JP2005155401A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フューエルカット制御の停止後に空燃比リッチ制御を行う内燃機関において、空燃比リッチ制御による排気浄化触媒からの酸素放出量上限値を設定すると共に、空燃比リッチ制御実行後に排気浄化触媒から放出される酸素放出量の基準値を排気空燃比センサの検出値を用いずに算出する。そして、空燃比リッチ制御の実行後、空燃比センサの検出値に基づいて算出された予測酸素放出量が目標酸素放出量に達していない場合であっても、酸素放出量の基準値が酸素放出量上限値以上となったときは空燃比リッチ制御を停止する(S112,S113,S115)。
【選択図】 図3
Description
即ち、本発明は、フューエルカット制御の停止後に空燃比リッチ制御を行う内燃機関において、空燃比リッチ制御による排気浄化触媒からの酸素放出量の上限値を設定すると共に、空燃比リッチ制御実行後に排気浄化触媒から放出される酸素放出量の基準値を排気空燃比センサの検出値を用いずに算出する。そして、空燃比リッチ制御の実行後、空燃比センサの検出値に基づいて算出された予測酸素放出量が目標酸素放出量に達していない場合であっても、酸素放出量の基準値が酸素放出量の上限値以上となったときは空燃比リッチ制御を停止する。
排気通路に設けられ、排気中のNOxを還元する特性および排気中の酸素を貯蔵する特性を有する排気浄化触媒と、
該排気浄化触媒の上流側の前記排気通路に設けられ、排気空燃比を検出する排気空燃比センサと、
内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、を備え、
前記内燃機関が所定の運転状態にあるときは該内燃機関への燃料供給を停止するフューエルカット制御を実行し、
さらに、該フューエルカット制御を停止した後に所定条件が成立した場合、前記排気空燃比センサの検出値に基づいて排気空燃比を一時的に理論空燃比より過濃な目標リッチ空燃比とすべく制御する空燃比リッチ制御を実行する内燃機関の空燃比制御装置において、
前記フューエルカット制御実行中の吸入空気量の積算値と前記排気浄化触媒の酸素貯蔵能力とから、前記フューエルカット制御実行中に前記排気浄化触媒に貯蔵された酸素貯蔵量を算出する酸素貯蔵量算出手段と、
前記空燃比リッチ制御を実行することによって前記排気浄化触媒から酸素を放出させるときに目標とする酸素放出量である目標酸素放出量を、前記酸素貯蔵量算出手段によって算出された前記酸素貯蔵量に応じて設定する目標酸素放出量設定手段と、
前記空燃比リッチ制御を実行することによって前記排気浄化触媒から放出させるときの酸素放出量の上限値である酸素放出量上限値を、前記目標酸素放出量設定手段によって設定された前記目標酸素放出量に応じて設定する酸素放出量上限値設定手段と、
前記空燃比リッチ制御実行後の吸入空気量の積算値と前記排気空燃比センサによって検出される排気空燃比とから、前記空燃比リッチ制御実行後に前記排気浄化触媒から放出された酸素放出量の予測値である予測酸素放出量を算出する予測酸素放出量算出手段と、
前記空燃比リッチ制御実行後の吸入空気量の積算値と前記目標リッチ空燃比とから、前記空燃比リッチ制御実行後に前記排気浄化触媒から放出される酸素放出量の標準値である標準酸素放出量を算出する標準酸素放出量算出手段と、
をさらに備え、
前記空燃比リッチ制御の実行後、
前記予測酸素放出量算出手段によって算出された前記予測酸素放出量が前記目標酸素放出量設定手段によって設定された前記目標酸素放出量以上となったとき、もしくは、前記標準酸素放出量算出手段によって算出された前記標準酸素放出量が前記酸素放出量上限値設定手段によって設定された前記酸素放出量上限値以上となったときに前記空燃比リッチ制御を停止することを特徴とする。
した場合としては、フューエルカット制御の実行時間が所定時間以上の場合が例示できる。
が出来る。
先ず、本発明に係る内燃機関の空燃比制御装置の実施例1について説明する。図1は、本実施例に係る内燃機関とその吸排気系および制御系の概略構成を示す図である。
Oxを還元する特性を有すると共に排気中の酸素を貯蔵する特性をも有する排気浄化触媒3が設けられている。この排気浄化触媒3としては三元触媒や吸蔵還元型NOx触媒等が例示出来る。
ここで、本実施例に係る空燃比リッチ制御ルーチンについて、図2および3に示すフローチャート図に基づいて説明する。
定された場合、ECU10は、S104に進む。
、その後、S115に進み、空燃比リッチ制御を停止して本ルーチンの実行を終了する。
ここで、本実施例に係る空燃比リッチ制御ルーチンについて、図4および5に示すフローチャート図に基づいて説明する。本実施例に係る空燃比リッチ制御ルーチンにおいては、S210、S212以外のステップは、上述した実施例1に係る空燃比リッチ制御ルーチンと同様であるため、同様のステップには同様の参照番号を付しその説明を省略する。
。
3・・・排気浄化触媒
5・・・エアフローメータ
6・・・スロットル弁
7・・・排気空燃比センサ
8・・・クランクポジションセンサ
10・・ECU
Claims (2)
- 排気通路に設けられ、排気中のNOxを還元する特性および排気中の酸素を貯蔵する特性を有する排気浄化触媒と、
該排気浄化触媒の上流側の前記排気通路に設けられ、排気空燃比を検出する排気空燃比センサと、
内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、を備え、
前記内燃機関が所定の運転状態にあるときは該内燃機関への燃料供給を停止するフューエルカット制御を実行し、
さらに、該フューエルカット制御を停止した後に所定条件が成立した場合、前記排気空燃比センサの検出値に基づいて排気空燃比を一時的に理論空燃比より過濃な目標リッチ空燃比とすべく制御する空燃比リッチ制御を実行する内燃機関の空燃比制御装置において、
前記フューエルカット制御実行中の吸入空気量の積算値と前記排気浄化触媒の酸素貯蔵能力とから、前記フューエルカット制御実行中に前記排気浄化触媒に貯蔵された酸素貯蔵量を算出する酸素貯蔵量算出手段と、
前記空燃比リッチ制御を実行することによって前記排気浄化触媒から酸素を放出させるときに目標とする酸素放出量である目標酸素放出量を、前記酸素貯蔵量算出手段によって算出された前記酸素貯蔵量に応じて設定する目標酸素放出量設定手段と、
前記空燃比リッチ制御を実行することによって前記排気浄化触媒から放出させるときの酸素放出量の上限値である酸素放出量上限値を、前記目標酸素放出量設定手段によって設定された前記目標酸素放出量に応じて設定する酸素放出量上限値設定手段と、
前記空燃比リッチ制御実行後の吸入空気量の積算値と前記排気空燃比センサによって検出される排気空燃比とから、前記空燃比リッチ制御実行後に前記排気浄化触媒から放出された酸素放出量の予測値である予測酸素放出量を算出する予測酸素放出量算出手段と、
前記空燃比リッチ制御実行後の吸入空気量の積算値と前記目標リッチ空燃比とから、前記空燃比リッチ制御実行後に前記排気浄化触媒から放出される酸素放出量の標準値である標準酸素放出量を算出する標準酸素放出量算出手段と、
をさらに備え、
前記空燃比リッチ制御の実行後、
前記予測酸素放出量算出手段によって算出された前記予測酸素放出量が前記目標酸素放出量設定手段によって設定された前記目標酸素放出量以上となったとき、もしくは、前記標準酸素放出量算出手段によって算出された前記標準酸素放出量が前記酸素放出量上限値設定手段によって設定された前記酸素放出量上限値以上となったときに前記空燃比リッチ制御を停止することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。 - 排気通路に設けられ、排気中のNOxを還元する特性および排気中の酸素を貯蔵する特性を有する排気浄化触媒と、
該排気浄化触媒の上流側の前記排気通路に設けられ、排気空燃比を検出する排気空燃比センサと、
内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、を備え、
前記内燃機関が所定の運転状態にあるときは該内燃機関への燃料供給を停止するフューエルカット制御を実行し、
さらに、該フューエルカット制御を停止した後に所定条件が成立した場合、前記排気空燃比センサの検出値に基づいて排気空燃比を一時的に理論空燃比より過濃な目標リッチ空燃比とすべく制御する空燃比リッチ制御を実行する内燃機関の空燃比制御装置において、
前記フューエルカット制御実行中の吸入空気量の積算値と前記排気浄化触媒の酸素貯蔵能力とから、前記フューエルカット制御実行中に前記排気浄化触媒に貯蔵された酸素貯蔵量を算出する酸素貯蔵量算出手段と、
前記空燃比リッチ制御を実行することによって前記排気浄化触媒から酸素を放出させるときに目標とする酸素放出量である目標酸素放出量を、前記酸素貯蔵量算出手段によって
算出された前記酸素貯蔵量に応じて設定する目標酸素放出量設定手段と、
前記空燃比リッチ制御を実行することによって前記排気浄化触媒から放出させるときの酸素放出量の上限値である酸素放出量上限値を、前記目標酸素放出量設定手段によって設定された前記目標酸素放出量に応じて設定する酸素放出量上限値設定手段と、
前記空燃比リッチ制御実行後の吸入空気量の積算値と前記排気空燃比センサによって検出される排気空燃比とから、前記空燃比リッチ制御実行後に前記排気浄化触媒から放出された酸素放出量の予測値である予測酸素放出量を算出する予測酸素放出量算出手段と、
前記内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁を全閉とした場合の吸入空気量として算出される前記空燃比リッチ制御実行後の吸入空気量の積算値と前記目標リッチ空燃比とから、前記空燃比リッチ制御実行後に前記排気浄化触媒から放出される酸素放出量の最小値である最少酸素放出量を算出する最少酸素放出量算出手段と、
をさらに備え、
前記空燃比リッチ制御の実行後、
前記予測酸素放出量算出手段によって算出された予測酸素放出量が前記目標酸素放出量設定手段によって設定された前記目標酸素放出量以上となったとき、もしくは、前記最少酸素放出量算出手段によって算出された前記最少酸素放出量が前記酸素放出量上限値設定手段によって設定された前記酸素放出量上限値以上となったときに前記空燃比リッチ制御を停止することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
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JP2003393868A JP4289133B2 (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
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JP2009162174A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の空燃比制御装置 |
JP2011069338A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料供給量制御装置 |
WO2011158353A1 (ja) | 2010-06-16 | 2011-12-22 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料制御装置 |
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US9239018B2 (en) | 2010-06-16 | 2016-01-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel control apparatus for internal combustion engine |
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