JP2005142774A - 撮像装置 - Google Patents

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昇史 上村
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Abstract

【課題】 撮像装置の連写機能とストロボ機能とをバランスよく効果的に発揮させる。
【解決手段】 撮像装置は、単写モードおよび連写モードを有し、撮像装置は、ユーザにより連写モードが選択された状態(S10)で、ストロボ発光が必要であると判断した場合、単写モードにおけるストロボ発光を伴う撮像処理(S18)を繰り返し実行し、ストロボ発光が必要でないと判断した場合、連写モードにおけるストロボ発光を伴わない撮像処理(S16)を高速で繰り返し実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像装置の連写機能およびストロボ機能に関する技術、とくに、連写機能およびストロボ機能を制御する技術に関する。
デジタルカメラは、2000年には銀塩カメラの国内出荷総額を凌駕するほど、急速な普及を続けている。デジタルカメラの、他の情報機器との親和性の高さは、デジタルカメラがかくも急速に普及したことの重要な一因である。昨今では胸ポケットに収まるサイズのデジタルカメラが登場する一方、携帯電話がカメラ機能を有するなど、カメラはかつて無いほど身近な製品となりつつある。デジタルをキーワードとして情報の流通が活性化されつつある現代社会において、カメラは時代の主役を担う製品にまで成長している。
カメラユーザの裾野が拡大する中、誰でも気軽に高品質な撮像が行えるよう、カメラには様々な機能が付加されてきた。その様な機能として、連写機能やストロボ機能などがある。その連写機能は複数の画像を連続して撮像する機能であり、特にスポーツ等の動きを伴った被写体を撮像する際に有効である。そうした連写機能において、操作者による連写枚数および連写間隔の設定を可能とし、設定された連写間隔および連写枚数に従って連写動作を開始する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−32912号公報
また、撮像環境やユーザのニーズに応じて、カメラの様々な諸機能の併用が考えられる。例えば、光量の少ない空間において動きのある被写体を撮像する場合、撮像者は、連写機能とストロボ機能とを同時に利用することがある。しかしながら、連写機能を利用する時、いわゆる連写モード時に、ストロボ撮像を行う場合、各コマ間の時間間隔が短く、ストロボ発光後のストロボチャージが充分に行えないため、あるコマの撮像時におけるストロボの光量が不足することがある。
そういった課題を解決するために、連写モード時の各コマ毎において、ストロボ発光量を抑えて無駄なエネルギーの消費を抑制したり、被写体からの光量の測定に応じてストロボ発光量を調節したりすることが考えられる。確かに、各コマ毎のストロボ発光量を低減することで、連写モードにおけるストロボ発光を可能とできるが、その際に撮像された撮像画像は露出不足になりうる。
本発明者はこうした状況を認識して、本発明をなしたものであり、その目的は、連写機能とストロボ機能とをバランスよく効果的に発揮させることができるユーザメリットの高い撮像装置を提供することにある。
本発明のある態様は、撮像装置である。この装置は、像を撮像する撮像部と、撮像毎に焦点位置を設定し撮像する第1の撮像モードと、連続して撮像する第2の撮像モードとを選択するモード選択部と、補助光が必要であるかを判断する光量判断部と、第2の撮像モードが選択された場合、光量判断部における補助光が必要であると判断されたときは、撮像毎に焦点位置を設定して撮像し、前記光量判断部において補助光が必要でないと判断されたときは、焦点位置を固定して撮像する制御部を含む。
本発明の別の態様も、撮像装置である。この装置は、撮像毎に焦点位置を設定し撮像する第1の撮像シーケンスを実行する第1の撮像モードと、焦点位置を固定し連続して撮像する第2の撮像シーケンスを実行する第2の撮像モードとを選択するモード選択部と、補助光が必要であるかを判断する光量判断部と、モード選択部において、第2の撮像モードが選択された場合、光量判断部における補助光が必要であると判断されたときは、第1の撮像シーケンスを繰り返すことにより連続した撮像を実行し、光量判断部における補助光が必要でないと判断されたときは、第2の撮像シーケンスを実行する制御部を含む。また、第1の撮像シーケンスにおける撮像周期は、第2の撮像シーケンスにおける撮像周期よりも長くなってもよい。
第1の撮像モードは、撮像毎に焦点位置を設定し撮像する、いわゆる単写モードである。第1の撮像シーケンスは、単写モードの繰り返しであり、ユーザによる1回のレリーズのオン操作、例えばここでは1回押したレリーズを押し続けることで、所定の時間間隔で連続した撮像処理を行う。一方、第2の撮像モードにおける焦点位置を固定し連続して撮像する第2の撮像シーケンスは、いわゆる連写モードであり、ユーザによる1回のレリーズのオン操作、例えばここでは1回押したレリーズを押し続けることで、第1の撮像シーケンスを実行する第1の撮像モードにおける時間間隔よりも短い時間間隔で連続した撮像処理を行う。
「撮像装置」とは、カメラ機能を有する携帯電話も含めた広く撮像機能を有する装置をいう。また、デジタルカメラのみならず、銀塩カメラも含むことはいうまでもない。
これにより、撮像装置は、ユーザにより連写モードが選択された場合に、ストロボ発光が必要であれば、連写モードから単写モードに移行して、単写モードにてストロボ発光を伴う撮像処理を繰り返し、ストロボ発光が必要なければ、そのまま連写モードにおける撮像処理を実行して、連写モードにてストロボ発光を伴わない撮像処理を高速で繰り返すことで、ユーザは効果的な撮像を行うことができる。
この装置のモード選択部において、第2の撮像モードが選択された場合、光量判断部は、第2の撮像モードにおける撮像中に補助光が必要であるか否かを判断し、制御部は、第2の撮像モードによる前記第2の撮像シーケンスの実行による撮像中に光量判断部より補助光が必要と判断された場合、第1の撮像シーケンスを繰り返すことにより連続した撮像を実行してもよい。
また、この装置のモード選択部において、第2の撮像モードが選択された場合であって、光量判断部が、第2の撮像モードにおける撮像中に補助光が必要であると判断した結果、制御部が、第1の撮像シーケンスの繰り返しによる撮像を行っている間に、光量判断部より補助光が必要ないと判断された場合、第2の撮像シーケンスによる撮像を実行してもよい。
また、撮像した画像を所定の記録媒体又はメモリに記録する際に、第1の撮像シーケンスの繰り返しによる連続撮像の画像である場合、その旨を示す情報と関連付けて記録する記録部を有してもよい。これにより、ユーザは、連写モード選択時に生成された画像が、ストロボ発光を伴う単写モードの繰り返しにおいて撮像されたことを知ることができる。
また、第2の撮像モードにおける撮像期間において、第1又は第2の撮像シーケンスのいずれで撮像が行われているかを示すシーケンス報知部を有してもよい。これにより、ユーザは、連写モード選択時の撮像装置における撮像が、連写モードにおけるストロボ発光を伴わない高速の撮像処理の繰り返しにより行われているのか、あるいは連写モードが選択されたにもかかわらず、単写モードに移行して、単写モードにおけるストロボ発光を伴う撮像処理の繰り返しにより行われているのかを撮像中に知ることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ユーザメリットの高い撮像装置を提供できる。
本実施例に係る撮像装置は、単写モードおよび連写モードを有し、撮像装置は、ユーザにより連写モードが選択された状態で、ストロボ発光が必要であると判断した場合、単写モードにおけるストロボ発光を伴う撮像処理を繰り返し実行し、ストロボ発光が必要でないと判断した場合、連写モードにおけるストロボ発光を伴わない撮像処理を高速で繰り返し実行する。
図1は、本実施の形態におけるデジタルカメラ100の内部の機能ブロック図である。デジタルカメラ100は、操作ボタン群150、ストロボ処理部200、記録部250、撮像処理部300、機構制御部350、処理ブロック400、連写制御部500、LCD(Liquid Crystal Display)モニタ550および光センサ部560を含む。
撮像処理部300は、処理ブロック400からの指示をうけて撮像処理を行う。撮像処理部300は、測距部302を含む。測距部302は被写体とデジタルカメラ100との距離(以下、単に「被写体距離」とよぶ)を測定する(以下、単に「測距」とよぶ)。また、撮像処理部300は、図示しないレンズ、絞り、光学LPF(Low-Pass Filter)、CCD(Charge Coupled Device)、信号処理部等を含む。CCDの受光面上に結像した被写体像の光量に応じてCCDに電荷が蓄積され、電圧信号として読み出される。電圧信号は信号処理部でR、G、B成分に分解され、ホワイトバランス調整、ガンマ補正が行われる。その後、R、G、B信号はA/D変換され、デジタル画像データとなって処理ブロック400へ出力される。
機構制御部350は、撮像処理部300の光学系の制御、すなわちズーム、フォーカス、絞りなどの駆動を制御する。ストロボ処理部200はストロボを制御する。ストロボ処理部200は発光制御部202、充電制御部204およびストロボ有効範囲測定部206を含む。発光制御部202は、ストロボ発光を制御する。ここでいう制御とは、ストロボの発光の要否を指示するだけでなく、ストロボ発光のタイミングや、ストロボの発光量の制御も含む。充電制御部204は充電停止を含めたストロボの充電に関して制御を行う。ストロボ有効範囲測定部206はストロボの有効範囲(以下、単に「ストロボ有効範囲」とよぶ)を測定する。
光センサ部560は所定方向からの雰囲気光を感知し、ストロボ処理部200にその光量を通知する(以下、この通知を「光検出通知」とよぶ)。また、ストロボ処理部200は、光センサ部560からの光検出通知により、光量が所定値に満たないのであればストロボ発光を行い、光量が所定値以上であればストロボ発光を行わない。なお、光量の所定値はあらかじめ定められていてもよい。ストロボ処理部200は、ストロボ発光が必要であると判断した場合、処理ブロック400にストロボ発光要の旨(以下、単に「ストロボ発光要」とよぶ)を通知し、ストロボ発光が不要であると判断した場合、処理ブロック400にストロボ発光不要の旨(以下、単に「ストロボ発光不要」とよぶ)を通知する。
操作ボタン群150は、ユーザが撮像を行い、または各種撮像モードを設定するための撮像モード選択スイッチ、レリーズ、電源オンオフスイッチ等を含む。また、操作ボタン群150は、ユーザによる単写モードや連写モードの撮像モードの選択も受け付け、撮像モード設定部460に撮像モードの設定を指示する。LCDモニタ550は、被写体画像のほか、撮像/再生モード、ズーム倍率、日時などを表示する。
処理ブロック400は、プロセス制御部450のほか、撮像モード設定部460、距離比較部470、カードインタフェース処理部480、および、シーケンス報知部490を含む。プロセス制御部450は、デジタルカメラ100のプロセス全体を制御する。例えば、プロセス制御部450は、CPU(Central Processing Unit)452とメモリ454を含む。また、プロセス制御部450は、CPU452の替わりにMPU(Micro Processing Unit)を含んでもよい。
撮像モード設定部460は各種の撮像モードに関する設定を行う。ここでいう撮像モードとは、たとえば単写モードや連写モードなど、撮像に関する設定全般を意味する。単写モードあるいは連写モードの設定方法は、例えば、単写モードあるいは連写モードのいずれかにフラグを立ててもよい。撮像モード設定部460は、操作ボタン群150にて受け付けたユーザによる撮像モードの設定指示に基づき、撮像モードを設定する。
処理ブロック400は、ストロボ処理部200より、ストロボ発光要を受け付けた場合、詳細は後述するが、連写制御部500の制御下での撮像処理を禁止する。例えば、ユーザによる設定指示を基に、撮像モード設定部460が設定した撮像モードが連写モードである場合に、ストロボ発光が必要であれば、撮像モード設定部460は、連写モードを単写モードに設定変更する。これにより、不十分な露出しか得られない状態でストロボを発光しながら、連写撮像を行う状況を回避する。
処理ブロック400における距離比較部470はストロボ有効範囲測定部206により得られるストロボ有効範囲と測距部302により得られる被写体距離を比較する。カードインタフェース処理部480は、メモリカード600とデータを授受する。
シーケンス報知部490は、撮像時において、LCDモニタ550を介して現在の撮像モードをユーザに知らせる。報知する撮像モードは、撮像モード設定部460により設定されているモードである。したがって、上述したように、ユーザにより連写モードが選択されたにもかかわらず、ストロボ発光が必要なために単写モードに設定変更した場合には、シーケンス報知部490は、撮像モードとして単写モードをユーザに報知する。また、LCDモニタ550における表示方法は、文字や撮像モードを意味する記号であってもよい。
連写制御部500は、撮像モード設定部460により設定された撮像モードが連写モードである場合、処理ブロック400から、ストロボ発光を伴わない撮像処理を繰り返し実施する旨の指示を受け、撮像処理部300を制御する。また、連写制御部500は、連写モードにおいて撮像された撮像枚数をカウントするカウンタ502を保持する。連写モードにおける撮像処理が終了した場合や、連写モードにおける撮像処理の途中、連写モードから単写モードに移行した場合にカウンタの値が0に設定される。また、ユーザにより、デジタルカメラ100の操作ボタン群150の電源スイッチがオンオフされた場合にも、カウンタの値が0に設定される。
記録部250は、処理ブロック400からデジタル画像データを取得し、連写モードの繰り返しによる撮像された画像である場合、その画像に撮像モードを関連付けて記録する。これにより、ユーザは、連写モード選択時に生成された画像が、ストロボ発光を伴う単写モードの繰り返しにおいて撮像されたことを知ることができる。
次に本実施の形態における全体の処理の流れについて説明する。図2は、本実施の形態における撮像処理を示すフローチャートである。図3および図4は図2に示す一部のステップの詳細を示し、図5は図3および図4に示す一部のステップの詳細を示す。本実施の形態における撮像処理の流れについて、図2、図3、図4および図5を用いて説明する。
図2において、デジタルカメラ100は、操作ボタン群150を介して、ユーザによる連写モードあるいは単写モードの撮像モードの選択を受け付け(S10)、いずれかの撮像モードが撮像モード設定部460により設定される(S11)。処理ブロック400は、レリーズのオンオフを判断し、ユーザがレリーズをオンした場合、すなわちユーザがレリーズを押し下げた場合(S12のY)、撮像モードが連写モードであれば(S14のY)、撮像処理部300は、連写制御部500の制御下で、連写モードにおける撮像処理を実施し(S16)、撮像モードが単写モードであれば(S14のN)、撮像処理部300は、単写モードにおける撮像処理を実施する(S18)。
まず、S10において、ユーザにより選択された撮像モードが連写モードである場合の撮像処理を説明する。図3は、図2に示したS16における連写モードの撮像処理を示すフローチャートである。以下において、連写モードの撮像シーケンスは、連写モードにおける撮像処理の繰り返しにより構成される。
図3において、まず、連写モードにおける撮像処理の開始時に、光センサ部560は雰囲気光を測定する(以下、単に「測光」と呼ぶ)(S30)。光センサ部560から光検出通知を受けたストロボ処理部200は、ストロボ発光が必要であるかどうかを判断する(S32)。ストロボ発光が必要であると判断した場合(S32のY)における処理の流れについては、後述する。
ストロボ処理部200が、ストロボ発光が必要でないと判断した場合(S32のN)、処理ブロック400は、カウンタ502の値をチェックする。処理ブロック400が、連写モードにおける撮像処理枚数が1枚目であること、具体的にはカウンタ値が0であることと判断した場合(S34のY)、焦点設定処理を行う(S36)。したがって、ユーザがレリーズを押し下げた直後のタイミングにおいて、この焦点設定処理が行われることになる。処理ブロック400が、連写モードにおける撮像処理が開始1回目でないこと、具体的にはカウンタ値が0でないことを判断した場合(S34のN)、焦点設定処理をスキップする。以下、焦点設定処理について、図5を用いて説明する。
図5は、図3および図4のS36における焦点設定処理を示すフローチャートである。図5において、測距部302は測距を行い(S70)、撮像処理部300は被写体の撮像のピントが合っているか否かを判断する(S72)(以下、撮像時のピントが合うことを「合焦」とよぶ)。合焦していなければ(S72のN)、機構制御部350はAF(Auto Focus)レンズを駆動して合焦処理を行う(S74)。合焦していれば(S72のY)、合焦処理後、焦点設定処理を終了する。
図3に戻り、処理ブロック400は、撮像処理部300において、ストロボ発光を伴わない撮像処理を行い(S38)、カウンタ502の値に1を追加する(S39)。
図2に戻り、1コマの撮像を完了した後(S20)、S12において、ユーザがレリーズを押し続けて、レリーズのオン状態が続いている場合には、連写モードにおける撮像処理の繰り返し、すなわち、連写シーケンスが実行される。以上、連写モードにおける撮像処理に関して説明した。
次に、S10において、ユーザにより選択された撮像モードが単写モードである場合の撮像処理を説明する。図4は、図2に示したS18における単写モードの撮像処理を示すフローチャートである。
図4において、まず、単写モードにおける撮像処理の開始時に、光センサ部560は測光を行う(S30)。光センサ部560から光検出通知を受けたストロボ処理部200は、ストロボ発光が必要であるかどうかを判断する(S32)。S32において、ストロボ発光が不要であると判断した場合(S32のN2)における処理の流れについては、後述する。
ストロボ処理部200が、ストロボ発光が必要であると判断した場合(S32のY)、ストロボ処理部200は、充電完了状態か充電未了状態かをチェックする(S54)。充電未了状態の場合には(S54のN)、LCDモニタ550にその旨が警告表示される(S56)。充電完了状態の場合には(S54のY)、焦点設定処理を行う(S36)。
また、S32において、ストロボ発光が不要であると判断した場合(S32のN1)、すなわち、ユーザにより単写モードが選択された状態で、ストロボ発光が必要でない場合、焦点設定処理を行う(S36)。その後、処理ブロック400は、撮像処理部300において、ストロボ発光を伴う撮像処理を行った後(S50)、ストロボ充電を行う(S52)。
図2に戻り、1コマの撮像が完了した後(S20)、単写モードでは、ユーザがレリーズを放しているため、S12において、レリーズのオフが判定され(S12のN)、撮像処理が終了する(S22)。以上、単写モードがユーザにより選択された場合における撮像処理に関して説明した。
図2のS10において、ユーザにより連写モードが選択された状態で、連写モードにおける撮像処理(S16)の途中、図3において、光センサ部560から光検出通知を受けたストロボ処理部200が、ストロボ発光が必要であると判断した場合(S32のY)、ストロボ処理部200は、処理ブロック400にストロボ発光要を通知する。その通知を受けた処理ブロック400は、連写制御部500とのやりとりを禁止し、連写モードから単写モードに移行する(S24)。その際に、撮像モード設定部460は、設定されている連写モードを単写モードに設定変更し(S25)、処理ブロック400は、カウンタ502の値を0に設定する(S27)。
その後、図4において、S54、S36を経てストロボ発光を伴う単写モードにおける撮像処理(S50)を行った後、ストロボ充電を行い(S52)、図2に戻り、こうして1コマの撮像処理が完了する(S20)。S10において、ユーザにより連写モードが選択され、S12において、ユーザがレリーズをオンし続けている場合(S12のY)、単写モードにおける撮像処理の繰り返し、すなわち、単写モードにおける撮像シーケンスが実行される。
上述のように、連写モードをユーザが選択したにもかかわらず、ストロボ発光が必要であるため、単写モードにおける撮像シーケンスに移行した場合に、図4において、光センサ部560から光検出通知を受けたストロボ処理部200が、ストロボ発光が必要でなくなったことを判断した場合(S32のN2)、ストロボ処理部200は、処理ブロック400にストロボ発光不要を通知する。その通知を受けた処理ブロック400は、連写制御部500とのやりとりを開始し、単写モードから連写モードに移行する(S26)。その際に、撮像モード設定部460は単写モードを連写モードに設定変更する(S29)。その後、図3において、S34、S36を経て、撮像処理部300は連写制御部500の制御下で、連写モードにおけるストロボ発光を伴わない撮像処理(S38)を行い、カウンタ502の値に1を追加する(S39)。S12において、ユーザがレリーズをオンし続けている場合(S12のY)、連写モードにおける撮像処理の繰り返し、すなわち、連写シーケンスが実行される。
S12において、ユーザがレリーズを放した場合、すなわちレリーズがオフにされた場合(S12のN)、撮像処理を終了する(S22)。以上、本実施の形態における全体の処理の流れについて説明した。
これにより、デジタルカメラ100は、ユーザが選択した撮像モードが連写モードであっても、ストロボ発光が必要な場合には、レリーズがオンされている間は、単写モードを繰り返すことで、ストロボ発光を伴う擬似的な連写モードを実現する。これにより、ユーザは露出不足のない撮像画像を得ることができる。続いて、デジタルカメラ100は、上述のストロボ発光を伴う単写モードにおける撮像処理中、ストロボ発光が不要となった場合に、連写モードにおける撮像処理を実行することにより、高速な撮像処理を実施することが可能となる。
本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
そうした変形例として、ストロボの充電が完了していなくても、充電しただけの電荷によってストロボ発光をさせることができてもよい。
また、本実施の形態においては、ユーザにより連写モードが選択され、ストロボ発光の必要性より連写モードから単写モードに移行し、単写モードにおける撮像処理を繰り返すこと、すなわち、単写シーケンスの実行を行ったが、変形例として、単写モードにおける撮像処理として、例えば1枚の撮像処理であってもよく、その枚数を限定するものではない。
さらに、別の変形例として、図1のシーケンス報知部490が、撮像時において、図1のLCDモニタ550を介して現在の撮像モード、すなわち、撮像モード設定部460により設定されているモードをユーザに知らせてもよい。これにより、ユーザは、連写モード選択時の撮像装置における撮像が、連写モードにおけるストロボ発光を伴わない高速の撮像処理の繰り返しにより行われているのか、あるいは連写モードが選択されたにもかかわらず、連写モードから単写モードに移行し、単写モードにおけるストロボ発光を伴う撮像処理の繰り返しにより行われているのかを撮像中に知ることができる。
さらに、別の変形例として、図3のS38の後または図4のS52の後に、図1の記録部250は、図1の処理ブロック400からデジタル画像データを取得し、その画像に撮像モードを関連付けて記録媒体に記録してもよい。なお、記録媒体は外付けメモリカードや内蔵メモリを指す。これにより、ユーザはその画像が撮像された時の撮像モードを知ることができる。
本実施の形態におけるデジタルカメラの内部の機能ブロック図である。 本実施の形態における撮像処理を示すフローチャートである。 図2における連写モードの撮像処理を示すフローチャートである。 図2における単写モードの撮像処理を示すフローチャートである。 図3および図4における焦点設定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタルカメラ、200 ストロボ処理部、202 発光制御部、204 充電制御部、206 ストロボ有効範囲測定部、250 記録部、300 撮像処理部、302 測距部、350 機構制御部、400 処理ブロック、450 プロセス制御部、460 撮像モード設定部、470 距離比較部、490 シーケンス報知部、500 連写制御部。

Claims (7)

  1. 像を撮像する撮像部と、
    撮像毎に焦点位置を設定し撮像する第1の撮像モードと、連続して撮像する第2の撮像モードとを選択するモード選択部と、
    補助光が必要であるかを判断する光量判断部と、
    前記第2の撮像モードが選択された場合、前記光量判断部における補助光が必要であると判断されたときには、撮像毎に焦点位置を設定して撮像し、前記光量判断部において補助光が必要でないと判断されたときには、焦点位置を固定して撮像する制御部と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像毎に焦点位置を設定し撮像する第1の撮像シーケンスを実行する第1の撮像モードと、焦点位置を固定し連続して撮像する第2の撮像シーケンスを実行する第2の撮像モードとを選択するモード選択部と、
    補助光が必要であるかを判断する光量判断部と、
    前記モード選択部において、前記第2の撮像モードが選択された場合、前記光量判断部における補助光が必要であると判断されたときには、前記第1の撮像シーケンスを繰り返すことにより連続した撮像を実行し、前記光量判断部における補助光が必要でないと判断されたときには、前記第2の撮像シーケンスを実行する制御部と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記モード選択部において、前記第2の撮像モードが選択された場合、前記光量判断部は、前記第2の撮像モードにおける撮像中に補助光が必要であるか否かを判断し、
    前記制御部は、前記第2の撮像モードによる前記第2の撮像シーケンスの実行による撮像中に前記光量判断部より補助光が必要と判断された場合、前記第1の撮像シーケンスを繰り返すことにより連続した撮像を実行する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記モード選択部において、前記第2の撮像モードが選択された場合であって、前記光量判断部が、前記第2の撮像モードにおける撮像中に補助光が必要であると判断した結果、前記制御部が、前記第1の撮像シーケンスの繰り返しによる撮像を行っている間に、前記光量判断部より補助光が必要ないと判断された場合、前記第2の撮像シーケンスによる撮像を実行する請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 撮像した画像を所定の記録媒体又はメモリに記録する際に、前記第1の撮像シーケンスの繰り返しによる連続撮像の画像である場合、その旨を示す情報と関連付けて記録する記録部を有する請求項2乃至4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記第2の撮像モードにおける撮像期間において、前記第1又は第2の撮像シーケンスのいずれで撮像が行われているかを示すシーケンス報知部を有する請求項2乃至5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記第1の撮像シーケンスにおける撮像周期は、前記第2の撮像シーケンスにおける撮像周期よりも長いことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013137415A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法

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