JP2005152278A - 内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造 - Google Patents

内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】カバーレンズを高い機械的固定強度で挿入部先端部分に確実に固定することができ、しかも挿入部先端を細径化して内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を小さくすることができる内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造を提供すること。
【解決手段】先端部本体2に電気絶縁性の先端カバー部材3が被覆された構成を有する挿入部先端部分に観察窓5と照明窓4が配置されて、観察窓5と照明窓4の少なくとも一方にカバーレンズ7が水密に取り付けられた内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造において、カバーレンズ7を略円柱状に形成してその周壁面の中間部分に周方向溝7aを形成すると共に、先端部本体2の先端面と先端カバー部材3の内面との間に挟み付けられる鍔状部10dと周方向溝7aに係合する内向き突起部10aとが一体に連結されたカバーレンズ固定部材10を設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造に関する。
内視鏡の挿入部先端部分に配置された観察窓と照明窓には、各々透明なガラス製のカバーレンズが取り付けられて接着により固定されているが、エチレンオキサイドガス滅菌や蒸気滅菌等が行われると、接着剤の劣化によって挿入部先端部分に対するカバーレンズの機械的固定強度が低下してしまう。
そこで従来は、カバーレンズを、側方から見た断面形状が台形の裾広がり状に形成すると共に、先端部本体に被覆される先端カバー部材にカバーレンズの形状に対応する形状の孔を形成し、カバーレンズを先端カバー部材で押さえつけてカバーレンズの機械的固定強度を確保していた(例えば、特許文献1)。
特開2002−85326
しかし、カバーレンズを、先端カバー部材で機械的に押さえつけることができるように裾広がり状に形成すると、挿入部先端部分にカバーレンズに隣接して配置されている部材をカバーレンズの軸線からそれだけ離して配置せざるを得なくなり、その結果、挿入部先端の外径が太くなって内視鏡検査を受ける人に与える苦痛が増大してしまう。
そこで本発明は、カバーレンズを高い機械的固定強度で挿入部先端部分に確実に固定することができ、しかも挿入部先端を細径化して内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を小さくすることができる内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造は、先端部本体に電気絶縁性の先端カバー部材が被覆された構成を有する挿入部先端部分に観察窓と照明窓が配置されて、観察窓と照明窓の少なくとも一方にカバーレンズが水密に取り付けられた内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造において、カバーレンズを略円柱状に形成してその周壁面の中間部分に周方向溝を形成すると共に、先端部本体の先端面と先端カバー部材の内面との間に挟み付けられる鍔状部と周方向溝に係合する内向き突起部とが一体に連結されたカバーレンズ固定部材を設けたものである。
なお、カバーレンズ固定部材が、軸線と平行方向に全長にわたるスリットが形成されてカバーレンズの基端寄りの部分に被嵌される円筒状部を有していて、鍔状部は円筒状部の基端部から外方に向かって突出形成され、内向き突起部は円筒状部分の内周部から内方に向かって突出形成されていてもよく、鍔状部が、挿入部先端部分にカバーレンズに隣接して配置されている部材との干渉を避ける形状に切り欠かれていてもよい。
また、カバーレンズが、周方向溝部分を除いて外径寸法が一定の円柱状に形成されていてもよく、或いは、カバーレンズの周方向溝より基端寄りの部分の外径寸法が先端寄りの部分に比較して細く形成されていて、その寸法差の部分にカバーレンズ固定部材の円筒状部が配置されていてもよい。
本発明によれば、カバーレンズを略円柱状に形成してその周壁面の中間部分に周方向溝を形成すると共に、先端部本体の先端面と先端カバー部材の内面との間に挟み付けられる鍔状部と周方向溝に係合する内向き突起部とが一体に連結されたカバーレンズ固定部材を設けたことにより、カバーレンズを高い機械的固定強度で挿入部先端部分に確実に固定することができ、しかも、カバーレンズとそれに隣接して配置されている部材との間の軸線間距離を離さないレイアウトを採ることができるので、挿入部先端を細径化して内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を小さくすることができる。
カバーレンズを略円柱状に形成してその周壁面の中間部分に周方向溝を形成すると共に、先端部本体の先端面と先端カバー部材の内面との間に挟み付けられる鍔状部と周方向溝に係合する内向き突起部とが一体に連結されたカバーレンズ固定部材により、カバーレンズを挿入部先端部分に固定する。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図2は本発明の第1の実施例の内視鏡挿入部の先端部分を示しており、可撓性挿入部1の先端付近は、図示されていない操作部からの遠隔操作によって屈曲する湾曲部になっている。
そして、可撓性挿入部1の先端に連結された金属製の先端部本体2に電気絶縁性のプラスチック材からなる先端カバー部材3が被覆され、その先端面に、照明窓4、観察窓5及び処置具突出口6等が並んで配置されている。
図1はその内視鏡挿入部の先端部分の側面断面図であり、先端カバー部材3はキャップ状に形成されていて、例えばステンレス鋼棒材等を素材として形成されている先端部本体2が外面に露出しないように、先端部本体2の外面に接着固定されている。
照明窓4部分には、例えば凹レンズからなるカバーレンズ7が、先端カバー部材3に軸線方向に貫通形成された断面形状が円形のカバーレンズ嵌め込み孔3aに嵌め込まれて、そこに水密に接着されている。なお、本発明におけるカバーレンズ7には、凹レンズや凸レンズだけでなく平行平面板等も含まれる。
先端部本体2に軸線と平行方向に形成されているライトガイド差し込み孔2aとチャンネル差し込み孔2bには、ライトガイドファイバ8と処置具挿通チャンネル9の各々の先端部分が差し込み固定されていて、ライトガイドファイバ8の射出端面8aが照明窓4の裏面に対向する位置に配置され、処置具挿通チャンネル9は処置具突出口6に対して真っ直ぐに連通している。
カバーレンズ7の外周壁面の中間位置には断面形状がV字状の周方向溝7aが全周にわたって形成されており、カバーレンズ7は、周方向溝7a部分を除いて外径寸法が一定の円柱状に形成されている。
そして、カバーレンズ7を内視鏡挿入部の先端部分に機械的に固定するためのカバーレンズ固定部材10に、カバーレンズ7の周方向溝7aにピッタリと係合する形状の内向き突起部10aが形成されている。カバーレンズ固定部材10は、例えばステンレス鋼や黄銅その他の金属材料により形成されている。
カバーレンズ固定部材10を単体で図示する図3に示されるように、カバーレンズ7の基端寄りの部分に被嵌されて先端カバー部材3のカバーレンズ嵌め込み孔3aに嵌め込まれるように形成された円筒状部10bが、軸線と平行方向に全長にわたって形成されたスリット10cによって分断されている。
したがって、組み立て時には、スリット10cを開く方向に円筒状部10bを弾性変形させることによって、内向き突起部10aをカバーレンズ7の周方向溝7aに係合させることができる。
内向き突起部10aは、円筒状部10bの先端部分の内周部から内方に向かって突出形成されており、円筒状部10bの基端部分には、先端部本体2の先端面と先端カバー部材3の内面との間に挟み付けられる鍔状部10dが外方に向けて突出形成されている。カバーレンズ固定部材10は、このようにスリット10cによって分断された円筒状部10bと内向き突起部10aと鍔状部10dとが一体に形成されたものである。
そして、鍔状部10dには、図1に示されるIV−IV断面を図示する図4にも示されるように、カバーレンズ7に隣接して配置されている部材(即ち、対物レンズ12を保持する鏡筒13や処置具突出口6等)と鍔状部10dとの干渉を避ける形状に切り欠き10eが形成されている。
このように構成された実施例のカバーレンズ固定構造においては、カバーレンズ固定部材10によってカバーレンズ7を挿入部先端部分に機械的に確実に固定することができるので、エチレンオキサイドガス滅菌や蒸気滅菌等を繰り返し行ってもカバーレンズ7の機械的固定強度が低下しない。
しかも、カバーレンズ7とそれに隣接して配置されている部材との間の軸線間距離を離さないレイアウトを採ることができるので、挿入部先端(具体的には先端カバー部材3の外径寸法)を細径化して内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を小さくすることができる。
図5は本発明の第2の実施例の内視鏡挿入部の先端部分を示しており、カバーレンズ7の周方向溝7aより基端寄りの部分の外径寸法を先端寄りの部分と比較して細く形成して、その寸法差の部分にカバーレンズ固定部材10の円筒状部10bを配置したものである。このように構成することによりカバーレンズ嵌め込み孔3aを均一な径に形成することができ、さらなる細径化が可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば観察窓5のカバーレンズの機械的固定に本発明を適用しても差し支えない。
本発明の第1の実施例の内視鏡の挿入部先端の側面断面図である。 本発明の第1の実施例の内視鏡の挿入部先端の斜視図である。 本発明の第1の実施例のカバーレンズ固定部材の単体の斜視図である。 本発明の第1の実施例の図1におけるIV−IV断面図である。 本発明の第2の実施例の内視鏡の挿入部先端の側面断面図である。
符号の説明
1 可撓性挿入部
2 先端部本体
3 先端カバー部材
3a カバーレンズ嵌め込み孔
4 照明窓
5 観察窓
7 カバーレンズ
7a 周方向溝
10 カバーレンズ固定部材
10a 内向き突起部
10b 円筒状部
10c スリット
10d 鍔状部
10e 切り欠き

Claims (5)

  1. 先端部本体に電気絶縁性の先端カバー部材が被覆された構成を有する挿入部先端部分に観察窓と照明窓が配置されて、上記観察窓と照明窓の少なくとも一方にカバーレンズが水密に取り付けられた内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造において、
    上記カバーレンズを略円柱状に形成してその周壁面の中間部分に周方向溝を形成すると共に、
    上記先端部本体の先端面と上記先端カバー部材の内面との間に挟み付けられる鍔状部と上記周方向溝に係合する内向き突起部とが一体に連結されたカバーレンズ固定部材を設けたことを特徴とする内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造。
  2. 上記カバーレンズ固定部材が、軸線と平行方向に全長にわたるスリットが形成されて上記カバーレンズの基端寄りの部分に被嵌される円筒状部を有していて、上記鍔状部は上記円筒状部の基端部から外方に向かって突出形成され、上記内向き突起部は上記円筒状部分の内周部から内方に向かって突出形成されている請求項1記載の内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造。
  3. 上記鍔状部が、上記挿入部先端部分に上記カバーレンズに隣接して配置されている部材との干渉を避ける形状に切り欠かれている請求項2記載の内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造。
  4. 上記カバーレンズが、上記周方向溝部分を除いて外径寸法が一定の円柱状に形成されている請求項1、2又は3記載の内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造。
  5. 上記カバーレンズの上記周方向溝より基端寄りの部分の外径寸法が先端寄りの部分に比較して細く形成されていて、その寸法差の部分に上記カバーレンズ固定部材の円筒状部が配置されている請求項1、2又は3記載の内視鏡の挿入部先端のカバーレンズ固定構造。
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