JP2005152041A - ヨモギペレットを内包する寝具及び寝具カバー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】枕1は、枕本体101と、枕本体101を短手方向に覆う筒状の枕カバー102により構成されている。枕本体101及び枕カバー102は綿布で形成されている。なお、枕カバー102は、枕本体101と分離可能である。枕本体101は袋状に形成されており、その中にヨモギペレット21とそば殻22を混合して内包して開口部を縫着している。内包するヨモギペレット21とそば殻22の配合比は、ヨモギペレット7に対し、そば殻3の割合である。
【選択図】 図1
Description
更に詳しくは、ヨモギのアロマテラピー効果を寝具に利用し、アロマテラピー効果の持続化を図ると共に寝具への利用がしやすいようにしたものに関する。
アロマテラピーは、植物等から抽出したエッセンシャルオイルを熱したり、線香を焚くなど火を使用することが多い。しかし、せっかく自然な形で眠りにつこうとしているところで、睡眠前に火の始末などを行うのは面倒である。また、火の始末を行っているうちに再度目が覚めてしまい、せっかくの効果を失わせるおそれもある。
また、人によっては枕を替えると寝付けなくなる場合もあり、安眠のために新しい枕に取り替えた場合、それらの者は新しい枕に慣れるまでは寝付きにくくなる課題もあった。
しかし、ヨモギを内包した特許文献1にかかる枕は、上記課題に加えて、単に乾燥させただけのヨモギを枕内部に大量に入れただけではクッション性が悪くなり、安眠を妨げるおそれもある。
そこで、本発明の目的は、ヨモギのアロマテラピー効果を長期間持続させることができる寝具を提供することにある。
また、本発明の他の目的としては、現在使用している枕、布団の寝具等にアロマテラピー効果を付加することができる寝具カバーを提供することにある。
第1の発明にあっては、
ヨモギ単体またはヨモギを含んでペレットにしたヨモギペレットを、通気性又は通香性を有し寝具として使用すべく形成された袋に内包したことを特徴とする、
寝具である。
ヨモギ単体またはヨモギを含んでペレットにしたヨモギペレットと、クッション性または/および保温性を有する部材を、通気性又は通香性を有し寝具として使用すべく形成された袋に内包したことを特徴とする、
寝具である。
第1または第2の発明に係る寝具は、枕または/および布団であることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る寝具である。
通気性又は通香性を有する寝具カバーであって、
該寝具カバーは、ヨモギ単体またはヨモギを含んでペレットにしたヨモギペレットを収める通気性又は通香性を有する収容体を収容する収納部が設けてあることを特徴とする、
寝具カバーである。
ヨモギペレットを内包する寝具を使用して床に着く。すると寝具内部からヨモギの香りが生じ、香りによるアロマテラピー効果によって心身の緊張がほぐされて、眠りにつきやすくなる。
寝具カバーが汚れたときは、ヨモギペレット収容体を寝具カバーから取り出し寝具カバーを洗濯する。洗濯後に再度ヨモギペレット収容体を寝具カバーに収納する。このため、ヨモギペレットが濡れるのを防止することができる。
なお、ヨモギペレット収容体が発するヨモギの香りが弱くなったときは、ヨモギペレット収容体のみ新しいものに替えればよい。
(1)ヨモギの香りによるアロマテラピー効果によって安眠効果が得られ、かつ、効果が長期間持続する寝具を提供することができる。ペレット状にしたヨモギを使用したことで、同体積の乾燥ヨモギに比して香りが長期間持続する。
(2)寝具のうち、ヨモギペレットとクッション性を有する部材を内包した枕は、ヨモギペレットのみのものよりクッション性が良く、頭部及び頸部と枕の密着感が向上するため、快適な睡眠を得るのに役立つ。また、ヨモギペレットとクッション性を有する部材の混合比を調節すれば香りの強さを調節することができる。
(3)寝具のうち、ヨモギペレットとクッション性を有する部材を内包した布団は、ヨモギペレットのみのものよりクッション性が良い。また、ヨモギペレットと保温性を有する部材を内包した布団は、ヨモギペレットのみのものより保温性が良いため、快適な睡眠を得るのに役立つ。
なお、ヨモギペレットとクッション性または保温性を有する部材の混合比を調節すれば香りの強さを調節することができる。
(4)本発明に係る寝具カバーを使用することにより、通常使用している枕、布団等の寝具にアロマテラピー効果を付加することができる。また、使い慣れた枕、布団等の寝具であれば、更に安眠効果の向上が図られる。更に、現在使用している布団を引き続き使用できるため、布団を買い換える必要が無くて済む。
また、寝具カバーを洗濯する際にヨモギペレット収容体を寝具カバーから取り出すことができるため、ヨモギペレットが濡れるのを防止することができる。
なお、ヨモギペレット収容体が発するヨモギの香りが弱くなったときは、ヨモギペレット収容体のみ新しいものに替えればよい。
図1は本発明に係る枕の一部を切り欠いた斜視説明図及び切欠部の拡大図、
図2は本発明に係る枕カバーの分解斜視説明図である。
枕1は、枕本体101と、枕本体101を短手方向に覆う筒状の枕カバー102により構成されている。枕本体101及び枕カバー102は綿布で形成されている。なお、枕カバー102は、枕本体101と分離可能である。
内包するヨモギペレット21とそば殻22の配合比は、ヨモギペレット7に対し、そば殻3の割合である。様々な配合比を試した結果、アロマテラピー効果を奏する程度にヨモギの香りが充分に強く、かつ、枕としての快適なクッション性を有する配合比としては、ヨモギペレット7に対しそば殻3の割合が好適であることがわかった。
なお、ヨモギペレットの形状および大きさは上記のものに限定されるのではなく、クッション体に内包するのに好適な形状および大きさに形成すればよい。
図1を参照して、枕1の作用を説明する。
枕1を使用して床につけば、ヨモギペレット21の発するヨモギの香りによるアロマテラピー効果により快適な睡眠を得ることができる。また、ヨモギをペレット状にすることにより香りが長期間持続するため、枕を長期間使用することができる。
なお、そば殻とヨモギペレットの配合比を変えることにより、ヨモギの香りを調整できる。また、そば殻の比率を増やすことによって頭部及び頸部と枕の密着感が向上するため、より高い安眠効果が得られる。
枕カバー3は綿製の袋状に形成されており、長手方向の両端にわたる開口部を一箇所に有している。開口部にはファスナー304が設けられている。
枕カバー本体301の内部は、両側に間仕切305が設けてある。
間仕切305は、枕カバー本体301内部の長手方向各端部近傍に形成され、短手方向に開口部から最奥部までの空間を仕切るよう形成されている。
間仕切305によって仕切られた空間のうち、長手方向端部近傍に設けられた各々の空間はヨモギペレット収容体収納部303を構成し、ヨモギペレット収容体収納部303の間に挟まれた空間は枕収納部302を構成する。
ヨモギペレット21の内包量は、ヨモギペレット収容体2内部でヨモギペレット21が遊動可能な量である。ヨモギペレット収容体2内部でヨモギペレット21が遊動したほうが、香りが立ちやすい。
なお、香りの強さを調整するためにヨモギペレット収容体2にヨモギペレット21以外のものを適宜混合してもよいが、ヨモギペレット21の内包量が少ないと香りが弱くなるため、ヨモギペレット21の割合を30%以上にすることが望ましい。
図2を参照して、枕カバー3の作用を説明する。
枕カバー本体301に設けられた開口部から、枕収納部302に枕4を、ヨモギペレット収容体収納部303にヨモギペレット収容体2を入れる。その後ファスナー304を閉じる。
枕カバー3を被せた枕を使用して床につけば、ヨモギペレット21の発するヨモギの香りによるアロマテラピー効果により快適な睡眠を得ることができる。
ヨモギペレット収容体2内部にヨモギペレット21以外のものを混合して配合することによりヨモギの香りが和らぐよう調整ができるため、ヨモギの香りが苦手な人も当該枕を使用しやすくなる。
なお、ヨモギペレット収容体2が発するヨモギの香りが弱くなったときは、ヨモギペレット収容体2のみ新しいものに替えればよい。
図3に示す布団5は、掛布団510と、敷布団520を備えている。
掛布団510は、内容物を入れたときに所要の厚さになるように形成された長方形の綿布製袋512内部に、羽毛511中にヨモギペレット21が散在するように混合したものを内包してある。
図3を参照して、布団5の作用を説明する。
布団5を使用して床につけば、ヨモギペレット21が発するヨモギの香りによるアロマテラピー効果により快適な睡眠を得ることができる。
図4に示す布団カバー6は綿製であり、掛布団カバー610と、敷布団カバー620を備えている。
掛布団カバー610長手方向に係る一方の縁部の両端近傍に、ポケット状に形成されたペレット収容体収納部611が両側に各1箇所ずつ形成されている。
図3中の拡大部に示すように、ヨモギペレット収容体収納部611の開口部近傍には面ファスナー612、613が設けられている。
なお、反対側に設けられているヨモギペレット収容体収納部611も同様の構造であるため、説明を省略する。
掛布団カバー620長手方向に係る一方の縁部の両端近傍には、ポケット状に形成されたヨモギペレット収容体収納部621が両側に各1箇所ずつ形成されている。
なお、ヨモギペレット収容体収納部621の構造は、前述のヨモギペレット収容体収納部611と同様であるため、説明を省略する。
図4を参照して、布団カバー6の作用を説明する。
掛布団カバー610および敷布団カバー620を掛布団および敷布団に被せる。
各布団カバーに設けられたヨモギペレット収容体収納部611、621の開口部からヨモギペレット収容体23を収納する。収納後、面ファスナー612、613を合わせて開口部を閉じる。
なお、布団カバーは、好みに合わせて掛布団用、敷布団用のいずれか一方のみ使用してもよい。
なお、ヨモギペレット収容体23が発するヨモギの香りが弱くなったときは、ヨモギペレット収容体23のみ新しいものに替えればよい。
101 枕本体
102 枕カバー
2 ヨモギペレット収容体
21 ヨモギペレット
22 そば殻
23 ヨモギペレット収容体
3 枕カバー
301 枕カバー本体
302 枕収納部
303 ヨモギペレット収容体収納部
304 ファスナー
305 間仕切
4 枕
5 布団
510 羽毛掛布団
511 羽毛
512 袋
520 綿敷布団
521 中綿
522 袋
6 布団カバー
610 掛布団カバー
611 ヨモギペレット収容体収納部
612 面ファスナー
613 面ファスナー
620 敷布団カバー
621 ヨモギペレット収容体収納部
Claims (4)
- ヨモギ単体またはヨモギを含んでペレットにしたヨモギペレット(21)を、通気性又は通香性を有し寝具として使用すべく形成された袋(101,512,522)に内包したことを特徴とする、
寝具。 - ヨモギ単体またはヨモギを含んでペレットにしたヨモギペレット(21)と、クッション性または/および保温性を有する部材(22,521,621)を、通気性又は通香性を有し寝具として使用すべく形成された袋(101,512,522)に内包したことを特徴とする、
寝具。 - 請求項1または2記載の寝具は、枕(1)または/および布団(5)であることを特徴とする、
請求項1または2記載の寝具。 - 通気性又は通香性を有する寝具カバー(3,6)であって、
該寝具カバー(3,6)は、ヨモギ単体またはヨモギを含んでペレットにしたヨモギペレット(21)を収める通気性又は通香性を有する収容体(2,23)を収容する収納部(303,611,621)が設けてあることを特徴とする、
寝具カバー。
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