JP2005155956A - マイナスイオン発生機能付き空気吹出し器具 - Google Patents

マイナスイオン発生機能付き空気吹出し器具 Download PDF

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JP2005155956A
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Takuya Tsuzuki
拓也 都築
Yoshihiro Todo
良弘 藤堂
Tetsuoki Meya
哲意 女屋
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Ryonetsu Kogyou Co Ltd
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Abstract

【課題】 マイナスイオンを効率よく室内に供給することができて、且つマイナスイオ
ンを放出するマイナスイオン発生端子を確実に簡単に支持することができる空気吹出し器
具を提供する。
【解決手段】 室内の天井面または壁面に設けられて屋外からの空気または屋内の循環
空気を室内へと吹出しさせる空気吹出し口に、隣接して配置されるものであって、空気吹
出し口に連結される入口14と、室内を臨む出口16と、入口14から出口16に向かっ
て空気吹出し口からの空気を通す空気流通路と、マイナスイオンを生成するマイナスイオ
ン発生装置17と、マイナスイオン発生装置17とコード18を介して接続されてマイナ
スイオンを放出するマイナスイオン発生端子20と、マイナスイオン発生端子20を支持
する支持部22と、を有する。支持部22は、空気の流れ方向に沿って配置された非金属製の板材24からなり、板材24でコード18を支持することにより、マイナスイオン発生端子20を出口16付近に露出して固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイナスイオンを含む空気を室内に供給することができる空気吹出し器具に
関する。
近年、マイナスイオンが人体に与える効果として、保湿力を保ちシワになりにくくする
美容効果や、催眠、鎮痛、鎮咳、制汗、食欲増進、血圧効果、疲労防止、疲労回復などの
健康効果があることが知られてきている。このような効果のあるマイナスイオンであるが
、その80%以上は皮膚から大気中にあるマイナスイオンを取り入れており、そのため人
間が居室する室内にマイナスイオンを充満させることが、マイナスイオンの効果を享受す
るためには重要である。
そこで、マイナスイオンを含む空気を室内に流すことができる装置として、従来の空気
清浄器、換気扇、換気装置、空調装置等の空気吹出し装置にマイナスイオン発生装置を組
み込んだものが多く提案されている(例えば、特開2003−56878号公報、特開2
002−340377号公報、特開2002−174443号公報)。
マイナスイオン発生装置は市販で入手可能であるが、単にマイナスイオン発生装置を通
常の空気吹出し装置の内部に配置しただけの構成では、装置を流れる空気に効率よくマイ
ナスイオンを混合して、それを効果的に室内へと供給することができない。不安定物質で
あるマイナスイオンは装置内部の障害物により減衰し、室内のマイナスイオン量はほとん
ど増加しない、のが実情である。
一方、マイナスイオンを室内に効果的に供給するために、空気の流通路にマイナスイオ
ンを放出するマイナスイオン発生端子を配した装置としては、特開2003−97836
号公報、特開2003−294279号公報に記載のものを例示することができる。特開
2003−97836号公報で開示される換気扇では、換気扇の吸気時の室内への送風路
中に、その軸線を送風方向に向けた筒状カバーを配備し、筒状カバーにマイナスイオン発
生部を内蔵しており、筒状カバーを通り抜ける風にマイナスイオンを乗せて、室内にマイ
ナスイオンを放出している。また、特開2003−294279号公報に開示される住宅
集中換気装置では、吸気ボックス、排気ボックス、及び給排気用ファンを有するチャンバ
ーファンに開口配置した多数のダクト孔に、マイナスイオン発生端子を配している。
これら特開2003−97836号公報や特開2003−294279号公報に記載の
構成では、マイナスイオン発生端子を空気の流通路に配置しているので、マイナスイオン
発生端子から放出されたマイナスイオンがその空気に乗っていくことが期待できる。しか
しながら、マイナスイオンの減衰量は激しいために、筒状カバーを脱出する際やダクトと
通過する際に、かなりのマイナスイオンは減衰してしまい、結果として室内まで到達する
マイナスイオンは少ないという問題がある。また、筒状カバーにマイナスイオン発生部を
支持するための構成も困難である。
特開2003−56878号公報 特開2002−340377号公報 特開2002−174443号公報 特開2003−97836号公報 特開2003−294279号公報
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、その目的は、マイナスイオンを効率よく室
内に供給することができて、且つマイナスイオンを放出するマイナスイオン発生端子を確
実に簡単に支持することができる空気吹出し器具を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、室内の適宜位置に設
けられて空気を室内へと吹出す空気吹出し口に、隣接して配置される空気吹出し器具であ
って、
前記空気吹出し口に連結される入口と、
室内を臨む出口と、
入口から出口に向かって空気吹出し口からの空気を通す空気流通路と、
マイナスイオンを生成するマイナスイオン発生装置と、
前記マイナスイオン発生装置とコードを介して接続されてマイナスイオンを放出するマ
イナスイオン発生端子と、
マイナスイオン発生端子を支持する支持部と、
を有し、前記支持部は、該空気の流れ方向に沿って配置された非金属製の板材からなり、
該板材で該コードを支持することにより、マイナスイオン発生端子を前記出口付近に露出
して位置づけることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記入口及び出口が形成
され内部に前記空気流通路が形成された外枠体を有しており、前記支持部は該外枠体内に
あって外枠体を補強するものであることを特徴とする。
本発明によれば、マイナスイオン発生端子が、出口付近に露出して固定されるため、入
口から出口までを通過する空気に乗ってマイナスイオンが効率的に室内へと供給される。
また、マイナスイオン発生端子を支持する支持部は、空気の流れ方向に沿って配置された
一対の非金属製の板材からなるために、該支持部が空気の流れを阻害することなく、空気
流通路に沿って流れる空気にマイナスイオン発生端子から放出されるマイナスイオンが乗
っていくことができる。
また、請求項2記載の発明によれば、支持部を外枠体の補強材として機能させることが
でき、外枠体の強度を確保することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図4は、本発明の実施形態に係るマイナスイオン発生機能付き空気吹出し器
具を表す図である。
空気吹出し器具10は、室内の天井面または壁面に設けられて屋外からの空気または屋
内の循環空気を室内へと吹出す空気吹出し口30に隣接して配置されるものである。空気
吹出し口30には、その室外側に図5に概略的に示すダクト32が連結されており、図示
の例では、ファン34によって供給された空気がダクト32を介して空気吹出し口30に
送り込まれるようになっており、空気吹出し口30は、室内の隅の天井面に設けられる。
空気吹出し器具10は、空気吹出し口30以降障害物の少ない天井面付近から空気の拡散
する行程距離を長くとれる場所に取り付けると最良の効果が得られる。
空気吹出し器具10は、その上部に前記空気吹出し口30に連結される入口14と、そ
の側面に出口16とが形成された立体形状をなした外枠体12を備えている。外枠体12
の外形形状は、配置される室内の形状にマッチする形状とするのが意匠的に好ましい。こ
の例では、図6に示すように、室内の角部に空気吹出し器具10を配置するのに合わせて
、当該角部に合致した角部を持つ形状をなして、直方体形状を部分的に切り欠いた形状と
している。但し、この形状に限るものではなく、円盤形状、球体形状を部分的に切り欠い
た形状等の任意の形状とすることができる。また、外枠体12は、好ましくは、木製また
はプラスチック製等の非金属製の材料からなる。図示の例では、外枠体12は、直方体形
状の一つの角部を切り欠いた形状をしており、これにより側面の出口16は3方向(前、
横、斜め前横)を向くようになっている。そして、外枠体12の内部の入口14から出口
16までの部分は空気流通路となる。出口16には、開閉扉などは設けられておらず、常
時開放状態となっている。
外枠体12の外部には、マイナスイオンを生成するマイナスイオン発生装置17、17
が配置される。このマイナスイオン発生装置17は、外枠体12の内部に配置することも
できるが、その場合は空気流通路を妨げないように配置するとよい。マイナスイオン発生
装置17、17からはコード18、18が導出されており、コード18、18の先端には
、マイナスイオンを放出するマイナスイオン発生端子20、20が接続される。マイナス
イオン発生端子20は例えば炭素棒で構成される。
マイナスイオン発生装置17から伸びるコード18は、外枠体12内部に導入されて支
持部22を通過しており、この支持部22によって、マイナスイオン発生端子20が支持
される。支持部22は、非金属製、例えば木製またはプラスチック製の板材24からなり
、この板材24によってコード18の先端部分が支持されている。具体的には、板材24
を貫通する貫通孔をコード18の先端部分が挿通しており、板材24の貫通孔の前側出口
からコード18の先端部分に連結されたマイナスイオン発生端子20が露出して出口16
付近に位置づけられて固定されている。この板材24は、前記入口14から出口16にか
けて形成される空気流通路に沿って、略平行に配置されるために、空気流通路の空気の流
れを阻害することはない。そして、板材24は、その送風方向の直交する両端部(上下端
部)が外枠体12に連結されており、三つの異なる方向を向いた出口16、16、16の
それぞれの仕切板の役割もすると共に、断面コ字状をなした外枠体12の上下を連結し、
補強材としての役割もなしている。尚、コード18の支持手段としては、上記の板材の貫
通孔で支持する以外にも、板材を一対の板材で構成し、その一対の板材の間にコード18
を挟み付けることでもよい。
以上のように構成される空気吹出し器具10においては、ダクト32を通じて送り込ま
れる空気が入口14を通り、空気流通路に沿って出口16へと通過する。この空気に、マ
イナスイオン発生端子20から放出されるマイナスイオンが乗って、出口16から室内へ
と供給されることとなる。本発明の空気吹出し器具10では、マイナスイオン発生端子2
0から出口16を通過するまでに障害となる物は一切なく、マイナスイオンはほとんど減
衰することなく、室内へと供給される。
また、マイナスイオン発生端子20は出口16付近に位置づけられるものの、これを支
持する支持部22は、外枠体12の内部に配置されるため、外部から支持部22を視認し
にくくなっており、よって内部が露出して見栄えが悪化することもない。
尚、この実施形態では、空気吹出し器具10が隣接して配置される空気吹出し口30は
、供給された空気の吹出し口となっていたが、これに限るものではなく、空気調和された
空気の吹出し口でもよく、または室内に設置された任意の空気吹出し装置の空気吹出し口
であってもよい。
また、この実施形態の出口16は、周囲90度の範囲で設けられていたが、これに限る
ものではなく、任意の角度の範囲で設けることができる。
前述のようにマイナスイオン発生端子20の取付位置が、室内に供給されるマイナスイ
オンの量に及ぼす影響は非常に大きい。この影響を検証するために、次の実験を行った。
実施例
図1〜図4に示した本発明の空気吹出し器具を用いた場合の室内のマイナスイオンの数
量を次の測定条件で測定した。
Figure 2005155956
比較例
比較として、図7に示すようにマイナスイオン発生端子を出口16付近ではなく、外枠
体12内部の入口14の直下に配置し、それ以外は上記実施例と同じ測定条件で測定を行
った。
結果を以下の表に示す。
Figure 2005155956
以上のように、マイナスイオンの検出量において、マイナスイオン発生端子の取付位置
によって顕著な差異が表れ、マイナスイオン自体が不安定な物質であるために周囲の構造
によって減衰しやすいことが分かった。このことから、本発明のようにマイナスイオン発
生端子を出口付近にかつ送風方向に沿って配置することが極めて重要であることが分かる
本発明の実施形態に係るマイナスイオン発生機能付き空気吹出し器具の斜視図である。 本発明の実施形態に係るマイナスイオン発生機能付き空気吹出し器具の平面図である。 本発明の実施形態に係るマイナスイオン発生機能付き空気吹出し器具の図2の矢印3方から見た矢視図である。 本発明の実施形態に係るマイナスイオン発生機能付き空気吹出し器具の図2の4−4線に沿って見た断面図である。 本発明の実施形態に係るマイナスイオン発生機能付き空気吹出し器具が取り付けられる室内のレイアウト例を表す図である。 本発明の実施形態に係るマイナスイオン発生機能付き空気吹出し器具が室内に取り付けられた状態を表す斜視図である。 比較例の構成を表す図4相当図である。
符号の説明
10 空気吹出し器具
14 入口
16 出口
17 マイナスイオン発生装置
18 コード
20 マイナスイオン発生端子
22 支持部
24 板材

Claims (2)

  1. 室内の適宜位置に設けられて空気を室内へと吹出す空気吹出し口に、隣接して配置され
    る空気吹出し器具であって、
    前記空気吹出し口に連結される入口と、
    室内を臨む出口と、
    入口から出口に向かって空気吹出し口からの空気を通す空気流通路と、
    マイナスイオンを生成するマイナスイオン発生装置と、
    前記マイナスイオン発生装置とコードを介して接続されてマイナスイオンを放出するマ
    イナスイオン発生端子と、
    マイナスイオン発生端子を支持する支持部と、
    を有し、前記支持部は、該空気の流れ方向に沿って配置された非金属製の板材からなり、
    該板材で前記コードを支持することにより、マイナスイオン発生端子を前記出口付近に露
    出して固定することを特徴とするマイナスイオン発生機能付き空気吹出し器具。
  2. 前記入口及び出口が形成され内部に前記空気流通路が形成された外枠体を有しており、
    前記支持部は、該外枠体内で空気の流れと直交する方向の両端部が外枠体に連結されてお
    り、外枠体を補強するものであることを特徴とする請求項1記載のマイナスイオン発生機
    能付き空気吹出し器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106969441A (zh) * 2017-05-12 2017-07-21 青岛海尔空调器有限总公司 空调器及其负离子发生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106969441A (zh) * 2017-05-12 2017-07-21 青岛海尔空调器有限总公司 空调器及其负离子发生装置
CN106969441B (zh) * 2017-05-12 2019-12-31 青岛海尔空调器有限总公司 空调器及其负离子发生装置

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