JP2005142364A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 陽極端子の接続、固着強度が高く、陽極端子の電気的接続及び機械的接続の信頼性優れた、薄型下面電極コンデンサを提供すること。
【解決手段】 固体電解コンデンサ100は、陽極体1の少なくとも一端部に設けられた切り欠き部5と、前記切り欠き部5を含めて前記一端部に接合された陽極端子11と、前記陽極端子11とは前記陽極体1を介して対向側に、樹脂含浸テープを介して設けられた素子補強用金属板14とを備え、前記陽極端子11と、前記陰極端子12とが一面に露出して前記一面に陽極電極及び陰極電極を夫々形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は固体電解コンデンサに関し、詳しくは、CPU等に接続される安定化電源のためのデカップリング回路に用いられる固体電解コンデンサとその製造方法に関する。
従来、この種の固体電解コンデンサとしては、図4に示すものがある。この固体電解コンデンサ101は、薄型下面電極コンデンサとも呼ばれ、CPUを搭載した基板に、このCPUに安定電流供給のためのデカップリング回路として、夫々の陽極端子11を2端子,陰極端子12を共通端子として2端子とし、合計4端子(3端子)構造をなして実装されている。
図4を参照すると、従来技術による固体電解コンデンサ101は、コンデンサ素子10と、コンデンサ素子10の陽極端子11及び陰極端子12を除いて被覆する樹脂13と、上面に設けられた素子補強用金属板14とを備えている。
コンデンサ素子10は、板状、または箔状の弁作用を有する拡面化した金属を陽極体51とし、その表面に図示しない誘電体層を形成し、その上に二酸化マンガン、導電性機能高分子等からなる固体電解質層2を形成し、さらに、グラファイトペースト、及び銀ペーストを塗布してグラファイト層3及び銀ペースト層4を夫々形成して構成されている。尚、符号6は固体電解質層2を遮蔽するために用いたレジストである。
コンデンサ素子10の片面に導電ペーストによる導通確保の為の抜き孔15aを有する熱接着性絶縁樹脂含浸テープを貼り付けた後、抜き孔部15aに導電ペースト17を充填し、半田付け可能な陰極端子12を貼り付け加圧熱硬化して、テープは樹脂層15を形成する。
また、陽極体51と陽極端子11との接合は、超音波溶接、抵抗溶接、カシメ等の方法を用い電気的に接続する。
コンデンサ素子10の上側に、素子補強用金属板14が熱接着性絶縁樹脂含浸テープにより、素子補強用金属板14と前記コンデンサ素子10とを加圧熱硬化して貼り付けられて、テープは樹脂層13を形成している。
しかしながら、上記した従来の固体電解コンデンサ101において、陽極端子11と、陽極体51との矢印25で示す方向の接続強度が低く、陽極端子11の電気的接続及び機械的接続の信頼性に劣るという欠点があった。
また、陽極端子11の接続強度は、電気的接続が目的の超音波溶接、抵抗溶接、カシメなどの方法のみであるため、機械的強度が弱いという欠点があった。
さらに、陽極端子11の電気的接続工程と機械的固着工程が同一工程であるため、各々その工程の目的に応じた工法、材料を選択できないという欠点があった。
そこで、本発明の技術的課題は、陽極端子の接続、固着強度が高く、陽極端子の電気的接続及び機械的接続の信頼性優れた、薄型下面電極コンデンサを提供することにある。
本発明によれば、板状、または箔状の弁作用を有する拡面化した金属からなる陽極体と、前記陽極体表面に形成された誘電体層と、前記誘電体層上に形成された固体電解質層と、前記固体電解質層を覆う少なくとも2層の導電体層とを備えた固体電解コンデンサにおいて、前記陽極体の少なくとも一端部に設けられた切り欠き部と、前記切り欠き部を含めて前記一端部に接合された陽極端子と、前記陽極端子とは前記陽極体を介して対向側に、樹脂含浸テープを介して設けられた素子補強用金属板とを備え、前記陽極端子と、前記陰極端子とが一面に露出して前記一面に陽極電極及び陰極電極を夫々形成していることを特徴とする固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサにおいて、前記少なくとも2層の導電体層は、グラファイト及び銀ペーストの内の少なくとも一種を含むことを特徴とする固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記固体コンデンサにおいて、前記切り欠き部は、表裏両面を貫通する端部の切り落とし、貫通孔の内の少なくとも一種であることを特徴とする固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記固体コンデンサにおいて、前記接合は、超音波溶接、抵抗溶接、カシメの内の少なくとも一種によって電気接合されていることを特徴とする固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサにおいて、前記固体電解質は、二酸化マンガン、導電性機能高分子の内の少なくとも一種を含むことを特徴とする固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサにおいて、前記一面に、前記陰極端子と離間して2個の前記陽極端子が配置されていることを特徴とする固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサにおいて、前記素子補強板と前記陽極体とは、前記樹脂含浸テープを加圧熱硬化することで貼り付けられていることを特徴とする固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサにおいて、前記加圧熱硬化の際に、熱により溶融した熱接着性絶縁樹脂含浸テープの絶縁樹脂分が、前記切り欠きを介して、前記陽極端子と素子補強用の金属板とを固着させることで、前記陽極端子の固着強度を向上させたことを特徴とする固体電解コンデンサが得られる。
また、本発明によれば、板状、または箔状の弁作用を有する拡面化した金属を陽極体とし、その表面に誘電体層を形成し、その上に二酸化マンガンや導電性機能高分子の固体電解質層を形成し、少なくとも2層の導電ペーストを塗布する固体電解コンデンサの製造方法において、少なくともあらかじめ陽極体の陽極端子との接続部分に、切り欠き部を設ける工程と、前記陽極体と陽極端子を、接合して電気的に接続する工程と、熱接着性絶縁樹脂含浸テープにより、素子補強用金属板と前記陽極体とを貼り付ける工程とを有することを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサの製造方法において、前記加圧熱硬化時に熱により溶融した熱接着性絶縁樹脂含浸テープの絶縁樹脂分が、前記切り欠き、穴部分を介して、陽極端子と前記素子補強用の金属板とを固着させることにより、前記陽極端子の固着強度を向上させることを特徴とした固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサの製造方法において、前記固体電解質層として、二酸化マンガン及び導電性機能高分子の内の少なくとも一種を用いることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサの製造方法において、前記導電ペーストとして、グラファイトペースト及び銀ペーストの内の少なくとも一種を塗布することを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサの製造方法において、前記切り下欠き部として、表裏両面を貫通する切り欠き部及び孔の内の少なくとも一種を設けることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
また、本発明によれば、前記固体電解コンデンサの製造方法において、前記前記陽極体と陽極端子とを超音波溶接、抵抗溶接、及びカシメの内の少なくとも一種の手段によって電気的に接続することを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
さらに、本発明によれば、前記固体電解コンデンサの製造方法において、前記素子補強用金属板と前記陽極体との貼り付けは、前記樹脂含浸テープの加圧熱硬化によることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法が得られる。
本発明においては、陽極端子の接続、固着強度が高く、陽極端子の電気的接続及び、機械的接続の信頼性優れた、薄型下面電極コンデンサを提供することができる。
更に、本発明をより詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態による固体電解コンデンサを示す断面図である。
図1を参照すると、本発明の固体電解コンデンサ100は、薄型で下面に陽極及び陰極となる夫々の電極を備えた薄型下面電極コンデンサである。固体電解コンデンサ100は、コンデンサ素子10と、コンデンサ素子10の陽極端子11及び陰極端子12を除いて被覆する樹脂層13と、上面に設けられた銅、銅合金、ニッケル、及び鉄ニッケル合金等からなる素子補強用金属板14とを備えている。なお、陽極端子11、陰極端子12も同様に、銅合金、ニッケル、及び鉄ニッケル合金等からなる。
コンデンサ素子10は、板状、または箔状の弁作用を有する拡面化した金属(例えば、アルミニウム、タンタル、ニオブ等が用いられるが、アルミニウムが最も好ましい)を陽極体1とし、その表面に図示しない誘電体層を形成し、その上に二酸化マンガン、ピロール、チオフェン等の導電性機能高分子等からなる固体電解質層2を形成し、さらに、グラファイトペースト及び銀ペーストを塗布してグラファイト層3及び銀ペースト層4を夫々形成して構成されている。尚、符号6は固体電解質層2を遮蔽するために用いたレジストである。
図2は陽極体1を示す平面図で、(a)は従来技術によるもの、(b)はストレート切り欠き5を有する例、(c)はコーナー切り欠き7を有する例、(d)は抜き孔8を有する例を夫々示している。図2(b)は図2(a)に示す陽極体1の両端部にストレート切り欠き5を設けたものである。また、図2(c)は、図2(a)に示す陽極体1の両端部の角部に切り欠きを設けたものである。図2(d)は図2(a)に示す陽極体1の両端部に孔8を幅方向にならんで設けたものである。
コンデンサ素子10の片面に導電ペーストによる導通確保の為の抜き孔15aを有するアクリル等の基材にエポキシ樹脂等の接着剤を含浸させたものからなる熱接着性絶縁樹脂含浸テープを貼り付けた後、抜き孔部15aに導電ペースト17を充填し、半田付け可能な陰極端子12を貼り付け加圧熱硬化する。その際、樹脂層15が形成される。
陽極体1の両端部1a,1bには、陽極端子11が接合される。ここで、陽極体1の端部1a,1bには、図2(b)で示す陽極端子11との接続部分にストレート切り欠き5が予め設けられている。また、陽極体1と陽極端子11との接合は、超音波溶接、抵抗溶接、カシメ等の方法を用い電気的に接続する。その際、陽極体1への陽極端子11の溶接部11a,11b以外の陽極端子11の接合面の一部11c,11dが露出する。なお、図2(c)及び図2(d)に示す陽極体1も図2(b)に示す陽極体1と同様な効果を有することは明らかである。
コンデンサ素子10の上側に、素子補強用金属板14が熱接着性絶縁樹脂含浸テープにより、素子補強用金属板14と前記コンデンサ素子10とを加圧熱硬化して貼り付けられている。この際の加圧熱硬化時に熱により溶融した熱接着性絶縁樹脂含浸テープの絶縁樹脂分が、切り欠き5部分を介して、陽極端子11と素子補強用金属板14とを固着させることにより、陽極端子11の固着強度を向上させる。
図3は図1の本発明の固体電解コンデンサの基板実装による陽極端子固着強度を示す図である。図2に示すように、本発明により製作された固体電解コンデンサの陽極端子の接続強度は、超音波溶接、抵抗溶接、カシメなどの方法のみで接続された従来技術による固体電解コンデンサの陽極端子と比較し、さらに絶縁樹脂で固着した強度か加わり非常に安定、かつ高い強度を示すことが判明した。
次に、本発明の実施の形態による固体電解の製造方法について説明する。
まず、板状、または箔状の弁作用を有する拡面化した金属を陽極体1とし、その表面に図示しない誘電体層を形成し、その上に二酸化マンガンや導電性機能高分子の固体電解質層2を形成し、さらに、グラファイトペースト及び銀ペーストをこの順で塗布してグラファイト層3及び銀ぺースト層4を形成して、コンデンサ素子10を得る。コンデンサ素子10の片面に、導電ペーストによる導通確保の為の抜き孔15aを有する熱接着性絶縁樹脂含浸テープを貼り付けた後、抜き孔15aに導電ペースト17を充填し、半田付け可能な陰極端子12を貼り付け、加圧熱硬化し、熱接着性絶縁樹脂含浸テープは樹脂層15となる。
この時、使用するコンデンサ素子10は、陽極端子11との接続部分に、予め切り欠き5,7及び抜き孔8等を設けておく。
次に、コンデンサ素子10の陽極端子11接続部分と陽極端子11を超音波溶接、抵抗溶接、カシメなどの方法を用い接続する(陽極端子の電気的接続工程)。
一方、コンデンサ素子10のもう一方の片面には抜き穴加工の無い樹脂層15を構成するものと同様の熱接着性絶縁樹脂含浸テープを貼り付けた後、素子補強用金属板14を貼り付け、加圧熱硬化する。この時、熱により溶融した熱接着性絶縁樹脂含浸テープ13の絶縁樹脂分が、コンデンサ素子の陽極端子11との接続部分に設けた切り欠き5,7,孔8を介して、陽極端子11と素子補強用金属板14とを強固に固着するとともに、テープから樹脂層13を形成する(陽極端子の機械的固着工程)。
尚、本発明の実施の形態による固体電解コンデンサは3端子の伝送線路素子タイプであるが、2端子の場合でも同様の製造工法で製作可能である。
以上説明したように、本発明においては、陽極端子の接続、固着強度は、超音波溶接、抵抗溶接、カシメなどの方法のみで確保される接続強度に加え、さらに白抜きの矢印18で示すような絶緑樹脂で固着した強度が加わることと、陽極端子11の電気的接続工程と機械的固着工程を分離したため、各々その工程の目的に応じた工法、材料を選択できることによって陽極端子11の接続、固着強度が高く、陽極端子11の電気的接続及び、機械的接続の信頼性優れた、薄型下面電極コンデンサを提供することができる。
以上説明したように、本発明に係る電解コンデンサは、陽極端子の固着強度が高く、通常の電気機器、電子機器に用いられるほか、携帯電話機の充電用として、CPU等の高電流を用いる電源を安定化することができ、このような電源に最適である。
本発明の実施の形態による固体電解コンデンサを示す断面図である。 図1の固体電解コンデンサの陽極体を主に示す平面図で、(a)は従来技術によるもの、(b)はストレート切り欠き5を有する例、(c)はコーナー切り欠き7を有する例、(d)は孔8を夫々設けた例を示している。 図1の本発明の固体電解コンデンサの基板実装による陽極端子固着強度を示す図である。 従来技術による固体電解コンデンサを示す断面図である。
符号の説明
1,51 陽極体
1a,1b 両端部
2 固体電解質層
3 グラファイト層
4 銀ペースト層
5 ストレート切り欠き
6 レジスト
7 コーナー切り欠き
8 孔
10 コンデンサ素子
11 陽極端子
11a,11b 溶接部
12 陰極端子
13,15 樹脂層
14 素子補強用金属板
15a 抜き孔
17 導電ペースト
100,101 固体電解コンデンサ

Claims (15)

  1. 板状、または箔状の弁作用を有する拡面化した金属からなる陽極体と、前記陽極体表面に形成された誘電体層と、前記誘電体層上に形成された固体電解質層と、前記固体電解質層を覆う少なくとも2層の導電体層とを備えた固体電解コンデンサにおいて、
    前記陽極体の少なくとも一端部に設けられた切り欠き部と、前記切り欠き部を含めて前記一端部に接合された陽極端子と、前記陽極端子とは前記陽極体を介して対向側に、樹脂含浸テープを介して設けられた素子補強用金属板とを備え、前記陽極端子と、前記陰極端子とが一面に露出して前記一面に陽極電極及び陰極電極を夫々形成していることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  2. 請求項1記載の固体電解コンデンサにおいて、前記少なくとも2層の導電体層は、グラファイト及び銀ペーストの内の少なくとも一種を含むことを特徴とする固体電解コンデンサ。
  3. 請求項1記載の固体コンデンサにおいて、前記切り欠き部は、表裏両面を貫通する端部の切り落とし、貫通孔の内の少なくとも一種であることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  4. 請求項1記載の固体コンデンサにおいて、前記接合は、超音波溶接、抵抗溶接、カシメの内の少なくとも一種によって電気接合されていることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  5. 請求項1記載の固体電解コンデンサにおいて、前記固体電解質は、二酸化マンガン、導電性機能高分子の内の少なくとも一種を含むことを特徴とする固体電解コンデンサ。
  6. 請求項1記載の固体電解コンデンサにおいて、前記一面に、前記陰極端子と離間して2個の前記陽極端子が配置されていることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  7. 請求項1記載の固体電解コンデンサにおいて、前記素子補強板と前記陽極体とは、前記樹脂含浸テープを加圧熱硬化することで貼り付けられていることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  8. 請求項7記載の固体電解コンデンサにおいて、前記加圧熱硬化の際に、熱により溶融した熱接着性絶縁樹脂含浸テープの絶縁樹脂分が、前記切り欠きを介して、前記陽極端子と素子補強用の金属板とを固着させることで、前記陽極端子の固着強度を向上させたことを特徴とする固体電解コンデンサ。
  9. 板状、または箔状の弁作用を有する拡面化した金属を陽極体とし、その表面に誘電体層を形成し、その上に二酸化マンガンや導電性機能高分子の固体電解質層を形成し、少なくとも2層の導電ペーストを塗布する固体電解コンデンサの製造方法において、少なくともあらかじめ陽極体の陽極端子との接続部分に、切り欠き部を設ける工程と、前記陽極体と陽極端子を、接合して電気的に接続する工程と、熱接着性絶縁樹脂含浸テープにより、素子補強用金属板と前記陽極体とを貼り付ける工程とを有することを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
  10. 請求項9記載の固体電解コンデンサの製造方法において、前記加圧熱硬化時に熱により溶融した熱接着性絶縁樹脂含浸テープの絶縁樹脂分が、前記切り欠き、穴部分を介して、陽極端子と前記素子補強用の金属板とを固着させることにより、前記陽極端子の固着強度を向上させることを特徴とした固体電解コンデンサの製造方法。
  11. 請求項9記載の固体電解コンデンサの製造方法において、前記固体電解質層として、二酸化マンガン及び導電性機能高分子の内の少なくとも一種を用いることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
  12. 請求項9記載の固体電解コンデンサの製造方法において、前記導電ペーストとして、グラファイトペースト及び銀ペーストの内の少なくとも一種を塗布することを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
  13. 請求項9記載の固体電解コンデンサの製造方法において、前記切り下欠き部として、表裏両面を貫通する切り欠き部及び孔の内の少なくとも一種を設けることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
  14. 請求項9記載の固体電解コンデンサの製造方法において、前記前記陽極体と陽極端子とを超音波溶接、抵抗溶接、及びカシメの内の少なくとも一種の手段によって電気的に接続することを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
  15. 請求項9記載の固体電解コンデンサの製造方法において、前記素子補強用金属板と前記陽極体との貼り付けは、前記樹脂含浸テープの加圧熱硬化によることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。

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