JP2005148443A - 液晶配向制御用突起状構造物を有する基板及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】対向する基板との間で液晶を挟持する液晶表示装置を構成する、少なくとも液晶配向制御用突起状構造物を有する基板において、該液晶配向制御用突起状構造物が、分子中にマレイミド基を2つ以上有する化合物を必須とするネガ型感光性樹脂組成物により形成されるものとする。
【選択図】なし
Description
さらに、本発明の液晶配向制御用突起状構造物の形成に用いるネガ型感光性樹脂組成物には、発明の効果を損なわない程度であれば、必要に応じてバインダー樹脂、重合性モノマー、光重合開始剤や連鎖移動剤あるいは増感剤等を適宜添加して用いてもよい。
表1に記載の化合物を窒素気流下にて攪拌しながら、80℃で5時間加熱反応させバインダー樹脂を含む粘調な液体(以下粘調液体とする)を得た。この粘調液体100gに対し、表2に記載の化合物を添加、調整することにより、赤色画素パターン形成用感光性樹脂組成物を得た。なお、色材としては赤色色材であるアントラキノンレッドを用いた。
表2中の色材として、緑色色材としてフタロシアニングリーンを用いた他は赤色画素パターン形成用感光性樹脂組成物と同様に調整し、緑色画素パターン形成用感光性樹脂組成物を得た。
表2中の色材として、青色色材としてフタロシアニンブルーを用いた他は赤色画素パターン形成用感光性樹脂組成物と同様に調整し、青色画素パターン形成用感光性樹脂組成物を得た。
分子中にマレイミド基を2つ以上有する化合物として下記化合物(LUMICURE MIA200、大日本インキ化学工業株式会社製)、バインダー樹脂として前記各色画素パターン形成用感光性樹脂組成物の調整に用いた表1による粘調液体、重合性モノマーとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、光重合開始剤として2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オンと4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、希釈剤としてシクロヘキサノンとし、表3の配合例に従い、実施例1から5の液晶配向制御用突起状構造物を形成するネガ型感光性樹脂組成物を得た。
まず、ブラックマトリックスを形成したガラス基板上に、既述の方法で調整した赤色画素パターン形成用感光性樹脂組成物をスピンコーターにより積層した。このとき、溶媒除去後の乾燥膜厚が2.0μmとなるように塗布した。その後、所定のフォトマスクを介し超高圧水銀灯で100mJ/cm2露光した。その後、
水酸化ナトリウム 4.5g
炭酸ナトリウム 0.5g
水 95g
からなる現像液により75秒現像し、その後230℃のオーブン中で1時間の加熱定着を行うことで、ブラックマトリックスの開口部分に赤色画素を形成した。
ITO膜を形成した面上に、表3の実施例1〜5に従って調整したネガ型感光性樹脂組成物をスピンコーターにより積層した。このとき、希釈剤除去後の乾燥膜厚が1.7μmとなるように塗布した。その後、フォトマスクを介し超高圧水銀灯で100mJ/cm2露光し、着色画素パターン形成時に使用した現像液と同様の組成の現像液にて現像を90秒間行い、これを230℃で1時間のポストベークを施すことで液晶配向制御用突起状構造物を形成した。
実施例1〜5に従って調整したネガ型感光性樹脂組成物を用いて形成した液晶配向制御用突起状構造物を設けた基板上に、ポリイミドからなる垂直配向膜を設け、さらに対向する薄膜トランジスタ基板上にも同様にして垂直配向膜を設けた。この2枚の基板をエポキシ樹脂のシール剤を用いて貼り合わせた後、シール部に設けた注入口から液晶を注入した。その後、注入口を封止し、偏光板を両基板の外側に貼り合わせ液晶表示装置を作製した。
表3に示した実施例におけるネガ型感光性樹脂組成物にかえて、ポジ型レジストとしてAZ350ME(商品名、クラリアント社製)をスピンコーターにより積層した。このとき、希釈剤除去後の乾燥膜厚が2.0μmとなるように塗布した。その後、90℃、2分間のプレベークを行い、あとの作業は同様にして、液晶配向制御用突起状構造物を形成した。
表3に示した実施例におけるネガ型感光性樹脂組成物にかえて、バインダー樹脂として前記着色画素パターン感光性樹脂組成物の調整に用いた粘調液体を80g、重合性モノマーとしてジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを10g、光重合開始剤として2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オンを8gと増感剤として4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンを4g、希釈剤としてシクロヘキサノンを40gとからなるネガ型感光性樹脂組成物を調整した。
Claims (4)
- 対向する基板との間で液晶を挟持する液晶表示装置を構成する、少なくとも液晶配向制御用突起状構造物を有する基板において、該液晶配向制御用突起状構造物が、分子中にマレイミド基を2つ以上有する化合物を必須成分とするネガ型感光性樹脂組成物により形成されてなることを特徴とする液晶配向制御用突起状構造物を有する基板。
- 前記対向する基板との間で液晶を挟持する基板の一方は、少なくとも透明基板とカラーフィルタ層からなり、前記カラーフィルタ層上に液晶配向制御用突起状構造物を形成することを特徴とする請求項1に記載の液晶配向制御用突起状構造物を有する基板。
- 前記対向する基板との間で液晶を挟持する基板の少なくとも一方は、少なくとも透明基板と透明導電性膜層からなり、透明導電性膜層上に液晶配向制御用突起状構造物を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の液晶配向制御用突起状構造物を有する基板。
- 請求項1から3のいずれかに記載の液晶配向制御用突起状構造物を設けられた基板を、液晶を挟持する対向する基板の少なくとも一方に用いたことを特徴とする液晶表示装置。
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