JP3211596B2 - 電源監視装置 - Google Patents

電源監視装置

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JP3211596B2 JP32358894A JP32358894A JP3211596B2 JP 3211596 B2 JP3211596 B2 JP 3211596B2 JP 32358894 A JP32358894 A JP 32358894A JP 32358894 A JP32358894 A JP 32358894A JP 3211596 B2 JP3211596 B2 JP 3211596B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電源に異常が発生
したときに、これを検出する電源監視装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の電源監視装置においては、被監視
交流電圧を電源監視装置内部で扱える電圧に降圧するた
めにトランスを用い被監視電力を供給する側をトランス
の一次側に、電源監視装置をトランスの二次側に接続
し、両者間の巻数比が例えば10:1程度になるように
設定することにより、一次側のコイルに供給された電圧
の約1/10の電圧が二次側のコイルに生じるようにし
ていた。
【0003】この従来の電源監視装置においては、電源
電圧が高まってゆきトランスの一次側コイルの鉄芯の磁
力飽和に達すると、上述のような一次側と二次側の電圧
間の正比例関係がくずれ、二次側コイルには正確に変換
された電圧が生じなくなるので、それ以上電源電圧が高
まった場合、たとえ電源電圧が正常であっても、異常電
圧発生として誤検出される恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トランスの飽和磁力は
鉄芯の質と大きさに比例するので、上記問題を回避する
には、透磁率の高い高品質で大きさの大きい鉄芯を用い
る必要があり、このような鉄芯を用いるとコストが増し
装置全体が大型化してしまうという問題がある。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、安価で小型の電源監視装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電源監視装置は、フォトカプラ等の光電変
換手段によって、交流電源からの交流信号を交流電源と
電気的に絶縁し、かつ交流信号に比例した被監視信号に
変換する信号変換部と、上記信号変換部から出力される
被監視信号をアナログ信号からデジタル信号へと変換す
るA/D変換部と、上記A/D変換部により変換された
上記被監視信号波形の異常を検出する電源異常検出部と
を備える。
【0007】本発明の実施態様としての上記信号変換部
は、交流電源に接続しており第一の方向の電流を通す第
一の発光ダイオードと、上記第一の方向とは逆の第二の
方向の電流を通す第二の発光ダイオードとの、少なくと
も二つの発光ダイオードと、上記第一、第二それぞれの
発光ダイオードの発光に反応して電流が流れるフォトト
ランジスタとを備えるものがある。
【0008】このタイプの信号変換手段を用いる場合に
は、電源異常検出部としては、デジタル信号に変換され
た被監視信号に対して、一周期毎に複数のサンプル点に
おける波高値を算出するサンプリング手段と、このサン
プリング手段により算出された各波高値を基に、前半1
/2周期と後半1/2周期それぞれについて所定の計算
を行い実効値を算出する実効値算出手段と、実効値算出
手段により算出された前半1/2周期、後半1/2周期
それぞれについての実効値を、あらかじめ前半1/2周
期と後半1/2周期それぞれについて定められた基準値
と比較し、各差のうち少なくとも一方の差が所定値以上
であれば、電源異常として検出する比較/判定手段とを
備える電源異常検出部であるのが望ましい。
【0009】
【0010】
【作用】本発明の電源監視装置の発明では交流電源から
の交流信号は、信号変換部において、フォトカプラ等の
光電変換手段によって光電変換され、一旦光信号に変換
された後再び電気信号に変換される。このように光電変
換を介することによって交流電源からの交流信号を交流
電源と電気的に絶縁したまま、交流電源の電圧よりも低
い電圧でかつ波形が交流電源の電圧波形と比例した被監
視信号を得ることができる。このように本発明では光電
変換手段を一種の電圧変換器として用いることにより、
従来のような磁気飽和の問題を解決している。信号変換
手段によって得られた被監視信号はA/D変換部に供給
されデジタル信号化される。デジタル化された被監視信
号は電源異常検出部により本来あるべき波形との違いを
判定されその波形に異常が発見された場合には異常を示
す信号が電源異常検出部から出力される。
【0011】本発明の実施態様としての信号変換部にお
いては、交流電源からグラウンドの電位を基準にプラス
の電流が発生した場合は、上記第一の発光ダイオードが
導通して発光し、また交流電源からマイナスの電流が発
生した場合は、上記第二の発光ダイオードが導通して発
光し、これを受光した上記フォトトランジスタには、光
起電力効果と増幅作用によってエミッタ−コレクタ間に
電流が流れる。この発光の強度は上記電源からの交流電
圧の絶対値の増減に伴って増減し、またコレクタ出力電
圧は、上記発光強度の増減に伴って増減する。したがっ
て上記フォトトランジスタのコレクタの電圧の絶対値
は、電源からの交流電圧の絶対値に比例しているので、
このフォトトランジスタの出力電圧を監視することによ
って、一次側の交流電圧の異常を検出することができ
る。またこの場合比例定数を1/α(α>1)に設定し
ておくことにより、フォトトランジスタの出力電圧は交
流信号の電圧の絶対値をα倍に降圧した値をとるので、
これにより比較的低電圧の回路で構成できる。
【0012】このように交流信号の正負期間それぞれ別
々にon,offする発光ダイオードを用いる場合に
は、二つの発光ダイオードの特性の違いによって正しい
波形であるにもかかわらず正負期間で異なる波形になっ
てしまう恐れがある。そこで電源異常検出部として、一
周期毎に前半1/2周期と後半1/2周期とについて別
々に実効値を算出し、あらかじめ前半1/2周期と後半
1/2周期それぞれについて定められた基準値と比較す
ることにより、上記第一、第二の発光ダイオードそれぞ
れの発光量の特性を勘案して、半周期毎により細かく正
確に電圧異常を検出することができる。
【0013】
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の電源監視装置のブ
ロック図であり、また図2は該装置の信号変換部2の概
略図である。図1及び図2を用いてこの電源監視装置の
構成及び動作を説明する。本実施例にかかる電源監視装
置は、100KHz程度までの交流電源の電源監視に用
いられる。
【0015】まず図1において該装置は、図2に示す信
号変換部2と、アナログ形式の被監視波をアナログ信号
からデジタル信号へと変換するA/D変換部であって、
サンプリング数が一周期当たり64回で且つ8ビットの
分解能を有するA/D変換部3と、デジタル変換された
被監視波の波形異常を検出するCPU4と、基準波形の
各サンプリングポイントでの波高値が格納されているR
OM6と、デジタル変換された被監視波がCPU4を経
由して書き込まれるRAM5と、CPU4で検出された
波形異常を知らせるための異常発生表示部7とを備え
る。
【0016】また、図2において信号変換部2は、コン
セント1から交流波を該装置内に取り込み、取り込んだ
交流波を1/10〜1/100程度に降圧し、全波整流
処理を施すことにより該装置(二次側)を一次側から絶
縁し、該処理済の被監視波を出力するものであり、その
構成は、コンセント1から交流波の一周期のうち電圧が
正電圧期間にonする第一の発光ダイオード11と、第
一の発光ダイオード11と逆向きに接続され電圧が負電
圧期間にonする第二の発光ダイオード12と、第一、
第二それぞれの発光ダイオードの発光に反応して電流が
流れる受光フォトトランジスタ13とを有し、フォトト
ランジスタ13のコレクタ側は抵抗値がR0 (R0 =数
百〜千Ω)程度の定抵抗14を介して5V電源に接続さ
れている。またエミッタ側はグラウンドに接続してい
る。発光ダイオード11,12はコンセント1に入力さ
れる交流信号に比例した光量の光を発生し、トランジス
タ13はこの光を受けて、受光量に比例した電圧の変化
をコレクタ端bに発生する。コレクタ端bの電圧の変化
が被監視波としてA/D変換部3に入力される。
【0017】次に、該装置の動作説明をする。まず信号
変換部2に、コンセント1から141Vの交流波が取り
込まれると、初めの半周期は正電圧期間なのでダイオー
ド11がonし、ダイオード12がoffし、図2の矢
印A方向に電流が流れるので、第1の発光ダイオード1
1が発光するが、この発光量は交流波の電圧の絶対値の
増加に伴って増す。そしてこれを受光したフォトトラン
ジスタ13には、光起電力効果と増幅作用によって、上
記発光量が強まるのに伴って増加する電流Iが流れ、こ
のフォトトランジスタ13の電圧Vの変化が被監視波と
してA/D変換部3に取り込まれる。そして後半の半周
期は負電圧期間なので交流信号が信号変換部2に取り込
まれると、今度は第二の発光ダイオード12が通電し、
第一の発光ダイオード11がoffするので、矢印B方
向に電流が流れる。すると前半の半周期のときと同様に
フォトトランジスタ13に電気が流れ、この電圧量の変
化が被監視波としてA/D変換部3に取り込まれる。
【0018】以後、以上と同様のプロセスにより信号変
換部2に取り込まれた交流波を基に生成された被監視波
がA/D変換部3に取り込まれるが、電流Iは交流電圧
V’の絶対値に比例しており、またフォトトランジスタ
13のコレクタ端の電圧Vは電流Iに比例しているの
で、電圧Vは交流電圧V’の絶対値に比例している。電
圧Vの変化、すなわち被監視信号は図3のようになる。
【0019】その後被監視波はA/D変換部3に入力さ
れ、アナログ信号からデジタル信号へと変換される。こ
の際、被監視波のサンプリングの周期は、被監視波の周
期の64倍であり、A/D変換部3の分解能は8ビット
であるので、被監視波は一周期あたり64回サンプリン
グされ、振幅方向には28 =256分割される。サンプ
リングされたデータは次々とCPU4へと出力され、C
PU4からRAM5へ一周期分すなわち64個のデータ
が格納される。
【0020】ROM6には予め定められ基準波のデータ
が格納されており、CPU4内の比較ソフトウエアによ
りRAM5からは前記一周期分の被監視波データが、R
OM6からは基準波データがそれぞれ読み出され、両者
を比較することにより異常検出が行われ、電圧異常検出
の場合は異常発生表示部7に出力する。
【0021】次に、CPU4の比較ソフトウエアによる
電源異常監視方法を工程順に説明する。まず第一の方法
としては、格納された一周期分のデータをCPU4に読
み込み、それぞれのデータを2乗し、その2乗値を1周
期毎に積算し、この積算値を1/2乗して実効値を算出
する。ROM6に格納されている基準値をCPU4に読
み出し、この実効値と基準値との差分値を検出し、その
値の絶対値が例えば基準値の10%以上ならば電圧異常
と判断して異常発生表示部7に出力する。
【0022】次に、第二の方法として、A/D変換部3
に入力されてRAM5に格納された被監視波を1/2周
期毎にCPU4に読み込み、上記の様な方法で1/2周
期毎に実効値を算出してもよい。信号変化部2のダイオ
ードは、各個体毎に特性が異なる場合が多く、第一の発
光ダイオード11と第二の発光ダイオード12とでは、
たとえ流れる交流電流の電圧が等しくても発光量が異な
るためフォトトランジスタ13の出力電圧が異なり、被
監視波は、一周期のうち前半の半周期と後半の半周期と
の振幅が異なる可能性が高い。
【0023】そこで、このように1/2周期毎に実効値
を算出し、各発光ダイオードの特性に応じて電源交流波
がプラスのときの1/2周期、マイナスのときの1/2
周期それぞれに対して基準値を設けることにより正確な
異常検出を行うことができる。この場合、RAM5か
ら、被監視波の先頭から所定数周期分のデータをCPU
4に読み出し、ROM6からは、第一の発光ダイオード
11、第二の発光ダイオード12それぞれの発光量特性
を考慮してあらかじめ定められている電源交流波がプラ
スの半周期のときの被監視波の実効値に対する第一の基
準値と、マイナスの半周期のときの被監視波の実効値に
対する第二の基準値とを読み出す。
【0024】そして上記数周期分の各周期毎の前半の半
周期と後半の半周期との実効値をそれぞれ算出して、第
一の基準値と各前半半周期の実効値、また第二の基準値
と各後半半周期の実効値との各差分を算出し、その差分
の符号が交互に、+、−、+、−... と続いていれば、
この一周期がマイナスから始まっていると判定する。ま
た差分の符号がほぼ0で続いていれば、プラスから始ま
っていると判定する。
【0025】プラスから始まっている場合、すなわち前
半の半周期が第一の発光ダイオード11を通過している
場合には、第1の基準値と前半の半周期分の実効値とを
上記と同様の要領で比較して異常検出を行い、第二の基
準値と後半の半周期分の実効値とを比較して異常検出を
行って、以降に続く周期についても同様に前半の半周期
分は第一の基準値と、後半の半周期分は第二の基準値と
それぞれ比較/異常検出する。またこの一周期がマイナ
スから始まっている場合には、前半の半周期分は第二の
基準値と、後半の半周期分は第一の基準値とそれぞれ比
較/異常検出する。
【0026】更に第三の方法としては、ROM6に予め
定めた一周期分の基準波を格納しておき、A/D変換部
3に入力されてRAM5に格納された被監視波を、一周
期分CPU4に読み込み、またROM6からは基準波形
を取り込む。そして被監視波の各サンプリング点におけ
るデータ値から、そのサンプリング点に対応する基準波
形のデータ値を引き差分値を算出する。次にこれらの差
分値の絶対値を積算して積算値を求め、この積算値が所
定値以上である場合か、または前記各サンプリング点に
おける差分値のうち、その値の絶対値が所定値以上のも
のがある場合か、少なくともどちらか一方の場合には、
電圧異常と判断して異常発生表示部7に出力する。
【0027】これにより、各サンプル点毎ではわずかな
差があるだけでも、一周期全体に亘って電圧の低下もし
くは上昇が生じているために機器の動作に影響を及ぼす
可能性のある場合は、異常として的確に検出することが
でき、また逆に、一周期全体で判定した場合にはわずか
なズレがあるだけでも、局部的にたとえば二三のサンプ
ル点において著しい電圧低下もしくは上昇が生じている
ために機器の動作に影響を及ぼす可能性のある場合に
は、異常として的確に検出することができる。このよう
にして更に細かく正確に電圧異常を検出することができ
る。
【0028】上記第一の方法において、交流波は1/4
周期毎に対称な波形になっているので、半波長分32サ
ンプルポイントのデータを持たなくても16サンプルポ
イントのデータを保持しておき1/4波長毎に読み出し
アドレス順を切り替えて使用すればメモリを節約でき
る。
【0029】また、上記第二の方法において、交流波は
1/4波長毎に対称な波形になっているので、1/4周
期と3/4周期における基準値を保持しておき、前半1
/2周期と後半1/2周期それぞれにおいて1/4波長
毎に読み出しアドレス順を切り替えて使用すればよい。
【0030】また図4は、本発明にかかる電源監視装置
の信号変換部の別実施例のブロック図である。この信号
変換部は、ブリッジ型全波整流回路15と、ブリッジ型
全波整流回路15に接続され、フォトトランジスタ13
に光起電力を与えるための発光ダイオード16とを備え
る。コンセント1からの交流波はブリッジ型全波整流回
路15を通過することにより、発光ダイオード16には
常に同じ方向に電流が流れるので、正電圧期間と負電圧
期間のどちらの場合も発光ダイオード16がonにな
り、この発光ダイオード16の光の強度に伴ってフォト
トランジスタ13に電気が流れる。この実施例では被監
視交流波の正電圧期間、負電圧期間での光電変換特性に
差が無いので図2に実施例で説明したような正電圧期間
での基準波と負電圧期間での基準波のデータを別々に持
つ必要がなくなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
光ダイオードとフォトトランジスタとを用いて安価で小
型の信号変換部を実現し、更に信号変換部に設けられる
互いに逆向きの二つの発光ダイオードそれぞれの発光特
性の違いを考慮した被監視信号波形判定を行うことによ
り、安価で小型/軽量の電源監視装置を、性能を低下さ
せることなく実現することができる。
【0032】あるいは、信号変換部にブリッジ型全波整
流回路とそれに接続する発光ダイオードとを備えること
により、上記の様に異なる発光ダイオードの特性を考慮
する必要なく上記と同様な効果を持つ電源監視装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における電源監視装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明における電源監視装置の信号変換部の概
略図及び電源からの交流波の概略図である。
【図3】本発明においてA/D変換部に取り込まれた被
監視波の概略図である。
【図4】本発明における第二の実施例の電源監視装置の
信号変換部の概略図である。
【符号の説明】
1 コンセント 2 信号変換部 3 A/D変換部 4 CPU 5 RAM 6 ROM 7 異常発生表示部 11 第一の発光ダイオード 12 第二の発光ダイオード 13 フォトトランジスタ 14 定抵抗 15 ブリッジ型全波整流回路 16 発生ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 3/50 H02H 7/20 H02H 3/20 - 3/253 H02H 3/00 - 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続され、互いに逆接続され
    た一対の発光ダイオードと、上記発光ダイオードの発光
    に反応して電流が流れるフォトトランジスタとを有し、
    上記フォトトランジスタの出力を検出することにより、
    前記交流電源と電気的に絶縁され、かつ波形が前記交流
    電源の信号波形に比例する被監視信号を生成する信号変
    換手段と、 上記信号変換部から出力される被監視信号をアナログ信
    号からデジタル信号へと変換するA/D変換部と、 上記A/D変換部により上記デジタル信号に変換された
    被監視信号に対して、一周期毎に複数のサンプル点にお
    ける波高値を算出するサンプリング手段と、上記サンプ
    リング手段により算出された各波高値を基に、前半1/
    2周期と後半1/2周期それぞれについて所定の計算を
    行い実効値を算出する実効値算出手段と、上記実効値算
    出手段により算出された前半1/2周期、後半1/2周
    期それぞれについての実効値を、あらかじめ前半1/2
    周期と後半1/2周期それぞれについて定められた基準
    値と比較し、各差のうち少なくとも一方の差が所定値以
    上であれば、電源異常として検出する比較/判定手段と
    を有する電源異常検出部と、 を備える電源監視装置。
  2. 【請求項2】 交流電源に接続され、互いに逆接続され
    た一対の発光ダイオードと、上記発光ダイオードの発光
    に反応して電流が流れるフォトトランジスタとを有し、
    上記フォトトランジスタの出力を検出することにより、
    前記交流電源と電気的に絶縁され、かつ波形が前記交流
    電源の信号波形に比例する被監視信号を生成する信号変
    換手段と、 上記信号変換部から出力される被監視信号をアナログ信
    号からデジタル信号へと変換するA/D変換部と、 上記A/D変換部により、上記デジタル信号に変換され
    た被監視信号に対して、上記被監視信号の一周期毎に複
    数のサンプル点における波高値を算出するサンプリング
    手段と、上記サンプリング手段により算出された波高値
    と、あらかじめ定められている基準波形のそのサンプル
    点における波高値との差分を検出する差 分検出手段と、
    各サンプル点毎に求められた差分を一周期毎に積算する
    積算手段と、上記積算手段により求められた積算値をあ
    らかじめ定められている基準値と比較し、両者の差分が
    所定値以上である場合、電源異常と判定する第一の判定
    手段と、上記差分検出手段により求められた各サンプル
    点毎の差分のうち少なくとも一つのサンプル点における
    差分が所定値以上であれば、電源異常と判定する第二の
    判定手段とを有する電源異常検出部と、 を備える電源監視装置。
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