JP2005153929A - 連続包装体搬送方法と連続包装体搬送機構および連続包装体断裁装置 - Google Patents

連続包装体搬送方法と連続包装体搬送機構および連続包装体断裁装置 Download PDF

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宏則 勝見
Naoaki Sakamoto
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Abstract

【課題】 切断後の包装部の姿勢を安定させ、包装部を確実に所定位置に投入できる連続包装体搬送方法および連続包装体搬送機構およびそれらを用いた連続包装体断裁装置を提供する。
【解決手段】 所定の搬送経路10aとほぼ直交して形成された横シール部13により複数の包装部12を区画連成してなる連続包装体10を所定位置に搬送し、一対の回転刃41により隣り合う2つの包装部12,12間の横シール部13を切断して分離する連続包装体断裁装置1において、連続包装体搬送機構60として、回転刃41による横シール部13の切断終了時に切断されて分離した包装部12単体の縦シール部14を保持するチャック61を連続包装体10の搬送経路10aに沿って設けたものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、連続包装体搬送方法と連続包装体搬送機構および連続包装体断裁装置に関し、特に、複数の包装部が区画連成された連続包装体を連続的に送り出して回転刃により包装部毎に断裁する連続包装体断裁装置において、連続包装体を断裁部に搬送する連続包装体搬送方法と連続包装体搬送機構および連続包装体断裁装置に関するものである。
従来、被包装物が封入された包装部が所定の間隔を隔てて連続的に形成された連続包装体を包装部毎に切り離す場合、包装部を区画する横シール部を断裁部へ搬送して切断する断裁装置により行われる。
このような断裁装置において、連続包装体を効率良く断裁するために、複数のカッター刃を備えた回転刃を回転させるいわゆるロータリーカッター方式により連続的に断裁する断裁装置が知られている。
ロータリーカッター方式による断裁装置は、相反する方向で回転する2つの回転刃を備え、その回転刃の間で連続包装体の横シール部を押し切るようにしたものであり、作業性の向上を図るために、例えば、一方の回転刃を定位置で回転する受け刃とし、他方の回転刃を前記受け刃に対して進退自在の可動刃として、可動刃を受け刃に対して押圧作動させる際にその押圧力を調整自在に構成したものが提案されている(特許文献1を参照)。
また、その他の例として、一方の回転刃を定位置で回転する受け刃とし、他方の回転刃を前記受け刃に対して進退自在の可動刃として、可動刃を受け刃に対して押圧作動させるに際し、付勢手段によって直接可動刃に圧力を掛けるようにすることで、回転刃が撓むことなく確実に接触させて、断裁不良を生じさせることなく確実に断裁するようにしたものが提案されている(特許文献2を参照)。
特開2001−225809号公報 特開平10−264087号公報
しかしながら、上述したようなロータリーカッター方式の断裁装置において、包装部が連続的に形成された連続包装体(いわゆる連包状パウチ)の横シール部をカットして包装部(パウチ)を一包ずつ分離する場合、断裁されて分離した包装部は、断裁された直後に回転刃により回転方向へ蹴飛ばす力が作用するため、切り離したまま落下させると落下体勢や落下方向が一定せずにばらばらになる。このため、分離した包装部を安定して定位置投入することができないという問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、切断後の包装部の姿勢を安定させて、確実に所定位置に投入できる連続包装体搬送方法と連続包装体搬送機構および連続包装体断裁装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の本発明は、連続包装体搬送方法に係り、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を所定位置に搬送し、一対の回転刃により隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断して分離し、前記回転刃による横シール部の切断終了時に、切断されて分離した包装部単体を搬送経路に沿って移動する保持体により保持することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記保持体を移動するための保持体移動手段を設け、該保持体を、回転刃の回転動作に同期させて、所定範囲で連続包装体に沿って移動することが好ましい。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記回転刃を1回転させて、等間隔で包装部を断裁する工程と、複数個の保持体を保持体移動手段により等間隔で搬送する工程とを有し、前記回転刃の円周方向に沿って配設された刃部の隣り合う刃部との刃先円周ピッチと、前記保持体が配設される取付けピッチとを同一距離として、回転刃が回転するとともに保持体移動手段が移動するようにすることが好ましい。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうちの何れか一項の発明において、少なくとも回転刃による断裁位置から連続包装体搬送方向でその断裁位置より下流側で回転刃の刃部の旋回範囲と包装部との干渉域を含む範囲に渡り、包装部単体を保持体で保持することが好ましい。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のうちの何れか一項の発明において、前記保持体の移動範囲内における回転刃による断裁位置より連続包装体搬送方向で上流側で、該保持体の包装部を保持する保持部の開放量を該包装部と干渉しない範囲で狭くなるように規制することが好ましい。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のうちの何れか一項の発明において、前記保持体が回転刃の作業者操作側に対する反操作側すなわち駆動側で移動することが好ましい。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のうちの何れか一項の発明において、連続包装体の搬送速度および回転刃の回転速度とを、少なくとも保持体に連続包装体が保持された状態で、連続包装体の搬送速度と回転刃の回転速度とを一致させるように可変制御することが好ましい。
また、請求項8の本発明は、連続包装体搬送機構に係り、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を所定位置に搬送し、一対の回転刃により隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断して分離する連続包装体搬送機構であって、前記回転刃による横シール部の切断終了時に、切断されて分離した包装部単体を保持する保持体を、連続包装体の搬送経路に沿って設けたことを特徴とするものである。
請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記保持体を移動するための保持体移動手段を連続包装体の搬送経路に沿って設け、前記保持体を回転刃の回転動作に同期させて、所定範囲で連続包装体に沿って移動するように構成されることが好ましい。
請求項10の発明は、請求項9に記載の発明において、前記回転刃に、円周方向に沿って等間隔に配設された複数の刃部を備え、前記保持体に、保持体移動手段上に等間隔で複数箇所に配設され、前記回転刃の円周方向に沿って配設された刃部の隣り合う刃部との刃先円周ピッチと、前記保持体が配設される取付けピッチとを同一距離とすることが好ましい。
請求項11の発明は、請求項8乃至10のうちの何れか一項の発明において、前記保持体は、少なくとも回転刃による断裁位置から連続包装体搬送方向でその断裁位置より下流側で回転刃の刃部の旋回範囲と包装部との干渉域を含む範囲に渡り、包装部単体を保持することが好ましい。
請求項12の発明は、請求項8乃至11のうちの何れか一項の発明において、前記保持体に該保持体の移動範囲内において、回転刃による断裁位置より連続包装体搬送方向で上流側に、包装部を保持する保持部の開放量を該包装部と干渉しない範囲で狭くなるように規制する保持部開放規制手段を設けることが好ましい。
請求項13の発明は、請求項8乃至12のうちの何れか一項の発明において、前記保持体を、回転刃の作業者操作側に対する反操作側すなわち駆動側に設けることが好ましい。
請求項14の発明は、請求項8乃至13のうちの何れか一項の発明において、連続包装体の搬送速度および回転刃の回転速度とを、少なくとも保持体に連続包装体が保持された状態で、連続包装体の搬送速度と回転刃の回転速度とを一致させるように可変制御することが好ましい。
また、請求項15の本発明は、連続包装体断裁装置に係り、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を所定位置に搬送する搬送手段と、一対の回転刃を備え、該回転刃により搬送された連続包装体の隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断して分離する連続包装体断裁装置において、前記回転刃による横シール部の切断終了時に、切断されて分離した包装部単体を搬送経路に沿って保持する連続包装体搬送機構を設けたことを特徴とするものである。
請求項16の発明は、請求項15の発明において、前記連続包装体搬送機構として、請求項8乃至14のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送機構を設けることが好ましい。
以上、説明したように、本発明の連続包装体搬送方法および連続包装体搬送機構およびそれらを用いた連続包装体断裁装置によれば、連続包装体を包装部単体に切断後に包装部の姿勢を安定させて落下させることができ、確実に所定位置に投入できるという優れた効果を奏し得る。
すなわち、請求項1の発明の連続包装体搬送方法によれば、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を所定位置に搬送し、一対の回転刃により隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断し、前記回転刃による横シール部の切断終了時に、切断されて分離した包装部を搬送経路に沿って移動する保持体により保持することで、切断後の回転刃による回転方向の力が作用する範囲で包装部を保持し、その後、回転刃の影響を受けない時点で包装部を安定した状態で落下させることができる。
また、請求項2の発明によれば、前記保持体を移動するための保持体移動手段を備え、前記保持体移動手段を連続包装体の搬送経路に沿って移動することで、連続包装体自体の搬送動作を妨げることなく保持体により保持した状態で移動することができる。また、前記保持体を回転刃の回転動作に同期させて、所定範囲で連続包装体に沿って移動することで、連続包装体の保持位置と回転刃による断裁位置との関係を調整することなく常に一定にできる。
さらに、請求項3の発明によれば、前記回転刃を1回転させて等間隔で複数個の包装部を断裁する工程と、複数個の保持体を保持体移動手段により等間隔で搬送する工程とを有し、前記回転刃の円周方向に沿って配設された刃部の隣り合う刃部との刃先円周ピッチと、前記保持体が配設される取付けピッチとを同一距離として、回転刃が回転するとともに保持体移動手段が移動するようにすることで、連続包装体の保持位置と回転刃による断裁位置との関係を調整することなく常に一定にできる。
さらに、また、請求項4の発明によれば、少なくとも回転刃による断裁位置から連続包装体搬送方向でその断裁位置より下流側で回転刃の刃部の旋回範囲と包装部との干渉域を含む範囲に渡り、包装部単体を保持体で保持することで、包装部単体が回転刃に引っ掛かり得る状態では保持体で保持されているので、回転刃の影響を受けない状態で包装部単体を落下させることができる。
また、請求項5の発明によれば、前記保持体の移動範囲内における回転刃による断裁位置より連続包装体搬送方向で上流側で、該保持体の包装部を保持する保持部の開放量を該包装部と干渉しない範囲で狭くなるように規制することで、連続包装体を保持する際に、保持部の開放量を少なくすると保持動作時間を短縮できるので、動作遅れを少なくすることができ、所定位置で正確に保持することができる。
さらに、請求項6の発明によれば、前記保持体が回転刃の作業者操作側に対する反操作側すなわち駆動側で移動することで、包装部の片側を保持して移動する場合、回転刃の作業者操作側には空きスペースができるので、連続包装体の搬送状態の確認やメンテナンス作業を容易に行うことができる。
さらに、また、請求項7の発明によれば、連続包装体の搬送速度および回転刃の回転速度とを、少なくとも保持体に連続包装体が保持された状態で、連続包装体の搬送速度と回転刃の回転速度とを一致させるように可変制御することで、搬送状態から切断されるまでの間、連続包装体を張ったり弛ませたりすることなく安定した状態を保つことができる。
また、請求項8の発明の連続包装体搬送機構によれば、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を所定位置に搬送し、一対の回転刃により隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断して分離する連続包装体断裁装置の連続包装体搬送機構において、前記回転刃による横シール部の切断終了時に、切断されて分離した包装部単体を保持する保持体を、連続包装体の搬送経路に沿って設けることで、切断後の回転刃による回転方向の力が作用する範囲で包装部単体を保持し、その後、回転刃の影響を受けない時点で包装部単体を安定した状態で落下させることができる。
さらに、請求項9の発明によれば、前記保持体を移動するための保持体移動手段を、連続包装体の搬送経路に沿って設けることで、連続包装体自体の搬送動作を妨げることなく保持体により保持した状態で移動することができる。また、前記保持体を、回転刃の回転動作に同期させて、所定範囲で連続包装体に沿って移動するように構成することで、連続包装体の保持位置と回転刃による断裁位置との関係を調整することなく常に一定にできる。
また、請求項10の発明によれば、前記回転刃は、円周方向に沿って等間隔に配設された複数の刃部を備え、前記保持体は、保持体移動手段上に等間隔で複数箇所に配設され、前記回転刃の円周方向に沿って配設された刃部の隣り合う刃部との刃先円周ピッチと、前記保持体が配設される取付けピッチとを同一距離とすることで、連続包装体の保持位置と回転刃による断裁位置との関係を調整することなく常に一定にできる。
さらに、また、請求項11の発明によれば、前記保持体は、少なくとも回転刃による断裁位置から連続包装体搬送方向でその断裁位置より下流側で回転刃の刃部の旋回範囲と包装部との干渉域を含む範囲に渡り包装部単体を保持することで、包装部が回転刃に引っ掛かり得る状態では保持体で保持されているので、回転刃の影響を受けない状態で包装部単体を落下させることができる。
さらに、請求項12の発明によれば、前記保持体は、該保持体の移動範囲内において、回転刃による断裁位置より連続包装体搬送方向で上流側に、包装部を保持するチャック部材などの保持部の開放量を該包装部と干渉しない範囲で狭くなるように、例えばメカ的に規制する固定カム等の保持部開放規制手段を設けることで、連続包装体を保持する際に、保持部の開放量を極力少なくすると保持動作時間を短縮できるので、動作遅れを少なくすることができ、所定位置で正確に保持することができる。
さらに、また、請求項13の発明によれば、前記保持体を、回転刃の作業者操作側に対する反操作側すなわち駆動側に設けることで、包装部の片側を保持して移動する場合、回転刃の作業者操作側には空きスペースができるので、連続包装体の搬送状態の確認やメンテナンス作業を容易に行うことができる。
さらに、請求項14の発明によれば、連続包装体の搬送速度および回転刃の回転速度とを、少なくとも保持体に連続包装体が保持された状態で、連続包装体の搬送速度と回転刃の回転速度とを一致させるように可変制御することで、搬送状態から切断されるまでの間、連続包装体を張ったり弛ませたりすることなく安定した状態を保つことができる。
また、請求項15の発明の連続包装体断裁装置によれば、所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を所定位置に搬送する搬送手段と、一対の回転刃を備え、該回転刃により搬送された連続包装体の隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断して分離する連続包装体断裁装置において、前記回転刃による横シール部の切断終了時に、切断されて分離した包装部単体を搬送経路に沿って保持する連続包装体搬送機構を設けたことで、切断後の回転刃による回転方向の力が作用する範囲で包装部単体を保持し、その後、回転刃の影響を受けない時点で包装部単体を安定した状態で落下させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る実施形態である連続包装体断裁装置の全体構成を示す正面図、図2は本実施形態に係る連続包装体の概要を示す説明図である。
本実施形態は、図1、図2に示すように、所定の搬送経路10aとほぼ直交して形成された横シール部13により複数の包装部12を区画連成してなる連続包装体10を、送りローラ20により搬送するとともに、検出ユニット30により断裁位置を検出して、所定位置にて一対の回転刃41により隣り合う2つの包装部12,12間の横シール部13を切断して包装部12を単体に切断分離するロータリーカッターユニット40を備えた連続包装体断裁装置1に、本発明の連続包装体搬送機構60を設けたものである。
前記連続包装体10は、例えば、図2に示すように、被包装物(図示しない)を収納する包装部12を搬送方向Yで区画連成するように、その搬送方向Yにほぼ直交する例えば熱シール等による横シール部13を互いに所要の間隔で形成するとともに、両側縁部11a,11bのうちの一側縁部11aに沿い、熱シール等による縦シール部14を連続して形成してなるものである。
前記送りローラ20は、連続包装体10の縦シール部14を一対の送りローラ20で挟持して下方に向かい搬送し、その搬送方向下流側に設置されたロータリーカッターユニット40に該連続包装体10を搬送するものである。
前記ロータリーカッターユニット40は、連続包装体搬送方向に対して略垂直に回転刃41を配置して連続包装体10を搬送方向に対して略垂直に切断するものである。
前記検出ユニット30は、例えば、検出手段として透過式センサ(例えば、レジマークセンサ)31を用いて、連続包装体10に設けた検出マーク(図示省略)を電気的に検出することで、包装部12の位置を検出するものである。尚、検出ユニット30による連続包装体10の検出は、前述した方式に限られるものではなく、透過式センサ31の変わりに厚みセンサを用いて、機械的に包装部の厚みを検出することで、包装部の位置を検出するようにしたものであっても良い。
前記ロータリーカッターユニット40の上方には、前記検出ユニット30に隣接してコントロールボックス21が設けられている。前記コントロールボックス21は、連続包装体10に関する数値的情報や断裁条件等を入力する入力部であるとともに、入力された情報に基づき連続包装体搬送速度や断裁速度等を制御するものである。
前記連続包装体断裁装置1は、枠体で構成され上下方向に高さ調整可能に構成された架台22上に設置されており、該架台22下部に設けられた移動用キャスタ23により移動可能となっている。また、前記移動用キャスタ23に近接してストッパ24が設けられ、ねじ部(図示省略)を回して設置面に当接させることで位置決めするようになされている。
次に、本実施形態に係るロータリーカッターユニット40について説明する。
図3は前記連続包装体断裁装置に搭載されたロータリーカッターユニットの全体構成を示す正面図、図4は本実施形態に係る連続包装体断裁装置を構成するロータリーカッターユニットの回転刃の構成を示す正面図、図5は前記ロータリーカッターユニットの駆動部の構成を示す平面図である。
ロータリーカッターユニット40は、図3〜図5に示すように、主に、受刃軸42と切刃軸43とにより構成された回転刃41を備えている。
前記受刃軸42および切刃軸43は、連続包装体10の搬送方向に対して略垂直に配置されるとともに、軸同士を平行に対向して配置されている。本実施形態においては、前記受刃軸42を駆動軸とし、切刃軸43を従動軸としている。
前記受刃軸42は、図4に示すように、円周方向3等分間隔(3等配の位置)で3箇所に受刃44が設けられている。また、図5に示すように、軸部45の一方端側がユニット外枠体71に設けられた軸受42aにより回転自在に軸支されるとともに、他方端側の一部が同様にユニット外枠体71に設けられた軸受42bにより回転自在に軸支されている。また、受刃軸42の他方側の軸支部に近接して、駆動ギア46が摩擦継手51により弛緩自在に軸部45と一体的に設けられ、さらに、その他方端部にはカップリング74が連結されている。
前記カップリング74の他方端側(軸部45が連結されない側)には、駆動用のサーボモータ75の出力軸75aが連結されている。すなわち、受刃軸42は、カップリング74を介してサーボモータ75により駆動される。
前記駆動ギア46とカップリング74との間には、後述する連続包装体搬送機構60に駆動を伝達するための駆動側タイミングプーリ77が配設されている。前記駆動側タイミングプーリ77は、キー(図示省略)により軸部45と一体的に取付けられている。
前記切刃軸43は、図4に示すように、円周方向3等分間隔で3箇所に前記受刃44に対応する切刃47が設けられている。また、図5に示すように、軸部48の一方端側がユニット内枠体72に形成された軸受43aに回転自在に軸支され、他方端側の一部も同様にユニット内枠体72に形成された軸受43bに回転自在に軸支されている。また、切刃軸43の他方側の軸支部に近接して、従動ギア49が軸部48と一体的に設けられている。
前記切刃軸43が軸支されるユニット内枠体72は、ユニット外枠体71内でガイドされて受刃軸42に向かう方向にスライド可能に設けられ、該ユニット外枠体71に取付けられたエアシリンダ70により、受刃軸42に向かい切刃軸43とともに進退自在に取付けられている。
前記駆動ギア46と従動ギア49とは、対向配置されて噛み合うように構成され、前記受刃軸42と切刃軸43とは、前記駆動ギア46,従動ギア49の噛み合いにより、互いが逆方向に同期回転するようになっている。
また、前記受刃44と切刃47とは、両軸の中心を結ぶ直線上でお互いに対抗しながら、すなわち、お互いの先端(刃先と受部)が接触する状態で回転するように構成されている。
本実施形態では、前記駆動ギア46の受刃軸42への取付けは、摩擦継手51により弛緩自在に締結されているため、摩擦継手51の締結を弛緩させることで、受刃軸42に対して駆動ギア46の円周方向の位相調整を容易に行うことができる。
従って、上述した駆動ギア46による位相調整機能を用いて、受刃軸42および切刃軸43にそれぞれ等ピッチで取付けられている受刃44と切刃47とを、回転中にお互いに対抗するように位置合わせすることができる。
切刃軸43の軸受43a,43bは、極僅かにアキシャル方向にスライドするように構成されている。このように構成することで、受刃44と切刃47とが対抗する際の隙間を調整することができる。また、前記軸受43a,43bには、エアシリンダ70の加圧力が作用する構成になっているので、受刃44と切刃47とが対抗した際に、該受刃44と切刃47との間に位置する連続包装体10の横シール部13を加圧切断する加圧力を調整することできる。
次に、本実施形態に係る連続包装体搬送機構60について説明する。
図6は本実施形態に係るロータリーカッターユニットの一部を構成する連続包装体搬送機構の構成を示す平面図、図7は前記連続包装体搬送機構の構成を示す側面図、図8は前記連続包装体搬送機構の一部を構成するチャックの構成を示す説明図である。
連続包装体搬送機構60は、図6、図7に示すように、連続包装体10を保持する保持体たるチャック61と、前記チャック61を移動するための保持体移動手段たる搬送用タイミングベルト80を備え、搬送用タイミングベルト80の一部が連続包装体10の搬送経路10aに沿って移動するように構成されている。
図6に示すように、正面視で受刃軸42を挟んで該受刃軸42の上側および下側には、搬送用タイミングベルト80が巻回される駆動側タイミングプーリ81および従動側タイミングプーリ82が配置され、それぞれのプーリが取付けられる駆動用軸83と従動用軸84とが受刃軸42と平行に配置されている。
前記駆動用軸83は、図5、図7に示すように、受刃軸42の上側に配設され、一方端側すなわち回転刃41の反駆動側(操作側)には、駆動側タイミングプーリ81が取付けられ、一方、他方端側すなわち回転刃41の駆動側には、従動側タイミングプーリ78が取付けられ、受刃軸42に設けられた駆動側タイミングプーリ77から伝達用タイミングベルト79を介して駆動が伝達される。前記従動側タイミングプーリ78は、摩擦継手52により弛緩自在に駆動用軸83と一体的に取付けられている。
前記従動用軸84は、図7に示すように、受刃軸42の下側に配設され、一方端側には従動側タイミングプーリ82が回転自在に取付けられている。
本実施形態では、受刃軸42の駆動側タイミングプーリ77により伝達用タイミングベルト79および従動側タイミングプーリ78を介して駆動用軸83に駆動が伝達される。従って、受刃軸42と駆動用軸83とは同一方向で同期回転となる。
搬送用タイミングベルト80は、図6に示すように、駆動側タイミングプーリ81から従動側タイミングプーリ82に渡り、その駆動側タイミングプーリ81と従動側タイミングプーリ82との間の略中間位置に受刃軸42を挟んで、搬送用タイミングベルト80の一部が連続包装体10の搬送経路10aに沿って移動するように巻回されている。
すなわち、搬送用タイミングベルト80は、連続包装体10の搬送経路10aの断裁位置10bを挟んで搬送方向の上流側より下流側に向かい走行するようになっている。
前記搬送用タイミングベルト80には、受刃44および切刃47の先端円周ピッチと同ピッチでチャック61が等間隔に6箇所に設けられている。
尚、本実施形態では、搬送用タイミングベルト80にチャック61を6個所に取付けているが、この個数はこの限りではない。
また、チャック61が、受刃44と切刃47との間を上方から下方へ通過するように構成するために、図6に示すように、正面視で駆動側タイミングプーリ81と従動側タイミングプーリ82とを巻回する搬送用タイミングベルト80の内側に受刃軸42を配置する構成としている。
駆動用軸83に取付けらる従動側タイミングプーリ78は、摩擦継手52により弛緩可能に締結されている。これにより、前記摩擦継手52を緩めることで駆動用軸83と従動側タイミングプーリ78とを円周方向に位置調整が可能となるので、搬送用タイミングベルト80に取付けられたチャック61と受刃軸42に設けられた受刃44との位置関係を調整することができる。
次に、本実施形態に係る保持体手段たるチャック61について説明する。
チャック61は、図7、図8に示すように、主に、チャック本体62と、連続包装体10または包装部12単体をチャック本体62とともに挟み込んで把持する可動爪部63とから構成されている。
なお、包装部12を保持する態様には、前記チャック61により包装部12の縦シール部14を把持したり、その他の挟持手段を用いて包装部12の縦シール部14を挟持することを含むものとする。
チャック本体62は、図7,図8に示すように、平面視で一方端から他方端に渡り長い矩形状で形成され、一方端側(先端側)には可動爪部63が取付けられる取付け部62aが形成され、他方端側(後端側)には搬送用タイミングベルト80に取付けるための取付け部62bが形成されている。また、他方端側の後端部には、その後端部を支持するための走行ガイド部64が設けられている。
前記チャック本体62の一方端側の先端部62cには、包装部12の縦シール部14を把持するための鋸歯状断面を有するクランプ部62dが形成されている。
前記チャック本体62は、その一方端側(先端側)が搬送用タイミングベルト80から反駆動側に向かい突出するように、該搬送用タイミングベルト80の走行方向に対して略直角に該搬送用タイミングベルト80に取付けられている。
前記走行ガイド部64は、駆動側タイミングプーリ81の裏面に同軸上で取付けられた円盤状のローラガイド板91に当接する受ローラ64aが設けられている。この受ローラ64aは、チャック61移動時に、該チャック61が駆動側タイミングプーリ81の外周上に位置した際に、ローラガイド板91の外周面に沿って接触しながら移動する。
このように構成することで、受ローラ64aでチャック61に作用する曲げモーメント、すなわち、後記する可動爪部63が開放される時にチャック本体62に作用する曲モーメントを支持して、チャック61の曲げモーメントにより搬送用タイミングベルト80が捩じれることを防止している。
可動爪部63は、L字状に形成され、そのL字状の一方端側の先端部63cがチャック本体62の先端部62cと重なるように形成され、その先端部63cが揺動して開閉するように他端部が支軸65によりチャック本体62の略中央部の取付け部62aに軸支されている。
前記先端部63cには、チャック本体62の先端部62cと対向する位置に包装部12の縦シール部14を把持するための鋸歯状断面を有するクランプ部63dが形成されている。
また、前記可動爪部63は、L字状の他方端側の端部63eがチャック本体62の裏側(先端部62cが配置される側と反対側)に突出するように形成され、駆動側タイミングプーリ81の表面に同軸上で設けられた円筒形状を有する固定カム92aの外周面に当接するように構成されている。また、従動側タイミングプーリ82の表面にも前記固定カム92aと同様に前記端部63eが当接する固定カム92bが設けられている。
前記端部63eは、固定カム92aと当接部する部分が該固定カム92aの軸心方向に沿った向きで円弧状に形成されている。チャック61移動時に、該チャック61が駆動側タイミングプーリ81の外周上に位置した際に、端部63eが固定カム92aの外周面に沿って接触しながら移動するようになっている。
前記可動爪部63の他方端には、ばね掛け63fが設けられ、一方、チャック本体62の取付け部62aより後方には、ばね掛け62fが設けられている。
前記ばね掛け62f,63fの間には、チャック本体62のクランプ部62dと可動爪部63のクランプ部63dとが常時閉じた状態となるように付勢する引張りばね66が設けられている。すなわち、チャック61の包装部12の縦シール部14を把持する力は、この引張りばね66の引張り力により発生させている。
また、可動爪部63の後端には、先端部63cが閉じた状態でチャック本体62の上方に突出し、その突出量で先端部63cの閉じ代を調整するガイドロール67が取付けられている。
前記固定カム92aと可動爪部63の円弧状の端部63eとの当接状態が浅くなる固定カム92aの出口付近、すなわち可動爪部63の先端部の開放量が少なくなる付近から、連続包装体搬送方向で断裁位置10bの僅か上流側、すなわち可動爪部63によるクランプ直前位置の間に、前記ガイドロール67が当接する板状のガイド93が設けられている。
ここで、チャック61の開放動作について説明する。
チャック61は、図7に示すように、可動爪部63が開放状態で、連続包装体10がチャック本体62のクランプ部62d上に位置するとき(図中の中央部のチャック61を参照)、該可動爪部63の先端部63cが連続包装体10と干渉しないように連続包装体搬送域から外れた位置まで開放するように構成されている。
チャック61の開閉は、可動爪部63の端部63eが固定カム92aに当接することで、その端部63eがチャック本体62側に押し上げられて前側上方に揺動し、引張りばね66により閉方向に付勢されて閉じていた可動爪部63の先端部63cが、引張りばね66のばね力を抗して後側上方に揺動することで開放状態となる。
この時、チャック61には先端側を持ち上げるように作用する曲げモーメントが働き、チャック61が固定された搬送用タイミングベルト80がねじれる方向に作用するが、走行ガイド部64の受ローラ64aがローラガイド板91外周面に接触移動してこの曲げモーメントを支持するようにしているので、チャック61の開放時の搬送用タイミングベルト80がねじれることを防止できる。
チャック61が駆動用軸83側の固定カム92aを通過し、断裁位置へ移動していく際に、固定カム92aの外周面を外れると可動爪部63の先端部63cは閉じようとするが、僅かに開いた状態で連続包装体10が把持位置まで移動する。
前記ガイド93にガイドロール67が当接することでガイドロール67の位置が規制されるので、チャック61が固定カム92aの外周面から外れた位置に移動しても、可動爪部63の先端部63cの開き代が所定量に規制されてチャック61の開放状態を保つことができる。
このチャック61の開閉動作は、チャック61の開閉動作を最大の開状態から閉状態に移行すると時間遅れによるバラツキが発生する。従って、上述したのように、連続包装体10を把持する際に、チャック61の開き代を少なくなるように制御することで、高速走行中の連続包装体10を所定の位置で狂いなく瞬時にチャックすることができる。すなわち、時間遅れを極力少なくするためには、チャック61を最小の開き状態にすることで、所定の位置で瞬間的にチャックできるようにしている。
次に、本実施形態の連続包装体断裁装置による連続包装体の断裁について説明する。
図9は本実施形態の連続包装体断裁装置を構成するカッターユニットによる連続包装体の切断前の連続包装体の搬送状態を示す説明図、図10は前記カッターユニットによる連続包装体の切断前のチャックの動作を示す説明図、図11は前記カッターユニットによる連続包装体の切断時の状態を示す説明図、図12は前記カッターユニットによる連続包装体の切断後の状態を示す説明図である。
受刃44と切刃47との間には、図9に示すように、切断時に受刃44と切刃47とが対抗するとき(当接するとき)を除き、両者の間にはチャック61が通過可能な隙間ができるようになっている。
チャック61は、搬送用タイミングベルト80に搬送されて、断裁位置10b手前の所定位置で連続包装体10の包装部12の縦シール部14をクランプ可能な状態になると、連続包装体10の搬送速度と同じ速度で搬送される。
図10に示すように、チャック61は、断裁位置10b手前で受刃44と切刃47との隙間を通過した後に、連続包装体10の包装部12の縦シール部14を把持し、連続包装体10とともに移動する。
そして、連続包装体10の横シール部13が断裁位置10bにきたとき、図11に示すように、受刃44と切刃47とが対抗した状態となり断裁が行われる。この時、受刃44と切刃47とを挟んで、連続包装体搬送方向上流側のチャック61はクランプ開状態であり、下流側のチャック61は切断された包装部12単体の縦シール部14を把持した状態(クランプ閉状態)となっている。
この状態からさらに回転刃41の回転が進むとともにチャック61が移動し、図12に示すように、下流側のチャック61は、受刃44および切刃47の回転範囲から外れた位置に到達するまで切断分離された包装部12の縦シール部14を把持した状態を維持する。
そして、チャック61がさらに移動して、可動爪部63の端部63eが所定位置で従動側タイミングプーリ82に取付けられた固定カム92bの外周面に当接すると先端部63cが押し上げられて開状態となり、包装部12は所定位置でシュート94に落下する。こうして、連続包装体10より包装部12を単体に切断して投入する工程は終了する。
そして引き続き、上流側のチャック61が開状態から閉直前状態になり、受刃44および切刃47の回転範囲内に進入して、連続包装体10を把持し、上述した動作が繰り返して行われる。
本実施形態においては、図9に示す状態を原点(この状態から1サイクルの動きが始る運動開始点)として、この状態でロータリーカッターユニット40は毎回停止して連続包装体10の切断位置を確認するようにしている。そして、図10に示すように、この原点位置からさらにチャック61が移動して、これから切断される連続包装体10の先頭の包装部12の縦シール部14を把持する。この状態で包装部12の断裁準備が完了するようにしている。
ここで、連続包装体10の切断位置は、検出ユニット30にて測定された包装部12のピッチ寸法により決められる。連続包装体10は、送りローラ20により測定されたピッチ分だけ搬送される。
従って、包装部12のピッチ寸法にバラツキがあっても、包装部12毎に測定された量だけ搬送するため、常に同じ位置でチェックして所定位置で切断することができる。
次に、連続包装体10の動作について説明する。
連続包装体10は、包装部12の縦シール部14を回転する送りローラ20で挟み込んでその摩擦力で搬送される。前記送りローラ20は、サーボモータ(図示省略)により駆動され、回転刃41すなわち受刃軸42および切刃軸43の回転と制御的な同期関係を持って回転する。
連続包装体10は、横シール位置検出器(図示省略)等の検出ユニット30により横シール部13の1ピッチ毎に包装部12の長さ(横シール部13のエッジ間)を測定し、この測定量に基づき1ピッチ毎に間欠的に送られる。
包装部12が原点位置から移動し始めるとこれに同期して回転刃41も回転を開始し、包装部12が断裁位置10bまで送られると回転刃41により断裁が行われる。
この時、包装部12の縦シール部14は、チャック61にて把持された状態にある。
断裁後、包装部12は、さらに送られて1ピッチ分の移動が完了すると、次の包装部12が原点位置に来て1サイクルが終了する。
このとき、断裁された包装部12単体は、チャック61により把持された状態で回転刃41の回転範囲から外れたところまで搬送される。
ここで、包装部12は、断裁された時の加圧力により受刃44や切刃47に附着する場合がある。そのため、断裁後、即時に包装部12をフリーな状態にすると、包装部12が附着した状態で受刃44や切刃47を回転させると、断裁された包装部12単体には回転方向の力が作用する。これにより、包装部12はシュート94内には落下せずに、あちこちに乱れて落下することになる。
しかしながら、本実施形態では、包装部12の縦シール部14を、断裁時から回転刃41の回転範囲を抜けるまでチャック61により把持し続けることで、刃の回転方向への力の作用を受けることなく落下させることができるので、包装部12の落下時にバラツキを生じさせることなくシュート94内の定位置に落下させることができる。そして、落下後の包装部12は、シュート94の両サイドに設けられた側板95,96にガイドされて所定の位置に投入される。
なお、本発明は、連続包装体の搬送方法や、検出方法、断裁動作等は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、連続包装体を上下方向ではなく、横方向(水平方向)に搬送して、断裁して所定位置に投入するようにしたものに採用することも可能である。
本発明に係る実施形態である連続包装体断裁装置の全体構成を示す正面図である。 本実施形態に係る連続包装体の概要を示す説明図である。 前記連続包装体断裁装置に搭載されたロータリーカッターユニットの全体構成を示す正面図である。 前記連続包装体断裁装置を構成するロータリーカッターユニットの回転刃の構成を示す正面図である。 前記ロータリーカッターユニットの駆動部の構成を示す平面図である。 前記ロータリーカッターユニットの一部を構成する連続包装体搬送機構の構成を示す平面図である。 前記連続包装体搬送機構の構成を示す側面図である。 前記連続包装体搬送機構の一部を構成するチャックの構成を示す説明図である。 前記カッターユニットによる連続包装体の切断前の連続包装体の搬送状態を示す説明図である。 前記カッターユニットによる連続包装体の切断前のチャックの動作を示す説明図である。 前記カッターユニットによる連続包装体の切断時の状態を示す説明図である。 前記カッターユニットによる連続包装体の切断後の状態を示す説明図である。
符号の説明
1 連続包装体断裁装置
10 連続包装体
10a 搬送経路
10b 断裁位置
12 包装部
13 横シール部
40 ロータリーカッターユニット
41 回転刃
42 受刃軸
43 切刃軸
44 受刃
46 駆動ギア
47 切刃
49 従動ギア
60 連続包装体搬送機構
61 チャック(保持体)
62 チャック本体
63 可動爪部
63e 端部
64 走行ガイド部
64a 受ローラ
65 支軸
67 ガイドロール
77 駆動側タイミングプーリ
78 従動側タイミングプーリ
79 伝達用タイミングベルト
80 搬送用タイミングベルト(保持体移動手段)
81 駆動側タイミングプーリ
82 従動側タイミングプーリ
91 ローラガイド板
92a、92b 固定カム(保持部開放規制手段)
93 ガイド(保持部開放規制手段)

Claims (16)

  1. 所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を所定位置に搬送し、一対の回転刃により隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断して分離し、前記回転刃による横シール部の切断終了時に、切断されて分離した包装部単体を搬送経路に沿って移動する保持体により保持することを特徴とする連続包装体搬送方法。
  2. 前記保持体を移動するための保持体移動手段が設けられ、該保持体を回転刃の回転動作に同期させて、所定範囲で連続包装体に沿って移動することを特徴とする請求項1に記載の連続包装体搬送方法。
  3. 前記回転刃を1回転させて、等間隔で包装部を断裁する工程と、
    複数個の保持体を保持体移動手段により等間隔で搬送する工程とを有し、
    前記回転刃の円周方向に沿って配設された刃部の隣り合う刃部との刃先円周ピッチと、前記保持体が配設される取付けピッチとを同一距離として、回転刃が回転するとともに保持体移動手段が移動するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の連続包装体搬送方法。
  4. 少なくとも回転刃による断裁位置から連続包装体搬送方向でその断裁位置より下流側で回転刃の刃部の旋回範囲と包装部との干渉域を含む範囲に渡り、包装部単体を保持体で保持することを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送方法。
  5. 前記保持体の移動範囲内における回転刃による断裁位置より連続包装体搬送方向で上流側で、該保持体の包装部を保持する保持部の開放量を該包装部と干渉しない範囲で狭く規制することを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送方法。
  6. 前記保持体が回転刃の作業者操作側に対する反操作側で移動することを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送方法。
  7. 連続包装体の搬送速度および回転刃の回転速度とを、少なくとも保持体に連続包装体が保持された状態で、連続包装体の搬送速度と回転刃の回転速度とを一致させるように可変制御することを特徴とする請求項1乃至6のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送方法。
  8. 所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を所定位置に搬送し、一対の回転刃により隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断して分離する連続包装体搬送機構であって、
    前記回転刃による横シール部の切断終了時に、切断されて分離した包装部単体を保持する保持体を、連続包装体の搬送経路に沿って設けたことを特徴とする連続包装体搬送機構。
  9. 前記保持体を移動するための保持体移動手段を連続包装体の搬送経路に沿って設け、前記保持体を回転刃の回転動作に同期させて、所定範囲で連続包装体に沿って移動することを特徴とする請求項8に記載の連続包装体搬送機構。
  10. 前記回転刃は、円周方向に沿って等間隔に配設された複数の刃部を備え、
    前記保持体は、保持体移動手段上に等間隔で複数箇所に配設され、
    前記回転刃の円周方向に沿って配設された刃部の隣り合う刃部との刃先円周ピッチと、前記保持体が配設される取付けピッチとを同一距離としたことを特徴とする請求項9に記載の連続包装体搬送機構。
  11. 前記保持体は、少なくとも回転刃による断裁位置から連続包装体搬送方向でその断裁位置より下流側で回転刃の刃部の旋回範囲と包装部との干渉域を含む範囲に渡り、包装部単体を保持することを特徴とする請求項8乃至10のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送機構。
  12. 前記保持体は、該保持体の移動範囲内において、回転刃による断裁位置より連続包装体搬送方向で上流側に、包装部を保持する保持部の開放量を該包装部と干渉しない範囲で狭くなるように規制する保持部開放規制手段を設けたことを特徴とする請求項8乃至11のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送機構。
  13. 前記保持体は、回転刃の作業者操作側に対する反操作側に設けたことを特徴とする請求項8乃至12のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送機構。
  14. 連続包装体の搬送速度および回転刃の回転速度とを、少なくとも保持体に連続包装体が保持された状態で、連続包装体の搬送速度と回転刃の回転速度とを一致させるように可変制御することを特徴とする請求項8乃至13のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送機構。
  15. 所定の搬送経路とほぼ直交して形成された横シール部により複数の包装部を区画連成してなる連続包装体を所定位置に搬送する搬送手段と、一対の回転刃を備え、該回転刃により搬送された連続包装体の隣り合う2つの包装部間の横シール部を切断して分離する連続包装体断裁装置において、
    前記回転刃による横シール部の切断終了時に、切断されて分離した包装部単体を搬送経路に沿って保持する連続包装体搬送機構を設けたことを特徴とする連続包装体断裁装置。
  16. 前記連続包装体搬送機構として、請求項8乃至14のうちの何れか一項に記載の連続包装体搬送機構を設けたことを特徴とする請求項15に記載の連続包装体断裁装置。

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