JP2005153720A - 折り畳み自転車のフレーム構造 - Google Patents

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Hideo Oshima
英雄 大島
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Abstract

【課題】ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の両者の挿入嵌合自体で回転方向に対して一体的結合状態とした折り畳み自転車のフレーム構造を提供する。
【解決手段】ハンドルポスト2がフォーク支持パイプ4へ挿入可能な状態で接合される折り畳み自転車のフレーム構造1であって、ハンドルポスト2の挿入部21およびフォーク支持パイプ4の受け部41の両者の挿入嵌合断面形状を非円形断面形状に形成させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、折り畳み自転車のハンドルポストおよびフォーク支持パイプの挿入嵌合状態を固定させる折り畳み自転車のフレーム構造に関する。
従来、ハンドルポストおよびフォーク支持パイプから構成される折り畳み自転車のフレーム構造は折り畳み状態を小型化するために、ハンドルポストがフォーク支持パイプへ挿入可能な状態で接合される構造となっている。このフレーム構造はハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の断面を円形状とすることによってハンドルポストが回転自在にフォーク支持パイプへ挿入可能となっている。このような状態で折り畳み自転車に乗るときには、ハンドルポストが回転することがあるので、ハンドルポストおよびフォーク支持パイプの挿入嵌合状態を固定する必要がある。
このような挿入嵌合状態を固定する技術として、フォーク支持パイプに挿入されたハンドルポストを締付ボルトで任意の位置で固定することや、これに加えてハンドルポストの挿入部に網目状の切込みを入れ摩擦抵抗を増大させることにより、走行時にハンドルポストが回転しずらくさせることが知られている。
特開2000−79893号公報
しかしながら、従来のフレーム構造では、以下のような問題が生じることが指摘されていた。すなわち、締付ボルトで任意の位置で固定するだけでは、締付ボルトの締め忘れや締め不足等により、折り畳み自転車の走行時にハンドルポストが回転してしまうという問題が生じることがあった。また、ハンドルポストの挿入部に網目状の切込みを入れると降雨時の走行後に切込みに錆が付着しハンドルポストの挿入が困難となるので、折り畳み状態にする場合に手間がかかるという問題が生じることがあった。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の両者の挿入嵌合自体で回転方向に対して一体的結合状態とすることにある。
本発明は前記課題を解決するために、次の手段をとる。
まず、第1の発明は、ハンドルポストがフォーク支持パイプへ挿入可能な状態で接合される折り畳み自転車のフレーム構造であって、ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の両者の挿入嵌合断面形状が非円形断面形状に形成されていることを特徴とする。
ここで、本発明において「非円形断面形状」とは挿入嵌合されている部分の断面形状が非円形であることを指している。また、「非円形」とは真円ではないことを指しており、三角形、四角形および五角形などの多角形、楕円形、ひし型などの種々の形が含まれる。この第1の発明によれば、ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の挿入嵌合断面形状が非円形断面形状に形成されているので、挿入嵌合自体で回転方向に対して一体的結合状態とすることができる。
次に、第2の発明は、上記した第1の発明に係る自転車のフレーム構造において、前記ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の両者の挿入嵌合断面形状が楕円形に形成されていることを特徴とする。この第2の発明によれば、ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の挿入嵌合断面形状が楕円形に形成されるので、挿入嵌合自体で回転方向に対して一体的結合状態とすることに加え、ハンドルポストおよびフォーク支持パイプの加工および量産が容易となる。
次に、第3の発明は、上記した第1の発明または第2の発明に係る折りたたみ自転車のフレーム構造において、ハンドルポストがフォーク支持パイプの軸方向に対して移動自在な構成となっていることを特徴とする。この第3の発明によれば、ハンドルポストを移動自在な構成とすることにより、折り畳み自転車に乗るときには人の運転姿勢に応じてハンドルの高さを調整でき、ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の挿入嵌合の回転方向に対する一体的結合状態を良好に保つことができる。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
まず、第1の発明においては、挿入嵌合自体で回転方向に対して一体的結合状態とすることができる。
次に第2の発明によれば、前記第1の発明の効果に加え、ハンドルポストおよびフォーク支持パイプの加工および量産が容易となる。
次に第3の発明によれば、ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の挿入嵌合の回転方向に対する一体的結合状態を良好に保つことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態の一実施例について詳細に説明する。本実施例のフレーム構造は、折り畳み自転車に使用されるフレーム構造である。そのフレーム構造を図1から図5を用いて以下に説明する。
図1および図2は本実施例のフレーム構造1を示す正面図および側面図である。図3はハンドルポスト2の挿入部21の断面図(上図)およびハンドルポストの挿入部がフォーク支持パイプの受け部に挿入嵌合された状態の断面図(下図)である。図4はハンドルポスト2の挿入部21およびフォーク支持パイプ4の受け部41の挿入嵌合状態を示す斜視図である。図5は本発明の実施例に係るフレーム構造1を備えた折り畳み自転車10の構造を示す側面図である。図1から図4に示すように、本実施例に係るフレーム構造1は、ハンドルポスト2の挿入部21およびフォーク支持パイプ4の受け部41が楕円形状であり、ハンドルポスト2がフォーク支持パイプ4に挿入されることにより構成される。また、このハンドルポスト2の接合部22では、ハンドル6がハンドルポスト2に対して貫通挿入されることによりハンドルポスト2とハンドル6が接合されている。
また、フォーク支持パイプ4の接合部44では、フォーク支持パイプ4はフロントフォーク8と接合され、この接合にはフォーク支持パイプ4の形状に応じて溶接やボルトねじによる締め付けなどを適用できる。これらの接合が総合的に構成されることにより、長時間折り畳み自転車に乗っているときでも挿入嵌合自体で回転方向に対して一体的な結合状態が保たれる。
図1および図2に示すように、ハンドルポスト2はフォーク支持パイプ4へ挿入されるので、図3(下図)に示すように、ハンドルポスト2の挿入部21の断面外形はフォーク支持パイプ4の受け部41の開口断面形状よりやや小さい構成となっている。ここで、フォーク支持パイプ4の受け部41はフォーク支持パイプ4の内部側に形成され、両端において溶接接合されている。従って、このような構成をとることにより、ハンドルポスト2がフォーク支持パイプ4へ挿入可能な状態となる。また、本実施例のフレーム構造1はハンドルポスト2の挿入部21およびフォーク支持パイプ4の受け部41はともに楕円形状で構成されている。このハンドルポスト2の挿入部21およびフォーク支持パイプ4の受け部41の断面を非円形とすることにより挿入嵌合自体で回転方向に対して一体的結合状態とすることができる。また、ハンドルポスト2の軸全体の断面が楕円形で構成されているのでハンドルポストの加工および量産が容易となる。
なお、ハンドルポスト2の挿入部21とフォーク支持パイプ4の受け部41が完全に密着していない挿入嵌合状態においては、両者の間にわずかに隙間が生じ、ハンドルポスト2が若干回転することがあるが、当該隙間は一体的結合状態を保つ点において実質的にハンドル操作に影響することがない程度とすることが好ましい。
図4に示すように、本実施例のフレーム構造1ではハンドルポスト2がフォーク支持パイプ4の軸方向に対して移動自在な構成となっている。具体的には、フォーク支持パイプ4に挿入されたハンドルポスト2を締付ボルト9で任意の位置状態でハンドル6を固定することができる。このような移動自在な構成をとることにより人の運転姿勢に応じてハンドル6の高さを調整することができる。また、ハンドルポスト2をフォーク支持パイプ4へ深く挿入することにより、折り畳み自転車の折り畳み状態をコンパクトにすることができる。
図5に示すように、ハンドルポスト2の一端にはハンドル6が貫通挿入され、その逆側の一端ではハンドルポスト2の挿入部21がフロントフォーク支持パイプ4の軸方向に対して移動自在に挿入嵌合されている。また、主フレーム3の一端(自転車前方)にはフロントフォーク8が設けられ、フロントフォーク支持パイプ4はフロントフォーク8と接合されている。一方、主フレーム3の逆側の一端(自転車後方)には立ちパイプ5が設けられ、サドル7が立ちパイプ5の軸方向に対して移動可能に挿入されている。このサドル7とハンドル6の高さを調整することにより、適切な運転姿勢が確保されるので、ハンドルポスト2の挿入部21およびフォーク支持パイプ4の受け部41の挿入嵌合の回転方向に対する一体的結合状態が良好に保たれる。
また、通常折り畳み自転車10には折り畳み状態をよりコンパクトとするためにハンドル6前方部に荷物入れかごが設置されていないので、小荷物を携帯して走行する際には不便である。図5に示す折り畳み自転車では、ハンドル6の中央部にセカンドバッグ等として使用される小物バック91が設置されている。図4に示すように、この小物バック91にはハンドル6へ取り付け可能な2本のベルト92を設け、この2本のベルト92をハンドルポスト2の接合部22の中心に対して左右にそれぞれ巻きつけ、止め具93に引っ掛けることによりハンドル6に固定されている。従って、人がこの自転車に乗る場合には、ハンドルポスト2の挿入部21およびフォーク支持パイプ4の受け部41の挿入嵌合自体で回転方向に対して一体的結合状態が維持されるので、小荷物を携帯する場合であっても、落下を気にせず走行ができ便利である。なお、この小物バック91は取り外して、通常のセカンドバック、ショルダーバック等として単独で使用することもできる。
本発明は上記実施例の構成に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載の範囲でその他種々の形態で実施ができるものである。
例えば、上記実施例ではフォーク支持パイプ4の断面が円形で、フォーク支持パイプ4の受け部41の断面が楕円形であるが、フォーク支持パイプ4軸全体の断面が楕円形である場合であってもよい。また、本実施例では、ハンドルポスト2の軸全体の断面が楕円形であるが、ハンドルポスト2の挿入部21の断面が楕円形であり、ハンドル6の接合部22から挿入部21間の軸が円形である場合であってもよい。
本発明に係る実施例の正面図である。 本発明に係る実施例の側面図である。 本発明に係る実施例におけるハンドルポスト2の挿入部21の断面図(上図)およびハンドルポストの挿入部がフォーク支持パイプの受け部に挿入嵌合された状態の断面図(下図)である。 本発明に係る実施例の挿入嵌合状態を示す斜視図である。 本発明の実施例に係るフレーム構造を備えた折り畳み自転車の構造を示す側面図である。
符号の説明
1 フレーム構造
2 ハンドルポスト
4 フォーク支持パイプ
6 ハンドル
8 フロントフォーク
9 締付ボルト
21 ハンドルポストの挿入部
22 ハンドルポストの接合部
41 フォーク支持パイプの受け部
91 小物バック
92 ベルト
93 止め具

Claims (3)

  1. ハンドルポストがフォーク支持パイプへ挿入可能な状態で接合される折り畳み自転車のフレーム構造であって、
    ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の両者の挿入嵌合断面形状が非円形断面形状に形成されていることを特徴とする折り畳み自転車のフレーム構造。
  2. 請求項1に記載の折りたたみ自転車のフレーム構造であって、
    前記ハンドルポストの挿入部およびフォーク支持パイプの受け部の両者の挿入嵌合断面形状が楕円形に形成されていることを特徴とする折り畳み自転車のフレーム構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の折りたたみ自転車のフレーム構造であって、
    ハンドルポストがフォーク支持パイプの軸方向に対して移動自在な構成となっていることを特徴とする折り畳み自転車のフレーム構造。
JP2003395601A 2003-11-26 2003-11-26 折り畳み自転車のフレーム構造 Pending JP2005153720A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102190049A (zh) * 2010-03-10 2011-09-21 捷安特(中国)有限公司 可调节车首竖杆的改进
CN102267528A (zh) * 2011-05-17 2011-12-07 太仓市车中宝休闲用品有限公司 螺栓锁接式铝挤型组合型折叠把立管
CN102923235A (zh) * 2011-08-10 2013-02-13 捷安特(中国)有限公司 车首竖杆

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