JP2005149817A - プラズマディスプレイパネルの製造方法、その製造装置及びプラズマ表示装置の製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの製造方法、その製造装置及びプラズマ表示装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】隔壁付きの基板の生産効率を向上させ、かつ、歩留まりを向上させる。
【解決手段】未硬化のペーストが塗布されたガラス基板3(3,3,…)を導入して、基板搬送ベルト37に、位置合わせを行って吸着固定し、転写ローラと支持台9との間に、型搬送ベルト23,24に固定された転写シート2と、基板搬送ベルト37に固定されペーストが塗布されたガラス基板3(3,3,…)とを挟み込み、転写型11を未硬化のペースト内に埋め込み転写する。次に、ペースト硬化部8で、紫外線照射により硬化させる。次に、剥離ローラが回転し、転写型11をガラス基板3(3,3,…)上に形成された硬化済ペーストから引き剥がしていく。ガラス基板3に転写処理が施されているときは、このガラス基板3の直前に導入されたガラス基板3には、剥離処理が施される。
【選択図】図1

Description

この発明は、プラズマディスプレイパネルの製造方法、その製造装置及びプラズマ表示装置の製造方法に係り、詳しくは、転写型を用いて、背面基板上に放電セルの隔壁を形成するプラズマディスプレイパネルの製造方法、その製造装置及びプラズマ表示装置の製造方法に関する。
一般に、プラズマディスプレイパネル(以下、PDP(Plasma Display Panel)ともいう)を含むプラズマ表示装置は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶表示装置等に比べて、ちらつきがなく、表示コントラスト比が大きく、薄型大画面化が可能であり、応答速度が速い等の利点を有し、近年、情報処理機器のディスプレイとして利用されている。
このプラズマ表示装置は、動作方式により、電極が誘電体で被覆されて間接的に交流放電の状態で動作させるAC型のものと、電極が放電空間に露出されて直流放電の状態で動作させるDC型のものとに略大別され、特にAC型のものは、比較的簡単な構造で上述したような大画面化が容易に実現できるので、広く用いられている。
このようなAC型のプラズマ表示装置の主要部を構成するプラズマディスプレイパネルは、ガラス等の透明材料からなる前面基板と背面基板とが対向するように配置されて、両基板間にプラズマを発生させる放電ガス空間が形成されて概略構成されている。
また、AC型のプラズマ表示装置のなかで、プラズマディスプレイパネルにおいて、放電セルを形成する上述したような一対の基板のうちの一方の基板である前面基板の内面に、水平方向に沿って平行に走査電極と維持電極(共通電極)とからなる行電極を配置すると共に、他方の基板である背面基板の内面に、上記行電極と直交するように垂直方向に沿ってデータ電極(アドレス電極)からなる列電極を配置した3電極面放電型の構成のものは、前面基板において行われる面放電時に発生する高エネルギのイオンによる影響を抑えることができるので、長寿命化が図れるため、最も広く採用されている。
この3電極面放電型のAC型のプラズマ表示装置は、背面基板のデータ電極と前面基板の走査電極との間で表示(発光)すべき放電セル(以下、セルともいう)を選択する書込放電を行い、次に、前面基板の走査電極と維持電極との間で選択したセルの面放電による維持放電(表示放電)を行うように構成されている。
また、このようなプラズマディスプレイパネルにおいては、背面基板の内面に赤色、緑色、及び青色の各蛍光体層を配置するとともに、前面基板の内面の上記各蛍光体層にそれぞれ対向する位置に赤色、緑色、及び青色の各カラーフィルタ層を配置するように構成して多色発光が可能とされている。
ここで、隣接するセル間は、電荷の移動を制限し、誤灯を防止するために、高さ100[μm]〜150[μm]、幅30[μm]〜150[μm]の隔壁で仕切られている。
このような隔壁を作成する方法としては、所謂、サンドブラスト法、リフトオフ法、感光性ペースト法、スクリーン印刷法等様々な方法が提案され、用いられている。
これらの方法のうち、サンドブラスト法、リフトオフ法、感光性ペースト法等には、位置精度や、パターン形状には優れるものの、工程が長くなり、生産コストが嵩むという問題点がある。
また、スクリーン印刷法には、1回当りに印刷されるペーストの厚さが10[μm]程度であることから、印刷及び乾燥を十数回繰り返す必要があり、生産性が低いという問題点があり、さらに、電極との間の位置精度の調整が困難であるという問題点もある。
このため、可塑性の転写シートを用いた転写法の技術(例えば、特許文献1参照。)や、可塑性の凹版を用いた転写法の技術(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
転写シートを用いた転写法について説明する。
まず、事前準備として、転写シートと基板支持固定台とのアライメント調整を行う。 まず、図13(a)に示すように、基板支持固定台101の上に、転写シート102を転写面が基板支持固定台101に向き合うように配置する。
次に、転写シート102のアライメントマーカと、基板支持固定台101のアライメントマーカとを一致させ、転写シート102の一端をラミネートローラ103によって固定し、転写シート102をラミネートローラ103側に巻き上げる。
次に、ガラス基板104と基板支持固定台101とのアライメント調整を行う。
ガラス基板104の受入れ準備が完了した後、未硬化のペーストPが塗布されたガラス基板104を基板支持固定台101に導入し、ガラス基板104のアライメントマーカと基板支持固定台101のアライメントマーカとを一致させる。
次に、隔壁転写工程に移る。
同図(b)に示すように、ラミネートローラ103に転写シート102を巻き付けた状態で、ラミネートローラ102をガラス基板104上を転がし、未硬化のペーストPを転写シート102の凹部に充填しながら、転写シート102の端まで到達させ、転写シート102とガラス基板104との間に未硬化のペーストPを挟んだ状態とし、転写を行う。
次に、隔壁硬化工程に移る。
同図(c)に示すように、光照射ランプ105を平坦な転写シート102上に配置した後、転写シート102を通して紫外線をガラス基板104上の未硬化のペーストPに照射して、ペーストを硬化させ、ガラス基板104上に隔壁パターンを固定する。この後、光照射ランプ105を後退させる。
次に、剥離工程に移る。
同図(d)に示すように、ラミネートローラ103を転写開始位置まで移動させ、転写シート102の端を圧着し、転写シート102を固定する。自由になった転写シート102の端から、隔壁パターンが形成されたガラス基板104から転写シート102を引き離す。こうして、ガラス基板104上への隔壁パターン106の形成が完了する。
また、凹版を用いた転写法においては、型シートに未硬化のペーストを充填するペースト充填工程と、型シートをガラス基板に湿着させた後、型シートを剥離してペーストを転写する転写工程と、ペーストを焼成してセル隔壁を形成する焼成工程とを経て、ガラス基板上へ隔壁パターンを形成する。
さらに、可塑性の転写シートや凹版を用いた方法のほかに、転写法の他の例として、例えば、凸付きローラによって、ドライフィルム上に凹版を形成した後に、ペーストをブレードで凹版パターンに塗り込み、直後にラミネートローラによってガラス基板と貼り合わせ、次に、光又は熱によってペーストを硬化させ、ドライフィルムをアルカリ水溶液で剥離するか、又は焼失させて除去する方法が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2001−191345号公報 特開平8−273537号公報 特開2001−250474号公報
解決しようとする第1の問題点は、上記従来技術では、転写型が、シート状又は版状であるために、1枚のガラス基板について隔壁形成処理が完了した後に、次のガラス基板について隔壁形成処理を行わなければならないので、製造タクトを短縮することができず、生産性を向上させることができないという点である。
すなわち、順にアライメント工程と、転写工程と、ペースト硬化工程と、剥離工程とからなる一連の工程で、1枚のガラス基板について剥離工程まで完了した後に、次のガラス基板について、アライメント工程から実行しなければならない。換言すれば、並列処理ができない。
また、例えばシリコンゴムを使用した転写シートの場合、生産タクトを60秒としたとき、転写シートの使用限界が約100回であり、転写シートを1枚しか使用しな場合には、100分に1回の割合で転写シートの交換が必要となり、この転写シートの交換のために生産停止時間が、1日14回以上発生し、このことも生産性を低下させる原因となっている。
また、特に、特許文献1に記載された従来技術では、転写シートを1枚しか使用できず、また、転写シートの一端を必ず基板支持固定台に固定する必要があるので、このことによても、時間がかかり、作業性が低下し、生産性が低下してしまっている。
また、特に、特許文献3に記載された従来技術では、ドライフィルムの剥離装置を新たに設けるか、ガラス基板上に形成した隔壁を、ドライフィルムごと焼成しなければならないので、焼成炉の負担が重くなり、空気の導入を十分に確保する必要があるとともに、焼成時間もかかり、このことも、生産性を低下させる原因となっている。
また、第2の問題点は、特に、特許文献3に記載された従来技術では、ドライフィルムに凹部を形成して転写シートとして用いていており、ペーストとドライフィルムとの密着性が高いために、ペーストを硬化させた後に機械的に剥離を行うと、ドライフィルムがベースフィルムから剥がれて、ガラス基板上に付着して残存したり、形成された隔壁がガラス基板から剥がれてしまう不具合が発生することがあり、歩留まりが悪化するという点である。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、隔壁を形成したガラス基板の製造について、製造タクトを短縮し、生産性を向上させることができるプラズマディスプレイパネルの製造方法、その製造装置及びプラズマ表示装置の製造方法を提供することを第1の目的としている。
また、歩留まりを向上させることができるプラズマディスプレイパネルの製造方法、その製造装置及びプラズマ表示装置の製造方法を提供することを第2の目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、放電セルを画成する隔壁を、上記隔壁の形状に対応する凹凸パターンを有する転写型を用いて、基板上に形成するプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記基板又は上記転写型に、未硬化のペーストを供給するペースト供給工程と、回転軸が互いに平行な略円筒状の第1及び第2の回転体の間に掛け渡された無端状の型搬送体の外面側に固定された上記転写型を、上記第1又は第2の回転体によって、未硬化のペーストを挟んだ状態で、上記基板に押し付けるパターン転写工程と、上記第1及び第2の回転体の間に配置されたペースト硬化手段によって、上記ペーストを硬化させるペースト硬化工程と、上記第2又は第1の回転体によって、硬化されたペーストが固着された上記基板から、上記転写型を引き離して上記基板に上記隔壁を形成する転写型剥離工程とを含むことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記パターン転写工程では、上記第1及び第2の回転体の回転によって、上記第1又は第2の回転体の配置位置で上記基板を引き込む向きに、上記転写型を所定の搬送速度で搬送すると共に、上記型搬送体の所定の直線部分の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、上記第1又は第2の回転体側から上記第2又は第1の回転体側へ向けて、上記転写型の上記搬送速度と同一の速度で搬送される上記基板に、上記未硬化のペーストを挟んだ状態で、上記転写型を押し付け、上記転写型剥離工程では、上記第1及び第2の回転体の回転によって、上記第2又は第1の回転体の配置位置で上記基板を排出する向きに、上記転写型を上記搬送速度で搬送すると共に、上記第1又は第2の回転体側から上記型搬送体の上記直線部分の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、上記転写型の上記搬送速度と同一の速度で搬送されてくる硬化されたペーストが固着された上記基板から、上記転写型を引き離すことを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記パターン転写工程では、上記第1及び第2の回転体の回転によって、上記第1又は第2の回転体の配置位置で上記基板を引き込む向きに、上記転写型を所定の搬送速度で搬送すると共に、上記第1及び第2の回転体並びに上記型搬送体を、上記第1及び第2の回転体の両回転軸間の距離を保った状態で、かつ、上記基板に対して上記型搬送体の所定の直線部分の外面が上記基板に対して所定の離隔を保つように、上記第1又は第2の回転体側から上記基板に接近するように、基板面に平行な方向に沿って上記転写型の上記搬送速度と同一の速度で並進運動させて、上記基板に、未硬化のペーストを挟んだ状態で、上記転写型を押し付け、上記転写型剥離工程では、上記第1及び第2の回転体の回転によって、上記第2又は第1の回転体の配置位置で上記基板を排出する向きに、上記転写型を上記搬送速度で搬送すると共に、上記第1及び第2の回転体並びに上記型搬送体を、上記第1及び第2の回転体の両回転軸間の距離を保った状態で、かつ、上記基板に対して上記型搬送体の上記直線部分の外面が上記基板に対して所定の離隔を保つように、上記第2又は第1の回転体側から上記基板に接近するように、基板面に平行な方向に沿って上記転写型の上記搬送速度と同一の速度で並進運動させて、硬化されたペーストが固着された上記基板から、上記転写型を引き離すことを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項2記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記基板は、上記型搬送体の直線部分の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、上記第1又は第2の回転体側から上記第2又は第1の回転体側へ向けて、上記転写型の搬送速度と同一の速度で駆動される基板搬送体に固定されて、搬送されることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記基板搬送体は、回転軸が互いに平行な略円筒状の第3及び第4の回転体に掛け渡された無端状の搬送体からなることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記パターン転写工程を実行する前に上記基板と上記基板搬送体との位置合わせを行う第1のアライメント工程を含むことを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記第1のアライメント工程は、上記型搬送体に固定された上記転写型と上記基板搬送体との位置合せを行う第2のアライメント工程が実行された後に実行することを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記型搬送体には複数の上記転写型が固定されていることを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、第1の上記基板が上記転写型剥離工程において処理されるときに、第2の上記基板が上記パターン転写工程において処理されることを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、請求項6乃至9のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、第1の上記基板が上記ペースト硬化工程において処理されるときに、第2の上記基板が上記第1のアライメント工程において処理されることを特徴としている。
また、請求項11記載の発明は、請求項1乃至10のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記転写型剥離工程では、予め設定された剥離角度に応じて、上記型搬送体は、上記転写型の上記基板からの引離しを行う上記第2又は第1の回転体によって上記型搬送体を引っ張る上記基板の搬送方向に対する引張方向が所定の方向となるように、配置されていることを特徴としている。
また、請求項12記載の発明は、請求項1乃至11のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記第1及び第2の回転体は、それぞれ回転ローラの両端にプーリが設けられ、上記型搬送体は、上記第1及び第2の回転体の上記プーリ間に掛け渡された一対の無端状のベルトからなることを特徴としている。
また、請求項13記載の発明は、請求項12記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記プーリの周縁部には、上記プーリの回転によって無端状の上記ベルトを駆動するための凸部又は凹部が形成され、上記ベルトには、上記プーリの上記凸部又は凹部と噛合する凹部又は凸部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項14記載の発明は、請求項1乃至13のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記ペースト供給工程では、上記基板上に未硬化のペーストを塗布することを特徴としている。
また、請求項15記載の発明は、請求項1乃至14のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記型搬送体は、肉薄の金属製部材からなることを特徴としている。
また、請求項16記載の発明は、請求項1乃至15のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記転写型は、シート状支持部材によって支持され、該シート状支持部材の下面の側端部が、無端状の上記ベルト上に載置され、上記ベルトと磁気的引力を及ぼし合う磁性固定部材が上記シート状支持部材の上面の側端部に重ねられることによって、上記ベルトに固定されることを特徴としている。
また、請求項17記載の発明は、請求項5乃至16のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記第3及び第4の回転体は、それぞれ回転ローラの両端にプーリが設けられ、上記基板搬送体は、上記第3及び第4の回転体の上記プーリ間に掛け渡された一対の無端状のベルトからなり、かつ、上記各ベルトには、吸着用孔が形成され、上記基板は、上記吸着用孔を経由する吸気経路に沿って吸気が行われることによって吸着されて上記ベルトに固定されることを特徴としている。
また、請求項18記載の発明は、放電セルを画成する隔壁を、上記隔壁の形状に対応する凹凸パターンを有する転写型を用いて、基板上に形成してプラズマディスプレイパネルを製造するための装置に係り、上記基板又は上記転写型に未硬化のペーストを供給するペースト供給手段と、上記転写型を、直線部を含む所定の閉曲線に沿って移動させて、上記基板に対して、上記隔壁パターンの転写を行うための転写型駆動手段と、未硬化のペーストを硬化させるペースト硬化手段とを備えてなり、上記転写型駆動手段は、回転軸が互いに平行な略円筒状の第1及び第2の回転体と、上記第1及び第2の回転体の間に掛け渡され、外面側に上記転写型が固定された無端状の型搬送体とを有し、上記第1又は第2の回転体によって、上記転写型を、未硬化のペーストを挟んだ状態で、上記基板に押し付け、上記第2又は第1の回転体によって、硬化されたペーストが固着された上記基板から、上記転写型を引き離して上記基板に上記隔壁を形成し、上記ペースト硬化手段は、上記第1及び第2の回転体の間に配置されていることを特徴としている。
また、請求項19記載の発明は、請求項18記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記型搬送体の所定の直線部の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、上記第1又は第2の回転体側から上記第2又は第1の回転体側へ向けて、上記転写型の搬送速度と同一の速度で上記基板を搬送する基板搬送手段を備え、上記転写型駆動手段は、上記第1及び第2の回転体の回転によって、上記第1又は第2の回転体の配置位置で上記基板を引き込む向きに、かつ、上記第2又は第1の回転体の配置位置で上記基板を排出する向きに、上記転写型を所定の搬送速度で搬送し、上記基板搬送体によって上記第1又は第2の回転体に搬送されてくる上記基板に、上記未硬化のペーストを挟んだ状態で、上記転写型を押し付けると共に、上記基板搬送体によって上記第2又は第1の回転体に搬送されてくる硬化されたペーストが固着された上記基板から、上記転写型を引き離すことを特徴としている。
また、請求項20記載の発明は、請求項18記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記転写型駆動手段を、上記第1及び第2の回転体の両回転軸間の距離を保った状態で、かつ、上記基板に対向する側の上記型搬送体の所定の直線部の外面が上記基板に対して所定の離隔を保つように基板面に平行な方向に沿って並進運動させる移動手段を備え、上記転写型駆動手段が、上記第1及び第2の回転体の回転によって、上記第1又は第2の回転体の配置位置で上記基板を引き込む向きに、かつ、上記第2又は第1の回転体の配置位置で上記基板を排出する向きに、上記転写型を所定の搬送速度で搬送し、上記移動手段が、上記第1又は第2の回転体側から上記基板に接近するように、基板面に平行な方向に沿って上記転写型の搬送速度と同一の速度で並進運動させると同時に、上記転写型駆動手段が、上記基板に、未硬化のペーストを挟んだ状態で、上記転写型を押し付け、上記移動手段が、上記第2又は第1の回転体側から上記基板に接近するように、基板面に平行な方向に沿って上記転写型の搬送速度と同一の速度で並進運動させると同時に、上記転写型駆動手段が、硬化されたペーストが固着された上記基板から、上記転写型を引き離すことを特徴としている。
また、請求項21記載の発明は、請求項19記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記基板搬送手段は、上記基板を、上記型搬送体の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、上記第1又は第2の回転体側から上記第2又は第1の回転体側へ向けて、上記転写型の搬送速度と同一の速度で駆動される基板搬送体に固定して搬送することを特徴としている。
また、請求項22記載の発明は、請求項21記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記基板搬送体は、回転軸が互いに平行な略円筒状の第3及び第4の回転体に掛け渡された無端状の搬送体からなることを特徴としている。
また、請求項23記載の発明は、請求項21又は22記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記基板と上記基板搬送体との位置合わせを行うための第1のアライメント手段を備えたことを特徴としている。
また、請求項24載の発明は、請求項23記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記型搬送体に固定された上記転写型と上記基板搬送体との位置合せを行うための第2のアライメント手段を備えたことを特徴としている。
また、請求項25記載の発明は、請求項18乃至24のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記型搬送体には複数の上記転写型が固定されていることを特徴としている。
また、請求項26記載の発明は、請求項18乃至25のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記転写型駆動手段は、第1の上記基板から、上記転写型を引き離す処理を行うと同時に、第2の上記基板に、未硬化のペーストを挟んだ状態で、上記転写型を押し付ける処理を行うことを特徴としている。
また、請求項27記載の発明は、請求項23乃至26のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記ペースト硬化手段が第1の上記基板上のペーストを硬化させているときに、上記第1のアライメント手段が、上記第2の上記基板と上記基板搬送体との位置合わせを行うことを特徴としている。
また、請求項28記載の発明は、請求項18至27のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、予め設定された剥離角度に応じて、上記型搬送体は、上記転写型の上記基板からの引離しを行う上記第2又は第1の回転体によって上記型搬送体を引っ張る上記基板の搬送方向に対する引張方向が所定の方向となるように、配置されていることを特徴としている。
また、請求項29記載の発明は、請求項18乃至28のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記第1及び第2の回転体は、それぞれ回転ローラの両端にプーリが設けられ、上記型搬送体は、上記第1及び第2の回転体の上記プーリ間に掛け渡された一対の無端状のベルトからなることを特徴としている。
また、請求項30記載の発明は、請求項29記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記プーリの周縁部には、上記プーリの回転によって無端状の上記ベルトを駆動するための凸部又は凹部が形成され、上記ベルトには、上記プーリの上記凸部又は凹部と噛合する凹部又は凸部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項31記載の発明は、請求項18乃至30のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記ペースト供給手段は、上記基板上に未硬化のペーストを塗布することを特徴としている。
また、請求項32記載の発明は、請求項18乃至31のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記型搬送体は、肉薄の金属製部材からなることを特徴としている。
また、請求項33記載の発明は、請求項18乃至32のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記転写型は、シート状支持部材によって支持され、該シート状支持部材の下面の側端部が、無端状の上記ベルト上に載置され、上記ベルトと磁気的引力を及ぼし合う磁性固定部材が上記シート状支持部材の上面の側端部に重ねられることによって、上記ベルトに固定されることを特徴としている。
また、請求項34記載の発明は、請求項22乃至33のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、上記第3及び第4の回転体は、それぞれ回転ローラの両端にプーリが設けられ、上記基板搬送体は、上記第3及び第4の回転体の上記プーリ間に掛け渡された一対の無端状のベルトからなり、かつ、上記各ベルトには、吸着用孔が形成され、上記基板は、上記吸着用孔を経由する吸気経路に沿って吸気が行われることによって吸着されて上記ベルトに固定されることを特徴としている。
また、請求項35記載の発明は、プラズマディスプレイパネルを製造する第1の工程と、上記プラズマディスプレイパネルを駆動する回路とともに上記プラズマディスプレイパネルを一つのモジュールとして製造する第2の工程と、画像信号のフォーマット変換を行い、上記モジュールに送信するインタフェースを上記モジュールに電気的に接続する第3の工程とを含むプラズマ表示装置の製造方法に係り、上記第1の工程では、請求項1乃至17のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法が実行されることを特徴としている。
この発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法及びその製造装置の構成によれば、第1及び第2の回転体間に無端状の型搬送体を掛け渡して、型搬送体に転写型を固定し、第1及び第2の回転体の配置箇所で、パターン転写工程及び転写型剥離工程を実行し、第1及び第2の回転体間に配置したペースト硬化手段によって、ペースト硬化工程を実行するように構成したので、転写型を閉曲線に沿った搬送経路上を、搬送し、パターン転写工程、ペースト硬化工程及び転写型剥離工程を循環的に実行することによって、隔壁付き基板の製造について、生産性を向上させることができる。
例えば、第1及び第2の回転体のうち、いずれか一方の配置箇所でパターン転写工程を実行し、同時に、他方の配置箇所で転写型剥離工程を実行することができる。
したがって、少なくとも2つの基板について、例えば、パターン転写工程及び転写型剥離工程、パターン転写工程の前に実行されるアライメント工程及びペースト硬化工程を、それぞれ、同時に(同一作業時間内で)実行することができ、製造タクトを従来の半分以下とすることができ、単位時間当りの隔壁付き基板の製造個数を増大せ、生産性を向上させることができる。
また、型搬送体には、複数の転写型を同時に固定することによって、転写型の交換による生産停止時間を従来の半分以下とすることができるため、一段と生産性を向上させることができる。また、保守作業の手間も軽減することができる。
また、型搬送体として、金属製部材を用いることによって、型搬送体は、第1又は第2の回転体から張力や転写時の応力を受けても、殆ど変形しないので、第1又は第2の回転体からの張力や転写時の応力を、型搬送体に固定した転写型に伝えることがない。したがって、転写型は、たとえ材料として弾性部材を用いていたとしても殆ど変形することがないので、高い精度で隔壁パターンを形成することができる。
例えば、型搬送体は、第1又は第2の回転体から張力や転写時の応力を受けても、皺の発生や緩み、伸びがない状態で、第1又は第2の回転体の周面に沿って転写型を貼り付けることができるので、張力や応力による転写型の変形(皺の発生や緩み、伸び等)による寸法の狂いを回避することができる。したがって、歩留まりを向上させることができる。
また、予め設定された剥離角度に応じて、型搬送体の基板の搬送方向に対する引張方向を調整しておくことによって、剥離時に発生するストレスを低減し、例えば隔壁の一部の欠けや破壊を回避できるため、一段と歩留まりを向上させることができる。
例えば、転写型の剥離に用いる第2又は第1の回転体の径を調整したり、剥離のための補助ローラを設置して、この設置位置を調整することによって、剥離時に発生するストレスを低減することができる。
また、剥離のための補助ローラを設置することによって、張力の調整を容易とし、型搬送体の変形を確実に防止することができる。
また、この発明のプラズマ表示装置の製造方法の構成によれば、プラズマ表示装置をモジュール化することによって、部品交換の必要が生じた場合に、モジュール毎交換することによって、補修の簡素化及び迅速化を図ることができる。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
第1及び第2の回転体間に無端状の型搬送体を掛け渡して、型搬送体に転写型を固定し、第1及び第2の回転体の配置箇所で、パターン転写工程及び転写型剥離工程を実行し、第1及び第2の回転体間に配置したペースト硬化手段によって、ペースト硬化工程を実行するように構成したので、転写型を閉曲線に沿った搬送経路上を、搬送し、パターン転写工程、ペースト硬化工程及び転写型剥離工程を循環的に実行することによって、隔壁付きガラス基板の製造について、生産性を向上させるという第1の目的を実現した。
また、型搬送体に、複数の転写型を同時に固定することによって、転写型の交換による生産停止時間を従来の半分以下とすることができるため、一段と生産性を向上させることができる。
また、型搬送体として、金属製部材を用いることによって、型搬送体は、第1又は第2の回転体から張力や転写時の応力を受けても、殆ど変形しないので、第1又は第2の回転体からの張力や転写時の応力を、型搬送体に固定した転写型に伝えることがない。したがって、転写型は、たとえ材料として弾性部材を用いていたとしても殆ど変形することがないので、高い精度で隔壁パターンを形成することができるので、歩留まりを向上させるという第2の目的を実現した。
また、予め設定された剥離角度に応じて、型搬送体の基板の搬送方向に対する引張方向を調整おくことによって、剥離時に発生するストレスを低減し、例えば隔壁の一部の欠けや破壊を回避できるため、一段と歩留まりを向上させることができる。
図1及び図2は、この発明の第1実施例であるセル隔壁形成装置の構成を模式的に示す断面図、図3は、同セル隔壁形成装置の型搬送部の構成を示す平面図、図4は、同型搬送部の構成を示す断面図、図5は、同型搬送部の転写ローラ及び剥離ローラの構成を示す平面図、図6は、同転写ローラ及び剥離ローラの構成を示す断面図、図7は、同セル隔壁形成装置を用いたセル隔壁形成方法を説明するための工程図、また、図8は、同セル隔壁形成装置によって製造されたセル隔壁を備えたPDPの概略構成を示す斜視図である。
この例のセル隔壁形成装置1は、図1及び図2に示すように、隔壁形状に対応する凹凸パターンが形成された転写シート2を、下方に水平な直線部を有する所定の閉曲線に沿って移動させて、搬送されてきたガラス基板3(3,3,…)に対して、隔壁パターンの転写を行うための転写キャタピラ部(転写型駆動手段)4と、ガラス基板(基板)3(3,3,…)を導入部5から搬出部6へ向けて上記直線部を通過させるように搬送する基板搬送部(基板搬送手段)7と、ガラス基板3(3,3,…)に塗布された未硬化のペーストを硬化させるペースト硬化部8と、転写キャタピラ部4や基板搬送部7を支持する支持台9とを備えてなっている。
転写シート2は、図3に示すように、ゴム製の転写型11が裏打シート材12上に固定されてなっている。ここで、裏打シート材12の型搬送ベルト23,24に載置される両側部には、型搬送ベルト23,24に形成された支持固定ピン23b,24bを挿通するための挿通孔12a,12a,…と、送りピン17a,21a,18a,22aを挿通するための開口12b,12b,…とが形成されている。
この例では、2つの転写シート2,2が、両側(進行方向に対して前方側及び後方側)の間隔を同一にして(互いに線対称の関係となるように)、型搬送ベルト23,24に固定されている。
また、転写型11は、例えばシリコーンゴムからなり、裏打シート材12は、厚さ略400μmのPET(polyethylen terephthalate)等の合成樹脂からなっている。
この例では、転写シート2を次のようにして製造する。すなわち、銅板を切削して隔壁パターンとアライメントマーカとを作成した金型を原板とし、この原板上に室温硬化型シリコーンゴムをスキージによって隔壁パターンに埋め込み、減圧下で略10時間放置して、充分に脱泡及び硬化を同時に行う。
次に、脱泡及び硬化を行い成型されたシリコーンゴムとPETフィルムとの間に接着剤を挟んだ状態でラミネートを施し、上記原板のアライメントマーカとPETフィルムのアライメントマーカとを一致させた後、接着剤を硬化させて、原板から成型されたシリコーンゴムを引き離し、シート状の転写シート2を製造する。
転写キャタピラ部4は、図3及び図4に示すように、転写型11を未硬化のペーストが塗布されたガラス基板3(3,3,…)に押し付ける転写部13と、転写型11を硬化済のペーストが形成されたガラス基板3(3,3,…)から引き離す剥離部14と、転写シート2を固定して搬送する型搬送体15とを有している。
転写部13は、図5に示すように、円筒形状の転写ローラ16の両端部にプーリ17,18が一体的に設けられてなっている。
転写ローラ16の表面部は、シリコンゴム等からなる所定の厚さ(例えば8μm)の弾性部材からなっている。
プーリ17(18)の周縁部には、図5及び図6に示すように、型搬送ベルト23(24)を位置決めされた状態で(ベルトのすべりが起こらないように)送るための送りピン17a(18a)と、型搬送ベルト23(24)の支持固定ピン23b(24b)の裏面側に形成された突起との干渉を避けるための逃げ孔17b(18b)とがそれぞれ等角度間隔で形成されている。
剥離部14は、円筒形状の剥離ローラ19の両端部にプーリ21,22が一体的に設けられてなっている。
剥離ローラ19の表面部も、シリコンゴム等からなる所定の厚さ(例えば8μm)の弾性部材からなっている。
プーリ21(22)の周縁部には、型搬送ベルト23(24)を位置決めされた状態で送るための送りピン21a(22a)と、型搬送ベルト23(24)の支持固定ピン23b(24b)の裏面側に形成された突起との干渉を避けるための逃げ孔21b(22b)とがそれぞれ等角度間隔で形成されている。
型搬送体15は、図3及び図4に示すように、プーリ17,21間に掛け渡された金属製の型搬送ベルト23と、プーリ18,22間に掛け渡された金属製の型搬送ベルト24とを有し、転写型シート2は、型搬送ベルト23、24上に載置され、型搬送ベルト23、24と磁石からなる磁気固定ベルト25,26との間に挟まれることによって固定される。
型搬送ベルト23(24)には、送りピン17a,21a(18a,22a)を挿通するための開口23a(24a)が形成されている。
また、型搬送ベルト23,24には、転写シート2を位置決めした状態で支持固定するための支持固定ピン23b,24bが、それぞれ形成されている。
また、この例では、型搬送ベルト23,24は、ステンレス鋼等の磁性体からなっている。
磁気固定ベルト25(26)には、図3に示すように、支持固定ピン23a,24aを挿通するための挿通孔25a,25a,…(26a,26a,…)と、送りピン17a,21a(18a,22a)を挿通するための開口25b,25b,…(26b,26b,…)とが形成されている。この磁気固定ベルト25,26は、フェライト磁石等の永久磁石からなっている。
基板搬送部7は、図1及び図2に示すように、導入側駆動部31と、搬出側駆動部32と、ガラス基板3(3,3,…)を固定して導入部5から搬出部6へ向けて搬送する基板搬送体33と、例えばガラス基板3の位置を検出するための位置検出部34と、ガラス基板3(3,3,…)を基板搬送体33の基板搬送ベルトに吸着固定するための基板吸着部35とを有している。
導入側駆動部31は、転写部13や剥離部14と同様に、円筒形状の駆動ローラの両端部にプーリが一体的に設けられ、駆動ローラには駆動モータ36が接続されてなっている。
また、プーリの周縁部には、基板搬送ベルトを位置決めされた状態で送るための送りピンが形成されている。
この例では、駆動モータ36によって、導入側駆動部31の駆動ローラが回転駆動されると共に、導入側駆動部31のプーリと、剥離部14のプーリ21,22との間に襷掛けにされた動力伝達ベルトによって、剥離部14の剥離ローラ19へも動力が伝達され、型搬送ベルト23(24)と基板搬送ベルト37とが、同一速度で、かつ、所定の離隔を保って並行運動を行う上記直線部では同一方向に、移動するように構成されている。型搬送ベルト23(24)と基板搬送ベルト37とが、同一速度で移動することによって、高精度で隔壁パターンが作成される。
搬出側駆動部32は、円筒形状の駆動ローラの両端部にプーリが一体的に設けられてなっている。また、プーリの周縁部には、基板搬送ベルトを位置決めされた状態で送るための送りピンが形成されている。
基板搬送体33は、導入側駆動部31及び搬出側駆動部32のプーリ間に掛け渡された一対の金属製の基板搬送ベルト37,37を有し、ガラス基板3(3,3,…)は、基板搬送ベルト37,37上に載置され、基板搬送ベルト37に形成された吸着用孔を経由する吸気経路に沿って吸気が行われることによって吸着され、基板搬送ベルト37,37に固定される。
基板搬送ベルト37,37は、導入側駆動部31と搬出側駆動部32との間を、支持台9の上面を摺動しながらガラス基板3を載せて搬送する。また、基板搬送ベルト37には、所定の箇所に吸着用孔が形成されている。基板搬送ベルト37は、例えばステンレス鋼製の部材からなっている。
位置検出部34は、基板搬送部7の導入部5側に配置された例えば4台のアライメント用カメラ38,38,…を有し、ガラス基板3(3,3,…)上の4隅部に設けられたアライメントマーカを検出し、ガラス基板3(3,3,…)と基板搬送部7との位置合わせを行う。
なお、例えば上記直線部の直下には、転写シート2を型搬送ベルト23,24に固定する際に、転写シート2と基板搬送ベルト37との間のアライメントを行うためのアライメント用カメラ(不図示)が配置されている。
基板吸着部35は、支持台9に配置された吸着ボックス39a,39bと、エジェクタ(不図示)とを有し、基板搬送ベルト37に形成された吸着用孔と、吸着ボックス39a(39b)とを経由してエジェクタに到る吸気経路に沿って吸気が行われることによってガラス基板3(3,3,…)の吸着が行われる。
また、ペースト硬化部8は、上記直線部の直上に配置された紫外線照射装置からなっている。この例の紫外線照射装置は、例えば出力4kWの高圧水銀灯を有し、ランプ高さを例えば15cmに設定する。
次に、図1及び図2を参照して、この例のセル隔壁形成装置1を用いたセル隔壁の形成方法について説明する。
まず、図1及び図2に示すように、転写シート2に設けられたアライメントマーカ(例えば4箇所)と、型搬送ベルト23,24に設けられたアライメントマーカ(1つの転写シート2に対して例えば各2箇所)とを一致させた状態で、転写シート2を型搬送ベルト23,24に固定する。
すなわち、支持固定ピン23b,24bの位置に挿通孔12a,12a,…を合わせて、型搬送ベルト23,24上に、転写シート2を載置し、支持固定ピン23b(24b)の位置に挿通孔25a,25a,…(26a,26a,…)を合わせて、転写シート2の上に磁気固定ベルト25,26を配置して、転写シート2を固定する。
同様にして、もう1枚の転写シート2を、型搬送ベルト23,24上に固定する。この例では、これらの2つの転写シート2,2を、両側(進行方向に対して前方側及び後方側)の間隔を同一にして(互いに線対称の関係となるように)、型搬送ベルト23,24に固定する。
次に、転写シート2と基板搬送ベルト37との間のアライメントをアライメント用カメラを用いて行う。すなわち、転写シート2のアライメントマーカの直下に、基板搬送ベルト37(1つの転写シート2に対して例えば各2箇所)のアライメントマーカが位置し、概略一致させるようにして、転写シート2を上記直線部に配置する。
次に、上記直線部の直下に配置されたアライメント用カメラを用いて、両アライメントマーカの位置と、アライメント用カメラの配置位置(基準位置)からの誤差(ずれ)とを計測し、ガラス基板3(3,3,…)導入時のアライメントの際の補正値として用いる。
次に、未硬化のペーストが塗布されたガラス基板3(3,3,…)を基板搬送部7の導入部5に導入する。
この例では、ペーストとしては、フィラー(例えば、Al、SiO)ガラス(PbO、B、SiO)、紫外線硬化樹脂を、それぞれ14%、72%、14%の重量比で混合して調整した光硬化ペーストを用いる。
この未硬化のペーストを、例えば、テーブルコーダを用いて、ガラス基板3(3,3,…)上に120μmの膜厚で塗布する。
次に、ガラス基板3(3,3,…)を基板搬送ベルト37,37に載せて、転写シート2に設けられたアライメントマーカと、基板搬送ベルト37,37のアライメントマーカとを、アライメント用カメラ38によって両アライメントマーカを検出しながら位置合わせを行う。
ここで、転写シート2と基板搬送ベルト37との間のアライメントを行った際の補正値に基づいて、基板搬送ベルト37のアライメントマーカに対して、転写シート2のアライメントマーカの位置にずらした状態で、アライメントを行う。
この後、吸着ボックス39aを経由する吸気経路に沿って吸気が行うことによってガラス基板3(3,3,…)を基板搬送ベルト37,37に吸着固定する(図1中ガラス基板3の位置)。
次に、転写工程に移る。
駆動モータ36の回転によって、型搬送ベルト23,24に固定された転写シート2は、図中時計周りに転写ローラ16へ向けて移動すると同時に、基板搬送ベルト37,37に固定され、未硬化のペーストが塗布されたガラス基板3(3,3,…)も転写ローラ16へ向けて移動する。
転写型11の前方側の端部が、ガラス基板3(3,3,…)の対応する前方側の部位のペーストに接触した後、転写ローラ16と支持台9との間に、型搬送ベルト23,24に固定された転写シート2と、基板搬送ベルト37,37に固定されペーストが塗布されたガラス基板3(3,3,…)とが挟み込まれ、転写ローラ16の回転及びガラス基板3(3,3,…)の移動と共に、図7(a)に示すように、転写型11がガラス基板3(3,3,…)側に押し付けられて、転写型11が未硬化のペースト内に埋め込まれていく。
転写ローラ16がさらに回転し、同時にガラス基板3(3,3,…)が移動して、ガラス基板3(3,3,…)の全体が転写ローラ16と剥離ローラ19との間(すなわち、ペースト硬化部8の直下(図1中ガラス基板3の位置)に到達すると、転写型11の全部が未硬化のペースト内に埋め込まれる。すなわち、転写型11の凹部に未硬化のペーストが充分行き渡った状態となる。
ここで、駆動モータ36は一旦停止し、硬化工程に移る。
ペースト硬化部8では、紫外線照射装置が、同図(b)に示すように、ガラス基板3(3,3,…)のペーストへ向けて紫外線Uを所定時間(例えば、15[sec]〜30[sec])照射する。1枚のガラス基板3(3,3,…)について、略30kJ/mの光量を照射する。転写シート2を透過した紫外線は、ペーストに当ってこれを硬化させる。
この後、駆動モータ36が再び回転し、ガラス基板3(3,3,…)が剥離ローラ19へ向けて移動すると同時に、剥離ローラ19が回転し、剥離工程を実行する。すなわち、同図(c)に示すように、転写型11を前方側からガラス基板3(3,3,…)上に形成された硬化済ペーストから引き剥がしていく。
剥離ローラ19がさらに回転し、同時にガラス基板3(3,3,…)が移動して、転写型11の全部がペーストから引き離されると、隔壁パターンが形成されたガラス基板3(3,3,…)が、搬出部6に到達する。
この例では、160μmの高さの隔壁を形成するためのタクトは、略60秒となり、従来の120秒から半減した。
上述したセル隔壁の形成方法において、図1に示すように、ガラス基板3に硬化処理が施されているときは、このガラス基板3の直後に導入されたガラス基板3には、アライメント処理が施されており、かつ、このガラス基板3の直前に導入されていたガラス基板3は、隔壁パターンが形成されて、搬出中とされている。
また、図2に示すように、ガラス基板3に転写処理が施されているときは、このガラス基板3の直前に導入されたガラス基板3には、剥離処理が施されており、かつ、このガラス基板3の直前に導入されていたガラス基板3は、隔壁パターンが形成されて、搬出完了とされている。
このように、この例のセル隔壁の形成方法では、同一装置で、1つのガラス基板3(3,3,…)への隔壁パターンの形成が完了した後に、次のガラス基板3(3,3,…)が導入されて隔壁パターンの形成が行われるのでなく、例えば、1つのガラス基板3(3,3,…)の1つの工程が実行されているときに、同時に次のガラス基板3(3,3,…)の1つ前の工程が実行される。
この後、隔壁31が形成されたガラス基板3(3,3,…)に対して焼成処理を施し、図8に示すように、蛍光体層32を形成する。蛍光体層32は、放電用ガスの放電によって発生する紫外線を可視光に変換する赤色蛍光体層、緑色蛍光体層、及び青色蛍光体層に塗り分けられてなっている。
なお、ガラス基板3(3,3,…)上には、予めデータ電極33やデータ電極33を被覆する白誘電体層34が形成されている。データ電極33は、垂直方向Vに沿って形成され、Al(アルミニウム),Cu(銅)、Ag(銀)等からなっている。
こうして、ガラス基板3(3,3,…)上にデータ電極33及び白誘電体層34が形成され、隔壁31によって画成されて、さらに蛍光体層32が形成されてなる背面基板35が製造される。
この背面基板35を、同図に示すように、ガラス基板36の内面に水平方向Hに沿って平行に透明電極37a,38a及びバス電極(トレース電極)37b,38bからなる走査電極37及び維持電極(共通電極)38が形成され、走査電極37及び維持電極38を被覆する透明誘電体層39が形成され、さらに透明誘電体層39を放電から保護する保護膜41が形成されて概略構成される前面基板42と貼り合わせる。
ここで、透明電極37a,38aは、酸化錫やITO(Indium Tin Oxide)等からなっている。また、バス電極37b,38bは、抵抗値を小さくするために配置される。バス電極37b,38bは、Al,Cu、Ag等からなっている。また、透明誘電体層39は、例えばPbO(酸化鉛)等の低融点ガラスからなっている。また、保護膜41は、MgO(酸化マグネシウム)等からなっている。
背面基板35と前面基板42とは、両基板35,42間に放電ガス空間43が形成されるように、互いに対向するように配置されて貼り合わせられ、放電ガス空間43内に放電用ガスが封入されることによって、プラズマディスプレイパネル44が製造される。
放電用ガスとしては、He(ヘリウム)、Ne(ネオン)、Xe(キセノン)等は、単独で又は混合されて用いられる。
背面基板35と前面基板42とは、100μm程度のギャップを隔てて対向した状態で固定され、その周縁部は、封止材によって気密封止される。背面基板35を構成しているガラス基板3(3,3,…)には、所定の箇所に通気孔が形成されており、このガラス基板3(3,3,…)の外側表面には、上記通気孔に位置合わせした状態で、通気管が密封状態の下で取り付けられている。背面基板35に取り付けられている端部とは反対側の通気管の端部は、当初の状態では開口されており、この端部を介して通気管が排気・ガス充填装置に接続される。
この排気・ガス充填装置によって、まず、放電ガス空間43が真空に排気された後、放電ガス空間43に放電用ガスが充填される。放電用ガスの充填が終了した後、通気管は過熱によってチップオンされ、開口端部が閉塞される。このようにして、放電ガス空間43に放電用ガスが充填されてプラズマディスプレイパネル44が完成する。
このように、この例の構成によれば、少なくとも2つのガラス基板について、アライメント工程とペースト硬化工程、隔壁転写工程と転写型剥離工程を、それぞれ、同時に(同一作業時間内で)実行することができるので、製造タクトを従来の半分以下とすることができ、生産性(単位時間当りの生産個数)を向上させることができる。
また、型搬送ベルト23,24には、複数の転写型シート2を同時に固定することができるので、転写型シート2の交換による生産停止時間を従来の半分以下することができるため、一段と生産性を向上させることができる。また、保守作業の手間も軽減することができる。
また、型搬送ベルト23,24として、金属製部材を用いているので、型搬送ベルト23,24は、転写ローラ16や剥離ローラ19から張力や転写時の応力を受けても、殆ど変形しないので、転写ローラ16や剥離ローラ19からの張力や転写時の応力を、型搬送ベルト23,24に固定した転写型11に伝えることがない。したがって、転写型11は、殆ど変形することがないので、転写型11の変形(皺の発生や緩み、伸び等)による寸法の狂いを回避し、高い精度で隔壁パターンを形成することができる。したがって、歩留まりを向上させることができる。
図9及び図10は、この発明の第2実施例であるセル隔壁形成装置の構成を模式的に示す断面図である。
この例が上述した実施例1と大きく異なるところは、ガラス基板を支持台上に固定し、転写キャタピラ部を自走式とし、この転写キャタピラ部全体をガラス基板に対して往復運動させる点である。
これ以外の構成は、上述した実施例1の構成と略同一であるので、その説明を簡略にする。
この例のセル隔壁形成装置1Aは、図9及び図10に示すように、隔壁パターンに対応する凹凸パターンが形成された転写シート2を、下方に水平な直線部を有する所定の閉曲線に沿って移動させると共に、自身が、支持台上に固定されたガラス基板3に対して往復運動し、隔壁パターンの転写を行うための自走式の転写キャタピラ部(転写型駆動手段)4Aと、転写キャタピラ部4Aに固定され、ガラス基板3に塗布された未硬化のペーストを硬化させるペースト硬化部8Aと、ガラス基板3を載置し固定すると共に転写キャタピラ部4Aを水平面に沿って往復運動可能なように支持する支持台9Aとを備えてなっている。
転写キャタピラ部4Aは、同図に示すように、第1転写・剥離部51と、第2転写・剥離部52と、転写シート2を固定して閉曲線に沿って搬送する型搬送部15と、転写キャタピラ部本体を支持台9Aに対して変位させる駆動モータからなる移動手段としての駆動部(不図示)とを有している。
第1転写・剥離部51と第2転写・剥離部52とは、共に、転写型11を未硬化のペーストが塗布されたガラス基板3に押し付ける転写機能と、転写型11を硬化済のペーストが形成されたガラス基板3から引き離す剥離機能とを有し、転写キャタピラ部4Aの往復運動の度に交互に転写機能と剥離機能とを切り換える。
支持台9Aは、中央部に配置され、ガラス基板3を載置し固定するための基板載置固定部54と、天井部に設けられ転写キャタピラ部4Aを水平方向に沿って案内するための案内部55とを有している。基板載置固定部54には、ガラス基板3を吸着するための吸着孔及び吸着溝が設けられている。
次に、図9及び図10を参照して、この例のセル隔壁形成装置1Aを用いたセル隔壁の形成方法について説明する。
まず、転写キャタピラ部4Aを基板載置固定部54に移動させて、この状態で、転写キャタピラ部4Aの転写シート2のアライメントマーカにアライメント用カメラを一致させておく。
次に、転写キャタピラ部4Aを基板載置固定部54から退避させた状態で、未硬化のペーストが塗布されたガラス基板3が、アライメント用カメラを用いて、ガラス基板3の4隅部に設けられたアライメントマーカと基板載置固定部54のアライメントマーカを一致させて(すなわち、転写時に転写シート2のアライメントマーカに一致するように)位置決めがなされ、基板載置固定部54に吸着によって固定される。
次に、図9に示すように、転写キャタピラ部4Aが基板載置固定部54の左側に配置された状態から、転写工程に移る場合には、図中右側に設けられた第1転写・剥離部51が、まず、転写部として機能し、左側からガラス基板3に向けて移動すると同時に、転写シート2は、第1転写・剥離部51へ向けて移動する。
転写型11の前方側の端部が、ガラス基板3の対応する前方側の部位のペーストに接触した後、第1転写・剥離部51のローラと支持台9Aとの間に、型搬送ベルト23,24に固定された転写シート2と、ペーストが塗布されたガラス基板3とが挟み込まれ、第1転写・剥離部51のローラの回転及び並進運動と共に、転写型11がガラス基板3側に押し付けられて、転写型11が未硬化のペースト内に埋め込まれていく。
第1転写・剥離部51のローラがさらに回転し、同時に並進運動によって、ガラス基板3の全体が第1転写・剥離部51のローラと第2転写・剥離部52のローラとの間(すなわち、ペースト硬化部8の直下)に到達すると、転写型11の全部が未硬化のペースト内に埋め込まれる。すなわち、転写型11の凹部に未硬化のペーストが充分行き渡った状態となる。
ここで、第1転写・剥離部51及び第2転写・剥離部52のローラを駆動する駆動モータ及び転写キャタピラ部本体を並進運動させる駆動モータは一旦停止し、硬化工程に移る。
ペースト硬化部8Aでは、紫外線照射装置が、同図(b)に示すように、ガラス基板3のペーストへ向けて紫外線Uを所定時間(例えば、15[sec]〜30[sec])照射する。転写シート2を透過した紫外線は、ペーストに当ってこれを硬化させる。
この後、第1転写・剥離部51及び第2転写・剥離部52のローラを駆動する駆動モータ及び転写キャタピラ部本体を並進運動させる駆動モータは、転写工程における向きと同じ向きに再び回転し、第2転写・剥離部52のローラが、剥離部として機能し、第2転写・剥離部52のローラが回転すると同時に並進運動し、剥離工程を実行する。すなわち、転写型11を前方側からガラス基板3上に形成された硬化済ペーストから引き剥がしていく。
第2転写・剥離部52のローラがさらに回転し、同時に並進運動し、図10に示すように、転写キャタピラ部4Aが右側に移動し、転写型11の全部がペーストから引き離されると、ガラス基板3には隔壁パターンが形成される。
次に、基板載置固定部54には、新しく未硬化のペーストが塗布されたガラス基板3が固定され、図10に示すように、転写キャタピラ部4Aが右側に配置された状態から、転写工程に移る。今度は、図中左側に設けられた第2転写・剥離部52が、まず、転写部として機能し、右側の第1転写・剥離部51が剥離部として機能する。このように、転写キャタピラ部4Aの往復運動の度に、第1転写・剥離部51と第2転写・剥離部52とは、その機能が入れ替わる。
この例の構成によれば、上述した実施例1と略同様の効果を得ることができる。
加えて、転写シート2は、少なくとも1つ用意するのみで、実施例1と略同様に、製造タクトを短縮することができる。
図11は、この発明の第3実施例であるセル隔壁形成装置の型搬送部の構成を模式的に示す断面図である。
この例が上述した実施例1と大きく異なるところは、補助剥離ローラを設けて、剥離角度の調整が可能なように構成した点である。
これ以外の構成は、上述した実施例1の構成と略同一であるので、その説明を簡略にする。
この例の転写キャタピラ部4Aは、図11に示すように、転写型11を未硬化のペーストが塗布されたガラス基板3(3,3,…)に押し付ける転写部13Aと、転写型11を硬化済のペーストが形成されたガラス基板3(3,3,…)から引き離す剥離部14Aと、転写シート2を固定して搬送する型搬送部15と、転写補助回転体61と、剥離補助回転体62とを有している。
転写補助回転体61及び剥離補助回転体62は、共に円筒形状のローラの両端部にプーリが一体的に設けられてなっている。
この例では、転写型11やペーストの物理的性質や転写型11の搬送速度等に応じて、予め設定した適切な剥離角度θに基づいて、これに合わせるように、転写部13Aの転写ローラの径と剥離補助回転体62の設置位置とを調整して、搬送ベルト23,24の引張方向を調整しておく。
この例の構成によれば、上述した実施例1と略同様の効果を得ることができる。
加えて、予め設定された剥離角度に応じて、型搬送ベルト23,24にガラス基板3(3,3,…)をの搬送方向に対する引張方向を調整しておくので、剥離時に発生するストレスを低減し、例えば隔壁の一部の欠けや破壊を回避できるため、一段と歩留まりを向上させることができる。
すなわち、剥離ローラの径と剥離補助回転体のローラの設置位置とを調整して、適切な剥離角度となるように型搬送ベルト23,24の引張方向を調整しておくので、剥離時に発生するストレスを低減することができる。
また、転写補助回転体及び剥離補助回転体のローラを設置したので、張力の調整を容易とし、型搬送体の変形を確実に防止することができる。
図12は、この発明の第4実施例であるプラズマ表示装置の製造方法によって製造されたプラズマ表示装置の構成を示すブロック図である。
この例のプラズマ表示装置71は、図12に示すように、モジュール構造を有するものとして設計されており、具合的には、アナログインタフェース(以下、IFという)72とPDPモジュール73とから構成されている。
アナログIF72は、同図に示すように、クロマ・デコーダを有するY/C分離回路74と、A/D変換回路75と、PLL回路を有する同期信号制御回路76と、画像フォーマット変換回路77と、逆γ(ガンマ)変換回路78と、システムコントロール回路79と、PLE制御回路81とから構成されている。
概略的には、アナログIF72は、受信したアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換した後、このデジタル映像信号をPDPモジュール73に供給する。例えば、テレビチューナから発信されたアナログ映像信号は、Y/C分離回路74において、RGBの各色の輝度信号に分解された後、A/D変換回路75において、デジタル映像信号に変換される。
この後、PDPモジュール73の画素構成と映像信号の画素構成とが異なる場合には、画像フォーマット変換回路77において、必要な画像フォーマットの変換が行われる。PDPの入力信号に対する表示輝度の特性は線形的に比例するが、通常の映像信号は、CRTの特性に合わせて、予め補正されている(γ変換されている)。
このため、A/D変換回路75において、映像信号のA/D変換を行った後、逆γ変換回路78において、映像信号に対して逆γ変換を施し、線形特性に復元されたデジタル映像信号を生成する。このデジタル映像信号は、RGB映像信号としてPDPモジュール73に出力される。
アナログ映像信号には、A/D変換用のサンプリングクロック及びデータクロック信号が含まれていないため、同期信号制御回路76に内蔵されているPLL回路がアナログ映像信号と同時に供給される水平同期信号を基準として、サンプリングクロック及びデータクロック信号を生成し、PDPモジュール73に出力する。
アナログIF72のPLE制御回路81は,輝度制御を行う。具体的には、平均輝度レベルが所定値以下である場合には、表示輝度を上昇させ、平均輝度レベルが所定値を超える場合には、表示輝度を低下させる。
システムコントロール回路79は、各種制御信号をPDPモジュール73に出力する。PDPモジュール73は、さらに、デジタル信号処理・制御回路82と、パネル部83と、D/Dコンバータを内蔵するモジュール内電源回路84とから構成されている。
デジタル信号処理・制御回路82は、入力IF信号処理回路85と、フレームメモリ86と、メモリ制御回路87と、ドライバ制御回路88とから構成されている。
例えば、入力IF信号処理回路85に入力された映像信号の平均輝度レベルは、入力IF信号処理回路85内の入力信号平均輝度レベル演算回路(不図示)によって計算され、例えば、5ビットデータとして出力される。また、PLE制御回路81は、平均輝度レベルに応じてPLE制御データを設定し、入力IF信号処理回路85内の輝度レベル制御回路(不図示)に入力する。
パネル部83は、PDP44と、走査電極を駆動する走査ドライバ89と、データ電極を駆動するデータドライバ91と、PDP44及び走査ドライバ89にパルス電圧を供給する高圧パルス回路92と、高圧パルス回路92からの余剰電力を回収する電力回収回路93とから構成されている。
PDP44は、例えば1365個×768個に配列された画素を有するものとして構成されている。PDP44では、走査ドライバ89が走査電極を制御し、データドライバ91がデータ電極を制御することにより、これらの画素のうちの所定の画素の点灯又は非点灯が制御され、所望の表示が行われる。
なお、ロジック用電源がデジタル信号処理・制御回路82及びパネル部83にロジック用電源を供給している。さらに、モジュール内電源回路84は、表示電源から直流電力を供給され、この直流電力の電圧を所定の電圧に変換した後、パネル部83に供給している。
次に、図12を参照して、この例のプラズマ表示装置71の製造方法について概略的に説明する。
まず、PDP44と、走査ドライバ89と、データドライバ91と、高圧パルス回路92と、電力回収回路93とを一基板上に配置し、パネル部83を形成する。さらに、パネル部83とは別個にデジタル信号処理・制御回路82を形成する。
このようにして形成されたパネル部83及びデジタル信号処理・制御回路82を一つのモジュールとして組み立て、PDPモジュール73を形成する。さらに、PDPモジュール73とは別個にアナログIF72を形成する。
このように、PDPモジュール73とは別個にアナログIF72を形成した後、双方を電気的に接続することによって、プラズマ表示装置71が完成する。
このように、プラズマ表示装置71をモジュール化することによって、プラズマ表示装置71を構成する他の構成部品とは別個に独立にプラズマ表示装置71を製造することが可能となり、例えば、プラズマ表示装置71が故障した場合には、PDPモジュール73毎交換することによって、補修の簡素化及び迅速化を図ることができる。
この例の構成によれば、プラズマ表示装置をモジュール化することによって、例えば、故障時にPDPモジュール毎交換して、補修の簡素化及び迅速化を図ることができる。
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、予めガラス基板上に、未硬化のペーストを塗布する場合について述べたが、転写型に供給しても良いし、ガラス基板と転写型とが重なっていく箇所に、転写が行われる直前に、供給するようにしても良い。
また、上述した実施例では、転写シート2に設けられたアライメントマーカと、型搬送ベルト23,24に設けられたアライメントマーカを一致させた状態で、転写シート2を型搬送ベルト23,24に固定した後に、転写シート2のアライメントマーカと、基板搬送ベルト37のアライメントマーカとを概略一致させるようにして、転写シート2を上記直線部に配置し、アライメント用カメラを用いて、両アライメントマーカの位置と、アライメント用カメラの配置位置(基準位置)からの誤差(ずれ)とを検出し、ガラス基板3(3,3,…)導入時のアライメントの際の補正値として用いるようにした場合について述べたが、転写シート2を型搬送ベルト23,24に固定する際に、アライメント用カメラを用いて、転写シート2と基板搬送ベルト37とのアライメントが正確になされた状態で転写シート2を固定するようにして、導入時のガラス基板3(3,3,…)と基板搬送ベルト37,37とのアライメントの際に、補正をしなくても済むようにしても良い。
また、上述した実施例では、単一の駆動モータ36で搬出側駆動部32を駆動する場合について述べたが、型搬送ベルト23,24と基板搬送ベルト37,37とが同一速度となるように同期がとれていれば駆動モータを別々に配置しても良い。
また、上述した実施例では、磁気固定ベルト25,26として、フェライト磁石等の永久磁石を用いる場合について述べたが、永久磁石としては、フェライト磁石に限らず、例えばサマリウム・コバルト磁石やネオジム・鉄・ボロン磁石等であっても良い。
また、永久磁石として、プラスチックと永久磁石粉とから成形したボンド磁石を用いても良いし、永久磁石としての例えばフェライト磁石粉とゴム(例えばウレタンゴムやシリコンゴム)とからなり、磁場を発生すると共に弾性を有するボンド磁石を用いても良い。
また、上述した実施例では、磁気固定ベルト25,26を用いて、転写シート2を型搬送ベルト23,24に固定する場合について述べたが、例えば、固定ベルトとして磁性体を用いなくても、単に転写シート2上に固定ピンに挿通孔を合わせように配置して、プーリ17(18)とプーリ21(22)との間隔を広げて固定し、型搬送ベルト23(24)と固定ベルトとに張力を与えて、転写シート2を型搬送ベルト23(24)と固定ベルトとの間に挟み込んで圧接して固定するようにしても良い。この場合、型搬送ベルト23,24に用いる金属製部材は、必ずしも磁性体でなくても良い。
また、型搬送ベルト23,24としては、ステンレス鋼に限らず、ニッケルやフェライト等を用いても良い。
また、実施例1では、転写シート2を2つ固定する場合について述べたが、3つ以上固定しても良い。
また、実施例2では、予め剥離ローラの径と補助剥離ローラの配置位置との調整によって、剥離角度、すなわち引張角度を調整する場合について述べたが、剥離ローラの径と剥離補助ローラの配置位置とのうち、いずれか一方のみの調整によっても良い。
光硬化性のペーストを用いて紫外線照射によって硬化させる場合のほか、加熱硬化性のペーストや、冷却硬化性のペーストを用いて、それぞれ、加熱装置又は冷却装置によって硬化させる場合に適用することができる。
この発明の第1実施例であるセル隔壁形成装置の構成を模式的に示す断面図である。 同セル隔壁形成装置の構成を模式的に示す断面図である。 同セル隔壁形成装置の型搬送部の構成を示す平面図である。 同型搬送部の構成を示す断面図である。 同型搬送部の転写ローラ及び剥離ローラの構成を示す平面図である。 同転写ローラ及び剥離ローラの構成を示す断面図である。 同セル隔壁形成装置を用いたセル隔壁形成方法を説明するための工程図である。 同セル隔壁形成装置によって製造されたセル隔壁を備えたPDPの概略構成を示す斜視図である。 この発明の第2実施例であるセル隔壁形成装置の構成を模式的に示す断面図である。 同セル隔壁形成装置の構成を模式的に示す断面図である。 この発明の第3実施例であるセル隔壁形成装置の型搬送部の構成を模式的に示す断面図である。 この発明の第4実施例であるプラズマ表示装置の製造方法によって製造されたプラズマ表示装置の構成を示すブロック図である。 従来技術を説明するための説明図である。
符号の説明
1,1A セル隔壁形成装置
2 転写シート
,3,3,…,3 ガラス基板(基板)
4,4A,4B 転写キャタピラ部(転写型駆動手段)
7 基板搬送部(基板搬送手段)
8,8A ペースト硬化部(ペースト硬化手段)
11 転写型
12 裏打シート材(シート状支持部材)
13 転写部(第1又は第2の回転体)
14 剥離部(第1又は第2の回転体)
15 型搬送体
16 転写ローラ
19 剥離ローラ
23,24 型搬送ベルト
25,26 磁気固定ベルト
31 導入側駆動部(第3の回転体)
32 搬出側駆動部(第4の回転体)
33 基板搬送体
34 位置検出部
44 PDP
51 第1転写・剥離部
52 第2転写・剥離部
71 プラズマ表示装置

Claims (35)

  1. 放電セルを画成する隔壁を、前記隔壁の形状に対応する凹凸パターンを有する転写型を用いて、基板上に形成するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、
    前記基板又は前記転写型に、未硬化のペーストを供給するペースト供給工程と、
    回転軸が互いに平行な略円筒状の第1及び第2の回転体の間に掛け渡された無端状の型搬送体の外面側に固定された前記転写型を、前記第1又は第2の回転体によって、未硬化のペーストを挟んだ状態で、前記基板に押し付けるパターン転写工程と、
    前記第1及び第2の回転体の間に配置されたペースト硬化手段によって、前記ペーストを硬化させるペースト硬化工程と、
    前記第2又は第1の回転体によって、硬化されたペーストが固着された前記基板から、前記転写型を引き離して前記基板に前記隔壁を形成する転写型剥離工程とを含む
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  2. 前記パターン転写工程では、前記第1及び第2の回転体の回転によって、前記第1又は第2の回転体の配置位置で前記基板を引き込む向きに、前記転写型を所定の搬送速度で搬送すると共に、前記型搬送体の所定の直線部分の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、前記第1又は第2の回転体側から前記第2又は第1の回転体側へ向けて、前記転写型の前記搬送速度と同一の速度で搬送される前記基板に、前記未硬化のペーストを挟んだ状態で、前記転写型を押し付け、
    前記転写型剥離工程では、前記第1及び第2の回転体の回転によって、前記第2又は第1の回転体の配置位置で前記基板を排出する向きに、前記転写型を前記搬送速度で搬送すると共に、前記第1又は第2の回転体側から前記型搬送体の前記直線部分の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、前記転写型の前記搬送速度と同一の速度で搬送されてくる硬化されたペーストが固着された前記基板から、前記転写型を引き離す
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  3. 前記パターン転写工程では、前記第1及び第2の回転体の回転によって、前記第1又は第2の回転体の配置位置で前記基板を引き込む向きに、前記転写型を所定の搬送速度で搬送すると共に、前記第1及び第2の回転体並びに前記型搬送体を、前記第1及び第2の回転体の両回転軸間の距離を保った状態で、かつ、前記基板に対して前記型搬送体の所定の直線部分の外面が前記基板に対して所定の離隔を保つように、前記第1又は第2の回転体側から前記基板に接近するように、基板面に平行な方向に沿って前記転写型の前記搬送速度と同一の速度で並進運動させて、前記基板に、未硬化のペーストを挟んだ状態で、前記転写型を押し付け、
    前記転写型剥離工程では、前記第1及び第2の回転体の回転によって、前記第2又は第1の回転体の配置位置で前記基板を排出する向きに、前記転写型を前記搬送速度で搬送すると共に、前記第1及び第2の回転体並びに前記型搬送体を、前記第1及び第2の回転体の両回転軸間の距離を保った状態で、かつ、前記基板に対して前記型搬送体の前記直線部分の外面が前記基板に対して所定の離隔を保った状態で、前記第2又は第1の回転体側から前記基板に接近するように、基板面に平行な方向に沿って前記転写型の前記搬送速度と同一の速度で並進運動させて、硬化されたペーストが固着された前記基板から、前記転写型を引き離す
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 前記基板は、前記型搬送体の前記直線部分の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、前記第1又は第2の回転体側から前記第2又は第1の回転体側へ向けて、前記転写型の搬送速度と同一の速度で駆動される基板搬送体に固定されて、搬送されることを特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  5. 前記基板搬送体は、回転軸が互いに平行な略円筒状の第3及び第4の回転体に掛け渡された無端状の搬送体からなることを特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  6. 前記パターン転写工程を実行する前に前記基板と前記基板搬送体との位置合わせを行う第1のアライメント工程を含むことを特徴とする請求項4又は5記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  7. 前記第1のアライメント工程は、前記型搬送体に固定された前記転写型と前記基板搬送体との位置合せを行う第2のアライメント工程が実行された後に実行することを特徴とする請求項6記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  8. 前記型搬送体には複数の前記転写型が固定されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  9. 第1の前記基板が前記転写型剥離工程において処理されるときに、第2の前記基板が前記パターン転写工程において処理されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  10. 第1の前記基板が前記ペースト硬化工程において処理されるときに、第2の前記基板が前記第1のアライメント工程において処理されることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  11. 前記転写型剥離工程では、予め設定された剥離角度に応じて、前記型搬送体は、前記転写型の前記基板からの引離しを行う前記第2又は第1の回転体によって前記型搬送体を引っ張る前記基板の搬送方向に対する引張方向が所定の方向となるように、配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  12. 前記第1及び第2の回転体は、それぞれ回転ローラの両端にプーリが設けられ、前記型搬送体は、前記第1及び第2の回転体の前記プーリ間に掛け渡された一対の無端状のベルトからなることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  13. 前記プーリの周縁部には、前記プーリの回転によって無端状の前記ベルトを駆動するための凸部又は凹部が形成され、前記ベルトには、前記プーリの前記凸部又は凹部と噛合する凹部又は凸部が形成されていることを特徴とする請求項12記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  14. 前記ペースト供給工程では、前記基板上に未硬化のペーストを塗布することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  15. 前記型搬送体は、肉薄の金属製部材からなることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  16. 前記転写型は、シート状支持部材によって支持され、該シート状支持部材の下面の側端部が、無端状の前記ベルト上に載置され、前記ベルトと磁気的引力を及ぼし合う磁性固定部材が前記シート状支持部材の上面の側端部に重ねられることによって、前記ベルトに固定されることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  17. 前記第3及び第4の回転体は、それぞれ回転ローラの両端にプーリが設けられ、前記基板搬送体は、前記第3及び第4の回転体の前記プーリ間に掛け渡された一対の無端状のベルトからなり、かつ、前記各ベルトには、吸着用孔が形成され、前記基板は、前記吸着用孔を経由する吸気経路に沿って吸気が行われることによって吸着されて前記ベルトに固定されることを特徴とする請求項5乃至16のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  18. 放電セルを画成する隔壁を、前記隔壁の形状に対応する凹凸パターンを有する転写型を用いて、基板上に形成してプラズマディスプレイパネルを製造するための装置であって、
    前記基板又は前記転写型に未硬化のペーストを供給するペースト供給手段と、
    前記転写型を、直線部を含む所定の閉曲線に沿って移動させて、前記基板に対して、前記隔壁の転写を行うための転写型駆動手段と、
    未硬化のペーストを硬化させるペースト硬化手段とを備えてなり、
    前記転写型駆動手段は、回転軸が互いに平行な略円筒状の第1及び第2の回転体と、前記第1及び第2の回転体の間に掛け渡され、外面側に前記転写型が固定された無端状の型搬送体とを有し、
    前記第1又は第2の回転体によって、前記転写型を、未硬化のペーストを挟んだ状態で、前記基板に押し付け、前記第2又は第1の回転体によって、硬化されたペーストが固着された前記基板から、前記転写型を引き離して前記基板に前記隔壁を形成し、
    前記ペースト硬化手段は、前記第1及び第2の回転体の間に配置されている
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  19. 前記型搬送体の所定の直線部の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、前記第1又は第2の回転体側から前記第2又は第1の回転体側へ向けて、前記転写型の搬送速度と同一の速度で前記基板を搬送する基板搬送手段を備え、
    前記転写型駆動手段は、前記第1及び第2の回転体の回転によって、前記第1又は第2の回転体の配置位置で前記基板を引き込む向きに、かつ、前記第2又は第1の回転体の配置位置で前記基板を排出する向きに、前記転写型を所定の搬送速度で搬送し、前記基板搬送体によって前記第1又は第2の回転体に搬送されてくる前記基板に、前記未硬化のペーストを挟んだ状態で、前記転写型を押し付けると共に、前記基板搬送体によって前記第2又は第1の回転体に搬送されてくる硬化されたペーストが固着された前記基板から、前記転写型を引き離すことを特徴とする請求項18記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  20. 前記転写型駆動手段を、前記第1及び第2の回転体の両回転軸間の距離を保った状態で、かつ、前記基板に対向する側の前記型搬送体の所定の直線部の外面が前記基板に対して所定の離隔を保つように基板面に平行な方向に沿って並進運動させる移動手段を備え、
    前記転写型駆動手段が、前記第1及び第2の回転体の回転によって、前記第1又は第2の回転体の配置位置で前記基板を引き込む向きに、かつ、前記第2又は第1の回転体の配置位置で前記基板を排出する向きに、前記転写型を所定の搬送速度で搬送し、
    前記移動手段が、前記第1又は第2の回転体側から前記基板に接近するように、基板面に平行な方向に沿って前記転写型の搬送速度と同一の速度で並進運動させると同時に、前記転写型駆動手段が、前記基板に、未硬化のペーストを挟んだ状態で、前記転写型を押し付け、
    前記移動手段が、前記第2又は第1の回転体側から前記基板に接近するように、基板面に平行な方向に沿って前記転写型の搬送速度と同一の速度で並進運動させると同時に、前記転写型駆動手段が、硬化されたペーストが固着された前記基板から、前記転写型を引き離す
    ことを特徴とする請求項18記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  21. 前記基板搬送手段は、前記基板を、前記型搬送体の外面側を該外面に対して所定の離隔を保って、前記第1又は第2の回転体側から前記第2又は第1の回転体側へ向けて、前記転写型の搬送速度と同一の速度で駆動される基板搬送体に固定して搬送することを特徴とする請求項19記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  22. 前記基板搬送体は、回転軸が互いに平行な略円筒状の第3及び第4の回転体に掛け渡された無端状の搬送体からなることを特徴とする請求項21記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  23. 前記基板と前記基板搬送体との位置合わせを行うための第1のアライメント手段を備えたことを特徴とする請求項21又は22記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  24. 前記型搬送体に固定された前記転写型と前記基板搬送体との位置合せを行うための第2のアライメント手段を備えたことを特徴とする請求項23記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  25. 前記型搬送体には複数の前記転写型が固定されていることを特徴とする請求項18乃至24のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  26. 前記転写型駆動手段は、第1の前記基板から、前記転写型を引き離す処理を行うと同時に、第2の前記基板に、未硬化のペーストを挟んだ状態で、前記転写型を押し付ける処理を行うことを特徴とする請求項18乃至25のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  27. 前記ペースト硬化手段が第1の前記基板上のペーストを硬化させているときに、前記第1のアライメント手段が、前記第2の前記基板と前記基板搬送体との位置合わせを行うことを特徴とする請求項23乃至26のいずれか1記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  28. 予め設定された剥離角度に応じて、前記型搬送体は、前記転写型の前記基板からの引離しを行う前記第2又は第1の回転体によって前記型搬送体を引っ張る前記基板の搬送方向に対する引張方向が所定の方向となるように、配置されていることを特徴とする請求項18至27のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  29. 前記第1及び第2の回転体は、それぞれ回転ローラの両端にプーリが設けられ、前記型搬送体は、前記第1及び第2の回転体の前記プーリ間に掛け渡された一対の無端状のベルトからなることを特徴とする請求項18乃至28のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  30. 前記プーリの周縁部には、前記プーリの回転によって無端状の前記ベルトを駆動するための凸部又は凹部が形成され、前記ベルトには、前記プーリの前記凸部又は凹部と噛合する凹部又は凸部が形成されていることを特徴とする請求項29記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  31. 前記ペースト供給手段は、前記基板上に未硬化のペーストを塗布することを特徴とする請求項18乃至30のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  32. 前記型搬送体は、肉薄の金属製部材からなることを特徴とする請求項18乃至31のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  33. 前記転写型は、シート状支持部材によって支持され、該シート状支持部材の下面の側端部が、無端状の前記ベルト上に載置され、前記ベルトと磁気的引力を及ぼし合う磁性固定部材が前記シート状支持部材の上面の側端部に重ねられることによって、前記ベルトに固定されることを特徴とする請求項18乃至32のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  34. 前記第3及び第4の回転体は、それぞれ回転ローラの両端にプーリが設けられ、前記基板搬送体は、前記第3及び第4の回転体の前記プーリ間に掛け渡された一対の無端状のベルトからなり、かつ、前記各ベルトには、吸着用孔が形成され、前記基板は、前記吸着用孔を経由する吸気経路に沿って吸気が行われることによって吸着されて前記ベルトに固定されることを特徴とする請求項22乃至33のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  35. プラズマディスプレイパネルを製造する第1の工程と、前記プラズマディスプレイパネルを駆動する回路とともに前記プラズマディスプレイパネルを一つのモジュールとして製造する第2の工程と、画像信号のフォーマット変換を行い、前記モジュールに送信するインタフェースを前記モジュールに電気的に接続する第3の工程とを含むプラズマ表示装置の製造方法であって、
    前記第1の工程では、請求項1乃至17のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法が実行されることを特徴とするプラズマ表示装置の製造方法。

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