JP2005144916A - ボールペンレフィル - Google Patents

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JP2005144916A
JP2005144916A JP2003387436A JP2003387436A JP2005144916A JP 2005144916 A JP2005144916 A JP 2005144916A JP 2003387436 A JP2003387436 A JP 2003387436A JP 2003387436 A JP2003387436 A JP 2003387436A JP 2005144916 A JP2005144916 A JP 2005144916A
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Kazuhiko Sasaki
和彦 佐々木
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Abstract

【課題】本発明の目的は、落下やノック衝撃等による衝撃力を緩和し、且つインキ量が多い初期の状態と、筆記によりインキ量が消費した状態とのインキ追従性能に差が少ないボールペンレフィルを提供することにある。
【解決手段】インキ収容管内部のインキ収容室に筆記具用インキを直に収納し、前記インキ収容管の先端にボールを回転自在に抱持したボールペンチップを直接またはチップホルダーを介して装着してなるボールペンレフィルにおいて、前記インキ収容室の少なくとも一部を螺旋状に形成するとともに、前記螺旋のピッチが、前記インキ収容室の先端部側より後端部側に向かって除々に小さくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インキ収容管内部のインキ収容室に筆記具用インキを直に収容した、ボールペンレフィルに関する。
従来から、インキ収容管内部のインキ収容室に筆記具用インキを直に収容した、ボールペンレフィルについてはよく知られている。
こうしたボールペンレフィルにおいて、本願出願人は、特許3439665号「ノック式ボールペン」や特許3439666号「ノック式ボールペン」にて、チップホルダーやチップ後端の開口面積を特定することで、落下による衝撃によるインキの流動を抑制する構造を開示している。また、特開平10−329476号公報「筆記具用チップ」のように、インキ収容室やチップ内に流量を制御する部材を配設することで、落下による衝撃によるインキの流動を抑制する構造が開示されている。
前述したノック衝撃等の衝撃力は、インキ収容室に残存するインキ量によっても変化し、インキ量が多い初期の状態のほうが、インキ量が少ない終了時の状態に比べ衝撃力が大きい。これは、インキ自体の重さが影響するためであると考えられる。
「特許3439665号公報」 「特許3439666号公報」 「特開平10−329476号公報」
また、インキ収容室に残存するインキ量は、筆記によって消費するインキが追従するインキ追従性能にも微少に影響する。これは、インキ追従性能は、インキの粘度によって依存することが大であるが、インキの自重によってもチップ先端側に向う流れに微少に影響する。そのため、インキ量が多く、重量の高い初期の状態と、インキ量が少なく、重量の小さい終了時の状態を比べると、インキ追従性能に差が生じていることが分かった。
本発明の目的は、落下やノック衝撃等による衝撃力を緩和し、且つインキ量が多い初期の状態と、インキ量が少ない終了時の状態とを比べて、インキ追従性能に差が少ないボールペンレフィルを提供することにある。
本発明は、インキ収容管内部のインキ収容室に筆記具用インキを直に収納し、前記インキ収容管の先端にボールを回転自在に抱持したボールペンチップを直接またはチップホルダーを介して装着してなるボールペンレフィルにおいて、前記インキ収容室の少なくとも一部を螺旋状に形成するとともに、前記螺旋のピッチが、前記インキ収容室の先端部側より後端部側に向かって除々に小さくなることを特徴とする。
前記インキ収容管が、螺旋状であることを特徴とする。
本発明のボールペンレフィルは、落下やノック衝撃等による衝撃力を緩和し、且つインキ量が多い初期の状態と、インキ量が少ない終了時の状態とを比べて、インキ追従性能に差が少ない安定した、インキ追従性能を得られるボールペンレフィルを提供することができる。
ノック衝撃を緩和し、安定したインキ吐出を得るという目的を、簡単な構造で実現した。
図1に示すボールペンレフィル1は、インキ収容管2内のインキ収容室3に低粘度の油性インキであるボールペン用インキ(図示せず)を直に収容し、インキ収容管2の先端部にはチップホルダー4を介して、ボールを回転自在に抱持し、先端縁の内壁をボールと同形の球面状に形成したボールペンチップ5を装着し、インキ収容管2の後端部には内外を連通する通気孔を有する尾栓6を装着してある。
インキ収容室3に、螺旋状の通路7aを有する螺旋部材7を配設してある。この螺旋状の通路7aは、インキ収容管2のボールペンチップ5側から尾栓6側に向かって、螺旋のピッチが除々に小さくなっている。螺旋部材7の通路7aによって螺旋状のインキ収納室3を形成し、筆記等によりボールペン用インキが消費すると、ボールペン用インキは、この通路7aを通ってボールペンチップ5側に追従する。
インキ収容室内に、螺旋状の通路7aを有する螺旋部材7を配設することで、落下による衝撃によるボールペン用インキの流動を抑制することができる。また、螺旋部材7の螺旋のピッチをボールペンチップ側から尾栓側に向かって除々に小さく(L>M)することで、インキ量が多い初期の状態では、インキの後端部は螺旋のピッチMが小さい通路7aに位置するため、インキ量が多いのにも関わらず、ボールペン用インキの自重がボールペンチップ5側に伝わりにくい。従って、インキ量が多い初期の状態とインキ量が少ない終了時の状態とで、ボールペンチップ5側に伝わるボールペン用インキの自重の差が少ない。
図2、図3に示すボールペンレフィル11は、インキ収容管12自体を螺旋状とすることで、インキ収容室13を螺旋状としている。この螺旋状のインキ収容室13に低粘度の油性インキ(図示せず)を直に収容した以外は、実施例1と同様にしてボールペンレフィル11を得ている。
螺旋状のインキ収容管12もボールペンチップ5側から尾栓16側に向かって、螺旋のピッチが除々に小さく(L2>M2)なっている。インキ収容管12を螺旋状とすることで、前述したインキ追従性の安定が得られるとともに、外観上で興味を引くことができる。また、インキ収容管12を螺旋状とすることにより、インキ収容管12自体に弾発力を付与することもでき、より一層、衝撃を緩和することができる。
本発明は、螺旋状のインキ収納室を形成するが、実施例1、2にて図示したようにインキ収容室の全体を螺旋状としてもよいし、一部分であってもよい。インキ収容量が多い場合には、前述したように衝撃性や追従性に影響が大きいので、少なくともインキの後端より前方に螺旋状を形成することが望ましい。
本発明のボールペンレフィルは、低粘度油性インキ、剪断減粘性を付与したインキ、水性インキ等、インキの種類に限定されることなく適用でき、特に剪断減粘性インキや水性インキのようにインキ粘度が比較的低く、耐衝撃性に不安を抱えるインキを採用する場合に有効である。また、ノック式、キャップ式に関わらず採用することができる。
実施例1のボールペンレフィルを示す、一部省略した要部縦断面図である。 実施例2のボールペンレフィルを示す外観図である。 図2における一部省略した要部縦断面図である。
符号の説明
1、11 ボールペンレフィル
2、12 インキ収容管
3、13 インキ収容室
4、14 チップホルダー
5 ボールペンチップ
6、16 尾栓
7 螺旋部材
7a 通路

Claims (2)

  1. インキ収容管内部のインキ収容室に筆記具用インキを直に収納し、前記インキ収容管の先端にボールを回転自在に抱持したボールペンチップを直接またはチップホルダーを介して装着してなるボールペンレフィルにおいて、前記インキ収容室の少なくとも一部を螺旋状に形成するとともに、前記螺旋のピッチが、前記インキ収容室の先端部側より後端部側に向かって除々に小さくなることを特徴とするボールペンレフィル。
  2. 前記インキ収容管が、螺旋状であることを特徴とする請求項1に記載のボールペンレフィル。

JP2003387436A 2003-11-18 2003-11-18 ボールペンレフィル Pending JP2005144916A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102922901A (zh) * 2012-11-07 2013-02-13 马汝慧 一种新型的笔芯

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