JP2005144015A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明にかかる遊技機において、待ち受け部25に第一および第二のガイド部25b,25aを設け、それぞれにより異なる方向に係止片15bを撓ませつつ待ち受け部25に係合させる。これにより、上記係合を解除する場合にも異なる二方向に係止片15bを撓ませることが必要となり、同係合の解除が困難となる。従って、制御ボックスの封止が強固で、簡単に制御基板等に不正がなされない遊技機を提供することができる。
【選択図】 図11
Description
かかる構成によれば、係止片を待ち受け部に挿入するだけで係合が可能であるため、工具等も必要なく簡単に制御ボックスを封止させることが可能であった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、係合を解除するための係止片の撓み方向を一方向としないことにより、容易に封止状態が解除されない制御ボックスを備える遊技機の提供を目的とする。
上記皿部材と上記蓋部材の一方から延設された略棒状の係止片と、上記係止片が設けられない上記皿部材と上記蓋部材のいずれかに設けられ上記皿部材と上記蓋部材とが相対移動する際に上記係止片が挿入される待ち受け部と、上記待ち受け部に形成され上記係止片の挿入方向の奥方に面する抜け止め面と、上記係止片に形成され上記係止片の挿入方向の前方に面する係止面と、上記待ち受け部に形成され上記係止片が挿入される際に傾斜面にて上記係止片を案内することにより同係止片を撓ませるとともに上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで両者を相対移動させたとき同係止片を原形状に復元させることにより、上記抜け止め面より上記挿入方向の奥方にて上記係止面を同抜け止め面と対面させる第一のガイド部と、上記待ち受け部に形成され上記係止片が原形状に同復元したとき同係止片に当接し上記第一のガイド部による撓み方向へ同係止片が撓むことを規制する規制部と、上記待ち受け部に形成され上記係止片が挿入される際に傾斜面にて上記係止片を案内することにより上記第一のガイド部による撓みとは異なる方向に同係止片を撓ませて上記規制部が同係止片に干渉しないようにする第二のガイド部とを具備する構成としてある。
本発明は、上記の構成に限られるものではなく、以下の手段も含むものである。
手段1にかかる発明は、請求項1に記載の発明において、上記皿部材と上記蓋部材とをスライドさせて同皿部材の開口を同蓋部材により閉鎖する構成としてある。
すなわち、上記皿部材と上記蓋部材とをスライドさせることにより、上記係止片を上記待ち受け部に係合させることができ、同時に上記制御ボックスを閉鎖させた状態で封止することが可能となる。
手段2にかかる発明は、請求項1に記載の発明において、上記皿部材と上記蓋部材とは互いに回動可能であり、両者を所定の角度に回動させることにより同皿部材の開口が同蓋部材により閉鎖される構成としてある。
すなわち、上記皿部材と上記蓋部材とを回動させることによっても上記係止片を上記待ち受け部に係合させることができ、同時に上記制御ボックスを閉鎖させた状態で封止することが可能となる。
手段3にかかる発明は、請求項1または手段1または手段2のいずれかに記載の発明において、上記係止片の上記第一のガイド部による撓み方向と、上記第二のガイド部による撓み方向とは直角に交差する構成としてある。
すなわち、上記係止片の上記第一のガイド部による撓み方向と、上記第二のガイド部による撓み方向とは共通の方向成分を有しないこととなる。従って、上記抜け止めを解除すべく上記第一のガイド部による撓み方向へ上記係止片を再び撓ませた場合に、偶然、上記第二のガイド部による撓み方向に上記係止片が撓んで上記係合が解除されてしまうことが防止できる。
手段4にかかる発明は、請求項1または手段1から手段3のいずれかに記載の発明において、上記係止片は、軸方向が挿入方向と略一致し、同挿入方向の奥方の端部が自由端とされる構成としてある。
すなわち、上記係止片は挿入方向の奥方の端部を自由端として上記第一および第二のガイド部により撓むことが可能となる。上記係止片の軸方向が挿入方向と略一致するため、上記係止片を挿入させるための上記待ち受け部を小さく形成することができる。
手段5にかかる発明は、請求項1または手段1または手段4のいずれかに記載の発明において、上記係止面および上記抜け止め面は上記係止片の挿入方向に対して略垂直な平面である構成としてある。
すなわち、上記係止面および上記抜け止め面は上記係止片の挿入方向に対して略垂直な平面である。従って、上記係止面と上記抜け止め面とが対面した状態で上記係止片を挿入方向前方に引き抜こうとしても、上記係止片を引き抜く力は両平面にて垂直に作用する。従って、上記係止片を引き抜く力は全て両者間における摩擦力となり、これらの接触面にて両者を滑らすような分力は生成されない。従って、上記係止片を挿入方向前方に無理に引っ張っても、これらの接触面にて両者を滑らすような分力は生成されず、上記係合が解除されることはない。
手段6にかかる発明は、請求項1または手段1から手段5のいずれかに記載の発明において、上記係止片は上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで上記皿部材と上記蓋部材を相対移動させたとき、壁面に囲われて外部から区画される構成としてある。
すなわち、上記制御ボックスの封止状態において、上記係止片を外部から保護することにより、同係止片が変形させられて上記係合が解除されてしまうことを防止することができる。
手段7にかかる発明は、請求項1または手段1から手段6のいずれかに記載の発明において、上記皿部材および上記蓋部材は透明な合成樹脂で形成される構成としてある。
すなわち、上記係止片の状態が簡単に外部から視認することができるため、例えば上記係止片が破壊されたりして上記係合が解除されたことを確認しやすくすることができる。
手段8にかかる発明は、手段4または手段7のいずれかに記載の発明において、上記皿部材または上記蓋部材には、上記係止片を同係止片が延設された同皿部材または同蓋部材から切り離す刃物を侵入させるための窓穴が穿設される構成としてある。
すなわち、メンテナンス等の目的で上記制御ボックスの封止を解除させるために、上記係止片を同係止片が延設された同皿部材または同蓋部材から切り離すことができる。
手段9にかかる発明は、手段8に記載の発明において、上記窓穴は、上記遊技機に取り付けた状態における上記制御ボックスの視認可能な位置に形成される構成としてある。
すなわち、上記窓穴を視認可能な位置に形成しておくことにより、上記遊技機に上記制御ボックスを取り付けた状態で上記制御ボックスの開放履歴を簡単に確認することができる。
手段10にかかる発明は、手段6から手段9のいずれかに記載の発明において、上記待ち受け部は、底面と、同底面から立設し上記係止片を挿入方向奥方から囲む奥方壁面と、同底面から立設し上記係止片を挿入方向側方から囲む一対の側方壁面とからなる開放的な空間であるとともに、
上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで上記皿部材と上記蓋部材を相対移動させたとき、同待ち受け部が形成されない上記皿部材または上記蓋部材に形成された閉鎖面により蓋がされることにより外部から閉鎖的な空間とされる構成としてある。
すなわち、上記待ち受け部とは異なる部材の上記閉鎖面にて上記待ち受け部を閉鎖させることにより、封止状態においては上記待ち受け部を閉鎖空間として上記係止片を外部から保護しつつも、上記待ち受け部を開放的な形状に形成することができる。上記待ち受け部が開放的な形状であるため、上記待ち受け部の成形が簡単となる。例えば、樹脂成形における型抜き等の工程を簡単に行うことができる。
手段11にかかる発明は、手段10に記載の発明において、上記待ち受け部には、同待ち受け部が形成されない上記皿部材または上記蓋部材に形成された切り欠きに挿入されることにより上記閉鎖面と上記待ち受け部とが離間しないように拘束される浮き止め部が延設される構成としてある。
すなわち、上記閉鎖面と上記待ち受け部とを離間させて両者の間に隙間を生じさせることを防止することができる。従って、上記閉鎖面と上記待ち受け部とで囲まれた上記係止片に外部から不正を加えることを困難とすることができる。
手段12にかかる発明は、手段11に記載の発明において、上記待ち受け部と上記浮き止め部とが形成される板状部には同板状部の剛性を確保するためのリブが形成される構成としてある。
すなわち、リブが設けられることにより上記待ち受け部と上記浮き止め部とが形成される板状部の剛性を向上させることができ、上記待ち受け部の周囲が変形させられることによって上記閉鎖面と上記待ち受け部との間に隙間を生じさせることを防止することができる。
手段13にかかる発明は、手段4から手段12のいずれかに記載の発明において、上記係止片は二個備えられ、上記皿部材と上記蓋部材の一方から延設され略U字状に形成された係止部における互いに略平行な一対の棒状部分を構成する構成としてある。
すなわち、略U字状に形成された係止部が上記皿部材と上記蓋部材の一方から延設されるとともに、二個の上記係止片は同係止部において互いに略平行な一対の棒状部分を構成する。二個の上記係止片がそれぞれ上記待ち受け部に係合することができるため、上記係合の強度を強いものとすることができる。また、上記係合を解除させるには、それぞれの上記係止片を異なる二方向に撓ませることを要するため、簡単に上記係合を解除することができない。
手段14にかかる発明は、手段13に記載の発明において、略U字の上記係止部は上記皿部材または上記蓋部材から略棒状の連結部を介して延設され、同連結部が上記窓穴から外部に露出する構成としてある。
すなわち、上記係止部が略棒状の上記連結部を介して延設され、同連結部は上記窓穴から外部に露出する。従って、メンテナンス等の際には上記窓穴を介して外部から上記連結部を切断することができる。上記連結部を切断すれば二個備えられる上記係止片の双方を上記皿部材または上記蓋部材から切り離すことができるため、二個の同係止片の拘束力を同時に失わせることができる。従って、上記係止片を二個備えたとしても上記制御ボックスの開放作業が煩雑なものとならない。
手段15にかかる発明は、手段13または手段14のいずれかに記載の発明において、略U字状の上記係止部は、二個の上記係止片の両方が上記底面に平行となるように配向されるとともに、
上記第一のガイド部は上記側方側面のそれぞれから内側に突設され上記係止部をそれぞれ内側に撓ませる構成としてある。
すなわち、上記係止片は挿入方向の奥方の自由端が上記側方側面のそれぞれから内側に突設された上記第一のガイド部のそれぞれの傾斜面に案内されることにより、上記係止片はそれぞれ内側に撓まされる。このように、上記係止片を内側に接近させるように撓ませれば、上記係止部の原形状より大きいスペースを上記待ち受け部に確保する必要がなくて済む。
手段16にかかる発明は、手段15に記載の発明において、上記規制部は、上記第一のガイド部より上記係止片の挿入方向の奥方において、略U字状の上記係止部における一対の上記係止片の間隔よりやや小さい幅で上記底面から突設されるとともに、
前方端部に上記底面までの傾斜面を上記第二のガイド部として有する構成としてある。
手段17にかかる発明は、手段15または手段16のいずれかに記載の発明において、上記リブは上記側方壁面を挟んだ上記第一のガイド部の反対側に形成される構成としてある。
すなわち、上記リブは上記第一のガイド部の周囲における剛性を向上させるため、上記第一のガイド部による変形の反力によって変形されることを防止することができる。
手段18にかかる発明は、請求項1または手段1から手段17のいずれかに記載の発明において、上記待ち受け部は、第二の抜け止め面を備えるとともに、
上記係止片には、上記第二のガイド部により同係止片が撓みつつ上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで上記皿部材と上記蓋部材とを相対移動させたとき同係止片が原形状に復元することにより、上記第二の抜け止め面より上記挿入方向の奥方にて同第二の抜け止め面と対面する第二の係止面が備えられる構成としてある。
すなわち、第一の係止面と第一の抜け止め面とによる係合と第二の係止面と第二の抜け止め面とによる係合とによって、上記係止片は上記待ち受け面に係合するため、より強固に上記制御ボックスを封止させることができる。上記係合を解除するには、上記係止片を上記第一のガイド部による撓み方向へ撓ませつつ、上記第二のガイド部による撓み方向にも撓ませる必要があるため、上記係合を解除するのは非常に困難となる。
手段19にかかる発明は、請求項1または手段1から手段18のいずれかに記載の発明において、上記第一のガイド部と上記第二のガイド部は上記係止片における異なる部位を撓ませる構成としてある。
すなわち、上記第一のガイド部による撓みと、上記第二のガイド部による撓みを異なる部位に分散させることにより、上記係止片における変形箇所が集中しないようにすることができる。
手段20にかかる発明は、皿部材と蓋部材とを相対移動させて皿部材の開口を蓋部材により閉鎖した状態で両者を固定させる封止構造を有する制御ボックスを備える遊技機において、
上記皿部材と上記蓋部材の一方から延設された略棒状の係止片と、
上記係止片が設けられない上記皿部材と上記蓋部材のいずれかに設けられ上記皿部材と上記蓋部材とが相対移動する際に上記係止片が挿入される待ち受け部と、
上記待ち受け部に形成され上記係止片の挿入方向の奥方に面する第一および第二の抜け止め面と、
上記係止片に形成され上記係止片の挿入方向の前方に面する第一および第二の係止面と、
上記待ち受け部に形成され上記係止片が挿入される際に傾斜面にて上記係止片を案内することにより同係止片を撓ませるとともに上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで両者を相対移動させたとき同係止片を原形状に復元させることにより、上記第一の抜け止め面より上記挿入方向の奥方にて上記第一の係止面を同第一の抜け止め面と対面させる第一のガイド部と、
上記待ち受け部に形成され上記係止片が挿入される際に傾斜面にて上記係止片を案内することにより上記第一のガイド部による撓みとは異なる方向に同係止片を撓ませるとともに上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで両者を相対移動させたとき同係止片を原形状に復元させることにより、上記第二の抜け止め面より上記挿入方向の奥方にて上記第二の係止面を同第二の抜け止め面と対面させる第二のガイド部とを具備する構成としてある。
手段1にかかる発明によれば、皿部材と蓋部材とをスライドさせて制御ボックスを閉鎖させることができる。
手段2にかかる発明によれば、皿部材と蓋部材とを回動させて制御ボックスを閉鎖させることができる。
手段3にかかる発明によれば、偶然に皿部材と蓋部材との係合が解除されてしまうことを防止することができる。
手段4にかかる発明によれば、待ち受け部を小型化することができる。
手段5にかかる発明によれば、皿部材と蓋部材とを無理矢理スライドさせても係合が解除されないようにすることができる。
手段7にかかる発明によれば、不正の痕跡を簡単に確認することができる。
手段8にかかる発明によれば、メンテナンス等を行う際には制御ボックスを開放させることができる。
手段9にかかる発明によれば、制御ボックスの開放履歴を簡単に確認することができる。
手段10にかかる発明によれば、待ち受け部の成形が簡単となるとともに、係止片に外部から手を加え係合が解除されないようにすることができる。
手段12にかかる発明によれば、係止片に外部から手を加え係合が解除されないようにすることができる。
手段13にかかる発明によれば、より強固に皿部材と蓋部材とを係合させることができる。
手段14にかかる発明によれば、制御ボックスの開放作業が煩雑なものとならない。
手段15にかかる発明によれば、待ち受け部を小型化することができる。
手段17にかかる発明によれば、確実に第一のガイド部によって係止片を撓ませることができる。
手段18にかかる発明によれば、より強固に皿部材と蓋部材とを係合させることができる。
手段19にかかる発明によれば、係止片の弾性領域内にて同係止片を撓ませることができる。
手段20にかかる発明によれば、簡単に封止が解除されない制御ボックスを備える遊技機を提供することができる。
(1)制御ボックスの設置例:
(2)第一の実施形態にかかる制御ボックスについて:
(3)第一の実施形態にかかる封止構造について:
(4)第二の実施形態:
(5)第三の実施形態:
(6)まとめ:
図1は本発明を適用したパチンコ機を背面から見て示しており、制御ボックス70が背面側から視認できるように装着されている。同図において、制御ボックス70は外部から閉鎖された状態を維持し、内部に備えられた制御基板に不正されることを防止している。図に示すように、制御ボックス70はメンテナンスのためにパチンコ機60を開いたときには、パチンコ機60の背面側から直に視認できる位置に配設されている。従って、制御ボックス70内に不正をするために破損されていれば、次のメンテナンス時にはすぐに見つけることが可能となっている。また、制御ボックス70は透明な合成樹脂で形成されており、その収容された制御基板の様子もパチンコ機60の背面側から直に視認できる。
図3は本発明の第一の実施形態にかかる制御ボックス70を上方(図1においてパチンコ機の背面)から見て示している。制御ボックス70は、下方に深みを有する皿部材10と上方に深みを有する蓋部材20とで構成されており、皿部材10に上方から被さるように蓋部材20が装着されている。皿部材10は幅方向両外側に一対のガイド樋14a,14aを備えており、ガイド樋14a,14aはそれぞれ幅方向内側に向かって略コの字状に開口している。一方、蓋部材20は幅方向両外側に一対のガイドレール24a,24aが備えており、ガイドレール24a,24aがそれぞれガイド樋14a,14aによって幅方向外側から挟み込まれて保持されている。このようにすることにより、蓋部材20と皿部材10は互いに奥行き方向にスライドすることが可能となっている。
以下、制御ボックス70の奥方端部において配設された封止構造について説明する。図6は、皿部材10の奥方部分を斜めから見て示している。同図において、閉鎖面17は奥方に延設されており、同閉鎖面17に対して所定の間隔を隔てつつ略平行となる一対の係止部15,15が形成されている。皿部材10も透明な合成樹脂で形成されており、閉鎖面17や係止部15,15も一体成型により形成されている。以下、一方の係止部15について説明する。係止部15は先端部分が略U字状に形成されており、皿部材10の本体部の奥方壁面とは略棒状の連結部15aにより接合している。
図15および図16は、第二の実施形態にかかる係止部および待ち受け部を下方および断面線X1から見て示している。図15および図16において、係止部115が挿入され待ち受け部125との係合が完了した状態を示している。図15において、第一の実施形態と同様に規制部125a2が底面125gから下方に突設されているが、第一の実施形態における傾斜面25a1に相当するものが形成されていない。一方、窓穴128の奥方に第二のガイド部125f,125fが一対形成されている。第二のガイド部125f,125fは、係止部115の連結部115aの幅よりやや広い間隔をあけて幅方向に並列している。第二のガイド部125f,125fは、図16に示すように奥方になるにつれて底面125gに対して高さを増す傾斜面を有し、奥方には底面125gに垂直に交差する第二の抜け止め面125f1,125f1をそれぞれ有している。なお、以上説明した以外の部位については、第一の実施形態と同様の構成となっているため説明を省略する。
第一および第二の実施形態においては皿部材と蓋部材とが互いにスライド可能制御ボックスについて例示したが、本発明においては皿部材と蓋部材とが相対移動する際に係止片が待ち受け部に挿入されればよく、例えば第三の実施形態のように両者が回動可能であってもよい。図17は、第三の実施形態にかかる制御ボックス270を側方から見て示している。同図において、制御ボックス270は皿部材210と蓋部材220とで構成され、皿部材210と蓋部材220とはヒンジ機構250により回動可能となっている。すなわち、ヒンジ機構250が形成されない紙面右側端部を自由端として皿部材210と蓋部材220とが回動可能となっている。そして、皿部材210と蓋部材220とが略平行となる位置において、皿部材210の開口が蓋部材220により閉鎖される。
以上説明したように、本発明にかかる遊技機において、待ち受け部に第一および第二のガイド部を設け、それぞれにより異なる方向に係止片を撓ませつつ待ち受け部に係合させる。これにより、上記係合を解除する場合にも異なる二方向に係止片を撓ませることが必要となり、同係合の解除が困難となる。従って、制御ボックスの封止が強固で、簡単に制御基板等に不正がなされない遊技機を提供することができる。
12…ピン受け部
14a…ガイド樋
14a1…切り欠き
15,115…係止部
15a,115a…連結部
15b,115b,215b…係止片
15c,115c…凸部
15c1,115c1…係止面
16…ネジ止め穴
17…閉鎖面
20,220…蓋部材
21…略板状部
22…蓋部
23…制御基板
24a…ガイドレール
25,125…待ち受け部
25a…第二のガイド部
25a1…傾斜面
25a2,125a2…規制部
25b,125b…第一のガイド部
25b1,125b1…抜け止め面
25c…第三のガイド部
25d…奥方壁面
25e…側方壁面
25g,125g…底面
26a,26b…リブ
27…ネジ止め穴
28,128…窓穴
29…浮き止め部
40…ピン
50…金属片
60…パチンコ機
70,270…制御ボックス
80…スロットマシン
80…同スロットマシン
90…制御ボックス
125f1…第二の抜け止め面
250…ヒンジ機構
Claims (1)
- 皿部材と蓋部材とを相対移動させて皿部材の開口を蓋部材により閉鎖した状態で両者を固定させる封止構造を有する制御ボックスを備える遊技機において、
上記皿部材と上記蓋部材の一方から延設された略棒状の係止片と、
上記係止片が設けられない上記皿部材と上記蓋部材のいずれかに設けられ上記皿部材と上記蓋部材とが相対移動する際に上記係止片が挿入される待ち受け部と、
上記待ち受け部に形成され上記係止片の挿入方向の奥方に面する抜け止め面と、
上記係止片に形成され上記係止片の挿入方向の前方に面する係止面と、
上記待ち受け部に形成され上記係止片が挿入される際に傾斜面にて上記係止片を案内することにより同係止片を撓ませるとともに上記皿部材の開口が上記蓋部材により閉鎖されるまで両者を相対移動させたとき同係止片を原形状に復元させることにより、上記抜け止め面より上記挿入方向の奥方にて上記係止面を同抜け止め面と対面させる第一のガイド部と、
上記待ち受け部に形成され上記係止片が原形状に同復元したとき同係止片に当接し上記第一のガイド部による撓み方向へ同係止片が撓むことを規制する規制部と、
上記待ち受け部に形成され上記係止片が挿入される際に傾斜面にて上記係止片を案内することにより上記第一のガイド部による撓みとは異なる方向に同係止片を撓ませて上記規制部が同係止片に干渉しないようにする第二のガイド部とを具備することを特徴とする遊技機。
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