには,前記アナログ信号を測定器に入力しなければならない。
(2)この機能を入力モジュールの中に入れることは可能であるが、入力モジュールの入力は2つであり、モジュール1つに対して2つのCANバス上のデータしか測定することができない。そのため、多くのチャネル数のデータを観測しようとすると、複数のモジュールが必要になるのと同時に、CANバスも複数モジュールに接続しなければならない。また配線が複雑になり、伝送・接続上の問題も増える。
本発明の目的は、このような課題を解決するもので、CANバスデータのようなシリアルにデータが転送されているラインからデータをモニタし、複数のデータを複数のチャネルとして、1つの入力モジュールで観測できる波形測定器を提供することにある。
このような課題を達成するための本発明は、
シリアルバスを流れる複数の観測データを読込んで波形表示する波形測定器であって、
前記複数の観測データをバッファに格納した後、この複数の観測データと所定のマーカデータを順次波形測定器本体側へ転送する入力モジュールを備え、
前記波形測定器本体側では、前記入力モジュールから転送されたデータから前記マーカデータを検出しそのマーカデータに基づいて前記複数の観測データを抽出して順次メモリに保存し、その後適宜にメモリから複数の観測データを読み出して画面に波形表示できるように構成したことを特徴とする。
この場合、シリアルバスとしては、請求項2のように、例えばCANバスである。
また、入力モジュールは、請求項3のように、CANバスのプロトコルを解析し、予め設定されたID番号の観測データを予め設定されたバッファに格納するCANコントローラを備える。
また、転送は、請求項4のように、シリアル転送またはパラレルデータ転送である。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、入力モジュールで複数の観測データを取り込んでおき、波形測定器本体側へはマーカデータを含む各観測データを時分割に転送して処理するようにしたため、1つの入力モジュールにより複数のデータを波形測定器に取り込んで観測することができ、実用に供してその効果は大である。
以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。実施例では、CAN観測データの流れとして、CANバス上のデータを6個同時に観測する場合を例にとって説明する。図1は本発明に係る波形測定器の一実施例を示す要部構成図である。
図1において、3はCANバス、10はCANコントローラ、11a〜11fはバッファ、12はマーカデータ、13はセレクタ、14はシリアル転送器、15はタイミング発生器、16はマーカ検出とセレクタの機能を持つマーカ検出・セレクタ部、17a〜17fはバッファ、18はメモリコントローラ、19はメモリ、20はグラフィックコントローラ、21は表示器である。なお、CANコントローラ10からシリアル送信器14までは入力モジュールの構成要素、タイミング発生器15から表示部21までは波形測定器本体側の構成要素である。
CANバス3に接続されるCANコントローラ10は、CANバスのプロトコルを解析し、予め設定されたID番号の観測データを予め設定されたバッファ11a〜11fにそれぞれ格納する。例えば、CANバス上のID番号1の観測データd1はバッファ11aに、またID番号2の観測データd2はバッファ11bにという関係で、6個のバッファにそれぞれ観測データを格納する。
この観測データのバッファへの格納は、予め設定した6個のID番号と一致したときのみ、非同期にて行われる。
6個のバッファに格納された観測データd1〜d2は、タイミング発生器15からのサンプリング信号に同期して、セレクタ13で順次選択され、シリアル転送器14へと送られる。シリアル転送器14は、それらのデータを装置本体側のマーカ検出・セレクタ部16へシリアル転送する。
タイミング発生器15のサンプリングタイミング(周期Tは、例えば、100kサンプル/秒)とセレクタ13で選択されるバッファ11a〜11fの観測データのタイミングを図2に示す。セレクタ13はサンプリングタイミングを用いて順番に各バッファからの観測データをシリアル転送器14へと転送する。その際、バッファ11fのデータの転送とバッファ11aのデータの転送の間には、マーカとなるデータ(マーカデータ)mを挿入する。
例えば、マーカとなるデータを8000h(hは16進数表記であることを示す記号)とすると共に、CANコントローラ10によりバッファに格納される観測データd1〜d6を8001hから7FFFhの値になるように予めCANコントローラ10側でクリップしておく。このような設定にしておくと、マーカデータ8000hはユニークなコードとなり、観測データと区別することができる。
マーカ検出・セレクタ部16は、タイミング発生器15のサンプリングタイミングに同期して、転送されたデータを解析する。マーカデータが検出された場合、マーカデータの次の観測データd1をバッファ17aに、その次の観測データd2をバッファ17bへと、順次同様に観測データを各バッファに格納する。
バッファ17a〜17fの観測データd1〜d6は、サンプリングタイミング毎にメモリコントローラ18を経由しメモリ19に格納される。例えば、観測データd1はCH1領域に、観測データd2はCH2領域へと順番に格納され、全バッファからの観測データがメモリ19のCH1領域からCH6領域の全チャンネル領域に格納される。
メモリ19に格納された全チャンネルの観測データは、グラフィックコントローラ20の制御により表示部21の画面上にCH1〜CH6の波形として表示される。
このようにして、CANバスデータのようなシリアルにデータが転送されているラインから複数のデータを複数のチャンネルとして1つの入力モジュールで取り込み、入力モジュールからはこれを時分割に波形測定器本体側へ転送する。これにより、1つの入力モジュールで複数のデータを観測することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されることなく、更に多くの変更や変形をも含むものである。
例えば、何らかのプロトコルを持った信号を解析してデータに直せるのであれば、CANデータでなくても本発明に適用することができる。
また、入力モジュール1個あたりのチャンネル数も6に制限するものではない。
さらにまた、マーカ検出にはCPUやDSPを用いてもよい。また、入力モジュールと波形測定器本体間のデータ転送は、シリアル転送ではなくパラレルデータ転送としてもよい。
本発明に係る波形測定器の一実施例を示す要部構成図である。 動作説明のためのタイミングチャートである。 波形測定器によりCANバス上のデータを観測するシステムの構成図である。
符号の説明
3 CANバス
10 CANコントローラ
11a〜11f バッファ
12 マーカデータ
13 セレクタ
14 シリアル転送器
15 タイミング発生器
16 マーカ検出・セレクタ部
17a〜17f バッファ
18 メモリコントローラ
19 メモリ
20 グラフィックコントローラ
21 表示部

Claims (4)

  1. シリアルバスを流れる複数の観測データを読込んで波形表示する波形測定器であって、
    前記複数の観測データをバッファに格納した後、この複数の観測データと所定のマーカデータを順次波形測定器本体側へ転送する入力モジュールを備え、
    前記波形測定器本体側では、前記入力モジュールから転送されたデータから前記マーカデータを検出しそのマーカデータに基づいて前記複数の観測データを抽出して順次メモリに保存し、その後適宜にメモリから複数の観測データを読み出して画面に波形表示できるように構成したことを特徴とする波形測定器。
  2. 前記シリアルバスは、CANバスであることを特徴とする請求項1に記載の波形測定器。
  3. 前記入力モジュールは、CANバスのプロトコルを解析し、予め設定されたID番号の観測データを予め設定されたバッファに格納するCANコントローラを備えたことを特徴とする請求項2に記載の波形測定器。
  4. 前記転送は、シリアル転送またはパラレルデータ転送であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の波形測定器。
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JP2006300618A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Iwatsu Test Instruments Corp 解析表示機能を有する計測システム及びその装置
JP2007024784A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Shimadzu Corp 材料試験機
JP2008191024A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Yokogawa Electric Corp 波形測定装置
JP2009250735A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Yokogawa Electric Corp 多チャネル測定装置

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