JP2005148471A - 撮影装置 - Google Patents
撮影装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005148471A JP2005148471A JP2003386704A JP2003386704A JP2005148471A JP 2005148471 A JP2005148471 A JP 2005148471A JP 2003386704 A JP2003386704 A JP 2003386704A JP 2003386704 A JP2003386704 A JP 2003386704A JP 2005148471 A JP2005148471 A JP 2005148471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photographing
- optical member
- housing
- auxiliary optical
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Lenses (AREA)
Abstract
【課題】 本発明は、携帯型機器への搭載に適合し、しかも広範な場面での撮影に適した撮影装置を提供する。
【解決手段】 筐体100に撮影レンズ101とCCD固体撮像素子102を備えるとともに、筐体200の、筐体100,200が相互に閉じられたときに撮影レンズ101の前面に配備される位置に、撮影レンズ101と共同して、その撮影レンズ101のみの撮影効果とは異なる撮影効果を与える、負のパワーを持つ第1群の撮影レンズ211と正のパワーを持つ第2群の撮影レンズ212とからなる補助光学部材210を備えた。
【選択図】 図3
【解決手段】 筐体100に撮影レンズ101とCCD固体撮像素子102を備えるとともに、筐体200の、筐体100,200が相互に閉じられたときに撮影レンズ101の前面に配備される位置に、撮影レンズ101と共同して、その撮影レンズ101のみの撮影効果とは異なる撮影効果を与える、負のパワーを持つ第1群の撮影レンズ211と正のパワーを持つ第2群の撮影レンズ212とからなる補助光学部材210を備えた。
【選択図】 図3
Description
本発明は、撮影光学部材および撮像素子を備え被写体の撮影を行なって画像信号を生成する撮影装置に関する。
CCD(Charge Coupled Device)タイプの固体撮像素子やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)タイプの固体撮像素子の発達に伴い、それまでの銀塩写真フィルム上に撮影を行なうタイプのカメラに代わり、固体撮像素子上に被写体像を結像して画像信号を得るいわゆるデジタルカメラが急速に普及してきている。さらに、近年では、例えば携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)といった携帯型機器の発達もあり、それらの携帯型機器にデジタルカメラの機能が組み込まれたタイプのものも普及してきている。携帯型機器への組込みタイプの場合小型化の要請が強いが、その小型化を満足しつつも、例えば広角/望遠での撮影等、広範な場面で撮影を行なうことができるよう益々の高機能化が求められてきている。
デジタルカメラによる撮影の場面を増やす工夫として、例えば、特許文献1には、携帯電話の本体に、回動位置に応じてズーム倍率が変更される機能を有するカメラユニットを備えた撮影機能付電子機器が提案されている。
また、特許文献2には、フレキシブル基板の上面,下面にレンズホルダ,撮像素子を取り付けて一体組立可能とした小型なモジュールカメラが提案されている。
特開2002−262164号公報
特開2003−230028号公報
近年、携帯型機器に対する高機能化および小型化の要請は益々強く、このような携帯型機器にカメラ機能を搭載し、その搭載されたカメラの撮影光学系において、焦点距離を変更する機構を備えようとすると、撮影レンズ等も例えば複数枚のレンズで構成し、ズーム倍率を変更するための機構も必要とされ、部品点数が増加して機器が大型化する。このため、小型化の要請が強い携帯機器に搭載されるカメラに、焦点距離を変更する機構を備えることは困難であり、従って撮影される画像の画角が固定されるか、あるいは撮影で得られた画像を電気的に拡大する程度にとどまることとなり、広範な場面での撮影に欠けるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、携帯型機器への搭載に適合し、しかも広範な場面での撮影に適した撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、相互に開閉する2つの筐体を有する撮影装置であって、
上記2つの筐体のうちの一方の筐体に撮影光学部材と撮像素子とを備えるとともに、
上記2つの筐体のうちの他方の筐体の、それら2つの筐体が相互に閉じられたときに上記撮影光学部材の前面に配備される位置に、上記撮影光学部材と共同して、その撮影光学部材のみの撮影効果とは異なる撮影効果を与える補助光学部材を備えたことを特徴とする。
上記2つの筐体のうちの一方の筐体に撮影光学部材と撮像素子とを備えるとともに、
上記2つの筐体のうちの他方の筐体の、それら2つの筐体が相互に閉じられたときに上記撮影光学部材の前面に配備される位置に、上記撮影光学部材と共同して、その撮影光学部材のみの撮影効果とは異なる撮影効果を与える補助光学部材を備えたことを特徴とする。
本発明の撮影装置は、相互に開閉する2つの筐体のうちの一方の筐体に撮影光学部材と撮像素子とを備えるとともに、他方の筐体の、それら2つの筐体が相互に閉じられたときに上記撮影光学部材の前面に配備される位置に、上記撮影光学部材と共同して、その撮影光学部材のみの撮影効果とは異なる撮影効果を与える補助光学部材を備えたものであるため、補助光学部材を用いた撮影や補助光学部材を用いずに撮影光学部材のみを用いた撮影を行なうことができる。従って、焦点距離や撮影画角等を変更して撮影することができ、広範な場面での撮影を行なうことができる。また、本発明の撮影装置によれば、例えば従来の携帯電話のような撮影レンズと撮像素子をその携帯電話の筐体の厚み方向に固定的に並べて配置する構成と比べ、補助光学部材を複数レンズ群構成とするなど、補助光学部材の構成の自由度が大幅に向上する。
ここで、上記補助光学部材は、アフォーカル系となっていることが好ましい。
補助光学部材をアフォーカル系とすると、その補助光学部材は、平行な光線が入射すると、屈折した後、再び平行な状態で射出するような、無焦点系の光学系となり、このため2つの筐体が相互に閉じられたときの、一方の筐体に備えられた撮影光学部材と他方の筐体に備えられた補助光学部材との双方のレンズ位置精度の誤差を吸収することができ、従って高画質な画像を得ることができる。
また、上記補助光学部材は、負のパワーを持つ第1群と正のパワーを持つ第2群とからなることも好ましい態様である。
このようにすると、撮影にあたり撮影画角が広がるため、広角レンズを備えた効果が付与されることとなり、一層広範な場面での撮影が可能となる。
さらに、上記補助光学部材は、正のパワーを持つ第1群と負のパワーを持つ第2群とからなることも好ましい。
このようにすると、撮影にあたり撮影画角が狭まるため、望遠レンズを備えた効果が付与されることとなり、一層広範な場面での撮影が可能となる。
また、上記補助光学部材は、全体として負のパワーを有することも好ましい。
通常撮影状態よりも遠くのものを撮影する場合、正のパワーを持つ第1群と負のパワーを持つ第2群とからなる構成の補助光学部材を利用することが多い。この時、補助光学部材がアフォーカルでは結像位置が撮像面よりも物体側となるので、全体として「負」のパワーを持たせておくと遠景にピントを合わせることができる。
さらに、上記2つの筐体が相互に開閉するとともに、上記一方の筐体に上記他方の筐体の第1面が重なるように閉じられる状態とその一方の筐体にその他方の筐体の第2面が重なるように閉じられる状態との双方の状態を満足するようにそれら2つの筐体が相互に回転自在であって、
上記補助光学部材は、上記一方の筐体と上記他方の筐体の第1面とが重なるように閉じられた第1の状態と、上記一方の筐体と上記他方の筐体の第2面とが重なるように閉じられた第2の状態とのいずれの状態であっても上記撮影光学部材のみによる撮影効果とは異なる撮影効果を与えるとともに、上記第1の状態と上記第2の状態とでは相互に異なる撮影効果を与えるものであることも好ましい。
上記補助光学部材は、上記一方の筐体と上記他方の筐体の第1面とが重なるように閉じられた第1の状態と、上記一方の筐体と上記他方の筐体の第2面とが重なるように閉じられた第2の状態とのいずれの状態であっても上記撮影光学部材のみによる撮影効果とは異なる撮影効果を与えるとともに、上記第1の状態と上記第2の状態とでは相互に異なる撮影効果を与えるものであることも好ましい。
このように構成すると、1つの補助光学部材で、例えば広角レンズを備えた効果および望遠レンズを備えた効果の双方の効果を付与することができ、従って補助光学部材の機能が最大限に引き出され、一層広範な場面での撮影が可能となる。
また、この撮影装置は、携帯電話と一体的に構成されたものであることも好ましい態様である。
本発明の撮影装置を携帯電話と一体的に構成すると、広範な場面での撮影に適した撮影装置を備えた携帯電話を提供することができる。
本発明によれば、広範な場面での撮影が可能であって、しかも携帯型に組み込むのに適した撮影装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、携帯電話に一体的に組み込まれた、本発明の撮影装置の第1実施形態を示す外観斜視図である。以下では、この図1に示す機器を、携帯電話機能を含め撮影装置と称する。
この図1に示す撮影装置10は、支持軸300を中心にして矢印A−A′方向に相互に開閉する2つの筐体100,200を有する。筐体100には、撮影レンズ101(本発明にいう撮影光学部材の一例に相当)とCCD固体撮像素子102(本発明にいう撮像素子の一例に相当)とが備えられている。また、筐体100には、画像信号に基づく画像が表示される表示画面120と、携帯電話機能のためのアンテナ140と、スピーカからの音声を放つための送話口150とが備えられている。
一方、筐体200には、その筐体200の、2つの筐体100,200が相互に閉じられたときに撮影レンズ101の前面に配備される位置に、撮影レンズ101と共同して、その撮影レンズ101のみの撮影効果とは異なる撮影効果を与える補助光学部材210が備えられている。この補助光学部材210の構成については後述する。また、筐体200には、この図1に示す外観上、携帯電話機型の各種の操作ボタンからなる操作部220と、話者の声をマイクロホンに伝えるための受話口230と、撮影にあたり操作されるシャッタボタン240とが備えられている。
この撮影装置10では、補助光学部材210を用いた撮影や補助光学部材210を用いずに撮影レンズ101のみを用いた撮影を行なうことができる。補助光学部材210を用いずに撮影を行なうには、この図1に示すように、2つの筐体100,200を矢印A−A′方向に相互に開閉し、操作部220に備えられた操作ボタンのうちの電源/切替ボタン221を一秒以上押し続ける。すると、この撮影装置10に電源が投入される。電源が投入された直後は電話機能のみがオンとなり、その電源/切替ボタン221を今度は短時間だけ押すとカメラ機能主体のモードとなる。このモードでは電話機能は受信の待受状態となり、発信することはできない。その電源/切替ボタン221をもう一度短時間押すとカメラ機能はオフとなり電話機能のみがオンとなる。さらに、いずれのモードにあるときであっても、その電源/切替ボタン221を再度1秒以上押し続けると電源オフとなる。カメラ機能主体のモードにあるときに、シャッタボタン240を押すことにより、撮影レンズ101のみを用いた撮影が行なわれる。
図2は、図1に示す撮影装置の断面を示す図である。
図2には、上述した撮影レンズ101とCCD固体撮像素子102が示されている。撮影レンズ101は、この図2に示すように所定の撮影画角αを有する。また、図2には、筐体200に備えられた補助光学部材210が示されている。この補助光学部材210は、負のパワーを持つ第1群の撮影レンズ211と正のパワーを持つ第2群の撮影レンズ212とから構成されている。
図3は、図2に示す撮影装置の、2つの筐体が相互に閉じられた状態における断面を示す図である。
撮影装置10において、補助光学部材210を用いた撮影を行なうには、この図3に示すように、筐体100と筐体200を相互に閉じた状態にする。次いで、カメラ機能主体のモードにあるときに、シャッタボタン240を押す。ここで、補助光学部材210は、負のパワーを持つ第1群の撮影レンズ211と正のパワーを持つ第2群の撮影レンズ212とから構成されているため、撮影レンズ101のみを用いて撮影を行なう場合の撮影画角α(図2参照)と比較し、その撮影画角αよりも広い撮影画角βを有する。従って、広角レンズを備えた効果が付与されることとなり、一層広範な場面での撮影が可能となる。
尚、上述した補助光学部材210は、アフォーカル系となっている。アフォーカル系は、平行な光線が入射すると、屈折した後、再び平行な状態で射出するような、無焦点系の光学系であり、このため2つの筐体100,200が相互に閉じられたときの、筐体100に備えられた撮影レンズ101と筐体200に備えられた補助光学部材210との双方のレンズ位置精度の誤差を吸収することができ、従って高画質な画像を得ることができる。
図4は、図1に示す撮影装置の内部の概略構成を示すブロック図である。
前述したとおり、撮影装置10を構成する筐体100には、撮影レンズ101とCCD固体撮像素子102が配備されている。また、筐体200には、負のパワーを持つ第1群の撮影レンズ211と正のパワーを持つ第2群の撮影レンズ212とからなる補助光学部材210が備えられている。
補助光学部材210および撮影レンズ101を経由してCCD固体撮像素子102で得られた画像信号は、筐体200に備えられた画像処理部251に入力されて利得調整、A/D変換が行なわれ、さらに、ホワイトバランス補正、ガンマ補正等の各種画像処理が行なわれ、表示部252では、表示画面120(図1参照)上に、それらの画像処理後の画像信号に基づいて画像が表示され、記録部253には、画像処理部251における、さらに圧縮処理の行なわれた画像信号が送られてその記録部253に配備された画像メモリ(図示せず)に画像信号が記録される。
また、この撮影装置10には、図1にも示す、多数の操作ボタンが配列されそれらの操作ボタンの操作の検出が行なわれる操作部220が備えられている。
制御部254は、画像処理部251、記録部253、表示部252、および後述する通信部255の動作を制御する。
この図4に示すマイクロホン256は、図1に示す筐体200の受話口230の内側の位置に配備されていて話者の声をピックアップするものであり、スピーカ151は、図1に示す筐体100の送話口150の内側に配備されていて、電話の相手から送られてきた音声を発するものである。
通信部255は、それらマイクロホン256とスピーカ151、さらに図1に示すアンテナ140に接続され、制御部254の制御を受けて、電話のための通信を担当している。この通信部255はいわゆる電子メールの送受信も担当するが、本発明の特徴とは直接な関係がないため電話や電子メールの機能についてはこれ以上の詳細説明は省略する。
図5は、本発明の撮影装置の第2実施形態の、2つの筐体が相互に閉じられた状態における断面を示す図である。
尚、前述した撮影装置10の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し、重複説明は省く。
図5に示す撮影装置20を構成する筐体200には、正のパワーを持つ第1群の撮影レンズ261と負のパワーを持つ第2群の撮影レンズ262とからなる補助光学部材260が備えられている。このため、撮影レンズ101のみを用いて撮影を行なう場合の撮影画角α(図2参照)と比較し、その撮影画角αよりも狭い撮影画角γを有する。従って、望遠レンズを備えた効果が付与されることとなり、一層広範な場面での撮影が可能となる。尚、望遠レンズを備えた効果が付与されると、撮影距離は、補助光学部材260を用いずに撮影レンズ101のみを用いた通常の撮影距離よりも近くなりピンぼけが発生し易い。そこで、補助光学部材260は、全体として負のパワーを有するように構成されている。このようにすることにより、撮影距離が、通常の撮影距離よりも遠くなるため、ピンぼけの発生を抑えることができる。
図6は、本発明の撮影装置の第3実施形態の断面を示す図である。
尚、前述した撮影装置10の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し、重複説明は省く。
図6に示す撮影装置30には、筐体100および支持軸300と、その支持軸300に対して矢印B方向に回転自在に取り付けられた回転部材500と、その回転部材500に固定された筐体400とが備えられている。筐体400には、正のパワーを持つ第1群の撮影レンズ411と負のパワーを持つ第2群の撮影レンズ412とからなる補助光学部材410が備えられている。
この撮影装置30では、2つの筐体100,400が矢印A−A′方向に相互に開閉する。また、筐体100は、撮影レンズ101が向いた第1面100aと裏面である第2面100bを有する。この撮影装置30では、筐体100の第1面100aに筐体400の第1面400aが重なるように閉じられる状態と、筐体100の第1面100aに筐体400の第2面400bが重なるように閉じられる状態との双方の状態を満足するように2つの筐体100,400が相互に自在に回転する。
補助光学部材410は、筐体100の第1面100aと筐体400の第1面400aが重なるように閉じられた第1の状態と、筐体100の第1面100aと筐体400の第2面400bが重なるように閉じられた第2の状態とのいずれの状態であっても、撮影レンズ101のみによる撮影効果とは異なる撮影効果を与えるとともに、第1の状態と第2の状態とでは相互に異なる撮影効果を与えるものである。ここで、補助光学部材410を用いずに撮影レンズ101のみを用いた撮影を行なう場合は、この図6に示す状態にすることにより撮影画角αで撮影を行なうことができる。次に、補助光学部材410を用いて第1の状態で撮影を行なう場合について、図7を参照して説明する。
図7は、図6に示す撮影装置の、第1の状態における断面を示す図である。
補助光学部材410を用いて第1の状態で撮影を行なうには、この図7に示すように、筐体100の第1面100aと筐体400の第1面400aが重なるように閉じられた第1の状態にする。この第1の状態では、補助光学部材410は、負のパワーを持つ第1群の撮影レンズ412と正のパワーを持つ第2群の撮影レンズ411とから構成されることとなり、撮影レンズ101のみを用いて撮影を行なう場合の撮影画角αと比較し、その撮影画角αよりも広い撮影画角βを有する。従って、広角レンズを備えた効果が付与される。
次に、補助光学部材410を用いて第2の状態で撮影を行なう場合について説明する。第2の状態にするには、筐体400を、図7の点線で示す位置まで戻した状態で矢印B方向に180度回転し、次いで筐体100の第1面100aと筐体400の第2面400bが重なるように閉じる。
図8は、図6に示す撮影装置の、第2の状態における断面を示す図である。
第2の状態では、この図8に示すように、筐体100の第1面100aと筐体400の第2面400bが重なるように閉じられる。この第2の状態では、補助光学部材410は、正のパワーを持つ第1群の撮影レンズ411と負のパワーを持つ第2群の撮影レンズ412とから構成されることとなり、撮影レンズ101のみを用いて撮影を行なう場合の撮影画角αと比較し、その撮影画角αよりも狭い撮影画角γを有する。従って、望遠レンズを備えた効果が付与される。このように、撮影装置30では、1つの補助光学部材410で、広角レンズを備えた効果および望遠レンズを備えた効果の双方の効果を付与することができ、従って補助光学部材の機能が最大限に引き出され、一層広範な場面での撮影が可能となる。
尚、ここでは、携帯電話と一体的に構成された撮影装置について説明したが、本発明の撮影装置は、携帯電話とのみ一体化されるものではなく、例えばPDA等他の携帯型機器と一体的に構成されていてもよい。
10,20,30 撮影装置
100,200,400 筐体
100a,400a 第1面
100b,400b 第2面
101,211,212,261,262,411,412 撮影レンズ
102 CCD固体撮像素子
120 表示画面
140 アンテナ
150 送話口
151 スピーカ
210,260,410 補助光学部材
220 操作部
230 受話口
240 シャッタボタン
251 画像処理部
252 表示部
253 記録部
254 制御部
255 通信部
256 マイクロホン
300 支持軸
500 回転部材
100,200,400 筐体
100a,400a 第1面
100b,400b 第2面
101,211,212,261,262,411,412 撮影レンズ
102 CCD固体撮像素子
120 表示画面
140 アンテナ
150 送話口
151 スピーカ
210,260,410 補助光学部材
220 操作部
230 受話口
240 シャッタボタン
251 画像処理部
252 表示部
253 記録部
254 制御部
255 通信部
256 マイクロホン
300 支持軸
500 回転部材
Claims (7)
- 相互に開閉する2つの筐体を有する撮影装置であって、
前記2つの筐体のうちの一方の筐体に撮影光学部材と撮像素子とを備えるとともに、
前記2つの筐体のうちの他方の筐体の、該2つの筐体が相互に閉じられたときに前記撮影光学部材の前面に配備される位置に、前記撮影光学部材と共同して、該撮影光学部材のみの撮影効果とは異なる撮影効果を与える補助光学部材を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 前記補助光学部材は、アフォーカル系となっていることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
- 前記補助光学部材は、負のパワーを持つ第1群と正のパワーを持つ第2群とからなることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
- 前記補助光学部材は、正のパワーを持つ第1群と負のパワーを持つ第2群とからなることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
- 前記補助光学部材は、全体として負のパワーを有することを特徴とする請求項4記載の撮影装置。
- 前記2つの筐体が相互に開閉するとともに、前記一方の筐体に前記他方の筐体の第1面が重なるように閉じられる状態と該一方の筐体に該他方の筐体の第2面が重なるように閉じられる状態との双方の状態を満足するように該2つの筐体が相互に回転自在であって、
前記補助光学部材は、前記一方の筐体と前記他方の筐体の第1面とが重なるように閉じられた第1の状態と、前記一方の筐体と前記他方の筐体の第2面とが重なるように閉じられた第2の状態とのいずれの状態であっても前記撮影光学部材のみによる撮影効果とは異なる撮影効果を与えるとともに、前記第1の状態と前記第2の状態とでは相互に異なる撮影効果を与えるものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。 - この撮影装置は、携帯電話と一体的に構成されたものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003386704A JP2005148471A (ja) | 2003-11-17 | 2003-11-17 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003386704A JP2005148471A (ja) | 2003-11-17 | 2003-11-17 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005148471A true JP2005148471A (ja) | 2005-06-09 |
Family
ID=34694321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003386704A Withdrawn JP2005148471A (ja) | 2003-11-17 | 2003-11-17 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005148471A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006028041A1 (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 携帯機器 |
KR101868977B1 (ko) * | 2016-12-15 | 2018-07-20 | 오성수 | 역브이형으로 회전이 가능한 휴대폰 단말기 |
CN115580672A (zh) * | 2022-09-30 | 2023-01-06 | 维沃移动通信有限公司 | 电子设备 |
-
2003
- 2003-11-17 JP JP2003386704A patent/JP2005148471A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006028041A1 (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 携帯機器 |
KR101868977B1 (ko) * | 2016-12-15 | 2018-07-20 | 오성수 | 역브이형으로 회전이 가능한 휴대폰 단말기 |
CN115580672A (zh) * | 2022-09-30 | 2023-01-06 | 维沃移动通信有限公司 | 电子设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4654015B2 (ja) | カメラ装置 | |
JP2005278133A (ja) | 固体撮像装置および光学機器 | |
JP2007019860A (ja) | 撮像装置及び携帯電子機器 | |
JP2005031466A (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP2003060765A (ja) | カメラ付き携帯通信端末 | |
JP2004191820A (ja) | カメラ付き携帯端末 | |
JP2007116361A (ja) | カメラ付き携帯端末及び撮像装置 | |
JP2008535315A (ja) | 大きなセンサを備えるカメラ電話 | |
JP4210189B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2006505820A (ja) | ズームレンズ | |
JP2007271649A (ja) | レンズ鏡胴及び撮像装置 | |
JP2005148471A (ja) | 撮影装置 | |
JP2010028328A (ja) | カメラシステム及びアダプタ | |
JP2007006146A (ja) | 撮像装置及び携帯電話機 | |
JP4211973B2 (ja) | カメラ付携帯端末装置 | |
JP2007310169A (ja) | カメラモジュールとそのカメラモジュールを備えた携帯端末 | |
JP2006072186A (ja) | 携帯機器 | |
CN110876000B (zh) | 摄像头模组及图像修正方法、装置、电子设备、存储介质 | |
JP2005057548A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP2005275126A (ja) | カメラ付き携帯端末装置の多方向撮影システム及び方法 | |
JP2007311978A (ja) | カメラ回転止め構造を有する携帯電話機 | |
JP2004229049A (ja) | 撮像機能付き携帯端末 | |
JP2004361659A (ja) | 携帯端末 | |
JP2005109825A (ja) | 撮像装置 | |
JP2007292865A (ja) | レンズ保護装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |