JP2005148315A - 光変調素子 - Google Patents
光変調素子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005148315A JP2005148315A JP2003384197A JP2003384197A JP2005148315A JP 2005148315 A JP2005148315 A JP 2005148315A JP 2003384197 A JP2003384197 A JP 2003384197A JP 2003384197 A JP2003384197 A JP 2003384197A JP 2005148315 A JP2005148315 A JP 2005148315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- circuit
- delay circuits
- input
- optical delay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
Abstract
【解決手段】 光分岐回路203と光合流回路206との間に光遅延回路204、205を設け、遅延回路204、205の長さは、光分岐回路203に入射してから光遅延回路204、205をそれぞれ経て光合流回路206を出射するまでの光路長差が、伝搬経路により、光分岐回路203に入力された光パルス列の繰り返し周期)×(光分岐回路203の力ポート数の逆数)±(1/2波長)となるように設定する。
【選択図】 図1
Description
図9において、光変調素子にはCW光源101が設けられ、CW光源101の後段には、2段構成のMZ変調器102、103が設けられている。
ここで、MZ変調器102は、透過率ゼロにバイアスされ、半波長電圧Vπの2倍の振幅で、伝送速度の半分の周波数(B/2)の正弦波にて変調される。この結果、MZ変調器102の位相変調特性と周波数逓倍特性により、パルスの繰り返し周波数がB、パルス毎に位相が0、π、0、π、・・・と変化するCS‐RZパルス列を発生させることができる。そして、後段のMZ変調器103は、伝送速度BのNRZデータで変調され、その結果、MZ変調器102から出力されるCS‐RZパルスが符号化されて、CS‐RZ符号を発生させることができる。
技術情報協会、「次世代超高速光通信技術」ISBN4‐86104‐008‐6 C3058、2003年、70ページ
また、CS‐RZ符号を用いた送信器を構成するために、LiNbO3等の強度もしくは位相変調器を用いた場合には、半導体で構成される電界吸収(EA)型強度変調器に比べ、駆動電圧が2倍必要となるという問題もあった。
さらに、半波長電圧Vπの2倍の振幅で変調した場合には、EA型強度変調器を用いた場合に比べ、4倍の駆動電圧が必要となるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、半導体材料を用いてCS‐RZ符号を生成することができる光変調素子を提供することである。
これにより、半導体材料を用いることで光遅延回路を構成することが可能となり、レーザ光源などとのモノリシック集積化を図ることが可能となるとともに、電界吸収型強度変調器を一体化することが可能となる。このため、小型化および低コスト化を図ることが可能となるとともに、マッハツェンダー変調器を用いた場合に比べて駆動電圧を1/2以下とすることが可能となり、低消費電力化を図ることができる。
また、請求項4記載の光変調素子によれば、前記光遅延回路に設けられた光導波路の屈折率を制御する屈折率制御部をさらに備えることを特徴とする。
これにより、光遅延回路における光パルスの伝播時間差を調整することが可能となり、光遅延回路の作製精度を緩和することを可能として、光変調素子の低コスト化を図ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る光変調素子の概略構成を示す平面図である。
図1において、半導体基板201には、入力導波路202、光分岐回路203、光遅延回路204、205、光合流回路206、出力導波路207、209および強度変調器208が形成されている。
なお、光分岐回路203には、例えば、2本の入力ポートP20、P21および2本の出力ポートP22、P23が設けられ、光分岐回路203としては、分岐数が2の2×2カプラを用いることができる。また、光遅延回路204、205としては、互いに遅延量の異なる光導波路をそれぞれ用いることができる。また、光合流回路206には、例えば、2本の入力ポートP24、P25および2本の出力ポートP26、P27が設けられ、光合流回路206としては、合流数が2の2×2カプラを用いることができる。また、強度変調器208としては、例えば、電界吸収型強度変調器を用いることができる。
(光分岐回路203に入力された光パルス列の繰り返し周期)
×(光分岐回路203の力ポート数の逆数)±(1/2波長) ・・・(1)
ここで、光分岐回路203と光合流回路206との間に光遅延回路204、205を設け、光遅延回路204、205の遅延量差が(1)式を満たすように設定することにより、光パルス列が光分岐回路203および光合流回路206を通過する際に、0とπとの間で位相を交互に変化させることが可能となるとともに、入力光パルスの繰り返し周波数を2倍にすることができる。このため、マッハツェンダー変調器を用いることなく、CS‐RZ符号を生成することができ、小型化および低コスト化を可能としつつ、光変調スペクトルの狭帯域化を図ることが可能となるとともに、低駆動電圧を可能として、低消費電力化を図ることができる。
図2において、半導体基板201上に、導波路コア302が形成され、導波路コア302上には、上部クラッド303が積層されている。なお、半導体基板201としてはInP、導波路コア302としてはInGaAsP、上部クラッド303としてはInPを用いることができる。また、横方向の光閉じ込めを半導体と空気の屈折率差により実現するハイメサ構造とすることにより、小さな曲率半径で導波路を曲げることが可能となり、光回路の小型化を図ることができる。
図3(a)において、例えば、繰り返し周波数20GHzの光パルス列S1が、図1の入力導波路202に入射したものとする。この場合、光遅延回路204、205の伝播時間差は、25psとなるように設定することができる。
そして、光分岐回路203に入力された光パルス列S1は、光分岐回路203にて2分岐され、図3(b)の光パルス列S2が光遅延回路204に入力されるとともに、図3(c)の光パルス列S3が光遅延回路205に入力される。そして、光遅延回路205に入力された光パルス列S3は光遅延回路205を伝搬し、図3(e)の光パルス列S5が光合流回路206に入力される。
ここで、光遅延回路204の伝搬距離をL1、光遅延回路205の伝搬距離をL2、真空中の光速をc、導波路の実効的な屈折率をnとすると、光遅延回路204を経由した光パルス列S4は、n・L1/cだけ遅延して光合流回路206の左上の入力ポートP24から入射する。一方、光遅延回路205を経由した光パルス列S5は、n・L2/cだけ遅延して光合流回路206の左下の入力ポートP25から入射する。
その結果、光合流回路206の出力ポートP27を介して光導波路207に入射した光は、光遅延回路204を経由した場合では、クロス状態2回プラス伝搬距離L1、つまり位相シフトπ/2+π/2=πプラス伝搬距離L1だけ遅延する。また、光遅延回路205を経由した場合では、バー状態2回なので、伝搬距離L2だけ遅延する。
つまり、図1の例では、光分岐回路203のポート数=2なので、
50ps×c/n/2十(1/2波長相当の距離)=L1−L2十(π相当の距離)
となる。そして、位相シフトπは、距離にして1/2波長(λ/2/n)であることを考慮すると、遅延距離の差(L1−L2)が、
L1−L2=50ps×c/n/2
となるように、光遅延回路204、205の導波路長を設定することができる。ただし、cは真空中での光速、nは導波路の実効的な屈折率である。
さらに、光パルス列S6の位相差まで考慮すると、パルス毎に位相が0、π、0、π、・・・と変化することになり、図9の強度変調器102の出力と同等なCS‐RZパルス列を発生させることができる。
また、強度変調器208として、EA型変調器を用いることにより駆動電圧は2Vとすることができ、LiNbO3を用いたマッハツェンダー変調器に比べ、駆動電圧を1/2以下とすることができる。
なお、上述した実施形態では、光遅延導波路の遅延距離の差が光パルス列の繰り返し周波数の20GHzに対応する周期である50ps相当の伝搬距離のポート数もしくは遅延導波路数の逆数倍プラス1/2波長になる場合について説明してきたが、ポート数もしくは遅延導波路数の逆数倍マイナス1/2波長になる場合についても全く同様な効果が期待できる。
また、強度変調器208に関しても、EA型変調器に限定されるものではなく、吸収型、干渉型を問わず、また材料系を問わず任意の強度変調器を配置することにより同様の効果が期待できる。
図4において、半導体基板401には、入力導波路402、光分岐回路403、光遅延回路404、405、光合流回路406、出力導波路407、409、強度変調器408およびヒータ410が形成されている。
なお、光分岐回路403には、例えば、2本の入力ポートP40、P41および2本の出力ポートP42、P43が設けられ、光分岐回路403としては、分岐数が2の2×2カプラを用いることができる。また、光遅延回路404、405としては、互いに遅延量の異なる光導波路をそれぞれ用いることができる。また、光合流回路406には、例えば、2本の入力ポートP44、P45および2本の出力ポートP46、P47が設けられ、光合流回路406としては、合流数が2の2×2カプラを用いることができる。また、強度変調器408としては、例えば、電界吸収型強度変調器を用いることができる。
(光分岐回路403に入力された光パルス列の繰り返し周期)
×(光分岐回路403の力ポート数の逆数)±(1/2波長)
なお、本実施形態の動作原理は、光遅延回路404、405の導波路長差を調整するためのヒータ410が光遅延導波路404上に設けられていることを除けば、図1に示した実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、光遅延回路404、405の導波路長差を調整するためにヒータ410を用いる方法について説明したが、導波路の屈折率を変化させることができれば、ヒータに限定されるものではない。例えば、電圧印加による屈折率変化を起こすような位相変調器でも同様な効果が期待できる。また、導波路に電流注入した場合も、キャリアの効果により導波路を構成する煤質の屈折率を変化させることができ、電流注入機構を備えることによっても、同様な効果が期待できる。また、ヒータ410は光遅延回路405上に形成しても同様な効果が期待できる。
図5において、半導体基板501には、入力導波路502、光分岐回路503、光遅延回路504a、504b、遅延回路505a、505b、光合流回路506、出力導波路507および強度変調器508a、508bが形成されている。
なお、光分岐回路503には、例えば、2本の入力ポートP50、P51および2本の出力ポートP52、P53が設けられ、光分岐回路503としては、分岐数が2の2×2カプラを用いることができる。また、光遅延回路504a、504bおよび光遅延回路505a、505bとしては、互いに遅延量の異なる光導波路をそれぞれ用いることができる。また、光合流回路506には、例えば、2本の入力ポートP54、P55および2本の出力ポートP56、P57が設けられ、光合流回路506としては、合流数が2の2×2カプラを用いることができる。また、強度変調器508a、508bとしては、例えば、電界吸収型強度変調器を用いることができる。
(光分岐回路503に入力された光パルス列の繰り返し周期)
×(光分岐回路503の出力ポート数の逆数)±(1/2波長)
なお、図5の入出力導波路としては、図2の構成をそのまま用いることができる。
繰り返し周波数20GHzの光パルス列が入力導波路502に入射したとする。この入力導波路502に入射した光パルス列は光分岐回路503で2分岐され、光遅延回路504a、505aにそれぞれ導かれる。
そして、光遅延回路504a、505aをそれぞれ伝搬する光パルス列は、各光路上に設けられた強度変調器508a、508bで20Gb/sのNRZデータでそれぞれ変調され、RZ符号が発生される。そして、強度変調器508a、508bでそれぞれ生成されたRZパルス列は、光遅延回路504b、505bをそれぞれ伝搬し、光合流回路506にて合波され、出力導波路507から出力される。
ここで、強度変調器508a、508bの光学的な長さが等しい時、光遅延回路504a、504bの伝搬距離の合計をL1、光遅延回路505a、505bの伝搬距離の合計をL2、真空中の光速をc、導波路の実効的な屈折率をnとすると、光遅延回路504a、504bを経由した光パルス列は、n・L1/cだけ遅延して光合流回路506の左上の入力ポートP54から入射する。一方、光遅延回路505a、505bを経由した光パルス列は、n・L2/cだけ遅延して光合流回路506の左下の入力ポートP55から入射する。
その結果、光合流回路506の出力ポートP57を介して光導波路507に入射した光は、光遅延回路504a、504bを経由した場合では、クロス状態2回プラス伝搬距離L1、つまり位相シフトπ/2+π/2=πプラス伝搬距離L1だけ遅延する。また、光遅延回路505a、505bを経由した場合では、バー状態2回なので、伝搬距離L2だけ遅延する。
50ps×c/n/2十(1/2波長相当の距離)=L1−L2十(π相当の距離)
となる。そして、位相シフトπは、距離にして1/2波長(λ/2/n)であることを考慮すると、遅延距離の差(L1−L2)が、
L1−L2=50ps×c/n/2
となるように、光遅延回路504a、504bおよび光遅延回路505a、505bの導波路長を設定することができる。ただし、cは真空中での光速、nは導波路の実効的な屈折率である。
さらに、光パルス列の位相差まで考慮すると、パルス毎に位相が0、π、0、π、・・・と変化することになり、図9の強度変調器102の出力と同等なCS‐RZパルス列を発生させることができる。
また、本実施形態では、強度変調器508a、508bを光合流回路506の前段に配置することにより、強度変調器508a、508bの周波数帯域は20Gb/s対応で済ませることが可能となり、40Gb/sクラスの変調器を不要として、低コストの光変調素子を提供することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、光遅延導波路の遅延距離の差が光パルス列の繰り返し周波数の20GHzに対応する周期である50ps相当の伝搬距離のポート数もしくは遅延導波路数の逆数倍プラス1/2波長になる場合について説明してきたが、ポート数もしくは遅延導波路数の逆数倍マイナス1/2波長になる場合についても全く同様な効果が期待できる。
また、強度変調器508a、508bに関しても、EA型変調器に限定されるものではなく、吸収型、干渉型を問わず、また材料系を問わず任意の強度変調器を配置することにより同様の効果が期待できる。
また、光分岐回路503および光合流回路506については、方向性結合器型2×2カプラ、多モード干渉型導波路型2×2カプラ、Y分岐を問わず同様な動作が実現できる。ただし、Y分岐を用いた場合には、2本の導波路に分岐される光が同位相となるため、光遅延回路の導波路長差を2×2カプラを用いた場合に比べて、半波長分異なるように設定する必要がある。
図6は、本発明の第4実施形態に係る光変調素子の概略構成を示す平面図である。
図6において、半導体基板601には、入力導波路602、光分岐回路603、光遅延回路604a、604b、光遅延回路605a、605b、光合流回路606、出力導波路607および強度変調器608a、608bおよびヒータ610が形成されている。
(光分岐回路603に入力された光パルス列の繰り返し周期)
×(光分岐回路603の出力ポート数の逆数)±(1/2波長)
なお、本実施形態の動作原理は、光遅延回路604a、604bおよび光遅延回路605a、605bの導波路長差を調整するためのヒータ610が光遅延回路605b上に設けられていることを除けば、図5に示した実施形態と同様である。
図7において、半導体基板701には、入力導波路702、光分岐回路703、光遅延回路704a、704b、光遅延回路705a、705b、光遅延回路711a、711b、光遅延回路712a、712b、光合流回路706、出力導波路707および強度変調器708a〜708dが形成されている。
×(光分岐回路703の出力ポート数の逆数)±(1/2波長)
なお、図7の入出力導波路としては、図2の構成をそのまま用いることができる。
以下、第5実施形態の動作原理について説明する。
繰り返し周波数10GHzのパルス列が入力導波路702に入射したとする。この入力導波路702に入射した光パルス列は光分岐回路703で4分岐され、光遅延回路704a、705a、711a、712aにそれぞれ導かれる。
そして、強度変調器708a〜708dの光学的な長さが等しい時、光遅延回路704a、704bの伝搬距離の合計をL1、光遅延回路705a、705bの伝搬距離の合計をL2、光遅延回路711a、711bの伝搬距離の合計をL3、光遅延回路712a、712bの伝搬距離の合計をL4、真空中の光速をc、導波路の実効的な屈折率をnとすると、光遅延回路704a、704bを経由した光パルス列は、n・L1/cだけ遅延して光合流回路706の一番上の入力ポートP75から入射する。
ここで、光合流回路706として対称4入力1出力(4×1)カプラを用いた場合、4個の入力ポートP75〜P78から入射し合流されて出力ポートP79へ導かれる光の位相は全て揃っている。
このため、長さの近接する光導波路同士の長さの差が光パルス列の繰り返し周波数の10GHに対応する周期である100ps相当の伝搬距離のポート数もしくは遅延導波路数の逆数倍、つまり、図5の例では、光分岐回路703のポート数=4なので、1/4倍プラス1/2波長となるように、光遅延回路704a、704b、光遅延回路705a、705b、光遅延回路711a、711bおよび光遅延回路712a、712bの伝搬距離L1、L2、L3、L4をそれぞれ設定することができる。
100ps×c/n/4十(1/2波長相当の距離)=Li−Li+1
となる。ただし、i=1、2、または3である。そして、1/2波長に相当する距離は(λ/2/n)であることを考慮すると、
Li−Li+1=100ps×c/n/4+λ/2/n
となるように、光遅延回路704a、704b、光遅延回路705a、705b、光遅延回路711a、711bおよび光遅延回路712a、712bの導波路長を設定することができる。ただし、cは真空中での光速、nは導波路の実効的な屈折率である。
また、強度変調器708a〜708dとして、EA型変調器を用いることにより駆動電圧を2Vとすることができ、LiNbO3を用いたマッハツェンダー変調器に比べ、駆動電圧を1/2以下とすることができる。
また、本実施形態では、強度変調器708a〜708dを光合流回路706の前段に配置することにより、強度変調器708a〜708dの周波数帯域は10Gb/s対応で済ませることが可能となり、40Gb/sクラスの変調器を不要として、低コストの光変調素子を提供することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、光遅延導波路の遅延距離の差が光パルス列の繰り返し周波数の10GHzに対応する周期である100ps相当の伝搬距離のポート数もしくは遅延導波路数の逆数倍プラス1/2波長になる場合について説明してきたが、ポート数もしくは遅延導波路数の逆数倍マイナス1/2波長になる場合についても全く同様な効果が期待できる。
また、強度変調器708a〜708dに関しても、EA型変調器に限定されるものではなく、吸収型、干渉型を問わず、また材料系を問わず任意の強度変調器を配置することにより同様の効果が期待できる。
このように、第6実施形態では、光分岐回路および光合流回路における光の位相変化を考慮した上で、位相変化分プラス導波路長差が、入力光パルスの繰り返し周期の出力ポート数の逆数倍プラスもしくはマイナス1/2波長となるように設定することが肝要である。
図8において、半導体基板801には、入力導波路802、光分岐回路803、光遅延回路804a、804b、光遅延回路805a、805b、光遅延回路811a、811b、光遅延回路812a、812b、光合流回路806、出力導波路807、強度変調器808a〜808dおよびヒータ810a〜810cが形成されている。
×(光分岐回路803の出力ポート数の逆数)±(1/2波長)
なお、本実施形態の動作原理は、遅延回路804a、804b、光遅延回路805a、805b、光遅延回路811a、811bおよび光遅延回路812a、812bの導波路長差を調整するためのヒータ810a〜810cが光遅延回路812b、811b、805b上にそれぞれ設けられていることを除けば、図7に示した実施形態と同様である。
202、402、502、602、702、802 入力導波路
203、403、503、603、703、803 光分岐回路
204、205、404、405、504a、504b、505a、505b、604a、504b、505a、505b、704a、704b、705a、705b、711a、711b、712a、712b、804a、804b、805a、805b、811a、811b、812a、812b 光遅延回路
206、406、506、606、706、806 光合流回路
207、209、407、409、507、607、707、807 出力導波路
208、408、508a、508b、608a、608b、708a、708b、708c、708d、808a、808b、808c、808d 強度変調器
P20、P21、P24、P25 入力ポート
P22、P23、P26、P27 出力ポート
S1〜S6 光パルス列
303 上部クラッド
410、610、810 ヒータ
Claims (4)
- 繰り返し周期Bの入力光パルスをN本の出力ポートに分岐する光分岐回路と、
前記光分岐回路にて分岐された光パルスを合流させる光合流回路と、
前記光合流回路にて合流された光パルスが繰り返し周期(B/N(Nは2以上の整数))で配列されるように、前記光分岐回路にて分岐された光パルスを遅延させる光遅延回路と、
前記光合流回路の出力ポートに接続された強度変調器とを備え、
前記光遅延回路の遅延量差が前記入力光パルスの繰り返し周期Bの1/N倍プラスもしくはマイナス1/2波長となるように、前記光分岐回路に入射してから前記光合流回路を出射するまでの光路長が設定されていることを特徴とする光変調素子。 - 繰り返し周期Bの入力光パルスをN本の出力ポートに分岐する光分岐回路と、
前記光分岐回路のN本の出力ポートにそれぞれに接続された強度変調器と、
前記強度変調器にてそれぞれ変調された光パルスを合流させる光合流回路と、
前記光合流回路にて合流された光パルスが繰り返し周期(B/N(Nは2以上の整数))で配列されるように、前記光分岐回路にて分岐された光パルスを遅延させる光遅延回路とを備え、
前記光遅延回路の遅延量差が前記入力光パルスの繰り返し周期Bの1/N倍プラスもしくはマイナス1/2波長となるように、前記光分岐回路に入射してから前記光合流回路を出射するまでの光路長が設定されていることを特徴とする光変調素子。 - 前記光遅延回路は、
半導体基板と、
前記半導体基板上に形成された導波路コアと、
前記導波路コア上に積層された上部クラッドとを備えることを特徴とする請求項1または2記載の光変調素子。 - 前記光遅延回路に設けられた光導波路の屈折率を制御する屈折率制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の光変調素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003384197A JP2005148315A (ja) | 2003-11-13 | 2003-11-13 | 光変調素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003384197A JP2005148315A (ja) | 2003-11-13 | 2003-11-13 | 光変調素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005148315A true JP2005148315A (ja) | 2005-06-09 |
Family
ID=34692704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003384197A Pending JP2005148315A (ja) | 2003-11-13 | 2003-11-13 | 光変調素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005148315A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009003247A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Fujitsu Ltd | 光導波路デバイス |
JP2010503049A (ja) * | 2006-09-20 | 2010-01-28 | アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド | 光変調器 |
-
2003
- 2003-11-13 JP JP2003384197A patent/JP2005148315A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010503049A (ja) * | 2006-09-20 | 2010-01-28 | アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド | 光変調器 |
JP2009003247A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Fujitsu Ltd | 光導波路デバイス |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9668037B2 (en) | Detector remodulator and optoelectronic switch | |
US10645474B2 (en) | Reduced crosstalk photonic switch | |
GB2523433A (en) | Detector remodulator and optoelectronic switch | |
WO2012077337A1 (ja) | 光信号制御装置及び光信号制御方法 | |
WO2016061826A1 (zh) | 模式复用解复用器和交换节点 | |
Xu et al. | A hybrid optical packet and wavelength selective switching platform for high-performance data center networks | |
Hou et al. | 40 Gb/s reconfigurable optical logic gates based on FWM in silicon waveguide | |
US6760524B2 (en) | Optical signal processing device, optical demultiplexer, wavelength converting device, optical signal processing method, and wavelength converting method | |
CN109491175B (zh) | 一种基于模式复用的可重构导向逻辑器件 | |
JP2005148315A (ja) | 光変調素子 | |
JP3349938B2 (ja) | 光クロスコネクトシステム | |
CN110989102A (zh) | 基于vcsel阵列混合集成和光纤垂直封装的硅基wdm光发送装置 | |
CN104297853B (zh) | 模块化的波长和空间全光路由器 | |
Ihara et al. | Passive waveguide device consisting of cascaded asymmetric X-junction couplers for high-contrast recognition of optical BPSK labels | |
JP4197126B2 (ja) | 光スイッチ及び光波長ルータ | |
US11880116B2 (en) | Optical digital/analog converter | |
CN112859240A (zh) | 一种基于马赫增德尔干涉仪的可重构模式转换器 | |
JP6099144B2 (ja) | 光スイッチ及び光スイッチシステム | |
Takiguchi et al. | Optical-signal-processing device based on waveguide-type variable delay lines and optical gates | |
JP3962338B2 (ja) | 光パルスパターン発生器 | |
JPWO2006100719A1 (ja) | 光デバイス | |
JP6691471B2 (ja) | 光スイッチ | |
JP2014119468A (ja) | 波長可変光源 | |
Linh et al. | Optical Mode Cross-Connect Using Multimode Interference Mmi Based On Silicon Material | |
US20200064556A1 (en) | NxN Optical Switch |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060412 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090501 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090501 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090811 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091222 |