JP2005155792A - 駆動系切換シャフトのインターロック装置 - Google Patents

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    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
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    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/36Interlocking devices

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Abstract

【課題】 駆動系切換シャフトのインターロック装置の組立の手間を減少させて、製造コストを低下させる。
【解決手段】 外周に係合溝が形成された複数の切換シャフト12〜15を互いに平行に軸線方向摺動自在に支持部材10,11に案内支持し、各切換シャフトの間に挿入して支持部材に揺動自在に支持したインターロックプレート30〜32は、その側縁が各切換シャフトの係合溝に選択的に係合して、何れか1つの切換シャフトが中立位置から軸線方向に移動されれば残る切換シャフトの中立位置からの軸線方向移動を阻止するようになっている。インターロックプレートは扇形として、そのかなめ側となる一端部を枢支ねじ34により支持部材の側面に揺動自在に取り付け、他端部は枢支ねじを中心とする円弧状の長穴を通る案内支持ピン35により揺動を許容しかつ支持部材の側面から離れないようにして取り付けるのがよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車の変速機、2輪駆動・4輪駆動とハイ・ローの切換装置などに使用される駆動系切換シャフトのインターロック装置に関する。
変速機において異なる変速段の歯車が同時に噛み合うことを阻止するインターロック装置としては、例えば特許文献1に示すように、トランスミッションケースのシフトブラケットに歯車の切換を行う複数のフォークシャフトを互いに平行に軸線方向移動可能に支持し、各フォークシャフトの間となるシフトブラケットに形成した孔に摺動可能に支持したインターロックピンの先端部を各フォークシャフトの外周に形成した係合溝に選択的に係合して、何れか1つのフォークシャフトが中立位置から軸線方向に移動されれば残るフォークシャフトの中立位置からの移動を阻止するようにしたものがある。この特許文献1の技術では、両側にインターロックピンと係合する係合溝を形成したフォークシャフトには両側の係合溝の底部を結ぶ孔を形成し、この孔にインターロックローラを摺動自在に挿入して、両側の係合溝にインターロックピンが同時に係合することを阻止している。
特開2002−147603号公報(段落〔0026〕、段落〔0029〕、図1、図2)。
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、全てのフォークシャフトを挿入した後に各インターロックピンを挿入することは不可能であり、また全てのインターロックピンを挿入した後に各フォークシャフトを挿入することも困難であるので、組立の際には先ず最も奥のフォークシャフトを挿入してからそれに係合するインターロックピンを挿入し、次のフォークシャフトを挿入してからそれに係合するインターロックピンを挿入するという手順を繰り返す必要がある。このようにフォークシャフトの挿入とインターロックピンの挿入を交互に行う必要があるので、インターロック装置の組立に手間がかかって製造コストが増大するという問題がある。
また、2輪駆動・4輪駆動とハイ・ローの2種の切換を行う切換装置の場合は、ハイ・ロー切換シャフトと2輪駆動・4輪駆動切換シャフトを切換装置のケーシングに同時に挿入してアクチュエータにより往復動させている。この場合において、2輪駆動の場合にはローへの切換を阻止するというインターロックを行うには、特許文献1で述べたようなインターロックピンを用いたインターロック装置では、上述と同様の理由により、インターロック装置の組立に手間がかかって製造コストが増大するという問題がある。本発明はこのような各問題を解決することを目的とする。
このために、本発明による駆動系切換シャフトのインターロック装置は、互いに平行に軸線方向移動可能に支持部材に案内支持されて外周に係合溝が形成された駆動系を切り換える複数の切換シャフトと、切換シャフトの間に移動可能に支持部材に支持され両側に位置する各切換シャフトの各係合溝に選択的に係合して何れか1つの切換シャフトが中立位置から軸線方向に移動されれば残る切換シャフトの中立位置からの軸線方向移動を阻止するインターロック部材を備えてなる駆動系切換シャフトのインターロック装置において、インターロック部材は、切換シャフトの間に側方または軸線方向から挿入されてそれらの軸線と平行な軸線回りに揺動自在に一端部が支持されてその側縁が両側に位置する各切換シャフトの係合溝に選択的に係合されるインターロックプレートであることを特徴とするものである。
前項に記載の駆動系切換シャフトのインターロック装置は、請求項2に記載のように、係合溝が両側に設けられた切換シャフトには両側の係合溝の底部を結ぶ連動孔を軸線方向と直交して形成し、連動孔には両側の係合溝にインターロックプレートが同時に係合することを阻止する制御ピン33を摺動可能に設けることが好ましい。
前2項に記載の駆動系切換シャフトのインターロック装置は、請求項3に示すように、インターロックプレートは支持部材の側面に当接してその一端部を枢支ピンにより揺動自在に取り付け、インターロックプレートの他端部には同他端部と一端部との間を結ぶ線と略直交方向に延びる長穴を形成して、この長穴を通る案内支持ピンにより揺動を許容しかつ支持部材の側面から離れないように他端部を支持部材に取り付けることが好ましい。
前3項に記載の駆動系切換シャフトのインターロック装置は、請求項4に示すように、インターロックプレートは扇形としてそのかなめ側となる一端部を切換シャフトの間から挿入して支持部材に揺動自在に支持することが好ましい。
上述のように、請求項1の発明によれば、インターロック部材は、切換シャフトの間に側方または軸線方向から挿入されてそれらの軸線と平行な軸線回りに揺動自在に一端部が支持されてその側縁が両側に位置する各切換シャフトの係合溝に選択的に係合されるインターロックプレートであるので、各切換シャフトをまとめて支持部材に挿入した後に、インターロックプレートを切換シャフトの間に側方または軸線方向から挿入して揺動自在に取り付けることができる。このように各切換シャフトをまとめて支持部材に挿入してから、インターロックプレートを取り付けることができ、これにより組立の手間が減少するので、製造コストを減少させることができる。
係合溝が両側に設けられた切換シャフトには両側の係合溝の底部を結ぶ連動孔を軸線方向と直交して形成し、連動孔には両側の係合溝にインターロックプレートが同時に係合することを阻止する制御ピンを摺動可能に設けた請求項2の発明によれば、2個以上のインターロックプレートが設けられている場合でも、何れか1つの切換シャフトが中立位置から軸線方向に移動されれば各インターロックプレートは連動して作動されて残る切換シャフトの中立位置からの軸線方向移動を全て阻止するので、インターロックは確実に行われる。
インターロックプレートは支持部材の側面に当接してその一端部を枢支ピンにより揺動自在に取り付け、インターロックプレートの他端部には同他端部と一端部との間を結ぶ線と略直交方向に延びる長穴を形成して、この長穴を通る案内支持ピンにより揺動を許容しかつ支持部材の側面から離れないように他端部を支持部材に取り付けた請求項3の発明によれば、支持部材の構造が簡単になるとともにインターロックプレートの取付は容易になって組立の手間も一層減少するので、製造コストを一層減少させることができる。
インターロックプレートは扇形としてそのかなめ側となる一端部を切換シャフトの間から挿入して支持部材に揺動自在に支持した請求項4の発明によれば、インターロックプレートの幅が小さいかなめ側の一端部を切換シャフトの間から挿入しているので、切換シャフトの間の距離を小さくして駆動系切換装置をコンパクトにまとめることができる。
先ず、図1〜図5に示す第1実施形態により、本発明による駆動系切換シャフトのインターロック装置を実施するための最良の形態の説明をする。この第1実施形態は、本発明による駆動系切換シャフトのインターロック装置を摺動選択式の歯車変速機に適用したものであり、互いに平行に軸線方向移動可能に配置されて各一端にそれぞれシフトピース16〜19が設けられた4本のフォークシャフト(切換シャフト)12〜15が、トランスミッションケース10とこれに固定されたシフトブラケット11よりなる支持部材により軸線方向摺動自在に案内支持され、各フォークシャフト12〜15の間となるシフトブラケット11の側面には3個のインターロックプレート30〜32が設けられている。
主として図1及び図2に示すように、各フォークシャフト12〜15は、一端がトランスミッションケース10に形成されて外端をプラグ10eにより閉じた支持孔10a〜10dに軸線方向摺動自在に案内支持され、またシフトピース16〜19を設けた他端より手前の部分はシフトブラケット11に形成した支持孔11a〜11dを貫通して軸線方向摺動自在に案内支持されている。各フォークシャフト12〜15は、それぞれに対応してシフトブラケット11に形成した保持孔11e内に設けたデテント装置20により、中立位置とその両側の各シフト位置の両方または一方に弾性的に係止されるようになっている。このデテント装置20は、保持孔11eに対応して各フォークシャフト12〜15の外周面に軸線方向に多少の距離をおいて形成した3つの係合凹部20aと、保持孔11e内に設けたボール20bと、保持孔11eの後端にねじ込んだねじプラグ20dとボール20bの間に介装されてボール20bを各係合凹部20aに押圧するスプリング20cよりなるものである。図1においては、デテント装置20は第1フォークシャフト12に対応するもののみを示し、その他のものは図示を省略した。
図1に示すように、各フォークシャフト12〜15が中立位置にある状態では、各フォークシャフト12〜15に設けた各シフトピース16〜19の先端部に形成したコ字形の切欠き16a〜19aは一列に整列され、各切欠き16a〜19a内には手動変速レバー(図示省略)により作動されるシフトアンドセレクトシャフトに設けた作動アームの先端部25が選択的に係合されるようになっている。また、各フォークシャフト12〜15には、それぞれ変速歯車を移動させるシフトフォーク21〜24が取り付けられている。
次に図1〜図5により、本発明の要部であるインターロック装置の説明をする。各フォークシャフト12〜15の他端部が突出するシフトブラケット11の側面には、各フォークシャフト12〜15の間に、中心角が小さい扇形で板状のインターロックプレート30〜32がそれぞれ当接され、そのかなめ側となる一端部に形成した穴には、フォークシャフト12〜15と平行にシフトブラケット11の側面にねじ込み固定した段付きボルト状の枢支ねじ(枢支ピン)34の円柱状のピン部が挿通され、これにより各インターロックプレート30〜32はシフトブラケット11に揺動自在に取り付けられる。またインターロックプレート30〜32の他端部には、一端部の穴との間を結ぶ線と略直交方向に延びる長穴31aを形成して、枢支ねじ34と実質的に同一形状でシフトブラケット11の側面にねじ込み固定した案内支持ねじ(案内支持ピン)35のピン部が長穴31aに摺動自在に挿通され、これにより各インターロックプレート30〜32の他端部はシフトブラケット11の側面から離れることがないように摺動自在に取り付けられる。図示の実施形態の長穴31aは、枢支ねじ34を中心とする円弧状に形成されているが、必ずしも円弧状とする必要はない。
各フォークシャフト12〜15の外周には、それぞれの中立位置において隣接する各インターロックプレート30〜32の何れかの側縁が係合される係合溝12a,13a,13b,14a,14b,15aが形成されている。両端の第1及び第4フォークシャフト12,15にはそれぞれ1個の係合溝12a,15bが形成されている。また、それぞれ2枚のインターロックプレート30,31及び31,32の間に挟まれる中間の第2及び第3フォークシャフト13,14には、それぞれ2個の係合溝13a,13b及び14a,14bが両側に形成され、この両フォークシャフト13,14には、両側の係合溝13a,13b及び14a,14bの底部の中央を結ぶ連動孔13c,14cが軸線方向と直交して形成されている。
連動孔13cには、その両側の係合溝13a,13bに、第1及び第2インターロックプレート30,31の側縁が同時に係合することを阻止する制御ピン33が軸線方向摺動可能に設けられている。同様に連動孔14cには、その両側の係合溝14a,14bに、第2及び第3インターロックプレート31,32の側縁が同時に係合することを阻止する制御ピン33が設けられている。なお図示は省略したが、この各制御ピン33には、各フォークシャフト13,14が中立位置からシフトピース17,18側に移動(図2の第2フォークシャフト13参照)した際に脱落することを防止するための軸線方向ストッパが設けられている。なおこの第1実施形態の各係合溝は、長手方向の底面を真直とした浅いかまぼこ形としたが、各フォークシャフト12〜15の外周の円周方向全周にわたる環状溝としてもよく、その場合には中間の第2及び第3フォークシャフト13,14の両側の係合溝は互いに連続したものとなる。
図1及び図3に示す中立状態では、各インターロックプレート30〜32は各枢支ねじ34を中心として揺動自在で、両側の対応する各係合溝と選択的に係合可能であるが、各インターロックプレート30〜32同士は、制御ピン33により揺動が互いに拘束されている。すなわち、図3に示す状態では、各インターロックプレート30〜32は何れも左向きに揺動されていてその一方の側縁が第2〜第4フォークシャフト13〜15の係合溝13b,14b,15aに係合されているが、この状態で第3インターロックプレート32を右向きに揺動させれば、間に介在された各制御ピン33により、第2及び第1インターロックプレート31,30も右向きに揺動される。しかしながら、第3インターロックプレート32を左向きに揺動させたままで、第1インターロックプレート30を右向きに揺動させること、並びに第2及び第1インターロックプレート31,30を右向きに揺動させることも可能である。なおここで言う、インターロックプレートが両側の対応する各係合溝と選択的に係合可能であるとは、例えば第2インターロックプレート31について説明すれば、左向きに揺動した場合は一方の側縁が第3フォークシャフト14の係合溝14bに係合して他方の側縁が第2フォークシャフト13の係合溝13aから離脱され、右向きに揺動した場合は一方の側縁が第3フォークシャフト14の係合溝14bから離脱されて他方の側縁が第2フォークシャフト13の係合溝13aに係合されることを意味している。
次に上述した第1実施形態の作動の説明をする。図1及び図3に示す中立状態で手動変速レバー(図示省略)を操作し、シフトアンドセレクトシャフトに設けた作動アームの先端部25を第2シフトピース17の切欠き17aに係合させて右向き(図3では手前向き)に移動させれば、図2に示すように、第2シフトフォーク22が設けられた第2フォークシャフト13は右向きに移動され、これにより変速歯車が移動されて1つの変速段(例えば第1速)が形成される。図3に示すように、この第2フォークシャフト13の移動により、第1インターロックプレート30は一方の側縁が係合溝13bから押し出され離脱されて右向きに揺動されるとともに、第2フォークシャフト13の外周面に当接されて戻らなくなり、他方の側縁は第1フォークシャフト12の係合溝12aに係合される。また第2インターロックプレート31は他方の側縁が第2フォークシャフト13の外周面に当接して一方の側縁が第3フォークシャフト14の係合溝14bに係合された左向き揺動状態から戻らなくなり、第3インターロックプレート32も、両側の係合溝14a,14bに第3及び第2インターロックプレート32,31が同時に係合することを阻止する制御ピン33により、一方の側縁が第1フォークシャフト15の係合溝15aに係合された左向き揺動位置から戻らなくなる。上述のように第2フォークシャフト13が移動されて1つの変速段が形成された状態では、各インターロックプレート30〜32の側縁は残りのフォークシャフト12,14,15の係合溝12a,14b,15aに係合されて、戻りが阻止されるので、残りのフォークシャフト12,14,15が移動されないようにインターロックされる。
以上は第2フォークシャフト13が右向きに移動された場合について説明したが、第2フォークシャフト13が左向きに移動された場合も同様であり、またその他の各フォークシャフト12,14,15が移動された場合も同様である。これにより変速機において異なる変速段の歯車が同時に噛み合うことを阻止するインターロックがなされる。
この第1実施形態では、全てのフォークシャフト12〜15を支持部材10,11に挿入支持させた後に、各インターロックプレート30〜32をシフトブラケット11に取り付けることができる。この第1実施形態におけるこの取付は、各フォークシャフト12〜15を中立位置とした状態で、各インターロックプレート30〜32を各フォークシャフト12〜15と平行にして側方からそれらの間に挿入し、90度回転してシフトブラケット11の側面に当接し、かなめ側の穴とその反対側の長穴31aにそれぞれ挿通した枢支ねじ34及び案内支持ねじ35をシフトブラケット11の側面にねじ込んで行えばよく、これにより各インターロックプレート30〜32はシフトブラケット11の側面に枢支ねじ34回りに揺動自在に取り付けられる。インターロックプレート30〜32のかなめ側の穴が形成される部分の外径が、各フォークシャフト12〜15の間の距離よりも小さい場合には、各インターロックプレート30〜32はシフトブラケット11の側面と平行にした状態のままで、側方からそれらの間に挿入することも可能である。また各シフトピース16〜19が別の場所に取り付けられて、シフトブラケット11から突出する各フォークシャフト12〜15の端部に何も取り付けられていなければ、シフトブラケット11の側面と平行にしたインターロックプレート30〜32を軸線方向からフォークシャフト12〜15の間に挿入してシフトブラケット11に取り付けることも可能である。
上述のようにこの第1実施形態では、各フォークシャフト12〜15をまとめて支持部材10,11に挿入支持させた後に、インターロックプレート30〜32をフォークシャフト12〜15の間に側方または軸線方向から挿入して揺動自在に取り付けることができる。これにより組立の手間が減少するので、製造コストを減少させることができる。
上述した第1実施形態では、2個のインターロックプレート30,31及び31,32の間に挟まれる第2及び第3フォークシャフト13,14の両側に形成した係合溝13a,13b及び14a,14bの間には軸線方向と直交して連動孔13c,14cを形成し、この各連動孔13c,14cに、その両側の係合溝13a,13bと14a,14bに、第1及び第2インターロックプレート30,31と第2及び第3インターロックプレート31,32が同時に係合することを阻止する制御ピン33を軸線方向摺動可能に設けている。このようにすれば、フォークシャフトが3本以上で2個以上のインターロックプレートが設けられている場合でも、何れか1つのフォークシャフトが中立位置から軸線方向に移動されれば各インターロックプレートは連動して作動されて残るフォークシャフトの移動を全て阻止するので、インターロックは確実に行われる。しかしながらこの第1実施形態はインターロックプレートが1個の場合でも適用可能であり、その場合は制御ピン33は不要である。
また上述した実施形態では、インターロックプレート30〜32は扇形としてシフトブラケット11の側面に当接し、かなめ側となる一端部は枢支ねじ34により揺動自在に、また他端部は長穴31aに挿通した案内支持ねじ35により摺動自在にシフトブラケット11に取り付けており、このようにすればシフトブラケット11の構造が簡単になるとともにインターロックプレート30〜32の取付も容易で組立の手間も減少するので、製造コストを一層減少させることができ、またインターロックプレート30〜32の幅が小さいかなめ側をフォークシャフト12〜15の間から挿入しているので、フォークシャフト12〜15の間の距離を小さくして歯車変速機をコンパクトにまとめることができる。
なおこの第1実施形態では、インターロックプレート30〜32は、両側のもの30,32はかなめ側を上側とし、中央のもの31はかなめ側を下側として配置しており、このようにすれば扇形のインターロックプレート30〜32の配置をコンパクトにまとめることができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、複数のインターロックプレートを全部同じ向きに並べて実施することもできる。
次に図6〜図8に示す第2実施形態の説明をする。この第2実施形態は、本発明による駆動系切換シャフトのインターロック装置を2輪駆動・4輪駆動とハイ・ローの切換装置に適用したものであり、互いに平行に軸線方向移動可能に配置されたハイ・ロー切換シャフト44及び2輪駆動・4輪駆動切換シャフト45が、切換装置ケース40と間をおいてこれに固定されたシフトブラケット41よりなる支持部材により軸線方向摺動自在に案内支持されている。この両切換シャフト44,45を軸線方向に移動するアクチュエータ42は電動式のもので、ケーシング43がシフトブラケット41に取り付けられ、手動の押しボタンまたは切換スイッチなどの操作装置(図示省略)からの入力に基づいて、ハイ・ロー切換シャフト44をハイH、ローL及びニュートラルNの3位置に移動して変速比のハイ・ローの切換を行い、また2輪駆動・4輪駆動切換シャフト45を2輪駆動D2及び4輪駆動D4の2位置に移動して2輪駆動と4輪駆動の切換を行うものである。
図6〜図8に示すように、シフトブラケット41にはボス部41aを形成し、このボス部41aには両切換シャフト44,45を案内支持する支持孔41b,41cが形成されている。ボス部41aの端面には、各支持孔41b,41cを囲む2つの突起を形成し、互いに向かい合う内側には各支持孔41b,41cにかかるように起立面41d,41eを形成している。この起立面41d,41eは、軸線方向から見た場合、次に述べる係合溝44a,45aの延長とほゞ一致した位置に形成している。各切換シャフト44,45は、その切換シャフト44,45の位置を代表する小さいフランジ44b,45bを有している。
次にこの第2実施形態のインターロック装置の説明をする。ボス部41aの端面には、両切換シャフト44,45の間に、第1実施形態のインターロックプレート30〜32と同様な、長穴46aが形成された扇状のインターロックプレート46が当接され、第1実施形態と同様な枢支ねじ47と案内支持ねじ48により、枢支ねじ47回りの揺動を許容してボス部41aの端面から離れることがないように取り付けられる。このインターロックプレート46の側縁は、各切換シャフト44,45に形成した係合溝44a,45aと選択的に係合可能である。すなわち、ハイ・ロー切換シャフト44に形成される係合溝44aは、フランジ44bの位置で示されるハイ・ロー切換シャフト44の位置がハイHとニュートラルNの位置にあるときにインターロックプレート46の一側縁と係合可能となっており(図6参照)、2輪駆動・4輪駆動切換シャフト45に形成される係合溝45aは、フランジ45bの位置で示される2輪駆動・4輪駆動切換シャフト45の位置が4輪駆動D4の位置にあるときにインターロックプレート46の一側縁と係合可能となっている(図6参照)。
前述した第1実施形態では、各インターロックプレート30〜32の側縁の断面は半円弧状とし、各フォークシャフト12〜15の外周に形成する各係合溝の断面は円弧を組み合わせた形状としたが、この第2実施形態では、インターロックプレート46の断面は側縁を平面にした長方形状とし、各切換シャフト44,45の外周に形成する各係合溝44a,45aの断面は両側または一側に傾斜面を設けた形状である。しかしこのインターロックプレートと係合溝の形状は任意である。
次に上述した第2実施形態の作動の説明をする。図6に示すように、操作装置により2輪駆動・4輪駆動切換シャフト45を2輪駆動D2の位置とした状態では、インターロックプレート46の一方の側縁が係合溝45aから離脱されて他方の端縁はハイ・ロー切換シャフト44の係合溝44aに係合される。この状態ではハイ・ロー切換シャフト44はハイHとニュートラルNの2位置に移動することはできるが、ローLの位置に移動することはできないので、2輪駆動の場合にはローへの切換は阻止される。また図7に示すように、操作装置により2輪駆動・4輪駆動切換シャフト45を4輪駆動D4の位置とした状態では、インターロックプレート46の一方の側縁が係合溝45a内に係合されて他方の側縁はハイ・ロー切換シャフト44の係合溝44aから離脱可能となり、この状態ではハイ・ロー切換シャフト44はハイHとニュートラルNとローLの3位置全部に移動することが可能となる。従ってこの第2実施形態では、市街地や高速道路などで通常使用する2輪駆動状態ではロー側に切り換えられることはないので、不注意により2輪駆動状態においてローレンジのままとして、燃費を低下させたり振動を増大させたりすることがなくなる。
この第2実施形態でも、前述した第1実施形態と同様、両切換シャフト44,45をまとめて支持部材40,41に挿入支持させた後に、インターロックプレート46を両切換シャフト44,45の間に挿入して取り付けることができるので、組立の手間を減少させて製造コストを減少させることができる。また第1実施形態と同様、インターロックプレート46は扇形としてシフトブラケット41のボス部41aの端面に取り付けており、このようにすれば製造コストを一層減少させることができ、また両切換シャフト44,45の間の距離を小さくして2輪駆動・4輪駆動とハイ・ローの切換装置をコンパクトにまとめることができる。
次に図9及び図10に示す第3実施形態の説明をする。この第3実施形態は、第1実施形態と同様、本発明による駆動系切換シャフトのインターロック装置を摺動選択式の歯車変速機に適用したものであり、図9及び図10はシフトブラケットに対するフォークシャフト及びインターロックプレートの取付部分のみを示す。その他の部分は第1実施形態と同じであるので、主として相違点につき説明し、その他の部分は説明を省略する。
この第3実施形態では、フォークシャフト52〜54は3本である。シフトブラケット50には各フォークシャフト52〜54を軸線方向摺動自在に案内支持する3本の支持孔50a〜50cが形成され、支持孔50a〜50cが形成される一側面の近くには深い一定幅のスリット51が形成されている。各フォークシャフト52〜54の間に設けられるインターロックプレート55,56は、スリット51内に摺動自在に挿入し、何れも上端部を段付きボルト状の枢支ねじ57の円柱状のピン部により揺動自在に支持している。この第3実施形態では、インターロックプレート55,56はスリット51内に挿入したので、下部が軸線方向に移動するのを防ぐための案内支持ねじは不要である。
第1実施形態と同様、両側の第1及び第3フォークシャフト52,54の外周にはそれぞれ1個の係合溝52a,54aが形成され、中央の第2フォークシャフト53には2個の係合溝53a,53bが両側に形成されている。中央の第2フォークシャフト53には、両側の係合溝53a,53bの底部の中央を結ぶ連動孔53cが軸線方向と直交して形成され、この連動孔53cには両側の係合溝53a,53bに各インターロックプレート55,56の側縁が同時に係合することを阻止する制御ピン58が軸線方向摺動可能に設けられている。
次に上述した第3実施形態の作動の説明をする。初期状態では各フォークシャフト52〜54は何れも中立位置にあり、図9に示すように各インターロックプレート55,56は何れも左向きに揺動されているものとする。図9において中央の第2フォークシャフト53を手前向きに移動すれば、それに関連する変速歯車が移動されて1つの変速段が形成され、この第2フォークシャフト53の移動により、第1インターロックプレート55は一方の側縁が係合溝53aから押し出されて右向きに揺動されてるとともに、第2フォークシャフト53の外周面に当接されて戻らなくなり、他方の側縁は第1フォークシャフト第1フォークシャフト52の係合溝52aに係合される。また第2インターロックプレート56は他方の側縁が第2フォークシャフト53の外周面に当接して一方の側縁が第3フォークシャフト54の係合溝54aに係合された左向き揺動状態から戻らなくなる。このように第2フォークシャフト53が移動されて1つの変速段が形成された状態では、両インターロックプレート55,56の側縁は残りのフォークシャフト52,54の係合溝52a,54aに係合されて、戻りが阻止されるので、残りのフォークシャフト52,54が移動されないようにインターロックされる。
以上は第2フォークシャフト53が右向きに移動された場合について説明したが、第2フォークシャフト53が左向きに移動された場合も同様である。両側の各フォークシャフト52,54が移動された場合も同様であるが、これらの場合は両インターロックプレート55,56は制御ピン58により同じ向きに移動される。これにより変速機において異なる変速段の歯車が同時に噛み合うことを阻止するインターロックがなされる。
この第3実施形態でも、前述した第1実施形態と同様、3本のフォークシャフト52〜54をシフトブラケット50に挿入支持させた後に、2個のインターロックプレート55,56をスリット51内に挿入してシフトブラケット50に取り付けることができるので、組立の手間を減少させて、製造コストを減少させることができる。また両側の第1及び第3フォークシャフト52,54を軸線方向に移動させる場合は、2個のインターロックプレート55,56を制御ピン58により連動して同じ向きに移動させたので、インターロックは確実に行われる。しかしながらこの第3実施形態はインターロックプレートが1個の場合でも適用可能であり、その場合は制御ピン58は不要である。
この第3実施形態では、インターロックプレート55,56はスリット51内に摺動自在に挿入しており、下側を案内支持する案内支持ねじは不要であるのでその分だけ構造が簡略化され、製造コストを低下させることができる。なお、このスリット51はインターロックプレート55,56の全体が挿入されるように設ける必要はなく、インターロックプレート55,56の先端部だけが挿入されて案内支持されるようにしてもよい。
本発明による駆動系切換シャフトのインターロック装置の第1実施形態の全体構造を示す、全ての切換シャフトが中立位置にある状態における平面図である。 図1に示す第1実施形態の1つの切換シャフトが移動された状態における平面図である。 図1の3−3断面図である。 図2の4−4断面図である。 図3の5−5断面図である。 本発明による駆動系切換シャフトのインターロック装置の第2実施形態の要部を示す、ある作動状態における部分平面図である。 図6に示す第2実施形態の異なる作動状態における部分平面図である。 図6の8−8断面図である。 本発明による駆動系切換シャフトのインターロック装置の第3実施形態の要部を示す部分断面図である。 図9の10−10断面図である。
符号の説明
10,11,40,41,50…支持部材(トランスミッションケース、シフトブラケット)
12a,13a,13b,14a,14b,15a,44a,45a,52a,53a,53b,54a…係合溝
12〜15,44,45,52,53,54…切換シャフト(フォークシャフト、ハイ・ロー切換シャフト、2輪駆動・4輪駆動切換シャフト)
13c,14c,53c…連動孔
30〜32,46,55,56…インターロックプレート
30a,31a,32a,46a…長穴
33,58…制御ピン
34,47,57…枢支ピン(枢支ねじ)
35,47…案内支持ピン(案内支持ねじ)

Claims (4)

  1. 互いに平行に軸線方向移動可能に支持部材に案内支持されて外周に係合溝が形成された駆動系を切り換える複数の切換シャフトと、前記切換シャフトの間に移動可能に前記支持部材に支持され両側に位置する前記各切換シャフトの前記各係合溝に選択的に係合して何れか1つの前記切換シャフトが中立位置から軸線方向に移動されれば残る前記切換シャフトの中立位置からの軸線方向移動を阻止するインターロック部材を備えてなる駆動系切換シャフトのインターロック装置において、前記インターロック部材は、前記切換シャフトの間に側方または軸線方向から挿入されてそれらの軸線と平行な軸線回りに揺動自在に一端部が支持されてその側縁が両側に位置する前記各切換シャフトの係合溝に選択的に係合されるインターロックプレートであることを特徴とする駆動系切換シャフトのインターロック装置。
  2. 請求項1に記載の駆動系切換シャフトのインターロック装置において、前記係合溝が両側に設けられた前記切換シャフトには両側の前記係合溝の底部を結ぶ連動孔を軸線方向と直交して形成し、前記連動孔には両側の前記係合溝に前記インターロックプレートが同時に係合することを阻止する制御ピンを摺動可能に設けたことを特徴とする駆動系切換シャフトのインターロック装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の駆動系切換シャフトのインターロック装置において、前記インターロックプレートは前記支持部材の側面に当接してその一端部を枢支ピンにより揺動自在に取り付け、前記インターロックプレートの他端部には同他端部と前記一端部との間を結ぶ線と略直交方向に延びる長穴を形成してこの長穴を通る案内支持ピンにより前記揺動を許容しかつ前記支持部材の側面から離れないように前記他端部を前記支持部材に取り付けたことを特徴とする駆動系切換シャフトのインターロック装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の駆動系切換シャフトのインターロック装置において、前記インターロックプレートは扇形としてそのかなめ側となる前記一端部を前記切換シャフトの間から挿入して前記支持部材に揺動自在に支持したことを特徴とする駆動系切換シャフトのインターロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007064472A (ja) * 2005-08-03 2007-03-15 Nissan Motor Co Ltd 自動マニュアルトランスミッションのインターロック防止装置
DE102008043894A1 (de) 2007-11-19 2009-06-10 AISIN AI CO., LTD., Nishio-shi Schaltmechanismus für eine Getriebevorrichtung
CN103511620A (zh) * 2013-10-09 2014-01-15 唐海滨 一种电动客车自动变速箱挡位互锁装置
CN104913054A (zh) * 2015-05-27 2015-09-16 杭州前进齿轮箱集团股份有限公司 一种用于电动汽车的换挡互锁杆结构

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