JP4790379B2 - 変速機のシフト機構用インタロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変速機のシフト機構用インタロック装置に関するものである。
図7は従来における変速機のシフト機構の一例を示すものであって、複数のシフトロッド40(図7の例では四本)がトランスミッションケース41に対しロッドの軸線方向へ摺動自在に配設されている。
前記シフトロッド40にはそれぞれ、シフトヘッド42が嵌着されると共に、シフトロッド40の軸線方向へ位置をずらしてシフトフォーク43(図7の例では四個のうちの一個のみを図示している)が嵌着されており、各シフトフォーク43は、エンジンの出力をプロペラシャフトへ伝えるためのアウトプットシャフトに装着されたシンクロ機構のシフタスリーブ(図示せず)に対し係合するよう配設されている。
前記シフトロッド40の上方には、トランスミッションケース41に対しシフトセレクトシャフト44が回動自在に配設され、該シフトセレクトシャフト44のスプライン部44aにはインナレバー45のボス部45aが軸線方向へ摺動自在に嵌装され、該インナレバー45の先端部45bは、いずれかのシフトヘッド42の凹溝部42aに係合するようになっている。
一方、運転席に設けられたチェンジレバー46は、リンク機構等の連結手段を介して前記シフトセレクトシャフト44及びインナレバー45に機械的に連結されており、チェンジレバー46を操作してインナレバー45をシフトセレクトシャフト44上でその軸線方向へ移動させ、変速すべき所望のシフトロッド40のシフトヘッド42の凹溝部42aとインナレバー45の先端部45bとを係合させてセレクト動作を行わせ、次いでシフトセレクトシャフト44をその軸線を中心に回動させてインナレバー45を揺動させ、シフトヘッド42を介してシフトロッド40をその軸線方向へ移動させることにより、対応するシフトフォーク43を移動させ、変速機のアウトプットシャフトと、所望のギアとを噛合させて変速を行うように構成されている。
尚、前述の如き変速機のシフト機構の一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開平7−280090号公報
しかしながら、図7に示されるような従来の変速機のシフト機構では、シフトフォーク43の頂上部(シフタスリーブを把持するシフトフォーク半円形状において、フォークの両先端から略等距離となる外周の一部)に、該半円の接線に対して略垂直にシフトロッド40が配設されているため、変速機全体の高さが高くなり、搭載の自由度が低下すると共に、重量増加やコストアップ等につながる可能性があった。
このため、本発明者は、変速機全体の高さを低く抑え、搭載の自由度を向上し、且つ重量軽減並びにコスト低減を図るべく、図8〜図10に示されるような変速機のシフト機構を発明し、既に出願している(本願の出願時には未公開)。
本発明者が発明して既に出願した変速機のシフト機構は、図8〜図10に示される如く、トランスミッションケースに対し相対的に、トランスミッションのアウトプットシャフト(図示せず)の軸線方向へ移動自在に配設されたシフトロッド1に、所望の変速段(図8〜図10の例ではリバース)に対応するシフトフォーク2の筒状のヘッド部2aをピン2bを用いて嵌着し、該シフトフォーク2とは別の変速段(図8〜図10の例では1−2速、3−4速、5−6速)に対応する複数のシフトフォーク3,4,5の筒状のヘッド部3a,4a,5aを、前記シフトロッド1に対しその軸線方向へスライド自在となるよう嵌装し、前記シフトフォーク2,3,4,5のうちのいずれかを選択的にシフトロッド1の軸線方向へ移動させるための選択駆動手段6を配設することにより、変速機のシフト機構を構成し、この場合に、前記シフトロッド1と選択駆動手段6を、シフトロッド1の軸線と直交する垂直面内において、車載時のシフトフォーク3,4,5頂上部から外れた片側に設け、シフトフォーク3,4,5の高さ範囲内に略収まる(ギヤセレクト時のインナレバー11の先端の軌跡に平行なシフトフォーク外周への接線よりも前記軌跡を延長した直線が、シフタスリーブを把持するために形成されたシフトフォークの半円形状の中心寄りに位置する)よう構成したものである。尚、セレクト時のインナレバー11の移動方向とシフトプレートの移動方向を含む平面に対して、シフトフォーク側を「下側」、逆側を「上側」と定義する。
前記シフトロッド1と選択駆動手段6は、図9に示される如く、シフトフォーク2,3,4,5の半円の中心から見て斜め上側に配設するようにしてある。
又、前記選択駆動手段6は、シフトロッド1に対しピン7bを用いて嵌着される筒状のヘッド部7aを有するシフトプレート7(リバースに対応)と、シフトロッド1に対しその軸線方向へスライド自在となるよう嵌装される複数のシフトフォーク3,4,5にそれぞれ連結配置されたシフトプレート8,9,10(1−2速、3−4速、5−6速に対応)と、シフトロッド1の軸線に直角な方向へスライドして前記シフトプレート7,8,9,10のうちのいずれかと係合可能で且つシフトロッド1の軸線方向へ揺動して前記シフトプレート7,8,9,10のうちのいずれかを駆動可能なインナレバー11とを備えてなる構成を有している。
前記1−2速、3−4速、5−6速にそれぞれ対応させたシフトフォーク3,4,5のヘッド部3a,4a,5aには、突片3b,4b,5bを上方へ張り出すように形成し、該突片3b,4b,5bに対し、前記シフトプレート8,9,10の下面側に形成した凹溝部8b,9b,10bを係合させるようにし、又、前記シフトプレート7,8,9,10の上面側には、凹溝部7c,8c,9c,10cを形成し、該凹溝部7c,8c,9c,10cに前記インナレバー11を係合させるようにしてある。
尚、前記インナレバー11は、ボス部11aがシフトセレクトシャフト12のスプライン部12aに対しその軸線方向へ摺動自在に嵌装され、図示していない運転席に設けられたチェンジレバーの操作と連動して、セレクト動作(インナレバー11をシフトセレクトシャフト12のスプライン部12aに対しその軸線方向へ摺動させる動作)と、シフト動作(シフトセレクトシャフト12をその軸線を中心として回動させインナレバー11を揺動させる動作)とが行われるようにしてある。
図8〜図10に示される変速機のシフト機構においては、図示していない運転席に設けられたチェンジレバーを操作して、インナレバー11をシフトセレクトシャフト12のスプライン部12aに対しその軸線方向へ摺動させ、シフトプレート7,8,9,10の凹溝部7c,8c,9c,10cのうちのいずれかとインナレバー11の先端部とを係合させるようにセレクト動作を行わせ、次いでシフトセレクトシャフト12をその軸線を中心に回動させてインナレバー11を揺動させ、前記シフトプレート7,8,9,10のうちのいずれかをシフトロッド1の軸線方向へ移動させ、シフト動作を行わせると、対応するシフトフォーク(2,3,4,5のうちのいずれか)が移動し、変速機のアウトプットシャフトと、所望のギアとが噛合して変速が行われる。
例えば、セレクト動作として、インナレバー11をシフトセレクトシャフト12のスプライン部12aに対しその軸線方向へ摺動させ、シフトプレート7の凹溝部7cとインナレバー11の先端部とを係合させ、次いで、シフト動作として、シフトセレクトシャフト12をその軸線を中心に回動させてインナレバー11を揺動させ、前記シフトプレート7をシフトロッド1の軸線方向へ移動させると、シフトロッド1自体がその軸線方向へスライドし、該シフトロッド1に嵌着されたシフトフォーク2がそれと一体に移動し、リバースレンジへの切り換えが行われる。尚、このとき、シフトフォーク3,4,5はそれぞれ、突片3b,4b,5bがシフトプレート8,9,10に拘束されているため、ニュートラルの位置にとどまり、シフトロッド1と一緒に移動することはない。
一方、セレクト動作として、インナレバー11をシフトセレクトシャフト12のスプライン部12aに対しその軸線方向へ摺動させ、シフトプレート8の凹溝部8cとインナレバー11の先端部とを係合させ、次いで、シフト動作として、シフトセレクトシャフト12をその軸線を中心に回動させてインナレバー11を揺動させ、前記シフトプレート8をシフトロッド1の軸線方向へ移動させると、シフトフォーク3がシフトロッド1に対してその軸線方向へスライドし、1速或いは2速への切り換えが行われる。
又、セレクト動作として、インナレバー11をシフトセレクトシャフト12のスプライン部12aに対しその軸線方向へ摺動させ、シフトプレート9の凹溝部9cとインナレバー11の先端部とを係合させ、次いで、シフト動作として、シフトセレクトシャフト12をその軸線を中心に回動させてインナレバー11を揺動させ、前記シフトプレート9をシフトロッド1の軸線方向へ移動させると、シフトフォーク4がシフトロッド1に対してその軸線方向へスライドし、3速或いは4速への切り換えが行われる。
更に又、セレクト動作として、インナレバー11をシフトセレクトシャフト12のスプライン部12aに対しその軸線方向へ摺動させ、シフトプレート10の凹溝部10cとインナレバー11の先端部とを係合させ、次いで、シフト動作として、シフトセレクトシャフト12をその軸線を中心に回動させてインナレバー11を揺動させ、前記シフトプレート10をシフトロッド1の軸線方向へ移動させると、シフトフォーク5がシフトロッド1に対してその軸線方向へスライドし、5速或いは6速への切り換えが行われる。
そして、前記シフトロッド1と選択駆動手段6を、図9に示す如く、シフトロッド1の軸線と直交する垂直面内において、車載時のシフトフォーク3,4,5頂上部から外れた片側である、シフトフォーク2,3,4,5の斜め上側に配設するようにしてあるため、シフトロッド1と選択駆動手段6がシフトフォーク3,4,5の高さ範囲内に略収まって、変速機全体の高さが低くなり、搭載の自由度が増すと共に、重量増加やコストアップ等も避けられることとなる。
ところで、図8〜図10に示されるような変速機のシフト機構の場合、シフトプレート7,8,9,10のうちのいずれか一つをシフトロッド1の軸線方向へスライドさせる際に、残りのシフトプレートの軸線方向へのスライドを規制して該残りのシフトプレートを中立位置に保持するための、いわゆるインタロック装置を設ける必要があるが、該インタロック装置の具体的な構造については開発されていないのが現状であった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、シンプル且つ組立性の良好な構造で、インタロック装置としての機能を充分に発揮し得、低コスト化をも図り得る変速機のシフト機構用インタロック装置を提供しようとするものである。
本発明は、所望の変速段に対応するシフトフォークが嵌着され且つ軸線方向へ移動自在に配設されたシフトロッドと、該シフトロッドに対しその軸線方向へスライド自在となるよう嵌装され且つ前記シフトフォークとは別の変速段に対応する複数のシフトフォーク3,4,5と、前記シフトロッドに嵌着されるヘッド部7aを有するシフトプレートと、前記シフトロッドに対しその軸線方向へスライド自在となるよう嵌装される複数のシフトフォーク3,4,5にそれぞれ連結配置されたシフトプレート8,9,10と、前記シフトプレート7,8,9,10のうちのいずれか一つを駆動可能なインナレバー11とを備えた変速機のシフト機構用インタロック装置であって、
固定配置されるインタロックハウジング13の内部に、シフトロッドの端部と、該シフトロッドに嵌着されるヘッド部7aを有するシフトプレート以外のシフトプレート8,9,10の端部とを貫通させると共に、前記インタロックハウジング13の内部におけるシフトロッドの端部とシフトプレート8,9,10の端部との間に、球体用移動空間14が形成されるよう球体用移動規制部材15,16を配設し、該球体用移動規制部材15,16とシフトロッドの端部とシフトプレート8,9,10の端部との間に形成される球体用移動空間14内に、第一の球体17と第二の球体18と第三の球体19とをシフトロッドの軸線と直交する面方向へのみ移動自在に配設し、前記シフトロッド1の端部に、第二の球体18が係合・離脱可能な係合凹部20を形成し、シフトプレート8の端部に、第一の球体17が係合・離脱可能な係合凹部21を形成し、シフトプレート9の端部に、第一の球体17と第二の球体18と第三の球体19とが係合・離脱可能な係合凹部22を形成し、シフトプレート10の端部に、第三の球体19が係合・離脱可能な係合凹部23を形成し、
前記シフトプレート8の端部は、その下端面がシフトプレート9の下端面の高さ位置より高く位置するよう部分的に切り欠いてなる切欠部29を形成すると共に、シフトプレート9に面する側の角部を切除してなる第一の球体17用の傾斜逃げ溝30を形成し、
前記シフトプレート10の端部は、その下端面がシフトプレート9の下端面の高さ位置より高く位置するよう部分的に切り欠いてなる切欠部31を形成すると共に、シフトプレート9に面する側の角部を切除してなる第三の球体19用の傾斜逃げ溝32を形成し、
ニュートラルの状態では、シフトロッド1の係合凹部20に第二の球体18が係合し、シフトプレート8の係合凹部21に第一の球体17が係合し、シフトプレート9の係合凹部22に第一の球体17と第三の球体19とが係合し、シフトプレート10の係合凹部23に第三の球体19が係合し、シフトロッド1並びにシフトプレート8,9,10の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成し、
前記ニュートラルの状態からシフトロッド1をその軸線方向へスライドさせた際に、該シフトロッド1の係合凹部20から第二の球体18が離脱すると共に、該第二の球体18がシフトプレート9の係合凹部22に係合し、且つ両側に隣接する第一の球体17と第三の球体19を押し退けることにより、該第一の球体17と第三の球体19が球体用移動規制部材15,16に動きを規制されつつシフトプレート8,10の係合凹部21,23に係合し、前記スライドさせたシフトロッド1以外のシフトプレート8,9,10の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成し、
前記ニュートラルの状態からシフトプレート8をその軸線方向へスライドさせた際に、該シフトプレート8の係合凹部21から第一の球体17が離脱して傾斜逃げ溝30に当接しつつシフトプレート9の係合凹部22に係合すると共に、該第一の球体17が隣接する第二の球体18を押し退けることにより、該第二の球体18がシフトロッド1の係合凹部20に係合し、且つ第二の球体18に押し退けられて第三の球体19が球体用移動規制部材16に動きを規制されつつシフトプレート10の係合凹部23に係合し、前記スライドさせたシフトプレート8以外のシフトロッド1並びにシフトプレート9,10の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成し、
前記ニュートラルの状態からシフトプレート9をその軸線方向へスライドさせた際に、該シフトプレート9の係合凹部22から第一の球体17と第三の球体19が離脱し球体用移動規制部材15,16に動きを規制されつつシフトプレート8,10の係合凹部21,23に係合すると共に、第二の球体18がシフトロッド1の係合凹部20に係合し、前記スライドさせたシフトプレート9以外のシフトロッド1並びにシフトプレート8,10の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成し、
前記ニュートラルの状態からシフトプレート10をその軸線方向へスライドさせた際に、該シフトプレート10の係合凹部23から第三の球体19が離脱して傾斜逃げ溝32に当接しつつシフトプレート9の係合凹部22に係合すると共に、該第三の球体19が隣接する第二の球体18を押し退けることにより、該第二の球体18がシフトロッド1の係合凹部20に係合し、且つ第二の球体18に押し退けられて第一の球体17が球体用移動規制部材15に動きを規制されつつシフトプレート8の係合凹部21に係合し、前記スライドさせたシフトプレート10以外のシフトロッド1並びにシフトプレート8,9の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成したことを特徴とする変速機のシフト機構用インタロック装置にかかるものである。
前記変速機のシフト機構用インタロック装置の場合、ニュートラルの状態では、シフトロッド1の係合凹部20に第二の球体18が係合し、シフトプレート8の係合凹部21に第一の球体17が係合し、シフトプレート9の係合凹部22に第一の球体17と第三の球体19とが係合し、シフトプレート10の係合凹部23に第三の球体19が係合し、シフトロッド1並びにシフトプレート8,9,10の軸線方向へのスライドが規制されてそれらが中立位置に保持される。前記ニュートラルの状態からシフトロッド1をその軸線方向へスライドさせると、該シフトロッド1の係合凹部20から第二の球体18が離脱すると共に、該第二の球体18がシフトプレート9の係合凹部22に係合し、且つ両側に隣接する第一の球体17と第三の球体19を押し退けることにより、該第一の球体17と第三の球体19が球体用移動規制部材15,16に動きを規制されつつシフトプレート8,10の係合凹部21,23に係合し、前記スライドさせたシフトロッド1以外のシフトプレート8,9,10の軸線方向へのスライドが規制されてそれらが中立位置に保持される。
又、前記ニュートラルの状態からシフトプレート8をその軸線方向へスライドさせると、該シフトプレート8の係合凹部21から第一の球体17が離脱し、且つそれ以外の係合凹部20,22,23に第二の球体18、第一の球体17、第三の球体19が係合することにより、前記スライドさせたシフトプレート8以外のシフトロッド1並びにシフトプレート9,10の軸線方向へのスライドが規制されてそれらが中立位置に保持される。前記ニュートラルの状態からシフトプレート9をその軸線方向へスライドさせると、該シフトプレート9の係合凹部22から第一の球体17と第三の球体19が離脱し、且つそれ以外の係合凹部20,21,23に第二の球体18、第一の球体17、第三の球体19が係合することにより、前記スライドさせたシフトプレート9以外のシフトロッド1並びにシフトプレート8,10の軸線方向へのスライドが規制されてそれらが中立位置に保持される。前記ニュートラルの状態からシフトプレート10をその軸線方向へスライドさせると、該シフトプレート10の係合凹部23から第三の球体19が離脱し、且つそれ以外の係合凹部20,21,22に第二の球体18、第一の球体17、第三の球体19が係合することにより、前記スライドさせたシフトプレート10以外のシフトロッド1並びにシフトプレート8,9の軸線方向へのスライドが規制されてそれらが中立位置に保持される。
本発明の変速機のシフト機構用インタロック装置によれば、シンプル且つ組立性の良好な構造で、インタロック装置としての機能を充分に発揮し得、低コスト化をも図り得るという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図6は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図8〜図10と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図8〜図10に示すものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1〜図6に示す如く、固定配置されるインタロックハウジング13の内部に、シフトロッド1の端部と、該シフトロッド1に嵌着されるヘッド部7aを有するシフトプレート7以外のシフトプレート8,9,10の端部とを貫通させると共に、前記インタロックハウジング13の内部におけるシフトロッド1の端部とシフトプレート8,9,10の端部との間に、球体用移動空間14が形成されるよう二本のピンからなる球体用移動規制部材15,16を配設し、該球体用移動規制部材15,16とシフトロッド1の端部とシフトプレート8,9,10の端部との間に形成される球体用移動空間14内に、複数(図の例では第一、第二、第三の三個)の球体17,18,19をシフトロッド1の軸線と直交する面方向へのみ移動自在に配設し、前記シフトロッド1の端部に、第二の球体18が係合・離脱可能な係合凹部20を形成し、シフトプレート8の端部に、第一の球体17が係合・離脱可能な係合凹部21を形成し、シフトプレート9の端部に、第一の球体17と第二の球体18と第三の球体19とが係合・離脱可能な係合凹部22を形成し、シフトプレート10の端部に、第三の球体19が係合・離脱可能な係合凹部23を形成した点にある。
前記インタロックハウジング13は、二枚の板状ブロック24,24を、各々が略同径の球体17,18,19の外径と略等しい間隔をあけて配置し、天板で連結して各ブロック対向面を平行に固定すると共に、板状ブロック24,24間に掛け渡す如く球体用移動規制部材15,16を取り付け、更に、板状ブロック24,24に、シフトロッド1の端部を通すための貫通丸孔25と、シフトプレート8,9,10の端部を通すための貫通角孔26,27,28とを穿設してなる構成を有している。
又、前記シフトプレート8の端部は、その下端面がシフトプレート9の下端面の高さ位置より所要量だけ高く位置するよう部分的に切り欠いてなる切欠部29を形成すると共に、シフトプレート9に面する側の角部を所要範囲に亘って切除してなる第一の球体17用の傾斜逃げ溝30を形成してある。
更に又、前記シフトプレート10の端部は、前記シフトプレート8と同様に、その下端面がシフトプレート9の下端面の高さ位置より所要量だけ高く位置するよう部分的に切り欠いてなる切欠部31を形成すると共に、シフトプレート9に面する側の角部を所要範囲に亘って切除してなる第三の球体19用の傾斜逃げ溝32を形成してある。
次に、上記図示例の作用を説明する。
ニュートラルの状態では、シフトロッド1の係合凹部20に第二の球体18が係合し(図1及び図2(a),(e)参照)、シフトプレート8の係合凹部21に第一の球体17が係合し(図1及び図2(a),(b)参照)、シフトプレート9の係合凹部22に第一の球体17と第三の球体19とが係合し(図1及び図2(a),(c)参照)、シフトプレート10の係合凹部23に第三の球体19が係合し(図1及び図2(a),(d)参照)、これにより、シフトロッド1並びにシフトプレート8,9,10の軸線方向へのスライドが規制されてそれらが中立位置に保持される。
前記ニュートラルの状態から、例えば、リバースレンジへの切り換えを行うために、図3(e)に示す如く、シフトロッド1をその軸線方向へスライドさせると、該シフトロッド1の係合凹部20から第二の球体18が押し出されるように離脱すると共に、該第二の球体18がシフトプレート9の係合凹部22に係合し(図3(a),(c)参照)、且つ両側に隣接する第一の球体17と第三の球体19を押し退けることにより、該第一の球体17と第三の球体19が球体用移動規制部材15,16に動きを規制されつつシフトプレート8,10の係合凹部21,23に係合し(図3(a),(b),(d)参照)、これにより、シフトロッド1以外のシフトプレート8,9,10の軸線方向へのスライドが規制され、それらが中立位置に保持される。
又、前記ニュートラルの状態から、例えば、1速或いは2速への切り換えを行うために、図4(b)に示す如く、シフトプレート8をその軸線方向へスライドさせると、該シフトプレート8の係合凹部21から第一の球体17が押し出されるように離脱して傾斜逃げ溝30に当接しつつシフトプレート9の係合凹部22に係合すると共に(図3(a),(c)参照)、該第一の球体17が隣接する第二の球体18を押し退けることにより、該第二の球体18がシフトロッド1の係合凹部20に係合し(図3(a),(e)参照)、且つ第二の球体18に押し退けられて第三の球体19が球体用移動規制部材16に動きを規制されつつシフトプレート10の係合凹部23に係合し(図3(a),(d)参照)、これにより、シフトロッド1の軸線方向へのスライドとシフトプレート9,10の軸線方向へのスライドとが規制され、それらが中立位置に保持される。
更に又、前記ニュートラルの状態から、例えば、3速或いは4速への切り換えを行うために、図5(c)に示す如く、シフトプレート9をその軸線方向へスライドさせると、該シフトプレート9の係合凹部22から第一の球体17と第三の球体19が押し出されるように離脱し球体用移動規制部材15,16に動きを規制されつつシフトプレート8,10の係合凹部21,23に係合すると共に(図5(a),(b),(d)参照)、第二の球体18がシフトロッド1の係合凹部20に係合し(図5(a),(e)参照)、これにより、シフトロッド1の軸線方向へのスライドとシフトプレート8,10の軸線方向へのスライドとが規制され、それらが中立位置に保持される。
又、前記ニュートラルの状態から、例えば、5速或いは6速への切り換えを行うために、図6(d)に示す如く、シフトプレート10をその軸線方向へスライドさせると、該シフトプレート10の係合凹部23から第三の球体19が押し出されるように離脱して傾斜逃げ溝32に当接しつつシフトプレート9の係合凹部22に係合すると共に(図6(a),(c)参照)、該第三の球体19が隣接する第二の球体18を押し退けることにより、該第二の球体18がシフトロッド1の係合凹部20に係合し(図6(a),(e)参照)、且つ第二の球体18に押し退けられて第一の球体17が球体用移動規制部材15に動きを規制されつつシフトプレート8の係合凹部21に係合し(図6(a),(b)参照)、これにより、シフトロッド1の軸線方向へのスライドとシフトプレート8,9の軸線方向へのスライドとが規制され、それらが中立位置に保持される。球体用移動規制部材15,16と、係合凹部21,23の頂上部(最も深く凹んだ位置)との距離は、球体17,19の外径よりも短く、球体17,19が各シフトプレート8,10の外側(中央のシフトプレート9の反対側)に逃げないようにしている。
この結果、シフトロッド1或いはシフトプレート8,9,10のうちのいずれか一つをその軸線方向へスライドさせた際に、該スライドさせたシフトロッド1或いはシフトプレート8,9,10のうちのいずれか一つ以外の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持することが、インタロックハウジング13の内部に三個の球体17,18,19を配設するだけの極めてシンプル且つ組立性の良好な構造で実現可能となり、コストを低く抑えることも可能となる。
こうして、シンプル且つ組立性の良好な構造で、インタロック装置としての機能を充分に発揮し得、低コスト化をも図り得る。
尚、本発明の変速機のシフト機構用インタロック装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、シフトロッドに嵌着されるシフトフォークは、リバース用のものに限らず、それ以外の変速段に対応するシフトフォークであっても良いこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例におけるニュートラル状態を示す側面図である。 本発明を実施する形態の一例におけるニュートラル状態を示す概要構成図であって、(a)は一部切断後面図(図1のIIa−IIa矢視相当図)、(b)は1−2速に対応するシフトプレートと第一の球体との位置関係を示す側面図、(c)は3−4速に対応するシフトプレートと第一の球体との位置関係を示す側面図、(d)は5−6速に対応するシフトプレートと第三の球体との位置関係を示す側面図、(e)はリバースに対応するシフトロッドと第二の球体との位置関係を示す側面図である。 本発明を実施する形態の一例におけるリバースシフト状態を示す概要構成図であって、(a)は一部切断後面図、(b)は1−2速に対応するシフトプレートと第一の球体との位置関係を示す側面図、(c)は3−4速に対応するシフトプレートと第二の球体との位置関係を示す側面図、(d)は5−6速に対応するシフトプレートと第三の球体との位置関係を示す側面図、(e)はリバースに対応するシフトロッドと第二の球体との位置関係を示す側面図である。 本発明を実施する形態の一例における1−2速シフト状態を示す概要構成図であって、(a)は一部切断後面図、(b)は1−2速に対応するシフトプレートと第一の球体との位置関係を示す側面図、(c)は3−4速に対応するシフトプレートと第一の球体との位置関係を示す側面図、(d)は5−6速に対応するシフトプレートと第三の球体との位置関係を示す側面図、(e)はリバースに対応するシフトロッドと第二の球体との位置関係を示す側面図である。 本発明を実施する形態の一例における3−4速シフト状態を示す概要構成図であって、(a)は一部切断後面図、(b)は1−2速に対応するシフトプレートと第一の球体との位置関係を示す側面図、(c)は3−4速に対応するシフトプレートと第一の球体との位置関係を示す側面図、(d)は5−6速に対応するシフトプレートと第三の球体との位置関係を示す側面図、(e)はリバースに対応するシフトロッドと第二の球体との位置関係を示す側面図である。 本発明を実施する形態の一例における5−6速シフト状態を示す概要構成図であって、(a)は一部切断後面図、(b)は1−2速に対応するシフトプレートと第一の球体との位置関係を示す側面図、(c)は3−4速に対応するシフトプレートと第三の球体との位置関係を示す側面図、(d)は5−6速に対応するシフトプレートと第三の球体との位置関係を示す側面図、(e)はリバースに対応するシフトロッドと第二の球体との位置関係を示す側面図である。 従来における変速機のシフト機構の一例を示す概要構成図である。 本発明者が発明して既に出願した変速機のシフト機構を示す斜視図である。 本発明者が発明して既に出願した変速機のシフト機構を示す後面図であって、図8のIX−IX矢視相当図である。 本発明者が発明して既に出願した変速機のシフト機構を示す上面図であって、図8のX−X矢視相当図である。
符号の説明
1 シフトロッド
2 シフトフォーク
3 シフトフォーク
4 シフトフォーク
5 シフトフォーク
7 シフトプレート
8 シフトプレート
9 シフトプレート
10 シフトプレート
11 インナレバー
13 インタロックハウジング
14 球体用移動空間
15 球体用移動規制部材
16 球体用移動規制部材
17 球体
18 球体
19 球体
20 係合凹部
21 係合凹部
22 係合凹部
23 係合凹部

Claims (1)

  1. 所望の変速段に対応するシフトフォーク(2)が嵌着され且つ軸線方向へ移動自在に配設されたシフトロッド(1)と、該シフトロッド(1)に対しその軸線方向へスライド自在となるよう嵌装され且つ前記シフトフォーク(2)とは別の変速段に対応する複数のシフトフォーク(3),(4),(5)と、前記シフトロッド(1)に嵌着されるヘッド部(7a)を有するシフトプレート(7)と、前記シフトロッド(1)に対しその軸線方向へスライド自在となるよう嵌装される複数のシフトフォーク(3),(4),(5)にそれぞれ連結配置されたシフトプレート(8),(9),(10)と、前記シフトプレート(7),(8),(9),(10)のうちのいずれか一つを駆動可能なインナレバー(11)とを備えた変速機のシフト機構用インタロック装置であって、
    固定配置されるインタロックハウジング(13)の内部に、シフトロッド(1)の端部と、該シフトロッド(1)に嵌着されるヘッド部(7a)を有するシフトプレート(7)以外のシフトプレート(8),(9),(10)の端部とを貫通させると共に、前記インタロックハウジング(13)の内部におけるシフトロッド(1)の端部とシフトプレート(8),(9),(10)の端部との間に、球体用移動空間(14)が形成されるよう球体用移動規制部材(15),(16)を配設し、該球体用移動規制部材(15),(16)とシフトロッド(1)の端部とシフトプレート(8),(9),(10)の端部との間に形成される球体用移動空間(14)内に、第一の球体(17)と第二の球体(18)と第三の球体(19)とをシフトロッド(1)の軸線と直交する面方向へのみ移動自在に配設し、前記シフトロッド(1)の端部に、第二の球体(18)が係合・離脱可能な係合凹部(20)を形成し、シフトプレート(8)の端部に、第一の球体(17)が係合・離脱可能な係合凹部(21)を形成し、シフトプレート(9)の端部に、第一の球体(17)と第二の球体(18)と第三の球体(19)とが係合・離脱可能な係合凹部(22)を形成し、シフトプレート(10)の端部に、第三の球体(19)が係合・離脱可能な係合凹部(23)を形成し、
    前記シフトプレート(8)の端部は、その下端面がシフトプレート(9)の下端面の高さ位置より高く位置するよう部分的に切り欠いてなる切欠部(29)を形成すると共に、シフトプレート(9)に面する側の角部を切除してなる第一の球体(17)用の傾斜逃げ溝(30)を形成し、
    前記シフトプレート(10)の端部は、その下端面がシフトプレート(9)の下端面の高さ位置より高く位置するよう部分的に切り欠いてなる切欠部(31)を形成すると共に、シフトプレート(9)に面する側の角部を切除してなる第三の球体(19)用の傾斜逃げ溝(32)を形成し、
    ニュートラルの状態では、シフトロッド(1)の係合凹部(20)に第二の球体(18)が係合し、シフトプレート(8)の係合凹部(21)に第一の球体(17)が係合し、シフトプレート(9)の係合凹部(22)に第一の球体(17)と第三の球体(19)とが係合し、シフトプレート(10)の係合凹部(23)に第三の球体(19)が係合し、シフトロッド(1)並びにシフトプレート(8),(9),(10)の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成し、
    前記ニュートラルの状態からシフトロッド(1)をその軸線方向へスライドさせた際に、該シフトロッド(1)の係合凹部(20)から第二の球体(18)が離脱すると共に、該第二の球体(18)がシフトプレート(9)の係合凹部(22)に係合し、且つ両側に隣接する第一の球体(17)と第三の球体(19)を押し退けることにより、該第一の球体(17)と第三の球体(19)が球体用移動規制部材(15),(16)に動きを規制されつつシフトプレート(8),(10)の係合凹部(21),(23)に係合し、前記スライドさせたシフトロッド(1)以外のシフトプレート(8),(9),(10)の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成し、
    前記ニュートラルの状態からシフトプレート(8)をその軸線方向へスライドさせた際に、該シフトプレート(8)の係合凹部(21)から第一の球体(17)が離脱して傾斜逃げ溝(30)に当接しつつシフトプレート(9)の係合凹部(22)に係合すると共に、該第一の球体(17)が隣接する第二の球体(18)を押し退けることにより、該第二の球体(18)がシフトロッド(1)の係合凹部(20)に係合し、且つ第二の球体(18)に押し退けられて第三の球体(19)が球体用移動規制部材(16)に動きを規制されつつシフトプレート(10)の係合凹部(23)に係合し、前記スライドさせたシフトプレート(8)以外のシフトロッド(1)並びにシフトプレート(9),(10)の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成し、
    前記ニュートラルの状態からシフトプレート(9)をその軸線方向へスライドさせた際に、該シフトプレート(9)の係合凹部(22)から第一の球体(17)と第三の球体(19)が離脱し球体用移動規制部材(15),(16)に動きを規制されつつシフトプレート(8),(10)の係合凹部(21),(23)に係合すると共に、第二の球体(18)がシフトロッド(1)の係合凹部(20)に係合し、前記スライドさせたシフトプレート(9)以外のシフトロッド(1)並びにシフトプレート(8),(10)の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成し、
    前記ニュートラルの状態からシフトプレート(10)をその軸線方向へスライドさせた際に、該シフトプレート(10)の係合凹部(23)から第三の球体(19)が離脱して傾斜逃げ溝(32)に当接しつつシフトプレート(9)の係合凹部(22)に係合すると共に、該第三の球体(19)が隣接する第二の球体(18)を押し退けることにより、該第二の球体(18)がシフトロッド(1)の係合凹部(20)に係合し、且つ第二の球体(18)に押し退けられて第一の球体(17)が球体用移動規制部材(15)に動きを規制されつつシフトプレート(8)の係合凹部(21)に係合し、前記スライドさせたシフトプレート(10)以外のシフトロッド(1)並びにシフトプレート(8),(9)の軸線方向へのスライドを規制してそれらを中立位置に保持し得るよう構成したことを特徴とする変速機のシフト機構用インタロック装置。
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