JP2005145390A - 船外機用シフト操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】船外機に内蔵することのできる小型の船外機用シフト操作装置を提供すること。
【解決手段】モータ30の回転量を検出するモータ回転量検出用ホールIC120と、その基端部がケースの外部において出力軸40に取付けられ、その先端部が中立位置を境にシフト前進位置Fとシフト後進位置Rとにわたって揺動自在に移動するとともに、船外機用シフト機構100の操作部に接続される出力アーム56と、モータ回転量検出用ホールIC120からの信号によって算出される出力アーム56のシフト位置と操作レバー111のレバー位置信号から得られる操作レバー111のレバー位置との位置ずれ量を算出し、この位置ずれ量に基づいてモータ30の回転を制御する制御回路80とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小型船舶等の船外機(エンジン)のシフト機構(スロットル)を遠隔操作するための船外機用シフト操作装置に関し、特に操作を正確に行うとともに小型化できるものに関する。
小形船舶の船外機のシフト機構のシフト操作等を遠隔操作するためのエンジンコントロール装置が提案されている(例えば下記特許文献1〜3参照)。このようなエンジンコントロール装置は、操縦席等に設置された操作レバー(前進、中立、後進)と、この操作レバーが出力する信号に基いて作動するモータ及びギヤ機構等を内蔵した駆動ユニットと、前記モータが発生する駆動力を船外機のシフト機構の被操作部に伝達するためのプッシュプルケーブル等を備えている。駆動ユニットは船体内部に収容されている。
米国特許第5,080,619号明細書 特開平4−94431号公報
上述したエンジンコントロール装置であると次のような問題があった。すなわち、船外機のシフト機構のシフト位置(シフト中立、シフト前進、シフト後進)を検出するためのセンサが、船外機からかなり離れた位置にある駆動ユニットに内蔵されている。しかも船体側の駆動ユニットと、船外機側のシフト機構との間に、長尺なプッシュプルケーブルが存在する。このためシフト機構の実際のシフト位置と、センサが検出するシフト位置信号との間にずれが生じ、操作レバーのシフト位置とシフト機構のシフト位置とが不一致となる懸念がある。
そこで本発明は、シフト位置を船外機近傍のセンサで正確に検出することで、操作レバーのシフト位置とシフト機構のシフト位置とをより正確に一致させるとともに、装置を小型化できる船外機用シフト操作装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の船外機用シフト操作装置は次のように構成されている。
(1)船外機用シフト機構を操作する船外機用シフト操作装置において、船外機に固定されるケースと、前記ケースに設けられたモータと、前記ケースに回転自在に設けられた出力軸と、前記モータの回転量を検出するホールICからなる回転量検出センサと、前記ケースに収容され前記モータの回転を前記出力軸に伝達するギヤ機構と、その基端部が前記ケースの外部において前記出力軸に取付けられ、その先端部が中立位置を境にシフト前進位置とシフト後進位置とにわたって揺動自在に移動するとともに、前記船外機用シフト機構の操作部に接続される出力アームと、前記回転量検出センサからの信号によって算出される前記出力アームのシフト位置と操作レバーのレバー位置信号から得られる前記操作レバーのレバー位置との位置ずれ量を算出し、この位置ずれ量に基づいて前記モータの回転を制御する制御回路とを備えていることを特徴とする。
(2)上記(1)に記載された船外機用シフト操作装置であって、前記出力アームのシフト前進位置及びシフト後進位置を検出するシフト限界位置検出センサをさらに備え、前記制御回路は、前記シフト限界位置検出センサからの信号に基づいて前記モータの回転を制御することを特徴とする。
(3)上記(2)に記載された船外機用シフト操作装置であって、前記シフト位置限界検出センサはホールICであることを特徴とする。
(4)上記(1)に記載された船外機用シフト操作装置であって、前記出力アームのシフト中立位置を検出するシフト中立位置検出センサをさらに備え、前記制御回路は、前記シフト中立位置検出センサからの信号に基づいて前記モータの回転を制御することを特徴とする。
(5)上記(4)に記載された船外機用シフト操作装置であって、前記シフト中立位置限界検出センサはホールICであることを特徴とする。
本発明によれば、シフト位置を船外機近傍のセンサで正確に検出することで、操作レバーのシフト位置とシフト機構のシフト位置とを正確に一致させるとともに、装置を小型化することができる。
図1は本発明の船外機用シフト操作装置10を示す側面図、図2は図1におけるII−II線で切断し矢印方向に見た断面図、図3は船外機用シフト操作装置10にリンクロッドを取付けた場合の正面図、図4は船外機用シフト操作装置10が組込まれた船外機20の一部の平面図、図5は小形船舶用リモコンボックス110と船外機20等を模式的に示す側面図である。
船外機用シフト操作装置10は、図5に示すように、船外機20近傍に設けられ、後述するリモコンボックス110の操作レバー111からの指令に基づいて船外機20のシフト機構100を操作する機能を有している。
図1に示すように、船外機用シフト操作装置10は、防水構造のケース11を備えている。ケース11は、ケース本体12と蓋部材13とを有している。ケース本体12には取付孔15が形成されている。このケース11は、取付孔15に挿入されるボルト16と、必要に応じてモータ30に取付ける取付金具17(図3参照)の取付孔18に挿入するボルト19によって、船外機20(図4に一部を示す)のトップカバー21の内側に配置される。
ケース11に防水形の直流モータ30が設けられている。このモータ30は、電流の方向を切り替えることによって、第1の方向とその反対の第2の方向に回転することができる。モータ30の出力軸にウォームギヤ31が取付けられている。ウォームギヤ31はケース11の内部に収容されている。
ケース11の内部に、ウォームホイール32と、このウォームホイール32と一体に回転する第1の平歯車33が収容されている。ウォームホイール32はウォームギヤ31に噛合っている。
ケース11に出力軸40が回転自在に設けられている。ケース11と出力軸40との間に軸受41,42が設けられている。軸受41の近傍に防水用のシール部材43が設けられている。
出力軸40に第2の平歯車50が取付けられている。第2の平歯車50は第1の平歯車33に噛合っている。第2の平歯車50は第1の平歯車33よりも歯数が多いため、第1の平歯車33の回転が減速されて第2の平歯車50に伝達される。これらの平歯車33,50は、ウォームホイール32の回転を出力軸40に伝達するためのギヤ機構51を構成している。
出力軸40に調整プレート55と出力アーム56が取付けられている。これら調整プレート55と出力アーム56はケース11の外側に位置し、ボルト57によって出力軸40からの抜け止めがなされている。出力アーム56は、図1に一例を示す中立位置Nを境に、シフト前進位置Fと、シフト後進位置Rとの間を往復移動することができるようになっている。
調整プレート55の中央に形成された孔60は、出力軸40に対して相対回転不能に嵌合している。調整プレート55に、複数のタップ孔61が形成されている。これらのタップ孔61は、出力軸40を中心とする同一円上に等ピッチで形成されており、選択された一対のタップ孔61にボルト62をねじ込むことにより、出力アーム56が調整プレート55に固定されている。
ボルト62をタップ孔61から外すと、出力アーム56を調整プレート55に対して回転させることが可能になる。船外機20の機種等に応じて出力アーム56の向きを変えたい場合、ボルト62をタップ孔61から外し、出力アーム56を所望の方向に向けた後、ボルト62をタップ孔61にねじ込むことにより、出力アーム56を調整プレート55に固定する。
こうすることにより、ケース11に対して出力アーム56を所望の方向に向けることができる。タップ孔61を有する調整プレート55と、タップ孔61にねじ込まれるボルト62によって、アーム調整機構が構成されている。なお、アーム調整機構の他の例として、出力軸40にスプラインを形成するとともに、出力アーム56に該スプラインに嵌合するスプライン溝を形成してもよい。このような構造によっても、出力軸40に対する出力アーム56の回転方向の相対位置を調整することができる。
ケース11の内部において、第2の平歯車50に第3の平歯車65が噛合っている。第3の平歯車65に第4の平歯車66が噛合っている。ケース11の内部に、エンジンスタート許可用のマイクロスイッチ70が収容されている。マイクロスイッチ70の検出レバー72の先端部は第4の平歯車66の外周面に接している。
出力アーム56が中立位置Nにあるとき、検出レバー72の先端部が、第4の平歯車66に形成されている凹部73に入ることにより、マイクロスイッチ70がオンとなる。マイクロスイッチ70がオンになると、その信号が制御回路80(図5参照)に出力されることにより、スタータスイッチ81によるエンジン82の始動が許可されるようになっている。制御回路80とシフト操作装置10は、互いに電気ケーブル83によってつながれている。制御回路80に接続される電気ケーブル84は、船体(図示せず)と船外機20との間に配索される。
出力アーム56がシフト前進位置Fまで移動したことがシフト前進位置用ホールIC122によって検出されたとき、制御回路80によってモータ30が停止する。出力アーム56がシフト後進位置Rまで移動したことがシフト後進位置用ホールIC123によって検出されたときも、モータ30が停止するようになっている。
図3に示すように、出力アーム56に設けたピン90に、リンクロッド91の一端92が接続されている。リンクロッド91の他端93は、被操作部としてのシフトレバー95の端部96にピン97によって接続される。シフトレバー95の端部96は、シフトレール98に沿って、図3に矢印A,Bで示す方向に移動することができ、矢印A方向に移動したときにシフト機構100(図4参照)が前進位置に切替わり、矢印B方向に移動したときにシフト機構100が後進位置に切替わるようになっている。
操縦席等に設けるリモコンボックス110(図5参照)の操作レバー111は、中立位置Nからシフト前進位置Fを経て前進側のフルスロットル位置(限界位置)まで移動させることができる。またこの操作レバー111は、中立位置Nからシフト後進位置Rを経て後進側のフルスロットル位置(限界位置)まで移動させることができる。
操作レバー111の位置はポテンショメータ112によって検出される。操作レバー111がシフト前進位置Fまで移動したときに制御回路80に出力される信号によって、シフト操作装置10のモータ30が第1の方向に回転する。これにより、出力アーム56が前進位置Fまで移動する。操作レバー111がシフト後進位置Rまで移動したときには、モータ30が第2の方向に回転し、出力アーム56が後進位置Rまで移動する。
図3に示すように、ケース11の外壁には、シフト中立位置用ホールIC121、シフト前進位置用ホールIC122、シフト後進位置用ホールIC123が取付けられている。図6はホールIC120〜123の接続回路を示す図である。図6に示すように、電源VCCは抵抗R1を介して各ホールIC120〜123の電源端子に接続されている。各ホールIC120〜123のアース端子は、それぞれコンデンサC1〜C5を介してアース端子GNDに接続されている。
モータ30の回転数検出用のモータ回転量検出用ホールIC120は、抵抗R2を介して出力端子Out1に接続されている。モータ回転量検出用ホールIC120はモータ130内に設けられ、その周囲には図6の(b)に示すように、5つの磁石130〜134が配置され、モータ30の回転に伴って矢印Q方向に回転するように設けられている。すなわち、モータ30の回転に伴って5つの磁石130〜134が回転し、これら磁石130〜134の近接に伴ってモータ回転量検出用ホールIC120からパルス信号が出力される。
出力アーム56の中立位置Nを検出する中立位置用ホールIC121は、抵抗R3を介して出力端子Out2に接続されている。この中立位置用ホールIC121は、出力アーム56の中立位置Nに対応した位置に配置される。
前進側のシフト位置を示すシフト前進位置用ホールIC122は、抵抗R4を介して出力端子Out3に接続されている。このシフト前進位置用ホールIC122は、出力アーム56のシフト前進位置Fに対応した位置に配置される。
後進側のシフト位置を示すシフト後進位置用ホールIC123は、抵抗R5を介して出力端子Out4に接続されている。このシフト後進位置用ホールIC123は、出力アーム56のシフト後進位置Rに対応した位置に配置される。
このように構成されたシフト操作装置10は次のように作動する。最初に電源投入と同時にイニシャライズ(ST10)が行われる。リモコンボックス110の操作レバー111が中立位置Nにあるとき、シフト操作装置10のモータ30は停止している。このとき出力アーム56は中立位置Nにある。次に、モータ30を回転させ出力アーム56を中立位置にまで移動させる。中立位置用ホールIC121がONとなったときにモータ30を停止することで、出力アーム初期基準位置合わせを行いXaを0とする(ST11)。
リモコンボックス110の操作レバー111をシフト前進位置Fまで移動させる。このときの操作レバー111の位置XLが制御回路80に読み込まれる(ST12)。操作レバー111の位置によりポテンショメータ112が出力する信号に基いて、シフト操作装置10のモータ30が第1の方向に回転し、第1の平歯車33と第2の平歯車50を介して出力アーム56がシフト前進位置F側へ移動する。これにより、リンクロッド91を介してシフトレバー95の端部96が図3中の矢印A方向に移動し、シフト機構100が前進位置に入る。
これら一連の動作においては、次のようにして操作レバー111の位置XLと出力アーム56の位置Xaとの位置ずれを解消する。すなわち、モータ30の回転量により出力アーム56の移動量が算出され、出力アーム56の実際の位置Xaが制御回路80に読み込まれる(ST13)。
次に、操作レバー111の位置XLと出力アーム56の位置Xaとの差が算出される(ST14)。その差分が正のときは出力アーム56の移動量が不足していることから、モータ30を正転させるための駆動電圧が算出され(ST20)、モータ30を正転させる(ST21)。そして、ST12に戻り、同じ動作が繰り返される。
一方、差分が負のときは出力アーム56の移動量が過剰であることから、モータ30を逆転させるための駆動電圧が算出され(ST30)、モータ30を逆転させる(ST31)。そして、ST12に戻り、同じ動作が繰り返される。
また、差分が0のときは出力アーム56の移動量が正常であることから、モータ30を停止する(ST40)。そして、ST12に戻り、同じ動作が繰り返される。
出力アーム56が操作レバー111が示す前進位置Fまで移動し終わると、モータ30が停止するため、シフト機構100が前進位置に保持される。
なお、出力アーム56の移動量は、モータ30の回転量によって決まるため、モータ回転量検出センサ120からのパルス出力をカウントすることで検出される。
リモコンボックス110の操作レバー111を、シフト前進位置Fからさらに前方に移動させると、ポテンショメータ112から制御回路80に出力される信号に基いて、エンジン82のスロットル機構(図示せず)が増速側に作動する。
リモコンボックス110の操作レバー111をシフト後進位置Rまで移動させると、ポテンショメータ112が出力する信号に基いて、モータ30が第2の方向に回転し、第1の平歯車33と第2の平歯車50を介して出力アーム56がシフト後進位置Rまで移動する。
これにより、リンクロッド91を介してシフトレバー95の端部96が図3中の矢印B方向に移動し、シフト機構100が後進位置に入る。出力アーム56が後進位置Rまで移動し終わると、上述した前進の場合と同様にしてモータ30が停止するため、シフト機構100が後進位置に保持される。
リモコンボックス110の操作レバー111を、シフト後進位置Rからさらに後方に移動させると、ポテンショメータ112から制御回路80に出力される信号に基いて、エンジン82のスロットル機構(図示せず)が増速側に作動する。
なお、出力アーム56とリンクロッド91の接続部に着脱可能なクイックリリースタイプのボールジョイントを採用すれば、モータ30の故障時等に該ボールジョイントを外し、リンクロッド91を手動で操作することにより、シフト操作を行なうことが可能である。
これらのホールIC120〜123を用いた位置センサは、ケース11内にポテンショメータを組み込む場合と比較してコンパクトであるため、シフト操作装置10をコンパクトに構成することができ、船外機20に組込むことが容易になる。なお、シフト前進位置用ホールIC122及びシフト後進位置用ホールIC123は、何らかの原因で回転量検出用ホールIC120が故障した場合に、出力アーム56の限界位置を検出しモータ30を停止させることで、モータ30の過熱を防止することが可能となる。
上述したように、本発明の第1の実施の形態に係る船外機用シフト操作装置10によれば、船外機のシフト機構100に接続された出力アーム56のシフト位置を船外機近傍に配置されたセンサであるモータ30内のモータ回転量検出用ホールIC120で正確に検出し、さらに操作レバー111との位置ずれ量を補正することで、操作レバー111のシフト位置とシフト機構100のシフト位置とを正確に一致させることができる。また、出力アーム56の位置をモータ30内のモータ回転量検出用ホールIC120で検出しているため、ポテンショメータを用いた場合に比べて装置を小型化することができる。
図7と図8は本発明の第2の実施形態の船外機用シフト操作装置10´を示している。このシフト操作装置10´も船外機20のトップカバー21の内部においてエンジン82に取付けられている。このシフト操作装置10´と、シフトレバー95の端部96が、互いにプッシュプルケーブル130によって接続されている。プッシュプルケーブル130は、船外機20のトップカバー21の内部に配索されている。
プッシュプルケーブル130は、アウタチューブ131と、アウタチューブ131の内側に挿通されたインナケーブル(図示せず)と、該インナケーブルの両端に接続されたケーブルロッド132,133等を備えている。一方のケーブルロッド132に設けたケーブルエンド134が出力アーム56に接続されている。アウタチューブ131は、モータ30に固定されたブラケット部材135の保持部136に支持されている。出力アーム56は出力軸40に直接固定されている。
なお、出力アーム56とケーブルエンド134との接続部に着脱可能なクイックリリースタイプのボールジョイントを採用すれば、モータ30の故障時に該ボールジョイントを外し、ケーブルエンド134を手動で操作することにより、シフト操作を行なうことが可能である。
他方のケーブルロッド133に設けられているケーブルエンド140が、シフトレバー95の端部96に接続されている。この実施形態では、プッシュプルケーブル130のねじ部141に対してケーブルエンド140を回転させることにより、アウタチューブ131に対するケーブルエンド140の相対位置を調整することができる。
この第2の実施形態のシフト操作装置10´は、上記以外の構成と作用について第1の実施形態のシフト操作装置10と同様であるから、両者に共通の部位に同一の符号を付して説明を省略する。
これらの実施形態をはじめとして、この発明を実施するに当たり、ケースやモータ、ウォームギヤとウォームホイール、アーム、センサ、力伝達部材等、この発明の構成要素をこの発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更して実施できることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示す船外機用シフト操作装置の正面図。 図1中のII−II線に沿う船外機用シフト操作装置の断面図。 図1に示された船外機用シフト操作装置にリンクロッドを取付けた場合の正面図。 図3に示された船外機用シフト操作装置が組込まれた船外機の一部の平面図。 小形船舶用リモコンボックスと船外機等を模式的に示す側面図。 (a)は各ホールICの回路図、(b)は回転量検出用ホールICの配置を示す説明図。 制御信号の流れを示すブロック図。 制御フローを示す説明図。 本発明の第2の実施形態を示す船外機用シフト操作装置の正面図。 同船外機用シフト操作装置が組込まれた船外機の一部の側面図。
符号の説明
10,10´…船外機用シフト操作装置、20…船外機、30…モータ、31…ウォームギヤ、32…ウォームホイール、40…出力軸、51…ギヤ機構、56…出力アーム、70…マイクロスイッチ、80…制御回路、91…リンクロッド、120…回転位置検出ホールIC、121…シフト前進位置用ホールIC、122…シフト中立位置用ホールIC、123…シフト後進位置用ホールIC、130…プッシュプルケーブル。

Claims (5)

  1. 船外機用シフト機構を操作する船外機用シフト操作装置において、
    船外機に固定されるケースと、
    前記ケースに設けられたモータと、
    前記ケースに回転自在に設けられた出力軸と、
    前記モータの回転量を検出するホールICからなる回転量検出センサと、
    前記ケースに収容され前記モータの回転を前記出力軸に伝達するギヤ機構と、
    その基端部が前記ケースの外部において前記出力軸に取付けられ、その先端部が中立位置を境にシフト前進位置とシフト後進位置とにわたって揺動自在に移動するとともに、前記船外機用シフト機構の操作部に接続される出力アームと、
    前記回転量検出センサからの信号によって算出される前記出力アームのシフト位置と操作レバーのレバー位置信号から得られる前記操作レバーのレバー位置との位置ずれ量を算出し、この位置ずれ量に基づいて前記モータの回転を制御する制御回路とを備えていることを特徴とする船外機用シフト操作装置。
  2. 前記出力アームのシフト前進位置及びシフト後進位置を検出するシフト限界位置検出センサをさらに備え、
    前記制御回路は、前記シフト限界位置検出センサからの信号に基づいて前記モータの回転を制御することを特徴とする請求項1に記載の船外機用シフト操作装置。
  3. 前記シフト位置限界検出センサはホールICであることを特徴とする請求項2に記載の船外機用シフト操作装置。
  4. 前記出力アームのシフト中立位置を検出するシフト中立位置検出センサをさらに備え、
    前記制御回路は、前記シフト中立位置検出センサからの信号に基づいて前記モータの回転を制御することを特徴とする請求項1に記載の船外機用シフト操作装置。
  5. 前記シフト中立位置限界検出センサはホールICであることを特徴とする請求項4に記載の船外機用シフト操作装置。
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