JP2005151414A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、安価かつ正確に呼出信号を検出する半導体DAAを備えた通信装置に関する。
【解決手段】通信装置1は、2値化データ切替部21で、回線信号の正側と負側の電圧変動をそれぞれ2値化して2値化信号を出力するとともに、当該正側と負側の2値化信号を操作部の操作に応じたCPU24の制御で切り替えて出力し、周波数検出部22で、当該2値化データ切替部21の出力する2値化信号のエッジ間を計測して回線信号の周波数を検出して、CPU24が、当該周波数検出部22の検出する回線信号の周波数に基づいて呼出信号を検出する。したがって、光電素子を用いた呼出信号検出回路を設けることなく、パルス状や立ち上がりと立下りで波形形状の異なる呼出信号をも、正確にかつ安価に検出することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信装置に関し、詳細には、安価かつ正確に呼出信号を検出する半導体DAAを備えた通信装置に関する。
従来、ファクシミリ装置等の通信装置にあっては、そのNCU(Network Control Unit)は、一般的に、光電素子(フォトカプラ等)を使用して、光電素子に流れる電流を検出することで、呼出信号を検出している。この従来の呼出信号の検出方法は、呼出信号の波形形状に依存することなく、ある一定以上の電圧変化があれば、呼出信号を検出することができる。
呼出信号の検出は、絶縁状態での信号伝達が必要なため、従来、光電素子(フォトカプラ等)を用いて行っていた。この光電素子を用いた方法では、電流で光電素子を発光させて、信号を伝達していたため、ある電圧以上の信号が発生すれることで、検出が可能であった。
しかし、近年、技術の向上により半導体によって回線制御を行う半導体DAA(Data Access Arrangement)が出現しているが、このDAA構成においては、1次側の半導体内で呼出信号を検出する必要があり、回線間電圧をコンデンサ等で分圧して検出できる電圧に変換し、比較器(コンパレータ等)で電圧比較を行って、ある電圧値以上の電圧が観測された場合に、呼出信号の検出となる。
すなわち、従来のDAA構成の呼出信号検出回路は、図4に示すように、回線の正負それぞれに抵抗R1、R2とコンデンサC1、C2を介して、それぞれチャージ用コンデンサC3、C4を接続して、コンデンサC3、C4に充電された電圧を比較器CP1、CP2で比較して、ある電圧値以上の電圧を観測すると、呼出信号の検出を示す検出信号を出力している。
したがって、呼出信号が、図5(a)に示すような正常波形の信号であると、呼出信号を正確に検出して、検出信号を出力することができる。
ところが、電圧監視の場合、コンデンサC3、C4に蓄えられる電荷量によっては変動しきれないことがあるため、呼出信号が、図5(b)に示すように、パルス状の呼出信号や立ち上がりと立下りで波形形状の異なる特殊波形の呼出信号であると、片側しか検出することができないことがあり、正確な検出信号を出力することができない。
そして、本出願人は、先に、光電素子による呼出信号検出回路を付加し、省電力状態においても呼出信号による省電力状態からの復帰を可能としたファクシミリ装置を提案している(特許文献1参照)。
特開平2002−176520号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、呼出信号を検出することはできるが、別途、光電素子を用いた呼出信号検出回路を追加する必要があり、コストが高くつく。
そこで、請求項1記載の発明は、2値化信号切替手段で、回線信号の正側と負側の電圧変動をそれぞれ2値化して2値化信号を出力するとともに、当該正側と負側の2値化信号を適宜切り替えて出力し、周波数検出手段で、当該2値化信号切替手段の出力する2値化信号のエッジ間を計測して回線信号の周波数を検出して、信号検出制御手段が、当該周波数検出手段の検出する回線信号の周波数に基づいて呼出信号を検出することにより、光電素子を用いた呼出信号検出回路を設けることなく、パルス状や立ち上がりと立下りで波形形状の異なる呼出信号をも、正確にかつ安価に検出する通信装置を提供することを目的としている。
請求項2記載の発明は、周波数検出手段の検出した周波数が異常周波数であるか否かを異常判定手段で判定し、当該異常判定手段が周波数検出手段の検出した周波数が異常周波数であると判定すると、信号検出制御手段が、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせることにより、パルス状や立ち上がりと立下りで波形形状の異なる呼出信号をも、異常周波数によって、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を自動的に切り替え、呼出信号をより一層高精度にかつ安価に検出する通信装置を提供することを目的としている。
請求項3記載の発明は、信号変化検出手段で、正負の回線信号の入力毎に波形の切り替わる検出信号を出力し、信号検出制御手段が、当該信号変化検出手段の出力する検出信号の波形が切り替わっているにもかかわらず、呼出信号を検出しないときには、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせることにより、片側にしか信号が出てこない特殊な呼出信号であっても、回線信号の波形の切り替わりに応じて、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を自動的に切り替え、呼出信号をより一層高精度にかつ安価に検出する通信装置を提供することを目的としている。
請求項4記載の発明は、回線信号の変動を発生させる他の要因の発生の有無を信号変動要因発生有無検出手段で検出し、信号検出制御手段が、信号変化検出手段の出力する検出信号の波形が切り替わっているにもかかわらず呼出信号を検出せず、かつ、当該信号変動要因発生有無検出手段が回線信号の変動を発生させる他の要因の発生を検出しないときにのみ、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせることにより、回線信号の波形の切り替わりに応じて、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を自動的に切り替えるとともに、他の要因で信号が切り替わることを防止し、呼出信号をより一層高精度にかつ安価に検出する通信装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の通信装置は、回線網とのインタフェースに半導体DAAを用いた通信装置において、回線信号の正側と負側の電圧変動をそれぞれ2値化して2値化信号を出力するとともに、当該正側と負側の2値化信号を適宜切り替えて出力する2値化信号切替手段と、当該2値化信号切替手段の出力する2値化信号のエッジ間を計測して前記回線信号の周波数を検出する周波数検出手段と、当該周波数検出手段の検出する前記回線信号の周波数に基づいて呼出信号を検出する信号検出制御手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記通信装置は、前記周波数検出手段の検出した周波数が異常周波数であるか否かを判定する異常判定手段を備え、前記信号検出制御手段は、当該異常判定手段が前記周波数検出手段の検出した周波数が異常周波数であると判定すると、前記2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせるものであってもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記通信装置は、前記正負の回線信号の入力毎に波形の切り替わる検出信号を出力する信号変化検出手段を備え、前記信号検出制御手段は、当該信号変化検出手段の出力する検出信号の波形が切り替わっているにもかかわらず、前記呼出信号を検出しないときには、前記2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせるものであってもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記通信装置は、回線信号の変動を発生させる他の要因の発生の有無を検出する信号変動要因発生有無検出手段を備え、前記信号検出制御手段は、前記信号変化検出手段の出力する検出信号の波形が切り替わっているにもかかわらず前記呼出信号を検出せず、かつ、前記信号変動要因発生有無検出手段が前記回線信号の変動を発生させる他の要因の発生を検出しないときにのみ、前記2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせるものであってもよい。
請求項1記載の発明の通信装置によれば、2値化信号切替手段で、回線信号の正側と負側の電圧変動をそれぞれ2値化して2値化信号を出力するとともに、当該正側と負側の2値化信号を適宜切り替えて出力し、周波数検出手段で、当該2値化信号切替手段の出力する2値化信号のエッジ間を計測して回線信号の周波数を検出して、信号検出制御手段が、当該周波数検出手段の検出する回線信号の周波数に基づいて呼出信号を検出するので、光電素子を用いた呼出信号検出回路を設けることなく、パルス状や立ち上がりと立下りで波形形状の異なる呼出信号をも、正確にかつ安価に検出することができる。
請求項2記載の発明の通信装置によれば、周波数検出手段の検出した周波数が異常周波数であるか否かを異常判定手段で判定し、当該異常判定手段が周波数検出手段の検出した周波数が異常周波数であると判定すると、信号検出制御手段が、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせるので、パルス状や立ち上がりと立下りで波形形状の異なる呼出信号をも、異常周波数によって、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を自動的に切り替えることができ、呼出信号をより一層高精度にかつ安価に検出することができる。
請求項3記載の発明の通信装置によれば、信号変化検出手段で、正負の回線信号の入力毎に波形の切り替わる検出信号を出力し、信号検出制御手段が、当該信号変化検出手段の出力する検出信号の波形が切り替わっているにもかかわらず、呼出信号を検出しないときには、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせるので、片側にしか信号が出てこない特殊な呼出信号であっても、回線信号の波形の切り替わりに応じて、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を自動的に切り替えることができ、呼出信号をより一層高精度にかつ安価に検出することができる。
請求項4記載の発明の通信装置によれば、回線信号の変動を発生させる他の要因の発生の有無を信号変動要因発生有無検出手段で検出し、信号検出制御手段が、信号変化検出手段の出力する検出信号の波形が切り替わっているにもかかわらず呼出信号を検出せず、かつ、当該信号変動要因発生有無検出手段が回線信号の変動を発生させる他の要因の発生を検出しないときにのみ、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせるので、回線信号の波形の切り替わりに応じて、2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を自動的に切り替えることができるとともに、他の要因で信号が切り替わることを防止することができ、呼出信号をより一層高精度にかつ安価に検出することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図3は、本発明の通信装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の通信装置の一実施例を適用した通信装置1の要部概略構成図である。
図1において、通信装置1は、回線Lが収納されており、回線Lに接続されて回線電流を整流するダイオードブリッジ2、回線制御回路3、ダイオードブリッジ2と回線制御回路3との回路を切断する切断部4、データの送受信を行うDSP(Digital Signal Processor)5、通信装置1全体の制御を行うシステム制御部6等を備えている。また、回線Lには、外付けの電話機が接続可能となっている。
回線制御回路3は、いわゆる半導体DAA(シリコンDAA)で構成されており、1次側回線制御部11、データ受け渡し回路12及び2次側シリアルI/F部13等を備えている。
1次側回線制御部11は、ダイオードブリッジ2を介して回線Lの1次側に配置され、局給電により動作して、2次側とデータの受け渡しを行うことで回線制御、送受信データのやり取りを行う。
2次側シリアルI/F部13は、2次側に配置され、回線制御回路3とシリアルI/Fでデータの受け渡し処理を行う。
データ受け渡し回路12は、リニアカプラ、トランス、コンデンサ等で構成され、1次−2次間を絶縁状態するとともに、データを送受信する。データ受け渡し回路12は、例えば、コンデンサで絶縁され、絶縁された光電素子であるリニアカプラでデータの受け渡しを行う。
DSP5は、送信信号及び受信信号に各種信号処理を施すとともに、網制御及び網認識処理を行う。
システム制御部6は、2値化データ切替部21、周波数検出部22、信号変化検出部23及びCPU(Central Processing Unit )24等を備えており、2値化データ切替部21及び信号変化検出部23には、回線制御回路3の2次側シリアルI/F部13から正負の呼出信号、すなわち、回線信号が入力される。
2値化データ切替部(2値化信号切替手段)21は、CPU24の制御下で、回線制御回路3の2次側シリアルI/F部13から入力される正負の呼出信号等の正負の回線信号をそれぞれ2値化し、当該2値化した正負の回線信号をCPU24からの指示に応じて切り替えて、周波数検出部22に出力する。すなわち、CPU(信号検出制御手段、異常判定手段、信号変動要因発生有無検出手段)24は、図示しない操作部からの2値化信号切替指示操作があると、当該操作に応じて、2値化データ切替部21に正側と負側の2値化データを切り替えて周波数検出部22に出力させ、また、後述するように、周波数検出部22の検出した周波数に異常があると、2値化データ切替部21に正側と負側の2値化データを切り替えて周波数検出部22に出力させ、さらに、信号検出部23がラッチ信号を出力しているにもかかわらず、呼出信号を検出しないと、2値化データ切替部21に正側と負側の2値化データを切り替えて周波数検出部22に出力させる。
周波数検出部(周波数検出手段)22は、2値化データ切替部21から入力される2値化信号のエッジ間を計測することで周波数を検出する。CPU24は、周波数検出部22の検出した信号の周波数に基づいて、当該信号の種別、特に、呼出信号の検出を行う。
信号変化検出部(信号変化検出手段)23は、回線制御回路3の2次側シリアルI/F部13から入力される正負の各回線信号をラッチすることで、正負の回線信号が入力される毎に波形を切り替えてラッチ信号としてCPU24に出力する。すなわち、信号変化検出部23は、片側に信号が入力されると、必ず信号が変化するため、この信号を監視することで、信号変化を検出し、かつ、片側が信号出力されない場合でも、必ず波形が正しく入力されていないことを検出する。
CPU24は、通信装置1の各部を制御して通信装置1としての基本処理を実行するとともに、後述する呼出信号検出制御処理を実行する。特に、CPU24は、周波数検出部22の検出する周波数に基づいて、回線信号の種別、特に、呼出信号の検出を行い、また、周波数検出部22の検出した周波数について異常周波数の有無の検出を行、さらに、呼出信号の他に、極性反転や外付け電話器のオフフック等の回線信号の変化を生じさせる要因のうち、呼出信号以外の他の要因の発生時にフラグを立てて、当該他の要因の発生を検出する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の通信装置1は、回線Lからの回線信号を半導体DAAの回線制御回路3の1次側回線制御部11、データ受け渡し回路12及び2次側シリアルI/F部13を介してシステム制御部6の2値化データ切替部21及び信号変化検出部23に入力し、まず、2値化データ切替部21で、正負の回線信号の電圧変動をそれぞれ2値化して、周波数検出部22に入力する。
また、2値化データ切替部21は、操作部からの切替指示操作に応じて、CPU24が切替制御することで、正側と負側の2値化データを切り替えて周波数検出部22に入力する。
周波数検出部22は、入力される2値化データ(2値化信号)のエッジ間を計測して回線信号の周波数を検出する。
CPU24は、この周波数検出部22の検出した回線信号の周波数に基づいて回線信号の種別、特に、呼出信号の検出を行う。
このように、本実施例の通信装置1は、2値化データ切替部21で、回線信号の正側と負側の電圧変動をそれぞれ2値化して2値化信号を出力するとともに、当該正側と負側の2値化信号を操作部の切替指示操作で切り替えて出力し、周波数検出部22で、当該2値化データ切替部21の出力する2値化信号のエッジ間を計測して回線信号の周波数を検出して、CPU24が、当該周波数検出部22の検出する回線信号の周波数に基づいて呼出信号を検出している。
したがって、光電素子を用いた呼出信号検出回路を設けることなく、パルス状や立ち上がりと立下りで波形形状の異なる呼出信号をも、正確にかつ安価に検出することができる。
また、通信装置1は、CPU24は、周波数検出部22の検出した回線信号の周波数の異常の有無を判定して、周波数に異常があると判定すると、2値化データ切替部21に、周波数検出部22に出力する信号を切り替えさせる。
すなわち、CPU24は、図2に示すように、周波数検出部22が2値化データ切替部21から入力される2値化信号(2値化データ)の周波数を検出すると(ステップS101)、当該周波数に異常があるか、例えば、2値化信号(2値化データ)の周波数が回線信号としては存在しない周波数であるかチェックする(ステップS102)。
ステップS102で、周波数に異常があると、CPU24は、2値化データ切替部21から2値化データ(2値化信号)の正負を切り替えさせて周波数検出部22に入力させ(ステップS103)、この正負切り替えた2値化データの周波数を周波数検出部22が検出した結果に基づいて、回線信号の種別、特に、呼出信号の検出を行う(ステップS104)。
ステップS102で、周波数に異常がなく正常であると、CPU24は、当該周波数検出部22の検出した2値化信号(2値化データ)の周波数に基づいて、回線信号の種別、特に、呼出信号の検出を行う(ステップS104)。
このようにすると、パルス状や立ち上がりと立下りで波形形状の異なる呼出信号をも、異常周波数によって、2値化データ切替部21の出力する2値化信号を自動的に切り替えることができ、呼出信号をより一層高精度にかつ安価に検出することができる。
さらに、通信装置1は、信号変化検出部23が信号変化を検出しているが、呼出信号が検出されないときには、2値化信号(2値化データ)の正負を切り替えさせて2値化データ切替部21から周波数検出部22に出力させる。また、この場合、通信装置1は、極性反転や外付け電話器のオフフック等にも信号が変動するため、このような回線信号以外の他の変動要因の発生がないときに、2値化信号(2値化データ)の正負を切り替えさせて2値化データ切替部21から周波数検出部22に出力させる。
すなわち、CPU24は、図3に示すように、信号変化検出部23がラッチ信号を検出すると(ステップS201)、回線信号の正負が変動する他の要因、例えば、極性反転や外付け電話器のオフフック等の発生があるかチェックする(ステップS202)。
ステップS202で、他の要因の発生がないときには、CPU24は、2値化データ切替部21から2値化データ(2値化信号)の正負を切り替えさせて周波数検出部22に入力させ(ステップS203)、この正負切り替えた2値化データの周波数を周波数検出部22が検出した結果に基づいて、回線信号の種別、特に、呼出信号の検出を行う(ステップS204)。
ステップS202で、他の要因の発生があるときには、CPU24は、周波数検出部22の検出結果はそのままにして(ステップS205)、当該発生した他の要因に応じた動作処理を実施する(ステップS206)。
このようにすると、片側にしか信号が出てこない特殊な呼出信号であっても、回線信号の波形の切り替わりに応じて、2値化データ切替部21の出力する正側と負側の2値化信号を自動的に切り替えることができ、呼出信号をより一層高精度にかつ安価に検出することができる。
また、回線信号の波形の切り替わりに応じて、2値化データ切替部21の出力する正側と負側の2値化信号を自動的に切り替えることができるとともに、他の要因で信号が切り替わることを防止することができ、呼出信号をより一層高精度にかつ安価に検出することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
半導体DAAを備え、呼出信号を正確に検出する通信装置に適用することができる。
本発明の通信装置の一実施例を適用した通信装置の要部概略構成図。 図1の通信装置による呼出信号検出処理を示すフローチャート。 図1の通信装置による信号変化検出時の他の信号変化要因の発生の有無を考慮した呼出信号検出処理を示すフローチャート。 従来のDAA構成の呼出信号検出回路を示す図。 呼出信号が正常波形時(a)と特殊波形時(b)の呼出信号の検出状態の説明図。
符号の説明
1 通信装置
2 ダイオードブリッジ
3 回線制御回路
4 切断部
5 DSP
6 システム制御部
11 1次側回線制御部
12 データ受け渡し回路
13 2次側シリアルI/F部
21 2値化データ切替部
22 周波数検出部
23 信号変化検出部
24 CPU

Claims (4)

  1. 回線網とのインタフェースに半導体DAAを用いた通信装置において、回線信号の正側と負側の電圧変動をそれぞれ2値化して2値化信号を出力するとともに、当該正側と負側の2値化信号を適宜切り替えて出力する2値化信号切替手段と、当該2値化信号切替手段の出力する2値化信号のエッジ間を計測して前記回線信号の周波数を検出する周波数検出手段と、当該周波数検出手段の検出する前記回線信号の周波数に基づいて呼出信号を検出する信号検出制御手段と、を備えていることを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信装置は、前記周波数検出手段の検出した周波数が異常周波数であるか否かを判定する異常判定手段を備え、前記信号検出制御手段は、当該異常判定手段が前記周波数検出手段の検出した周波数が異常周波数であると判定すると、前記2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記通信装置は、前記正負の回線信号の入力毎に波形の切り替わる検出信号を出力する信号変化検出手段を備え、前記信号検出制御手段は、当該信号変化検出手段の出力する検出信号の波形が切り替わっているにもかかわらず、前記呼出信号を検出しないときには、前記2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせることを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信装置。
  4. 前記通信装置は、回線信号の変動を発生させる他の要因の発生の有無を検出する信号変動要因発生有無検出手段を備え、前記信号検出制御手段は、前記信号変化検出手段の出力する検出信号の波形が切り替わっているにもかかわらず前記呼出信号を検出せず、かつ、前記信号変動要因発生有無検出手段が前記回線信号の変動を発生させる他の要因の発生を検出しないときにのみ、前記2値化信号切替手段の出力する正側と負側の2値化信号を切り替えさせることを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信装置。
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JP2008193493A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Sharp Corp 通信制御装置およびそれを備えてなるファクシミリ装置

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