JP2005149896A - スパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 中心電極を複数有するスパークプラグにおいて、横飛火の抑制と接地電極強度低下の抑制を両立できるようにする。
【解決手段】 取付金具10の先端部103の外周を円形にし、金具先端部103の内周を非円形にして、取付金具径方向の厚さが異なる肉厚部105aと薄肉部105bとを金具先端部103に形成する。そして、ポケット隙間が狭くなりやすい部位、すなわちプラグ軸Z1から複数の中心電極12、13の軸Z2、Z3に向かう基準線の延長線上に薄肉部105bを配置する。また、ポケット隙間が元々広い部位に肉厚部105aを配置し、肉厚部105aに接地電極20、21を接合する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車、コージェネレーション、ガス送圧用ポンプなどに使用されるスパークプラグに関する。
一般に、スパークプラグは、エンジン等に取り付けるための取付用雄ネジ部が設けられた取付金具と、先端部が取付金具の先端部から突出するように取付金具内に固定された絶縁碍子と、先端部が絶縁碍子の先端部から突出するように絶縁碍子の軸孔内に固定された中心電極と、取付金具の先端部に固定されて中心電極の先端部との間に火花放電ギャップを介して対向する接地電極とを備える。
近年、エンジンの高出力化や燃費向上の目的から、圧縮比の増大が図られている。しかしながら、圧縮比を高くするとシリンダー内で急激な燃焼が起こるノッキング現象を引き起こす。
ノッキング現象を起こす前に燃焼スピードを上げて燃焼を終了させる技術として、1気筒複数点火、即ち燃焼室内の複数の場所で放電を行うことが有効であることが知られている。近年、上記したようなエンジンに対応する目的で、中心電極を複数有する多点スパークプラグが考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭57−193777号公報
しかしながら、エンジンの高出力化を図るために、エンジンに設けられたインテークマニホールドやエギゾーストマニホールドのバルブ径の拡大や、水廻り改善のためにエンジンに対してウォータジャケットを確保する必要がある。このため、プラグは従来の体格もしくはそれ以下で前述したような多点スパークプラグを成立させなければならない。
また、エンジンの圧縮比増大は、プラグに対して放電電圧(要求電圧)に上昇を引起す。放電電圧の上昇は、火花放電ギャップにて放電しにくくなることを示しており、正規の放電ギャップにおける放電の代わりに、火花が中心電極から絶縁碍子の表面を這って取付金具に飛火する現象、いわゆる横飛火が発生する。つまりこの横飛火は取付金具の先端部における絶縁碍子と取付金具との隙間を火花が飛ぶものであり、この横飛火は着火不良を招くことから、横飛火が発生するとエンジン性能を十分に引出すことが困難になる。
また、横飛火は、放電電圧が上昇する場合のほかに、取付金具の先端部における絶縁碍子と取付金具との絶縁距離、いわゆるポケット隙間が狭くなる多点スパークプラグほど起こしやすい。
多点スパークプラグの横飛火を抑制する手法として、取付金具の内径を取付金具の先端外径と同心円にして広くしていき必要なポケット隙間を確保しようとした場合、取付金具先端の内径と外径の差が小さくなるため、細くて断面積が小さい接地電極しか接合できなくなり、接地電極の強度を確保できなかった。
また、上記のように取付金具の内径を拡大する手法では、同じネジサイズで同じ熱価のプラグ以上に取付金具内径が削除されるため、取付金具先端の内側と碍子先端の外側からなるポケット隙間の体積が増大し、ポケット隙間に燃焼ガスが多量に流入してプラグとしては熱量を受け易くなる。従って、プラグ先端温度が上昇し、火花点火前に着火してしまうプレイグニッションを起こしやすくなり、エンジン性能を十分に引出せないという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、中心電極を複数有するスパークプラグにおいて、横飛火の抑制と接地電極強度低下の抑制を両立できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、複数の中心電極(12、13、13A)が碍子(11)に絶縁保持され、碍子が筒状の取付金具(10)に収納され、取付金具における燃焼室側に位置する金具先端部(103)に接地電極(20、21、21A)が接合されたスパークプラグにおいて、金具先端部の外周が円形であるとともに、金具先端部の内周が非円形で、取付金具径方向の厚さが異なる肉厚部(105a)と薄肉部(105b)とが金具先端部に形成され、プラグ軸(Z1)方向から見たときに、プラグ軸から複数の中心電極の軸(Z2、Z3)に向かう基準線の延長線上に薄肉部が配置され、取付金具の周方向に沿って肉厚部と薄肉部とが交互に配置され、肉厚部に接地電極が接合されていることを特徴とする。
ところで、中心電極を複数有するスパークプラグにおいては、プラグ軸から各中心電極の軸に向かう線の延長線上のポケット隙間が最も狭くなり、その部位の近傍にて主に横飛火が発生する。
請求項1に記載の発明は、ポケット隙間が狭くなりやすい部位に薄肉部が配置されるため、その部位においても必要なポケット隙間が十分確保可能となり、横飛火を抑制することができる。また、ポケット隙間が元々広い部位に肉厚部を配置し、その肉厚部に接地電極を接合するようにしているため、断面積が大きくて十分な強度を持った接地電極を、ポケット隙間側及び取付金具のネジ側へはみ出すことなく接合することができる。
請求項2に記載の発明では、肉厚部(105a)の厚さ(T2)が0.8mm以上であることを特徴とする。これによると、接地電極の必要な厚さを確実に確保することができる。
請求項3に記載の発明では、プラグ軸(Z1)方向から見たときに、基準線に対し中心電極の軸(Z2、Z3)から直角方向に向かう線上にて、接地電極(20、21、21A)が接合されていることを特徴とする。これによると、中心電極から接地電極接合部までの距離が短くなるため、必要以上に接地電極が長くなるのを抑制することができ、接地電極の強度を確保することが可能となる。
請求項4に記載に発明では、プラグ軸(Z1)方向から見たときの金具先端部(103)の面積が、39.2mm以上であることを特徴とする。
ところで、肉厚部によって金具先端部の面積を大きくすることにより、取付金具先端の内側と碍子先端の外側からなるポケット隙間の体積増加が低減され、プレイグニッションを抑制することができる。そして、金具先端部の面積を39.2mm以上にすることにより、プレイグニッションを確実に抑制することができる。
請求項5に記載の発明では、碍子(11)における金具先端部(103)に対向する部位の、取付金具径方向の厚さ(T1)が、0.5mm以上で且つ0.8mm以下であることを特徴とする。
このように、上記厚さを0.5mm以上とすることにより、碍子の絶縁性即ち耐電圧を十分確保することができる。また、一般に、M14以下のネジが設けられた取付金具を備えたプラグにおいては、電極サイズやその設置スペース等の物理的制約から、上記厚さは0.8mmが上限である。
請求項6に記載の発明では、碍子(11)と金具先端部(103)との間の隙間のうち、取付金具径方向の隙間が最小となる部位の隙間(L3)が、1.2mm以上で且つ1.6mm以下であることを特徴とする。
このように、上記隙間を1.2mm以上とすることにより、横飛火を適切に抑制することができる。また、一般に、M14以下のネジが設けられた取付金具を備えたプラグにおいては、電極サイズやその設置スペース等の物理的制約から、上記隙間は1.6mmが上限である。
請求項7に記載の発明では、薄肉部(105b)に切欠き部(106)が形成されていることを特徴とする。
ところで、ポケット隙間を十分確保しようとした場合、薄肉部の肉厚が例えば0.5mmより薄くなると、金具先端部が破れてバリが発生し、プラグ脱着ができない場合が発生する。そこで、薄肉部における肉厚がきわめて薄くなる部位を予め切り欠いておくことにより、金具先端部の破れ発生を抑制することができる。
金具先端部(103)の内周の形状は、請求項8に記載の発明のように、複数の円弧(104a〜104c)で構成することができ、より具体的には、請求項9に記載の発明のように、複数の中心電極の軸(Z2、Z3)を中心とする円弧(104a、104b)と、プラグ軸(Z1)を中心とする円弧(104c)とにより構成することができる。
さらに、金具先端部(103)の内周の形状は、請求項10に記載の発明のように、楕円としてもよいし、請求項11に記載の発明のように、円弧(104a、104b)と直線(104d)で構成してもよいし、請求項12に記載の発明のように、多角形としてもよい。
請求項13に記載の発明では、取付金具(10)は、内周面につば部(102)を備え、プラグ軸(Z1)方向から見たときに、肉厚部(105a)の内周側が、つば部における最小径部位よりも内側に位置することを特徴とする。
これによると、肉厚部の面積が大きくなるため、断面積がより大きな接地電極を接合することができ、接地電極の強度を向上させることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。図1(a)は本発明の第1実施形態に係るスパークプラグの全体構成を示す正面断面図、図1(b)は図1(a)の下面図、図1(c)は図1(a)の要部の左側面断面図、図2は図1のスパークプラグにおける放電ギャップ部近傍の拡大断面図、図3は図1のスパークプラグにおける接地電極を接合する前の状態を示す下面図である。
図1、図2に示すスパークプラグ1は、1気筒2点点火を行うために一対の放電ギャップ部31、32が形成されている。そして、それらの放電ギャップ部31、32を図示しない内燃機関の1つの燃焼室に共に臨ませた状態でシリンダヘッドに装着され、放電ギャップ部31、32で放電して燃焼室内の混合気を着火させるものである。
スパークプラグ1は、導電性の鉄鋼材料よりなる略円筒形状の取付金具10を有しており、この取付金具10は、内燃機関におけるシリンダヘッドの雌ネジに螺合される雄ネジ101を備えている。取付金具10の内部には、アルミナセラミックからなる碍子11が固定されており、この碍子11の両端は取付金具10から突出している。
取付金具10は内周面につば部102を備え、碍子11は外周面に段付き部113が形成されている。そして、つば部102と段付き部113との間に図示しないリング状のパッキンが配置され、これにより取付金具10と碍子11との間からの燃焼ガスの漏れを防止するようになっている。なお、取付金具10のつば部102の内径φD1を、以下、ジッツ内径という。
碍子11には、スパークプラグ1の軸(以下、プラグ軸という)Z1方向に延びる2つの穴111、112が設けられ、その各々の穴111、112には、導電性の鉄鋼材料よりなる円柱状の中心電極12、13、カーボンよりなる抵抗体14、15、導電性の鉄鋼材料よりなる円柱状のステム16、17が埋設され、それらの構成部品の間はシールグラスで封止されている。なお、プラグ軸Z1は、取付金具10の軸および碍子11の軸と一致する。
各中心電極12、13は、碍子11に保持される円柱状の胴部121、131と、胴部121、131よりも細径の細化部122、132とを備えている。細化部122、132は、胴部121、131における燃焼室側の端部に形成されており、本例では円錐状に形成されている。
細化部122、132の先端面には、胴部121、131および細化部122、132よりも細径の円柱状のチップ18、19が、レーザ溶接にて接合されている。チップ18、19の接合形態がレーザ溶接であるため、チップ18、19と細化部122、132の先端部との間には、これら両者が互いに溶け合った溶融部123、133が形成されている。そして、この溶融部123、133を介して中心電極12、13とチップ18、19とが接合固定されている。
チップ18、19は、貴金属もしくはその合金よりなり、例えば、高融点材料であるIr−Rhを用いることができ、より詳細には、Ir−10Rhを用いることができる。なお、耐消耗性の観点からは、チップ18、19は、Irを50重量%以上含有したIr合金製とするのが望ましい。
各ステム16、17の頭部には、高電圧を導く線が接続されるターミナルが設けられ、そのターミナルはステム16、17に一体もしくは別体で形成されている。また、そのターミナル間の絶縁距離を保つために、ターミナル16、17は碍子11内に埋没している。
一方、取付金具10において雄ネジ101よりも燃焼室側に筒状の金具先端部103が形成されており、この金具先端部103の端面に、導電性の鉄鋼材料よりなる一対の接地電極20、21が溶接にて接合されている。各接地電極20、21は、中間で略90°に曲げられてL字状になっており、取付金具10との溶接個所からプラグ軸Z1方向に延びる脚部201、211と、この脚部201、211の端部からプラグ軸Z1に対して直交する方向に延びる対向部202、212とを有する。
そして、第1中心電極12のチップ18と第1接地電極20の対向部202が第1放電ギャップ31を隔てて対向し、第2中心電極13のチップ19と第2接地電極21の対向部212が第2放電ギャップ32を隔てて対向している。
次に、取付金具10における金具先端部103の形状について、図3に基づいて説明する。
取付金具10における金具先端部103の外周は、円形になっている。以下、金具先端部103の外周の径φD2を、金具先端外径という。
一方、取付金具10における金具先端部103の内周は、非円形になっている。具体的には、金具先端部103の内周は、第1中心電極12の軸Z2を中心とする第1円弧104aと、第2中心電極13の軸Z3を中心とする第2円弧104bと、プラグ軸Z1を中心とする2つのプラグ軸円弧104cとを結んだ形状になっている。
このように、金具先端部103の外周を円形とし、金具先端部103の内周を非円形とすることにより、取付金具径方向の厚さが異なる肉厚部105aと薄肉部105bとが金具先端部103に形成される。
また、金具先端部103をプラグ軸Z1方向から見たときに、プラグ軸Z1から第1中心電極12の軸Z2に向かう基準線の延長線上およびプラグ軸Z1から第2中心電極13の軸Z3に向かう基準線の延長線上にそれぞれ薄肉部105bが配置され、上記基準線に対して直角方向に肉厚部105aが配置され、これにより、取付金具10の周方向に沿って肉厚部105aと薄肉部105bとが交互に配置されている。
ところで、中心電極を複数有するスパークプラグにおいては、プラグ軸Z1から各中心電極12、13の軸Z2、Z3に向かう基準線の延長線上のポケット隙間が最も狭くなっていたが、上記基準線の延長線上に薄肉部105bを配置することにより、その部位においても必要なポケット隙間が十分確保可能となり、横飛火を抑制することができる。
なお、第1円弧104aおよび第2円弧104bの半径(以下、第1円弧半径という)R1は、横飛火を抑制するために必要なポケット隙間に基づいて決定される。プラグ軸円弧104cは、取付金具10におけるつば部102の内径と同時に加工され、プラグ軸円弧104cの半径(以下、第2円弧半径という)R2は、ジッツ内径φD1の1/2となっている。
次に、各接地電極20、21の接合位置について、主に図1(b)および図3に基づいて説明する。
各接地電極20、21は、金具先端部103における肉厚部105aの端面に接合されている。具体的には、金具先端部103をプラグ軸Z1方向から見たときに、第1接地電極20と第2接地電極21は平行に配置され、プラグ軸Z1から第1中心電極12の軸Z2に向かう基準線に対し第1中心電極12の軸Z2から直角方向に向かう線上にて、第1接地電極20が一方の肉厚部105aに接合され、プラグ軸Z1から第2中心電極13の軸Z3に向かう基準線に対し第2中心電極13の軸Z3から直角方向に向かう線上にて、第2接地電極21が他方の肉厚部105a接合されている。
各接地電極20、21の接合位置をこのように設定した場合、各中心電極12、13から各接地電極20、21の接合部までの距離が短いため、各接地電極20、21が長くなるのを抑制することができる。
また、ポケット隙間が元々広い部位に肉厚部105aを配置し、その肉厚部105aに各接地電極20、21を接合するようにしているため、断面積が大きくて十分な強度を持った接地電極20、21を、ポケット隙間側及び取付金具10の雄ネジ101側へはみ出すことなく接合することができる。
ここで、各接地電極20、21の脚部201、211の接合側端面における各辺の寸法をa、b(mm)、各接地電極20、21の脚部201、211における接合側端面から対向部202、212の先端までの長さをL1(mm)、各接地電極20、21の脚部201、211における接合側端面の面積をS(mm)としたとき、a≧0.8、b≧0.8、S/L1>0.16とすることにより、実用上十分な接地電極20、21の強度を確保することができる。
また、肉厚部105aによって金具先端部103の面積を大きくすることにより、金具先端部103の内側と碍子11の先端の外側からなるポケット隙間の体積増加が低減され、プレイグニッションを抑制することができる。そして、金具先端外径φD2がφ12mmの場合、金具先端部103の面積を39.2mm以上にすることにより、プレイグニッションを確実に抑制することができる。
次に、上記構成になるスパークプラグ1について、各部の寸法を種々設定して、絶縁破壊強度および横飛火頻度の評価を行った。
まず、碍子11における金具先端部103に対向する部位の取付金具径方向の厚さ(以下、碍子肉厚という)T1と、絶縁破壊強度との関係を調べた。
図4は、碍子肉厚T1と、絶縁破壊本数との関係を調査した結果を示す図である。ここでは、エンジン試験によって評価を行い、エンジンは1.8リットル、4気筒であり、エンジン回転1000rpmにて、無負荷状態から全負荷状態に負荷を変化させる運転を、10回繰り返した。この運転条件は、放電電圧が高く絶縁破壊しやすい条件である。
評価に用いたスパークプラグは、雄ネジ101の呼び:M14、第1中心電極12の軸Z2と第2中心電極13の軸Z3との間の距離L2:4mm、ジッツ内径φD1:φ8.5mm、金具先端外径φD2:φ12mm、第1円弧半径R1:3.25mm、第2円弧半径R2:4.25mmである。
以上の仕様は評価に用いた全てのスパークプラグに共通しており、上記共通仕様のスパークプラグにおいて、碍子肉厚T1が、0.4mm、0.5mm、0.6mmのものを各40本試験し、そのうち絶縁破壊が生じたスパークプラグの本数を図4に示している。
図4に示される結果から、碍子肉厚T1を0.5mm以上とすることにより、碍子11の絶縁性即ち耐電圧を十分確保できることがわかる。また、一般に、M14以下の雄ネジ101が設けられた取付金具11を備えたプラグにおいては、電極サイズやその設置スペース等の物理的制約から、碍子肉厚T1は0.8mmが上限である。
次に、碍子11と金具先端部103との間の隙間のうち、取付金具径方向の隙間が最小となる部位の隙間(以下、最小ポケット隙間という)L3と、横飛火の発生頻度である横飛火頻度との関係を調べた。
図5は、最小ポケット隙間L3と横飛火頻度との関係を調査した結果を示す図である。ここでは、エンジン試験によって評価を行い、エンジンは1.8リットル、4気筒であり、条件は無負荷800rpm、エンジン冷却水温50℃とした。
評価に用いたスパークプラグは、雄ネジ101の呼び:M14、第1中心電極12の軸Z2と第2中心電極13の軸Z3との間の距離L2:4mm、ジッツ内径φD1:φ8.5mm、金具先端外径φD2:φ12mm、第1円弧半径R1:3.25mm、第2円弧半径R2:4.25mmである。
以上の仕様は評価に用いた全てのスパークプラグに共通しており、上記共通仕様のスパークプラグにおいて、最小ポケット隙間L3を種々設定して横飛火頻度を測定した。
図5に示される結果から、最小ポケット隙間L3を1.2mm以上とすることにより、横飛火を適切に抑制できることがわかる。また、一般に、M14以下の雄ネジ101が設けられた取付金具11を備えたプラグにおいては、電極サイズやその設置スペース等の物理的制約から、最小ポケット隙間L3は1.6mmが上限である。
以上述べたように、本実施形態では、中心電極を複数有するスパークプラグにおいてポケット隙間が最も狭くなりやすい部位、すなわち、プラグ軸Z1から各中心電極12、13の軸Z2、Z3に向かう基準線の延長線上に、薄肉部105bを配置することにより、その部位においても必要なポケット隙間が十分確保可能となり、横飛火を抑制することができる。
また、ポケット隙間が元々広い部位に肉厚部105aを配置し、その肉厚部105aに各接地電極20、21を接合するようにしているため、断面積が大きくて十分な強度を持った接地電極20、21を、ポケット隙間側及び取付金具10の雄ネジ101側へはみ出すことなく接合することができる。因みに、肉厚部105aの取付金具径方向の厚さT2を0.8mm以上にすることにより、各接地電極20、21の必要な厚さを確実に確保することができる。
また、金具先端部103をプラグ軸Z1方向から見たときに、プラグ軸Z1から第1中心電極12の軸Z2に向かう基準線に対し第1中心電極12の軸Z2から直角方向に向かう線上にて、第1接地電極20が一方の肉厚部105aに接合され、プラグ軸Z1から第2中心電極13の軸Z3に向かう基準線に対し第2中心電極13の軸Z3から直角方向に向かう線上にて、第2接地電極21が他方の肉厚部105a接合されているため、各中心電極12、13から各接地電極20、21の接合部までの距離が短くなり、各接地電極20、21が長くなるのを抑制することができ、接地電極20、21の強度を確保することが可能となる。
また、肉厚部105aによって金具先端部103の面積を大きくすることにより、ポケット隙間の体積増加が低減され、プレイグニッションを抑制することができる。
(第2〜第5実施形態)
本発明の第2〜第5実施形態について説明する。図6(a)は本発明の第2実施形態に係るスパークプラグの要部を示す正面断面図、図6(b)は図6(a)のA−A線に沿う断面図、図6(c)は図6(a)の左側面図、図7は本発明の第3実施形態に係るスパークプラグの要部を示す側面図、図8は本発明の第4実施形態に係るスパークプラグの要部を示す側面図、図9は本発明の第5実施形態に係るスパークプラグの要部を示す側面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、第2実施形態では、薄肉部105bにおける最も肉厚が薄い部分を切り欠いて切欠き部106を形成している。切欠き部106は、図6(c)に示すように矩形状になっている。
ところで、ポケット隙間を十分確保しようとした場合、薄肉部105bの肉厚が例えば0.5mmより薄くなると、金具先端部103が破れてバリが発生し、プラグ脱着ができない場合が発生する。そこで、第2実施形態のように薄肉部105bにおける肉厚がきわめて薄くなる部位を予め切り欠いておくことにより、金具先端部103の破れ発生を抑制することができる。
なお、切欠き部106の形状は、図7に示す第3実施形態のように三角形でもよいし、図8に示す第4実施形態のように半円形でもよいし、図9に示す第5実施形態のようにU字状でもよい。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。図10は本発明の第6実施形態に係るスパークプラグにおける接地電極を接合する前の状態を示す下面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、金具先端部103の内周の形状を複数の円弧104a、104b、104cで構成したが、本実施形態では楕円にしている。このように、楕円にしたことにより、肉厚部105aと薄肉部105bの境界部分における肉厚の急激な変化が抑制されるため、取付金具10を例えば冷鍛加工する場合その加工性が向上する。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態について説明する。図11は本発明の第7実施形態に係るスパークプラグにおける接地電極を接合する前の状態を示す下面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、金具先端部103の内周の形状を複数の円弧104a、104b、104cで構成したが、本実施形態では多角形にしている。このように、多角形にしても、必要なポケット隙間を確保しつつ、接地電極20、21を接合するための接合部面積を十分確保することができる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態について説明する。図12(a)は本発明の第8実施形態に係るスパークプラグの要部を示す正面断面図、図12(b)は図12(a)のB−B線に沿う断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、金具先端部103の内周の形状を複数の円弧104a、104b、104cで構成したが、本実施形態では円弧と直線で構成している。具体的には、第1実施形態における第1円弧104aおよび第2円弧104bの部分を矩形状にし、薄肉部105bの廻りの肉を更に削除することにより、横飛火抑制効果を向上させるようにしている。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態について説明する。図13(a)は本発明の第9実施形態に係るスパークプラグの要部を示す正面断面図、図13(b)は図13(a)のC−C線に沿う断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、金具先端部103の内周の形状を複数の円弧104a、104b、104cで構成したが、本実施形態では円弧と直線で構成している。具体的には、第1円弧104aと第2円弧104bとを直線104dで結んだ形状になっている。これにより、プラグ軸Z1方向から見たときに、肉厚部105aの内周側(すなわち直線104d部分)が、取付金具10のつば部102における最小径部位よりも内側に位置し、換言すると、 取付金具10の先端開口部を一部閉じた形状になっており、これによると、肉厚部105aの面積が大きくなるため、接地電極20、21を接合するための接合部面積を十分確保することができる。
(第10〜第12実施形態)
本発明の第10〜第12実施形態について説明する。図14は本発明の第10実施形態に係るスパークプラグの下面図、図15は本発明の第11実施形態に係るスパークプラグの下面図、図16は本発明の第12実施形態に係るスパークプラグの下面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図14に示すように、第10実施形態では、金具先端部103をプラグ軸Z1方向から見たときに、第1接地電極20と第2接地電極21は平行に配置されている。また、第1接地電極20と第2接地電極21は、ともに一方の肉厚部105aに接合されている。
図15に示すように、第11実施形態では、金具先端部103をプラグ軸Z1方向から見たときに、第1接地電極20と第2接地電極21は非平行に配置されている。また、第1接地電極20と第2接地電極21は、それぞれ異なる肉厚部105aに接合されている。
図16に示すように、第12実施形態では、金具先端部103をプラグ軸Z1方向から見たときに、第1接地電極20と第2接地電極21は非平行に配置されている。また、第1接地電極20と第2接地電極21は、ともに一方の肉厚部105aに接合されている。
(第13、第14実施形態)
本発明の第13、第14実施形態について説明する。図17は本発明の第13実施形態に係るスパークプラグの下面図、図18は本発明の第14実施形態に係るスパークプラグの下面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図17に示すように、第13実施形態では、中心電極12、13、13Aおよび接地電極20、21、21Aをそれぞれ3つ設けている。そして、金具先端部103をプラグ軸Z1方向から見たときに、3つの接地電極20、21、21Aは平行に配置されている。さらに、3つの接地電極20、21、21Aは、いずれも1つの肉厚部105aに接合されている。
図18に示すように、第14実施形態では、中心電極12、13、13Aおよび接地電極20、21、21Aをそれぞれ3つ設けている。そして、金具先端部103をプラグ軸Z1方向から見たときに、3つの接地電極20、21、21Aは非平行に配置されている。さらに、3つの接地電極20、21、21Aは、それぞれ異なる肉厚部105aに接合されている。
(a)は本発明の第1実施形態に係るスパークプラグの全体構成を示す正面断面図、(b)は(a)の下面図、(c)は(a)の要部の左側面断面図である。 図1のスパークプラグにおける放電ギャップ部近傍の拡大断面図である。 図1のスパークプラグにおける接地電極を接合する前の状態を示す下面図である。 碍子肉厚T1と絶縁破壊本数との関係の評価結果を示す図である。 最小ポケット隙間L3と横飛火頻度との関係の評価結果を示す図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るスパークプラグの要部を示す正面断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図、(c)は(a)の左側面図である。 本発明の第3実施形態に係るスパークプラグの要部を示す側面図である。 本発明の第4実施形態に係るスパークプラグの要部を示す側面図である。 本発明の第5実施形態に係るスパークプラグの要部を示す側面図である。 本発明の第6実施形態に係るスパークプラグにおける接地電極を接合する前の状態を示す下面図である。 本発明の第7実施形態に係るスパークプラグにおける接地電極を接合する前の状態を示す下面図である。 (a)は本発明の第8実施形態に係るスパークプラグの要部を示す正面断面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。 (a)は本発明の第9実施形態に係るスパークプラグの要部を示す正面断面図、(b)は図13(a)のC−C線に沿う断面図である。 本発明の第10実施形態に係るスパークプラグの下面図である。 本発明の第11実施形態に係るスパークプラグの下面図である。 本発明の第12実施形態に係るスパークプラグの下面図である。 本発明の第13実施形態に係るスパークプラグの下面図である。 本発明の第14実施形態に係るスパークプラグの下面図である。
符号の説明
10…取付金具、11…碍子、12、13、13A…中心電極、20、21、21A…接地電極、103…金具先端部、105a…肉厚部、105b…薄肉部、Z1…プラグ軸、Z2、Z3…中心電極の軸。

Claims (13)

  1. 複数の中心電極(12、13、13A)が碍子(11)に絶縁保持され、前記碍子が筒状の取付金具(10)に収納され、前記取付金具における燃焼室側に位置する金具先端部(103)に接地電極(20、21、21A)が接合されたスパークプラグにおいて、
    前記金具先端部の外周が円形であるとともに、前記金具先端部の内周が非円形で、取付金具径方向の厚さが異なる肉厚部(105a)と薄肉部(105b)とが前記金具先端部に形成され、
    プラグ軸(Z1)方向から見たときに、前記プラグ軸から前記複数の中心電極の軸(Z2、Z3)に向かう基準線の延長線上に前記薄肉部が配置され、
    前記取付金具の周方向に沿って前記肉厚部と前記薄肉部とが交互に配置され、
    前記肉厚部に前記接地電極が接合されていることを特徴とするスパークプラグ。
  2. 前記肉厚部(105a)の厚さ(T2)が、0.8mm以上であることを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグ。
  3. 前記プラグ軸(Z1)方向から見たときに、前記基準線に対し前記中心電極の軸(Z2、Z3)から直角方向に向かう線上にて、前記接地電極(20、21、21A)が接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスパークプラグ。
  4. 前記プラグ軸(Z1)方向から見たときの前記金具先端部(103)の面積が、39.2mm以上であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  5. 前記碍子(11)における前記金具先端部(103)に対向する部位の、取付金具径方向の厚さ(T1)が、0.5mm以上で且つ0.8mm以下であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  6. 前記碍子(11)と前記金具先端部(103)との間の隙間のうち、取付金具径方向の隙間が最小となる部位の隙間(L3)が、1.2mm以上で且つ1.6mm以下であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  7. 前記薄肉部(105b)に切欠き部(106)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  8. 前記金具先端部(103)の内周の形状は、複数の円弧(104a〜104c)で構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  9. 前記金具先端部(103)の内周の形状は、前記複数の中心電極の軸(Z2、Z3)を中心とする円弧(104a、104b)と、前記プラグ軸(Z1)を中心とする円弧(104c)とにより構成されていることを特徴とする請求項8に記載のスパークプラグ。
  10. 前記金具先端部(103)の内周の形状は、楕円であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  11. 前記金具先端部(103)の内周の形状は、円弧(104a、104b)と直線(104d)で構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  12. 前記金具先端部(103)の内周の形状は、多角形であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  13. 前記取付金具(10)は、内周面につば部(102)を備え、
    前記プラグ軸(Z1)方向から見たときに、前記肉厚部(105a)の内周側が、前記つば部における最小径部位よりも内側に位置することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
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