JP2005141447A - 印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 一般的な印刷システムでは、プリンタドライバに送られる描画データおよびプリンタに送られる印刷データはアプリケーションの生成する描画APIコールに大きく依存する。
【解決手段】 アプリケーションから数ライン単位に細切れに分割されたイメージデータの印刷があった場合に、プリンタドライバもしくはプリンタでイメージの隣接を検知し細切れイメージデータを同一イメージとしてまとめてしまうことで、必要なメモリサイズの低減および印刷速度の高速化、効率よいイメージデータ圧縮を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタ及びプリンタドライバ、及びそれらを含んだプリントシステムに関する。
近年、一般オフィスにおいては多種多様な文書が印刷されるようになった。その中でも一般的なページプリンタのプリントシステムを説明する。従来のページプリンタにおける印刷システムでは、ユーザがアプリケーションを用いて作成した印刷データは、描画オブジェクト単位にオペレーションシステムの描画APIコールを通じてホストコンピュータ上で動作するプリンタドライバへ渡され、プリンタドライバは渡された描画オブジェクトを接続された印刷装置に応じた印刷コマンドへ逐次変換し、印刷コマンドが出来上がるとすぐに印刷データがプリントスプーラへ転送される。その後所定の単位で印刷データがプリンタへ転送される。プリンタでは送られてきた印刷データから印刷コマンドを読み出し、その印刷コマンドを逐次中間データへ変換する。このとき、印刷データの論理用紙レイアウトとプリンタにセットされた物理用紙レイアウトが異なる場合には、必要に応じて回転・拡大縮小を施す。こうして1ページ分の中間データが出来上がると、それを専用のハードウェア装置などを用いてビットマップデータへ変換し、ビットマップデータをビデオデータとしてプリンタエンジンに転送することで最終的な印刷結果を得ていた。(特許文献1)
特開平06−087251号公報
以上のように、一般的な印刷システムでは、プリンタドライバに送られる描画データおよびプリンタに送られる印刷データはアプリケーションの生成する描画APIコールに大きく依存する。一方、一部のアプリケーション(特にDTP系アプリケーションなどに多い)においては特殊な方式で描画データを生成する場合があるが、このときプリンタに送られる印刷データがプリンタの処理手法に適さないデータの場合、印刷速度の低下やメモリ不足の原因となっていた。
その一例としてアプリケーションによって大きなイメージデータが高さ数ライン単位の細切れ状に分割して描画されることによってメモリ不足が生じる例を図2を用いて説明する。図2において200はアプリケーションが保持するイメージデータを表す。問題が生じるケースにおいて印刷指示がなされたとき、アプリケーションは201の模式図のようにイメージデータを高さ数ドットの細切れイメージに分割し、それぞれ別々に描画APIコールを発行する。このときプリンタドライバは渡されたイメージ通りに細切れのイメージコマンドをプリンタへ送信する。202aはプリンタに送られた細切れイメージコマンドの一例であるが、印刷データの論理用紙レイアウトとプリンタにセットされた物理用紙レイアウトが異なる場合には、プリンタ内部で202bのように回転処理が施される。このように回転された細切れイメージは幅数ドットの縦長イメージとなる。中間データは直接ハードウェア処理される形式のため、特定bitのバウンダリ整合されたデータ形式であることが多い。図2では中間データが32bitバウンダリであるシステムの場合に、202bが中間データに変換された様子をあらわしている。特にイメージデータは1ライン毎にバウンダリ整合されるため202bのように幅数ドットのイメージデータは実際のデータサイズよりも大幅に大きな中間データが生成される。例えば幅1ドットの2値イメージはデータサイズが32倍に膨れ上がってしまう。このデータサイズ肥大化が各細切れイメージに対して生じるためプリンタでのメモリ不足の原因となっていた。
またプリンタドライバにおいて最終的な印刷用紙座標系への変換をおこなう印刷システムの場合、201のような細切れイメージデータはドライバにおいて202bのように回転される。このとき特にライン単位のイメージの連続性を圧縮するような圧縮方式は、圧縮率が極端に悪くなってしまう場合があった。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたもので、第1の目的は、ドライバもしくはプリンタでイメージの隣接を検知し細切れイメージデータを同一イメージとしてまとめてしまうことで、必要なメモリサイズの低減および印刷速度の高速化を図るとことである。
また本発明の第2の目的は、ドライバもしくはプリンタでイメージの隣接を検知し細切れイメージデータを同一イメージとしてまとめてしまうことで、効率よくイメージデータに圧縮を適用することである。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、互いに接続されたパーソナルコンピュータやワークステーション等のホストコンピュータと、それらから送られてきた印刷開始から印刷終了までの一連の印刷ジョブを受信し、そのデータを解析して印刷用紙に印刷する印字情報を作成する印刷装置とからなる印刷システムにおいて、前記印刷装置は、印刷ジョブ中の各描画コマンドを解析し、中間データに変換する印刷コマンド解析手段と、イメージデータおよびその属性情報を記憶装置に記憶する記憶手段とを備える。
かかる構成において、前記印刷コマンド解析手段はイメージ描画コマンドを解析する際、前記記憶手段によってイメージデータ及びその属性情報を一旦記憶しておき、次にイメージ描画コマンドを解析するときに前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータが合成できるかどうかを判定し、合成できると判定したには、前記記憶装置に合成したイメージデータおよびその属性情報を記憶し、合成できないと判定した場合には現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換し、現在解析中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶することにより、分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項2記載の発明は、請求項1に記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータの描画位置が隣接している場合に合成できると判定することにより、隣接するイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項3記載の発明は、請求項1に記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータの幅ドット数が同じで、描画位置が上方向もしくは下方向のどちらかに隣接している場合に合成できると判定することにより、
バンド上に上下に分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項4記載の発明は、請求項2または3に記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、さらに前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータの属性情報が同じ場合に合成できると判定することにより、イメージを合成することによる描画不正を防ぐことが出来る。
上記目的を達成するための請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいづれかに記載の印刷システムであって、前記属性情報にはイメージデータの描画領域、色形式、階調、クリップ、ROP(描画論理)、ブラシ(パターン)、色変換プロファイルのうち少なくともいづれか1つを含むことにより、イメージを合成することによる描画不正を防ぐことが出来る。
上記目的を達成するための請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいづれかに記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、イメージ描画以外の描画コマンドを解析する際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換することにより、合成されたイメージデータと他のデータ描画順序を正しくすることが可能となる。
上記目的を達成するための請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいづれかに記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段が1ページ分すべての印刷コマンドを解析終了した際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換することにより、合成されたイメージデータと他のデータの描画順序を正しくすることが可能となる。
上記目的を達成するための請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいづれかに記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、イメージデータを合成する際、合成後のイメージデータサイズが前記記憶装置の容量を越えると判断した場合、現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換し、現在解析中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶することにより、限られたメモリを有効に使い、分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項10記載の発明は、互いに接続されたパーソナルコンピュータやワークステーション等のホストコンピュータと、それらから送られてきた印刷開始から印刷終了までの一連の印刷ジョブを受信し、そのデータを解析して印刷用紙に印刷する印字情報を作成する印刷装置とからなる印刷システムにおいて、前記ホストコンピュータは、アプリケーションから印刷指示のあった描画オブジェクトから印刷装置が解釈可能な印刷コマンドを生成するドライバプログラムと、イメージデータおよびその属性情報を記憶装置に記憶する記憶手段とを備る。
かかる構成において、ドライバプログラムはイメージ描画コマンドを生成する際、前記記憶手段によってイメージデータ及びその属性情報を一旦記憶しておき、次にイメージ描画コマンドを生成するときに前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータが合成できるかどうかを判定し、合成できると判定したには、前記記憶装置に合成したイメージデータおよびその属性情報を記憶し、合成できないと判定した場合には現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンドを生成し、現在コマンド生成中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶することにより、
分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項11記載の発明は、請求項10に記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータの描画位置が隣接している場合に合成できると判定することにより、隣接するイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項12記載の発明は、請求項10に記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータの幅ドット数が同じで、描画位置が上方向もしくは下方向のどちらかに隣接している場合に合成できると判定することにより、バンド上に上下に分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項13記載の発明は、請求項11または12に記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、さらに前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータの属性情報が同じ場合に合成できると判定することにより、イメージを合成することによる描画不正を防ぐことが出来る。
上記目的を達成するための請求項14記載の発明は、請求項10〜13のいづれかに記載の印刷システムであって、前記属性情報にはイメージデータの描画領域、色形式、階調、クリップ、ROP(描画論理)、ブラシ(パターン)、色変換プロファイルのうち少なくともいづれか1つを含むことにより、イメージを合成することによる描画不正を防ぐことが出来る。
上記目的を達成するための請求項15記載の発明は、請求項10〜14のいづれかに記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、イメージ描画以外の描画オブジェクトを受け取った際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンドを生成することにより、合成されたイメージデータと他のデータの描画順序を正しくすることが可能となる。
上記目的を達成するための請求項16記載の発明は、請求項10〜15のいづれかに記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムが1ページ分すべての描画オブジェクトの印刷コマンド生成終了した際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンド生成することにより、合成されたイメージデータと他のデータの描画順序を正しくすることが可能となる。
上記目的を達成するための請求項17記載の発明は、請求項10〜16のいづれかに記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、イメージデータを合成する際、合成後のイメージデータサイズが前記記憶装置の容量を越えると判断した場合、現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンド生成し、現在印刷コマンド生成中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶することにより、限られたメモリを有効に使い、分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明によれば、互いに接続されたパーソナルコンピュータやワークステーション等のホストコンピュータと、それらから送られてきた印刷開始から印刷終了までの一連の印刷ジョブを受信し、そのデータを解析して印刷用紙に印刷する印字情報を作成する印刷装置とからなる印刷システムにおいて、前記印刷装置は、印刷ジョブ中の各描画コマンドを解析し、中間データに変換する印刷コマンド解析手段と、イメージデータおよびその属性情報を記憶装置に記憶する記憶手段とを備える。
かかる構成において、前記印刷コマンド解析手段はイメージ描画コマンドを解析する際、前記記憶手段によってイメージデータ及びその属性情報を一旦記憶しておき、次にイメージ描画コマンドを解析するときに前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータが合成できるかどうかを判定し、合成できると判定したには、前記記憶装置に合成したイメージデータおよびその属性情報を記憶し、合成できないと判定した場合には現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換し、現在解析中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶することによって、分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータの描画位置が隣接している場合に合成できると判定することによって、隣接するイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項3記載の発明によれば、請求項1に記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータの幅ドット数が同じで、描画位置が上方向もしくは下方向のどちらかに隣接している場合に合成できると判定することによって、バンド上に上下に分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項4記載の発明によれば、請求項2または3に記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、さらに前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータの属性情報が同じ場合に合成できると判定することによって、イメージを合成することによる描画不正を防ぐことが出来る。
上記目的を達成するための請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4のいづれかに記載の印刷システムであって、前記属性情報にはイメージデータの描画領域、色形式、階調、クリップ、ROP(描画論理)、ブラシ(パターン)、色変換プロファイルのうち少なくともいづれか1つを含むことによって、イメージを合成することによる描画不正を防ぐことが出来る。
上記目的を達成するための請求項6記載の発明によれば、請求項1〜5のいづれかに記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、イメージ描画以外の描画コマンドを解析する際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換することによって、合成されたイメージデータと他のデータの描画順序を正しくすることが可能となる。
上記目的を達成するための請求項7記載の発明によれば、請求項1〜6のいづれかに記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段が1ページ分すべての印刷コマンドを解析終了した際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換することによって、合成されたイメージデータと他のデータの描画順序を正しくすることが可能となる。
上記目的を達成するための請求項8記載の発明によれば、請求項1〜7のいづれかに記載の印刷システムであって、前記印刷コマンド解析手段は、イメージデータを合成する際、合成後のイメージデータサイズが前記記憶装置の容量を越えると判断した場合、現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換し、現在解析中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶することによって、限られたメモリを有効に使い、分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項10記載の発明によれば、互いに接続されたパーソナルコンピュータやワークステーション等のホストコンピュータと、それらから送られてきた印刷開始から印刷終了までの一連の印刷ジョブを受信し、そのデータを解析して印刷用紙に印刷する印字情報を作成する印刷装置とからなる印刷システムにおいて、前記ホストコンピュータは、アプリケーションから印刷指示のあった描画オブジェクトから印刷装置が解釈可能な印刷コマンドを生成するドライバプログラムと、イメージデータおよびその属性情報を記憶装置に記憶する記憶手段とを備る。
かかる構成において、ドライバプログラムはイメージ描画コマンドを生成する際、前記記憶手段によってイメージデータ及びその属性情報を一旦記憶しておき、次にイメージ描画コマンドを生成するときに前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータが合成できるかどうかを判定し、合成できると判定したには、前記記憶装置に合成したイメージデータおよびその属性情報を記憶し、合成できないと判定した場合には現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンドを生成し、現在コマンド生成中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶することによって、分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項11記載の発明によれば、請求項10に記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータの描画位置が隣接している場合に合成できると判定することによって、隣接するイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項12記載の発明によれば、請求項10に記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータの幅ドット数が同じで、描画位置が上方向もしくは下方向のどちらかに隣接している場合に合成できると判定することによって、バンド上に上下に分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
上記目的を達成するための請求項13記載の発明によれば、請求項11または12に記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、さらに前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータの属性情報が同じ場合に合成できると判定することによって、イメージを合成することによる描画不正を防ぐことが出来る。
上記目的を達成するための請求項14記載の発明によれば、請求項10〜13のいづれかに記載の印刷システムであって、前記属性情報にはイメージデータの描画領域、色形式、階調、クリップ、ROP(描画論理)、ブラシ(パターン)、色変換プロファイルのうち少なくともいづれか1つを含むことによって、
イメージを合成することによる描画不正を防ぐことが出来る。
上記目的を達成するための請求項15記載の発明によれば、請求項10〜14のいづれかに記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、イメージ描画以外の描画オブジェクトを受け取った際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンドを生成することによって、合成されたイメージデータと他のデータの描画順序を正しくすることが可能となる。
上記目的を達成するための請求項16記載の発明によれば、請求項10〜15のいづれかに記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムが1ページ分すべての描画オブジェクトの印刷コマンド生成終了した際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンド生成することによって、合成されたイメージデータと他のデータの描画順序を正しくすることが可能となる。
上記目的を達成するための請求項17記載の発明によれば、請求項10〜16のいづれかに記載の印刷システムであって、前記ドライバプログラムは、イメージデータを合成する際、合成後のイメージデータサイズが前記記憶装置の容量を越えると判断した場合、現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンド生成し、現在印刷コマンド生成中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶することによって、限られたメモリを有効に使い、分割されたイメージデータを合成して一度に処理可能となる。
実施例の構成を説明する前に、本実施例を適用するに好適なレーザビームプリンタおよびインクジェットプリンタの構成について図1を参照しながら説明する。なお、本実施例を適用する印刷装置は、レーザビームプリンタおよびインクジェットプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式の印刷装置でも良いことは言うまでもない。
図1は本発明を適用可能な第1の印刷装置の構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリンタ(LBP)の場合を示す。
図において101はプリンタ本体である。128は操作パネルで、操作のためのスイッチおよびLED表示器、LCD表示器が配されている。103は制御ボード収納部で、プリンタの印字プロセス制御を行うエンジンコントローラ、およびプリンタ全体の制御とホストコンピュータからのデータを解析しイメージデータに変換するビデオコントローラ、および各種オプションユニットを統括して制御するオプションコントローラが収納されている。
130は用紙カセットで、用紙を保持し不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズを検知する機構を有する。また用紙カセット130は収納されている用紙の残量を検知するセンサ132を備え、用紙の残量を検知する機能を有する。131はカセット給紙クラッチで、用紙カセット130上に収納された用紙の最上位の用紙一枚のみを分離し、不図示の駆動手段によって分離した用紙を給紙ローラ104まで搬送させるカムであり、給紙の度に間欠的に回転し、一回転に対応して一枚の用紙を給紙する。129はレジストシャッタで用紙を押圧して給紙を停止させる。給紙ローラ104はカセット給紙クラッチ131より給紙される用紙の先端部をレジストシャッタ129まで搬送する。102は手差し給紙トレイであり、105は手差し給紙ローラで、この手差し給紙ローラ105は用紙の先端をレジストシャッタ129まで搬送する。
以上のような構成によって用紙カセット130および手差し給紙用トレイ102から選択的に用紙を給紙する事が可能となる。また、手差し給紙ローラ105、カセット給紙クラッチ131の下流には、記録紙を同期搬送する給紙ローラ104、レジストローラ対106がそれぞれ設けられ、レジストローラ対106の下流には、レーザスキャナ部107から発したレーザ光によって、記録紙上にトナー像を形成する画像記録部108が設けられている。
さらに、画像記録部108の下流には、記録紙上に形成されたトナー像を熱定着する定着器109が設けられ、定着器109の下流には、排紙部の紙搬送状態を検知する排紙センサ110、記録紙を搬送する搬送ローラ111などが設けられている。排紙トレイ115は用紙残量検知センサ115sを備えており、一定時間毎に排紙トレイ115に積載された用紙残量を検知する。
次にレーザスキャナ部107は、プリンタコントローラから送出される画像信号(画像信号VDO)に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット116、このレーザユニット116からのレーザ光を感光ドラム122上に走査するポリゴンミラー117、走査方向のレーザ光位置を検出するビーム検出器118、結像レンズ群119、折返ミラー120およびレーザ光の光量を検知する光量検知センサ121等により構成されている。
前述の画像記録部108は公知の電子写真プロセスに必要な、レーザスキャナ部107の走査により形成された静電潜像を保持する感光ドラム122、感光ドラム122を光除電する前露光ランプ123、感光ドラムを一様帯電させる一時帯電器124、感光ドラム122に形成された静電潜像をトナー現像する現像器125、現像器125により現像されたトナー像を給送される記録紙に転写する転写帯電器126、感光ドラム122上の残存トナーを清掃するクリーナ127等から構成されている。
制御ボード収納部103内には図示しないビデオコントローラ、エンジンコントローラおよびオプションコントローラ部があり、エンジンコントローラはレーザスキャナ部107、画像記録部108,定着器109による電子写真プロセスの制御およびプリンタ本体101内の記録紙の搬送制御を行う。また、ビデオコントローラは、パーソナルコンピュータ等の外部装置(不図示)と汎用インタフェース(セントロニクスインタフェースやRS232C等)で接続され、汎用インタフェースを介して送られてくる画像情報をビットデータに展開し、そのビットデータを信号VDOとしてエンジンコントローラへ送る。
(第1実施例)
<図3の説明>
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る印刷システムの概略構成を示すブロック図である。
なお、ここではレーザビームプリンタ(図1)を例にして説明する。
同図に示すように、本実施例に係る印刷システムは、ホストコンピュータ300と、LANなどの通信回線によってホストコンピュータ300に接続され、送られてきた印刷ジョブを印刷用紙に印刷するプリンタ310から構成される。
ホストコンピュータ300では、Windows(登録商標)に代表されるオペレーションシステムが稼動しており、不図示の入力装置によるユーザからの入力情報を取得し、印刷する文書を生成するためのアプリケーション301と、アプリケーション301によって作成された文書からオペレーションシステムのAPIを通じて受け取った描画オブジェクトを印刷ジョブに変換するプリンタドライバ302とから構成される。プリンタドライバ302は生成した印刷ジョブをオペレーションシステムの用意したプリントスプーラ303に一時記憶させ、プリントスプーラ303が印刷ジョブを随時プリンタ310へ送信する。
プリンタ310は、転送された印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信手段311と、受信した印刷ジョブから印刷コマンドを読み出し所定のルールに基づき印刷コマンドを解析し、中間オブジェクトを生成する印刷ジョブ解析手段312と、各種ワークメモリとして使用されるメモリ320と、メモリ320上に構成され合成されたイメージを蓄積する合成イメージバッファ323、及び合成イメージバッファに蓄積された合成イメージの属性データを記憶しておく属性バッファ324と、中間データを蓄積する中間データバッファ321と、中間データバッファ321に蓄積された中間データをビットマップイメージへ展開するイメージ展開手段313と、メモリ320上に構成されイメージ展開手段313により展開されたビットマップイメージを蓄積するページメモリ322と、展開されたイメージデータを印刷用紙に物理的に印刷するプリンタエンジン314とから構成される。なお、330は印刷された印刷結果を表す。
<図4の説明>
次に、合成イメージバッファ323と属性バッファ324にデータが蓄積される様子を図4を用いて説明する。合成イメージバッファ323には幅が同じで上方向または下方向にぴったりと隣接したイメージが順次蓄積されていく。本実施例では説明のため下方向に隣接したイメージが蓄積されていくものとする。401は合成イメージバッファのメモリ構成を表した模式図で、イメージ1からイメージ5までの5個のイメージが合成された状態で保存されている様子をあらわす。402は属性バッファ324に記憶される情報の一例を表した模式図である。402ではイメージ描画領域、イメージ色形式、イメージ階調、クリップ、ROP(描画論理)、ブラシ(パターン)、色変換プロファイルの情報が構造体として記憶されている。ここでイメージ描画領域は合成されたイメージに対する描画領域のことを示す。
なおこのように属性情報を記憶しておくのは、属性が異なるイメージを合成しないようにするためである。たとえ描画領域が隣接しているイメージ同士でも、前記したような属性が異なるイメージ同士を合成した場合、不具合が生じることは言うまでもない。
以上のような構成の印刷システムにおける印刷処理の流れを説明する。
ユーザからの印刷指示があるとまずプリンタドライバ302はアプリケーション201から描画オブジェクトを受け取り、順次印刷コマンドに変換しながら印刷ジョブと生成し、生成した印刷ジョブをプリントスプーラ303を通じてプリンタ310へ送信する。プリンタ310に送信された印刷ジョブは印刷ジョブ受信手段311によって受信された後、印刷コマンド解析手段312が受信した印刷ジョブを印刷コマンド毎に解析してゆく。
<図5の説明>
ここで印刷ジョブ解析手段312がイメージコマンドを解析し、中間データを生成する処理を図5を用いて説明する。印刷ジョブ解析手段312はイメージコマンドを受けとるとまず、イメージコマンドのソースイメージ(イメージデータ自体)の高さが閾値より小さいかどうかを判断する(S501)。この閾値はプリンタ内部処理の事情に応じてあらかじめ決めて置いたものでも、合成イメージバッファのサイズや印刷用紙サイズ、印刷解像度などによって動的に変化されるものでもどちらでもよい。例えばイメージ展開手段の扱うデータバウンダリが32bitである場合、前記閾値は16などに設定が好適である。
ここでソースイメージの高さが閾値よりも大きい場合(S501−NO)、既に合成イメージバッファにイメージデータがキャッシュされているかを確認する(S502)。ここでキャッシュされたイメージデータがあった場合(S502−YES)、既にキャッシュされたイメージデータに対して中間データ(中間オブジェクト)生成を行う。このとき中間データ生成には属性キャッシュ324に記憶された情報を参照し、中間データ生成後は合成イメージバッファ323の情報はクリア(初期化)しておく(S503)。次に該イメージコマンドについて中間データを生成し、該イメージコマンドに対する解析処理を終了する(S504)。一方、既にキャッシュされたイメージデータが存在しなかった場合(S502−NO)は該イメージコマンドについてのみ中間データを生成し、該イメージコマンドに対する解析処理を終了する(S504)。
一方、S501でソースイメージの高さが閾値よりも小さかった場合(S501−YES)、既に合成イメージバッファ323にイメージデータがキャッシュされているかを確認する(S505)。キャッシュされたイメージデータがなかった場合(S505−NO)、該イメージコマンドを合成イメージバッファに保存し(S506)、同時に該イメージコマンドに対する属性データを属性バッファ324に記憶して該イメージコマンドに対する解析処理を終了する(S507)。
S505で、既にキャッシュされたイメージデータが存在した場合(S505−YES)、次に該イメージコマンドの描画領域と属性バッファに記憶されたイメージ描画領域とを照合し、イメージが隣接しているかどうかを判定する(S508)。ここでイメージが隣接していた場合は(S508−YES)、その他の属性が同じかどうかを照合する(S509)。ここで属性も同じであった場合は、合成イメージバッファ323の残りサイズと該イメージコマンドのイメージサイズを比較し、該イメージが合成バッファ323に納まるかどうかを判定する(S511)。ここで合成イメージバッファ323に納まると判断された場合には(S511−YES)、合成イメージバッファ323の適切な位置に該イメージコマンドのイメージデータをコピーし(S512)、属性バッファ324に記憶された属性情報を合成後のイメージに対応するものに更新して該イメージコマンドの解析処理を終了する(S513)。
一方、S508で描画領域が隣接していない(S508−NO)、もしくはS510で属性が異なる(S510−NO)、もしくはS511で合成イメージバッファ323に納まらない(S508−NO)と判断された場合には、既にキャッシュされたイメージデータに対して中間データ(中間オブジェクト)生成を行う。このとき中間データ生成には属性キャッシュ324に記憶された情報を参照し、中間データ生成後は合成イメージバッファ323の情報はクリア(初期化)しておく(S509)。その後、該イメージコマンドを合成イメージバッファに保存し(S506)、同時に該イメージコマンドに対する属性データを属性バッファ324に記憶して該イメージコマンドに対する解析処理を終了する(S507)。
<図6の説明>
次に印刷ジョブ解析手段312がイメージコマンド以外の描画コマンドを解析し、中間データを生成する処理を図6を用いて説明する。印刷ジョブ解析手段312がイメージコマンド以外の描画データを受け取るとまず、合成イメージバッファ323に既にイメージデータがキャッシュされているかどうかを判定する(S601)。ここでキャッシュされたイメージデータがあった場合(S601−YES)、既にキャッシュされたイメージデータに対して中間データ(中間オブジェクト)生成を行う。このとき中間データ生成には属性キャッシュ324に記憶された情報を参照し、中間データ生成後は合成イメージバッファ323の情報はクリア(初期化)しておく(S602)。次に該イメージコマンド以外の描画コマンドについて中間データを生成し、該コマンドに対する解析処理を終了する(S603)。一方、既にキャッシュされたイメージデータが存在しなかった場合(S601−NO)は該イメージコマンド以外の描画コマンドについてのみ中間データを生成し、該コマンドに対する解析処理を終了する(S603)。
以上のように処理することでイメージデータと他の描画データの描画順序が不正になることを防ぐことができる。
<図7の説明>
次に印刷ジョブ解析手段312が1ページ分のすべての描画コマンドを解析終了したときのプリンタ310の処理を図7を用いて説明する。
印刷ジョブ解析手段312が1ページ分すべての描画コマンドを解析終了したと判断されたなら、まず合成イメージバッファ323に既にイメージデータがキャッシュされているかどうかを判定する(S701)。ここでキャッシュされたイメージデータがあった場合(S701−YES)、既にキャッシュされたイメージデータに対して中間データ(中間オブジェクト)生成を行う。このとき中間データ生成には属性キャッシュ324に記憶された情報を参照し、中間データ生成後は合成イメージバッファ323の情報はクリア(初期化)しておく(S702)。次にページ展開手段313が中間データバッファ321に蓄積された中間データから印刷用紙に印刷するビットマップイメージデータを生成し、ページメモリ322に蓄積する(S703)。その後ページメモリ322に蓄積されたデータをプリンタエンジン314へ転送することで印刷結果314を得る(S704)。一方、既にキャッシュされたイメージデータが存在しなかった場合(S601−NO)は、同様にページ展開手段313が中間データバッファ321に蓄積された中間データから印刷用紙に印刷するビットマップイメージデータを生成し、ページメモリ322に蓄積し(S703)、蓄積されたイメージデータをプリンタエンジン314へ転送することで印刷結果314を得る(S704)。
以上の処理により1ページ分のイメージデータを過不足なく、かつ描画順序通りに印刷することが可能となる。
(その他の実施例)
上記実施例ではプリンタ内部でイメージの合成処理を行ったが、ホストコンピュータ上のプリンタドライバでイメージ合成処理を行っても良いことは言うまでもない。
本発明の実施例1に係る印刷システムの断面図である。 イメージデータが細切れで処理されることによる不具合を説明するための図。 本発明の実施例1に係る印刷システムの構成を説明するブロック図である。 本発明の実施例1に係るバッファの中身を表す模式図。 本発明の実施例1に係るプリンタの処理動作を表すフローチャート。 本発明の実施例1に係るプリンタの処理動作を表すフローチャート。 本発明の実施例1に係るプリンタの処理動作を表すフローチャート。
符号の説明
101 LBP本体
103 制御ボード収納部
115 排紙トレイ
128 操作パネル
130 用紙カセット
300 ホストコンピュータ
301 アプリケーション
302 ドライバ
303 プリントスプーラ
310 プリンタ
311 印刷ジョブ受信手段
312 印刷ジョブ解析手段
320 メモリ
323 合成イメージバッファ
324 属性バッファ
313 イメージ展開手段
314 プリンタエンジン
330 印刷結果

Claims (18)

  1. 互いに接続されたパーソナルコンピュータやワークステーション等のホストコンピュータと、それらから送られてきた印刷開始から印刷終了までの一連の印刷ジョブを受信し、そのデータを解析して印刷用紙に印刷する印字情報を作成する印刷装置とからなる印刷システムにおいて、
    前記印刷装置は、印刷ジョブ中の各描画コマンドを解析し、中間データに変換する印刷コマンド解析手段と、
    イメージデータおよびその属性情報を記憶装置に記憶する記憶手段とを備え、
    前記印刷コマンド解析手段はイメージ描画コマンドを解析する際、前記記憶手段によってイメージデータ及びその属性情報を一旦記憶しておき、次にイメージ描画コマンドを解析するときに前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータが合成できるかどうかを判定し、合成できると判定したには、前記記憶装置に合成したイメージデータおよびその属性情報を記憶し、
    合成できないと判定した場合には現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換し、現在解析中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶する
    ことを特徴とした印刷システム。
  2. 請求項1に記載の印刷システムであって、
    前記印刷コマンド解析手段は、前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータの描画位置が隣接している場合に合成できると判定する
    ことを特徴とした印刷システム。
  3. 請求項1に記載の印刷システムであって、
    前記印刷コマンド解析手段は、前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータの幅ドット数が同じで、描画位置が上方向もしくは下方向のどちらかに隣接している場合に合成できると判定する
    ことを特徴とした印刷システム。
  4. 請求項2または3に記載の印刷システムであって、
    前記印刷コマンド解析手段は、さらに前記記憶しておいたイメージデータと現在解析中のイメージデータの属性情報が同じ場合に合成できると判定する
    ことを特徴とした印刷システム。
  5. 請求項1〜4のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記属性情報にはイメージデータの描画領域、色形式、階調、クリップ、ROP(描画論理)、ブラシ(パターン)、色変換プロファイルのうち少なくともいづれか1つを含む
    ことを特徴とした印刷システム。
  6. 請求項1〜5のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記印刷コマンド解析手段は、イメージ描画以外の描画コマンドを解析する際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換する
    ことを特徴とした印刷システム。
  7. 請求項1〜6のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記印刷コマンド解析手段が1ページ分すべての印刷コマンドを解析終了した際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換する
    ことを特徴とした印刷システム。
  8. 請求項1〜7のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記印刷コマンド解析手段は、イメージデータを合成する際、合成後のイメージデータサイズが前記記憶装置の容量を越えると判断した場合、現在記憶しているイメージデータを現在記憶している属性情報を用いて中間データに変換し、現在解析中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶する
    ことを特徴とした印刷システム。
  9. 請求項1〜8のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記印刷コマンド解析手段は、解析処理中に描画データの回転処理が入らない場合は、前記合成処理及びイメージデータの記憶処理は行わない
    ことを特徴とした印刷システム。
  10. 互いに接続されたパーソナルコンピュータやワークステーション等のホストコンピュータと、それらから送られてきた印刷開始から印刷終了までの一連の印刷ジョブを受信し、そのデータを解析して印刷用紙に印刷する印字情報を作成する印刷装置とからなる印刷システムにおいて、
    前記ホストコンピュータは、アプリケーションから印刷指示のあった描画オブジェクトから印刷装置が解釈可能な印刷コマンドを生成するドライバプログラムと、
    イメージデータおよびその属性情報を記憶装置に記憶する記憶手段とを備え、
    ドライバプログラムはイメージ描画コマンドを生成する際、前記記憶手段によってイメージデータ及びその属性情報を一旦記憶しておき、次にイメージ描画コマンドを生成するときに前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータが合成できるかどうかを判定し、合成できると判定したには、前記記憶装置に合成したイメージデータおよびその属性情報を記憶し、
    合成できないと判定した場合には現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンドを生成し、現在コマンド生成中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶する
    ことを特徴とした印刷システム。
  11. 請求項10に記載の印刷システムであって、
    前記ドライバプログラムは、前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータの描画位置が隣接している場合に合成できると判定する
    ことを特徴とした印刷システム。
  12. 請求項10に記載の印刷システムであって、
    前記ドライバプログラムは、前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータの幅ドット数が同じで、描画位置が上方向もしくは下方向のどちらかに隣接している場合に合成できると判定する
    ことを特徴とした印刷システム。
  13. 請求項11または12に記載の印刷システムであって、
    前記ドライバプログラムは、さらに前記記憶しておいたイメージデータと現在コマンド生成中のイメージデータの属性情報が同じ場合に合成できると判定する
    ことを特徴とした印刷システム。
  14. 請求項10〜13のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記属性情報にはイメージデータの描画領域、色形式、階調、クリップ、ROP(描画論理)、ブラシ(パターン)、色変換プロファイルのうち少なくともいづれか1つを含む
    ことを特徴とした印刷システム。
  15. 請求項10〜14のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記ドライバプログラムは、イメージ描画以外の描画オブジェクトを受け取った際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンドを生成する
    ことを特徴とした印刷システム。
  16. 請求項10〜15のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記ドライバプログラムが1ページ分すべての描画オブジェクトの印刷コマンド生成終了した際、前記記憶装置にイメージデータが記憶されている場合には、現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンド生成する
    ことを特徴とした印刷システム。
  17. 請求項10〜16のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記ドライバプログラムは、イメージデータを合成する際、合成後のイメージデータサイズが前記記憶装置の容量を越えると判断した場合、現在記憶しているイメージデータから現在記憶している属性情報を用いて印刷コマンド生成し、現在印刷コマンド生成中のイメージデータおよびその属性情報を前記記憶装置に記憶する
    ことを特徴とした印刷システム。
  18. 請求項10〜17のいづれかに記載の印刷システムであって、
    前記ドライバプログラムは、印刷コマンド生成中に描画データの回転処理が入らない場合は、前記合成処理及びイメージデータの記憶処理は行わない
    ことを特徴とした印刷システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009087266A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Canon Inc 印刷処理方法およびそれを実現する情報処理装置

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