JP2005144505A - レーザビーム照射によるハンダ接合方法及び電子部品 - Google Patents

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【目的】 接合に用いるレーザビームの波長における光反射率の互いに異なる金属部材同士をレーザビーム照射によるハンダ接合で反射を抑えつつ効率的且つ良好に導電接合するハンダ接合方法及び光反射率の異なる金属部材同士の信頼性の高いハンダ接合を備えるインダクタ等の電子部品を提供する。
【構成】 光反射率の異なる金属リードフレーム(リン青銅にハンダメッキ)7と導線(銅)6の絡げ部分との金属部材同士及びハンダにレーザビームを照射して加熱し、溶融した前記ハンダで導電接合するレーザビーム照射によるハンダ接合方法であり、前記レーザビームが楕円形の楕円ビーム14からなり、一つの円形ビームのレーザビーム照射と比較して光反射率の低い金属部材の金属リードフレーム7側に多くの熱エネルギーが吸収されるようにレーザビーム照射領域を変形して照射するレーザビーム照射によるハンダ接合方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、接合に用いるレーザビームの波長における光反射率の互いに異なる金属部材同士をレーザビーム照射によるハンダ接合によって導電接合する方法に関する。
電子部品に限らず、コイル部品等における銅素材の導線と金属リードフレーム或いは導線と電極といった金属部材同士を導電接合する手段として、前記金属部材同士を接して両者の融点まで加熱して互いに溶融させて接合する「溶接」、又は、融点の低いハンダ等のろう材を介して該ろう材とともに或る程度加熱された金属部材同士を溶融した前記ろう材によって接合する「ろう接」がある。所謂「ハンダ付け」も「ろう接」の一種である。
そして、前記コイル部品を典型とする電子部品における電子部品素子、例えばコアに巻回した絶縁被覆導線の端部と金属リードフレームとの「半田付け」による導電接合の加熱手段として、レーザビーム照射による瞬間的且つ局所的な加熱方法が公知技術として既に適用されている。
例えば、下記[特許文献1]には、図5の(a)の内部構造を示す側面一部断面図、及び(b)の正面一部断面図に示されるような断面構造の面実装用のチップインダクタ20が記載されている。
このチップインダクタ20の構造は、両端部にリード線5を取り付けたアキシャルリード型のドラムコア1と、該ドラムコア1に巻回して前記ドラムコア両端のリード線5に両端末を各々絡げて巻線とした絶縁被覆導線6と、前記リード線5に嵌合してリード線5と前記絶縁被覆導線6にハンダ19等で導電接合された接合部分8を有する板状の金属リードフレーム7と、前記金属リードフレーム7の外部端子部分を除いて前記ドラムコア1全体と前記導電接合された接合部分8を被覆するモールド樹脂13と、から成っている。
前記板状の金属リードフレーム7の接合部分8は凹部形状であって、リード線5の受部となり、且つ絶縁被覆導線6のリード線5への絡げ部分との導電接合部分となる。
導電接合は、円形ビームのレーザビーム照射によって上記接合部分8の近傍に配した板状のハンダペレットまたはクリームハンダ等を溶融することで、前記リード線5とこれに絡げられた絶縁被覆導線6の両端末(絶縁被覆は熱で蒸発する。)と金属リードフレーム7とのハンダ付けによる導電接合(ハンダ接合)を同時に且つ短時間に施している。
また、下記[特許文献2]には、図6に示されるような金属リードフレーム7のU形形状の受部となる接合部分8に上記アキシャルリード型のドラムコア1のリード線5の絶縁被覆導線6を絡げた根元部分を載置し、図7に示されるような円形ビーム9のレーザビーム照射を行ってハンダ接合した構造のチップインダクタが記載されている。
さらに、下記[特許文献3]には、図8に示されるような金属リードフレーム7の垂設されたU形形状の受部にドラムコア1のリード線5を載置して、円形ビームのレーザビーム照射9で加熱して接合部分8をハンダ付けすることが記載されている。
特開2001−319816号公報
特開2001−210531号公報 特開平5−82179号公報
しかしながら、以上のような従来のレーザビーム照射によるハンダ接合方法では、絶縁被覆導線6の渡り部分6aをレーザビームの反射により断線させたり、ドラムコア1に熱ダメージを与える場合があった。
即ち、絶縁被覆導線6の線材として多用されている銅は、図9の吸収率と波長との関係を示す図9から判るように、一般に適用されているYAGレーザの波長(1.06μm)では吸収率が0.1未満と低い(換言すれば、光反射率が高い。)ので、レーザビーム照射の円形ビームの中央に位置する導線6の絡げ部分に当たったレーザビームの大半が反射して周囲に悪影響を与えているのである。これでは接合部分8に熱エネルギーが十分に吸収されずに拡散してしまい、エネルギー効率の点でも好ましくない。
特に、周囲が銅よりも吸収率が高い(換言すれば、光反射率が低い。)リン青銅にハンダメッキした前記金属リードフレーム7のような異なる光反射率の金属部材同士が接合対象である場合には、吸収率の良い金属リードフレーム7側にレーザビーム照射が十分に為されることが望ましい。
この点、前記[特許文献1]では、レーザビームの反射の影響を回避するための金属リードフレーム7の構造的な工夫が施されているが、根本的に光反射率の高い銅線等の金属部材からの反射のエネルギーを抑えることが望まれる。
さらに、図10に示される円形ビーム9によるレーザビーム照射に場合には、リード線5を両脇から挟む金属リードフレーム7の接合部分8にかかる面積が小さく且つ円形ビーム9の場合の円周側はエネルギー密度が急激に下がっているので、金属リードフレーム7と導線6の絡げ部分とのハンダ接合強度の安定を欠く場合がある。一方、円形ビーム9の中心側はエネルギー密度が急峻に高くなっているので(図4及び後述の図4の説明参照)、前記絶縁被覆導線6の絡げ部分を断線させる場合もある。
本発明は上記事情を考察してなされたものであり、異なる光反射率の金属部材同士をレーザビーム照射によってハンダ接合する際に、反射を抑えて近傍への反射による悪影響を防止し、効率的にハンダ接合する方法を提供するとともに、接合強度を高めて接合信頼性を向上した電子部品を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、
(1)接合に用いるレーザビームの波長における光反射率の互いに異なる金属部材同士及びハンダにレーザビームを照射して加熱し、溶融した前記ハンダで前記光反射率の異なる金属部材同士を導電接合するレーザビーム照射によるハンダ接合方法であって、前記レーザビームが楕円形の楕円ビーム又は複数の近接する円形ビームの組み合わせビームからなり、一つの円形ビームのレーザビーム照射と比較して光反射率の低い金属部材側に多くの熱エネルギーが吸収されるようにレーザビーム照射領域を変形して照射することを特徴とするレーザビーム照射によるハンダ接合方法を提供する。
(2)また、上記(1)に記載のレーザビーム照射によるハンダ接合方法によって光反射率の異なる金属からなるリードフレームと電子部品素子から導出された導線とがハンダ接合されていることを特徴とする電子部品を提供する。
本発明に係るレーザビーム照射によるハンダ接合方法及び電子部品は下記の優れた効果を有する。
(1)一つの円形ビームのレーザビーム照射と比較して、接合に用いるレーザビームの波長における光反射率の低い金属部材側に多くの熱エネルギーが吸収されるようにレーザビーム照射領域を変形して照射しているので、互いに異なる光反射率の金属部材同士をハンダ接合に必要な温度に加熱しつつ効率的にハンダ接合することができる。
(2)また、光反射率の高い金属部材からの反射が抑えられるので、周囲への熱ダメージの影響が低減される。
(3)また、光反射率の異なる金属からなる金属リードフレームと電子部品素子から導出された導線とが本発明のハンダ接合方法で接合されている電子部品は、断線の虞れがなく、且つ接合のばらつきがない良好な導電接合状態が得られ、接合信頼性の高い電子部品となる。
本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。なお、本発明に係るレーザビーム照射によるハンダ接合方法は、接合に用いるレーザビームの波長における光反射率の互いに異なる金属部材同士及びハンダにレーザビームを照射して加熱し、溶融した前記ハンダで前記光反射率の異なる金属部材同士を導電接合する場合の全てに適用され得るものであって、典型的にはコイル部品等の電子部品の製造過程における導電接合工程が想定されるが、適用対象は電子部品に限定されるものではない。
以下、典型例として、移動体通信機、電源その他の電子機器に用いられる前述のチップインダクタ20におけるリン青銅にハンダメッキした金属リードフレーム7と線材として銅を用いた絶縁被覆導線6の接合に用いるレーザビームの波長における光反射率の互いに異なる金属部材同士をレーザビーム照射によるハンダ接合によってハンダ接合する場合を説明する。
図1はチップインダクタの製造工程におけるハンダ接合部分へのYAGレーザビーム照射領域を示す第1の実施の形態(楕円ビーム)の平面図である。
図2はチップインダクタの製造工程におけるハンダ接合部分へのYAGレーザビーム照射領域を示す第2の実施の形態(2つの円形ビームの組み合わせビーム)の平面図である。
図3は同一エネルギーの円形ビームと楕円ビームのレーザビームを各々ステンレス板に垂直照射した時の溶け込み状態を表す図である。
図4は上記同一エネルギー値の円形ビームと楕円ビームのレーザビームを各々ステンレス板に垂直照射した時の溶け込み深さの分布を示す図である。
図1から判るように、チップインダクタ20の製造工程におけるドラムコア1のリード線(銅線)5に絡げられた絶縁被覆導線6の絡げ部分と金属リードフレーム7の接合部分8は中央に接合対象である絡げ部分の銅が中央にあり、それを挟むように両脇に接合対象である金属リードフレーム7の受部が位置している。この金属リードフレーム7は一般にYAGレーザの波長(1.06μm)で光反射率が銅に比して低い(換言すれば、吸収率が高い。)リン青銅にハンダメッキしたもの等の金属部材からできている。
上記のような位置関係に接合対象である異なる金属部材同士が配置されている場合に、図1のようにレーザビーム照射のビーム形状を楕円形の楕円ビーム14とすると、図3の(a)の円形ビームの場合のステンレス板17の溶け込み状態と(b)の楕円ビームの場合のステンレス板17の溶け込み状態を表す図及び図4の溶け込み深さの分布図から判るように、そのエネルギー分布は円形ビーム9の場合(実線)と比較して緩やかに拡がっており(破線)、中心部と周辺部とのエネルギー密度の差が小さいブロード分布となっている。そして上記絶縁被覆導線6の絡げ部分(銅部材)に照射した時の反射光は円形ビームの1/2以下に減少する。
即ち、図3及び図4において、同じエネルギー値のレーザビームをステンレス板17に照射した場合の円形ビーム9と楕円ビーム14を比較すると、円形ビーム9ではエネルギー分布が中心に向かって急峻な立ち上がりを示し、楕円ビーム14ではエネルギー分布が中心をデフォーカスしているためブロードな形を示しており、楕円形ビームの反射光は円形ビームに比較して少なくなる。また、構成上、金属リードフレーム7にかかるレーザビームの面積が楕円ビーム14の方が大きくなる。
したがって、上記楕円ビーム14の場合は、同一エネルギーにあってはより多くのエネルギーが楕円ビーム14内の周辺領域にある比較的吸収率の高い金属リードフレーム7の接合部分8側に照射されることになり、効率的にハンダ接合がなされることになる。換言すれば、光反射率の高い中央の導線6の絡げ部分(銅材)とリード線5(銅材)への照射エネルギーを円形ビーム9の場合よりも下げて、周辺側へ振り向けたのである。
結果として、反射量が減って周辺部への悪影響が回避される。例えば、導線6の渡り部分6aへの反射光を小さくして断線を防ぎ、ドラムコア1への熱ダメージが低減されるのである。また、絶縁被覆導線6の絡げ部分に当たるエネルギーは楕円ビーム14の方が円形ビーム9よりも小さいので、熱ダメージが小さくなって絡げ部分の断線が防止できる。
上記楕円ビーム14の形成方法は、例えばレーザ光源からのレーザビームをレンズで偏光させて元の円形ビームを楕円形に変形させたり、3〜5個程度の複数の小さな円形ビームを近接して重なるように並べて全体として楕円形になるように配置することで実現される。
次に、第2の実施の形態として図2に示されるレーザビーム照射によるハンダ接合方法は、レーザビームが2つの小さな円形ビーム15a、15bからなるマルチビーム15であり、各々がリード線5を両脇から挟む金属リードフレーム7の接合部分8であるU形形状の両サイドの接触部分に中心が位置するように同時に照射される。
上記マルチビーム15によるハンダ接合においても、第1の実施の形態の楕円ビームと同様に光反射率の高い中央の導線6の絡げ部分(銅材)とリード線5(銅材)への照射エネルギーが一つの大きな円形ビームの場合よりも比較的小さく、金属リードフレーム7側へのエネルギー照射量が大きくなるので、金属リードフレーム7とハンダへの効率的な熱エネルギーの吸収が行われて迅速なハンダ接合がなされる。
上記マルチビーム15の形成方法は、一つの大きな円形ビームを複数のレンズで各々集光させて複数の小さな円形ビームを形成することで実現される。
なお、ハンダ接合の場合は良好な接合状態を形成するために、接合対象である異なる金属部材同士の接合部分を或る程度加熱する必要があるが、上記楕円ビーム14やマルチビーム15で導線6の絡げ部分(銅材)とリード線5(銅材)が加熱される程度で十分である。
本発明に係るレーザビーム照射は、上記実施の形態のようにYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネットの略称)結晶を用いた最も微細加工等に汎用されている固体レーザのYAGレーザを利用して行うのが好ましいが、他にルビーレーザやCOレーザを用いてもよい。
また、接合材としてのハンダは、板状のハンダペレット、クリームハンダ、パウダーハンダ(例えば粒径75μm程度のSnAg合金)等を接合部分8に別途配置するか、或いは、前記金属リードフレーム7の接合部分8の少なくとも内周面に電気メッキで施したハンダメッキをそのまま接合材として利用してもよい。この場合はハンダメッキ厚は接合強度を確保する観点から10μm以上、好適には15μm程にメッキすることが望ましい。
また、上記ハンダの種類は、一般的な錫−鉛(Sn−Pb)ハンダ以外に、低融点の軟ろう、例えば錫(Sn)のみ、錫と銅の合金(Sn−Cu)、錫と銀の合金(Sn−Ag)、錫と亜鉛の合金(Sn−Zn)、亜鉛とアルミニウムの合金(Zn−Al)等の軟ろうも本発明にいうハンダとして適用できる。
以上のように本発明に係るハンダ接合方法は、ハンダ接合対象である異なる光反射率の金属部材同士の接合部分に照射する照射領域を、レーザビーム照射のビーム形状を円形でなく楕円形の楕円ビーム或いは複数の小さな円形ビームからなるマルチビームにして変形しているので、光反射率の高い金属部材よりも光反射率の低い(吸収率の高い)金属部材側に多くの熱エネルギーが吸収され、反射による周囲への悪影響が抑えられ、異なる金属部材同士のレーザビーム照射によるハンダ接合の品質が向上し、接合信頼性の高いインダクタ等の電子部品が製造できるのである。
チップインダクタの製造工程におけるハンダ接合部分へのYAGレーザビーム照射領域を示す第1の実施の形態(楕円ビーム)の平面図である。 チップインダクタの製造工程におけるハンダ接合部分へのYAGレーザビーム照射領域を示す第2の実施の形態(2つの円形ビームの組み合わせビーム)の平面図である。 同一エネルギーの円形ビームと楕円ビームのレーザビームを各々ステンレス板に垂直照射した時の溶け込み状態を表す図である。 上記同一エネルギー値の円形ビームと楕円ビームのレーザビームを各々ステンレス板に垂直照射した時の溶け込み深さの分布を示す図である。 公知のチップインダクタの(a)内部構造を示す側面一部断面図、及び(b)正面一部断面図である。 公知のチップインダクタのレーザビーム照射によるハンダ接合前の工程を示す斜視図である。 公知の金属リードフレームとドラムコアの導線とのレーザビーム照射(円形ビーム)によるハンダ接合の様子を示す平面図である。 公知のインダクタに関するレーザビーム照射によるハンダ接合の状態を示す斜視図である。 金属に対するレーザビーム照射の吸収率と波長との関係を示す図である。 従来のインダクタのレーザビーム照射(円形ビーム)の状態を示す平面図である。
符号の説明
1 ドラムコア
5 リード線
6 絶縁被覆導線(巻線)
6a 渡り部分
7 金属リードフレーム
8 接合部分
9 円形ビーム
13 モールド樹脂
14 楕円ビーム
15 マルチビーム
15a、15b マルチビームを形成する小さな円形ビーム
17 ステンレス板
19 ハンダ
20 チップインダクタ

Claims (2)

  1. 接合に用いるレーザビームの波長における光反射率の互いに異なる金属部材同士及びハンダにレーザビームを照射して加熱し、溶融した前記ハンダで前記光反射率の異なる金属部材同士を導電接合するレーザビーム照射によるハンダ接合方法であって、
    前記レーザビームが楕円形の楕円ビーム又は複数の近接する円形ビームの組み合わせビームからなり、一つの円形ビームのレーザビーム照射と比較して光反射率の低い金属部材側に多くの熱エネルギーが吸収されるようにレーザビーム照射領域を変形して照射することを特徴とするレーザビーム照射によるハンダ接合方法。
  2. 請求項1に記載のレーザビーム照射によるハンダ接合方法によって光反射率の異なる金属からなるリードフレームと電子部品素子から導出された導線とがハンダ接合されていることを特徴とする電子部品。
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