JP2005147695A - 不具合情報取得装置、不具合情報取得プログラム及び記録媒体 - Google Patents

不具合情報取得装置、不具合情報取得プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005147695A
JP2005147695A JP2003381090A JP2003381090A JP2005147695A JP 2005147695 A JP2005147695 A JP 2005147695A JP 2003381090 A JP2003381090 A JP 2003381090A JP 2003381090 A JP2003381090 A JP 2003381090A JP 2005147695 A JP2005147695 A JP 2005147695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
answer
defect
procedure
vehicle information
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003381090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4349090B2 (ja
Inventor
Tengo Fujii
天午 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003381090A priority Critical patent/JP4349090B2/ja
Publication of JP2005147695A publication Critical patent/JP2005147695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4349090B2 publication Critical patent/JP4349090B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】 不具合が発生した場合、その不具合の解析に必要となる不具合関連情報を効率よく収集することにより、不具合の原因究明を容易にすること。
【解決手段】 利用者が不具合を認知した際に、操作スイッチ群7やリモコン14や音声入力マイク8等が操作することにより、不具合に関連する情報を収集するためのインタビューを開始する。利用者からのインタビュー内容への回答結果を外部メモリ11へ格納し、所定のタイミングで外部メモリ11に格納される現在位置情報、GPS受信データ、ジャイロ等のセンサ信号等の時系列データと照らし合わせることにより、不具合解析時に、原因の解析を容易とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車載用制御装置の不具合を診断する技術に関するものである。
従来、車両に搭載されたナビゲーション装置に不具合が発生した場合、利用者はサービス店等で不具合を指摘することにより、不具合の補正や修理を行う。しかし、サービス店では利用者からの情報や試験運転による情報から不具合の発生状況や不具合の症状等を特定できず、不具合の解析が進まない場合がある。 そこで、車両に搭載されたナビゲーション装置を用いて車両情報を収集することにより、故障や不具合発生時に蓄積したデータを情報センタに転送することにより車両の遠隔診断を行う技術がある。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−286455号公報([0048]〜[0059]、図3)。
しかし、上記のような車両の遠隔診断技術では、単に利用者からの遠隔診断請求に応じてナビゲーション装置内に蓄積したデータを情報センタ等に転送するため、利用者が不具合として認識した現象の内容を必ずしもセンタ側で正確に認識することができず、不具合の内容を特定することが困難である。また、蓄積された膨大な車両情報の中から複雑に干渉し合うような不具合に関連するデータを抽出することは困難であり、不具合の解析が進まないという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みたもので、不具合が発生した場合、その不具合の解析に必要となる不具合関連情報を効率よく収集することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、不具合記憶手段に不具合現象とその不具合現象に関する情報を取得するための質問事項とを関連付けて記憶し、不具合記憶手段に記憶される不具合現象の内、利用者により検知された不具合現象が選択手段により選択され、選択された不具合現象に関連付けられた質問事項を報知手段により報知する。そして、報知手段により報知された質問事項への回答結果を回答取得手段により取得し、取得した回答結果を回答記憶手段に記憶することを特徴とする。
従って、質問事項の回答結果より、選択された(利用者により感知された)不具合現象に関連する情報を取得することが可能となる。また、取得可能な情報は不具合現象に関連付けられた質問事項の回答結果であるため、不具合現象に応じ、必要な情報を効率よく取得することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、車両情報取得手段により車両情報を取得し、車両情報記憶手段に取得した車両情報を時系列で記憶することを特徴とする。これにより、時系列で記憶された車両情報と不具合現象に関連する情報を照らし合わせることにより、不具合の原因を効率よく解析することが可能となる。
そして、請求項3に記載の発明にでは、通信手段により回答記憶手段と車両情報記憶手段に記憶される情報を送信可能とするため、不具合現象における早急な対応を要求することが可能となる。
更に、請求項4に記載の発明によれば、不具合情報取得プログラムを実行すると、特定手順により予め記憶されている不具合現象の内、利用者により指定された不具合現象を特定し、報知手順にて特定された不具合現象に関連付けられた質問事項を報知し、回答取得手順にてその質問事項に対する回答結果を取得し、取得した回答結果は回答記憶手順で記憶されることを特徴とする。
従って、このような不具合情報取得プログラムを実行することにより、質問事項の回答結果を参照し、選択された(利用者により入力された)不具合現象に関連する情報を取得することが可能となる。また、取得可能な情報は不具合現象に関連付けられた質問事項の回答結果であるため、不具合現象に応じ、必要な情報を効率よく取得することが可能となる。
また、請求項5に記載の発明によれば、不具合情報取得プログラムを実行することにより、車両情報取得手順で取得した車両情報を車両情報記憶手順にて時系列に記憶することを特徴とする。即ち、不具合情報取得プログラムを実行すると、時系列で記憶された車両情報と不具合現象に関連する情報を照らし合わせることにより、不具合の原因を効率よく解析することが可能となる。
そして、請求項6に記載の発明では、通信手順を含む不具合情報取得プログラムを実行することにより、回答記憶手順と車両情報記憶手順とで記憶された情報を送信することを特徴とする。従って、不具合現象における早急な対応を要求することが可能となる。
(第一実施形態)
以下、本発明を車載用のナビゲーション装置に適用した一実施形態について、図1乃至図6を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示す構成図である。ナビゲーション装置は、位置検出器1、地図データ入力器6、操作スイッチ群7、音声入力マイク8、音声出力器9、制御回路10、外部メモリ11、表示装置12、リモコンセンサ13、リモートコントロール端末(以下リモコンと略す)14、通信装置15より構成されている。位置検出器1は何れも周知の地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、距離センサ4、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機5を有している。これらのセンサ等2、3、4、5は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補間しながら使用するように構成されている。尚、精度によっては上述した内の一部で構成してもよく、さらにステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。位置検出器1によって、表示装置12に現在位置を示す車両現在位置マークを付加して表示することが可能となる。
地図データ入力器6は、位置検出の精度向上のためのマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含む各種地図を表示するためのデータを制御回路10に入力する装置である。そして、制御回路10はコンピュータ手段を有して構成されるものであり、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。制御回路10で処理された情報は、音声出力器9や表示装置12によって利用者に報知する。尚、本発明に係る不具合情報取得処理を行うためのプログラム、不具合現象の項目、その不具合現象に関連付けられた質問事項は制御回路10内のROMに格納されるものとし、ROMは本発明における不具合記憶手段に相当する機能も有する。
音声入力マイク8は、音声認識や携帯電話のハンズフリー通話に使用されるマイクであり、従来のものと同様に構成される。そして、音声出力器9は音声認識結果のトークバック、ハンズフリー通話の受話音声、経路音声案内の出力等に利用されるスピーカによって構成されるものである。
外部メモリ11は、HDD(ハードディスクドライブ)やフラッシュROM等の書き込み可能な記憶装置により構成され、制御回路10内のRAM等では記憶できない大量のデータや電源をOFFしても消去してはいけないデータを記憶したり、頻繁に使用するデータを地図データ入力器6からコピーして利用する等の用途がある。尚、本実施形態では、車両情報や利用者からの質問事項(以下インタビューと呼ぶ)の回答結果等も外部メモリ11に記憶する。即ち、本発明における、回答記憶手段及び車両情報記憶手段に相当する。
表示装置12は液晶表示装置やCRT表示装置等を用いることができ、本発明における報知手段に相当する機能も有する。そして、地図データ入力器6より入力された地図データと、位置検出器1からの位置情報を基に生成する車両現在位置マークと、更に地図上に表示される案内経路等の付加データとを重ねて表示することが出きる。また、本発明におけるインタビュー内容を画面に表示することにより、利用者への情報要求を可能としている。
通信装置15は、携帯電話等の車外への通信を可能とする装置であり、本発明における通信手段としての機能を有する。
また、本ナビゲーション装置は従来のナビゲーション装置と同様に、リモコン14を介したリモコンセンサ13から、或いは操作スイッチ群7から経路探索の際の目的地設定や不具合情報取得処理の際のインタビューへの回答など各種情報入力をすることができる。そして、操作スイッチ群7は、例えば表示装置12と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等によって構成してもよい。
次に上記構成のナビゲーション装置を用いた不具合情報取得処理に係る制御回路10内の動作を中心に、図2を用いて説明する。
まず、利用者が不具合を認知した際に、操作スイッチ群7やリモコン14や音声入力マイク8等の操作がなされる。これにより、操作スイッチ群7等からの出力信号は制御回路10内のユーザ操作入力処理部102へ入力され、ユーザ操作入力処理部102は、ナビゲーション装置を不具合現象に関する情報を取得するためのインタビューモードへ移行する。即ち、不具合情報取得処理を開始する。
具体的には、ユーザ操作入力処理部102がインタビュー画面・音声生成部101にインタビュー開始を指示し、インタビュー画面・音声生成部101は、インタビュー画面の表示出力を表示装置12へ、インタビュー音声の音声出力を音声出力器9へ出力開始する。
しかる後、利用者から表示装置12や音声出力器9によるインタビュー内容への回答が操作スイッチ群7やリモコン14や音声入力マイク8等の操作により入力されると、ユーザ操作入力処理部102へ操作スイッチ群7等からの出力信号が入力される。これにより、表示装置12や音声出力器9によって報知されたインタビューへの回答結果を取得することが可能となる。そして、ユーザ操作入力処理部102は入力されたインタビューの回答結果を外部メモリ11へ記憶する。尚、利用者が音声入力マイク8によりインタビューに回答した場合は、音声入力マイク8からの入力信号を、ユーザ操作入力処理部102にてデジタルデータに変換後、外部メモリ11に記憶するようにしてもよい。
また、外部メモリ11には、車両情報処理部103が出力する現在位置情報、GPS受信機5からの受信データ(以下、GPS受信データと呼ぶ)、ジャイロスコープ3等のセンサ信号等を時系列データとして格納し、不具合解析時に、利用者からの回答結果と照らし合わせて解析可能とする。尚、車両情報処理部103は、本発明における車両情報取得手段に相当する機能を有する。
以下、本実施形態におけるナビゲーション装置で行われる不具合情報取得処理について図3を用いて説明する。図3はナビゲーション装置に備えられた制御回路10による不具合情報取得処理を示すフローチャートであり、このフローチャートを実行するためのプログラムは制御回路10内のROMに格納されている。尚、不具合情報取得処理は利用者が不具合を認知した際に、操作スイッチ群7やリモコン14や音声入力マイク8等を操作することにより開始される。そして、外部メモリ11に格納される車両情報は現在位置情報、GPS受信データ、ジャイロスコープ3等のセンサ信号等が時系列を追って逐次格納され、不具合解析時に、利用者からの回答結果と照らし合わせて解析可能とする。また、車両情報の格納タイミングは一定時間毎や一定走行距離毎等で格納されるものとする。
図3において、まずS301にて利用者に感知した不具合現象を確認させ、選択させるため、不具合現象の選択肢を表示装置12にリスト表示する。そして、S302にて利用者により不具合現象が選択されたか否かを判定する。ここで、不具合現象が選択されたか否かは操作スイッチ群7やリモコン14や音声入力マイク8等からの操作入力の有無により判定される。
S302は利用者からの操作入力があるまで繰り返し行われ(S302:NO)、利用者が不具合現象を選択する入力操作をしたと判定すると(S302:YES)、S303へ移行する。S303では、利用者が選択した不具合現象に基づき、その不具合現象に関連付けられた質問事項(インタビューすべき項目)を取得する。尚、インタビューすべき項目は地点情報や日時情報等を利用者から取得するものであり、予めナビゲーション装置に備えられた制御回路10内のROM又は外部メモリ11に、不具合現象と関連付けて格納されている。
S304ではS303で取得したインタビュー項目に基づき、インタビューの回答形式が日時情報であるか否かを判定する。インタビューの回答形式が日時情報ではないと判定した場合(S304:NO)、S306へ移行し、インタビューの回答形式が日時情報であると判定した場合は(S304:YES)、S305へ移行する。S305では、日時情報入力用の画面を表示し、利用者からの入力結果を外部メモリ11に記憶し、S312へ移行する。
S306では、S303で取得したインタビュー項目に基づき、インタビューの回答形式が択一形式であるか否かを判定する。インタビューの回答形式が択一形式ではないと判定した場合(S306:NO)、S308へ移行し、インタビューの回答形式が択一形式であると判定した場合は(S306:YES)、S307へ移行する。S307では、表示装置12に質問と想定回答を表示し、利用者が選択した想定回答を外部メモリ11に記憶し、S312へ移行する。
S308では、S303で取得したインタビュー項目に基づき、インタビューの回答形式が自由入力(フリーフォーマット)であるか否かを判定する。インタビューの回答形式がフリーフォーマットではない場合(S308:NO)、S310へ移行し、インタビューの回答形式がフリーフォーマットである場合は(S308:YES)、S309へ移行する。S309では、表示装置12に質問を表示し、利用者にテキスト入力や音声入力を促し、回答データを外部メモリ11へ記憶し、S312へ移行する。尚、音声入力マイク8から利用者の回答が入力された場合には、入力された音声をデジタル音声データに変換し、外部メモリ11へ記憶する。
S310では、S303で取得したインタビュー項目に基づき、インタビューの回答形式が位置情報であるか否かを判定する。インタビューの回答形式が位置情報ではない場合(S310:NO)、S312へ移行する。一方、インタビューの回答形式が不具合の発生した地点等の位置情報である場合には(S310:YES)、S311へ移行する。S311では、表示装置12へ地図画面を表示してスクロール操作等による地点を指定可能とし、指定された地点を外部メモリ11に記憶し、S312へ移行する。尚、地図を表示する代わりに目的地設定と同様なヒューマンインターフェイスを用いて地点の指定を可能としてもよい。
上述したようにS304〜S311では、S303で決定されたインタビュー項目に基づいた音声出力器9からの音声による報知や表示装置12からの表示による報知を行い、その出力されたインタビュー内容に対する利用者からの回答を外部メモリ11へ格納することとなる。
S305、又はS307、又はS309、又はS311にて利用者からの回答を外部メモリ11へ格納すると、S312へ移行し、インタビューを終了するか否かを判定する。即ち、S302で選択された不具合現象に基づいたインタビュー項目が他にあるか否かを判定する。他に回答されるべきインタビュー項目があり、インタビューを終了しないと判定した場合(S312:NO)、S304へ移行し、上述したS304〜S311までの処理を繰り返す。一方、他に回答されるべきインタビュー項目がなく、インタビューを終了すると判定した場合(S312:YES)、不具合情報取得処理を終了する。
このようにして、本実施形態におけるナビゲーション装置では、利用者が不具合を感知した場合に、不具合現象に関連する情報を取得するためのインタビュー項目を挙げることにより、利用者から不具合現象に関する必要情報を効率的に取得し、格納することが可能となる。従って、後日整備士が不具合原因を解析する際に、外部メモリ11等に格納されているインタビューへの回答結果の情報及び車両情報より不具合の発生状況や不具合の症状等を特定し易くすることが可能となる。
尚、インタビュー終了時に(S312:YES)、ナビゲーション装置に備えられた携帯電話等の通信装置15を用いて車両情報とインタビュー結果を情報センタに送信し、リアルタイムに不具合原因解析を可能としてもよい(本発明における通信手順に相当する処理である。)。
以上は、概念的に不具合情報取得処理の流れを説明したが、より適切な理解のために具体例を挙げ、図4乃至図6を用いて説明する。図4乃至図6は表示装置12に表示される現在位置が地図上にずれて表示されるという不具合現象を例に挙げた表示画面の遷移を示す図である。
まず、利用者が不具合を認知し、操作スイッチ群7等の操作入力が行われると、不具合情報取得処理が開始し、表示装置12に図4に示すような画面1を表示する(図3:S301)。画面1には起こりうる不具合現象をリスト40として表示し、不具合現象のリスト40が画面に表示仕切れない場合には、スクロールバー41を表示し、リストされた項目上下に移動することにより、全ての項目を確認可能とする。また、表示装置12への表示だけでなく、例えば「お客様の車で発生した不具合現象を選択してください。」等の音声ガイダンスを音声出力器9から出力してもよい。
例えば、不具合現象のリスト40から「現在位置がずれる」が認知した不具合現象として選択されると(図3:S302)、「現在位置がずれる」という不具合現象に関連付けて予め外部メモリ11に格納されているインタビュー項目が決定する(図3:S303)。尚、不具合現象に関連付けられたインタビュー項目が複数ある場合には、インタビューする項目の順番も予め外部メモリ11に格納されている。
最初のインタビュー項目が不具合発生地点の特定であったとすると、インタビュー項目の回答形式は位置情報であるため(S310:YES)、発生地点の確定を行うよう、図4に示す画面2を表示する。画面2には地図に、地点を指定可能とするカーソル42、地図の縮尺を切替え可能とする「広域」スイッチ43と「詳細」スイッチ45、地点の特定を行う「セット」スイッチ44を重ねて表示する。そして、例えば「現在地がずれた時のお車の位置を選択肢、セットを押して下さい。」のような音声ガイダンスを出力する。
利用者により操作スイッチ群7やリモコン14等を介してカーソル42が操作され、不具合の発生地点が指定される。そして、「セット」スイッチ44の押下入力を検出すると、カーソル42の位置情報を外部メモリ11に記憶する(図3:S311)。
次のインタビュー項目が発生時の症状の特定であったとすると、インタビュー項目の回答形式は位置情報であり(図3:S310:YES)、発生時の症状の特定を行うため、図5に示す画面3を表示する。画面3は、画面2での表示と同様の表示にて、現在地がずれた際の現在位置マークの位置を特定可能とする。この際、例えば「現在地がずれた時の画面中の現在地マークの表示位置を選択し、セットを押して下さい。」のような音声ガイダンスを出力する。
利用者により操作スイッチ群7やリモコン14等を介してカーソル42が操作され、ずれた現在位置マークの表示位置が指定される。そして、「セット」スイッチ44の押下入力を検出すると、カーソル42の位置情報を外部メモリ11に記憶する(図3:S311)。
次のインタビュー項目が発生場所の状況特定であったとすると、インタビュー項目の回答形式は択一形式であるため(図3:S306:YES)、利用者への質問と回答の選択を可能とする図5に示す画面4を表示する。画面4には、例えば「付近に高層建造物はありましたか?」等の質問を表示し、「はい」スイッチ46、「いいえ」スイッチ47、「わからない」スイッチ48等の回答の選択肢を表示する。利用者により操作スイッチ群7やリモコン14等を介して「はい」スイッチ46、又は「いいえ」スイッチ47、或いは「わからない」スイッチ48の何れかが選択されると、「はい」スイッチ46、又は「いいえ」スイッチ47、或いは「わからない」スイッチ48の押下入力が検出され、回答結果を外部メモリ11に記憶する(図3:S307)。
次に、インタビュー項目が利用者からのその他の情報収集であったとすると、インタビュー項目の回答形式がフリーフォーマットとし(図3:S308:YES)、利用者に音声入力を促すよう、図6に示す画面5を表示する。画面5には「音声入力終了」スイッチ49を表示し、例えば「その他お気づきの点を音声にて入力ください。」等の表示や音声出力を行う。
利用者がPTT(Push To Talk)ボタンを押す等して、音声入力を開始すると、音声入力マイク8から入力される音声をRAM等に一時的に格納する。そして、「音声入力終了」スイッチ49の押下入力が検出されると、RAMに格納される音声データをデジタル音声データに変換後、外部メモリ11へ記憶する(図3:S309)。
選択された不具合現象に関連付けられたインタビュー項目が全て処理されると(図3:S312:YES)、図6に示す画面6を表示し(S313)、終了処理を行う。画面6にはインタビューが終了した旨を表示し、処理を終了するための「終了」スイッチ50と通信装置15を介して情報センタへインタビュー情報及び車両情報を送信するための「アップロード」スイッチ51を表示する。
このようにして、本実施形態において図4乃至図6を用いた具体例では、利用者が「現在位置がずれる」という不具合を感知した場合に、その不具合現象に関連する情報を取得するためのインタビュー項目を表示し、利用者から適当なタイミングで効率的に必要情報を取得し、格納することが可能となる。また、不具合の原因を解析したり、不具合の症状を特定するために必要な情報を取得できるよう、予めインタビュー項目を不具合現象に関連付けておけば、必要な情報を効率的に取得することが可能となる。従って、後日整備士が不具合原因を解析する際に、外部メモリ11等に格納されているインタビューへの回答結果の情報及び車両情報より不具合の発生状況や不具合の症状等を特定し易くすることが可能となる。
尚、本実施形態でS302は本発明における特定手順に、S305、S307、S309、S311は本発明における報知手順、及び回答取得手順及び回答記憶手順に相当する処理を行う。
本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の全体構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る処理の流れを示す図である。 一実施形態におけるナビゲーション装置による不具合情報取得処理のフローチャートを示す図である。 一実施形態に係るナビゲーション装置による具体的な処理の際の表示画面例を示す図である。 一実施形態に係るナビゲーション装置による具体的な処理の際の表示画面例を示す図である。 一実施形態に係るナビゲーション装置による具体的な処理の際の表示画面例を示す図である。
符号の説明
1・・・位置検出器
2・・・地磁気センサ
3・・・ジャイロスコープ
4・・・距離センサ
5・・・GPS受信機
6・・・地図データ入力器
7・・・操作スイッチ群
8・・・音声入力マイク
9・・・音声出力機
10・・・制御回路
11・・・外部メモリ
12・・・表示装置
13・・・リモコンセンサ
14・・・リモコン
15・・・通信装置

Claims (7)

  1. 不具合現象と該不具合現象に関する情報を取得するための質問事項とを関連付けて記憶する不具合記憶手段と、
    前記不具合記憶手段に記憶される不具合現象の内、利用者により検知された不具合現象が選択される選択手段と、
    前記選択手段により選択された不具合現象に関連付けられた前記質問項目を報知する報知手段と、
    前記報知手段により報知された質問事項への回答結果を取得する回答取得手段と、
    前記回答取得手段により取得した回答結果を記憶する回答記憶手段と
    を備えることを特徴とする不具合情報取得装置。
  2. 車両情報を取得可能な車両情報取得手段と、
    前記車両情報取得手段により取得した車両情報を時系列で記憶する車両情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の不具合情報取得装置。
  3. 前記回答記憶手段と前記車両情報記憶手段とに記憶される情報を送信可能とする通信手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の不具合情報取得装置。
  4. 予め記憶されている不具合現象の内、利用者により指定された不具合現象を特定する特定手順と、
    前記特定手順により特定された不具合現象に関連付けられて記憶されている質問項目を報知する報知手順と、
    前記報知手順により報知された質問事項への回答結果を取得する回答取得手順と、
    前記回答取得手順により取得した回答結果を記憶する回答記憶手順と
    を含むことを特徴とする不具合情報取得プログラム。
  5. 車両情報を取得する車両情報取得手順と、
    前記車両情報取得手順により取得した車両情報を時系列で記憶する車両情報記憶手順と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の不具合情報取得プログラム。
  6. 前記回答記憶手順と前記車両情報記憶手順とで記憶された情報を送信する通信手順を含むことを特徴とする請求項5に記載の不具合情報取得プログラム。
  7. 請求項4乃至6に記載の不具合情報取得プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2003381090A 2003-11-11 2003-11-11 不具合情報取得装置、不具合情報取得プログラム及び記録媒体 Expired - Fee Related JP4349090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003381090A JP4349090B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 不具合情報取得装置、不具合情報取得プログラム及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003381090A JP4349090B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 不具合情報取得装置、不具合情報取得プログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005147695A true JP2005147695A (ja) 2005-06-09
JP4349090B2 JP4349090B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=34690577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003381090A Expired - Fee Related JP4349090B2 (ja) 2003-11-11 2003-11-11 不具合情報取得装置、不具合情報取得プログラム及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4349090B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233830A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Omron Corp ユーザインターフェイス表示システム、ユーザインターフェイス表示方法、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体
JP2007285744A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Pioneer Electronic Corp ナビゲーション装置、並びに情報通信方法及びプログラム
JP2010185685A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Toyota Motor Corp ユーザ評価入力装置
CN114973817A (zh) * 2021-02-20 2022-08-30 北京兰德适普科技有限公司 一种智能网联汽车传感器教学系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107036825A (zh) * 2017-04-12 2017-08-11 深圳市元征科技股份有限公司 一种车辆行驶监控方法及装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233830A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Omron Corp ユーザインターフェイス表示システム、ユーザインターフェイス表示方法、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体
JP2007285744A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Pioneer Electronic Corp ナビゲーション装置、並びに情報通信方法及びプログラム
JP2010185685A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Toyota Motor Corp ユーザ評価入力装置
CN114973817A (zh) * 2021-02-20 2022-08-30 北京兰德适普科技有限公司 一种智能网联汽车传感器教学系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4349090B2 (ja) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2589406C2 (ru) Обмен состоянием и активностью приложений между устройствами
US7106218B2 (en) Method and apparatus for the display of detailed map information
EP2306154A2 (en) Navigation device and program
WO2010119821A1 (ja) ナビゲーション装置
JP2007036935A (ja) 自動車の故障診断方法および携帯電話端末
CN103947180A (zh) 图像处理设备、位置信息添加方法和程序
CN103472815B (zh) 信息处理装置及其信息处理系统
JP4596257B2 (ja) 車両用診断装置
JP4349090B2 (ja) 不具合情報取得装置、不具合情報取得プログラム及び記録媒体
US20050278110A1 (en) Vehicle navigation system
JP2001216129A (ja) コマンド入力装置
JP4933196B2 (ja) 車載情報端末
JP4850545B2 (ja) ナビゲーション装置
JP4631183B2 (ja) 車両用診断装置、診断処理プログラム及び診断処理手順記憶媒体
JP4371004B2 (ja) 車両用診断装置
JP4314729B2 (ja) ナビゲーション装置、携帯電話機を利用したデータ入力方法
JP4762263B2 (ja) 地図表示方法およびそれに用いる携帯情報端末装置
JP2007040795A (ja) ナビゲーション装置及び情報提供方法
JP4947232B2 (ja) ナビゲーション装置
US20050187709A1 (en) Route guidance information storing and reproducing apparatus
JP2010086399A (ja) 施設検索装置、施設検索方法、施設検索システム及び施設検索プログラム
JP2006279689A (ja) 放送受信装置
JP2004326553A (ja) 交通情報表示装置
JP2012063367A (ja) 地物画像データ通知装置、地物画像データ通知方法及び地物画像データ通知プログラム
JP2000258182A (ja) ナビゲーション装置及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090713

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees