JP2005142513A - 冷却装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
熱輸送の効率を向上させ、ドライアウトを確実に防止することができる冷却装置及びこの冷却装置を搭載した電子機器を提供すること。
【解決手段】
冷却装置1には、膜17A〜17Cの振動によってポンプ力を積極的に発生させる振動膜型ポンプ20が設けられているので、確実に冷媒を流通させ循環させることができる。すなわち、毛細管力と合わせて、当該毛細管力とは異なるポンプ力を発生させているので、従来に比べポンプ力を増加させて冷媒を循環させることができる。これにより、熱輸送の効率を向上させ、ドライアウトを確実に防止することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば電子部品等の発熱体を冷却する冷却装置及びこの冷却装置を搭載した電子機器に関する。
従来から、PC(Personal Computer)の高性能化に伴うIC(Integrated Circuit)等の発熱体からの発熱量の増大が問題となっており、様々な冷却技術が提案され、あるいは製品化されている。冷却技術の1つとして例えば冷媒の蒸発作用及び凝縮作用を利用して吸熱及び放熱を繰り返す、いわゆるヒートパイプの機能を用いたデバイスがある。特に、MEMS(Micro Electro Mechanical System)の分野では、シリコン基板に溝を形成し、その溝に冷媒を流通させるものがあり、毛細管力によって冷媒を流通させている。また、毛細管力を向上させるために冷媒の流路に凹凸のパターンが複数形成される場合もある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−35470号公報(段落[0017]、図3、図7等)
しかしながら、IC等の高クロック化に伴う発熱量は増加の一途をたどっているため、今後、さらに冷媒の流通効率を高め、熱輸送の効率を向上させる必要がある。また、発熱体から発せられる熱量が多くなると、冷媒の蒸発量が多くなりすぎてしまい、これによりドライアウトの問題も生じる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、熱輸送の効率を向上させ、ドライアウトを確実に防止することができる冷却装置及びこの冷却装置を搭載した電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る冷却装置は、冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、前記吸熱部または前記放熱部に設けられ、前記冷媒を流通させるために膜を振動させてポンプ力を発生させる振動膜型ポンプとを具備する。
本発明では、膜の振動によって積極的にポンプ力を発生させる振動膜型ポンプが設けられているので、確実に冷媒を流通させ循環させることができる。これにより、熱輸送の効率を向上させ、ドライアウトを確実に防止することができる。また、例えば、本発明に係る冷却装置において毛細管力により冷媒を流通させる場合、振動膜型ポンプをその毛細管力に対して補助的に用いてもかまわない。これにより、振動膜型ポンプを駆動するための動力の使用を極力抑えることができる。補助的とは、例えば振動膜型ポンプを連続的には駆動させずに、例えば断続的または所定の時に駆動させる意味である。
発熱体としては、例えばICチップや抵抗等の電子部品、あるいは放熱フィン等が挙げられるが、これらに限られず発熱するものなら何でもよい。以下、同様である。
本発明の一の形態によれば、前記吸熱部は、第1の幅を有し、第1の方向に前記冷媒を流通させる第1の流路と、前記第1の流路の下流側で該第1の流路に連通して設けられ、前記第1の幅より広い第2の幅を有し、前記第1の方向とほぼ直行する第2の方向に前記冷媒を流通させる第2の流路とを有する。本発明では、第1の流路と、それより下流側の第2の流路とがほぼ直行するように設けられ、かつ、流路幅が第1の流路より第2の流路の方を広くしている。これにより、第2の流路から第1の流路へ冷媒が流れること、つまり逆流することを確実に防止できる。その結果、熱輸送の効率を向上させ、ドライアウトを確実に防止することができる。
本発明の一の形態によれば、前記放熱部は、表面に複数の突起部を有する第3の流路を有する。これにより、冷媒が接する流路の表面積を大きくすることができるので、表面張力を大きくすることができる。したがって、放熱効率が高められ、しかもその表面張力によるポンプ力を向上させることができるので、熱輸送の効率を高めることができる。突起部の形状は、例えば、角柱、角錐、円柱または円錐でよく、どんな形状でもよい。
本発明の他の観点に係る冷却装置は、冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、前記吸熱部に設けられ、前記冷媒を流通させるために前記気泡の移動によりポンプ力を発生させる気泡駆動型ポンプとを具備する。
本発明では、吸熱部には気相と液相が混ざった冷媒が貯留される部位があるので、例えば、この部分に連結した補助ヒータ等で気化して気泡化することを利用したポンプ力を発生させる気泡駆動型ポンプによりドライアウトを確実に防止することができる。
上記気泡駆動型ポンプは、例えば、冷媒が流通可能な第1の流路径を有する第1の管と、前記第1の管の下流側で該第1の管に連通して設けられるとともに、前記第1の流路径より小さい第2の流路径から前記冷媒の流通する方向に広がるように設けられた第2の管とを有するものを用いることができる。
本発明の他の観点に係る冷却装置は、冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、前記冷媒を流通させるために毛細管力によってポンプ力を発生させる第1のポンプ機構と、前記吸熱部に設けられ、前記冷媒を流通させるために前記毛細管力とは異なる力によってポンプ力を発生させる第2のポンプ機構とを具備する。
本発明では、毛細管力とは異なるポンプ力を発生させる第2のポンプ機構を設けるようにしたので、確実に冷媒を流通させることができる。これにより、熱輸送の効率を向上させ、ドライアウトを確実に防止することができる。また、例えば第2のポンプ機構を第1のポンプ機構に対して補助的に用いてもかまわない。これにより、第2のポンプ機構を駆動するための動力の使用を極力抑えることができる。第2のポンプ機構としては、例えば上記振動膜型ポンプまたは気泡駆動型ポンプを用いることができる。
本発明の他の観点に係る冷却装置は、冷媒を流通させる第1の流路を有し、前記冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収するための第1の基板と、前記冷媒を流通させる第2の流路を有し、前記冷媒が凝縮することで熱を放出するための第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記冷媒を流通させる管と、前記第1の基板または前記第2の基板に一体的に設けられ、前記冷媒を流通させるために膜を振動させてポンプ力を発生させる振動膜型ポンプとを具備する。
本発明では、膜の振動によって積極的にポンプ力を発生させる振動膜型ポンプが設けられているので、確実に冷媒を流通させることができる。また、例えば、リソグラフィ技術を用いて少なくとも振動膜型ポンプをそれら第1または第2の基板と一体的に作製することができるので、冷却装置の製造が容易となる。また、これにより振動膜型ポンプを設計する場合の自由度が向上する。
本発明の他の観点に係る冷却装置は、冷媒を流通させる第1の流路を有し、前記冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収するための第1の基板と、前記冷媒を流通させる第2の流路を有し、前記冷媒が凝縮することで熱を放出するための第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記冷媒を流通させる管と、前記第1の基板に一体的に設けられ、前記冷媒を流通させるために前記気泡の移動によりポンプ力を発生させる気泡駆動型ポンプとを具備する。
本発明に係る電子機器は、発熱体と、冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が前記発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、前記吸熱部または前記放熱部に設けられ、前記冷媒を流通させるために膜を振動させてポンプ力を発生させる振動膜型ポンプとを具備する。
電子機器としては、コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)、その他、電化製品等が挙げられる。以下、同様である。
本発明の他の観点に係る電子機器は、発熱体と、冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が前記発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、前記吸熱部に設けられ、前記冷媒を流通させるために前記気泡の移動によりポンプ力を発生させる気泡駆動型ポンプとを具備する。
以上のように、本発明によれば、熱輸送の効率を向上させ、ドライアウトを確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る冷却装置を示す平面図である。図2はその断面図である。冷却装置1は、例えば第1の基板としての吸熱器2と第2の基板としての放熱器3とを有している。吸熱器2と放熱器3との間には冷媒を流通させるパイプ5及び11が接続されている。少なくともパイプ5の内部は図示しない溝が多数形成されており、これによって毛細管力が発生するため、冷媒が流通可能となっている。パイプ5及び11は例えば金属製でなる。パイプ5及び11は金属製でなくても、例えばカーボンやグラファイト等の高熱伝導性を有する材料が含まれていてもよい。冷媒としては、例えば純水、エタノール等を用いることができる。
図3は吸熱器2を示す分解斜視図である。吸熱器2は、例えば基板7及び8を有し、これらの基板7及び8が貼り合わされて構成されている。例えば、基板7はシリコン、基板8はガラス等の部材でなる。シリコン基板7とガラス基板8とは例えば陽極接合等により接合される。シリコン基板7には冷媒を流通させるための溝状の流路(第1の流路)6が設けられている。流路6は、上流側から、例えば入路6fと、入路6fに連通し冷媒を一時的に貯留するための貯留部6aと、貯留部6aに連通する2本の分岐路6b及び6cとを有している。入路6fはパイプ5に接続されている。流路6は、リザーバを含む出路6dを有し、出路6dはパイプ11に接続されている。
ガラス基板8の下面側には、複数の溝6eが形成されている。溝6eの数は、図1〜図3においては簡略化されているが、例えば10本〜30本とすればよい。シリコン基板7とガラス基板8とが接合された状態で、図1及び図2に示すように、溝6eは分岐路6b及び6cと連通する。また、同様に、シリコン基板7とガラス基板8とが接合された状態で、出路6dは溝6eと連通する。以上のような流路6の構成によって、パイプ5から吸熱器2を介してパイプ11に冷媒を流通させることが可能となる。
貯留部6aには、例えば振動膜型のポンプ20が設置されている。この振動膜型ポンプ20については後述する。
シリコン基板7の下面側において、溝6e及び出路6dが形成される部位に、例えばICチップ等の発熱体15が接触するように設けられる。発熱体15はシリコン基板7に対して、例えば熱伝導性の高い接着剤等によって接着される。
図3を参照して、例えば貯留部6aの縦横の長さ、つまりX−Y方向の長さは例えば4mm、4mmとされている。流路6の深さをh、溝6eの幅をt、分岐路6b及び6cの幅をs、出路6dの幅をuとすると、h=100μm〜800μm、t=10μm〜50μm、s=40μm〜60μm、u=1mm〜3mmとされている。より好ましくは、h=200μm、t=40μm、s=45〜50μm、u=2mmである。
図1及び図2に示すように、放熱器3は、2枚の基板9及び10が貼り合わされて構成されている。基板9は例えばシリコン、基板10は例えばガラス等の部材でなる。基板9には、柱状の突起部9aが複数形成されており、冷媒がスペース9bを流通するようになっている。突起部9aの高さは例えば100μm〜800μmとされている。ガラス基板10には、スペース9bにそれぞれ連通する入路10a及び出路10bが形成されている。入路10aはパイプ11に接続され、出路10bはパイプ5に接続されている。これにより、パイプ11から放熱器3を介してパイプ5に冷媒を流通させることが可能となる。
図4は、上述した振動膜型ポンプ20の一例を示す断面図である。振動膜型ポンプ20は、例えば冷媒の流通方向(X方向)に沿って配列された膜17A,17B及び17Cを有している。膜17A,17B及び17Cの形状はそれぞれ例えば円板状とすることができる。しかし形状や数等は限られない。膜17A,17B及び17Cは、例えば、それぞれ圧電セラミックと金属膜とが積層されて構成されるピエゾ素子であり、電極16に例えば直流または交流電圧が印加されることにより振動するようになっている。例えば膜17A、17B及び17Cの位相をずらして順に各膜を振動させることによって複数の膜が全体で蠕動するようになり、これにより冷媒が図4中、右方向に圧送される。
以上のような流路6、突起部9a及び振動膜型ポンプ20は、例えば半導体製造におけるリソグラフィ技術によって作製することができる。特に、振動膜型ポンプ20もシリコン基板7に一体的に形成することができるので冷却装置1の製造が容易となる。
以上のように構成された冷却装置1の動作について説明する。
発熱体15が発熱すると、その熱により貯留部6に貯留されている冷媒や、分岐路6b、6c、溝6eに流れる冷媒が蒸発する。振動膜型ポンプ20は、上記のように膜17A、17B及び17Cを順に振動角をずらして振動させる。具体的には、例えば、図5(a)に示すように、まず膜17Aを上方に撓ませて液相及び/または気相の冷媒に圧力をかける。そして、例えば膜17Aの振動の1周期が終了しない間に、図5(b)に示すように膜17Bを上方に撓ませて同じように冷媒に圧力をかける。続いて図5(c)及び図5(d)に示すように、膜17Bの振動の1周期が終了しない間に膜17Cを上方に撓ませる。そして図5(e)以降、同様な動作を繰り返すことによりポンプ力を発生させる。このポンプ力によって、冷媒は貯留部6から分岐路6b及び6cへスムーズに流れる。蒸発した冷媒は分岐路6b、分岐路6c、溝6e及びリザーバ出路6dを通ってパイプ11に流出する。冷媒が分岐路6b、6c、溝6eを流通する間に冷媒がほぼすべて蒸発する。すなわち、当該分岐路6b、6c及び溝6e内には液相の冷媒はほとんど存在しなくなる。このような動作によって発熱体15の熱が吸熱器2によって吸収される。
パイプ11を介して放熱器3に流入した気相の冷媒は、スペース9bに流通するときに放熱して凝縮する。突起部9aにより表面積が大きくなるように形成された流路によって、効率よく冷媒の熱が放出され、効率よく冷媒を凝縮する。これにより熱輸送の効率が高められる。また、表面積が大きく形成されて表面張力が増すことにより、すなわち毛細管力が増すことによりポンプ力を発生させることができる。凝縮した後の液相の冷媒は出路10bから流出し、パイプ5に流入する。パイプ5に流入した液相の冷媒はパイプ5の内部の毛細管力により流通する。そして、冷媒は再び吸熱器2に流入する。
このような動作が繰り返されることで発熱体15が冷却処理される。
ここで、振動膜型ポンプ20の動作時間は常時でなくてもよい。例えば、この冷却装置1がPCに内蔵された場合に、PCが起動してから発熱体15が発熱し始めた後、所定の時間経過後に動作するようにし、その後は所定の時間経過後に動作を停止するようにしてもよい。あるいは、動作開始後、断続的に動作するようにしてもかまわない。このように、冷媒の毛細管力によるポンプ力に対して、振動膜型ポンプ20を補助的に用いることにより、振動膜型ポンプ20を駆動するための動力の使用を極力抑えることができる。
このように、本実施の形態に係る冷却装置1には、膜17A等の振動によってポンプ力を積極的に発生させる振動膜型ポンプ20が設けられているので、確実に冷媒を流通させ循環させることができる。すなわち、毛細管力と合わせて、当該毛細管力とは異なるポンプ力を発生させているので、従来に比べポンプ力を増加させて冷媒を循環させることができる。これにより、熱輸送の効率を向上させ、ドライアウトを確実に防止することができる。
本実施の形態において、発熱体15の温度が比較的低い場合には、分岐路6b、6c、溝6e及び出路6dにおいても液相の冷媒が存在する場合もある。しかし、出路6dに比べ溝6eが細く形成されており、かつ、出路6dと溝6eとはほぼ直行するように設けられているため、冷媒の逆流を確実に防止することができる。これによりドライアウトも確実に防止することができる。また、このような構成により、溝6e及び出路6dに気泡が存在する場合であっても、出路6dから溝6eへ気泡が逆流することも防止できる。
図6は、振動膜型ポンプの別の例を示す断面図である。この振動膜型ポンプ30は、電極34に例えば交流電圧が印加されることで振動する振動膜33を有している。膜33は例えば上記したようなピエゾ素子でなる。振動膜33の両側には、例えばバルブの機能を有する膜31及び32が支持部37で支持されて設けられている。これら振動膜33や、膜31及び32は例えば円板状とすることができる。しかし、円板状に限られるものではない。膜31及び32には、例えば孔部31a及び32aがそれぞれ形成されている。膜31及び32が弁座35にそれぞれ着座することで、孔部31a及び32aが弁座35によって塞がれ、ポンプ室36が密閉されるようになっている。支持部37や弁座35等は、例えばリソグラフィ技術等によりシリコン基板39に一体的に形成することができる。
図7は、このように構成された振動膜型ポンプ30の動作を示す図である。図7(a)に示すように、振動膜33が、図中、下方に撓むことにより膜31が上方に撓み、孔部31aを介してポンプ室36に冷媒が流入する。このような作用は、ポンプ室36と、ポンプ室36の外部とに圧力差が発生することにより起こるものである。続いて図7(b)に示すように、振動膜33が上方に撓むことにより、ポンプ室36内にある冷媒が圧縮される。これにより、膜31は弁座35に着座し、膜32は下方に撓み、ポンプ室36から孔部32aを介して冷媒が流出する。以上のような動作を繰り返すことにより、振動膜型ポンプ30は冷媒を流通させることができる。
図8は、本発明の他の実施の形態に係る冷却装置の貯留部を示す平面図である。なお、本実施の形態において、上記の実施の形態で説明した冷却装置1の部材や機能等について同様のものは説明を簡略または省略し、異なる点を中心に説明する。
この冷却装置では、シリコン基板47の貯留部46aに第2のポンプ機構としての気泡駆動型ポンプ40が設けられている。貯留部46aは、図1〜図3における貯留部6aに相当する。この気泡駆動型ポンプ40は、流路が狭められた首部41aを有する駆動流路41が複数設けられている。この例では、例えば4つの駆動流路41が、冷媒が流通する方向(X方向)にほぼ直行する方向(Y方向)に配列されている。駆動流路41は2つの壁部材41bによってそれぞれ形成されている。壁部材41bはシリコン基板47に一体的に形成すればよい。駆動流路41はそれぞれ首部41aから下流側へ向かうにつれて、流路幅が広がるように形成されている。この部位を、以降、広がり部41cと呼ぶ。壁部材41bの高さは、貯留部46aの深さとほぼ同じに形成され、壁部材41bは上部で図示しないガラス基板に当接している。なお、図示しない発熱体は、例えばリザーバ51が位置する箇所の、基板47の下面側に接触して設けられる。
首部41には、それぞれ例えば補助ヒータ48が配置されており、各補助ヒータ48は電源44により加熱されるようになっている。補助ヒータ48としては電熱線を用いることができる。
このような気泡駆動型ポンプ40の駆動原理を説明する。例えば、図示しない発熱体が発熱し、補助ヒータ48を作動させることで、首部41aにある冷媒が蒸発して次々に多数の気泡45が発生し、多数の気泡45が駆動流路41を連続的に流通することでポンプ力が発生する。この補助ヒータ48は、常時でなくてよく、発熱体が発熱し始めるとき等、立ち上がりの時間帯のみ作動させるようにしてもよい。
より詳細には、駆動流路41において首部41aの付近(例えば首部41aより上流側)で気泡45が発生するとする。その気泡45は、駆動流路41の表面張力によって、または、1つの気泡45内の圧力差によって首部41aを通過し、駆動流路41を移動する。首部41aは他の部位より流路が細くなっているため、表面張力によって気泡45が首部41aを通過すると考えられる。または、気泡45が首部41aを通過するとき、広がり部41cでは、気泡45はその上流側45aと下流側45bとで曲率が異なる。このため、気泡45内の圧力差によって推進力が発生すると考えられる。
このような駆動流路41における気泡45の作用によってポンプ力が発生し、気相及び液相の冷媒が流路46を流通する。
本実施の形態では、以上のように、液相の冷媒に混入した気泡を利用してポンプ力を発生させる気泡駆動型ポンプ40を用いている。これにより、熱輸送の効率を向上させ、ドライアウトを確実に防止することができる。
図9は、気泡駆動型ポンプの別の例を示す平面図である。この例では、上記した気泡駆動型ポンプ40が例えばX方向に複数、例えば2つ配列されている。なお、図8に示した電源44は図9において省略している。下流側の気泡駆動型ポンプ40Bから流出した冷媒は下流側のリザーバ51を介して図示しない放熱部側へ流通する。このような構成により、冷媒が蒸発して発生した気泡を、連続的にポンプ40A及び40Bにおける駆動流路41において流通させることができる。したがって、図8に示した形態よりポンプ力を増大させることができる。
図10、図11及び図12は上記放熱器の別の例を示す平面図である。
図10に示す放熱器23において、例えばシリコン基板110に形成された冷媒を流通させるスペース110bには、突起部110aが複数設けられている。これらの突起部110aは千鳥状に配列されている。
図11に示す放熱器43においては、シリコン基板120に四角柱状の突起部120aが複数設けられ、これら突起部120aが千鳥状に配列されている。しかしながら、千鳥状には限定されず、突起部120aは、図1における放熱器3のように、縦横整列させて配列させてもよい。
図12に示す放熱器53においては、例えば、シリコン基板130のほぼ中央に開口部130cが設けられている。この開口部130cはシリコン基板130の下面側に通じるように形成されている。開口部130cには、冷媒を流通させるための図示しないパイプが接続され、そのパイプを介して放熱器53は図示しない吸熱器に接続されている。開口部130cを中心として突起部130aが複数同心円状に設けられている。このように同心円状に設けられていることにより効率よく冷媒を流通させることができる。
本発明は以上説明した実施の形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記の振動膜型ポンプ20及び30、気泡駆動型ポンプ40及び50を吸熱部でなく放熱部にも設けるようにしてもよい。
また、図3において流路6の深さhが基板7のうちの場所によって異なるように設定されていてもよい。このことは、図6以降に示した実施の形態においても同様である。これにより、冷媒の液相または気相の相状態によって深さが異なるようにして効率よく冷媒を流通させることができる。
上記の説明では、膜17A〜17C及び33はピエゾ素子、すなわち圧電式の素子を用いたが、これに限らず、例えば電磁式、静電式、バイメタル式の素子であってもかまわない。
図3及び図4において、膜17A〜17Cは、X方向に一列に設けられる構成としたが、Y方向にも配列させて2次元的に設けられるようにしてもよい。また、例えば、膜17A〜17CがX方向に一列に配列される場合は、貯留部6のY方向の幅を図3に示すものより狭くしてもよい。また、この場合、例えば膜17A〜17Cの直径に合わせてY方向の流路幅を設定することもできる。これにより、振動膜型ポンプ20によるポンプ力の圧力損失を低減させることができる。
図10〜図12に示した形態において、突起部の形状は円柱状や四角柱状に限られるものでない。突起部の大きさについても1つの放熱器の中で配置される部位によって異なるように形成されていてもよい。
本発明の一実施の形態に係る冷却装置を示す平面図である。 図1に示す冷却装置の断面図である。 当該冷却装置の吸熱器を示す分解斜視図である。 振動膜型ポンプの一例を示す断面図である。 図4に示す振動膜型ポンプの動作を順に示す断面図である。 振動膜型ポンプの別の例を示す断面図である。 図6に示す振動膜型ポンプの動作を示す図である。 一実施の形態に係る気泡駆動型ポンプを示す平面図である。 気泡駆動型ポンプの別の例を示す平面図である。 放熱器の別の例を示す平面図である。 放熱器のさらに別の例を示す平面図である。 放熱器のさらに別の例を示す平面図である。
符号の説明
1…冷却装置
2,42…吸熱器
3,23,43,53…放熱器
5,11…パイプ
6,46…流路
6b,6c…分岐路
6d…出路
6e…溝
7,9,47,110,120,130…シリコン基板
8,10…ガラス基板
9a,110a,120a,130a…突起部
15…発熱体
20,30…振動膜型ポンプ
40…気泡駆動型ポンプ
45…気泡

Claims (10)

  1. 冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、
    前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、
    前記吸熱部または前記放熱部に設けられ、前記冷媒を流通させるために膜を振動させてポンプ力を発生させる振動膜型ポンプと
    を具備することを特徴とする冷却装置。
  2. 請求項1に記載の冷却装置であって、
    前記吸熱部は、
    第1の幅を有し、第1の方向に前記冷媒を流通させる第1の流路と、
    前記第1の流路の下流側で該第1の流路に連通して設けられ、前記第1の幅より広い第2の幅を有し、前記第1の方向とほぼ直行する第2の方向に前記冷媒を流通させる第2の流路と
    を有することを特徴とする冷却装置。
  3. 請求項1に記載の冷却装置であって、
    前記放熱部は、表面に複数の突起部を有する第3の流路を有することを特徴とする冷却装置。
  4. 冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、
    前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、
    前記吸熱部に設けられ、前記冷媒を流通させるために前記気泡の移動によりポンプ力を発生させる気泡駆動型ポンプと
    を具備することを特徴とする冷却装置。
  5. 冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、
    前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、
    前記冷媒を流通させるために毛細管力によってポンプ力を発生させる第1のポンプ機構と、
    前記冷媒を流通させるために前記毛細管力とは異なる力によってポンプ力を発生させる第2のポンプ機構と
    を具備することを特徴とする冷却装置。
  6. 冷媒を流通させる第1の流路を有し、前記冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収するための第1の基板と、
    前記冷媒を流通させる第2の流路を有し、前記冷媒が凝縮することで熱を放出するための第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記冷媒を流通させる管と、
    前記第1の基板または前記第2の基板に一体的に設けられ、前記冷媒を流通させるために膜を振動させてポンプ力を発生させる振動膜型ポンプと
    を具備することを特徴とする冷却装置。
  7. 冷媒を流通させる第1の流路を有し、前記冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収するための第1の基板と、
    前記冷媒を流通させる第2の流路を有し、前記冷媒が凝縮することで熱を放出するための第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記冷媒を流通させる管と、
    前記第1の基板に一体的に設けられ、前記冷媒を流通させるために前記気泡の移動によりポンプ力を発生させる気泡駆動型ポンプと
    を具備することを特徴とする冷却装置。
  8. 冷媒を流通させる第1の流路を有し、前記冷媒が発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収するための第1の基板と、
    前記冷媒を流通させる第2の流路を有し、前記冷媒が凝縮することで熱を放出するための第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、前記冷媒を流通させる管と、
    前記第1の基板または前記第2の基板に一体的に設けられ、前記冷媒を流通させるために毛細管力によってポンプ力を発生させる第1のポンプ機構と、
    前記第1の基板または前記第2の基板に一体的に設けられ、前記冷媒を流通させるために前記毛細管力とは異なる力によってポンプ力を発生させる第2のポンプ機構と
    を具備することを特徴とする冷却装置。
  9. 発熱体と、
    冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が前記発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、
    前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、
    前記吸熱部または前記放熱部に設けられ、前記冷媒を流通させるために膜を振動させてポンプ力を発生させる振動膜型ポンプと
    を具備することを特徴とする電子機器。
  10. 発熱体と、
    冷媒が流通可能に設けられ、該冷媒が前記発熱体から発せられる熱を受けて蒸発することで熱を吸収する吸熱部と、
    前記冷媒が流通可能に設けられ、前記冷媒が凝縮することで熱を放出する放熱部と、
    前記吸熱部に設けられ、前記冷媒を流通させるために前記気泡の移動によりポンプ力を発生させる気泡駆動型ポンプと
    を具備することを特徴とする電子機器。
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