JP2005143349A - 鳥獣忌避ネット - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用中には鳥獣による被害、特にカラスによる被害を防止する効果が持続的に得られ、安価で、自然環境に悪影響を与えることのない鳥獣忌避ネットを提供する。
【解決手段】 繊維によって構成され、この繊維の表面には、鳥獣忌避性を有する物質を内包するマイクロカプセル粒子が付与されている鳥獣被害を防止するための鳥獣忌避ネットである。鳥獣忌避性を有する物質は、カプサイシン、メンソール及びグリコールエーテル系化合物から選ばれる少なくとも一種類である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、一般のごみ捨て場や一般廃棄物や産業廃棄物の処分場などで、カラスや鳩などの鳥類や、犬や猫などの動物の進入を防いでゴミや廃棄物が荒らされるのを防止するために使用される鳥獣忌避ネットに関するものである。
家庭や店舗から出されるゴミ類は、フィルム製のゴミ袋に入れて地域内で決められた日時に決められた場所に出し、収集され、焼却場や処分場で処理される。出されたゴミが収集されるまでの間、カラスやハトなどの鳥類、イヌ、ネコ、ネズミ等の動物によってゴミが散らかされることに対処するため、ゴミステーションやネットを設置すること等により、それらの鳥獣の侵入を防ぐことが行われている。しかしながら、上記した鳥獣のうち、特にカラスは学習能力に優れており、巧みにネット類の隙間よりゴミを抜き出すことから、持続的対策には至っていない。また、これら一般家庭に即したレベルだけでなく、廃棄物の処分場や家畜等の糞尿処理施設、堆肥場等においても、同様にカラスによる被害が特に問題となっている。
そこで、光による威嚇(例えば特許文献1参照)、音による威嚇(例えば特許文献2参照)、電気刺激(例えば特許文献3参照)等を行なうことにより、鳥獣被害を防ぐ方法が提案されているが、やはりカラスに対してはその学習能力の高さから持続的な効果は得られにくく、また、持続性があってもコストが高い、人間に危険性が伴う等の問題があった。
また、鳥獣被害を防ぐために、さまざまな忌避剤の開発が行なわれている。鳥獣の忌避剤には、天然物由来品や合成品等各種のものがあるが、例えば、特許文献4に記載の含硫テルペン類、特許文献5に記載のルバフラン、特許文献6に記載のナフタレン、特許文献7に記載のウルシ類由来のフェノール、特許文献8に記載の苦味成分であるナリンギン、特許文献9に記載の木酢液、竹酢液、カプサイシン、リモネン、辛子又は山葵の辛味成分、安息香酸デナトニウム、レモングラスオイル、クレオソート、特許文献10に記載のクジン、特許文献11に記載の2−ブトキシエタノール、特許文献12に記載のビス(2−クロロイソプロピル)エーテル、特許文献13に記載のサリチル酸メチル、特許文献14記載のポリブテン等が挙げられる。
上記した忌避剤は、スプレー噴霧したりゴミ袋そのものへ練り込む等して利用されているが、対象とする動物への忌避効果は認められるものの、持続的効果が得られ難くコスト高であるという問題がある。
また、特許文献15には、上記した忌避剤のうちカプサイシンを用いた動物よけ網状体が提案されている。この網状体は、繊維又は繊維束からなる芯体と、該芯体の周囲に被覆形成されたカプサイシン類を含有する合成樹脂組成物からなる被覆体とから構成される線状体を製編織してなるものであり、この線状体の交絡点が被覆体を構成する合成樹脂の融着により接合されていることを特徴とするものである。しかしながら、効果の持続性はいまだ十分なものとはいえず、また、被覆体を構成する合成樹脂組成物には塩化ビニルが使用されており、使用後の廃棄処理に問題が残されている。
特開平8−089153号公報 特開平9−107865号公報 特開平10−94356号公報 特開2001−064102号公報 特開2002−173401号公報 特開2001−163707号公報 特開2001−158712号公報 特開2001−026510号公報 特開2000−212477号公報 特開2000−212014号公報 特開昭63‐30401号公報 特開昭62−12702号公報 特開平8‐225406号公報 特開平11−292709号公報 特開2000−106766号公報
本発明は前記問題点を解決し、その使用中には鳥獣による被害、特にカラスによる被害を防止する効果が持続的に得られ、安価で、しかも使用中および廃棄後においても自然環境に悪影響を与えることのない鳥獣忌避ネットを提供するものである。
本発明者らは上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至ったものである。すなわち本発明は、鳥獣被害を防止するためのネットであって、繊維によって構成され、前記繊維の表面には、鳥獣忌避性を有する物質を内包するマイクロカプセル粒子が付与されていることを特徴とする鳥獣忌避ネットを要旨とするものである。
本発明によると、ネットを構成する繊維の表面に鳥獣忌避性を有する物質を内包するマイクロカプセル粒子が付与された構成とすることで、外力が加わることで積極的にマイクロカプセル粒子に内包された鳥獣忌避剤を放出できるため、持続性のある鳥獣忌避効果を実現できる。具体的には、鳥獣が近くにいないときには鳥獣忌避剤の放出を抑制し、鳥獣がネットを突付いたり触ったりするとマイクロカプセルが破れて内包された鳥獣忌避剤が放出されることから、長期にわたる鳥獣忌避効果が得られる。特に、ネットの色相が黄色と黒色とが交互に現れるものであると、前記効果に加えて視覚による威嚇効果も得られることから、より鳥獣忌避効果を高めることができる。また、構成繊維を生分解性繊維とすることで、自然環境に悪影響を与えることのない鳥獣忌避ネットを実現できる。このように構成された鳥獣忌避ネットは、一般のゴミ捨て場や廃棄物処分場、産業廃棄物処分場などでゴミや廃棄物が散らかされるのを効果的に防止でき、特にカラスよけのネットとして好適に使用できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の鳥獣忌避ネットは、繊維によって構成され、繊維の表面に、鳥獣忌避性を有する物質(以下、「鳥獣忌避剤」と称する)を内包するマイクロカプセル粒子を付与したものである。鳥獣忌避剤をマイクロカプセル粒子に内包することで、未使用時もしくは鳥獣が近くにいないときには効力を発揮せず、鳥獣が近寄りネットに触れたり突付いたりしたときにマイクロカプセルが破れて、内包した鳥獣忌避剤が放出されて鳥獣を近づけないようにする効果が発生する。従って、鳥獣忌避剤による効果を持続的に発揮できるものとなる。
本発明における鳥獣忌避剤としては、その成分の発する臭いによって鳥獣が刺激を受けたり、鳥獣がつついたり、くわえたり、かじったりする際に味覚に刺激を受ける物質が使用でき、例えば天然物由来の物質としては、カプサイシン、メンソール、リモネン、クレオソート、クジン、ウルシ類由来フェノール、ナリンギン、木酢液、竹酢液、辛子又は山葵の辛味成分等が挙げられ、合成物質としては、グリコールエーテル類、含硫テルペン類、ルバフラン、ナフタレン、安息香酸デナトニウム、2−ブトキシエタノール、ビス(2−クロロイソプロピル)エーテル、サリチル酸メチル、ポリブテン等が挙げられる。中でも天然成分由来の物質が好ましく、特に、使用時に近隣住民に不快な悪臭をさせないことから、カプサイシン、メンソールの使用が好ましい。また、使用する近隣に一般住宅等がない場合には、臭いに関して有効な効果を示すグリコールエーテル類も好適に使用できる。
上記した鳥獣忌避剤をマイクロカプセル化する方法は特に限定されるものではなく、コアセルベーション法、界面重合法、in site法等、従来公知の手法が適用できる。
マイクロカプセルは、基本的には、外力が加わることでカプセルが破れ内容物を放出するものであるが、外力が加わらなくても内容物を徐々に放散する徐放型カプセルと、外部からの刺激が加わるまで完全に内容物を封じ込める完全閉孔型カプセルとがある。本発明においては、効果の持続性を考慮すると、カラスなどが突付くことで初めて効果を発揮する完全閉孔型カプセルが好ましい。
本発明においてマイクロカプセルを繊維表面に付与する方法は特に限定されるものではないが、例えば、マイクロカプセルをバインダーとなる成分とともに水分散させた溶液を作成し、この溶液を繊維束に対してディッピング処理した後に編網する方法や、織網後のネットに前記した溶液をディッピング処理する方法等が挙げられ、本発明においては後者が性能面、コスト面から特に好ましい。
マイクロカプセルの網地に対する付着量は特に限定されるものではなく、対象動物に対する効果、効果の持続期間等を考慮して、それぞれ処方を構成すればよい。
本発明の鳥獣忌避ネットは、上記の構成に加えて、黄色と黒色とが交互に現れる色相のものであると、視覚による威嚇効果も得られるため好ましい。黄色と黒色の組み合わせは、有彩色の中で最も発光色素と呼ばれる黄色と、色相環においてこの黄色と反対側の有彩色の紫を無彩色の黒に変えて対比して強調した色の組み合わせであり、警戒色あるいは攻撃色といわれるものである。自然界では、ハチ、クモ、トラ、ヘビ等のように毒を持ったり獰猛である動物がこのような模様をしている。従って、鳥獣忌避ネットにこのような色相を与えることで対象動物が認識しやすくなり、危険を感じて近寄りにくくなるという効果が得られる。また、同じ場所で継続して使用する場合には、カラスのように学習能力の高いものは、このような模様を有するものが鳥獣忌避剤による味覚や嗅覚に影響を与えるものであるとの認識をするため、鳥獣忌避剤の効果が薄くなってもネットに近寄りにくくなり、より鳥獣忌避効果の持続性を高めることができる。
黄色と黒色が交互に現れた色相を有するネットとするためには、ネット自体を染色したり、構成する繊維を黄色と黒色に先染めした後に編網するという手法が考えられる。本発明においては、屋外の使用を前提とする場合が多いため、黄色原着糸及び黒色原着糸を構成繊維として編網したものが、変退色、耐候性の観点から好ましい。また、先染め糸あるいは原着糸を用いる場合は、トラロープと呼ばれる標識ロープのように、一方向の繊維束内で黄色糸・黒色糸を撚り合わせたような形や、ネットで交差する2方向の繊維束のそれぞれを黄色糸と黒色糸で構成すること等が可能である。
本発明で用いられる繊維は、天然繊維、合成繊維等、特に限定しないが、使用後の処理に自然環境に与える負荷を抑えるために、生分解性繊維を用いることが好ましい。本発明における生分解性繊維とは、自然界に存在する微生物の働きによって低分子化合物に分解され、最終的には水や二酸化炭素などの無機質に分解される材料からなる繊維をいう。生分解性繊維には毒性がないので、使用中や使用後に毒性のある物質で汚染することもない。さらに、使用後に埋立処理による廃棄を行った場合でも、土中のバクテリアにより生分解するので環境への負荷も少ない。
生分解性繊維の成分としては、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート、ポリグリコール酸、ポリアルキレンアルカノエート、ポリβヒドロキシアルカノエートなどの脂肪族ポリエステル、脂肪族系ポリエステルと芳香族系ポリエステルとの共重合体等が挙げられ、これらは単独で使用されても良く、混合あるいは複合物を用いても良い。中でも、生分解性能や実用性などの点から脂肪族ポリエステル、具体的には、ポリブチレンサクシネート、ポリ乳酸が特に好適に使用できる。脂肪族ポリエステルは、埋立処理を行うと、一定期間が経過した後に加水分解や微生物等により、最終的には無害な水と二酸化炭素とにほぼ完全に分解されるため、好適に使用できる。
ポリ乳酸系重合体としては、ポリ(D−乳酸)と、ポリ(L−乳酸)と、D−乳酸とL−乳酸との共重合体と、D−乳酸とヒドロキシカルボン酸との共重合体あるいはL−乳酸とヒドロキシカルボン酸との共重合体と、D−乳酸とL−乳酸とヒドロキシカルボン酸との共重合体とから選ばれるいずれかの重合体あるいはこれらのブレンド体が好ましい。ここで、乳酸とヒドロキシカルボン酸との共重合体である場合におけるヒロドキシカルボン酸としては、グリコール酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸、ヒドロキシペンタン酸、ヒドロキシカプロン酸、ヒドロキシヘプタン酸、ヒドロキシオクタン酸等が挙げられる。
本発明の鳥獣忌避ネットの網地は特に限定されるものではなく、一般に使用されているラッセル網、カエル又網、無結節網等が適用できる。また、網目の大きさに関しても特に限定されるものではない。これらの条件は、対象とする動物の大きさ、使用される状況等により変わるのでその状況に応じて構成することができるものとする。
次に、実施例に基づき本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
なお、以下の実施例、比較例における評価方法は、以下のとおりである。
カラスが飛来する京都府宇治市の工場敷地内の空き地に、2m×2mのスペースを4つ設け、それぞれのスペースに食堂から排出される生ゴミを通常のゴミ袋に入れて複数並べ、実施例、比較例で作成した2.5m×2.5mのネットを被せてカラスの飛来状況を調べた。カラスの飛来状況は、各スペースの状況を確認できるように設置された固定カメラにより調べた。また、ゴミ袋は毎日午後3時に設置して翌日午後3時頃に回収するようにし、設置翌日の午前7時〜8時の状況を確認する作業を1ヶ月間継続して行なった。
なお、毎日同じスペースに同じネットを設置すると、特定のスペースに臭いがあるとカラスが学習する可能性があるため、4つのネットの設置スペースは毎日入れ換えるようにした。
(評価結果)
◎:カラスはまったく寄り付かなかった。
○:近づいたがすぐに去った。
△:突付いたがすぐに去った。
×:突付き、ゴミ袋の中身を引き出した。
(実施例1)
1670dtexの高強力ポリエステル繊維を54本撚り合わせて、網目の大きさが10mm×10mmである2.5m×2.5mのカエル又網のネットを編網した。また、完全閉孔型カプセルであるカプサイシン内包マイクロカプセル(三木理研工業社製、リケンレジンTO−2)を10%と、アクリル樹脂エマルジョン(三木理研工業社製、リケンゾールA−263)を3%と含む水分散液を作成し、この水分散液に前記したネットを1分間浸漬して、軽く脱水した後、屋外にて天日で1日乾燥させた。その後、ネット乾燥機にて80℃×5分の熱処理を行い鳥獣忌避ネットを得た。
得られた鳥獣忌避ネットを用いて、上記のように試験場所においてゴミ袋に被せ、カラスの飛来状況を調べた。
得られた測定結果を表1に示す。
Figure 2005143349
(実施例2)
1670dtexの高強力ポリエステル繊維である黄色原着と黒色原着糸とをそれぞれ54本ずつ撚り合わせ、撚り合わせた繊維同士を交互に配列した。そしてそれ以外は実施例1と同様にして鳥獣忌避ネットを作成した。このネットを用いてカラスの飛来状況を調べた。
得られた測定結果を表1に示す。
(実施例3)
D−乳酸とL乳酸との比率が(D−乳酸)/(L−乳酸)=1/99であるポリ乳酸を溶融紡糸して得られた1670dtexのポリ乳酸繊維を用いた。そしてそれ以外は実施例1と同様にして鳥獣忌避ネットを作成した。このネットを用いてカラスの飛来状況を調べた。
得られた測定結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1で作成したネットをマイクロカプセルを含む水分散液に浸漬しなかった。この忌避剤が付与されていないネットを用いてカラスの飛来状況を調べた。
得られた測定結果を表1に示す。
表1に示すように、実施例1〜3は、いずれもネット設置後1日経過した後にはカラスが全く近づこうとしなかった。これは設置スペースにネットを設置する際に、ネット自体の移動やゴミ袋との摩擦によりマイクロカプセルの幾らかが破壊され、微量のカプサイシンが放出されていたためと考えられる。また、2日目以降は、カラスが近づいたり、あるいはごみを突付き始めたが、マイクロカプセルが破れて忌避剤が放出されて嗅覚、味覚に影響を受けてから去ったものと考えられる。いずれのネットも設置後1ヵ月経過しても、ゴミが散らかされることはなかった。特に、視覚効果を有する実施例2は、1ヶ月が経過した後でもほとんどカラスが近づくことなく、非常に有効であった。これは毎日ゴミの配置位置を変えていたにもかかわらず、カラスが実施例2のネットを覚え、マイクロカプセルの効果がうすれた後でも臭いがするとの認識を持ったため、近寄らなかったと考えられる。
比較例1は、鳥獣忌避剤を有するものではなかったため、設置後1日経過した後よりカラスが近づき、内容物が散らかされていた。

Claims (6)

  1. 鳥獣被害を防止するためのネットであって、繊維によって構成され、前記繊維の表面には、鳥獣忌避性を有する物質を内包するマイクロカプセル粒子が付与されていることを特徴とする鳥獣忌避ネット。
  2. 鳥獣忌避性を有する物質が、カプサイシン、メンソール及びグリコールエーテル系化合物から選ばれる少なくとも一種類であることを特徴とする請求項1記載の鳥獣忌避ネット。
  3. ネットの色相が黄色と黒色とが交互に現れるものであることを特徴とする請求項1または2記載の鳥獣忌避ネット。
  4. ネットを構成する繊維が黄色原着糸と黒色原着糸とからなることを特徴とする請求項3記載の鳥獣忌避ネット。
  5. ネットを構成する繊維が生分解性繊維であることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載の鳥獣忌避ネット。
  6. 生分解性繊維がポリ乳酸系繊維であることを特徴とする請求項5記載の鳥獣忌避ネット。
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