JP2005142316A - トロイダルコイル基板固定構造 - Google Patents

トロイダルコイル基板固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】台座に専用の補強ピンを設けることなく、使用コイル数が相違しても常に一定の固定強度を確保可能とする。
【解決手段】 台座4に取り付けられたトロイダルコイル1をプリント基板に接続固定するトロイダルコイル基板固定構造であり、台座4のトロイダルコイル1を挟んだ両側の位置のぞれぞれに貫通孔5を複数設け、コイル先端6を貫通孔5に通してプリント基板に接続すると共に、複数の貫通孔の内、使用していない貫通孔にU字補強ピン7を通してプリント基板に接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、台座に取り付けられたトロイダルコイルをプリント基板に接続固定するトロイダルコイル基板固定構造に関する。
従来、スイッチングレギュレータ等の電源回路に使用されるトロイダルコイルにあっては、トロイダルコイルをシリコンゴムなどの接着剤によりプリント基板に直接固定しているが、接着剤を塗布して硬化するまで時間がかかるため、作業性が悪く、これを改善するため、図4のような、台座付きのトロイダルコイルを使用している。
図4において、トロイダルコイル100は、コア101にコイル102を巻き回しており、このトロイダルコイル100を台座103にシリコンゴムなどの接着剤で固定している。
台座103のトロイダルコイル100を挟んだ両側となる位置には、それぞれ3つずつ貫通孔104が形成され、例えばコア101に対するコイル102が1本であった場合には、両側に位置する貫通孔104のいずれか1つに、コイル先端105を通してプリント基板と接続する。また台座103の貫通孔104に略直交する位置には、補強ピン106が一体に設けられ、補強ピン106をプリント基板に接続固定することで、固定強度を確保するようにしている。
図5は、コア101に3本のコイル102を巻いたトロイダルコイル100の例であり、この場合には、台座103の両側3か所の貫通孔104のそれぞれにコイル先端105を通してプリント基板に接続し、同時に補強ピン106によってもプリント基板に接続固定される。
特開平11−087148号公報 特開平11−087150号公報 特開平11−219822号公報 特開平11−097249号公報
しかしながら、このような従来のトロイダルコイル基板固定構造にあっては、トロイダルコイルに巻くコイルの本数が例えば1本と少ない場合には、図4のように、コイル先端105による接続固定のみでは強度が不足することから補強ピン106による接続が必要であるが、図5のようにコイル本数が3本となった場合には、両側3本のコイル先端105によるプリント基板への接続により十分な固定強度が得られ、補強ピン106による接続は本来必要としない。
しかし、従来の固定構造にあっては、コイルの使用本数にかかわらず、プリント基板側に補強ピンの接続用パターンを一律に形成しており、補強ピンを必要としないにも関わらず、プリント基板側に補強ピン接続用パターンが形成され、その分、本来の回路パターンの形成エリアや面実装部品の取り付けエリアを少なくし、電源の小型化を妨げるという問題があった。
本発明は、台座に専用の補強ピンを設けることなく、使用コイル数が相違しても常に一定の固定強度を確保できるようにしたトロイダルコイル基板固定構造を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は、台座に取り付けられたトロイダルコイルをプリント基板に接続固定するトロイダルコイル基板固定構造に於いて、台座のトロイダルコイルを挟んだ両側の位置のぞれぞれに貫通孔を複数設け、コイル先端を貫通孔に通してプリント基板に接続すると共に、複数の貫通孔の内、使用していない貫通孔に補強ピンを通してプリント基板に接続したことを特徴とする。
ここで、補強ピンは、隣接する一対の貫通孔に装着されてプリント基板に接続される下向きU字形のピンである。また補強ピンは、貫通孔単位に装着されてプリント基板に接続される頭付きのピンである。
本発明によれば、トロイダルコイルを挟んだ台座の両側のそれぞれに複数の貫通孔を設け、そこにコイルのコイル先端を通してプリント基板に接続すると共に、使用していない貫通孔については、補強ピンを通してプリント基板に接続するため、台座に専用の補強ピンを予め設けておく必要がなくなり、また台座に設けた補強ピンを接続するパターンをプリント基板に設けておく必要がなくなり、その分、本来の回路パターンエリアや面実装部品の取り付けエリアを拡大することができ、電源装置の小型化を図ることができる。
また台座に設けた複数の貫通孔については、使用コイル本数が増加すると補強ピンを通す貫通孔の数が減少する関係にあり、逆に、使用コイル本数が減少すると補強ピンを通す貫通孔の数が増加する関係にあり、結果としてコイル先端と補強ピンの組合せで常にプリント基板に対する接続本数は同じとなり、常に一定の固定強度を安定的に得るることができる。
図1は本発明によるトロイダルコイルの基板固定構造の実施形態を示した説明図である。
図1において、トロイダルコイル1は、コア2に、この実施形態にあっては1本のコイル3を巻いており、コア2の両側にコイル先端6側を取り出している。トロイダルコイル1は絶縁材料で作られた台座4の上に、シリコンゴムなどの接着剤により固定されている。
台座4におけるトロイダルコイル1を挟んだ両側の位置には、この実施形態にあっては貫通孔5が3つずつ形成されている。台座4の両側にそれぞれ形成する貫通孔5の数は、プリント基板に実装するトロイダルコイル1に使用する巻線の最大数に合わせた数としており、この実施形態にあってはトロイダルコイル1に巻くコイルの最大本数は3本とした場合を例に取っている。
もちろん、トロイダルコイル1に巻くコイルの最大本数は必要に応じて4本、更には5本とする場合もあり、それぞれに対応して、台座4の両側にはコイル最大本数に対応した4個または5個の貫通孔を形成することになる。
トロイダルコイル1のコイル3の先端は、両側に設けている貫通孔5のそれぞれ1つを通してコイル先端6として台座4の下部に取り出され、プリント基板の回路パターンに対しハンダ付けにより接続固定される。
このようにコイル先端6を3つの貫通孔5のうちの1つを使用して取り出すことで、未使用の貫通孔は台座4のコア2を挟んだ両側につきそれぞれ2つずつとなる。そこで、使用していない貫通孔5に対し、この実施形態にあってはU字状に屈曲したU字補強ピン7の脚部7a,7bを嵌め入れ、これを同電位にあるプリント基板側の補強ピン接続パターンにハンダ付けにより接続固定する。
図2は本発明による基板固定構造の他の実施形態であり、この実施形態にあっては、トロイダルコイル1は最大コイル本数となる3本のコイル3をコア2に巻いた場合である。このようにトロイダルコイル1は3本のコイル3を巻いているため、台座4の両側に対してはそれぞれ3本ずつのコイル先端6が引き出されており、それぞれ両側に設けている3本ずつの貫通孔5を通して下側に引き出し、プリント基板に対しハンダ付けにより接続固定する。
この図1及び図2の実施形態から明らかなように、トロイダルコイル1に1本のコイル3を使用している場合には、台座4の左右の3つ設けた貫通孔5のうち、1つはコイル先端6を通してプリント基板に接続するために使用され、残りの2つはU字補強ピン7を通してプリント基板にハンダ付けにより接続固定される。
一方、図2のようなトロイダルコイル1に3本のコイル3を巻いている場合には、台座4の左右に設けた3つの貫通孔5に対しては各コイル3のコイル先端6が通されて、プリント基板にハンダ付けにより接続固定されることになる。この場合には補強ピンは使用していない。
しかしながら、図1及び図2のいずれの場合についても、プリント基板に対する接続固定はコイル先端と補強ピンの組合せもしくはコイル先端のみをもって両側につき3本ずつの接続固定となっており、常に一定の固定強度を確保することができる。
また図1及び図2のいずれの実施形態にあっても、図4,図5に示したような専用の補強ピンを台座4に設けておらず、専用の補強ピンを設けたことによるプリント基板側の回路パターンの制約や両面実装部品の実装面積の制約をなくすことができ、本発明のトロイダルコイル1を装着したスイッチングレギュレータなどの電源装置をコンパクトにすることができる。
図3は本発明による基板固定構造の他の実施形態であり、図1と同様、トロイダルコイル1には1本のコイル3が巻かれ、そのコイル先端6を台座4の両側に設けている3つの貫通孔5のうちの1つを通して下側に取り出し、プリント基板ハンダ付けにより接続固定している。
台座4の残りの両側2つずつの貫通孔5については、頭付きの補強ピン8をそれぞれの貫通孔5に対し独立に通し、プリント基板側の補強ピン接続用のパターンにハンダ付けにより接続固定している。頭付きの補強ピン8は台座4の貫通孔5に独立に使用できるため、プリント基板側の補強ピンの接続パターンが異なった電位であっても使用可能である。
この場合にも、プリント基板に対する固定強度は、台座4の両側につき1本のコイル先端6と2本の補強ピン8による3箇所の接続固定となり、図1及び図2の場合と同様、ほぼ同一の固定強度を確保することができる。
なお、上記の実施形態は、U字補強ピン7と頭付きの補強ピン8を別々に使用する場合を例に取るものであったが、例えば未使用の貫通孔5が3つあるような場合には、U字補強ピン7と頭付きの補強ピン8を組み合わせて使用してもよいことはもちろんである。
更に、トロイダルコイル1を接着固定している台座4の平面形状としては、図示の多角形以外に、円形、楕円形、矩形など、必要に応じて適宜の形状を取ることができる。また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
コイルを1本巻いた場合につきU字補強ピンを用いた本発明の実施形態の説明図 コイルを3本巻いた本発明の実施形態の説明図 コイルを1本巻いた場合につき独立した補強ピンを用いた本発明の他の実施形態の説明図 台座に補強ピンを一体に備えた従来の基板固定構造のコイルを1本巻いた場合の説明図 台座に補強ピンを一体に備えた従来の基板固定構造のコイルを3本巻いた場合の説明図
符号の説明
1:トロイダルコイル
2:コア
3:コイル
4:台座
5:貫通孔
6:コイル先端
7:U字補強ピン
8:補強ピン

Claims (3)

  1. 台座に取り付けられたトロイダルコイルをプリント基板に接続固定するトロイダルコイル基板固定構造に於いて、
    前記台座のトロイダルコイルを挟んだ両側の位置のぞれぞれに貫通孔を複数設け、コイル先端を前記貫通孔に通してプリント基板に接続すると共に、前記複数の貫通孔の内、使用していない貫通孔に補強ピンを通してプリント基板に接続したことを特徴とするトロイダルコイル基板固定構造。
  2. 請求項1記載のトロイダルコイル基板固定構造に於いて、前記補強ピンは、隣接する一対の貫通孔に装着されてプリント基板に接続される下向きU字形のピンであることを特徴とするトロイダルコイル基板固定構造。
  3. 請求項1記載のトロイダルコイル基板固定構造に於いて、前記補強ピンは、前記貫通孔単位に装着されてプリント基板に接続される頭付きのピンであることを特徴とするトロイダルコイル基板固定構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017149649A1 (ja) * 2016-03-01 2018-06-07 三菱電機株式会社 電子回路基板およびコイル装置

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