JP2005144109A - 収納棚付き家具転倒防止器具装置 - Google Patents

収納棚付き家具転倒防止器具装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来、地震時にタンスや食器棚等の家具が転倒するなどして非常に危険であった。それを解決する為の手段として長さの調整ができる家具と天井の間につっぱり棒等と称する家具転倒防止器具装置によって家具と天井の間を押し合い家具が転倒しないようにしたり、家具と鴨居等をチェーンなどで縛ったりするもの等で家具等が転倒しないようにしていた。しかしこれらの方法では一部の部分に強大な力が加わるため、強度の弱い天井や部分的に弱い箇所がある場合には天井や家具等が破壊し家具等が転倒したりして、つっぱり棒の原理のものなどに関しては設置場所が悪ければそのもの自体が転倒してしまい効果がなかなかなかった。
【解決手段】ジャッキを2基以上並列にあるいは縦列に一定間隔に設置をする。その2基以上のジャッキを高さの調整できる箱や蛇腹構造を利用したもので覆い囲みその中心空間部を収納スペースにした収納スペース付き家具転倒防止器具装置を提供する。
【選択図】
図1

Description

この発明は、主としてタンス・食器戸棚・家具等の上に置き天井と家具等を押し合い連結固定して、地震の際に家具等が転倒することを防止する中心内部に収納スペースを設けた家具転倒防止器具装置である。
従来、つっぱり棒等と称する家具転倒防止器具装置として、例えば支柱の両端に台座なる受け具を取付け支柱を延ばして下端のボルトの調節ネジで家具と天井を固定するもの、又家具と鴨居等をチェーン等で縛ったりする物などが使用されているが、いずれもその物だけを個別に使用しており、収納スペースである収納箱等と家具転倒防止器具装置を一体として構成し形成された本発明の家具転倒防止器具装置はなかった。
しかしながら上記従来の図9のような家具転倒防止器具装置等は、支柱を支える器具の台座が小さいので天上と家具に接する面積が極めて小さいため地震の際にはその部分に強大な荷重が掛かり、吊り天井等の強度の弱い天井や部分的に弱い箇所がある場合等には天井などが破壊し家具等が転倒する危険性が多分にあった。又、家具転倒防止装置自体の設置場所が悪ければ家具転倒防止器具装置自体が転倒してしまい家具等の転倒防止に役にたたない事があった。
課題を解決する為の手段
以上の課題を解決する為に、本発明は種々の問題点に鑑みて成された装置である。地震時に建物がゆれ家具等が転倒する事を防止する器具は、2基以上のジャッキを並列にあるいは縦列に適当間隔に連結構造にして主にジャッキの上下2方を板等を取付け面構造にした。そのジャッキの上下運動にて家具等と天井の間の空間を埋めて、地震時における家具転倒防止を図り、さらにジャッキ間の空間を利用して収納スペースを設けることとした。
発明の効果
以上の手段によって家具等と天井の間の空間は面と面で連結固定されることとなり、地震時における家具転倒防止器具装置の効果がさらに高まることとなる。さらには、家具等と天井の間の空間スペースが収納スペース等に有効活用されるために今まで家具等の上に置かれていた小さなダンボール箱等や衣装ケース等であれば収納され、また見た目にも整理整頓される。なお収納棚付家具転倒防止器具装置自体の外観は板等や蛇腹構造等の面構造等で覆われるためジャッキ等の器具は見た目には見えず室内の美観を損なうことなくアンティーク調やモダン調などお洒落な外観で今まで活用されなかった天井と家具等の上部の間の空間が見た目にもお洒落な空間に変わることとなる。
発明を実施する為の最良の形態
この発明の一実施形態を、図1から図8に示す。
以下、掌握部7を握り、回転盤8を回転させたところから動力の伝わり方を例に説明する。
まず掌握部7を握り回転盤8を回転さすと回転盤8と歯車51は軸支50により連結固定されており歯車51は連動回転する。また掌握部7は折りたたみ式になっており通常は横や前にハミ出てはいない。この回転盤8は、図8のようなラジェット等の螺子回し機の原理を利用した構造にしても良い。またこの図では回転盤8は開口部に向かって側面についているが、開口部側前面に取り付ける構造としても良い。
歯車51は歯車52と歯がかみ合っており、歯車51が回転すると歯車52も連動して連動回転する。
歯車52は回転軸棒23と一体式構造であり、歯車52が回転すると回転軸棒23も連動回転する。
歯車52は歯車53と歯が噛み合っており、歯車52が回転すると歯車53も連動回転する。
歯車53は左右連結棒27と一体式構造であり、歯車53が回転すると左右連結棒27も連動回転する。これにより左右対称に動力が伝わるようになる。(以下左右対称に力が伝わり左右対称に動く。)
回転軸棒23は螺刻されており、回転歯車22と螺合しており回転軸棒23が回転すると回転歯車22も回転するようになる。
また回転軸棒23の上部には回転軸棒受24があり、回転軸棒受24の内部は回転軸棒23の螺刻と螺合するように螺刻されており、なお、回転軸棒受24はジャッキ上面の平面支持枠2と一体式構造となっているため、これによりジャッキの上下の動きに対応するようになる。
回転歯車22は回転軸棒26と一体式構造であり、これにより回転歯車22が回転すると回転軸棒26が連動回転する。この回転軸棒26はジャッキ接続ピン29の中央部を貫通しており、この貫通中空部にも回転軸棒26に螺刻に対応すべく螺刻されている。回転軸棒26が回転することによってジャッキが上下に上げ下げされることになる。(以下ジャッキの構造の原理を想像して頂きたい)
以下収納箱について述べる。ジャッキや歯車や軸棒の動力機械の外側を囲むように外壁板受け側1や外壁板被せ側1′を設ける。これによりジャッキが上の方に伸びた時に外壁板受け側1が持ち上げられて上下の動きに対応するようになる。この外壁板受け側1または外壁板被せ側1′の部分は蛇腹構造等の上下の動きに対応できる伸縮性に富んだ外壁構造に変えても良い。
またジャッキ等の動力機械等の内側の内壁構造も上記I)と同様の構造とする。
ただ、収納物等を置いて受ける受け板6は受け板台座28の上端部に乗っており固定されている。この受け板台座28は受け板6の四方下部に添えられており、ジャッキ前方部の受け板台座28については中空部の穴を設けそこで左右連結棒27が貫通しており、これにより左右連結棒は回転可能に挿着される。
なお、ジャッキの上下部に平面の枠を形成するために平面支持枠2を形成して、それがジャッキ等の上部または下部の面の外周を回るようになっている。その上に板等の平面板4などを乗せて連結固定してあり、さらにその上にゴム等のクッション材で形成されたクッション板3が乗り連結固定される。このクッション板3が天井やタンス等に直接に接する面になる。このクッション板3にはジャッキを挟んでジャッキ上部のクッション板とジャッキ下部のクッション板の所々には凹凸5のようなものが形成されており、これにより収納棚付き家具転倒防止器具装置自体を2段または3段と積み重ねたりする時に上下の凹凸が合い横方向にずれないようになる。
タンス等の上部にて収納棚付き家具転倒防止器具装置を何段か積み重ねる場合は上記に記入したが、タンス等の上部にて収納棚付き家具転倒防止器具装置を何段も積み重ねたりしたくない場合などは、ジャッキ上部の平面支持枠2の上に立体的に箱の骨組等を形成して、それにより段階的に高さが調整できて、残りの天井との隙間を収納棚付き家具転倒防止装置自体のジャッキシステムで高さの調整ができるようになるものとする。
また収納棚付き家具転倒防止器具装置の前面開口部の上部に布等を使ったロールスクリーン状100の器具等を取り付けたりしてこれにより開口部の開閉をしたり、またシャッター状のものを取付けたりして開口部の開閉をしても良い。いずれにせよジャッキ等により上下に高さが調整されるので、その高さの調整幅に対応できる開口部を覆うものであれば良い。
以上の構造により回転盤8を回転さすことにより、各部材を通して動力が並列方向及び縦列方向に置かれたジャッキに動力が伝わり各ジャッキが上げ下げされるようになる。なおジャッキを並列方向および縦列方向と記入してきたが、縦列方向に連結する場合は回転軸棒26を長いものに変えて2基以上のジャッキを連結することとする。また各ジャッキを挟んだ内側の収納スペース側と各ジャッキの外側の箱がジャッキの上下の動きに対応するよう上下への伸縮機能をもっており、収納箱全体の上面と下面で天井面と家具等の上面を家具転倒防止器具装置全体で押さえつける格好となり、また各ジャッキ間のスペースは収納スペースとなり有効活用される。
「他の実施形態」
このジャッキ構造を利用して上に何段も積み重ねた一体式構造の各収納スペースの高さを調整できる収納棚等や本棚等の家具等を作成しても良い。
またジャッキを縦列方向および並列方向に設置して、各ジャッキを連結構造にする。この各ジャッキの下部に車輪や独楽等を取り付け冷蔵庫等や重い家具等の下に設置して、冷蔵庫や重い家具等を動かしたい時には車輪や独楽等を下部に出して冷蔵庫等や重い家具等を動かせる装置にしても良い。これなども冷蔵庫等や重い家具等に取り付け一体式構造にしても良い。
この考案の、一実施形態を示す正面右側から見た構造図である。 この考案の、一実施形態を示す前側から見た構造図である。 この考案の、一実施形態を示す後ろ側からみた構造図である。 この考案の、一実施形態を示す箱が板構造の場合の斜影図である。 この考案の、一実施形態を示す箱が板構造の場合の箱上部を高くした場合の斜影図である。 この考案の、一実施形態を示す箱が蛇腹構造等の場合の斜影図である。 この考案の、一実施形態を示す掌握部および回転盤部を螺子回し機の原理を利用した場合の斜影図である。 この考案の、一実施形態を示すジャッキシステム下部に車輪等を取り付けた場合の斜影図である。 従来ある、通称つっぱり棒と称する家具転倒防止器具装置である。 従来ある、通称ラジェットと称する螺子回し工具である。
符号の説明
1、外壁板受け側 1′、外壁板受け側 2、平面支持枠
3、ゴム等のクッション材 4、平面板 5、凹凸
6、荷物等を置ける受け板 7、掌握部 8、回転盤
22、回転歯車 23、回転軸棒 24、回転軸棒受
25、ジャッキアーム部 26、回転軸棒 27、左右連結棒
28、受け板台座 29、ジャッキ接続ピン
50、軸支 51、歯車(この場合は傘歯車) 52、歯車(この場合は傘歯車)
53、歯車(この場合は傘歯車)

Claims (7)

  1. 2基以上のジャッキを並列及び縦列に適当間隔に設置して、その2基以上のジャッキを連結一体構造にしてあり、その連結一体式構造にされたジャッキ外周部のあるいは左右あるいは前後の一方の回転部を回転さすことで、設置されている各ジャッキが同時に上下に上げ下げ出来る一体式連結構造のジャッキシステム。
  2. 上下の動きに対応して収納スペースの高さ調整できる蛇腹構造を利用した収納箱。
  3. 上下の動きに対応して収納スペースの高さ調整できる上側の箱が下側の箱に覆い被さるようにした収納箱。
  4. 2期以上のジャッキ等の一体式連結構造を利用したタンス等の上に設置して天井とタンス等の間の空間を面構造で埋めてタンス等の転倒防止をする為の転倒防止装置およびジャッキ間スペースを利用した収納スペース。
  5. ジャッキの下に独楽等の車輪を取り付けて冷蔵庫や重い家具等の下に設置し、ジャッキの上下運動で独楽等の車輪を出し入れして必要な時に冷蔵庫や重い家具等を移動させることができる装置。
  6. このジャッキシステムを利用した各収納スペースの高さを調整できる本棚等や各収納棚など。
  7. トイレ等の狭小部屋に壁面と壁面との間の間隔が狭い所には、このジャッキシステムを横に倒した原理で利用して面と面で押し合いずれ落ちないようにした収納棚など。
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