JP2005145542A - 摺り切り具付の蓋および蓋付の容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容器口部から蓋の固定部分を取り外すことなく密封用の仕切り部材を取り除くことができ、しかも蓋の固定部分と一体に摺り切り具を形成しておくことができる摺り切り具付の蓋を提供すること。
【解決手段】 容器としての開口部C1に嵌合固定される環状の固定枠体21に摺り切り具22の一端部22aを係止する係止部23を利き手に合せて2ヶ所設け、固定枠体21と一体に形成される摺り切り具22の他端部22cを缶Cの仕切り部材C3を取り外すときに退避可能に連結形成するとともに、一端部22aを固定枠体21に切り離し可能に連結形成しておき、この摺り切り具22を仕切り部材C3の上方に収納して固定枠体21を覆う蓋体25を設けて構成する。
これにより、容器である缶口部C1から固定枠体21を取り外すことなく密封用の仕切り部材C3を取り除くことができ、しかも固定枠体21と一体に摺り切り具22を形成しておくことができ、しかも利き手に合せてセットすることができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は摺り切り具付の蓋および蓋付の容器に関し、容器口部から蓋の固定用部分を取り外すことなく蓋の固定用部分と一体に形成した摺り切り具を退避させて密封用の仕切り部材を取り除き、この摺り切り具を周囲2点間を結んで配置して摺り切りもできる一方、仕切り部材を取り付けるためのつば部を設けても内容物を完全に取り出せるようにしたもので、特に粉ミルク等の容器やこの容器の蓋として好適なものである。
従来から、粉粒体の計量、例えば粉ミルクなどの計量には、スプーンに掬い取ったものを摺り切って計量することが行われており、種々の摺り切り具が提案されている。
例えば、棒状の摺り切り具を開封した缶の内側に取り付けて摺り切りできるようにしていたが、これに代わり、特許文献1には、図4に示すように、摺り切り部1が架橋状に形成されているリング2と外蓋3とで構成し、さらにリング2と外蓋3とを接続片4で連接してあり、粉ミルクの場合には、防湿のための仕切り部材としてのアルミシールを取り除く必要から缶口部からリング2および外蓋3を一旦取り外し、アルミシールを取り除いた後、再びリング2および外蓋3を取り付け、外蓋3を開閉して使用するようにしている。
また、特許文献2には、図5に示すように、筒状蓋を固定用の固定蓋部5と、開閉用の開閉蓋部6とで構成し、開閉蓋部6を開いて、固定蓋部5の下面の摺り切り条7で摺り切ることができるようにしており、この場合にも固定蓋部5と開閉蓋部6を一旦取り外し、仕切り部材としてのアルミシールを取り除いた後、再び取り付けて、開閉蓋部6のみを開閉して使用するようにしている。
一方、このような摺り切り具や蓋が備えられる容器としての缶では、開口部近傍に防湿のためアルミシール等の不通気性の仕切り部材を取り付けることが行われており、このためアルミシールなどを取り付ける環状のつば部が必要となる。
例えば特許文献3では、図6に示すように、缶10の缶胴部11とは別に環状のつば部12を備えた天蓋部13を成形しておき、缶口部の巻き締め部14に重ねて巻き締めることで設け、この環状のつば部12にアルミシール15を取り付けるようにしている。
また、特許文献4では、図7に示すように、缶16の缶胴部17を内側に突き出すようにして折り重ねて環状のつば部18を一体に形成して設け、この環状のつば部18に図示しないアルミシールを取り付けるようにしている。
特開平9−77134号公報 特開平2000−281116号公報 特開平7−232778号公報 特開平11−216528号公報
しかしながら、摺り切り具付の蓋については、上記のリング2と外蓋3で構成したものや固定蓋部5と開閉蓋部6とで構成したもののいずれでも、使用開始時に、防湿のため取り付けてあるアルミシールなどを取り除く必要があり、缶口部からリング2と外蓋3や固定蓋部5および開閉蓋部6(以下、これらの部材2,3,5,6を蓋部分全体という。)を一旦取り外さなければならず、大きな蓋部分全体の取り外しや取り付けが煩雑であるという問題がある。
さらに、蓋部分全体を缶から完全に取り外すことから、使用開始時の1回であるが、粉ミルクの場合などには、取り外した蓋部分全体を衛生的な場所に置かねばならいないという問題もある。
また、一旦アルミシールを取り除いた後保存用の開閉蓋として利用するため缶口部に再取り付けするが、この場合の嵌合力が小さくなって蓋部分全体を持ったときに缶が落下してしまう恐れがあるという問題がある。
一方、缶等の容器については、アルミシールなどの仕切り部材を取り付ける環状のつば部12,18が別体や一体のいずれの場合でも容器の缶胴部11、17内に水平に突き出ているため、粉ミルクなどの粉粒体を完全に取り出そうとして傾けたり、逆にしてもつば部12、18に引っかかって完全に取り出すことができないという問題がある。
この発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたもので、容器口部から蓋の固定部分を取り外すことなく密封用の仕切り部材を取り除くことができ、しかも蓋の固定部分と一体に摺り切り具を形成しておくことができる摺り切り具付の蓋を提供しようとするものである。
また、この発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたもので、密封用の仕切り部材を取り付けるための環状のつば部を形成しても内容物を完全に取り出すことができる蓋付の容器を提供しようとするものである。
上記従来技術の有する課題を解決するためこの発明の請求項1記載の摺り切り具付の蓋は、容器の開口部近傍に不通気性の仕切り部材が備えられる容器に設けられ、周囲2点間を結ぶように摺り切り具が備えられて容器の開口部に設けられる摺り切り具付の蓋であって、前記摺り切り具の一端部を係止し得る係止部を複数箇所備えた環状の固定枠体を容器の開口部に嵌合固定して設け、この固定枠体に前記摺り切り具の他端部を前記仕切り部材を取り外すときに退避可能に連結して形成するとともに、前記摺り切り具の一端部を前記固定枠体に切り離し可能に連結して形成する一方、この摺り切り具を前記仕切り部材の上方に収納して前記固定枠体を覆って開閉可能な蓋体を設けたことを特徴とするものである。
この摺り切り具付の蓋によれば、容器の開口部近傍に不通気性の仕切り部材が備えられる容器に設けられ、周囲2点間を結ぶように摺り切り具が備えられて容器の開口部に設けられる摺り切り具付の蓋で、前記摺り切り具の一端部を係止し得る係止部を複数箇所備えた環状の固定枠体を容器の開口部に嵌合固定して設け、この固定枠体に前記摺り切り具の他端部を前記仕切り部材を取り外すときに退避可能に連結して形成するとともに、前記摺り切り具の一端部を前記固定枠体に切り離し可能に連結して形成する一方、この摺り切り具を前記仕切り部材の上方に収納して前記固定枠体を覆って開閉可能な蓋体を設けて構成してあり、固定枠体を容器の口部に嵌合固定したまま一体に形成された摺り切り具の他端部を連結した状態で退避させて仕切り部材を取り外すようにし、切り離した一端部を固定枠体の複数の係止部のいずれかに係止して周囲2点間を結んで配置することで摺り切り具として機能させるようにし、これらを蓋体で覆うようにすることで、容器口部から固定枠体を取り外すことなく密封用の仕切り部材を取り除くことができ、しかも固定枠体と一体に摺り切り具を形成しておくことができるようになる。
また、この発明の請求項2記載の摺り切り具付の蓋は、請求項1記載の構成に加え、前記固定枠体と前記蓋体とをヒンジを介して開閉可能に連結して形成したことを特徴とするものである。
この摺り切り具付の蓋によれば、前記固定枠体と前記蓋体とをヒンジを介して開閉可能に連結して形成してあり、蓋体も取り外して別置きにする必要がなく、置き場所を考慮することなく常に衛生的に保つことができるとともに、片手で開閉できるようになる。
さらに、この発明の請求項3記載の摺り切り具付の蓋は、請求項2記載の構成に加え、前記摺り切り具の前記他端部を前記固定枠体の前記ヒンジ部近傍に配置するとともに、前記摺り切り具の一端部を係止する前記係止部を利き手に合わせて2箇所形成したことを特徴とするものである。
この摺り切り具付の蓋によれば、前記摺り切り具の前記他端部を前記固定枠体の前記ヒンジ部近傍に配置するとともに、前記摺り切り具の一端部を係止する前記係止部を利き手に合わせて2箇所形成するようにしており、摺り切り具を利き手に合わせて2箇所の係止部のいずれかに係止することで、利き手に合せて摺り切り具の位置を変えるために容器の向きなどを変えることなく、片手で蓋を開らいた状態のまま内容物を取り出して摺り切りができるようになり、一層使い易くなる。
また、この発明の請求項4記載の摺り切り具付の蓋は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加え、前記摺り切り具の前記他端部を、当該摺り切り具を上方に退避可能に前記固定枠体に連結して形成したことを特徴とするものである。
この摺り切り具付の蓋によれば、前記摺り切り具の前記他端部を、当該摺り切り具を上方に退避可能に前記固定枠体に連結して形成するようにしており、固定枠体に一体に摺り切り具が形成してあっても一端部を切り離し、他端部を連結状態のまま上方に退避させて仕切り部材を取り除くことができ、切り離した一端部を係止することで摺り切り具を固定枠体にセットできるようになる。
さらに、この発明の請求項5記載の蓋付の容器は、開口部上端に蓋を備えた容器の開口部近傍に胴部を内方に突出させて不通気性の仕切り部材を取り付ける略水平なつば部を設けるとともに、このつば部の先端から下方に前記胴部になめらかに連続するくびれ部を設けてなること特徴とするものである。
この蓋付の容器によれば、開口部上端に蓋を備えた容器の開口部近傍に胴部を内方に突出させて不通気性の仕切り部材を取り付ける略水平なつば部を設けるとともに、このつば部の先端から下方に前記胴部になめらかに連続するくびれ部を設けて構成してあり、ほぼ水平に突出させたつば部に仕切り部材を取り付けることができるようにし、しかもこのつば部より下方のくびれ部を円弧状や曲面状、傾斜面状などとしてなめらかに胴部と連続するようにすることで、内容物が引っかかることなく最後まで円滑に取り出せるようにしている。
また、この発明の請求項6記載の蓋付の容器は、請求項5記載の構成に加え、前記容器の前記つば部を、当該容器の開口部上端より計量用のスプーンを収納可能な高さ隔てた下方に配置してなることを特徴とするものである。
この蓋付の容器によれば、前記容器の前記つば部を、当該容器の開口部上端より計量用のスプーンを収納可能な高さ隔てた下方に配置するようにしており、仕切り部材の上方に計量用のスプーンを収納することができ、内容物中に埋没することもなく、簡単に取り出すことができるようになる。
さらに、この発明の請求項7記載の蓋付の容器は、請求項5または6記載の構成に加え、前記蓋として、前記請求項1〜4のいずれかに記載の摺り切り具付の蓋を設けたことを特徴とするものである。
この蓋付の容器によれば、前記蓋として、前記請求項1〜4のいずれかに記載の摺り切り具付の蓋を設けるようにしており、容器口部から蓋の固定部分を取り外すことなく密封用の仕切り部材を取り除くことができ、しかも蓋の固定部分と一体に摺り切り具を形成しておくことができる摺り切り具付の蓋を備えるとともに、密封用の仕切り部材を取り付けるための環状のつば部を形成しても内容物を完全に取り出すことができる蓋付の容器にできるようになる。
この発明の請求項1記載の摺り切り具付の蓋によれば、容器の開口部近傍に不通気性の仕切り部材が備えられる容器に設けられ、周囲2点間を結ぶように摺り切り具が備えられて容器の開口部に設けられる摺り切り具付の蓋で、前記摺り切り具の一端部を係止し得る係止部を複数箇所備えた環状の固定枠体を容器の開口部に嵌合固定して設け、この固定枠体に前記摺り切り具の他端部を前記仕切り部材を取り外すときに退避可能に連結して形成するとともに、前記摺り切り具の一端部を前記固定枠体に切り離し可能に連結して形成する一方、この摺り切り具を前記仕切り部材の上方に収納して前記固定枠体を覆って開閉可能な蓋体を設けて構成したので、固定枠体を容器の口部に嵌合固定したまま一体に形成された摺り切り具の他端部を連結した状態で退避させて仕切り部材を取り外すことができるとともに、切り離した一端部を固定枠体の複数の係止部のいずれかに係止して周囲2点間を結んで配置することで摺り切り具として機能させることができ、これらを蓋体で覆うようにすることで、容器口部から固定枠体を取り外すことなく密封用の仕切り部材を取り除くことができ、しかも固定枠体と一体に摺り切り具を形成しておくことができる。
また、この発明の請求項2記載の摺り切り具付の蓋によれば、前記固定枠体と前記蓋体とをヒンジを介して開閉可能に連結して形成したので、蓋体も取り外して別置きにする必要がなく、置き場所を考慮することなく常に衛生的に保つことができるとともに、片手で開閉することができる。
さらに、この発明の請求項3記載の摺り切り具付の蓋によれば、前記摺り切り具の前記他端部を前記固定枠体の前記ヒンジ部近傍に配置するとともに、前記摺り切り具の一端部を係止する前記係止部を利き手に合わせて2箇所形成するようにしたので、摺り切り具を利き手に合わせて2箇所の係止部のいずれかに係止することで、利き手に合せて摺り切り具の位置を変えるために容器の向きなどを変えることなく、片手で蓋を開らいた状態のまま内容物を取り出して摺り切りを行うことができ、一層使い易くすることができる。
また、この発明の請求項4記載の摺り切り具付の蓋によれば、前記摺り切り具の前記他端部を、当該摺り切り具を上方に退避可能に前記固定枠体に連結して形成するようにしたので、固定枠体に一体に摺り切り具が形成してあっても一端部を切り離し、他端部を連結状態のまま上方に退避させて仕切り部材を取り除くことができ、切り離した一端部をいずれかに係止することで摺り切り具を固定枠体にセットすることができる。
さらに、この発明の請求項5記載の蓋付の容器によれば、開口部上端に蓋を備えた容器の開口部近傍に胴部を内方に突出させて不通気性の仕切り部材を取り付ける略水平なつば部を設けるとともに、このつば部の先端から下方に前記胴部になめらかに連続するくびれ部を設けて構成したので、ほぼ水平に突出させたつば部に仕切り部材を取り付けることができるとともに、このつば部より下方のくびれ部を円弧状や曲面状、傾斜面状などとしてなめらかに胴部と連続するようにしたので、内容物がつば部に引っかかることなく最後まで円滑に取り出すことができる。
また、この発明の請求項6記載の蓋付の容器によれば、前記容器の前記つば部を、当該容器の開口部上端より計量用のスプーンを収納可能な高さ隔てた下方に配置するようにしたので、仕切り部材の上方に計量用のスプーンを収納することができ、内容物中に埋没することもなく、簡単に取り出すことができる。
さらに、この発明の請求項7記載の蓋付の容器によれば、前記蓋として、前記請求項1〜4のいずれかに記載の摺り切り具付の蓋を設けるようにしたので、容器口部から蓋の固定部分を取り外すことなく密封用の仕切り部材を取り除くことができ、しかも蓋の固定部分と一体に摺り切り具を形成しておくことができるとともに、密封用の仕切り部材を取り付けるための環状のつば部を形成しても内容物を完全に取り出すことができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図3はこの発明の摺り切り具付の蓋および蓋付の容器の一実施の形態にかかり、図1(a)、(b)はこの発明の摺り切り具付の蓋の一実施の形態にかかる平面図および縦断面図、図2はこの発明の摺り切り具付の蓋の一実施の形態にかかる使用する場合の説明図、図3はこの発明の蓋付の容器の一実施の形態にかかる左半分を容器のみの状態で、右半分を蓋を付けた状態で示す断面図である。
この摺り切り具付の蓋20は、容器として、例えば図2(a)、(c)に示すように、円筒形の缶Cに備えられ、その開口部C1に嵌合固定することができる合成樹脂製の環状の固定枠体21を備えている。
この固定枠体21は、図2(c)中に蓋体25を閉じた状態で拡大して示すように、缶Cの上端縁であるカール部C2に被せるようにして固定するための逆U字状の嵌合固定部21aが形成され、この摺り切り具付の蓋20では、一旦、カール部C2に嵌合固定した後は、廃棄するまで一度も取り外す必要がないことから、強固に嵌合固定できるようにしてある。
このため、この嵌合固定部21aでは、カール部C2を囲む外側の外側脚部21bが缶Cの胴部に接するように長く形成してある。
さらに、図3中に示す嵌合固定部21aでは、カール部C2に被せる逆U字状の部分をカール部C2に密着する形状にするとともに、カール部C2を囲む内側の内側脚部21cも缶Cの胴部内側に接するように長く形成してあり、一層強固に固定できるようにしてある。なお、本発明の蓋付の容器を使用した後に容器と蓋との分別廃棄を行うことを目的として、固定枠体21に容器と蓋とを容易に分離できる手段を設けるようにしても良い。このような手段の例としては、固定枠体21の所定の箇所に、スコア等により形成された破断可能な弱化部を設ける方法があげられる。
この固定枠体21には、合成樹脂により一体に摺り切り具22が形成してあり、図1,2に示すように、使用前の状態の摺り切り具22が固定枠体21を横断するように配置してある。
この摺り切り具22の一端部22aが係止部23を構成する略板状の係止凸部23aとされて略板状の先端面の一部が固定枠体21に切り離すことができるように連結されて一体に成形してある。そして、摺り切り具22の中間部22bは横断面形状が略三角形などとされて固定枠体21を横断し、他端部22cは連結状態のままここを基点に摺り切り具22を上方に退避させることができるように動かした後、さらに下方に戻して固定枠体21の周囲2点間を結ぶ、例えば水平な弦となるように動かしても切り離れることがないように固定枠体21と一体成形で連結してある。
また、この固定枠体21には、摺り切り具22の切り離される一端部22aである係止部23の係止凸部23aを係止するための係止凹部23bが摺り切り具22の他端部22cを基点に周囲2点間を結ぶ、例えば水平な弦状とする場合の位置に対応して一体に2箇所形成してある。
そして、これら2箇所の係止凹部23b、23bは、摺り切り具22の固定側である他端部22cを基点として周囲2点間を結んで水平な弦状とした場合に、缶Cの内容物である粉ミルクなどを利き手で持ったスプーンなどで掬い取った後、そのまま摺り切るのに都合の良い2箇所としてある。
ここでは、例えば、図1に示すように、固定枠体21にヒンジ24で連結した蓋25を設ける場合(詳細は、後述する)に、ヒンジ24近傍に摺り切り具22の固定側となる他端部22cを配置し、可動側である一端部21aを、それぞれ他端部22cを通る直径を中心として20度程度中心からずらした状態に取り付けることができるように2箇所の係止凹部23bL、23bRを形成してある。
そして、これら係止凹部23b、23bは、図2(b)中に拡大して示すように、水平部23cと、直角な2辺の押え部23dとで前方が開口した係止溝23eが構成され、水平部23cに沿って係止凸部23aを滑らせて斜め下方の係止溝23e内に押し込むようにすることで、係止凸部23aが係止凹部23bの押え部23dで押えられて係止されるようにしてある。
これにより、ヒンジ24で連結した蓋25を利き手で開けた後、利き手でスプーンSを持って粉ミルクなどを掬い取り、そのまま缶Cの位置を動かさずに摺り切りを行うことができる。
なお、摺り切り具22の固定側となる他端部22cと蓋25のヒンジ部24の位置とをほぼ接近させる場合に限らず、他の位置に他端部22cを配置しても良く、また、2箇所の係止凹部23b、23bの位置は、摺り切り具22の長さを変えるようにすれば良く、これにより、摺り切り具22の中心からの移動角度を変えることができる。
なお、この摺り切り具付の蓋が取り付けられる容器としては円筒状の缶に限らず、角筒状や多角筒状であっても良く、材質も金属に限らず合成樹脂などであっても良い。また、摺り切り具は、円形の場合には、周囲2点間を結ぶ弦状に配置するが、他の場合には、周囲2点間を結んで横断するように配置すれば良い。
このように構成した摺り切り具付の蓋20の固定枠体21は、不通気性のアルミシールC3が取り付けられた缶Cに強固に嵌合固定される。
このような固定枠体21には、図1に示すように、一端部にヒンジなどの連結部24が一体に形成されるとともに、この連結部24の他端部に蓋体25が一体に形成してある。
この蓋体25は底付円筒状に形成されて固定枠体21に被せて密閉できるようになっており、図1(b)に示すように、その外周側壁25aの逆U字状の凹部を固定枠体21の外周の段差部21dに被せるように嵌合し、凹部外周壁25bの内周面を段差部21dの外周面に、凹部内周壁25cの外周面を段差部21dの外周面にそれぞれ接するようにすることで密閉状態にできるようにしてある。
また、この蓋体25の天板部25dには、中間部に内側に突き出して環状のリブ25eが形成されるとともに、外周部には、内側に窪む段差部25fが形成してあり、天板部25dの剛性を高めることができるようにしてある。
さらに、段差部25fの外周25gは、缶Cの底部の巻き締め部の内径より僅かに小さくしてあり、積み重ねる(スタック)場合のずれを防止するようにしてある。
また、この蓋体25のヒンジによる連結部14の反対側には、下方に突き出した係止部25hが円周に沿って形成してあり、固定枠体21の対応する切り欠き部21eに嵌り込むようになるとともに、外側脚部21bに被せるようにして係
止され、蓋体25を被せた状態を保持するようになっている。
さらに、この蓋体25と固定枠体21との間には、改ざんなどを防止するための改ざん防止機構(図中の26は、位置のみを示す)が設けてあり、通常使用されている改ざん防止機構がそのまま使用でき、例えば、つまみ部の両側を薄肉部としておき、つまみ部をつまんで両側を切り取ることで分離して初めて開閉できるようにする。また、つまみ部の内側に係止部を設けて固定枠体21に設けた係止部とで、一旦切り離した後に蓋体25を閉じた状態に保持できるようにしてある。
なお、蓋体25は、連結部24としてのヒンジで連結された一体構造とする場合に限らず、別体としても良い。
このように構成した摺り切り具付の蓋20では、使用開始時に、改ざん防止機構26を切り取って蓋体25を開けると、図1(a)に示すように、固定枠体21の内周を横断するように摺り切り具22が配置されて一端部22aは切り離し可能に、中間部22bは、空間を横断した状態で、他端部22cは連結状態のままそこを基点に一端部22aを上方に退避させた後に水平に戻して周囲2箇所の係止凹部23bL、23bRのいずれかに周囲2点間を結ぶ弦状に係止することができるようになっている。
そこで、使用に当たっては、蓋体25を開けた後、図2(a)に示すように、摺り切り具22の一端部22aを切り離し、上方に回動して退避させ、この状態で不通気性のアルミシールC3を缶Cから取り除くことができる。
そして、アルミシールC3を缶Cから取り除いた後、上方に退避させた状態の摺り切り具22を、同図(b)に示すように、水平に戻して弦状に係止部23の係止溝23eに滑り込ませて係止することで、摺り切り具22をセットすることができる。
このようにして摺り切り具22を2つの係止凹部23bL、23bRのいずれかにセットするが、図1(a)に示す状態に近い係止凹部23bRに摺り切り具22をセットすると、右手に計量用のスプーンを持って掬い取った後そのまま摺り切るのに都合が良く、図2(b)に示す状態の係止凹部23bLに摺り切り具22をセットすると、こんどは、左手に計量用のスプーンを持って掬い取った後そのまま摺り切るのに都合が良い状態に摺り切り具22をセットすることができる。
こうして使用を開始した後は、蓋体25を開閉することで、保存用容器として使用することができ、例えば蓋体25だけ持つようなことがあっても、固定枠体21を製造ラインで強固に嵌合することができ、落下を完全に防止することができる。
また、蓋体25を連結部24としてのヒンジで固定枠体21と連結してあるので、蓋体25を外して別置きにする必要がなく、常に衛生的に保つことができ、特に使いはじめにも固定枠体21と蓋体25との蓋部全体を取り外す必要もなく衛生的である。
さらに、摺り切り具22は固定枠体21から他端部22cだけを切り離して2箇所の係止凹部23bL、23bRのいずれかに取り付けるだけであり、蓋部分全体を一旦取り外してから再び取り付けるのに比べ、わずかな力で簡単に使い始めの準備ができるとともに、利き手に合わせて都合の良い位置に摺り切り具22をセットすることができる。
また、この摺り切り具付の蓋20によれば、摺り切り具22の中間部22bの横断面形状を三角形などとして剛性を高めてあるので、摺り切る場合のたわみを抑えることができる。
なお、上記の実施の形態では、摺り切り具の横断面形状を三角形としたが、これらに限らず矩形や円形、あるいはT字状など他の横断面形状であっても良く、摺り切りやすく、しかも固定枠体と一体に成形できるものであれば良い。
また、この摺り切り具付の蓋20には、図3に示すように、蓋体25の中心部内側に、計量用のスプーンSを着脱できるように取り付けるスプーン固定部27を一体に形成しても良く、計量用のスプーンSを缶C内に落とした状態として粉ミルクなどの内容物と一緒に保管する場合に比べ、取り扱いが容易になるとともに、衛生的である。
次に、この発明の蓋付の容器の一実施の形態について、図3を参照しながら詳細に説明する。
この蓋付の容器30は、例えば容器としての円筒状の金属製の缶と、缶の開口部に取り付けられる合成樹脂製などの蓋と、蓋の下方の缶内に設けられるアルミシールなどの不通気性の仕切り部材とを備えて構成される。
容器としての缶31は、円筒状の胴部32と、この円筒状の胴部32の底部を塞ぐ底板部33とを備え、胴部32の下端の外周縁と底板部33の外周縁とが巻き締められて密封できるようになっている。この胴部32と底板部33との巻き締めは、缶の製造工程では行われず、通常、内容物を底部から充填した後に充填工程で行われる。
この缶31の胴部32には、開口部32aの上端の外周縁に巻き締め部34が形成されて外側に膨らむようになっており、この巻き締め部34を利用して蓋を取り付けることができるようにしてある。
この缶31の開口部32aの上端の巻き締め部34に取り付ける蓋としては、開閉できるものであればどのようなものでも良いが、既に図1および図2で説明した摺り切り具付の蓋20を用いることで、開閉を片手で行うことができ、しかも缶から取り外すことなく、アルミシールなどの仕切り部材を取り外すことができるとともに、粉ミルクなどを掬い取った後の摺り切りも利き手に合わせてセットした摺り切り具でできるなどの利点があり、粉ミルクなどの保存容器の蓋として好ましい。
また、この缶31の胴部32の開口部32aの近傍、例えば上端より下方には、胴部32を内側に突き出すようにネックイン加工が施されて略水平に形成したつば部35と、このつば部35の先端からなめらかな曲面で胴部32に連続するくびれ部36とが一体に成形してあり、つば部35と胴部32との接続部やつば部35とくびれ部36との接続部、さらにはくびれ部36と胴部32との接続部のいずれもなめらかな曲面で連続するようにしてある。
これにより、水平な環状のつば部35の上面に不通気性のアルミシールなどの仕切り部材37をヒートシールなどで密封することができる。
また、滑らかに連続するくびれ部36によって内容物を取り出す場合につば部35の内側に粉ミルクなどの内容物が引っかかることを防止して完全に取り出すためのガイドとすることができるとともに、胴部32にくびれ部36が存在することで持ち易くなり、例えば通常の缶詰などの缶に比べて直径が150mm程度の大口径缶であっても取り扱いが容易となる。
さらに、この缶31では、つば部36の位置を、胴部32の開口部32a上端より計量用のスプーンSを収納できる高さを確保した下方の位置としており、この空間にスプーンSを収納することで、 計量用のスプーンSを缶C内に落とした状態として粉ミルクなどの内容物と一緒に保管する場合に比べ、取り扱いが容易になるとともに、衛生的である。
なお、胴部に形成するつば部の突き出し量(内径)やくびれ部の大きさは、少なくとも仕切り部材の取り付けに必要な大きさが確保できれば良く、さらにくびれ部を大きくすれば、一層持ち易く取り扱いが容易となる。
また、この実施の形態では、容器として金属缶に適用する場合で説明したが、金属製に限らず、合成樹脂製などであっても良く、形状も円筒形に限らず、多角形など他の形状であっても良い。
この発明の摺り切り具付の蓋の一実施の形態にかかる平面図および縦断面図である。 この発明の摺り切り具付の蓋の一実施の形態にかかる使用する場合の説明図である。 この発明の蓋付の容器の一実施の形態にかかる左半分を容器のみの状態で、右半分を蓋を付けた状態で示す断面図である。 従来の摺り切り具付の蓋の概略斜視図である。 従来の他の摺り切り具付の蓋の概略斜視図である。 従来の容器の部分拡大断面図である。 従来の容器の一部分を切り欠いて示す部分断面図である。
符号の説明
20 摺り切り具付の蓋
21 固定枠体
21a 嵌合固定部
21b 外側脚部
21c 内側脚部
21d 段差部
21e 切り欠き部
22 摺り切り具
22a 一端部
22b 中間部
22c 他端部
23 係止部
23a 係止凸部
23b 係止凹部
23bL 左利き用の係止凹部
23bR 右利き用の係止凹部
23c 水平部
23d 押え部
23e 係止溝
24 連結部(ヒンジ)
25 蓋体
25a 外周側壁
25b 凹部外周壁
25c 凹部内周壁
25d 天板部
25e リブ
25f 段差部
25g 段差部の外周
25h 係止部
26 改ざん防止機構
27 スプーン固定部
C 缶(容器)
C1 開口部
C2 カール部
C3 アルミシール
C4 つまみ
S スプーン
30 容器
31 缶
32 胴部
32a 開口部
33 底板部
34 巻き締め部
35 つば部
36 くびれ部
37 仕切り部材(アルミシール)

Claims (7)

  1. 容器の開口部近傍に不通気性の仕切り部材が備えられる容器に設けられ、周囲2点間を結ぶように摺り切り具が備えられて容器の開口部に設けられる摺り切り具付の蓋であって、前記摺り切り具の一端部を係止し得る係止部を複数箇所備えた環状の固定枠体を容器の開口部に嵌合固定して設け、この固定枠体に前記摺り切り具の他端部を前記仕切り部材を取り外すときに退避可能に連結して形成するとともに、前記摺り切り具の一端部を前記固定枠体に切り離し可能に連結して形成する一方、この摺り切り具を前記仕切り部材の上方に収納して前記固定枠体を覆って開閉可能な蓋体を設けたことを特徴とする摺り切り具付の蓋。
  2. 前記固定枠体と前記蓋体とをヒンジを介して開閉可能に連結して形成したことを特徴とする請求項1記載の摺り切り具付の蓋。
  3. 前記摺り切り具の前記他端部を前記固定枠体の前記ヒンジ部近傍に配置するとともに、前記摺り切り具の一端部を係止する前記係止部を利き手に合わせて2箇所形成したことを特徴とする請求項2記載の摺り切り具付の蓋。
  4. 前記摺り切り具の前記他端部を、当該摺り切り具を上方に退避可能に前記固定枠体に連結して形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の摺り切り具付の蓋。
  5. 開口部上端に蓋を備えた容器の開口部近傍に胴部を内方に突出させて不通気性の仕切り部材を取り付ける略水平なつば部を設けるとともに、このつば部の先端から下方に前記胴部になめらかに連続するくびれ部を設けてなること特徴とする蓋付の容器。
  6. 前記容器の前記つば部を、当該容器の開口部上端より計量用のスプーンを収納可能な高さ隔てた下方に配置してなることを特徴とする請求項5記載の蓋付の容器。
  7. 前記蓋として、前記請求項1〜4のいずれかに記載の摺り切り具付の蓋を設けたことを特徴とする請求項5または6記載の蓋付の容器。

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